JPH0580668A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH0580668A JPH0580668A JP23954191A JP23954191A JPH0580668A JP H0580668 A JPH0580668 A JP H0580668A JP 23954191 A JP23954191 A JP 23954191A JP 23954191 A JP23954191 A JP 23954191A JP H0580668 A JPH0580668 A JP H0580668A
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- Japan
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- brush
- roller
- heating roller
- fixing device
- brush roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】像担持体に保持された粉体現像剤を加熱し溶融
するべく回転自在に支承された加熱ローラと、前記像担
持体を前記加熱ローラに圧接する圧接手段を有する定着
装置において、像担持体の搬送性を向上させること。 【構成】圧接手段を、回転自在に支承されたブラシロー
ラ５をもって構成し、このブラシローラ５と加熱ローラ
３間に像担持体１を通過させる過程で定着を行なうこと
とした。
するべく回転自在に支承された加熱ローラと、前記像担
持体を前記加熱ローラに圧接する圧接手段を有する定着
装置において、像担持体の搬送性を向上させること。 【構成】圧接手段を、回転自在に支承されたブラシロー
ラ５をもって構成し、このブラシローラ５と加熱ローラ
３間に像担持体１を通過させる過程で定着を行なうこと
とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機を含む
画像形成装置の定着装置に関する。
画像形成装置の定着装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】像担持体に保持された粉体現像剤を加熱
し溶融するべく回転自在に支承された加熱ローラと、前
記像担持体を前記加熱ローラに圧接する圧接手段を有す
る定着装置がある。
し溶融するべく回転自在に支承された加熱ローラと、前
記像担持体を前記加熱ローラに圧接する圧接手段を有す
る定着装置がある。
【０００３】加熱ローラの外周の一部に耐熱性植毛ブ
ラシを接触させて固定配置し、このブラシと加熱ローラ
間に被定着部材たる像担持体を通過させて定着を施すも
の（特開昭６３−１５１９８０号公報参照）。
ラシを接触させて固定配置し、このブラシと加熱ローラ
間に被定着部材たる像担持体を通過させて定着を施すも
の（特開昭６３−１５１９８０号公報参照）。
【０００４】加熱ローラに、像担持体を圧接するため
の所定張力を付与されたベルトを設け、このベルトと加
熱ローラ間に像担持体を通過させて定着を施すもの（特
開昭６０−１０４９７７号公報参照）。
の所定張力を付与されたベルトを設け、このベルトと加
熱ローラ間に像担持体を通過させて定着を施すもの（特
開昭６０−１０４９７７号公報参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、加熱ローラと像担持体の接触面が滑り易く、搬送が
不安定である。
は、加熱ローラと像担持体の接触面が滑り易く、搬送が
不安定である。
【０００６】従って本発明は、像担持体の搬送性を向上
させることを目的とする。
させることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成した。
に、本発明は次のように構成した。
【０００８】（１）．圧接手段を、回転自在に支承され
たブラシローラをもって構成し、このブラシローラと加
熱ローラ間に像担持体を通過させる過程で定着を行なう
こととした。
