JPH057957A - ろう付ハニカムパネルのハニカムコア組付方法とその装置 - Google Patents

ろう付ハニカムパネルのハニカムコア組付方法とその装置

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JPH057957A
JPH057957A JP18547891A JP18547891A JPH057957A JP H057957 A JPH057957 A JP H057957A JP 18547891 A JP18547891 A JP 18547891A JP 18547891 A JP18547891 A JP 18547891A JP H057957 A JPH057957 A JP H057957A
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JP
Japan
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corrugated
assembling
line
corrugated material
laminated
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JP18547891A
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Koichiro Okuto
行一郎 奥戸
Hiroshi Irie
宏 入江
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Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウム製ろう付ハニカムパネルのハニ
カムコア組付を精度よく能率的におこなうための方法お
よび自動装置を提供する。 【構成】 リボン状アルミニウムブレージングシートを
コルゲート状に連続成形して積層したのち、積層コルゲ
ート材の幅方向および上下方向を拘束した状態で部分的
に固定する組付方法。装置構造は、コルゲート材の成形
ライン、切断ライン、搬送ラインおよび組付ラインを連
設し、前記組付ラインが昇降自在の支持台7、積層コル
ゲート材8の幅方向矯正手段9および接合面矯正手段1
0、積層コルゲート材8の上下相接面を部分的に固定す
る固定手段11とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム製のろう
付ハニカムパネルを製造する際にリボン状ブレージング
シートから積層ハニカム部材を連続的に組付けるための
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハニカムパネルは、第5図に示すように
ハニカムコア1の上下面に面板2を接合して構成される
部材で、建材などとして広く有用されている。ハニカム
コアおよび面板の材料としては、アルミニウム板、アル
ミニウム箔、プラスチックシート、紙などが用いられ、
金属材料の場合はろう付やハンダ付、非金属材料の場合
には接着剤により接合されて一体化されている。
【0003】このうち、アルミニウム材料を用いるろう
付ハニカムパネルにおいては、ハニカムコアおよび面板
の基材として予めろう材を圧延加工によりクラッドした
アルミニウムブレージングシートを使用し、これをコル
ゲート材に加工して所定長に切断したのち連続する六角
筒状のハイカムセルパターンになるように配列し、つい
で上下に面板を適宜な治具で固定した状態でろう付炉に
移し、加熱処理することにより製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の工程
ではコルゲート材をコア配列するハニカム組付の操作が
人手を介しておこなわれているため、作業能率が悪いう
えに接合すべきコルゲート材相互の当接面にずれを生
じ、往々にして接合不良や寸法欠陥などの事態を招く問
題点があった。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点を解決し、
連続操作により接合不良や寸法欠陥のない良性状のコア
形成をおこなうことができるろう付ハニカムパネルのハ
ニカムコア組付方法およびその自動的な装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるろう付ハニカムパネルのハニカムコア
組付方法は、リボン状アルミニウムをコルゲート状に連
続成形したのち波形位相の異なる所定長さに切断し、つ
いで各接合面が当接するように順次に積層したのち、該
