JP4444866B2 - 魚釣用バッテリと魚釣用リールへの給電方法 - Google Patents

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本発明は、魚釣用バッテリと魚釣用リールへの給電方法に関する。
船釣り等、深場の魚層を対象とした釣りを行う場合、魚釣用電動リール(以下、「電動リール」という)が広く使用されている。
従来周知のようにこの電動リールは、魚釣用バッテリ(以下、「バッテリ」という)から出力される電力を利用してスプールの巻取り駆動を行うことは勿論、クラッチ機構の自動切換えや糸長計測等、多機能化,電子化が進んでいるのが現状であり、バッテリの利用範囲が拡大し、実釣上に於けるバッテリの重要性は高いものとなっている。
ところで、この種のバッテリとして、従来、鉛蓄電池が広く使用されていたが、昨今では、携帯性の面からリチウムイオン電池を用いた小型で高性能なリチウムイオンバッテリが使用されるようになっている。
しかし、リチウムイオン電池は、一定時間を超えて過充電または過放電すると発熱,発火する性質を有しているため、リチウムイオンバッテリには、リチウムイオン電池の過充電を防止する充電制御回路と、リチウムイオン電池の過放電を防止する出力制御回路とが組み込まれている。
このため、リチウムイオンバッテリに電動リールを接続して釣りをしている最中に所定放電値以下になると、出力制御回路による過放電防止機能で電動リールへの給電が突然停止してしまう不具合があり、斯様にバッテリからの給電が突然停止してしまうと、スプール駆動モータによる巻取りが停止して魚がばれたり、糸長計測機能も停止して表示器の表示も消えてしまうこととなる。
従って、この給電停止状態でハンドル操作で釣糸を巻き取ると、この間は糸長計測がなされていないために新しいバッテリを繋ぐと糸長計測のカウンターがずれ、船べり停止点がずれて釣糸を釣竿に巻き込んでしまう等の不具合があった。
また、特許文献1には、リチウムイオンバッテリの突然の給電停止といった非常事態を回避するため、バッテリケースにリチウムイオン電池からなる主電源と補助電源を収納し、外部操作で補助電源に切換え可能としたバッテリが提案されている。
特開2002−262740号公報
而して、特許文献1のバッテリによれば、釣場での突然の給電停止といった非常事態に対応できるものの、主電源に加えて更に補助電源をバッテリケース内に装備する構造上、その分、バッテリ全体が大型,重量化し、リチウムイオンバッテリの小型,軽量化に伴う携帯性や操作性の向上といった利点が半減してしまう不具合があった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、リチウムイオンバッテリが有する上述の如き従来の不具合を解消し、突然の給電停止といった非常事態を回避したバッテリと魚釣用リールへの給電方法を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、出力端子を有するバッテリケース内に複数本のリチウムイオン電池を備え、このリチウムイオン電池に魚釣用リールへの出力を制御する出力制御回路を接続したバッテリであって、上記出力制御回路は、リチウムイオン電池の過放電を防止するブレーカ設定電圧と、リチウムイオン電池の初期電圧よりも低くブレーカ設定電圧値よりも高い低電圧移行電圧と、ブレーカ設定電圧値よりも低い非常出力電圧が設定され、リチウムイオン電池の充電容量が低電圧移行電圧値まで低下したとき、非常出力電圧を魚釣用リールに出力することを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のバッテリに於て、バッテリケースに報知手段が装着され、出力制御回路は、非常出力電圧の出力時に当該報知手段を作動させることを特徴とする。
一方、請求項3に係る発明は、複数本のリチウムイオン電池に魚釣用リールへの出力を制御する出力制御回路を接続したバッテリによる魚釣用リールへの給電方法であって、出力制御回路に、リチウムイオン電池の過放電を防止するブレーカ設定電圧と、リチウムイオン電池の初期電圧よりも低くブレーカ設定電圧値よりも高い低電圧移行電圧と、ブレーカ設定電圧値よりも低電圧の非常出力電圧が設定され、出力制御回路は、リチウムイオン電池の充電容量が低電圧移行電圧値まで低下し、且つ出力先の魚釣用リールのスプール駆動モータの非駆動時に、非常出力電圧を魚釣用リールに出力すると共に、スプール駆動モータの駆動時に、非常出力電圧による出力を解除し、低電圧移行電圧より低くブレーカ設定電圧より高いその時点での電圧に戻って出力することを特徴とする。