たブラシローラをもって構成し、このブラシローラと加
熱ローラ間に像担持体を通過させる過程で定着を行なう
こととした。
【０００９】（２）．（１）において、ブラシローラの
ブラシ部材を耐熱性植毛部材とし、かつ、ブラシが加熱
ローラに食い込むようにブラシローラを配置した。
ブラシ部材を耐熱性植毛部材とし、かつ、ブラシが加熱
ローラに食い込むようにブラシローラを配置した。
【００１０】（３）．（１）乃至（２）において、ブラ
シローラの周速を、加熱ローラの周速よりも大きくし
た。
シローラの周速を、加熱ローラの周速よりも大きくし
た。
【００１１】（４）．（１）において、任意のピッチで
外径が異なることにより凹凸部が繰り返す外形形状をな
す複数本のローラをもってブラシローラを構成し、前記
凹部を加熱ローラに接触させ、凸部を加熱ローラに食い
込ませる態様に設定した。
外径が異なることにより凹凸部が繰り返す外形形状をな
す複数本のローラをもってブラシローラを構成し、前記
凹部を加熱ローラに接触させ、凸部を加熱ローラに食い
込ませる態様に設定した。
【００１２】（５）．（４）において、一方のブラシロ
ーラの凹凸部に他方のブラシローラの凸凹部を噛み合わ
せた関係に設定した。
ーラの凹凸部に他方のブラシローラの凸凹部を噛み合わ
せた関係に設定した。
【００１３】（６）．（１）において、ブラシローラに
は該ブラシローラのブラシ外径よりも内径の小さい耐熱
性のチューブを脱着自在に被せた。
は該ブラシローラのブラシ外径よりも内径の小さい耐熱
性のチューブを脱着自在に被せた。
【００１４】（７）．（６）において、両ローラの回転
中心を結ぶ法線に対し、両ローラの接触部におけるブラ
シを傾けた。
中心を結ぶ法線に対し、両ローラの接触部におけるブラ
シを傾けた。
【００１５】（８）．（６）乃至（７）において、ブラ
シローラのブラシを金属線とし、加熱ローラにブラシが
食い込む態様でブラシローラを配置した。
シローラのブラシを金属線とし、加熱ローラにブラシが
食い込む態様でブラシローラを配置した。
【００１６】
【作用】圧接手段としてのブラシローラも回転し、像担
持体を送り出す。
持体を送り出す。
【００１７】
１．請求項１乃至３に対応する実施例（図１参照） 図１において、耐熱性植毛ブラシを有するブラシローラ
５は、ブラシ部を加熱ローラ３へ食い込ませた状態に接
触させて設けられている。
５は、ブラシ部を加熱ローラ３へ食い込ませた状態に接
触させて設けられている。
【００１８】加熱ローラ３とブラシローラ５は図示省略
の駆動手段により、矢印Ｖ1、Ｖ2の向きに回転される。
しかも、ブラシローラ５の周速Ｖ2は、加熱ローラ５の
周速Ｖ1よりも大きく設定されている。
の駆動手段により、矢印Ｖ1、Ｖ2の向きに回転される。
しかも、ブラシローラ５の周速Ｖ2は、加熱ローラ５の
周速Ｖ1よりも大きく設定されている。
【００１９】加熱ローラ５は、アルミニウムのスリーブ
で製作し、その表面には粉体現像剤としてのトナーが付
着することを防止するため、四弗化エチレン樹脂による
コーティングを施してある。又、内部の中心部には、ハ
ロゲンランプ４による発熱源が固定され、これにより、
加熱ローラ３には定着のための熱の供給を受ける。
で製作し、その表面には粉体現像剤としてのトナーが付
着することを防止するため、四弗化エチレン樹脂による
コーティングを施してある。又、内部の中心部には、ハ
ロゲンランプ４による発熱源が固定され、これにより、
加熱ローラ３には定着のための熱の供給を受ける。
【００２０】加熱ローラ３がブラシローラ５と圧接して
いる部分の下流側下流側であって加熱ローラ３の周面に
は分離爪７が、ばね８の弾性を利用して圧接している。
いる部分の下流側下流側であって加熱ローラ３の周面に
は分離爪７が、ばね８の弾性を利用して圧接している。
【００２１】ブラシローラ５は、金属スリーブの外周面
に耐熱性植毛ブラシ５ａを接着剤により接着した構成を
以ってなる。この植毛ブラシはφ０．１ｍｍ以下の金属
線でできている。耐熱性樹脂で構成することもできる。
に耐熱性植毛ブラシ５ａを接着剤により接着した構成を
