JPH0579496U - アラーム時計の目安針駆動制御回路 - Google Patents

アラーム時計の目安針駆動制御回路

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JPH0579496U
JPH0579496U JP1683192U JP1683192U JPH0579496U JP H0579496 U JPH0579496 U JP H0579496U JP 1683192 U JP1683192 U JP 1683192U JP 1683192 U JP1683192 U JP 1683192U JP H0579496 U JPH0579496 U JP H0579496U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アラームがセットされているか否かを容易に
判別することができ、又、アラームをセットしていない
状態の時には目安針により指針が見辛くなることを防止
する。 【構成】 基準信号をカウントして現時刻を記憶する現
時刻記憶手段21を有し、現時刻記憶手段21の時刻デ
ータに基づいて指針を駆動するアラーム時計において、
現時刻記憶手段21の時刻データに基づいて指針と同じ
様に目安針を駆動することができる目安針駆動制御回路
とアラーム時刻記憶手段51とを設け、該目安針駆動回
路に前記現時刻記憶手段21からの時刻データ又はアラ
ーム時刻記憶手段51からの時刻データを入力する切換
手段56を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アラーム時計に関するものであり、尚詳しくは、アナログ時計にお ける目安針の位置を調整する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、マイクロコンピュータを用い、基準信号のパルス数をカウントし て現時刻の値を記憶する現時刻記憶手段としてのランダムアクセスメモリと、こ の現時刻記憶手段に記憶した値を指針の表示角度の値に換算して記憶する目標位 置記憶手段としてのランダムアクセスメモリと、指針の表示位置を記憶する表示 位置記憶手段としてのランダムアクセスメモリとを有し、表示位置記憶手段に記 憶した表示値と目標位置記憶手段に記憶した目標値とを読み出して一致検出を行 ない、目標値と表示値とが一致しない場合にモータ駆動回路からステップモータ に歩進信号を出力させることによりステップモータによって回転させられる指針 の表示位置を制御するアナログ時計を先に開発した。
【0003】 このアナログ時計の概要は、図4に示す様に、発振器11から入力されるクロ ック信号に基づいて周波数の異なる複数の基準信号を出力する基準信号発生手段 13を有し、該基準信号発生手段13からの基準信号により、現時刻記憶手段2 1は秒カウンタメモリ22と分カウンタメモリ23と時カウンタメモリ24とに 現在時刻の時刻データを記憶するものであり、時刻修正スイッチ15が操作され ると周波数の高い修正パルス信号を現時刻記憶手段21に入力可能としておき、 分修正スイッチ17が操作されると分カウンタメモリ23の値を増加させつつ分 カウンタメモリ23から時カウンタメモリ24への桁上げを禁止し、時修正スイ ッチ18が操作されると時カウンタメモリ24の値を増加させるものである。
【0004】 尚、分修正スイッチ17及び時修正スイッチ18を有することなく、時刻修正 スイッチ15をオン状態とすることにより分カウンタメモリ23の値を直ちに順 次増加させつつ時カウンタメモリ24の値に桁上げを行って時刻データの修正を 行う様にしているものもある。 そして数値変換手段27は、現時刻記憶手段21の内容を読み出して目標位置 記憶手段31に時刻データを移すものであり、この時刻データの転送に際し、分 数値変換手段28は、秒カウンタメモリ22の値と分カウンタメモリ23の値を 読み込み、秒カウンタメモリ22の内容である秒データの「10」を「1」に、 分カウンタメモリ23の内容である分データの「1」を「6」に変換することに より10秒単位を「1」として1時間を「0」から「359」の値に変換して目 標位置記憶手段31の分針用目標メモリ32に記憶させ、又、時数値変換手段2 9は分カウンタメモリ23の値と時カウンタメモリ24の値とを読み込み、2分 単位を「1」として12時間を「0」から「359」の値に変換して目標位置記 憶手段31の時針用目標メモリ33に記憶させるものである。
