JPH0580677A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents
画像形成装置のクリーニング装置Info
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- JPH0580677A JPH0580677A JP26697491A JP26697491A JPH0580677A JP H0580677 A JPH0580677 A JP H0580677A JP 26697491 A JP26697491 A JP 26697491A JP 26697491 A JP26697491 A JP 26697491A JP H0580677 A JPH0580677 A JP H0580677A
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- Japan
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- toner
- container
- sheet
- cleaning
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Abstract
(57)【要約】
【目的】クリーニング装置内に貯溜したトナー量を、誤
検知なく正確に検知する。 【構成】クリーニング装置のトナー貯溜部適所に、貯溜
されたトナーによって変形するクリーニング部材の長さ
の1/3以上の長さの可変形シートと、その近傍に該シ
ートの変形を検知する同長の検知部材を配設する。
検知なく正確に検知する。 【構成】クリーニング装置のトナー貯溜部適所に、貯溜
されたトナーによって変形するクリーニング部材の長さ
の1/3以上の長さの可変形シートと、その近傍に該シ
ートの変形を検知する同長の検知部材を配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電複写機、同プリ
ンタなど、静電転写プロセスを利用する画像形成装置、
就中、そのクリーニング装置に関するものである。
ンタなど、静電転写プロセスを利用する画像形成装置、
就中、そのクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来技術と解決すべき課題】像担持体表面に静電的に
形成したトナー像を、紙などの転写材に転写する工程を
くり返す周知の画像形成装置においては、転写の都度、
転写に寄与せず像担持体に残る残留トナーを充分に除去
する必要がある。
形成したトナー像を、紙などの転写材に転写する工程を
くり返す周知の画像形成装置においては、転写の都度、
転写に寄与せず像担持体に残る残留トナーを充分に除去
する必要がある。
【0003】また、上記のような装置では、像担持体か
らクリーニングブレードなどのクリーニング手段によっ
て回収した残留トナーはクリーニング装置のトナー貯溜
部に蓄積するわけであるが、該部に過剰のトナーが貯溜
されるとクリーニング不良など画質の劣化を招来するの
で、貯溜部にあるトナー量を常時検知して回収トナーを
円滑に処理する必要がある。
らクリーニングブレードなどのクリーニング手段によっ
て回収した残留トナーはクリーニング装置のトナー貯溜
部に蓄積するわけであるが、該部に過剰のトナーが貯溜
されるとクリーニング不良など画質の劣化を招来するの
で、貯溜部にあるトナー量を常時検知して回収トナーを
円滑に処理する必要がある。
【0004】トナー貯溜部におけるトナー量を検知する
手段としては種々なものが従来から提案されており、例
えば特開昭61ー114278号公報に開示されている
ようなものが知られている。
手段としては種々なものが従来から提案されており、例
えば特開昭61ー114278号公報に開示されている
ようなものが知られている。
【0005】これについて「図7」によって略述する
と、廃トナー容器2に可撓性部材4を配設し、内部にト
ナーが蓄積されてゆくと、これが前記部材4に接触押圧
して変形するので、容器2が満杯となったときの前記部
材4の位置で、発光素子5aからのビームが受光素子5
bによって補足されて満杯信号を出力して、操作者に容
器の交換などの処理を促すようになっている。
と、廃トナー容器2に可撓性部材4を配設し、内部にト
ナーが蓄積されてゆくと、これが前記部材4に接触押圧
して変形するので、容器2が満杯となったときの前記部