積層コルゲート材の幅方向および上下方向を拘束した状
態で相互に重なり合うコルゲート材の長手方向における
適数箇所を部分的に固定することを構成上の特徴とす
る。
【0007】また、本発明に係るろう付ハニカムパネル
のハニカムコア組付装置は、リボン状アルミニウムブレ
ージングシートを連続的にコルゲート材に加工する成形
ライン、前記コルゲート材を波形位相の異なる所定長さ
に切断する切断ライン、切断後のコレゲート材を移送す
る搬送ラインおよび移送されたコルゲート材を各接合面
が当接する状態に順次に積層してハニカム組付する組付
ラインを連設してなり、前記組付ラインが昇降自在のコ
ルゲート材支持台と、該支持台上に積層されたコルゲー
ト材の幅方向側面を挟支する進退・移動自在の幅方向矯
正手段と、積層されたコルゲート材の一部に側面方向か
ら挿入して上下相接面を調整する進退自在の接合面矯正
手段と、積層されたコルゲート材の上下相接面を部分的
に固定する固定手段とからなる構造を備えるものであ
る。
【0008】
【作用】本発明のハニカム組付方法によれば、コルゲー
ト状に連続成形されるアルミニウムブレージングシート
を、波形位相が交互に異なる所定長さのコルゲート材に
切断することで切断された材料は各接合面が当接する状
態に順次に積層することができるとともにコルゲート材
の幅方向および上下方向を拘束した状態で接合面が部分
的に固定することにより、積層コルゲート材の幅方向お
よび上下方向の位置ずれは効果的に防止される。したが
って、ろう付工程における接合不良、寸法欠陥等の現象
がなくなり、常に良性状のハニカムパネルの製造を自動
化することが可能となる。
【0009】また、本発明に係る装置はコルゲート材の
成形ライン、切断ライン、搬送ラインおよび組付ライン
が一体に連設されており、前記組付ラインを構成する積
層コルゲート材の支持台に進退・移動自在の幅方向矯正
手段、接合面矯正手段および部分的な固定手段が設置さ
れているから、積層されたコルゲート材の幅と接合面が
適切な状態に配列した状態で上下相接面を部分的に固定
することができる。これらの工程は、連続的かつ自動的
に操作されるため、従来の手作業に比べて極めて能率的
に性状不良のないハニカムコアの組付が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の方法および装置を併せて図示
の実施例に基づいて具体的に説明する。
【0011】図1のブロック図は、本発明の工程および
装置のフローを示したものである。まず、基材となるリ
ボン状アルミニウムブレージングシートは、成形ライン
3で送給されながら上下の波形ダイによりコルゲート状
に加工され、引き続き切断ライン4において成形された
コルゲート材が間隔をおいて配設されるカッターを交互
に作動させて切断することで、図6のa、bに示すよう
に波形位相が交互に異なる所定長さのコルゲート材を搬
送ライン5へ順次に送給する。搬送ライン5は、例えば
レール、コンベアのような手段で一定時間の間隔を置い
て移動する機構により構成され、次の組付ライン6では
切断されたコルゲート材の各接合面が当接する状態に順
次に積層される。
【0012】図2は組付ラインの斜視説明図、図3はそ
の平面図であり、図中、7は支持台、8は支持台7の上
部に積層されたコルゲート材である。支持台7は昇降自
在でコルゲート材8の搬送時にセルサイズの 1/2高さ分
だけ間歇的に下降する機構に設計されている。支持台7
には積層されたコルゲート材8の幅方向側面を挟支する
ための幅方向矯正手段9および積層されたコルゲート材
8の一部に側面方向から挿入して上下相接面を調整する
ための接合面矯正手段10が長手方向に適宜な間隔を置い
て設置されている。幅方向矯正手段9は矢印方向に進退
・移動する機構の板部材で構成され、また接合面矯正手
段10は積層されたコルゲート材8のセル形状および正常
配列パターンに合致する複数本(通常3本)の六角断面
を有する棒材で構成され矢印方向に進退自在であるとと
もに上下方向に接離自在の機構を備えている。
【0013】更に、支持台7には長手方向に適数箇所に
積層されたコルゲート材8の上下相接面を部分的に固定
するための進退自在の固定手段11が介設されている。該
固定手段11は、例えば図4に示すようなアーク溶接具を
コルゲート材8の上下に挿入してスポット溶接する機構
に設計される。その他、YAGレーザ、カシメなどの固
定器具で構成することもできる。
【0014】上記装置による操作は、まず成形ライン
3、切断ライン4および搬送ライン5を作動させて成
形、切断されたコルゲート材8を組付ライン6の支持台