【0005】 又、表示位置記憶手段35は、指針の位置を示す角度を記憶するものであり、 分針位置メモリ36は出力手段43からモータ駆動回路45の分針用駆動回路4 6に出力されるパルス数をカウントし、時針位置メモリ37は出力手段43から 時針用駆動回路47に出力されるパルス数をカウントするものであり、モータ駆 動回路45は、出力手段43から入力されるパルス数に対応したステップ数だけ 方向信号に基づいてステップモータを駆動するものであって、ステップモータが 1ステップ分回転した時、指針軸が1度だけ回転する様に輪列の減速比を定めて いる。
【0006】 尚、分針位置メモリ36及び時針位置メモリ37は、各々分針軸及び時針軸が 基準位置を示したときに初期リセットされ、各々「0」から「359」の値を記 憶するものであり、分針用駆動回路46が分針用ステップモータ48を順回転さ せる時には分針位置メモリ36はパルス数を加算し、分針用ステップモータ48 を逆回転させるときには減算を行ない、時針位置メモリ37も同様に時針用ステ ップモータ49の正逆回転に合わせて加算又は減算を行なって指針位置を記憶す るものである。
【0007】 更に、比較検出手段41は、分針用目標メモリ32の内容である分目標値と分 針位置メモリ36の内容である分表示値とを比較し、分針用目標メモリ32の内 容である分目標値が分針位置メモリ36の分表示値よりも大きい場合は、不一致 信号を出力手段43に出力することにより出力手段43から分針用駆動回路46 にパルス信号と方向信号を出力させて分針用ステップモータ48を正転させ、分 目標値が分表示値よりも小さい場合は出力手段43から分針用駆動回路46にパ ルス信号と方向信号を出力させて分針用ステップモータ48を逆転させるもので あり、且つ、時針用目標メモリ33の内容である時目標値と時針位置メモリ37 の内容である時表示値とをも比較して出力手段43を介して同様に時針用駆動回 路47にパルス信号と方向信号と出力させるものである。
【0008】 尚、この時計回路では、数値変換手段27における換算係数を変更し、例えば 、現時刻記憶手段21における秒カウンタメモリ22及び分カウンタメモリ23 の値における30秒を単位として目標位置記憶手段31の分針用目標メモリ32 における「1」に換算し、又、分カウンタメモリ23及び時カウンタメモリ24 の値における6分を単位として時針用目標メモリ33における「1」に換算し、 分針用目標メモリ32及び時針用目標メモリ33の最大値を「120」に制限す ることにより、図5のAに示す様に、表示範囲を120度の扇型とする変形時計 とする場合や、換算係数を変更して図5のBに示す様に表示範囲を240度の扇 型とする場合等、換算係数の変更により種々の変形時計とすることができるもの である。
【0009】 又、通常の360度表示を行う時計回路では、基準信号発生手段13から0. 1ヘルツの基準信号を出力させ、この基準信号をカウントして0から359迄の カウント値を分カウンタメモリ23に記憶させ、分カウンタの12毎にカウント 値を1増加させて359迄をカウントする時カウンタ及びこの時カウンタのカウ ント値を記憶する時カウンタメモリ24を用いて現時刻記憶手段21を構成し、 現時刻記憶手段21に直接分針や時針の角度データを時刻データとして記憶させ ることにより数値変換手段27や目標位置記憶手段31を省略し、表示位置記憶 手段35の内容と現時刻記憶手段21の記憶データとを直接比較検出手段27に より比較することもある。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上記の時計回路を有する時計体は、正逆転回転可能なモータを充分に活用して 指針の動作や表示形態に展開性を有するアナログ時計とすることができるも、こ の回路ではアラーム機能を有しておらず、時計の利用範囲が狭かった。 又、従来の目安針を有するアラーム機構を付加することは、アラーム機能をオ フ状態としている時に目安針が目ざわりとなる欠点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、現時刻記憶手段や表示位置記憶手段を有し、表示位置記憶手段に記 憶されたデータと現時刻記憶手段に記憶されたデータとを比較する比較検出手段 と、該比較検出手段からの不一致信号によりステップモータを駆動するモータ駆 動回路を有する時計において、アラーム修正スイッチ及び鳴り止めスイッチを設 け、アラーム修正スイッチが操作されたときは時刻データの値を変更して記憶し 得るアラーム時刻記憶手段と、鳴り止めスイッチが操作されてアラームオンの状 態の時、前記アラーム時刻記憶手段の時刻データを出力し、鳴り止めスイッチが 操作されてアラームオフの状態の時、前記現時刻記憶手段の時刻データ又は特定 値記憶手段に設定された特定値データを出力する切換手段と、切換手段から出力 されるデータと目安針表示位置記憶手段の記憶データとを比較して相違している ときは不一致信号を出力する目安用比較検出手段と、不一致信号により方向信号 及びパルス信号を出力する出力手段と、出力手段からの方向信号及びパルス信号 に基づいて目安針駆動用のステップモータを回転制御する目安針用モータ駆動回 路とを設けることとする。
