JP3152776U - リチウムイオンバッテリーパック - Google Patents
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Abstract
【課題】2個の一次電池を直列接続して使用する器機において、その2個の一次電池の代用となる二次電池を提供する。【解決手段】直列接続した一次電池2個分に相当する外形寸法を有し、外部端子として正極端子11と負極端子12が設けられた外部ケース10内に、正極21が正極端子11に接続され、負極22が負極端子12に接続されたリチウムイオン電池20が配置されたバッテリーパック1と、リチウムイオン電池20と同等の出力電圧を有する充電器とで構成される。電池20と外部端子との間には、充電時に充電器の出力電圧をそのまま電池20に出力し、放電時に電池20の出力電圧を直列接続した一次電池2個分の電圧に降圧して外部端子に出力する同一電圧回路30と、電池20の過充電と過放電を防止するための保護回路40とが設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、直列接続した2個の一次電池に代用する二次電池としてのリチウムイオンバッテリーパックに関する。
ラジオ、CDラジカセ、玩具、誘導灯等の器機には一次電池(代表的なマンガン乾電池、アルカリ乾電池)を使用するのが一般的である。一次電池は一度使い切ると廃棄するしかないが、経済的損失、資源の損失・節約、ゴミの減量、環境への影響等の見地から好ましくない。
特に、一次電池を入れた器機を長時間連続して使用すると、一次電池の消耗が激しく、一次電池の交換の頻度が高くなり、それだけ廃棄物が増えることになる。例えば、道路工事等の際に交通整理に使用される誘導灯は、昼夜関係なく連続使用されることが多いので、一次電池の消費が甚大で、使い切るまでの期間が短くなり、廃棄する一次電池の個数が多くなる。
このような問題に対して、図6の概略図を参照して、絶縁ケース80にリチウムイオン二次電池70が内蔵され、絶縁ケース80の外表面に正極端子と負極端子とからなる外部端子が設けられ、リチウムイオン二次電池70と外部端子との間に、リチウムイオン二次電池70の充電・放電時に電圧を調整するための電圧変換器72と、リチウムイオン二次電池70の過充電と過放電とを防止するための保護素子71とが設けられた一次電池互換バッテリーパックがある(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1記載の考案において、リチウムイオン二次電池70の充電時・放電時の概略経路図を図5に示す。この考案では、リチウムイオン二次電池70の出力電圧が約3.0〜4.2Vであり、汎用一次電池の出力電圧(約1.0〜1.5V)よりも倍以上高いので、図5の(b)に示すように電圧変換器72により、リチウムイオン二次電池70の放電時に出力電圧(4.2V)を約1.0〜1.4V(約1.5V以下になるように略3分の1)に変換して外部端子側(負荷75側)に出力している。
また、図5の(a)に示すように、リチウムイオン二次電池70の充電には、約1.5Vの充電器73(専用の充電器の他にニッカド電池やニッケル水素電池用の充電器)を用いて充電できるように、電圧変換器72により、充電時の外部端子の電圧(約1.5V)を約3.0〜4.2V(略3倍の4.2V)に変換してリチウムイオン二次電池70側に出力している。
このバッテリーパックの正極端子と負極端子との間の電圧は、図6にも示すように1.5Vであるが、これは一次電池として例えば1個の単2型や単3型の乾電池90の代用となる二次電池を想定しているからであり、そのためにリチウムイオン二次電池の電圧を約3分の1に変換して外部端子側に出力している。また、充電時には約1.5Vの充電電圧を持つ専用の充電器だけでなく、充電電圧が約1.5Vであるニッカド電池やニッケル水素電池用の充電器でも充電できるように、それら充電器の充電電圧を約3倍に変換してリチウムイオン二次電池側に出力している。
ところで、上記考案のバッテリーパックでは、使用電池が1個の一次電池の器機の場合は特に問題ないが、2個の一次電池を直列接続して使用する器機の場合、例えば上記誘導灯は2個の単2型乾電池を直列接続して使用するものが多いが、このような場合は上記考案のバッテリーパックであれば、単2型のサイズにしたものを2個直列接続して使用する必要がある。
しかしながら、仮に上記考案のバッテリーパックを2個使用するとなると、各バッテリーパックごとに充電しなければならず面倒であり、効率も悪く、器機に装填するのも手間が掛かる。
この考案は、そのような問題点に着目してなされたもので、2個の一次電池を直列接続して使用する器機において、その2個の一次電池の代用となる二次電池を提供することを目的としている。
