JPH0580205B2 - - Google Patents
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- JPH0580205B2 JPH0580205B2 JP61020965A JP2096586A JPH0580205B2 JP H0580205 B2 JPH0580205 B2 JP H0580205B2 JP 61020965 A JP61020965 A JP 61020965A JP 2096586 A JP2096586 A JP 2096586A JP H0580205 B2 JPH0580205 B2 JP H0580205B2
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- scanning optical
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Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えば眼底撮像・撮影装置として用
いることのできる眼底走査光学装置に関するもの
である。
いることのできる眼底走査光学装置に関するもの
である。
[従来の技術]
従来の眼底カメラは、撮影に必要な瞳孔径を或
る程度以上には小さくできず、また白内障を有す
る被検眼を撮影することができない。つまり、角
膜、水晶体に混濁による散乱があるからであり、
前眼部で照明光と撮影光を分離する必要がある。
従来例としては、特開昭60−132536号公報が知ら
れているが、単なる分離板によつて入射光と出射
光を分離しており、前眼部からの有害光の除去が
不充分である。また、米国特許公報第4213678号
では、分離部材を光束走査系よりも被検眼側に配
置しているので、分離部材上で光束角度が大きく
変化し、分離部材を小型化できず、小瞳孔径対応
が困難である。
る程度以上には小さくできず、また白内障を有す
る被検眼を撮影することができない。つまり、角
膜、水晶体に混濁による散乱があるからであり、
前眼部で照明光と撮影光を分離する必要がある。
従来例としては、特開昭60−132536号公報が知ら
れているが、単なる分離板によつて入射光と出射
光を分離しており、前眼部からの有害光の除去が
不充分である。また、米国特許公報第4213678号
では、分離部材を光束走査系よりも被検眼側に配
置しているので、分離部材上で光束角度が大きく
変化し、分離部材を小型化できず、小瞳孔径対応
が困難である。
[発明の目的]
本発明の目的は、撮像に必要な瞳孔径を著しく
小さくでき、縮瞳剤を用いている患者でも眼底撮
像・撮影が可能で、更に白内障でも混濁の薄い瞳
部位から撮像できる眼底走査光学装置を提供する
ことにある。
小さくでき、縮瞳剤を用いている患者でも眼底撮
像・撮影が可能で、更に白内障でも混濁の薄い瞳
部位から撮像できる眼底走査光学装置を提供する
ことにある。
[発明の概要]
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、
光源と、被検眼瞳に共役位置に設けた反射面角度
に周期的に変える走査光学系と、被検眼瞳孔にお
いて投射光と反射光の位置が異なるように投射光
と反射光とを分離する光分割部材と、眼底の照射
部からの反射光を受光するための絞り、受光手段
とを有し、前記光源から出射される光ビームを前
記光分割部材、前記走査光学系を介して被検眼に
導き、被検眼の眼底からの反射光を前記走査光学
系、前記光分割部材、前記絞りを介して前記受光
手段で受光することを特徴とする眼底走査光学装
置である。
光源と、被検眼瞳に共役位置に設けた反射面角度
に周期的に変える走査光学系と、被検眼瞳孔にお
いて投射光と反射光の位置が異なるように投射光
と反射光とを分離する光分割部材と、眼底の照射
部からの反射光を受光するための絞り、受光手段
とを有し、前記光源から出射される光ビームを前
記光分割部材、前記走査光学系を介して被検眼に
導き、被検眼の眼底からの反射光を前記走査光学
系、前記光分割部材、前記絞りを介して前記受光
手段で受光することを特徴とする眼底走査光学装
置である。
[発明の実施例]
本発明の図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は眼底走査光学装置の構成図を示し、1
はレーザー等の光ビームを発生する光源であり、
この光源1から出射した光路に沿つて、フオーカ
スレンズ2、光軸の片側の光を通し他側を反射す
る光分割部材3、第1のリレーレンズ4、例えば
ガルバノミラーから成る第1の光ビーム走査部材
5、第2のリレーレンズ6、第1の光ビーム走査
部材5の垂直方向に光ビームを走査する第2の光
ビーム走査部材7、対物レンズ8が順次に配置さ
れている。そして、光分割部材3の反射側には、
フオーカスレンズ9、集光レンズ10、集光レン
ズ10の焦点面に位置するピンホール11、例え
ばホトマルチフアイヤから成る受光器射2が配置
されている。なお、ピンホール11の位置は眼底
Erに共役とされ、不要の光をカツトしている。
はレーザー等の光ビームを発生する光源であり、
この光源1から出射した光路に沿つて、フオーカ
スレンズ2、光軸の片側の光を通し他側を反射す
る光分割部材3、第1のリレーレンズ4、例えば
ガルバノミラーから成る第1の光ビーム走査部材