そして、請求項4に係る発明は、請求項3に記載の魚釣用リールへの給電方法に於て、バッテリケースまたは魚釣用リールに報知手段が装着され、出力制御回路または魚釣用リール側の制御手段は、バッテリからの非常出力電圧の出力時に報知手段を作動させることを特徴とする。
請求項1及び請求項2に係るバッテリを使用すれば、バッテリの充電容量の低下を事前に認識できてバッテリ交換をタイムリーに把握でき、この結果、釣場での突然の非常事態(カウンター機能停止,スプール駆動モータの駆動停止,クラッチ自動切換え機能の停止)を回避することが可能となって、釣人は安心して魚釣り操作に集中できると共に、未然にトラブルを防止できる利点を有する。
また、請求項3及び請求項4に係る給電方法によっても、バッテリの充電容量の低下を事前に認識できてバッテリ交換をタイムリーに把握でき、この結果、釣場での突然の非常事態(カウンター機能停止,スプール駆動モータの駆動停止,クラッチ自動切換え機能の停止)を回避することができるが、更に本発明によれば、バッテリを労りつつ、スプール駆動モータの駆動で船べり停止位置まで仕掛けを巻き取ることができる等の利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は請求項1及び請求項2に係るバッテリの一実施形態を示し、図中、1は直方体形状の箱体からなる樹脂製のバッテリケースで、当該バッテリケース1はケース本体3とこれに冠着した蓋体5とで構成されており、蓋体5の上部に+端子7と−端子9からなる充電用入力端子11と、+端子13と−端子15からなる出力端子17が設けられ、更に充電用入力端子11の近傍に緑色の発光ダイオード19が取り付き、出力端子17の近傍に赤色の発光ダイオード(報知手段)21が取り付けられている。
後述するように緑色の発光ダイオード19は、バッテリ23の充電中に充電制御回路によって点灯され、充電が終了すると消灯するようになっている。また、赤色の発光ダイオード21は、出力制御回路が非常出力電圧を出力する際に、当該出力制御回路によって点灯されるようになっている。
そして、バッテリケース1内には上下方向に3つの収納部25が区画形成され、各収納部25に、夫々、1セル4.2Vのリチウムイオン電池27を4セル宛縦横方向に略E字状に配列してこれらを直列接続したユニット29が水密性を以って収納されており、各ユニット29は並列接続されて、初期電圧が16.8V(=V0)のバッテリ23を構成している。そして、図2に示すようにこれらのユニット29は、バッテリケース1内の上部に配設された基板31上の充電制御回路33と出力制御回路35に接続されており、前記充電用入力端子11が充電制御回路33に接続されている。
従来と同様、充電制御回路33はリチウムイオン電池27の充電容量を制御する回路で、リチウムイオン電池27に充電する充電容量を満たすと、充電作業を停止してリチウムイオン電池27の過充電を防止するようになっている。
そして、充電制御回路33に既述した発光ダイオード19が接続されており、充電制御回路33はバッテリ23の充電中に発光ダイオード19を点灯し、充電が終了すると、発光ダイオード19を消灯させて充電中か否かを視認できるようにしている。
一方、出力制御回路35には前記出力端子17が接続されており、当該出力端子17に魚釣用リールからの給電コードが接続できるようになっている。
この出力制御回路35は魚釣用リールへの出力を制御する回路で、本実施形態では、リチウムイオン電池27の過放電を防止する従来の機能に加え、以下の如き特徴を有している。
図3は出力制御回路35の機能を説明する説明図で、縦軸はバッテリ23の電圧、横軸はバッテリ23の使用時間を示している。
而して、既述したようにバッテリ23は、初期電圧が16.8V(=V0)に設定され、バッテリ23の使用に伴い、充電容量は低下していくが、出力制御回路35にはこの16.8Vの初期電圧(V0)に加え、
[1]リチウムイオン電池27の過放電を防止するブレーカ設定電圧(V2)として10V
[2]初期電圧(V0)よりも低くブレーカ設定電圧(V2)よりも高い低電圧移行電圧 (V1)として11V
[3]ブレーカ設定電圧(V2)よりも低い非常出力電圧(V4)として6V
が設定されている。
また、図3中、V3は鉛蓄電池に対応する低電圧報知開始電圧としての8.9Vを参考に示したもので、従来、多くの魚釣用リール(電動リール)には、鉛蓄電池を用いて釣りを行っている際に、鉛蓄電池の充電容量が低下して8.9Vになると、魚釣用リールの制御手段は、魚釣用リールに設けた報知手段(例えば、前記発光ダイオード21の如きランプ)を報知して釣人に「充電要」を報知するようになっており、図中、V3は斯かる低電圧報知開始電圧を示し、非常出力電圧(V4)はこの低電圧報知開始電圧(V3)よりも低い6Vに設定されている。
