JPH0579445U - ロードセル秤 - Google Patents

ロードセル秤

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JPH0579445U
JPH0579445U JP1849892U JP1849892U JPH0579445U JP H0579445 U JPH0579445 U JP H0579445U JP 1849892 U JP1849892 U JP 1849892U JP 1849892 U JP1849892 U JP 1849892U JP H0579445 U JPH0579445 U JP H0579445U
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JP
Japan
Prior art keywords
load cell
fixed
diameter portion
hole
receiving frame
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Pending
Application number
JP1849892U
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English (en)
Inventor
喜紀 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロードセルの固定とその固定解除とを簡単に
行なうことである。 【構成】 一端の固定部と他端の可動部25との間に起
歪部が形成されたロードセル22を設け、このロードセ
ル22の前記可動部25に皿受フレーム26を固定し、
この皿受フレーム26に結合される受皿を設け、この受
皿を除いた部分を覆う筐体31を設け、前記皿受フレー
ム26に長孔30を形成するとともに前記筐体31の前
記長孔30に対向する位置に大径部35と小径部36と
が連設された異形孔37を形成し、前記長孔30と前記
異形孔37の前記小径部36とを貫通し前記皿受フレー
ム26に軸方向に固定されたねじ軸40と前記異形孔3
7の大径部35より小さく小径部36より大きくて前記
ねじ軸40に螺合した固定ナット41とよりなる固定具
を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、重量値を電気的信号として取り出すロードセル秤に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のロードセル秤において、ロードセルに過荷重を印加すること は、起歪部の永久変形等が発生するため、避けなければならない。そのため、従 来の一つの対策として、包装材の緩衝距離を大きくする方法が採用されている。 また、他の対策としては、運搬時等にロードセルの可動部を固定している。その 固定手段の一例を図9に示す。すなわち、ベース1にロードセル2の固定部3が 固定され、起歪部4を介して設けられた可動部5に皿受フレーム6が連結されて いる。この皿受フレーム6には、図示しない受皿が着脱自在に取り付けられる。 しかして、前記ロードセル2の可動部5の下端には下方に径大部7が形成された 固定軸8が固定されている。この固定軸8は、前記ベース1に形成した径の大き い孔9を貫通し、径大部7はそのベース1の下面との間に一定の間隔があるよう にその長さが設定されている。ついで、前記固定軸8の径大部7と前記ベース1 との間に入り込む厚さであり、かつ、前記径大部7を挟持する固定片10を有す る固定具11が設けられている。この固定具11には取付孔12が形成されてい る。そして、前記固定具11の取付孔12を貫通した状態で前記ベース1に形成 されたねじ孔13に螺合する固定ネジ14が設けられ、この固定ネジ14を締め 付けることにより前記固定具11は前記ベース1に固定され、かつ、このベース 1に対するロードセル2の動きを固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
まず、包装材の緩衝距離を大きくする方法においては、包装材が大きくなり、 輸送上、非効率的であり、環境の点からも好ましくない。また、図9に示した前 述のような固定手段を採用した場合には、使用時に固定ネジ14を取外して固定 具11を固定軸8の径大部7とベース1との間から抜き出すが、ロードセル秤と して使用しているときには、固定具11と固定ネジ14とは不要なものとなる。 そのため、再度の運搬を行なう可能性のある場合には、固定具11と固定ネジ1 4とを保管しておかなければならないが、長期間にわたっての管理は大変であり 、忘れがちなものである。また、固定具11の着脱作業は、ベース1の下面で行 なわなければならず、その作業性がきわめて悪い。さらに、固定位置がロードセ ル2の可動部5であるため、重量の大きな皿受フレーム6の影響を受け易く、適 当ではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
一端の固定部と他端の可動部との間に起歪部が形成されたロードセルを設け、 このロードセルの前記可動部に皿受フレームを固定し、この皿受フレームに結合 される受皿を設け、この受皿を除いた部分を覆う筐体を設け、前記皿受フレーム に長孔を形成するとともに前記筐体の前記長孔に対向する位置に大径部と小径部 とが連設された異形孔を形成し、前記長孔と前記異形孔の前記小径部とを貫通し 前記皿受フレームに軸方向に固定されたねじ軸と前記異形孔の大径部より小さく 小径部より大きくて前記ねじ軸に螺合した固定ナットとよりなる固定具を設けた ものである。
