JPH0580279U - 竿支持機構の給電構造 - Google Patents

竿支持機構の給電構造

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JPH0580279U
JPH0580279U JP2021792U JP2021792U JPH0580279U JP H0580279 U JPH0580279 U JP H0580279U JP 2021792 U JP2021792 U JP 2021792U JP 2021792 U JP2021792 U JP 2021792U JP H0580279 U JPH0580279 U JP H0580279U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 竿支持機構の分離状態でリールに電力の供給
を行い、この状態での竿の人為的操作の操作性を損なわ
ず、又、釣り竿にケーブル挿通用の開口を形成する等の
不都合を招来しない竿支持機構の給電構造を構成する。 【構成】 船縁2に支持される支持部Aaと、この支持
部Aaに対して着脱自在に連結され、かつ、釣り竿1と
共に釣り用リールRを支持する分離部Abとを備え、こ
の分離部Abを介した電力を釣り用リールRに供給する
よう竿支持機構を構成し、釣り用リールRに電力を供給
する電池24を分離部Abに備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、船縁等の被保持部に支持される支持部と、この支持部に対して着脱 自在に連結され、かつ、釣り竿を支持する分離部とを備えると共に、この分離部 を介した電力を釣り用リールに供給するよう構成して成る竿支持機構の給電構造 に関し、詳しくは、電動リールのように電動モータでスプールを駆動する構造の リールに電力を供給する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記のように構成された給電構造として実開平3−79666号公報に 示されるものが存在し、この従来例では、竿支持機構本体に対し分離自在に構成 された分離部からの電力を釣り用リールに供給する供給系を備えると共に、この 給電系と並列状態で、釣り用リールに電力を供給する電池を釣り竿に内蔵してい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、前述した従来例について考えるに、この従来例では人為的にシャクリ 操作する場合、あるいは、アワセ操作する場合のように、竿支持機構から釣り竿 を分離した際にも釣り竿に内蔵した電池からの電力で釣り糸の巻取りを行えるよ う構成され、釣り用リールに対してケーブル等を介して直接電力を供給する構造 のものと比較して、ケーブル等に阻害されること無く快適に竿操作を行えるもの となっている。
【0004】 しかし、このように釣り竿に電池を内蔵するものでは、釣り竿そのものが重量 化する結果、竿支持機構を用いない形態での釣りにおいて竿操作の妨げになるば かりで無く、この電池からの電力を釣り竿に供給するケーブル類挿通用の開口を 釣り竿に形成せねばならず、更に、この電池の取替え保守等にも手間が掛かるも のとなり改善の余地がある。
【0005】 本考案の目的は、従来のように竿支持機構本体から分離した際の竿操作性の良 好な面を損なうこと無く、竿支持機構を用いない場合の竿の操作性を損なわず、 又、釣り竿にケーブル挿通用の開口を形成する等の不都合を招来することのない 竿支持機構の給電構造を合理的に構成する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴は冒頭に記したように、支持部と分離部とを備え、この分離部を 介した電力を釣り用リールに供給するよう構成して成る竿支持機構の給電構造に おいて、 前記釣り用リールに電力を供給する電池を前記分離部に備えて成る点にあり、 その作用、及び、効果は次の通りである。
【0007】
【作用】
上記特徴を例えば図1及び図4に示すように構成すると、支持部Aaから分離 部Abを分離して使用する場合には、この分離部Abに備えた電池24からの電 力を釣り用リールRに供給できるものとなり、又、この構造では従来例のように 電池を釣り竿に備えないので、竿にケーブル挿通用の開口等を形成せずに済むも のとなる。
【0008】 つまり、本考案では、竿支持機構Aの支持部Aaから、分離部Abを釣り竿1 と一体的に分離した場合にも釣り用リールの電力稼働が可能になるので、従来と 同様に、ケーブル等に妨げられることのない竿操作が可能になり、従来と比較し て釣り竿に電池を備えることの不都合も解消されるのである。
【0009】
【考案の効果】
従って、従来例と同様に竿支持機構本体から分離した際の竿操作性の良好な面 を活かすと共に、竿支持機構を用いない場合の竿の操作性を損なわず、又、釣り 竿にケーブル挿通用の開口を必要とする、あるいは、電池の保守点検に手間が掛 かる等の不都合を招来することのない竿支持機構の給電構造が合理的に構成され たのである。
【0010】 特に、本考案では図5に示すように、支持部と分離部との間にコネクタを形成 した場合には、この支持部と分離部との分離を図るだけで、釣り竿、釣り用リー ル、分離部夫々が一体化した独立物となり、ケーブル類の分離操作を行わずとも 楽な竿操作を可能にするという効果も奏する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1には釣り用リールとしての電動リールRを備えた釣り竿1が、竿支持機構 Aを介して、被保持部としての船縁2に支持された状態を表している。 図2に示すように、電動リールRはリール本体3に制御ケース4、ハンドル5 を備え、釣り糸6を巻取るスプール7に電動モータ8を内装すると共に、制御ケ ース4にマイクロプロセッサで成る制御装置9を内装し、又、リール本体3の側 部に外部からの電力が供給されるジャック10を備えている。
