JPH0580071U - 旋回撮像装置 - Google Patents

旋回撮像装置

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JPH0580071U
JPH0580071U JP1973792U JP1973792U JPH0580071U JP H0580071 U JPH0580071 U JP H0580071U JP 1973792 U JP1973792 U JP 1973792U JP 1973792 U JP1973792 U JP 1973792U JP H0580071 U JPH0580071 U JP H0580071U
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訓生 大川
進 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋回撮像中に回転面に対する撮像視野の仰角
が変化する場合でもTDI(Time Delay a
nd Integration)動作に起因する像ぼけ
を生じることなく分解能の高い画像が得られる旋回撮像
装置を得る。 【構成】 仰角設定手段3と分周器8との間に余弦算出
器24と分周率コントローラ25とを備え、回転面に対
する撮像中の視野の仰角αの余弦を余弦算出器24で算
出し、分周率コントローラ25において仰角αの余弦に
反比例した分周率Kを設定する。次に上記分周率Kによ
りマスタクロックを分周し、X方向の電荷転送クロック
周波数を設定する。上記のようにしてTDI動作におけ
るCCD撮像素子6上の像の移動速度と電荷転送速度と
を撮像中に仰角が変化した場合でも常に一致させて撮像
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はCCD撮像素子を用いて回転しながら全周を撮像する旋回撮像装置 の、仰角の変化に起因して生じる画像劣化の防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の旋回撮像装置の一実施例を示す構成図である。図中、1は回転テ ーブル、2は回転テーブル1の下に設置したモータ、3は回転テーブル1上に搭 載された仰角設定手段、4は仰角設定手段3により支持された鏡筒、5はレンズ 、6はCCD撮像素子、7は発振器、8は分周器、9は上記分周器8と上記発振 器7との出力を受けるタイミングジェネレータ、10はCCD撮像素子6に接続 したCCDドライバ、11はCCD撮像素子6に接続したアンプ、12はスリッ プリングである。次に図3はCCD撮像素子6の構造を示す摸式図であり、図中 、13、14、15、16は光検出器、17、18、19、20はX−CCD、 21、22、23、24はY−CCD、25は電荷−電圧変換アンプである。ま た、PxはX−CCD方向の画素ピッチ、Nx、NyはそれぞれX−CCD、Y −CCD方向の画素数である。ここでは説明の簡素化のため、Nx×Ny=4× 4画素のものを示した。なお、回転テーブル1の回転にともない、被撮像物体の 像はCCD撮像素子6上をX−CCD17、18、19、20の順に移動するよ うに、回転テーブル1、レンズ5、及びCCD撮像素子6の位置関係は設定され ているものとする。
【0003】 次に動作について説明する。まず仰角設定手段3を用いて回転テーブル1の回 転面に対する撮像視野の仰角αを設定する。図2は上方を撮像する場合を示して おりα≧0であるが、下方を見下ろして撮像する場合にはα≦0とする。次にモ ータ2を起動して回転テーブル1を回転する。この時、図2に示す3〜11の構 成要素は回転テーブル1と共に回転し、像はCCD撮像素子6上をX−CCD1 7、18、19、20の並ぶ方向(以降、X−CCD17、18、19、20の 並ぶ方向をX方向、Y−CCD21、22、23、24の並ぶ方向をY方向と呼 ぶ。)に1画素当りTimageの周期で移動する。分周器8は発振器7が生成 するマスタクロックを所望の固定した分周率で分周し、X方向の像の移動周期T imageに等しい周期を有するX方向の電荷転送クロックをタイミングジェネ レータ9に伝達する。タイミングジェネレータ9は上記X方向の電荷転送クロッ クと発振器7から直接受けるマスタクロックをもとに、X方向及びY方向に電荷 を転送する各種のCCD駆動クロックを生成し、CCDドライバ10に伝達し、 CCD撮像素子6内の電荷転送を行う。上記のようにして、像の移動につれて光 検出器13、14、15、16において発生する信号電荷をX−CCD17、1 8、19、20の順に次々と加算し、転送する。これはTDI(Time De lay and Integration)動作と呼ばれる。X−CCD内の電 荷転送を繰り返した後にY−CCD21、22、23、24に転送された電荷を 順次電荷−電圧変換アンプ25へ転送して電圧に変換した後、アンプ11で増幅 し、スリップリング12を介して取り出し、画像出力を得る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の旋回撮像装置は上記のように構成されており、マスタクロックの分周率 が固定であり、X方向の電荷転送周期が固定であった。一方、旋回に伴う像のX 方向の移動周期は仰角の余弦に反比例して変化する。このため撮像中に仰角が変 化するとX−CCDの電荷転送周期が像の移動周期と一致しなくなり、像ぼけが 生じるという難点があった。
【0005】 この考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、撮像中に仰角 が変化しても像ぼけを生じることなく分解能の高い画像が得られる旋回撮像装置 を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わる旋回撮像装置は、仰角設定手段と分周器との間に余弦算出器と 分周率コントローラとを備えたものである。
【0007】
【作用】