【0012】
【作 用】
本考案は、分針や時針である指針を駆動制御する為の表示位置記憶手段や比較 検出手段、及び、モータ駆動回路と同様に目安針を駆動する駆動制御回路として の目安針表示位置記憶手段、目安用比較検出手段、目安針用モータ駆動回路を設 け、切換手段を介して現時刻記憶手段のデータを目安用比較検出手段に送り、該 データと目安針表示位置記憶手段のデータとを目安用比較検出手段で比較させて 一致するまで目安針用モータ駆動回路により目安針を回転させる故、現時刻記憶 手段のデータに基づいて現在時刻の表示を行っている指針と一致した動きを目安 針に行わせることができる。
【0013】 又、切換手段によりアラーム時刻記憶手段のデータを目安用比較検出手段に送 ることができ、このときは目安針をアラーム時刻記憶手段に記憶させた時刻に一 致させて停止させておくことができる。
【0014】
【実施例】
本考案に係る目安針駆動制御回路を有する時計回路は、図1に示す様に、発振 器11から入力されるクロック信号に基づいて周波数の異なる複数の基準信号を 出力する基準信号発生手段13、該基準信号発生手段13からの基準信号をカウ ントして現時刻を記憶する現時刻記憶手段21、現時刻記憶手段21に記憶した 時刻データを数値変換手段27により目標値に換算し、この目標値を記憶する目 標位置記憶手段31、指針の指示角度を表示値として記憶する表示位置記憶手段 35、前記目標位置記憶手段31に記憶した目標値と表示位置記憶手段35に記 憶した表示値とを比較して一致しない時は不一致信号を出力する比較検出手段4 1、比較検出手段41が出力する不一致信号に基づいて出力手段43から出力さ れる方向信号及びパルス信号により分針用ステップモータ48及び時針用ステッ プモータ49を駆動するモータ駆動回路45を有し、且つ、現時刻記憶手段21 に基準信号発生手段13からの修正パルス信号を入力し得る様にする時刻修正ス イッチ15、及び、修正パルス信号を現時刻記憶手段21内の分カウンタメモリ 23に入力する分修正スイッチ17、修正パルス信号を現時刻記憶手段21内の 時カウンタメモリ24に入力する時修正スイッチ18を有する指針駆動制御回路 に、アラーム時刻記憶手段51としての目安用分カウンタメモリ53と目安用時 カウンタメモリ54とを設け、アラーム修正スイッチ16により基準信号発生手 段13からの修正パルス信号をアラーム時刻記憶手段51に入力し得る様にし、 時修正スイッチ18により修正パルス信号を目安用時カウンタメモリ54に、分 修正スイッチ17により修正パルス信号を目安用分カウンタメモリ53に入力し 得る様にしておき、前記指針用の数値変換手段27と同様の目安用数値変換手段 57、前記指針用の目標位置記憶手段31と同様の目安針目標位置記憶手段61 、前記指針用の比較検出手段41と同様の目安用比較検出手段71、前記指針用 の表示位置記憶手段35と同様の目安針表示位置記憶手段65、更に前記出力手 段43と同様の目安用出力手段73、前記モータ駆動回路45と同様の目安針用 モータ駆動回路75、及び、前記現時刻記憶手段21のデータ又はアラーム時刻 記憶手段51のデータを鳴り止めスイッチ19のオン又はオフによって目安用数 値変換手段57に送る切換手段56を設けるものである。
【0015】 即ち、この実施例は、鳴り止めスイッチ19がオン状態の時、切換手段56に より現時刻記憶手段21のデータが目安用数値変換手段57に送られ、現時刻記 憶手段21に記憶された時刻データの内の秒データと分データとに基づいた分目 標値が目安針目標位置記憶手段61の目安分針目標メモリ62に、現時刻記憶手 段21に記憶された時刻データの内の分データと時データとに基づいた時目標値 が目安時針目標メモリ63に記憶され、目安針表示位置記憶手段65の目安分針 位置メモリ66に記憶された分表示値と目安分針目標メモリ62の分目標値とを 目安用比較検出手段71が比較し、目安分針駆動回路76により目安分針用駆動 モータ78を駆動し、目安用比較検出手段71は目安時針位置メモリ67に記憶 された時表示値と目安時針目標メモリ63の時目標値とをも比較し、目安針用モ ータ駆動回路75における目安時針駆動回路77により目安時針駆動モータ79 を駆動し、目安時針は時目標値を示す様に駆動され、且つ、前記の様に目安分針 も分目標値を示す様に駆動されるものである。