【0012】 尚、制御ケース4にはスプール7からの釣り糸6の繰り出し量を表示する液晶 ディスプレイ11、及び、制御スイッチ12を備え、リール本体3には図3に示 すように、仕掛を所定の深度で停止させる制御、電動モータ8の間歇駆動により 仕掛にシャクリ運動を与える制御、電動モータ8の駆動で仕掛が船縁に接近した 際に電動モータ8の駆動を自動停止させる際の制御、スプール7の回転に基づい て釣り糸6の繰り出し量を求めるための制御夫々を行わせる複数のスイッチ13 ‥、及び、選択された制御を表示する液晶ディスプレイ11を備えている。
【0013】 又、竿支持機構Aは船縁2に支持される支持部Aaと、この支持部Aaに対し て着脱自在に連結され、かつ、釣り竿1を支持する分離部Abを備えると共に、 図4及び図5に示すように、バッテリー等の電源14からの電力を電動リールR に供給するコネクタCを備えて構成され、支持部Aaは、その先端の二又状部に 釣り竿1を乗せ付け状態で支持する竿受け材15と、前記分離部Abに内嵌する 嵌合部16とが形成された本体17を、船縁2を挟み込む状態に保持するクラン プ18を備えたフレーム19に対し、前記竿受け材15を介して軸20周りで揺 動自在に支持し、又、分離部Abは、前記嵌合部16に外嵌状態で連結する筒状 部21と、釣り竿1を保持する挟持材22と、支持部Aaとの連結の解除を行う レバー23と、電池24を収める電池収納部とを備え、更に、嵌合部16の先端 外面に一対の電極で成る出力側コネクタ25を形成し、筒状部21の内面に前記 電極に接触する一対の電極で成る入力側コネクタ26を形成している。
【0014】 尚、この竿支持機構Aでは、嵌合部16を縦方向に向かう軸芯を中心とする円 形に成形して、この軸芯周りでの筒状部16の回動を許容するよう構成し、この 嵌合部16の先端部の外周に環状に形成した小径部16Aに対する前記レバー2 3の係合により、分離部Abの分離を阻止するよう構成してあり、又、出力側コ ネクタ25、及び、入力側コネクタ26でコネクタCが構成される。
【0015】 この竿支持機構Aでは支持部Aa、分離部Ab夫々に前記電源14からの電力 の供給が可能なジャック10,10を備えて給電系が構成される。 即ち、実釣時には前記電池収納部にニッケルカドミウム型等の充電型の電池2 4を収納し、又、支持部Aaからのケーブル27のプラグ28を電動リールRの ジャック10に接続した状態で、電源24からの電力をケーブル27、プラグ2 8を介して支持部Aaのジャック10に供給すると、電源24からの電力で該電 池24の充電が行われると共に、前記コネクタCを介した電力供給によりリール Rの電動モータ8を駆動して釣り糸6の巻上げが可能になり、又、支持部Aaか ら分離部Abを分離操作した状態では、ケーブル27に妨げられず電池24から の電力で釣り糸6の巻取りが可能になる。
【0016】 図4に示すように、この電動リールRでは制御装置9、液晶ディスプレイ11 の駆動を行う充電型の電池29を内装し、電源24からの電力の供給が絶たれた 状態でもスプール7からの釣り糸6の繰り出し量の表示を行えるように構成され 、更に、前記3つのジャック10,10,10は夫々とも同形状のものを用いる ことにより、電源24のケーブル27のプラグ28そのものを支持部Aaのジャ ック10、リールRのジャック10夫々に接続できるように構成されている。
【0017】 〔別実施例〕 本考案は上記実施例以外に、例えば、支持部に備える電池に充電を行う給電系 を独立して形成することが可能であり、又、支持部に備える電池にマンガン、ア ルカリ型等の通常の電池を用いることが可能であり、電池を取替え自在に構成す ることも可能である。
【0018】 又、本考案では竿支持機構の分離部に対して電源の電力を供給する形態に竿支 持機構を構成することも可能である。
【0019】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】竿支持機構の側面図
【図2】電動リールの平面図
【図3】液晶ディスプレイの拡大図
【図4】給電系の電気回路図
【図5】支持部と分離部との連結構造の断面図
【符号の説明】
1 釣り竿 2 被保持部 24 電池 Aa 支持部 Ab 分離部 C コネクタ R 釣り用リール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船縁等の被保持部(2)に支持される支
    持部(Aa)と、この支持部(Aa)に対して着脱自在
    に連結され、かつ、釣り竿(1)を支持する分離部(A
    b)とを備えると共に、この分離部(Ab)を介した電
    力を釣り用リール(R)に供給するよう構成して成る竿
    支持機構の給電構造であって、 前記釣り用リール(R)に電力を供給する電池(24)
    を前記分離部(Ab)に備えて成る竿支持機構の給電構
    造。
  2. 【請求項2】 前記支持部(Aa)と前記分離部(A
    b)との間に分離自在なコネクタ(C)を備え、前記支
    持部(Aa)と前記分離部(Ab)との連結状態におい
    て、このコネクタ(C)を介し支持部側からの電力を分
    離部(Ab)へ供給する給電系を形成して成る請求項1
    記載の竿支持機構の給電構造。
JP2021792U 1992-04-06 1992-04-06 竿支持機構の給電構造 Expired - Lifetime JP2551140Y2 (ja)

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JPH0580279U true JPH0580279U (ja) 1993-11-02
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