JPH0579393U - 筐体構造 - Google Patents
筐体構造Info
- Publication number
- JPH0579393U JPH0579393U JP1852892U JP1852892U JPH0579393U JP H0579393 U JPH0579393 U JP H0579393U JP 1852892 U JP1852892 U JP 1852892U JP 1852892 U JP1852892 U JP 1852892U JP H0579393 U JPH0579393 U JP H0579393U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- cover
- housing
- pedestal
- side plates
- Prior art date
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- Granted
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組付作業性及び装置の外観品質を向上させる
ことができる筐体構造を得ることが目的である。 【構成】 筐体10は天板12、台座14、側板16、
18、支柱26を備えており、支柱26と側板16、1
8とが側板ネジ48で組み付けられた後、カバー50が
組み付けられるようになっている。従って、側板ネジ4
8の頭部がカバー50で隠蔽されるので、筐体10、ひ
いてはこの筐体10を用いた装置の外観品質を向上させ
るこができる。また、側板ネジ48等を筐体10の外側
から螺入させることができるので、組付作業性も良い。
ことができる筐体構造を得ることが目的である。 【構成】 筐体10は天板12、台座14、側板16、
18、支柱26を備えており、支柱26と側板16、1
8とが側板ネジ48で組み付けられた後、カバー50が
組み付けられるようになっている。従って、側板ネジ4
8の頭部がカバー50で隠蔽されるので、筐体10、ひ
いてはこの筐体10を用いた装置の外観品質を向上させ
るこができる。また、側板ネジ48等を筐体10の外側
から螺入させることができるので、組付作業性も良い。
Description
【0001】
本考案は、穀物乾燥貯蔵装置、穀物選別装置、籾摺装置、精米装置等の各種装 置の筐体に適用される筐体構造に関する。
【0002】
一般に、穀物乾燥貯蔵装置等の各種装置は筐体を備えており、この筐体が例え ば穀物乾燥装置では穀槽あるいは乾燥槽として機能する。通常、このような筐体 は、複数枚の側板等の板材を備え、これらの端部を互いに隣接して配置し隣接端 部の内側に配置された柱等にネジ等で組付けることにより構成されている。
【0003】
しかしながら、上述した構成によって筐体を形成すると、ネジ等の締結手段の 頭部が筐体つまり装置の外側に露出するので、装置の外観品質を低下させるとい う問題点が生じる。
【0004】 この問題点を解消すべく、ネジ等を筐体の内側から締めるようにした場合、ネ ジ等の頭部が外側に露出しない代わりに組付作業性が悪くなるという新たな問題 点が生じる。
【0005】 本考案は上記事実を考慮し、組付作業性及び装置の外観品質を向上させること ができる筐体構造を得ることが目的である。
【0006】
本考案に係る筐体構造は、端部が相互に隣接して配置される複数枚の板材と、 前記板材の隣接端部の内側に配置される柱部材または梁部材と、前記板材の外側 から前記柱部材または梁部材側へ挿入され前記板材と前記柱部材または梁部材と を締結する締結手段と、前記隣接端部の外側に前記柱部材または前記梁部材と対 向して配置され前記締結手段の外側露出部分を隠蔽する隠蔽手段と、を有するこ とを特徴としている。
【0007】
上記構成によれば、まず、複数枚の板材の端部が相互に隣接して配置され、そ の隣接端部の内側に柱部材または梁部材が配置される。次に、板材の外側から柱 部材または梁部材側へ締結手段が挿入され、板材と柱部材または梁部材とが締結 される。その後、板材の隣接端部の外側に柱部材または梁部材と対向して隠蔽手 段が配置され、筐体が構成される。
【0008】 そして、隠蔽手段が配置された状態では、締結手段の外側露出部分が隠蔽手段 によって隠蔽される。このため、筐体の外観品質が向上される。従って、この筐 体を用いて穀物乾燥装置等の各種装置を構成すれば、装置の外観品質が向上され る。また、締結手段は板材の外側から柱部材または梁部材側へ挿入されるため、 組付作業性も向上される。
【0009】
以下、図1〜図3を用いて、本考案の一実施例に係る筐体10について説明す る。