【0016】 この様に鳴り止めスイッチ19がオン状態、即ちアラームオフ状態で目安針が 現時刻記憶手段21の時刻データにより駆動されるとき、指針用の目標位置記憶 手段31も目安針目標位置記憶手段61と同じ分目標値及び時目標値を記憶し、 分針及び時針もこの分目標値及び時目標値に従って駆動される故、目安時針と現 在時刻を示す時針とは重なって動き、目安分針と現在時刻を示す分針とも重なっ て動くことになる。
【0017】 又、鳴り止めスイッチ19を操作してアラームオンの状態とすると、切換手段 56はアラーム時刻記憶手段51の時刻データを目安用数値変換手段57に送り 、アラーム時刻記憶手段51に記憶された分データを分目標値に変換して目安針 目標位置記憶手段61の目安分針目標メモリ62に、又、分データと時データと を時目標値に変換して目安時針目標メモリ63に記憶することができる。
【0018】 従って、鳴り止めスイッチ19を操作してアラームオンの状態とし、アラーム オンの状態においてアラーム修正スイッチ16をオン状態とし、分修正スイッチ 17及び時修正スイッチ18を操作してアラーム時刻記憶手段51に記憶されて いる分データ及び時データを変更すれば、この分データ及び時データに基づいて 目安分針及び目安時針が駆動され、アラーム時刻記憶手段51の時刻データが一 定値に設定されると、目安分針及び目安時針はアラーム時刻記憶手段51に記憶 された時刻データの値による時刻を表示して停止する。
【0019】 この様に、本実施例は鳴り止めスイッチ19の操作によりアラームオフの状態 とされている時は、目安時針は時針に重なり、且つ、目安分針が分針に重なって 駆動される故、目安針を指針の下に隠して2針時計とすることができ、鳴り止め スイッチ19を操作してアラームオンの状態とすると、目安分針及び目安時針は アラーム時刻記憶手段51に記憶された時刻データの分データ及び時データに基 づいて停止し、アラームセット時刻を表示してアラームがセットされた状態であ ることを明示することができる。
【0020】 尚、アラーム報知音は指針用の表示位置記憶手段35に記憶された表示値と目 安針表示位置記憶手段65に記憶された表示値との一致検出、又は現時刻記憶手 段21の分データ及び時データとアラーム時刻記憶手段51の分データ及び時デ ータとの一致を検出することによりアラーム報知音を発音させる場合や、従来と 同様に目安車により機械的一致を検出することにより発音させることができる。
【0021】 更に、上記実施例は指針である分針及び時針、更に目安分針及び目安時針の4 針を設けたアラーム時計であるも、目安分針目標メモリ62や目安分針位置メモ リ66、及び目安分針駆動回路76を省略して分針及び時針に目安時針のみを付 加した3針のアラーム時計とすることもできる。 又、分修正スイッチ17や時修正スイッチ18を有していない時計回路では、 分修正スイッチ17や時修正スイッチ18を追加して設ける場合だけでなく、現 時刻記憶手段21と同様に、アラーム修正スイッチ16をオン状態とすることに より修正パルス信号を直接アラーム時刻記憶手段51の分カウンタに入力し、目 安用分カウンタメモリ53の値を増加させ、且つ、分カウンタの桁上げ信号によ り時カウントを行って目安用時カウンタメモリ54の値と分カウンタメモリ53 の値とを修正することにより分修正スイッチ17や時修正スイッチ18を省略す ることができる。
【0022】 更に、他の実施例としては、図2に示す様に、切換手段56を介して目安用数 値変換手段57に入力するデータをアラーム時刻記憶手段51からの分データ及 び時データ又は特定値記憶手段55からの特定値データとするものがある。 この実施例は、図4に示した様に、扇型の表示部を有する時計に用いる場合、 目安針を表示部の角度を越える角度となる特定値データの値を特定値記憶手段5 5に記憶させておけば、鳴り止めスイッチ19をオン状態としてアラームをオフ 状態とした時、目安時針や目安分針を表示部の外に位置させ、目安針を見えなく することができるものである。
【0023】 そして、上記実施例は基準信号発生手段13からの1ヘルツ信号をカウントし てこのカウント値を現時刻記憶手段21の秒カウンタメモリ22に秒データとし て記憶させ、秒カウンタの桁上げ信号を分カウンタでカウントした分データを分 カウンタメモリ23に、又、分カウンタの桁上げ信号を時カウンタでカウントし た時データを時カウンタメモリ24に記憶させて60進桁上げを行うことを前提 としているも、基準信号発生手段21から0.1ヘルツ信号を出力させ、この基 準信号を現時刻記憶手段21の分カウンタでカウントして分カウンタメモリ23 に記憶させ、分カウンタは12毎にキャリー信号を出力して359迄カウントし 、このキャリー信号の数を時カウンタメモリ24に記憶させることにより現時刻 記憶手段21に時刻データとして分針及び時針の角度データを直接分カウンタメ モリ23や時カウンタメモリ24に記憶させることもある。