材4の位置で、発光素子5aからのビームが受光素子5
bによって補足されて満杯信号を出力して、操作者に容
器の交換などの処理を促すようになっている。
【0006】ところが、このような検知手段の場合、廃
トナー容器はクリーニングブレードなどの長手方向全長
にわたって設けられており、一方、像担持体に形成され
るトナー像は、像担持体長手方向にみても、像形成巾の
範囲内でみても全体にわたって均一に残留トナーが発生
する状態にはなっていないのが普通であるから、トナー
容器内に貯溜されるトナーも容器長手方向に偏りを生ず
ることを免れない。
トナー容器はクリーニングブレードなどの長手方向全長
にわたって設けられており、一方、像担持体に形成され
るトナー像は、像担持体長手方向にみても、像形成巾の
範囲内でみても全体にわたって均一に残留トナーが発生
する状態にはなっていないのが普通であるから、トナー
容器内に貯溜されるトナーも容器長手方向に偏りを生ず
ることを免れない。
【0007】その結果、検知部材近傍以外の部分に廃ト
ナーが貯溜される場合には、検知手段が満杯を検知する
前にクリーニンブレード近傍でトナー圧が増大して、ク
リーニング不良、トナーの漏出などが発生するという問
題があった。
ナーが貯溜される場合には、検知手段が満杯を検知する
前にクリーニンブレード近傍でトナー圧が増大して、ク
リーニング不良、トナーの漏出などが発生するという問
題があった。
【0008】本発明はこのような事態に対処するために
なされたものであって、クリーニング部材と、廃トナー
容器とが一体に形成されたクリーニング装置において、
廃トナー容器とクリーニング部材とに、それぞれ所定長
さの変形可能なシートと検知部材とを配設して、容器内
のトナーの偏りに影響されることなく正確に回収トナー
量を検知出来るようなクリーニング装置を提供すること
を目的とするものである。
なされたものであって、クリーニング部材と、廃トナー
容器とが一体に形成されたクリーニング装置において、
廃トナー容器とクリーニング部材とに、それぞれ所定長
さの変形可能なシートと検知部材とを配設して、容器内
のトナーの偏りに影響されることなく正確に回収トナー
量を検知出来るようなクリーニング装置を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、像担持体表面から残留トナーを
除去するクリーニング部材と、除去されたトナーを貯溜
する容器とを有するクリーニング装置において、前記容
器に前記クリーニング部材の長手方向長さの3分の1以
上長さを有し容器内部に貯溜されるトナーに接触して変
形する可変形シートを配設するとともに、該可変形シー
ト近傍に前記クリーニング部材の長手方向長さの3分の
1以上の長さを有し前記可変形シートに当接してその変
形を検知する検知部材を設けてなることを特徴とするも
のである。
成するため、本発明は、像担持体表面から残留トナーを
除去するクリーニング部材と、除去されたトナーを貯溜
する容器とを有するクリーニング装置において、前記容
器に前記クリーニング部材の長手方向長さの3分の1以
上長さを有し容器内部に貯溜されるトナーに接触して変
形する可変形シートを配設するとともに、該可変形シー
ト近傍に前記クリーニング部材の長手方向長さの3分の
1以上の長さを有し前記可変形シートに当接してその変
形を検知する検知部材を設けてなることを特徴とするも
のである。
【0010】このように構成することによって、クリー
ニング装置のトナー貯溜部内のトナー量を、誤作動のお
それなく常時的確に検知することが可能となる。
ニング装置のトナー貯溜部内のトナー量を、誤作動のお
それなく常時的確に検知することが可能となる。
【0011】
【実施例の説明】「図1」は回転円筒状の像担持体とこ
れに近接配置したクリーニング装置部分を、クリーニン
グ装置側からみた斜視図であって、像担持体10にはク
リーニング装置の廃トナー容器2に取着したクリーニン
グブレード1が当接して周知のようにクリーニング作用
を行なう。
れに近接配置したクリーニング装置部分を、クリーニン
グ装置側からみた斜視図であって、像担持体10にはク
リーニング装置の廃トナー容器2に取着したクリーニン
グブレード1が当接して周知のようにクリーニング作用
を行なう。
【0012】前記容器2の背面には開口部が形成してあ
り、この部分に可変形のシート3が張設してあり、前記
容器内にトナーがたまると、その圧力で前記シート3が
