JPH0580658U - 携帯用ベルトサンダー機 - Google Patents

携帯用ベルトサンダー機

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JPH0580658U
JPH0580658U JP3078292U JP3078292U JPH0580658U JP H0580658 U JPH0580658 U JP H0580658U JP 3078292 U JP3078292 U JP 3078292U JP 3078292 U JP3078292 U JP 3078292U JP H0580658 U JPH0580658 U JP H0580658U
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grinding
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material feeding
belt
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博 岡嶋
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アミテック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の加工態様に簡便に対応できる携帯用ベ
ルトサンダー機の提供を目的とする。 【構成】 送材装置7の送材ベルト5の上面を自動送り
送材面6とし、昇降テーブル10の上面に研削窓孔13
を形成して、該面を手押送り送材面14とし、さらに昇
降テーブル10内に設けたテンションロール27を支持
するサンディングフレーム20の上下に固着部21a,
21bを設けて、該固着部21a,21bに踏圧ロール
35、踏圧パッド40等からなる踏圧装置を適宜に配設
することにより、前記自動送り送材面6に対面させて主
研削部xを、研削窓孔13に臨ませて副研削部yを夫々
配設したから、一台のベルトサンダー機により、種々の
送り手段及び研削手段を生じさせることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、木材等の研削研磨に適用する携帯用ベルトサンダー機に関する。
【0002】
【従来の技術】
加工材を、簡便に研削研磨する小型の携帯用ベルトサンダー機は、実公昭55 −37312号等で開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種の携帯用ベルトサンダー機は、長さが50cm前後の小型で あり、建築現場での補修用や、日用大工等で用いられ、多用途少量加工に対応す るものであり、従って、一台で種々の加工が可能な機種が求められる。しかるに 従来では、送材ベルトを備えて自動送り式にしたものや、手押式のもの、踏圧ロ ールを用いたロール研削式のもの、踏圧パッドによるパッド研削式のもの等種々 提案されているが、いずれも、その移送手段及び研削手段が単一であって、かか る要求に対応し得るものではなかった。 本考案は、種々の加工態様に簡便に対応できる携帯用ベルトサンダー機の提供 を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、送材フレームに駆動ロールと、従動ロールとを前後に支持して、両 ロールに送材ベルトを掛渡し、該ベルトの上走行部を送材フレーム上から臨ませ て、該面を自動送り送材面とすると共に、前記送材フレームの一側寄りに立設し た送材支柱により昇降フレームを昇降調整可能に支持し、該昇降フレームの上面 を手押送り送材面として、該面の中央部を切欠して研削窓孔とし、 昇降フレームに駆動ロールを支持し、さらにテンションロールを昇降フレーム 内に設けたサンディングフレームに外方付勢して前後動可能に支持することによ り、両ロールを前後に位置させて無端サンディングベルトを掛渡すと共に、 前記サンディングフレームの上下に同一構造の固着部を設けて上固着部を前記 昇降フレームの研削窓孔から臨ませ、夫々の固着部に踏圧ロール,踏圧パッド等 の踏圧部材を脱着可能に保持し、下固着部に保持した踏圧部材を無端サンディン グベルトに内接させることにより前記送材フレ−ム上に対設する主研削部を構成 し、上固着部に保持した踏圧部材を無端サンディングベルトに内接させることに より前記昇降フレームの研削窓孔から手押送り送材面に臨む補助研削部を構成し たことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
送材フレームと、昇降フレーム間の自動送り送材面上の送材通路に加工材を供 給すると、送材装置により自動送りされて、加工材は主研削部により研削研磨さ れる。このとき前記主研削部に踏圧部材として踏圧パッドを配設することにより 、パッド研削されることとなる。 また前記昇降フレーム上の手押送り送材面に手で押付けながら加工材を滑らせ て前送させると、研削窓孔に臨む副研削部により研削研磨される。このとき、前 記副研削部に踏圧ロールを配設するとロール研削され、前記パッド研削に比して その研削研磨量が多くなる。 前記踏圧ロールと、踏圧パッドとは、正副いずれの研削部に適用してもよい。