【0024】 この場合は、図3に示す様に、第1実施例に比較して指針用数値変換手段27 や目安用数値変換手段57、更に指針用目標位置記憶手段31や目安針目標位置 記憶手段61を省略し、切換手段56により現時刻記憶手段21の角度を示す時 刻データやアラーム時刻記憶手段51のデータを直接目安用比較検出手段71に 送り、該目安用比較検出手段71で目安針表示位置記憶手段65の記憶データで ある表示値と現時刻記憶手段21又はアラーム時刻記憶手段51の角度データで ある時刻データとを直接比較して不一致信号を出力させることができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案に係るアラーム時計の目安針駆動制御回路は、鳴り止めスイッチを操作 してアラームオフ状態とした時は、現時刻記憶手段の時刻データに基づいて目安 針を駆動することによって目安針を指針に重ねて駆動し、又は、特定値記憶手段 の特定値データにより目安針を表示部の外に固定し、分針及び時針のみを表示部 に見える様にして表示時刻を見易くし、アラームオン状態の時は、目安針にアラ ーム時刻を表示させていて停止させる故、アラームがセットされた状態であるか 否かを一見して知らせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る目安針駆動制御回路を有するアラ
ーム時計の回路ブロック図。
【図2】本考案に係る目安針駆動制御回路の第2実施例
を有するアラーム時計の回路ブロック図。
【図3】本考案に係る目安針駆動制御回路のその他の実
施例を有するアラーム時計の回路ブロック図。
【図4】従来の時計回路を示すブロック図。
【図5】従来の時計体表示部の一例を示す図。
【符号の説明】 11 発振器 13 基準信号発
生手段 15 時刻修正スイッチ 16 アラーム修
正スイッチ 17 分修正スイッチ 18 時修正スイ
ッチ 19 鳴り止めスイッチ 21 現時刻記憶
手段 27 数値変換手段 31 目標位置記
憶手段 35 表示位置記憶手段 41 比較検出手
段 43 出力手段 45 モータ駆動
回路 48 分針用ステップモータ 49 時針用ステ
ップモータ 51 アラーム時刻記憶手段 55 特定値記憶
手段 56 切換手段 57 目安用数値
変換手段 61 目安針用目標位置記憶手段 65 目安針表示
位置記憶手段 71 目安用比較検出手段 73 目安用出力
手段 75 目安針用モータ駆動回路 78 目安分針用
駆動モータ 79 目安時針用駆動モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アラーム修正スイッチと鳴り止めスイッ
    チとを有し、アラーム修正スイッチが操作されたときに
    は記憶している時刻データの値を変更し得るアラーム時
    刻記憶手段と、鳴り止めスイッチが操作されてアラーム
    オンの状態の時は前記アラーム時刻記憶手段から入力さ
    れる時刻データを出力し、鳴り止めスイッチが操作され
    てアラームオフの状態の時は現時刻記憶手段から入力さ
    れる時刻データ又は特定値記憶手段から入力される特定
    値データを出力する切換手段と、切換手段から出力され
    るデータと目安針表示位置記憶手段の記憶データとを比
    較して相違しているときは不一致信号を出力する目安用
    比較検出手段と、不一致信号が入力されると方向信号及
    びパルス信号を前記目安針表示位置記憶手段に出力する
    出力手段と、該出力手段からの方向信号及びパルス信号
    に基づいて目安針駆動モータを回転制御する目安針用モ
    ータ駆動回路とを有することを特徴とするアラーム時計
    の目安針駆動制御回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014059267A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Casio Comput Co Ltd アナログ電子時計

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