膨隆変形するようになっている。
り、この部分に可変形のシート3が張設してあり、前記
容器内にトナーがたまると、その圧力で前記シート3が
膨隆変形するようになっている。
【0013】前記シート3は容器に回収されたトナー圧
によって容易にかつ可及的に大きく変形するような材料
で構成するのが好適で、厚み10〜100μm程度のポ
リエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
ネート等の高分子フィルム、ウレタンゴム、シリコンゴ
ムなどを利用することができる。
によって容易にかつ可及的に大きく変形するような材料
で構成するのが好適で、厚み10〜100μm程度のポ
リエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボ
ネート等の高分子フィルム、ウレタンゴム、シリコンゴ
ムなどを利用することができる。
【0014】前記シート3の外側には、容器2乃至は画
像形成装置本体側適所に取着された揺動自在の検知板4
が配設してあり、容器2が満杯になり、前記シート3が
トナーの圧力によって膨隆変形した場合に該シート3に
よって押圧されてその反対側に回動変位する。前記検知
板4の外側(シート3の反対側)にはマイクロスイッチ
5が配設してあり、前記検知板4の変位によってオンし
て、不図示の信号手段によって操作者にトナーの満杯を
知らせる。
像形成装置本体側適所に取着された揺動自在の検知板4
が配設してあり、容器2が満杯になり、前記シート3が
トナーの圧力によって膨隆変形した場合に該シート3に
よって押圧されてその反対側に回動変位する。前記検知
板4の外側(シート3の反対側)にはマイクロスイッチ
5が配設してあり、前記検知板4の変位によってオンし
て、不図示の信号手段によって操作者にトナーの満杯を
知らせる。
【0015】クリーニングブレード1、シート3及び検
知板4の長さ(それぞれ図示L1 、L2 、L3 で示す)
の間の関係によるクリーニング機能の差異を以下のよう
に検討した。
知板4の長さ(それぞれ図示L1 、L2 、L3 で示す)
の間の関係によるクリーニング機能の差異を以下のよう
に検討した。
【0016】即ち、クリーニングブレードの長さを20
cmとし、シート3、検知板4の長さをそれぞれ該ブレー
ド長の1/5、1/4、1/3、1/2、2/3、1/
1、つまり4cm、5cm、6.7cm、10cm、13.3c
m、20cmとし、画像形成領域の中央部に5cm巾の画像
をプリントしたものと、右端に5cm巾、喪2.5cm巾の
画像を形成したものの3種類の画像について、トナー容
器の満杯検知動作を観察した。なお、シート3、検知板
4はいずれもクリーニングブレードの長手方向中央部に
配置した。その結果を総合的に「図3」の表に示す。
cmとし、シート3、検知板4の長さをそれぞれ該ブレー
ド長の1/5、1/4、1/3、1/2、2/3、1/
1、つまり4cm、5cm、6.7cm、10cm、13.3c
m、20cmとし、画像形成領域の中央部に5cm巾の画像
をプリントしたものと、右端に5cm巾、喪2.5cm巾の
画像を形成したものの3種類の画像について、トナー容
器の満杯検知動作を観察した。なお、シート3、検知板
4はいずれもクリーニングブレードの長手方向中央部に
配置した。その結果を総合的に「図3」の表に示す。
【0017】L2 、L3 が4cm、5cmのものでは、画像
を中心にプリントしたものに対しては良好に満杯を検知
しクリーニング不良も発生しなかったが、右端プリント
のものに対してはいずれの画像巾のものにおいても満杯
検知前にクリーニング不良を発生した(表中×印)。
を中心にプリントしたものに対しては良好に満杯を検知
しクリーニング不良も発生しなかったが、右端プリント
のものに対してはいずれの画像巾のものにおいても満杯
検知前にクリーニング不良を発生した(表中×印)。
【0018】L2 、L3 が6.7cmの場合は、中央画像
のもの及び右端5cm巾画像の場合は良好な結果が得られ
たが、右端2.5cm画像巾の場合は満杯検知前にクリー
ニング不良を発生した(表中△印)。
のもの及び右端5cm巾画像の場合は良好な結果が得られ
たが、右端2.5cm画像巾の場合は満杯検知前にクリー
ニング不良を発生した(表中△印)。
【0019】L2 、L3 が10cm、13.3cm、20cm
の場合では、画像のすべての巾、位置にかかわらず良好
に満杯を検知した(表中○印)。