【0006】
【実施例】
添付図面について本考案の一実施例を説明する。 図1〜4にあって、送材フレーム1の両端部にあって、その後部には駆動モー タM1 の駆動軸に連結して駆動ロール2を支持し、その前部には案内ロール3を 遊転自在に支持し、該ロール3,4に送材ベルト5を掛渡して、該送材ベルト5 の上面を自動送り送材面6とし、而して送材装置7を構成している。
【0007】 前記送材フレーム1の一側寄りには、昇降案内を兼ねる送材支柱8,8が立設 され、該送材支柱8,8に昇降テーブル10が昇降可能に装架され、前記送材フ レーム1側に下端を回動可能に支持した昇降螺子11に前記昇降テーブル10を 螺装し、前記昇降螺子11の上端に設けた昇降ハンドル12を回動することによ り、前記昇降テーブル10を送材支柱8,8に沿って昇降調整可能とし、該昇降 テーブル10を加工材の厚さに対応して高さ位置を随意に設定し得るようにして いる。
【0008】 前記昇降テーブル10の上面は自動送り送材面6と平行な平面とし、その中央 部に研削窓孔13を形成して、該面を手押送り送材面14としている。
【0009】 また前記昇降テーブル10内は図4で示すように、自動送り送材面6の上部に 沿って研削室15を設け、さらに該研削室15の中央部と仕切板17を介して連 通する排気室16を設けている。前記排気室16はさらに昇降テーブル10の側 面に形成した排出口18により外部と連通している。
【0010】 一方、研削室15内の中央部には仕切板17に固定してサンディングフレーム 20が配設されている。このサンディングフレーム20はほぼ矩形状をしており 、その上部と下部には同一構造の固着部21a,21bが配設されている。該固 着部21a,21bは、二股状凸部が形成されて、その股間を嵌装溝22とし、 さらにその突端面を固着面23としている。また上固着部21aは研削窓孔13 に臨む位置としている。
【0011】 前記サンディングフレーム20の前部側には昇降テーブル10の側面に固定し たサンディングモータM2 の駆動軸24に連係させて駆動ロール26を支持して いる。前記駆動軸24には、仕切板17と駆動ロール26との間で、ファン25 が固定され、駆動ロール26の回動と共に、研削屑を排気室16に案内し、排出 口18から外部に排出させるようにしている。
【0012】 さらには前記サンディングフレーム20の後部でテンションロール27を支持 している。すなわちテンションロール27はその回動軸をコ字形軸支片28で枢 支し、該軸支片28の外面に固着したテンション軸29を前記サンディングフレ ーム20に挿通しており、前記サンディングフレーム20の後面と前記軸支片2 8間に発条30を付装して、テンションロール27を外方付勢すると共に、前記 テンション軸29の後端部に設けたロックハンドル31を前記サンディングフレ ーム20に設けた前後方向の摺動溝32に挿通させている。前記摺動溝32はそ の後端を下方へ曲成して係止部33とし、前記ロックハンドル31を手操作によ り前記係止部33に掛けることにより、前記摺動溝32を発条30に抗して退避 位置に仮保持することを可能としている。
【0013】 一方、前記固着部21a,21bには、踏圧ロール35と、板状踏圧パッド4 0とが選択的に固着される。すなわち、前記踏圧ロール35は、その両端から突 出する支軸36,36を図1のように例えば上固着部21aの嵌装溝22に嵌入 しておき、さらに凸状の固着板37をその突部を該嵌装溝22に嵌入し、両側部 を固着面23に当ててボルト38,38で固定することにより脱着可能に取付け られる。
【0014】 また前記踏圧パッド40は、図5で示すように板の裏面側両端部に嵌装溝22 に嵌入可能な突部42,42が形成され、該突部42,42の両側に透孔43, 43を設け、さらにその表面にスポンジ等の材質からなるパッド材44を固着し て構成される。このように前記踏圧パッド40の両端形状は固着板37の形状と 等しく、このため、上下の固着部21a,21bのいずれにも、踏圧ロール35 と、踏圧パッド40との固定が可能となり、互換性を生ずる。
【0015】 そして前記テンションロール27を退避位置に保持しておいて、これら駆動ロ ール26,テンションロール27,踏圧ロール35及びパッド材44に無端サン ディングベルト45を掛渡し、さらに前記ロックハンドル31と係止部33との 係合を解除し、発条30の作用により、前記無端サンディングベルト45を緊張 させる。而して、自動送り送材面6に対設するパッド材44により無端サンディ ングベルト45を踏圧するようにしてこれを主研削部xとし、該主研削部xと自 動送り送材面6間で送材通路の高さを規定すると共に、踏圧ロール35により無 端サンディングベルト45を研削窓孔13から臨ませて副研削部yとしている。 この主研削部x,副研削部yに適用する踏圧部材は、前記踏圧ロール35と、踏 圧パッド40との配置を逆とするようにしても良い。 例えば、使用頻度の高いものを主研削部に配設すれば良い。また副研削部は、 手押操作により微妙な研削圧を生じさせることができ、調整加工に向いている。