以ってなる。この植毛ブラシはφ０．１ｍｍ以下の金属
線でできている。耐熱性樹脂で構成することもできる。
【００２２】加熱ローラとの接触部の下流側であって、
ブラシローラ５の周面近傍から延出した態様でガイド板
６が設けられている。このガイド板６は定着を終えた像
担持体１を案内する。このガイド板６の先端部は、ブラ
シに食い込むようにしてフリカー部６ａが設けられ、ブ
ラシに付着したトナーを掻き落す働きをする。
ブラシローラ５の周面近傍から延出した態様でガイド板
６が設けられている。このガイド板６は定着を終えた像
担持体１を案内する。このガイド板６の先端部は、ブラ
シに食い込むようにしてフリカー部６ａが設けられ、ブ
ラシに付着したトナーを掻き落す働きをする。
【００２３】以上の如く構成された定着装置の作動を説
明する。トナーＴによる未定着像を担持した像担持体１
は図示を省略した搬送手段によりガイド板２へ搬送さ
れ、さらに、ガイド板２により、加熱ローラとブラシロ
ーラとの間に案内されると共に、加熱ローラ３とブラシ
ローラ５との間に案内され、定着されつつ、両ローラに
より下流側へ送り出される。
明する。トナーＴによる未定着像を担持した像担持体１
は図示を省略した搬送手段によりガイド板２へ搬送さ
れ、さらに、ガイド板２により、加熱ローラとブラシロ
ーラとの間に案内されると共に、加熱ローラ３とブラシ
ローラ５との間に案内され、定着されつつ、両ローラに
より下流側へ送り出される。
【００２４】つまり、像担持体１は、耐熱性植毛ブラシ
５ａに押圧されて加熱ローラ３より十分に熱を受け、像
担持体１上にあるトナーＴは溶融され、像担持体１上に
定着された後、ガイド板６又は分離爪７により案内され
て排出される。
５ａに押圧されて加熱ローラ３より十分に熱を受け、像
担持体１上にあるトナーＴは溶融され、像担持体１上に
定着された後、ガイド板６又は分離爪７により案内され
て排出される。
【００２５】かかる構成により、像担持体の搬送性が回
転するブラシにより良好になされるばかりか、仮に紙詰
まりが発生した場合でも従来の如く定着の圧を解除する
までもなく、ブラシの弾性を利用して容易にジャム紙の
除去等によるその処理が可能である。
転するブラシにより良好になされるばかりか、仮に紙詰
まりが発生した場合でも従来の如く定着の圧を解除する
までもなく、ブラシの弾性を利用して容易にジャム紙の
除去等によるその処理が可能である。
【００２６】又その際、加熱ローラの表面上に付着した
トナーは、次のコピー動作時には、ブラシローラによ
り、クリーニングされるため、これに起因する異常画像
の発生も回避される。
トナーは、次のコピー動作時には、ブラシローラによ
り、クリーニングされるため、これに起因する異常画像
の発生も回避される。
【００２７】以上、本例により、加熱ローラとブラシ
ローラを回転駆動しているので、搬送性が確保できる。
加熱ローラにブラシを食い込ませるように配置したこ
とにより、加熱ローラへ像担持体を押圧し、かつ、加熱
ローラへの接触時間を長くとれ、十分に熱を像担持体へ
供給できる。ブラシローラの回転速度を加熱ローラよ
りも大きくすることにより、加熱ローラへの押圧力を上
げることができる。定着の熱による、像担持体の縮み
に対しは、常に像担持体とブラシ部はスリップ状態にな
っており、像担持体の収縮に対して自由度があり、長尺
コピー時での折れ、しわ等の発生を減少できる。等の利
益を得ることができる。
ローラを回転駆動しているので、搬送性が確保できる。
加熱ローラにブラシを食い込ませるように配置したこ
とにより、加熱ローラへ像担持体を押圧し、かつ、加熱
ローラへの接触時間を長くとれ、十分に熱を像担持体へ
供給できる。ブラシローラの回転速度を加熱ローラよ
りも大きくすることにより、加熱ローラへの押圧力を上
げることができる。定着の熱による、像担持体の縮み
に対しは、常に像担持体とブラシ部はスリップ状態にな
っており、像担持体の収縮に対して自由度があり、長尺
コピー時での折れ、しわ等の発生を減少できる。等の利
益を得ることができる。
【００２８】２．請求項４、５に対応する実施例（図