【0005】
【作用】
筐体の上面側から固定ナットの操作を行なうことができるため、ロードセルの 固定及び固定解除の操作を簡単に行なうことができ、しかも、包装材を大きくし なくてもロードセルの固定を行なうことができ、また、固定時においては、固定 している部材が皿受フレームであるため、可動体の先端部分を固定した形になっ て確実な固定を行なうことができ、さらに、固定解除の場合にも固定具を皿受フ レームに取り付けたままにしておくことができるため、再びロードセルを固定す る場合にも必要な部品が完備しており、部品管理の手間をなくすことができるも のである。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図8に基づいて説明する。まず、矩形状のベース 21が設けられ、このベース21には、ロードセル22の固定部23が固定され ている。このロードセル22は、起歪部24と可動部25とを備えており、この 可動部25には矩形状で平板による皿受フレーム26が固定されている。そして 、前記ベース21の四隅には、ストッパ27が立設されており、前記皿受フレー ム26の四隅の下面に対向しており、その皿受フレーム26の過大な変形が生じ るのを防止している。また、前記皿受フレーム26の上面の四隅と中央とには、 受皿28が連結される連結体29が取り付けられている。しかして、前記皿受フ レーム26には、所定の長さを持つ長孔30が形成されている。
【0007】 ついで、前記ベース21には、前記受皿28を除く各部を覆う筐体31が取り 付けられている。この筐体31は機械的な強度が高いものであり、前後面に操作 部32を有するパネル33が取り付けられている。また、前記筐体31には、前 記連結体29が貫通される4個の貫通孔34が形成されているとともに、前記長 孔30に対向する位置に、大径部35と小径部36とよりなる異形孔37が形成 されている。そして、この異形孔37の前記小径部36部分の下面のみに傾斜面 を有して下方へ突出する突部38が形成されている。
【0008】 しかして、前記皿受フレーム26には、固定具39が取り付けられている。こ の固定具39は、ねじ軸40と固定ナット41とよりなる。前記ねじ軸40は、 直径の大きい頭部42と前記長孔30の幅に合わせた平面部43が形成された摺 動軸部44と径大軸部45とねじ部46とよりなる。そして、皿受フレーム26 の下方から前記ねじ軸40を挿入し、径大軸部45にスペーサ47を嵌合させた 上で止め輪48で軸方向に固定させて前記ねじ軸40を前記長孔30の長手方向 に沿わせて移動自在で軸方向に固定されるように前記皿受フレーム26に取り付 けている。このナット47と止め輪48とを合わせた厚さは、前記突部38の下 面と前記皿受フレーム26の上面との間隔に略一致しているものである。ついで 、前記固定ナット41は、前記ねじ部46に螺合されるものであり、前記異形孔 37の小径部36よりも大径で、大径部35よりも小径の軸部49を有し、端部 には、摘み部50が形成されている。
【0009】 このような構成において、図1に示すものは、ロードセル22を固定した状態 であり、図2に示すものは、ロードセル22を自由状態にした使用状態である。 まず、図1においては、ねじ軸40が異形孔37の小径部36に位置し、かつ、 摘み部50を把持して固定ナット41はねじ軸40のねじ部46に締め付けられ ている。そのため、固定具39は筐体31に固定されているものであり、同時に 皿受フレーム26が筐体31に固定されている。このようにして皿受フレーム2 6が固定されるものであるが、この皿受フレーム26はロードセル22に固定さ れているため、ロードセル22自体は有効に固定される。すなわち、固定部23 でベース21に固定されたロードセル22に対しては、皿受フレーム26に加え られる外力が最も大きく作用するものであるが、その皿受フレーム26を固定す ることにより、ロードセル22自体を直接固定したものに比べて確実な固定がな される。
【0010】 このような固定状態においては、固定ナット41はその全体が筐体31の上部 に位置するので、上方へ突出したことになり、かつ、その上端の高さは連結体2 9の上端よりも上方に位置する。そのため、固定状態で受皿28を連結体29に 取付けようとしても取付けることができない。そのため、ロードセル22が固定 されている状態で秤として使用する恐れがない。
【0011】 つぎに、ロードセル22を自由状態にするためには、摘み部50を把持して固 定ナット41を弛め、ねじ軸40をスライドさせて異形孔37の大径部35位置 に位置させる。そして、固定ナット41を締付方向に回動させ、図2に示すよう に固定具39は皿受フレーム26に固定される。この状態においては、固定具3 9が筐体31に接触してはおらず、筐体31と皿受フレーム26とは互いに関係 のない状態になる。そのため、ロードセル22は開放された状態になる。したが って、受皿28に品物を載せると、連結体29、皿受フレーム26を介してロー ドセル22に荷重が印加され、これにより、適切な重量測定がなされる。
【0012】 このような使用状態において、固定具39は皿受フレーム26に固定され、他 の部分に保管する必要などはない。そのため、再度、ロードセル22を固定する 必要がある場合には、固定ナット41を弛めてねじ軸40を小径部36側に移動 させ、図1に示すように締め付ける。