上記課題は本考案のリチウムイオンバッテリーパックにより達成される。すなわち、本考案のリチウムイオンバッテリーパックは、直列接続した一次電池2個分に相当する外形寸法を有し、外部端子として正極端子と負極端子が設けられた外部ケース内に、正極が正極端子に接続され、負極が負極端子に接続されたリチウムイオン電池が配置されたバッテリーパックと、リチウムイオン電池と同等の出力電圧を有する充電器とで構成され、外部ケース内において、リチウムイオン電池と外部端子との間に、リチウムイオン電池の充電時に充電器の出力電圧をそのままリチウムイオン電池に出力し、リチウムイオン電池の放電時にリチウムイオン電池の出力電圧を直列接続した一次電池2個分の電圧に降圧して外部端子に出力する同一電圧回路と、リチウムイオン電池の過充電と過放電を防止するための保護回路とが設けられてなることを特徴とする。
また、本考案において具体的には、リチウムイオン電池の出力電圧は4.0〜4.2Vであり、同一電圧回路は放電時にリチウムイオン電池の出力電圧を3.0〜3.2Vに降圧して外部端子に出力する。
また、一次電池は単2型乾電池であることを想定している。
同一電圧回路は具体的には、リチウムイオン電池側を順方向とする2個のダイオードの間に抵抗を接続し、その2個のダイオードと並列に外部端子側を順方向とする1個のダイオードを接続してなるものである。
なお、本考案において、リチウムイオンバッテリーパックを使用する器機は、2個の一次電池(特に単2型乾電池)を直列接続して使用する器機であれば特定されず、ラジオ、CDラジカセ、CDラジMD、誘導灯が例示される。これらの器機でも、2個の一次電池だけを使用するのであれば、1個のバッテリーパックのみでよいが、4個の一次電池を使用するのであれば、2個のバッテリーパックを用いればよい。
本考案によれば、直列接続した一次電池2個分に相当するサイズであるとともに、直列接続した一次電池2個分に相当する出力電圧であるため、2個の一次電池を直列接続して使用する器機において、その2個の一次電池の代用として汎用することができる。しかも、2個の一次電池や前記従来のバッテリーパックを1個ずつ器機に装填するのに比べて、装填が容易である。また、一度の充電で一次電池2個分の充電が完了するため、前記従来のバッテリーパックよりも充電が楽である。
以下、実施の形態により、この考案を更に詳細に説明する。
実施形態に係るリチウムイオンバッテリーパックの縦断面図を図1に、その回路図を図2に示す。このリチウムイオンバッテリーパック1は、直列接続した一次電池(ここでは単2型乾電池)2個分に相当する外形寸法を有するとともに、外部端子として正極端子11と負極端子12が設けられた絶縁性の外部ケース10を備える。外部ケース10は、単2型乾電池2個分の長さと単2型乾電池1個の外径とを有する円柱状を呈する。また、このリチウムイオンバッテリーパック1は、内部の下記リチウムイオン電池20と同等の出力電圧(約4.2V)を有する専用の充電器50〔図3の(a)参照〕を用いて充電されるものである。
外部ケース10内には、正極21が正極端子11に接続され、負極22が負極端子12に接続されたリチウムイオン電池20が配置されている。このリチウムイオン電池20の負極22と負極端子12との間には、リチウムイオン電池20の充電時に充電器50の出力電圧をそのままリチウムイオン電池20に出力し、リチウムイオン電池20の放電時にリチウムイオン電池20の出力電圧を直列接続した一次電池2個分の電圧に降圧して外部端子に出力する同一電圧回路30と、リチウムイオン電池20の過充電と過放電を防止するための保護回路40とが設けられている。
このリチウムイオンバッテリーパック1において具体的には、リチウムイオン電池20の出力電圧は4.0〜4.2Vであり、同一電圧回路30は放電時にリチウムイオン電池20の出力電圧を3.0〜3.2Vに降圧して外部端子に出力する。
同一電圧回路30は、図2に示すように、リチウムイオン電池20側を順方向とする2個のダイオードD1,D2の間に抵抗Rを接続し、その2個のダイオードD1,D2と並列に外部端子(負極端子12)側を順方向とする1個のダイオードD3を接続してなるものである。なお、抵抗Rは安全確保のための感温抵抗であり、温度上昇と共に抵抗値は増加するが、抵抗Rの抵抗値は通常は0.01Ω程度である。
保護回路40は、充電時にリチウムイオン電池20の電圧が約4.2Vを超えないように制御する過充電保護機能と、放電時にリチウムイオン電池20の電圧が約3Vを下回らないように制御する過放電保護機能とを有するが、このような保護回路40はリチウムイオン電池にとって安全面から必要な周知技術であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
このように構成したリチウムイオンバッテリーパック1では、図3の(a)に概略経路図で示す充電時には、同一電圧回路30は充電器50の出力電圧(4.2V)を保護回路40を通じてそのままリチウムイオン電池20に出力する。この場合、同一電圧回路30は電圧変換を全く行わないので、回路作用的には存在しないのと同等であり、従って(a)では示していない。
一方、図3の(b)に概略経路図で示す放電時には、同一電圧回路30はリチウムイオン電池20の出力電圧(4.2V)を直列接続した一次電池2個分の電圧(3.0V)に降圧して外部端子(負荷75)に出力する。