そして、図3に示すようにバッテリ23の使用に伴い、充電容量は16.8Vの初期電圧(V0)から次第に低下していくが、出力制御回路35は、バッテリ23の充電容量が低電圧移行電圧(V1)まで低下すると(図3中、t1)、非常出力電圧(V4)の6Vを魚釣用リールに出力すると共に、バッテリ23の充電容量がブレーカ設定電圧(V2)まで低下して給電停止するまでの間(図3中、t1〜t2)、前記発光ダイオード21を点灯してバッテリ23がその時点での充電容量よりも低い低電圧で魚釣用リールに出力していることを釣人に報知するようになっている。
尚、図示しないが、従来と同様、バッテリケース1(ケース本体3)の外側には肩掛け用のベルトやバンドフックが装着されており、実釣に当たり釣人はベルトを肩に掛けてバッテリ23を携帯したり、バンドフックを介してバッテリ23をバンドに装着すればよい。
本実施形態に係るバッテリ23はこのように構成されているから、魚釣用リールに接続した給電コードを出力端子35に接続すれば、バッテリ23から出力される電力でスプール駆動モータによるスプールの巻取りを始め、クラッチ機構の切換制御による棚取りや糸長計測装置による糸長計測が行われて糸長が魚釣用リールの表示器に表示されるが、バッテリ23の使用に伴い、充電容量は16.8Vの初期電圧(V0)から次第に低下していく。
そして、図3に示すようにバッテリ23の充電容量が低電圧移行電圧(V1)まで低下すると、出力制御回路35は非常出力電圧(V4)の6Vを魚釣用リールに出力すると共に、バッテリ23の充電容量がブレーカ設定電圧(V2)まで低下して給電停止するまでの間、発光ダイオード21を点灯して、バッテリ23がその時点での充電容量よりも低い低電圧で出力していることを釣人に報知する。
このように、充電容量がブレーカ設定電圧(V2)まで低下して給電停止となる前に、非常出力電圧(V4)の6Vを魚釣用リールに出力することで、スプール駆動モータは著しく低速となるが、糸長計測機能が維持されて表示器のカウンター機能が維持されるため、釣人はその場を凌げると共に、斯かるスプール駆動モータの状態と発光ダイオード21の点灯からバッテリ交換の時期を認識することとなる。
従って、本実施形態に係るバッテリ23を使用すれば、充電容量の低下を事前に認識できてバッテリ交換をタイムリーに把握でき、この結果、釣場での突然の非常事態(カウンター機能停止,スプール駆動モータの駆動停止,クラッチ自動切換え機能の停止)を回避することが可能となって、釣人は安心して魚釣り操作に集中できると共に、未然にトラブルを防止できる利点を有する。
図4及び図5は請求項3及び請求項4の魚釣用リールへの給電方法に用いるバッテリの一実施形態を示し、本実施形態で使用するバッテリ23-1は、既述したバッテリ23と出力制御回路35-1の機能を一部異にするだけで、図4に示すように充電制御回路33や充電用入力端子11,出力端子17,発光ダイオード19,21を備えると共に、16.8Vの初期電圧(V0)に加え、同じく、
[1]リチウムイオン電池27の過放電を防止するブレーカ設定電圧(V2)として10V
[2]初期電圧(V0)よりも低くブレーカ設定電圧(V2)よりも高い低電圧移行電圧 (V1)として11V
[3]ブレーカ設定電圧(V2)よりも低い非常出力電圧(V4)として6V
が設定されている。
そして、バッテリ23-1の使用に伴い、充電容量が初期電圧(V0)から低電圧移行電圧(V1)まで低下すると(図5中、t1)、出力制御回路35-1は非常出力電圧(V4)の6Vを魚釣用リールに出力する。
而して、以後、出力制御回路35-1は、バッテリ23-1の充電容量がブレーカ設定電圧(V2)まで低下して給電停止するまでの間(図5中、t1〜t2)、非常出力電圧(V4)の6Vを魚釣用リールに出力するが、釣人が例えば特許第2977978号公報で開示されたパワーレバーを操作してスプール駆動モータを駆動させると、モータ駆動中(例えば、図5中、領域A1,A2,A3)、非常出力電圧(V4)による出力を解除し、低電圧移行電圧(V1)より低くブレーカ設定電圧(V2)より高いその時点での電圧に戻って魚釣用リールに出力するようになっている。
そして、スプール駆動モータの非駆動時には、再度非常出力電圧(V4)を魚釣用リールに出力し、且つ発光ダイオード21を点灯して、バッテリ23-1がその時点での充電容量よりも低い低電圧で魚釣用リールに出力していることを釣人に報知するようになっている。
また、既述したように、従来、魚釣用リールでは、低電圧報知開始電圧(V3)までバッテリの充電容量が低下すると、魚釣用リールに装着した報知手段を報知させて釣人に「充電要」を知らせるようになっており、本実施形態では、バッテリ23-1から非常出力電圧(V4)が魚釣用リールに出力されている間、魚釣用リール側の制御手段が、斯かる報知手段を報知させるようになっている。