5、第2のリレーレンズ6、第1の光ビーム走査
部材5の垂直方向に光ビームを走査する第2の光
ビーム走査部材7、対物レンズ8が順次に配置さ
れている。そして、光分割部材3の反射側には、
フオーカスレンズ9、集光レンズ10、集光レン
ズ10の焦点面に位置するピンホール11、例え
ばホトマルチフアイヤから成る受光器射2が配置
されている。なお、ピンホール11の位置は眼底
Erに共役とされ、不要の光をカツトしている。
光源1から出射されたレーザ光は、各光学素子
2〜8を経て被検眼Eに入射し、眼底Erで反射
した光学素子8〜4を逆行して光分割部材3で反
射し、受光器12に結像されることになる。対物
レンズ8、第1,第2の光ビーム走査部材5,
7、第1のリレーレンズ6により二次元走査光学
系が構成され、受光器12からの信号は普通のフ
ライイングスポツト映像装置等に接続してCRT
で眼底Erの映像を得ることができる。
2〜8を経て被検眼Eに入射し、眼底Erで反射
した光学素子8〜4を逆行して光分割部材3で反
射し、受光器12に結像されることになる。対物
レンズ8、第1,第2の光ビーム走査部材5,
7、第1のリレーレンズ6により二次元走査光学
系が構成され、受光器12からの信号は普通のフ
ライイングスポツト映像装置等に接続してCRT
で眼底Erの映像を得ることができる。
被検眼Eの瞳Epは第1,第2の光ビーム走査
部材5,7、光分割部材3に光学的に共役とされ
ている。また、フオーカスレンズ2,9は同等の
ものが用いられ、同期して作動し被検眼Eの視度
の調節をする。光源8から出射した光は平行光で
あり、フオーカスレンズ9から戻つた光束は、集
光レンズ10の焦点面に置かれたピンホール11
により、平行光のみが受光器12に入射すること
になる。
部材5,7、光分割部材3に光学的に共役とされ
ている。また、フオーカスレンズ2,9は同等の
ものが用いられ、同期して作動し被検眼Eの視度
の調節をする。光源8から出射した光は平行光で
あり、フオーカスレンズ9から戻つた光束は、集
光レンズ10の焦点面に置かれたピンホール11
により、平行光のみが受光器12に入射すること
になる。
第2図は眼球内の光束L1,L2を示し、光束
L1は照明光であり、角膜Ec、水晶俟Enに当つ
て反射・散乱光を発生させる。しかし、受光器1
2は入射方向と同じ方向のみの光しか受光しない
ので、撮像に有害な反射・散乱光は受光器12に
入射せず、受光器12には眼底Erからの反射光
L2のみを取り込むことになる。この関係は入射
角度に無関係に成り立つので、撮像に必要な瞳孔
径は瞳Epでの光束径で決まり、著しく小さくす
ることができる。なお、リレーレンズ4,6で反
射された光が受光器12に入射することを防止す
るために、レンズ4,6は傾けるか偏心させてお
くことが好ましい。
L1は照明光であり、角膜Ec、水晶俟Enに当つ
て反射・散乱光を発生させる。しかし、受光器1
2は入射方向と同じ方向のみの光しか受光しない
ので、撮像に有害な反射・散乱光は受光器12に
入射せず、受光器12には眼底Erからの反射光
L2のみを取り込むことになる。この関係は入射
角度に無関係に成り立つので、撮像に必要な瞳孔
径は瞳Epでの光束径で決まり、著しく小さくす
ることができる。なお、リレーレンズ4,6で反
射された光が受光器12に入射することを防止す
るために、レンズ4,6は傾けるか偏心させてお
くことが好ましい。
第3図は他の実施例を示し、第1図におけるフ
オーカスレンズ2,9を共用したフオーカスレン
ズ13を光分割部材3の前に配置したものであ
る。この場合は瞳位置が若干ずれることがある
が、さほどの支障はない。
オーカスレンズ2,9を共用したフオーカスレン
ズ13を光分割部材3の前に配置したものであ
る。この場合は瞳位置が若干ずれることがある
が、さほどの支障はない。
光ビーム走査部材5,7は音響光学素子又はポ
リゴンミラー等を使用することもでき、リレーレ
ンズ6を変倍系にしておけば、撮像角度を変える
こともできる。なお、光分割部材3は穴あきミラ
ー等を使うこともでき、光源1はレーザーの他に
ハロゲンランプ等を使用してもよく、ピンホール
11は小さな反射ミラーから成る絞りとすること
もできる。更には、受光器12の代わりに撮影フ
イルムとしてもよい。
リゴンミラー等を使用することもでき、リレーレ
ンズ6を変倍系にしておけば、撮像角度を変える
こともできる。なお、光分割部材3は穴あきミラ
ー等を使うこともでき、光源1はレーザーの他に
ハロゲンランプ等を使用してもよく、ピンホール
11は小さな反射ミラーから成る絞りとすること
もできる。更には、受光器12の代わりに撮影フ
イルムとしてもよい。
[発明の効果]
以上説明したように本発明に係る眼底走査光学
装置は、瞳孔径が著しく小さくとも撮像・撮影が
可能となる利点がある。また、無散瞳方式で蛍光
眼底撮像も不可能ではない。特に、被検眼の瞳孔
において、投射光と反射光の位置が異なるように
投射光と反射光を分離する光分割部材により、前
眼部分での有害光を充分に除去した小瞳孔径対応
の装置が可能になる。
装置は、瞳孔径が著しく小さくとも撮像・撮影が
可能となる利点がある。また、無散瞳方式で蛍光
眼底撮像も不可能ではない。特に、被検眼の瞳孔
において、投射光と反射光の位置が異なるように
投射光と反射光を分離する光分割部材により、前
眼部分での有害光を充分に除去した小瞳孔径対応