２、３参照） 図２は本例にかかる定着装置の全体構成を示し、図３は
隣接するブラシローラの関係を示している。
２、３参照） 図２は本例にかかる定着装置の全体構成を示し、図３は
隣接するブラシローラの関係を示している。
【００２９】図３において、加熱ローラ３及び分離爪７
等及び既に説明したのと同じ符号を以って示した部材は
説明が重複するので説明を省略する。ブラシローラ５
０、６０は、金属スリーブの外周面に耐熱性植毛ブラシ
を設けたもので、植毛ブラシにはφ０．１ｍｍ以下の金
属線、あるいは耐熱樹脂が用いられる。
等及び既に説明したのと同じ符号を以って示した部材は
説明が重複するので説明を省略する。ブラシローラ５
０、６０は、金属スリーブの外周面に耐熱性植毛ブラシ
を設けたもので、植毛ブラシにはφ０．１ｍｍ以下の金
属線、あるいは耐熱樹脂が用いられる。
【００３０】これらブラシローラ５０、６０におけるブ
ラシの状態は図３に示すように、任意のピッチで外径が
異なることにより凹凸部が繰り返す、いわば串だんご状
の外径形状となっており、しかも、ブラシローラ５０の
凹部にブラシローラ６０の凸部が噛み合う如く互いの凹
凸部同士が噛み合い、かつ、両ローラ間には隙間ができ
ないよう食い込み状に接触している。
ラシの状態は図３に示すように、任意のピッチで外径が
異なることにより凹凸部が繰り返す、いわば串だんご状
の外径形状となっており、しかも、ブラシローラ５０の
凹部にブラシローラ６０の凸部が噛み合う如く互いの凹
凸部同士が噛み合い、かつ、両ローラ間には隙間ができ
ないよう食い込み状に接触している。
【００３１】加熱ローラ３とブラシローラ５０、６０は
図示を省略した回転駆動手段により矢印Ｖ1、Ｖ2、Ｖ3
の向き、つまり、両ブラシローラが加熱ローラとの接触
部において加熱ローラと同一の向きに進ようにこれら３
つのローラはそれぞれ回転駆動される。しかも、各速度
の関係はＶ1＜Ｖ2≦Ｖ3となるよう設定されている。
図示を省略した回転駆動手段により矢印Ｖ1、Ｖ2、Ｖ3
の向き、つまり、両ブラシローラが加熱ローラとの接触
部において加熱ローラと同一の向きに進ようにこれら３
つのローラはそれぞれ回転駆動される。しかも、各速度
の関係はＶ1＜Ｖ2≦Ｖ3となるよう設定されている。
【００３２】以上のように構成された定着装置の作動を
説明する。トナーＴによる像を担持された像担持体１は
図示省略の搬送手段によりガイド板２に搬送され、さら
にガイド板２により、加熱ローラとブラシローラの間に
案内されると共に、加熱ローラ３とブラシローラ５０、
６０により搬送される。
説明する。トナーＴによる像を担持された像担持体１は
図示省略の搬送手段によりガイド板２に搬送され、さら
にガイド板２により、加熱ローラとブラシローラの間に
案内されると共に、加熱ローラ３とブラシローラ５０、
６０により搬送される。
【００３３】ここで、像担持体１はブラシローラ５０、
６０により押圧され、加熱ローラ３より十分に熱を受
け、像担持体１上にあるトナーＴは、溶融され、像担持
体１上に定着された後、ガイド板６又は分離爪７により
案内されて排出される。
６０により押圧され、加熱ローラ３より十分に熱を受
け、像担持体１上にあるトナーＴは、溶融され、像担持
体１上に定着された後、ガイド板６又は分離爪７により
案内されて排出される。
【００３４】なお、当該定着装置において、ジャムが発
生した場合の処置に関しても前記例に準じ、ブラシの撓
み作用を利用して定着の圧力を解除することなく容易に
行なうことができ、加熱ローラ上に付着したトナーはブ
ラシローラのブラシにより除去される。
生した場合の処置に関しても前記例に準じ、ブラシの撓
み作用を利用して定着の圧力を解除することなく容易に
行なうことができ、加熱ローラ上に付着したトナーはブ
ラシローラのブラシにより除去される。
【００３５】以上、本例により、加熱ローラとブラシ
ローラを回転駆動しているので、搬送性が確保できる。
加熱ローラにブラシを食い込ませるように配置したこ
とにより、加熱ローラへ像担持体を押圧し、かつ、加熱
ローラへの接触時間を長くとれ、十分に熱を像担持体へ
供給できる。