【0010】 図1に示されるように、筐体10は、矩形平板状の天板12と、この天板12 と同一形状とされた台座14と、複数の板材としての二組の側板16、18と、 を備えている。なお、図1には、二組の側板16、18(合計4枚)の内、1枚 づつ(合計2枚)を図示している。
【0011】 天板12の周縁には、台座14側へ屈曲された屈曲端部12Aが形成されてい る。この屈曲端部12Aの長手直角断面はL型形状とされており、その底面幅方 向寸法は後述するカバー50の上側のブラケット52の内側への屈曲長さと略一 致されている。また、天板12の各コーナー部上端面には取付孔20が形成され ており、後述する支柱24への締結用とされている。
【0012】 台座14は、天板12と同一形状とされ、図1図示状態の天板12と同じ状態 で側板16、18の下端部に配置されている。この台座14の各コーナー部側面 には、カバー用取付孔22がそれぞれ形成されている。なお、台座14の各コー ナー部上端面にも取付孔(二箇所、図示省略)が形成されており、後述する支柱 24との締結用とされている。
【0013】 これらの天板12及び台座14の各コーナー部間には、柱部材としての支柱2 4がそれぞれ立設状態で配置されている。支柱24は、アングル状とされており 、その長手方向両端部には、方形のプレート26、28がそれぞれ溶着されてい る。上側のプレート26には天板12の取付孔20と同軸上に取付孔30が形成 されており、また下側のプレート28には台座14の取付孔(二箇所、図示省略 )と同軸上に取付孔(二箇所、図示省略)が形成されている。従って、支柱24 は、上側のプレート26を介して天板ネジ32で天板12と締結され、また下側 のプレート28を介してボルト34(図2参照)で台座14と締結されるように なっている。
【0014】 また、支柱24の両側面には、その長手方向に沿って所定の間隔で取付孔36 が形成されており、後述する側板16、18との締結用とされている。さらに、 支柱24の両側面には、その上端部(上側のプレート26側)にカバー用取付孔 38が形成されている。
【0015】 上述した天板12と台座14との周縁間には、隣接端部としての幅方向両端部 16A、18Aが互いに隣接するように二組の側板16、18が配置されている 。各側板16、18は矩形平板状とされていると共に、図2に示される如く、内 板40と外板42との二重構造となっている。すなわち、矩形平板状の内板40 の外側に所定の隙間をあけて外板42が配置され、これらの内板40と外板42 との間に断熱材44(もしくは、防音材等)が配設されている。
【0016】 内板40の幅方向両端部40Aは、同方向(外側)へ向けて所定長さ屈曲され ている。一方、外板42の幅方向両端部42Aは、コ字形に屈曲されている。詳 しくは、内板40側へ直角に屈曲された後、所定長さ内板40と密着配置状態で 延出され、延出端部は内板40の幅方向両端部40Aの内側に密着するように再 び外側へ向けて屈曲されている。これらの内板40の幅方向両端部40A及び外 板42の幅方向両端部42A(即ち、側板16、18の幅方向両端部16A、1 8A)には、支柱24の両側面に形成された前記複数の取付孔36と各々同軸と された取付孔46が所定の間隔で形成されている。
【0017】 そして、各側板16、18は、その幅方向両端部16A、18Aにおいて締結 手段としての側板ネジ48で支柱24の両側面に締結されるようになっている。 各側板16、18が支柱24の両側面に組み付けられた時点では、側板ネジ48 の頭部が外側に露出した状態となっている。
【0018】 さて、側板16、18の幅方向両端部16A、18Aの外側には、支柱24の 両側面に対向して隠蔽手段としてのカバー50が配置されている。カバー50は アングル状とされており、その長手方向両端部には各々一対のブラケット52、 54が一体形成されている。ブラケット52、54はL字形とされており、その 屈曲端部には支柱24の上端部のカバー用取付孔38、台座14のカバー用取付 孔22と各々同軸とされたカバー用取付孔56、58が形成されている。このカ バー50は、上側のブラケット52を介してカバー取付用ネジ60で支柱24の 上端部に締結されるようになっていると共に下側のブラケット54を介して台座 14のコーナー部側面に締結されるようになっている。
【0019】 上述したカバー50の組付が完了することにより、内部が中空とされた筐体1 0が構成され、この状態では側板ネジ48の頭部がカバー50によって隠蔽され ている。
【0020】 図3に示されるように、上記筐体10は、その一方の側板18に操作パネル6 2、穀物の張り込みホッパ64、及び穀物の排出樋66が配設され、穀物乾燥貯 蔵装置68として用いられるようになっている。
【0021】 以下に、筐体10を組み立てる際の組付手順を通して、本実施例の作用を説明 することにする。