の場合では、画像のすべての巾、位置にかかわらず良好
に満杯を検知した(表中○印)。
【0020】以上の結果から、シート3、検知板4の長
さL2 、L3 をクリーニングブレードのそれL1 の3分
の1以上、好ましくは2分の1以上に設定することによ
って満杯検知の不良動作を回避することができることが
判明した。
さL2 、L3 をクリーニングブレードのそれL1 の3分
の1以上、好ましくは2分の1以上に設定することによ
って満杯検知の不良動作を回避することができることが
判明した。
【0021】「図3」は本発明の他の実施態様を示すク
リーニング装置の概略側断面図であって、像担持体10
に当接するクリーニングブレード1をそなえたクリーニ
ング装置のトナー容器2は、仕切り板6によって上側貯
溜部22と下側貯溜部21とに分割されており、前記仕
切り板6に形成した切欠部に、トナーを保持しやすいよ
うに10〜20セル/インチ程度の荒目の表層としたス
ポンジなどからなり、矢印方向に回転するローラ7が配
設してある。
リーニング装置の概略側断面図であって、像担持体10
に当接するクリーニングブレード1をそなえたクリーニ
ング装置のトナー容器2は、仕切り板6によって上側貯
溜部22と下側貯溜部21とに分割されており、前記仕
切り板6に形成した切欠部に、トナーを保持しやすいよ
うに10〜20セル/インチ程度の荒目の表層としたス
ポンジなどからなり、矢印方向に回転するローラ7が配
設してある。
【0022】図示のように、クリーニングブレー1は下
側貯溜部21に残留トナーを回収するので、このトナー
は順次その奥側に搬送され、さらに前記ローラ7によっ
て上側貯溜部22に至る。図示符号9は上側貯溜部に至
ったトナーが下側貯溜部に落下するのを阻止するシー
ト、符号8はローラ7表面に付着したトナーをかき落と
すスクレーパであって、これによって上側貯溜部22に
達したトナーに圧力をかけた状態でローラから分離貯溜
されるのでトナーを高密度で貯溜出来、比較的小型の容
器2に多量のトナーを貯溜することが出来る。また、上
側貯溜部22が、ローラ7、スクレーパ8、シート9に
よって密閉状態に維持されているので、いったん収納し
たトナーが振動や不整な動きなどによって逆流、漏出す
ることを有効に阻止できる。
側貯溜部21に残留トナーを回収するので、このトナー
は順次その奥側に搬送され、さらに前記ローラ7によっ
て上側貯溜部22に至る。図示符号9は上側貯溜部に至
ったトナーが下側貯溜部に落下するのを阻止するシー
ト、符号8はローラ7表面に付着したトナーをかき落と
すスクレーパであって、これによって上側貯溜部22に
達したトナーに圧力をかけた状態でローラから分離貯溜
されるのでトナーを高密度で貯溜出来、比較的小型の容
器2に多量のトナーを貯溜することが出来る。また、上
側貯溜部22が、ローラ7、スクレーパ8、シート9に
よって密閉状態に維持されているので、いったん収納し
たトナーが振動や不整な動きなどによって逆流、漏出す
ることを有効に阻止できる。
【0023】上側貯溜部22内には、図示のように、ク
リーニングブレードの長さの1/3、好ましくは1/2
程度の長さを有する弾性シート3が配設してあり、その
一方に、該シート3の膨隆変位によって回動する検知板
4が配設してある。該検知板4には、これの変位によっ
て作動するフォトインタラプタ5が配置してある。
リーニングブレードの長さの1/3、好ましくは1/2
程度の長さを有する弾性シート3が配設してあり、その
一方に、該シート3の膨隆変位によって回動する検知板
4が配設してある。該検知板4には、これの変位によっ
て作動するフォトインタラプタ5が配置してある。
【0024】したがって、上側貯溜部22にトナーが貯
溜し、前記シート3が押圧されて図示右方に膨隆して検
知板4を変位させると、フォトインタラプタ5が作動し
て満杯を検知することになる。
溜し、前記シート3が押圧されて図示右方に膨隆して検
知板4を変位させると、フォトインタラプタ5が作動し
て満杯を検知することになる。
【0025】この実施例装置では、シート3、検知板4
を上側のトナー貯溜部内部に、垂直方向に延在するよう
に配置したが、これらの部材を貯溜部22の上壁、側壁
などに配置しても同様の作用を奏することが可能であ
り、これによって上側貯溜部内の容積をより有効に利用
することができる。
を上側のトナー貯溜部内部に、垂直方向に延在するよう
に配置したが、これらの部材を貯溜部22の上壁、側壁