ローラを回転駆動しているので、搬送性が確保できる。
加熱ローラにブラシを食い込ませるように配置したこ
とにより、加熱ローラへ像担持体を押圧し、かつ、加熱
ローラへの接触時間を長くとれ、十分に熱を像担持体へ
供給できる。
【００３６】ブラシローラの回転速度を加熱ローラよ
りも大きくすることにより、加熱ローラへの押圧力を上
げることができる。定着の熱による、像担持体の縮み
又は像担持体の斜めの進入に対しは、常に像担持体とブ
ラシ部はスリップ状態になっており、像担持体の収縮又
はスキューに対して自由度があり、長尺コピー時での折
れ、しわ等の発生を減少できる。
りも大きくすることにより、加熱ローラへの押圧力を上
げることができる。定着の熱による、像担持体の縮み
又は像担持体の斜めの進入に対しは、常に像担持体とブ
ラシ部はスリップ状態になっており、像担持体の収縮又
はスキューに対して自由度があり、長尺コピー時での折
れ、しわ等の発生を減少できる。
【００３７】ブラシローラを凹凸にすることにより、
ブラシローラ間を狭くでき、かつ、ブラシローラ間での
加熱ローラからの浮きを防止でき、安定した熱供給がで
きる。複数のブラシローラにより加熱ローラへの接触
時間を増やすことにより加熱ローラの余熱時間の短縮を
図れる。等の利益を得ることができる。
ブラシローラ間を狭くでき、かつ、ブラシローラ間での
加熱ローラからの浮きを防止でき、安定した熱供給がで
きる。複数のブラシローラにより加熱ローラへの接触
時間を増やすことにより加熱ローラの余熱時間の短縮を
図れる。等の利益を得ることができる。
【００３８】３．請求項６乃至８に対応する実施例（図
４乃至図７参照） （１）請求項６、８に対応する実施例 図４において、加熱ローラ３及び分離爪７等及び既に説
明したのと同じ符号を以って示した部材は説明が重複す
るので説明を省略する。
４乃至図７参照） （１）請求項６、８に対応する実施例 図４において、加熱ローラ３及び分離爪７等及び既に説
明したのと同じ符号を以って示した部材は説明が重複す
るので説明を省略する。
【００３９】ブラシローラ５００−１は金属スリーブの
外周面に耐熱性植毛ブラシが設けられており、この植毛
ブラシはφ０．２ｍｍ以下の金属線、又は耐熱性樹脂で
できている。
外周面に耐熱性植毛ブラシが設けられており、この植毛
ブラシはφ０．２ｍｍ以下の金属線、又は耐熱性樹脂で
できている。
【００４０】そして、このブラシには、該ブラシの外周
よりも内径の小さい四弗化エチレン樹脂等による耐熱性
のチューブ５００ａが被せられており、ブラシの腰及び
ブラシ先端部のエッジの引っかかり等によりチューブは
連れ回りするようになっている。
よりも内径の小さい四弗化エチレン樹脂等による耐熱性
のチューブ５００ａが被せられており、ブラシの腰及び
ブラシ先端部のエッジの引っかかり等によりチューブは
連れ回りするようになっている。
【００４１】ブラシローラ５００−１及びチューブ５０
０ａの具体的な寸法を例示すると、ブラシの穂の高さが
５ｍｍ，チューブの厚さが０．１ｍｍ，チューブを被せ
る前後の径差が２ｍｍ，チューブを被せた後の外径が４
０ｍｍであり、径差で２ｍｍだけブラシがチューブ内で
撓んでいる。
０ａの具体的な寸法を例示すると、ブラシの穂の高さが
５ｍｍ，チューブの厚さが０．１ｍｍ，チューブを被せ
る前後の径差が２ｍｍ，チューブを被せた後の外径が４
０ｍｍであり、径差で２ｍｍだけブラシがチューブ内で
撓んでいる。
【００４２】加熱ローラとの関係では、ブラシローラは
加熱ローラよりの長く設定されていて、ブラシローラの
両端にはチューブ寄り止め手段を設けている。
加熱ローラよりの長く設定されていて、ブラシローラの
両端にはチューブ寄り止め手段を設けている。
【００４３】以上のように構成された定着装置の作動を
説明する。トナーＴによる像を担持された像担持体１は
図示省略の搬送手段によりガイド板２に搬送され、さら
にガイド板２により、加熱ローラとブラシローラの間に
案内されると共に、加熱ローラ３とブラシローラ５００
−１により搬送される。
説明する。トナーＴによる像を担持された像担持体１は