【0022】 まず、台座14の各コーナー部上端面に支柱24が立設状態で配置される。次 いで、台座14の各コーナー部上端面に形成された取付孔(図示省略)と支柱2 4の下側のプレート28の取付孔(図示省略)とが同軸となるように位置決めさ れ、この状態でボルト34によって両者が締結される。
【0023】 次に、各側板16、18が台座14の周縁に配置される。配置された状態では 、側板16の幅方向両端部16Aと側板18の幅方向両端部18Aとが互いに隣 接する。そして、この状態でまず、各側板16、18と支柱24とが側板ネジ4 8で締結される。更に詳しくは、各側板16、18の幅方向両端部16A、18 Aの取付孔46及び支柱24の取付孔36へ外側から側板ネジ48が螺入される ことにより両者が締結される。両者が締結された時点では、側板ネジ48の頭部 が外側に露出した状態となっている。
【0024】 次いで、カバー50が支柱24の上端部及び台座14のコーナー部側面に組み 付けられる。すなわち、上側のブラケット52のカバー用取付孔56と支柱24 のカバー用取付孔38とが同軸となるように位置決めされると共に、下側のブラ ケット54のカバー用取付孔58と台座14のコーナー部側面のカバー用取付孔 22とが同軸となるように位置決めされる。そして、この状態でカバー取付用ネ ジ60がカバー用取付孔56、38及びカバー58、22へそれぞれ螺入される ことにより両者が締結される。これにより、カバー50が支柱24及び台座14 に組み付けられる。この状態では、カバー50によって、側板ネジ48の頭部が 隠蔽されている。
【0025】 最後に、天板12が4本の支柱24の上端部に組み付けられる。すなわち、ま ず、天板12が4本の支柱24の上端部に被嵌される。被嵌された状態では、カ バー50の上側のブラケット52は、天板12の屈曲端部12Aによって隠蔽さ れている。そして、この状態で、天板12の各コーナー部上端面の取付孔20及 び支柱24の上側のプレート26の取付孔30へ天板ネジ32が螺入され、両者 が締結される。これにより、筐体10が構成される。
【0026】 このように本実施例では、側板16、18を組付けるための側板ネジ48の頭 部をカバー50によって隠蔽するように構成したので、筐体10ひいてはこの筐 体10を備えた穀物乾燥貯蔵装置68の外観品質、意匠性を向上させることがで きる。なお、筐体10が構成された状態では、天板ネジ32及び下側のカバー取 付用ネジ60の頭部が露出した状態となるが、図3からも判るように目につかな いので穀物乾燥貯蔵装置68の外観品質に影響を与えることはない。
【0027】 また、本実施例では、側板ネジ48、カバー取付用ネジ60等をすべて筐体1 0の外側から螺入させて、相互を締結することができるように構成したので、筐 体10の内側からこれらを螺入させる場合に比し、組付作業性を向上させること ができる。
【0028】 なお、本実施例では、二重構造の側板16、18を用いているが、これに限ら ず、図4に示されるような一枚板から成る板材としての側板70を用いてもよい 。この側板70は、一枚の板材をプレスして所定長さ膨出させることにより形成 するようになっており、その隣接端部としての幅方向両端部70Aが締結手段と してのボルト72で支柱24の両側面に締結されている。この構造においても、 ボルト72の頭部がカバー50によって隠蔽されることになる。
【0029】 また、本実施例では、本考案が適用された筐体10を穀物乾燥貯蔵装置68に 用いているが、これに限らず、穀物選別装置、籾摺装置、精米装置等の各種装置 の筐体に適用することができる。
【0030】 さらに、本実施例では、カバー50の長手方向両端部にブラケット52、54 を一体形成し、カバー取付用ネジ60で支柱24及び台座14に組付けるように 構成されているが、これに限らず、嵌め込み式にしてカバー取付用ネジ60を用 いない構成にしてもよい。
【0031】 また、本実施例では、側板ネジ48等を用いて組付を行っているが、これに限 らず、楔によって組付けるように構成してもよい。
【0032】 さらに、本実施例では、支柱24と対向する位置にカバー50が配置されてい るが、これに限らず、梁がある筐体においては梁と対向する位置にカバー50を 配置するように構成してもよい。
【0033】 また、本実施例では、二組(合計4枚)の側板16、18によって構成される 筐体10を対象として本考案を適用しているため、カバー50も側板16、18 の幅方向両端部16A、18Aの位置、つまり筐体10の各コーナー部に配置さ れるが、これに限らず、例えば側板16、18が平面状に連続して配置される更 に大きな筐体において本考案を適用することも可能である。この場合、カバーは 、アングル状ではなく矩形平板状とすればよい。