などに配置しても同様の作用を奏することが可能であ
り、これによって上側貯溜部内の容積をより有効に利用
することができる。
【0026】通常回転円筒状に形成された像担持体に近
接してクリーニング装置を設ける場合、該像担持体の中
心を通る垂直線の両側に各45°の範囲内上方にクリー
ニング装置を配設することによって、ブレードエッジ近
傍に適量のトナーを滞留させてこれを潤滑剤として好適
に利用出来るが、反面このような配置ではトナー貯溜部
に十分のトナーを回収貯溜出来ない憾みがある。このよ
うな場合、上記のようなトナー貯溜部を密閉状態に維持
できるものを使用することによってこの問題を解決出来
る。
接してクリーニング装置を設ける場合、該像担持体の中
心を通る垂直線の両側に各45°の範囲内上方にクリー
ニング装置を配設することによって、ブレードエッジ近
傍に適量のトナーを滞留させてこれを潤滑剤として好適
に利用出来るが、反面このような配置ではトナー貯溜部
に十分のトナーを回収貯溜出来ない憾みがある。このよ
うな場合、上記のようなトナー貯溜部を密閉状態に維持
できるものを使用することによってこの問題を解決出来
る。
【0027】「図4」は本発明によるクリーニング装置
をカラー画像形成装置に適用した場合を示すものであ
る。
をカラー画像形成装置に適用した場合を示すものであ
る。
【0028】図は像担持体10、一次帯電器11、イエ
ロー、マゼンタ、シアン各色トナーを収納した現像器1
2a、12b、12c、クリーニング装置2を一体に構
成したカートジリッジCAを示し、このカートリッジに
対してはさらにブラックトナーを収納した現像器12d
が着脱自在に配設してある。画像形成操作自体は周知の
ものと同様であるからとくに説明はしないが、このよう
に構成することによって、カラー画像形成装置を利用し
てモノクロ画像をより多くプリントするような場合に
も、1台の装置をより有効に利用できる。
ロー、マゼンタ、シアン各色トナーを収納した現像器1
2a、12b、12c、クリーニング装置2を一体に構
成したカートジリッジCAを示し、このカートリッジに
対してはさらにブラックトナーを収納した現像器12d
が着脱自在に配設してある。画像形成操作自体は周知の
ものと同様であるからとくに説明はしないが、このよう
に構成することによって、カラー画像形成装置を利用し
てモノクロ画像をより多くプリントするような場合に
も、1台の装置をより有効に利用できる。
【0029】反面、このような装置では、より多量の廃
トナーを生ずるので、クリーニング装置にはより大型の
トナー貯溜部を必要とすることになり、当然カートリッ
ジそのものも大型化することになって好ましくない。
トナーを生ずるので、クリーニング装置にはより大型の
トナー貯溜部を必要とすることになり、当然カートリッ
ジそのものも大型化することになって好ましくない。
【0030】上記のような画像形成装置に、前記「図
3」に示すようなクリーニング装置を装着することによ
って、前述のようにより多量のトナーを高密度で貯溜で
きるとともに、カートリッジの着脱ののさいにこれを動
かしてもトナーの漏出もないので、カートリッジ方式の
画像形成装置を効果的に使用することができる。
3」に示すようなクリーニング装置を装着することによ
って、前述のようにより多量のトナーを高密度で貯溜で
きるとともに、カートリッジの着脱ののさいにこれを動
かしてもトナーの漏出もないので、カートリッジ方式の
画像形成装置を効果的に使用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとき
は、クリーニングブレードによって像担持体から残留ト
ナーを除去し、これをトナー貯溜部に貯溜するように構
成したクリーニング装置において、そのトナー貯溜部
に、クリーニングブレード長さの3分の1以上、好まし
くは2分の1以上の長さの可変形部材と、該部材の変形
を検知する同様の長さの検知部材を配設して、前記可変
形部材の変形によって前記検知部材の偏倚によってトナ
ー量を検知するようにして、トナー貯溜部内におけるト
ナーの偏りによる誤検知を阻止して満杯の検知を確実に
してクリーニング装置を有効に利用するとともに、トナ
ーの逆流漏出を防止して画像形成装置内、転写材の汚染
を阻止することが出来る。また、このことはクリーニン
グ装置の振動や不整な動きによるトナー漏れがないの
で、とくにカートリッジ方式の装置に適用して極めて有
効である。
は、クリーニングブレードによって像担持体から残留ト