【0013】 このような使用状態においては、固定ナット41は筐体31より下方へ沈むた め、その上端が連結体29の上端よりも下になる。そのため、連結体29に対し て受皿28を取付けることに支障がなく、固定具39の存在はなんらの不都合に ならない。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のように、一端の固定部と他端の可動部との間に起歪部が形成さ れたロードセルを設け、このロードセルの前記可動部に皿受フレームを固定し、 この皿受フレームに結合される受皿を設け、この受皿を除いた部分を覆う筐体を 設け、前記皿受フレームに長孔を形成するとともに前記筐体の前記長孔に対向す る位置に大径部と小径部とが連設された異形孔を形成し、前記長孔と前記異形孔 の前記小径部とを貫通し前記皿受フレームに軸方向に固定されたねじ軸と前記異 形孔の大径部より小さく小径部より大きくて前記ねじ軸に螺合した固定ナットと よりなる固定具を設けたので、筐体の上面側から固定ナットの操作を行なうこと ができるため、ロードセルの固定及び固定解除の操作を簡単に行なうことができ 、しかも、包装材を大きくしなくてもロードセルの固定を行なうことができ、ま た、固定時においては、固定している部材が皿受フレームであるため、可動体の 先端部分を固定した形になって確実な固定を行なうことができ、さらに、固定解 除の場合にも固定具を皿受フレームに取り付けたままにしておくことができるた め、再びロードセルを固定する場合にも必要な部品が完備しており、部品管理の 手間をなくすことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すロードセルを固定した
状態の縦断側面図である。
【図2】ロードセルの固定を解除した使用状態を示す縦
断側面図である。
【図3】固定具の詳細を示す分解斜視図である。
【図4】異形孔の形状を示す平面図である。
【図5】固定具の構成部品であるねじ軸の詳細を示す側
面図である。
【図6】ロードセル秤の縦断側面図である。
【図7】ロードセル秤の分解斜視図である。
【図8】ロードセル秤の斜視図である。
【図9】従来の一例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
22 ロードセル 23 固定部 24 起歪部 25 可動部 26 皿受フレーム 28 受皿 30 長孔 31 筐体 35 大径部 36 小径部 37 異形孔 39 異形孔 40 ねじ軸 41 固定ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端の固定部と他端の可動部との間に起
    歪部が形成されたロードセルを設け、このロードセルの
    前記可動部に皿受フレームを固定し、この皿受フレーム
    に結合される受皿を設け、この受皿を除いた部分を覆う
    筐体を設け、前記皿受フレームに長孔を形成するととも
    に前記筐体の前記長孔に対向する位置に大径部と小径部
    とが連設された異形孔を形成し、前記長孔と前記異形孔
    の前記小径部とを貫通し前記皿受フレームに軸方向に固
    定されたねじ軸と前記異形孔の大径部より小さく小径部
    より大きくて前記ねじ軸に螺合した固定ナットとよりな
    る固定具を設けたことを特徴とするロードセル秤。
JP1849892U 1992-03-31 1992-03-31 ロードセル秤 Pending JPH0579445U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1849892U JPH0579445U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ロードセル秤

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JP1849892U JPH0579445U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ロードセル秤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0579445U true JPH0579445U (ja) 1993-10-29

Family

ID=11973291

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JP1849892U Pending JPH0579445U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ロードセル秤

Country Status (1)

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JP (1) JPH0579445U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011079614A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Daifuku Co Ltd 昇降式の物品搬送装置
JPWO2016151844A1 (ja) * 2015-03-26 2018-01-18 株式会社エー・アンド・デイ 過荷重防止機構

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