【0034】
以上説明したように本考案に係る筐体構造は、組付作業性及び装置の外観品質 を向上させることができるという優れた効果を有する。
【図1】筐体の一部を分解した状態で示す斜視図であ
る。
る。
【図2】組付後の状態の図1の筐体を水平面で切断した
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図3】図1の筐体が用いられた穀物乾燥貯蔵装置を示
す外観斜視図である。
す外観斜視図である。
【図4】図1の側板の変形例を示す図2に対応する平面
図である。
図である。
10 筐体 16 側板(板材) 16A 幅方向両端部(隣接端部) 18 側板(板材) 18A 幅方向両端部(隣接端部) 24 支柱(柱部材) 48 側板ネジ(締結手段) 50 カバー(隠蔽手段) 70 側板(板材) 70A 幅方向両端部(隣接端部) 72 ボルト(締結手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 端部が相互に隣接して配置される複数枚
の板材と、前記板材の隣接端部の内側に配置される柱部
材または梁部材と、前記板材の外側から前記柱部材また
は梁部材側へ挿入され前記板材と前記柱部材または梁部
材とを締結する締結手段と、前記隣接端部の外側に前記
柱部材または前記梁部材と対向して配置され前記締結手
段の外側露出部分を隠蔽する隠蔽手段と、を有すること
を特徴とする筐体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018528U JP2551749Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018528U JP2551749Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 筐体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579393U true JPH0579393U (ja) | 1993-10-29 |
JP2551749Y2 JP2551749Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=11974131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992018528U Expired - Lifetime JP2551749Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551749Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54150402A (en) * | 1978-05-17 | 1979-11-26 | Exxon Research Engineering Co | Improved hot water system alkali metal recovery |
JPS58182446A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機 |
JPS6187185A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-02 | Ricoh Co Ltd | 複写装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1992018528U patent/JP2551749Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54150402A (en) * | 1978-05-17 | 1979-11-26 | Exxon Research Engineering Co | Improved hot water system alkali metal recovery |
JPS58182446A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機 |
JPS6187185A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-02 | Ricoh Co Ltd | 複写装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2551749Y2 (ja) | 1997-10-27 |
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