【0016】 その他、昇降テーブル10の入口部と、出口部には、夫々発条47により下方 付勢された踏圧ロール46a,46bが支持される。
【0017】 かかる構成にあって、まず昇降ハンドル12の操作により昇降テーブル10の 高さを調整し、主研削部xと自動送り送材面6間で送材通路の高さを適用する加 工材の高さとほぼ一致させる。そして、自動送り送材面6上に加工材を供給して 送材ベルト5により移送し、主研削部xでパッド材44により適正な踏圧力を付 与されて無端サンディングベルト45の走行に伴って、加工材上面の研削研磨が 施される。
【0018】 一方、昇降テーブル10上面の手押送り送材面14上を加工材を手で保持しな がら、滑らせて進行させることにより、前記研削窓孔13から外部に臨む副研削 部yで、該踏圧ロール35は無端サンディングベルト45と共に遊転して、加工 材下面はロール研削が施され、前記パッド材44によるパッド研削よりも大きな 研削量を生じながら研削研磨が施されることとなる。
【0019】 この場合にあって主研削部xに踏圧ロール35を適用し、副研削部yに踏圧パ ッド40を配設するようにしても良い。 かかる研削工程で生じた研削屑は、前記駆動軸24に固定されたファン25に より排気室16を経由して排出口18から外部に排出される。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上述したように、送材装置7の送材ベルト5の上面を自動送り送材 面6とし、昇降テーブル10の上面に研削窓孔13を形成して、該面を手押送り 送材面14とし、さらに昇降テーブル10内に設けたテンションロール27を支 持するサンディングフレーム20の上下に固着部21a,21bを設けて、該固 着部21a,21bに踏圧ロール35、踏圧パッド40等からなる踏圧装置を適 宜に配設することにより、前記自動送り送材面6に対面させて主研削部xを、研 削窓孔13に臨ませて副研削部yを夫々配設したから、一台のベルトサンダー機 により、種々の送り手段及び研削手段を生じさせることができ、その研削条件に 適合する組替えも可能となって、携帯用ベルトサンダー機の有用性を向上させ得 る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の携帯用ベルトサンダー機の一部切欠側
面図である。
【図2】本考案の携帯用ベルトサンダー機の平面図であ
る。
【図3】本考案の携帯用ベルトサンダー機の正面図であ
る。
【図4】本考案の携帯用ベルトサンダー機の横断平面図
である。
【図5】踏圧パッド40の斜視図である。
【符号の説明】
1 送材フレーム 5 送材ベルト 6 自動送り送材面 10 昇降テーブル 13 研削窓孔 14 手押送り送材面 20 サンディングフレーム 21a,21b 固着部 26 駆動ロール 27 テンションロール 29 テンション軸 35 踏圧ロール 40 踏圧パッド 44 パッド材 45 無端サンディングベルト x 主研削部 y 副研削部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送材フレームに駆動ロールと、従動ロール
    とを前後に支持して、両ロールに送材ベルトを掛渡し、
    該ベルトの上走行部を送材フレーム上から臨ませて、該
    面を自動送り送材面とすると共に、前記送材フレームの
    一側寄りに立設した送材支柱により昇降フレームを昇降
    調整可能に支持し、該昇降フレームの上面を手押送り送
    材面として、該面の中央部を切欠して研削窓孔とし、 昇降フレームに駆動ロールを支持し、さらにテンション
    ロールを昇降フレーム内に設けたサンディングフレーム
    に外方付勢して前後動可能に支持することにより、両ロ
    ールを前後に位置させて無端サンディングベルトを掛渡
    すと共に、 前記サンディングフレームの上下に同一構造の固着部を
    設けて上固着部を前記昇降フレームの研削窓孔から臨ま
    せ、夫々の固着部に踏圧ロール,踏圧パッド等の踏圧部
    材を脱着可能に保持し、下固着部に保持した踏圧部材を
    無端サンディングベルトに内接させることにより前記送
    材フレ−ム上に対設する主研削部を構成し、上固着部に
    保持した踏圧部材を無端サンディングベルトに内接させ
    ることにより前記昇降フレームの研削窓孔から手押送り
    送材面に臨む補助研削部を構成したことを特徴とする携
    帯用ベルトサンダー機。
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