7上に移送する。そして支持台7を移送間隔に応じて間
歇的に下降させながらコルゲート材を積層配列したの
ち、幅方向矯正手段9を作動させて積層コルゲート材の
幅方向側面を挟支して幅方向の配列を矯正し、同時に接
合面矯正手段10を作動させて上下相接面の位置を適正形
態に調整する。ついで、このようにして幅方向および上
下方向を拘束した状態で相互に重なり合うコルゲート材
8の長手方向における適数箇所を固定手段11を作動させ
て部分的に固定する。固定する箇所は、コルゲート材の
5山毎程度の間隔とすることが好ましい。
【0015】このようにして組付が終了したら、幅方向
矯正手段9、接合面矯正手段10および固定手段11を後退
させて拘束状態を解除し、支持台7を下降させて後続の
コルゲート材を同様に積層配列したのち、コルゲート材
を固定する操作を繰り返して所定段数のハニカムコアを
形成する。このように形成されるハニカムコアは適宜な
搬送ラインを経て接合工程に移行しろう付ハニカムパネ
ルを形成する。
【0016】
【発明の効果】本発明の方法および装置に従えば、上記
の工程、機構を介して人手作業によらず機械操作によっ
て自動的にハニカム組付をおこなうことができる。した
がって、常に接合不良や寸法誤差等の製品欠陥がない良
性状のろう付ハニカムパネルを能率よく製造することが
保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による組付方法および装置のフローを示
したブロック図である。
【図2】本発明を構成する組付ラインを示した斜視説明
図である。
【図3】本発明を構成する組付ラインを示した平面図で
ある。
【図4】本発明の構成部材のうち固定手段を例示した平
面図である。
【図5】ろう付ハニカムパネルの構造を示した斜視図で
ある。
【図6】位相を相違させて切断されるコルゲート材の側
面図である。
【符号の説明】
1 ハニカムコア 2 面板 3 成形ライン 4 切断ライン 5 搬送ライン 6 組付ライン 7 支持台 8 コルゲート材 9 幅方向矯正手段 10 接合面矯正手段 11 固定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リボン状アルミニウムブレージングシー
    トをコルゲート状に連続成形して波形位相の異なる所定
    長さに切断し、ついで各接合面が当接するように順次に
    積層したのち、該積層コルゲート材の幅方向および上下
    方向を拘束した状態で相互に重なり合うコルゲート材の
    長手方向における適数箇所を部分的に固定することを特
    徴とするろう付ハニカムパネルのハニカムコア組付方
    法。
  2. 【請求項2】 リボン状アルミニウムブレージングシー
    トを連続的にコルゲート材に加工する成形ライン、前記
    コルゲート材を波形位相の異なる所定長さに切断する切
    断ライン、切断後のコルゲート材を移送する搬送ライン
    および移送されたコルゲート材を各接合面が当接する状
    態に順次に積層してハニカム組付する組付ラインを連設
    してなり、前記組付ラインが昇降自在のコルゲート材支
    持台と、該支持台上に積層されたコルゲート材の幅方向
    側面を挟支する進退・移動自在の幅方向矯正手段と、積
    層されたコルゲート材の一部に側面方向から挿入して上
    下相接面を調整する進退自在の接合面矯正手段と、積層
    されたコルゲート材の上下相接面を部分的に固定する固
    定手段とからなるろう付ハニカムパネルのハニカムコア
    組付装置。
JP18547891A 1991-06-27 1991-06-27 ろう付ハニカムパネルのハニカムコア組付方法とその装置 Pending JPH057957A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030872A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Toyota Central R&D Labs Inc 積層型流路要素の製造方法及び積層型流路要素
KR102372321B1 (ko) * 2022-01-04 2022-03-08 이용천 집진기용 허니컴 집진관 제조시스템
CN117206675A (zh) * 2023-09-28 2023-12-12 山东鸣途精密机械有限公司 一种微孔蜂窝组装及激光焊接方法

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