図示省略の搬送手段によりガイド板２に搬送され、さら
にガイド板２により、加熱ローラとブラシローラの間に
案内されると共に、加熱ローラ３とブラシローラ５００
−１により搬送される。
【００４４】ここで、像担持体１はブラシローラ５００
−１により押圧され、加熱ローラ３より十分に熱を受
け、像担持体１上にあるトナーＴは、溶融され、像担持
体１上に定着された後、ガイド板６又は分離爪７により
案内されて排出される。
−１により押圧され、加熱ローラ３より十分に熱を受
け、像担持体１上にあるトナーＴは、溶融され、像担持
体１上に定着された後、ガイド板６又は分離爪７により
案内されて排出される。
【００４５】なお、当該定着装置において、ジャムが発
生した場合の処置に関しても前記例に準じ、ブラシの撓
み作用を利用して定着の圧力を解除することなく容易に
行なうことができ、加熱ローラ上に付着したトナーはブ
ラシローラのブラシにより除去される。
生した場合の処置に関しても前記例に準じ、ブラシの撓
み作用を利用して定着の圧力を解除することなく容易に
行なうことができ、加熱ローラ上に付着したトナーはブ
ラシローラのブラシにより除去される。
【００４６】以上、本例により、加熱ローラとブラシ
ローラを回転駆動しているので、搬送性が確保できる。
加熱ローラにブラシを食い込ませるように配置したこ
とにより、加熱ローラへ像担持体を押圧し、かつ、加熱
ローラへの接触時間を長くとれ、十分に熱を像担持体へ
供給できる。
ローラを回転駆動しているので、搬送性が確保できる。
加熱ローラにブラシを食い込ませるように配置したこ
とにより、加熱ローラへ像担持体を押圧し、かつ、加熱
ローラへの接触時間を長くとれ、十分に熱を像担持体へ
供給できる。
【００４７】耐熱性のチューブが汚れ、傷み等により
交換する必要が生じた場合でもチューブを容易に交換で
き、しかも低コストである。定着の熱による、像担持
体の縮みに対しては、常に像担持体とブラシ部はスリッ
プ状態になっており、像担持体の収縮に対して自由度が
あり、長尺コピー時での折れ、しわ等の発生を減少でき
る。等の利益を得ることができる。
交換する必要が生じた場合でもチューブを容易に交換で
き、しかも低コストである。定着の熱による、像担持
体の縮みに対しては、常に像担持体とブラシ部はスリッ
プ状態になっており、像担持体の収縮に対して自由度が
あり、長尺コピー時での折れ、しわ等の発生を減少でき
る。等の利益を得ることができる。
【００４８】（２）請求項７に対応する実施例（図５乃
至図７参照） チューブの構成は前記ブラシローラの構成は前記３．
（１）で述べた内容に準ずる。
至図７参照） チューブの構成は前記ブラシローラの構成は前記３．
（１）で述べた内容に準ずる。
【００４９】図５に示す例では、加熱ローラ３とブラシ
ローラ５００−２の両ローラの回転中心を結ぶ法線０−
０に対し、両ローラの接触部におけるブラシが像担持体
１の進入に抗する向きに傾いている。さらにブラシの先
端部は予め同傾向に急激に折り曲げられている。又、加
熱ローラ３は駆動ローラであり、ブラシローラ５００−
２は連れ回りする従動ローラの関係にある。
ローラ５００−２の両ローラの回転中心を結ぶ法線０−
０に対し、両ローラの接触部におけるブラシが像担持体
１の進入に抗する向きに傾いている。さらにブラシの先
端部は予め同傾向に急激に折り曲げられている。又、加
熱ローラ３は駆動ローラであり、ブラシローラ５００−
２は連れ回りする従動ローラの関係にある。
【００５０】図６に示す例では、加熱ローラ３とブラシ
ローラ５００−３の両ローラの回転中心を結ぶ法線０−
０に対し、両ローラの接触部におけるブラシが像担持体
１の進入に抗する向きに傾いている。前記例の如き先端
部での急激な折れ曲がりはない。又、加熱ローラ３は駆
動ローラであり、ブラシローラ５００−３は連れ回りす
る従動ローラの関係にある。
ローラ５００−３の両ローラの回転中心を結ぶ法線０−
０に対し、両ローラの接触部におけるブラシが像担持体
１の進入に抗する向きに傾いている。前記例の如き先端
部での急激な折れ曲がりはない。又、加熱ローラ３は駆