この考案に係わる旋回撮像装置は、余弦算出器が仰角設定手段から伝達された 仰角情報をもとに仰角の余弦を算出し、分周率コントローラへ伝達する。分周率 コントローラは上記仰角の余弦に反比例した分周率を分周器に指示し、分周器は 分周率コントローラから指示された分周率でマスタクロックを分周する。
【0008】
【実施例】
実施例1. 図1はこの考案による旋回撮像装置の一実施例を示す構成図であり、図中、1 〜12は従来の実施例と同じものである。24は仰角設定手段に接続した余弦算 出器、25は上記余弦算出器24と分周器8との間に設置した分周率コントロー ラである。
【0009】 次にこの考案による旋回撮像装置の動作について説明する。まずモータ2を起 動し、回転テーブル1を回転する。次に仰角設定手段3を用いて、回転テーブル 1の回転面に対する撮像視野の仰角aを設定する。この時、図1に示す3、4、 5、6、7、8、9、10、11、24、25の構成要素は回転テーブル1と共 に回転し、被撮像物体の像はCCD撮像素子6上をX方向に1画素当たりTim ageの周期で移動する。レンズ5の焦点距離をf、回転テーブル1の回転角速 度をωとすると、Timageは”数1”に示す値となる。
【0010】
【数1】
【0011】 仰角設定手段3は仰角αの値を余弦算出器24へ伝達し、余弦算出器24にお いて仰角αの余弦を算出し、分周率コントローラ25へ送る。分周率コントロー ラ25では仰角αの余弦に反比例させ分周率Kを”数2”に示す値に設定し、分 周器8に伝達する。”数2”においてfmasterは発振器7が生成するマス タクロックの周波数である。
【0012】
【数2】
【0013】 分周器8は発振器7が生成するマスタクロックを上記分周率Kで分周し、X方 向の電荷転送周波数を設定するクロックとしてタイミングジェネレータ9に伝達 する。タイミングジェネレータ9には、Y方向の電荷転送周波数を設定するクロ ックとしてマスタクロックが発振器7から直接伝達されてきており、上記2つの 周波数のクロックをもとに、X方向及びY方向に電荷転送を行う各種のCCD駆 動クロックが生成され、CCDドライバ10に伝達される。CCDドライバ10 は上記CCD駆動クロックに従いCCD撮像素子6内の電荷転送を行う。これに より、CCD撮像素子6内のX方向の電荷転送周期Tccd−xは”数3”に示 す値となり、像の移動周期Timageと一致する。
【0014】
【数3】
【0015】 CCD撮像素子6の出力はアンプ11で増幅された後にスリップリング12を 介して画像出力として出力される。次に撮像中に仰角αが変化すると、仰角設定 手段3が仰角αの新たな値を余弦算出器24に伝達する。分周率コントローラ2 5は”数2”に従って新たな分周率Kを設定する。この動作により撮像中に仰角 αが変化してもCCD撮像素子6上での像の移動周期TimageとCCD撮像 素子6のX方向の電荷転送周期Tccd−xとを常に一致させて撮像する。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、撮像視野の仰角の余弦に反比例した分周率 でマスタクロックを分周してX方向の電荷転送クロックを生成するように構成し たため、撮像中に仰角が変化しても像の移動速度とX方向の電荷転送速度とが常 に一致し、像ぼけを生じることなく分解能の高い画像が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による旋回撮像装置の一実施例の構成
を示す図である。
【図2】従来の旋回撮像装置の一実施例の構成を示す図
である。
【図3】CCD撮像素子の一実施例の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 回転テーブル 2 モータ 3 仰角設定手段 4 鏡筒 5 レンズ 6 CCD撮像素子 7 発振機 8 分周器 9 タイミングジェネレータ 10 CCDドライバ 11 アンプ 24 余弦算出器 25 分周率コントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転テーブルと、上記回転テーブルを回
    転させるモータと、上記回転テーブル上に搭載された仰
    角設定手段と、上記仰角設定手段により支持された鏡筒
    と、上記鏡筒に収納されたレンズ及びCCD撮像素子
    と、上記回転テーブル上に搭載され上記CCD撮像素子
    に接続したCCDドライバおよびアンプと、上記CCD
    ドライバに接続したタイミングジェネレータと、上記タ
    イミングジェネレータに分周器を介して接続した発振器
    と、上記仰角設定手段が設定した仰角の余弦を算出する
    余弦算出器と、上記余弦算出器の出力に基づき上記分周
    器の分周率を仰角の余弦に反比例するよう制御する分周
    率コントローラとを備え、上記回転テーブルの回転に伴
    う上記CCD撮像素子上での像の移動方向への電荷転送
    を撮像中の仰角の余弦に比例した周波数を有するクロッ
    クで行うことを特徴とする旋回撮像装置。
JP1992019737U 1992-04-02 1992-04-02 旋回撮像装置 Expired - Fee Related JP2570614Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009033285A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Advanced Mask Inspection Technology Kk 蓄積型センサを用いた画像入力方法およびその装置
JP2010177627A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Yamaha Motor Co Ltd 部品認識装置、表面実装機

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JP2570614Y2 (ja) 1998-05-06

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