の装置が可能になる。
図面は本発明に係る眼底走査光学装置の実施例
を示し、第1図はその構成図、第2図は眼球内の
光路図、第3図は他の実施例の要部構成図であ
る。 符号1は光源、2,9,13はフオーカスレン
ズ、3は光分割部材、5,7は光ビーム走査部
材、8は対物レンズ、10は集光レンズ、11は
ピンホール、12は受光器である。
を示し、第1図はその構成図、第2図は眼球内の
光路図、第3図は他の実施例の要部構成図であ
る。 符号1は光源、2,9,13はフオーカスレン
ズ、3は光分割部材、5,7は光ビーム走査部
材、8は対物レンズ、10は集光レンズ、11は
ピンホール、12は受光器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光源と、被検眼瞳に共役位置に設けた反射面
角度に周期的に変える走査光学系と、被検眼瞳孔
において投射光と反射光の位置が異なるように投
射光と反射光とを分離する光分割部材と、眼底の
照射部からの反射光を受光するための絞り、受光
手段とを有し、前記光源から出射される光ビーム
を前記光分割部材、前記走査光学系を介して被検
眼に導き、被検眼の眼底からの反射光を前記走査
光学系、前記光分割部材、前記絞りを介して前記
受光手段で受光することを特徴とする眼底走査光
学装置。 2 前記走査光学系は、結像光学系を介して互い
に共役位置に設け、反射角度を互いに垂直方向に
変える2つの走査光学部材を有する特許請求の範
囲第1項に記載の眼底走査光学装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61020965A JPS62179430A (ja) | 1986-02-01 | 1986-02-01 | 眼底走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61020965A JPS62179430A (ja) | 1986-02-01 | 1986-02-01 | 眼底走査光学装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62179430A JPS62179430A (ja) | 1987-08-06 |
JPH0580205B2 true JPH0580205B2 (ja) | 1993-11-08 |
Family
ID=12041884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61020965A Granted JPS62179430A (ja) | 1986-02-01 | 1986-02-01 | 眼底走査光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62179430A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6112114A (en) * | 1991-12-16 | 2000-08-29 | Laser Diagnostic Technologies, Inc. | Eye examination apparatus employing polarized light probe |
JP2769405B2 (ja) * | 1992-04-10 | 1998-06-25 | 浜松ホトニクス株式会社 | 液晶表示パネルの二次元配光分布測定装置 |
JP4505852B2 (ja) * | 2004-04-13 | 2010-07-21 | 学校法人早稲田大学 | 眼底分光像撮影装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60132536A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-07-15 | サントル ナシヨナル ドウ ラ ルシエルシユ シエンチフイク | 走査カタデイオプドリツク検眼鏡 |
JPS62117524A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-05-29 | アイ・リサ−チ・インステイテユ−ト・オブ・ザ・レテイナ・フアウンデイシヨン | 2重走査光学装置 |
-
1986
- 1986-02-01 JP JP61020965A patent/JPS62179430A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60132536A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-07-15 | サントル ナシヨナル ドウ ラ ルシエルシユ シエンチフイク | 走査カタデイオプドリツク検眼鏡 |
JPS62117524A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-05-29 | アイ・リサ−チ・インステイテユ−ト・オブ・ザ・レテイナ・フアウンデイシヨン | 2重走査光学装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62179430A (ja) | 1987-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |