JPH0579523A - つる巻ばねとその製法及びゴルフシヨツトカウンタ - Google Patents

つる巻ばねとその製法及びゴルフシヨツトカウンタ

Info

Publication number
JPH0579523A
JPH0579523A JP3268659A JP26865991A JPH0579523A JP H0579523 A JPH0579523 A JP H0579523A JP 3268659 A JP3268659 A JP 3268659A JP 26865991 A JP26865991 A JP 26865991A JP H0579523 A JPH0579523 A JP H0579523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
helical spring
spiral spring
rotates
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3268659A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashige Sawahata
孝成 澤畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3268659A priority Critical patent/JPH0579523A/ja
Publication of JPH0579523A publication Critical patent/JPH0579523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Springs (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は所定以上の引張り力によってのみ
たわむことが出来る構成部分を有するつる巻ばね及びそ
の製法を提供するものである。また、このようなつる巻
ばねを用いてコンパクトで確実に動作出来るゴルフショ
ットカウンタを提供するものである。 【構成】 この発明は無負荷状態で圧縮力を及ぼし合っ
ている構成部分を包含するつる巻ばねを提供する。ま
た、つる巻ばねを構成する構成部分の全部又は部分的に
互いに密接する方向に捩りに対するせん断応力を与えな
がら巻回し塑性変形させて構成するつる巻ばねの製法を
提供する。また、前記つる巻ばねを用いてコンパクトで
確実に動作できる小型のゴルフショットカウンタも提供
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はつる巻ばねとその製法
及びゴルフショットカウンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般につる巻ばねは引張り力を与えると
すべての部分がこれに比例するたわみを生ずるものであ
る。そのため、大きい力が作用する場合にはかなり大き
くたわむことになり、全体の長さが長くなり過ぎる欠点
がある。また、従来ゴルフを行なう場合1ショット毎に
カウンタで表示してショット数を確認するゴルフショッ
トカウンタが用いられているが、これはショット毎の入
力を直線動で入力するため押しボタンが著しく長く突出
して携帯に不便であり、意図しない外力によりカウント
が余分に進みやすい欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は所定以上の
引張り力によってのみたわむことが出来る構成部分を有
するつる巻ばね及びその製法を提供するものである。ま
た、このようなつる巻ばねを用いてコンパクトで確実に
動作出来るゴルフショットカウンタを提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は無負荷状態で
圧縮力を及ぼし合っている構成部分を包含することを特
徴とするつる巻ばねを提供するものである。
【0005】この発明はまた、つる巻ばねの製法であっ
て、つる巻ばねを構成する構成部分の全部又は部分的に
互いに密接する方向に捩りに対するせん断応力を与えな
がら巻回し塑性変形させて構成することを特徴とするつ
る巻ばねの製法を提供するものである。
【0006】この発明はまた、本体と、この本体に設け
てあり指で回動する操作部材と、この操作部材と一体に
なって所定角度範囲で回動する回動部材と、この回動部
材にばねにより常時所定位置に保持されるように設けた
ラチェットと、前記回動部材が回動するとラチェットに
より1こまずつ回動してばねにより係止するようにした
複数個の歯部を有するロータと、このロータと一体にな
って回動する文字盤とを有し、前記回動部材が回動する
とラチェットが僅かに回動して復帰出来るように回動部
材に弾力を及ぼすつる巻ばねとを有し、前記つる巻ばね
は請求項1記載のつる巻ばねであることを特徴とするゴ
ルフショットカウンタを提供するものである。
【0007】
【作用】この発明によるつる巻ばねは無負荷状態で互い
に密接して圧縮力を及ぼし合っている構成部分を包含す
るものであるが、そのような圧縮力はその作用する構成
部分で互いに密接する方向に作用する捩りモーメントに
対すると同様なせん断応力が存在して出来るものであ
る。すなわち、無負荷状態のつる巻ばねのある構成部分
に圧縮力Pが存在するとすればその構成部分では互いに
密接する方向に作用する捩りに対するものと同様なせん
断応力が存在しており、その最大値τは次の数1に示す
式により与えられる。
【数1】 ここで、dはつる巻ばねを構成する構成部分の直径、r
はつる巻ばね全体の半径である。また、Prはこの構成
部分に作用する捩りモーメントMに成るものである。し
たがって、この構成部分では圧縮力Pを越える力で引張
る場合のみたわみを生ずることになり、従来のつる巻ば
ねに比較してたわみは著しく小さくなるものである。
【0008】図1はこの発明によるつる巻ばねと従来の
つる巻ばねの比較を示す特性線図である。従来のつる巻
ばねはAで示すように引張り荷重とたわみはほぼ比例し
ている。Bはこの発明によるつる巻ばねで全部が一定の
圧縮力を及ぼし合っているものでこの圧縮力を越える荷
重が作用する場合のみたわみが生ずる。Cは2個所で異
なる大きさの圧縮力が作用する構成部分より成るつる巻
ばねの場合の特性線図である。Dは及ぼし合っている圧
縮力の大きさが漸変しているつる巻ばねの特性線図であ
る。この発明によるつる巻ばねはいずれも図示のように
同一の荷重に対するたわみが従来のものに比較して小さ
くなるものである。
【0009】
【実施例】以下図面を参照しながらこの発明の実施例に
ついて説明する。図2はこの発明のつる巻ばねの製法の
一実施例を示すものである。この図において、10は巻
軸で、素材12の一端が端末押え13によって固定さ
れ、図示の方向に動力により回転し素材12を密接させ
て塑性変形させながら巻回してつる巻ばねを構成する構
成部分14に成るようになっている。15は電動機で、
ロータ16に設けた把持機構17により素材12の他端
を固定保持し、このロータの回転により巻回される素材
12にその弾性限度以内の最大せん断応力が生ずるよう
にして捩りモーメントMを与えている。この最大せん断
応力は例えば弾性限度の30〜60%位の値である。前
記電動機15のステータ18は案内棒20に沿って離れ
た状態から素材12を引張って巻取りの塑性変形に必要
な引張り力Fを与えながら巻軸10に近付くようになっ
ている。
【0010】このようにして巻取られたつる巻ばねを構
成する構成部分14は互いに密接して圧縮力を及ぼし合
うようになっている。この製法では1個のつる巻ばねを
製造する毎に電動機15は図の左端側へ移動させる必要
がある。また、素材12に与える捩りモーメントの大き
さを調節することにより各構成部分が一定の圧縮力を及
ぼし合ったり変化させたりすることが出来るものであ
る。
【0011】図3はこの発明のつる巻ばねの製法の他の
実施例を示し、電動機15は定位置にあってロータ16
に設けた腕部材22に回転可能に支持される軸23を有
する溝車25が装着してある。26は連続して送られて
来る素材12に回転を許容するようにして引張り力Fを
与える張力装置である。素材12はロータ16の中央部
を貫通して溝車25に巻回されこのロータと共に回転し
て捩りモーメントMを与えられながら塑性変形して巻軸
10に巻取られるようになっている。
【0012】図4〜7には前記つる巻ばねを用いたゴル
フショットカウンタの一実施例が示してある。これらの
図において、30は本体である。31はこの本体に回転
可能にした軸32を有し周面にローレットを刻んだ操作
部材で、指で回動するようになっている。33は本体3
0内において軸32に固着し本体30に固着したストッ
パ34により規制される係合部33aと33bの角度範
囲内で回動可能にした回動部材である。この回動部材に
は軸35の回りに回動可能にしたラチェット36が設け
てあり、このラチェットにはばね37が弾力を与えて常
時軸32に形成した係合部32aに係合するようになっ
ている。38は前述した所定以上の引張り力で引張った
場合のみたわみを生ずるようにしたつる巻ばねで、回動
部材33が回動した場合復帰させるように弾力を及ぼす
ものである。このようなつる巻ばねを用いることによっ
て僅かのたわみでも大きい弾力を与えることが出来るも
のである。40は複数個の歯部41を有するロータで、
これに固着した軸42が本体30に回動可能に装着され
ている。43は軸42に固着した文字板で、ショット数
を表わす複数個の文字45が記載されている。この文字
45は本体の表示部46へ来たものを透視出来る。47
は前記ロータ40の歯部41間に係合して所定回動位置
で停止させるようにするばねである。前記回動部材33
の係合部33aがストッパ34に係合した状態で係合部
33bがストッパ34に係合するまで操作部材31を指
で回動すると、ラチェット36がロータ40をその歯部
41の間隔だけ回動させるからこの状態で指を離すと操
作部材31と回動部材33は同時に復帰する。この場合
ラチェット36はロータ40の歯部41に接触して僅か
に回動することになる。また、表示部46のショット数
は 1だけ進むことになる。50はこのゴルフショットカ
ウンタを時計のバンドに取付けるため必要に応じて設け
たクリップである。
【0013】
【発明の効果】この発明は前述したように構成してある
から、例えば所定以上の引張り力が作用した場合のみた
わみを生ずる等引張り荷重に対したわみを小さくするこ
とが出来て著しくコンパクトなつる巻ばね及びその製法
を提供出来るという効果を有している。また、この発明
によるゴルフショットカウンタはコンパクトなつる巻ば
ねを用いることにより確実に動作出来る携帯に都合のよ
い小型なものに成り必要があれば時計のバンドにも取付
け可能であるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるつる巻ばねと従来のつる巻ばね
の比較を示す特性線図である。
【図2】この発明によるつる巻ばねの製法の一実施例を
示す説明図である。
【図3】この発明によるつる巻ばねの製法の他の実施例
を示す説明図である。
【図4】この発明によるゴルフショットカウンタの一実
施例を示す正面図である。
【図5】その側面図である。
【図6】その一部の背面図である。
【図7】その内部構造を示す説明図である。
【符号の説明】
10 巻軸 12 素材 14 構成部分 15 電動機 16 ロータ 18 ステータ 20 案内棒 25 溝車 30 本体 31 操作部材 33 回動部材 36 ラチェット 38 つる巻ばね 40 ロータ 43 文字板 50 クリップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無負荷状態で圧縮力を及ぼし合っている
    構成部分を包含することを特徴とするつる巻ばね。
  2. 【請求項2】 つる巻ばねの製法であって、つる巻ばね
    を構成する構成部分の全部又は部分的に互いに密接する
    方向に捩りに対するせん断応力を与えながら巻回し塑性
    変形させて構成することを特徴とするつる巻ばねの製
    法。
  3. 【請求項3】 本体と、この本体に設けてあり指で回動
    する操作部材と、この操作部材と一体になって所定角度
    範囲で回動する回動部材と、この回動部材にばねにより
    常時所定位置に保持されるように設けたラチェットと、
    前記回動部材が回動するとラチェットにより1こまずつ
    回動してばねにより係止するようにした複数個の歯部を
    有するロータと、このロータと一体になって回動する文
    字盤とを有し、前記回動部材が回動するとラチェットが
    僅かに回動して復帰出来るように回動部材に弾力を及ぼ
    すつる巻ばねとを有し、前記つる巻ばねは請求項1記載
    のつる巻ばねであることを特徴とするゴルフショットカ
    ウンタ。
JP3268659A 1991-09-20 1991-09-20 つる巻ばねとその製法及びゴルフシヨツトカウンタ Pending JPH0579523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3268659A JPH0579523A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 つる巻ばねとその製法及びゴルフシヨツトカウンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3268659A JPH0579523A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 つる巻ばねとその製法及びゴルフシヨツトカウンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0579523A true JPH0579523A (ja) 1993-03-30

Family

ID=17461626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3268659A Pending JPH0579523A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 つる巻ばねとその製法及びゴルフシヨツトカウンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0579523A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4761955A (en) Rotary actuator utilizing a shape memory alloy
EP0646764B1 (en) Digital display micrometer gauge
US10105483B2 (en) Medicine dispensing device
US2441166A (en) Helical spring
EP0374721A3 (en) Joint device for connecting two rotatable members
GB0115073D0 (en) Camera lens positioning using an electro-active device
CN110014443B (zh) 用于机器人的关节结构
US3169307A (en) Tools for handling split retaining rings
JPH0579523A (ja) つる巻ばねとその製法及びゴルフシヨツトカウンタ
US3047280A (en) Spring motor
JP2001141402A (ja) マイクロメータ
JPS6220085B2 (ja)
JPS60225920A (ja) 情報機器
JP2004106115A (ja) ロボットハンドの指駆動機構及びロボットハンド
US3059500A (en) Pawl and ratchet device
JP4694934B2 (ja) ウエビング巻取装置
AU624732B2 (en) Antenna apparatus
DE3437344A1 (de) Schwingungsunterdruecker fuer einen pulsierenden antrieb
JPH08312705A (ja) 2方向性形状記憶合金コイルバネ素子
JP7014873B2 (ja) 準瞬間的なジャンプを伴う機構のための計時器用運動機構
JPH0337433A (ja) ブレーキ装置
JPH067343Y2 (ja) 弾性圧力計
JPS5938633A (ja) 曲げ試験機
JPH0768940B2 (ja) 形状記憶合金を利用した回転装置
JPS6144590A (ja) ロボツト手首装置