動ローラであり、ブラシローラ５００−３は連れ回りす
る従動ローラの関係にある。
【００５１】図６に示す例では、加熱ローラ３とブラシ
ローラ５００−４の両ローラの回転中心を結ぶ法線０−
０に対し、両ローラの接触部におけるブラシが像担持体
１の進入に順ずる向きに傾いている。前記例の如き先端
部での急激な折れ曲がりはない。又、ブラシローラ５０
０−４は駆動ローラであり、加熱ローラ３は連れ回りす
る従動ローラの関係にある。本例では、ニップ部に近づ
くにつれ、ブラシが次第に立ち上がり、スリップを生じ
させ難い特徴がある。
ローラ５００−４の両ローラの回転中心を結ぶ法線０−
０に対し、両ローラの接触部におけるブラシが像担持体
１の進入に順ずる向きに傾いている。前記例の如き先端
部での急激な折れ曲がりはない。又、ブラシローラ５０
０−４は駆動ローラであり、加熱ローラ３は連れ回りす
る従動ローラの関係にある。本例では、ニップ部に近づ
くにつれ、ブラシが次第に立ち上がり、スリップを生じ
させ難い特徴がある。
【００５２】以上の各例における定着時の作動の様子に
ついては、前記例（１）で述べたことに準ずる。図５乃
至図７の各実施例における利点は次の通りである。
ついては、前記例（１）で述べたことに準ずる。図５乃
至図７の各実施例における利点は次の通りである。
【００５３】加熱ローラとブラシローラを回転駆動し
ているので、搬送性が確保できる。加熱ローラにブラ
シを食い込ませるように配置したことにより、加熱ロー
ラへ像担持体を押圧し、かつ、加熱ローラへの接触時間
を長くとれ、十分に熱を像担持体へ供給できる。
ているので、搬送性が確保できる。加熱ローラにブラ
シを食い込ませるように配置したことにより、加熱ロー
ラへ像担持体を押圧し、かつ、加熱ローラへの接触時間
を長くとれ、十分に熱を像担持体へ供給できる。
【００５４】耐熱性のチューブが汚れ、傷み等により
交換する必要が生じた場合でもチューブを容易に交換で
き、しかも低コストである。定着の熱による、像担持
体の縮みに対しては、常に像担持体とブラシ部はスリッ
プ状態になっており、像担持体の収縮に対して自由度が
あり、長尺コピー時での折れ、しわ等の発生を減少でき
る。耐熱チューブとブラシが引っかかるようにブラシ
の角度を設定することにより、確実にブラシローラと耐
熱チューブ間でスリップしないで回転を伝えることがで
きる。等の利益を得ることができる。
交換する必要が生じた場合でもチューブを容易に交換で
き、しかも低コストである。定着の熱による、像担持
体の縮みに対しては、常に像担持体とブラシ部はスリッ
プ状態になっており、像担持体の収縮に対して自由度が
あり、長尺コピー時での折れ、しわ等の発生を減少でき
る。耐熱チューブとブラシが引っかかるようにブラシ
の角度を設定することにより、確実にブラシローラと耐
熱チューブ間でスリップしないで回転を伝えることがで
きる。等の利益を得ることができる。
【００５５】
【発明の効果】本発明により、像担持体の搬送性を向上
させることができる。
させることができる。
【図１】本発明にかかる定着装置の正面図である。
【図２】本発明にかかる定着装置の正面図である。
【図３】ブラシローラの正面図である。
【図４】本発明にかかる定着装置の正面図である。
【図５】ブラシローラにおけるブラシの傾きを説明した
図である。
図である。
【図６】ブラシローラにおけるブラシの傾きを説明した
図である。
図である。
【図７】ブラシローラにおけるブラシの傾きを説明した
図である。
図である。
１ 像担持体 ５ ブラシローラ ５０ ブラシローラ ５００−１ ブラシローラ ５００−２ ブラシローラ ５００−３ ブラシローラ ５００−４ ブラシローラ
Claims (8)
- 【請求項１】像担持体に保持された粉体現像剤を加熱し
溶融するべく回転自在に支承された加熱ローラと、前記
像担持体を前記加熱ローラに圧接する圧接手段を有する
定着装置において、 圧接手段を、回転自在に支承されたブラシローラをもっ
て構成し、このブラシローラと加熱ローラ間に像担持体
を通過させる過程で定着を行なうことを特徴とする定着