ナーを除去し、これをトナー貯溜部に貯溜するように構
成したクリーニング装置において、そのトナー貯溜部
に、クリーニングブレード長さの3分の1以上、好まし
くは2分の1以上の長さの可変形部材と、該部材の変形
を検知する同様の長さの検知部材を配設して、前記可変
形部材の変形によって前記検知部材の偏倚によってトナ
ー量を検知するようにして、トナー貯溜部内におけるト
ナーの偏りによる誤検知を阻止して満杯の検知を確実に
してクリーニング装置を有効に利用するとともに、トナ
ーの逆流漏出を防止して画像形成装置内、転写材の汚染
を阻止することが出来る。また、このことはクリーニン
グ装置の振動や不整な動きによるトナー漏れがないの
で、とくにカートリッジ方式の装置に適用して極めて有
効である。
【図1】本発明の実施態様を示すクリーニング装置の斜
視図
視図
【図2】同上の作用を示す表
【図3】他の実施態様を示すクリーニング装置の側断面
図
図
【図4】本発明によるクリーニング装置をカラー画像形
成装置に適用した場合を示す応用例
成装置に適用した場合を示す応用例
【図5】公知の回収トナー量検知手段の一例を示す要部
の側断面図
の側断面図
1 クリーニングブレード 2 クリーニング装置のトナー
容器 3 弾性シート 4 検知板 5 マイクロスイッチ 7 ローラ 8 スクレーパ 9 シート 10 像担持体 21 下側容器 22 上側容器
容器 3 弾性シート 4 検知板 5 マイクロスイッチ 7 ローラ 8 スクレーパ 9 シート 10 像担持体 21 下側容器 22 上側容器
Claims (2)
- 【請求項1】像担持体表面から残留トナーを除去するク
リーニング部材と、除去されたトナーを貯溜する容器と
を有するクリーニング装置において、前記容器に前記ク
リーニング部材の長手方向長さの3分の1以上長さを有
し容器内部に貯溜されるトナーに接触して変形する可変
形シートを配設するとともに、該可変形シート近傍に前
記クリーニング部材の長手方向長さの3分の1以上の長
さを有し前記可変形シートに当接してその変形を検知す
る検知部材を設けてなるクリーニング装置。 - 【請求項2】トナーを貯溜する容器を2部分に分割形成
し、一方の容器部に像担持体から残留トナーを回収して
他方の容器に搬送する手段を設け、前記他方の容器部に
被貯溜トナーによって変形する可変形シートと、その変
形を検知する検知部材とを配設した「請求項1」記載の
クリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26697491A JPH0580677A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26697491A JPH0580677A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580677A true JPH0580677A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17438301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26697491A Pending JPH0580677A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0580677A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05203992A (ja) * | 1992-07-20 | 1993-08-13 | Canon Inc | 表示装置 |
JP2014106414A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Ricoh Co Ltd | トナー回収装置およびこれを有する画像形成装置 |
JP2017021123A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | キヤノン株式会社 | 収容容器及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP26697491A patent/JPH0580677A/ja active Pending
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