このリチウムイオンバッテリーパック1の正極端子11と負極端子12との間の電圧は、図4にも示すように3.0Vであるが、これは上記の通り直列接続した2個の一次電池(特に単2型乾電池90)の代用に1個のバッテリーパックを想定しているからである。従って、2個の一次電池を直列接続して使用する器機において、その2個の一次電池の代用として汎用することができる。しかも、2個の一次電池や前記従来のバッテリーパックを1個ずつ器機に装填するのに比べて、1個のバッテリーパックでよいため装填が容易である。また、一度の充電で一次電池2個分の充電が完了するため、前記従来のバッテリーパックよりも充電が楽である。
なお、上記実施形態では、同一電圧回路30と保護回路40は、リチウムイオン電池20の負極22と負極端子12との間に設けてあるが、リチウムイオン電池20の正極21と正極端子11との間に設けても構わない。
1 リチウムイオンバッテリーパック
10 外部ケース
11 正極端子(外部端子)
12 負極端子(外部端子)
20 リチウムイオン電池
21 正極
22 負極
30 同一電圧回路
40 保護回路
50 充電器
10 外部ケース
11 正極端子(外部端子)
12 負極端子(外部端子)
20 リチウムイオン電池
21 正極
22 負極
30 同一電圧回路
40 保護回路
50 充電器
Claims (4)
- 直列接続した一次電池2個分に相当する外形寸法を有し、外部端子として正極端子と負極端子が設けられた外部ケース内に、正極が正極端子に接続され、負極が負極端子に接続されたリチウムイオン電池が配置されたバッテリーパックと、リチウムイオン電池と同等の出力電圧を有する充電器とで構成され、
外部ケース内において、リチウムイオン電池と外部端子との間に、リチウムイオン電池の充電時に充電器の出力電圧をそのままリチウムイオン電池に出力し、リチウムイオン電池の放電時にリチウムイオン電池の出力電圧を直列接続した一次電池2個分の電圧に降圧して外部端子に出力する同一電圧回路と、リチウムイオン電池の過充電と過放電を防止するための保護回路とが設けられてなることを特徴とするリチウムイオンバッテリーパック。 - リチウムイオン電池の出力電圧は4.0〜4.2Vであり、同一電圧回路は放電時にリチウムイオン電池の出力電圧を3.0〜3.2Vに降圧して外部端子に出力することを特徴とする請求項1記載のリチウムイオンバッテリーパック。
- 一次電池は単2型乾電池であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリチウムイオンバッテリーパック。
- 同一電圧回路は、リチウムイオン電池側を順方向とする2個のダイオードの間に抵抗を接続し、その2個のダイオードと並列に外部端子側を順方向とする1個のダイオードを接続してなることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のリチウムイオンバッテリーパック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009003669U JP3152776U (ja) | 2009-06-02 | 2009-06-02 | リチウムイオンバッテリーパック |
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JP2009003669U JP3152776U (ja) | 2009-06-02 | 2009-06-02 | リチウムイオンバッテリーパック |
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JP3152776U true JP3152776U (ja) | 2009-08-13 |
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Family Applications (1)
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JP2009003669U Expired - Lifetime JP3152776U (ja) | 2009-06-02 | 2009-06-02 | リチウムイオンバッテリーパック |
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JP (1) | JP3152776U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110247441A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-09-17 | 杭州光力美电子科技有限公司 | 一种电源适配器 |
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2009
- 2009-06-02 JP JP2009003669U patent/JP3152776U/ja not_active Expired - Lifetime
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