装置。 - 【請求項２】請求項１において、ブラシローラのブラシ
部材は、耐熱性植毛部材であり、かつ、ブラシが加熱ロ
ーラに食い込むようにブラシローラを配置したことを特
徴とする定着装置。 - 【請求項３】請求項１乃至請求項２において、ブラシロ
ーラの周速を、加熱ローラの周速よりも大きくしたこと
を特徴とする定着装置。 - 【請求項４】請求項１において、任意のピッチで外径が
異なることにより凹凸部が繰り返す外形形状をなす複数
本のローラをもってブラシローラを構成し、前記凹部を
加熱ローラに接触させ前記凸部を加熱ローラに食い込ま
せる態様に設定したことを特徴とする定着装置。 - 【請求項５】請求項４において、一方のブラシローラの
凹凸部に他方のブラシローラの凸凹部を噛み合わせた関
係に設定したことを特徴とする定着装置。 - 【請求項６】請求項１において、ブラシローラには該ブ
ラシローラのブラシ外径よりも内径の小さい耐熱性のチ
ューブを脱着自在に被せたものであることを特徴とする
定着装置。 - 【請求項７】請求項６において、両ローラの回転中心を
結ぶ法線に対し、両ローラの接触部におけるブラシが傾
いていることを特徴とする定着装置。 - 【請求項８】請求項６乃至請求項７において、ブラシロ
ーラのブラシは金属線からなり、加熱ローラにブラシが
食い込む態様でブラシローラを配置したことを特徴とす
る定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23954191A JPH0580668A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23954191A JPH0580668A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580668A true JPH0580668A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17046348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23954191A Pending JPH0580668A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0580668A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100495639B1 (ko) * | 2002-05-29 | 2005-06-14 | 주식회사 인바이포 | 기능성 식모 롤러 |
| JP2010217458A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 転写定着装置及び画像形成装置 |
| JP2010256839A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-11-11 | Ricoh Co Ltd | 転写定着装置及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23954191A patent/JPH0580668A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100495639B1 (ko) * | 2002-05-29 | 2005-06-14 | 주식회사 인바이포 | 기능성 식모 롤러 |
| JP2010256839A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-11-11 | Ricoh Co Ltd | 転写定着装置及び画像形成装置 |
| JP2010217458A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Ricoh Co Ltd | 転写定着装置及び画像形成装置 |
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