本実施形態に係る給電方法はこのような工程とされているから、魚釣用リールに接続した給電コードを出力端子35に接続すれば、バッテリ23-1から出力される電力でスプール駆動モータによるスプールの巻取りを始め、クラッチ機構の切換制御による棚取りや糸長計測装置による糸長計測が行われて糸長が魚釣用リールの表示器に表示されるが、バッテリ23-1の使用に伴い、充電容量は16.8Vの初期電圧(V0)から次第に低下していく。
そして、図5に示すようにバッテリ23-1の充電容量が低電圧移行電圧(V1)まで低下すると、既述したように出力制御回路35-1は、バッテリ23-1の充電容量がブレーカ設定電圧(V2)まで低下して給電停止するまでの間、非常出力電圧(V4)の6Vを魚釣用リールに出力する。そして、この状況下で釣人がパワーレバーを操作してスプール駆動モータを駆動させると、出力制御回路35-1は、モータ駆動中(図5中、領域A1,A2,A3)、非常出力電圧(V4)による出力を解除し、低電圧移行電圧(V1)より低くブレーカ設定電圧(V2)より高いその時点での電圧に戻って魚釣用リールに出力し、スプール駆動モータの駆動が停止すると、再度非常出力電圧(V4)を魚釣用リールに出力し、且つ発光ダイオード21を点灯することとなる。
また、バッテリ23-1から非常出力電圧(V4)が魚釣用リールに出力されている間、魚釣用リール側では、魚釣用リールに組み込まれた制御手段が報知手段を報知させる。
このように本実施形態によっても、充電容量の低下を事前に認識できてバッテリ交換をタイムリーに把握でき、この結果、釣場での突然の非常事態(カウンター機能停止,スプール駆動モータの駆動停止,クラッチ自動切換え機能の停止)を回避することができるが、更に本実施形態によれば、バッテリ23-1を労りつつ、スプール駆動モータの駆動で船べり停止位置まで仕掛けを巻き取ることができる等の利点を有する。
請求項1及び請求項2の一実施形態に係るバッテリの断面図である。 請求項1及び請求項2の一実施形態に係るバッテリの構成を示すブロック図である。 請求項1及び請求項2の一実施形態に係るバッテリの機能を説明する説明図である。 請求項3及び請求項4の一実施形態に用いるバッテリの構成を示すブロック図である。 請求項3及び請求項4の一実施形態に用いるバッテリの機能を説明する説明図である。
符号の説明
1 バッテリケース
3 ケース本体
5 蓋体
11 充電用入力端子
17 出力端子
19,21 発光ダイオード
23,23-1 バッテリ
25 収納部
27 リチウムイオン電池
29 ユニット
31 基板
33 充電制御回路
35,35-1 出力制御回路

Claims (4)

  1. 出力端子を有するバッテリケース内に複数本のリチウムイオン電池を備え、このリチウムイオン電池に魚釣用リールへの出力を制御する出力制御回路を接続した魚釣用バッテリであって、
    上記出力制御回路は、リチウムイオン電池の過放電を防止するブレーカ設定電圧と、リチウムイオン電池の初期電圧よりも低くブレーカ設定電圧値よりも高い低電圧移行電圧と、ブレーカ設定電圧値よりも低い非常出力電圧が設定され、
    リチウムイオン電池の充電容量が低電圧移行電圧値まで低下したとき、非常出力電圧を魚釣用リールに出力することを特徴とする魚釣用バッテリ。
  2. バッテリケースに報知手段が装着され、出力制御回路は、非常出力電圧の出力時に当該報知手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用バッテリ。
  3. 複数本のリチウムイオン電池に魚釣用リールへの出力を制御する出力制御回路を接続した魚釣用バッテリによる魚釣用リールへの給電方法であって、
    出力制御回路に、リチウムイオン電池の過放電を防止するブレーカ設定電圧と、リチウムイオン電池の初期電圧よりも低くブレーカ設定電圧値よりも高い低電圧移行電圧と、ブレーカ設定電圧値よりも低電圧の非常出力電圧が設定され、
    出力制御回路は、リチウムイオン電池の充電容量が低電圧移行電圧値まで低下し、且つ出力先の魚釣用リールのスプール駆動モータの非駆動時に、非常出力電圧を魚釣用リールに出力すると共に、スプール駆動モータの駆動時に、非常出力電圧による出力を解除し、低電圧移行電圧より低くブレーカ設定電圧より高いその時点での電圧に戻って出力することを特徴とする魚釣用リールへの給電方法。
  4. バッテリケースまたは魚釣用リールに報知手段が装着され、出力制御回路または魚釣用リール側の制御手段は、魚釣用バッテリからの非常出力電圧の出力時に報知手段を作動させることを特徴とする請求項3に記載の魚釣用リールへの給電方法。
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