JP2855431B2 - 防音室及び防音室用扉体 - Google Patents

防音室及び防音室用扉体

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JP2855431B2 JP62119899A JP11989987A JP2855431B2 JP 2855431 B2 JP2855431 B2 JP 2855431B2 JP 62119899 A JP62119899 A JP 62119899A JP 11989987 A JP11989987 A JP 11989987A JP 2855431 B2 JP2855431 B2 JP 2855431B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、工場内に配置されるプレス機器類をはじめ
各種の騒音発生源となる適宜物体を防音するのに用いら
れる防音室と防音室用扉体及び防音パネル体に関するも
のである。 (従来における技術) 従来、工場内におけるプレス機器類等の防音手段とし
ては、騒音発生源となる機器類全体を室内に包覆するよ
うにした各種防音室が存在する。 しかしながら、従来の各種防音室にあってはいずれの
場合においても、扉部の開放範囲が非常に狭い構造にな
っているので、放音室内に収納されている機器類の補修
点検時に際し不便であると同時に、極めて狭い扉部開放
部分にて機器類操作等をしなければならないという問題
があり、また、機器類の出し入れに際しても、前記扉部
の開放範囲が狭いために防音室をその都度解体したり組
立てたりしなければならないという不都合があった。 更に、従来においては、防音室内部に収置される機器
類の諸種加工用としての材料を室外から室内に供給する
場合、防音室の各側面部が切欠不可能な状態とされてい
たために、当該材料供給用の挿入口を設けるのに大変な
苦労があった。 また、従来の防音室にあっては、防音室を形成する各
面の防音パネル裏面の多孔質板がパネル各部と一体形成
(溶接)か締着(ネジ)止め等とされていたので、パネ
ルに内蔵されている防音材或いは防音室内に面したパネ
ル裏面の多孔質板が機器類の油等にて汚損されたりした
場合、その交換や掃除等が不可能であるか或いは極めて
面倒なことであった。 (本発明が解決しようとする問題点) 本発明は前記従来の実情に鑑み開発されたものであ
り、その目的とする所は、扉面全面を拡開可能な構成と
し各種防音質に適用できるようにした扉体と、防音室を
形成する防音パネルに内蔵されている防音剤の交換或い
は室内に面したパネル裏面の多孔質板の掃除や交換を極
めて簡易に可能とした防音パネル体と、室内に収置され
る機器類の諸種加工用としての材料を室外から室内に供
給する場合の材料供給用切欠口を簡易に設けることがで
きるようにした側面部構成を有しつつ更には前記扉体及
び防音パネル体を有する防音室とを提供することにあ
る。 〔本発明の構成〕 (前記問題点を解決するための手段) 本発明においては、何ら特別に広いスペースを必要と
することなく扉体全面がコンパクトに拡開される構造の
防音室用扉体とし、また、防音パネル体に内蔵されてい
る防音材を交換したり防音材を包覆している多孔質板を
掃除したりするのに好都合となる多孔質板支持用片を防
音パネル体に設け、更に、防音室周囲の側面に防音処理
を施した扉或いはパネルとして装着される構造物の適当
な位置に切欠容易な透明樹脂材等からなる窓部を設け該
切欠部を材料供給用口とする防音室構成にしている。 (本発明の実施例) 以下、添付図面を参照して本発明に係る防音室及び扉
体、防音パネル体の実施例を説明する。 先ず、第1図乃至第2図をもって本発明の扉体を説明
する。即ち、扉体1は左右に拡開する構成のもので、左
右対称位置には横幅サイズを異にして形成した二枚以上
適当枚数の各扉部2を設けている。この扉体1は、アン
グル空間部3を形成した左右の各縦基部4に蝶番5にて
装着しているとともに、各扉部2は相互に蝶番5にて連
結されている。前記複数枚の各扉部3の異なる横幅サイ
ズ構成は、特に限定するものではないが、縦基部4に連
結されている位置の扉部の横幅をそれ以外の扉部の横幅
よりも大きく構成し、且つ、拡開した際第2図の如く拡
開収納されるようなサイズ構成にすれば如何なるサイズ
としても良い。 なお、縦基部4のアングル空間部3は、拡開収納され
る扉部の枚数が多くなればなる程それに応じてその空間
を大きく構成すれば良い。また、扉部2自体に防音処理
が施されていることは勿論である。第2図においては、
図中の矢印のある方面が防音室外部である。 次に、第3図をもって本発明の防音パネル体を説明す
る。第3図は例えば防音室天井面に装着された防音パネ
ル体の平面図である。即ち、この防音パネル体11は、各
部分に多孔質板13の支持用片14を突設しつつ凹状に形成
した枠部12内に、適宜の防音材が内蔵され、該防音材上
面から枠部内に多孔質板13が着脱自在に装着されてい
る。 なお、前記多孔質板13の支持用片14は、枠部12に突設
する場合だけでなく多孔質板13の各端部に突設しても良
い。また、支持用片14の突設はこれを如何なる突設状態
のものとするか自在である。 次に、第4図をもって、室内に収置される機器類の諸
種加工用としての材料を室外から室内に供給する場合の
材料供給用切欠口を簡易に設けることができるようにし
た側面部構成を有する本発明の防音室を説明する。即
ち、該防音室Aは、防音室周囲の側面に防音処理を施し
た扉21或いはパネルとして装着される構造物の適当な位
置に、切欠容易な透明樹脂材等からなる窓部22を設けて
なる。防音室Aを形成する周囲の各構成部は防音処理が
施されていることは勿論である。 なお、前記窓部22を各側面の如何なる部分に何個所設
けるかは自在である。また、防音室Aには、窓部22とと
もに前述した扉体1、防音パネル体11を設けても良い。 以下、本発明に係る扉体1、防音パネル体11及び防音
室Aの作用に就いて明する。 先ず、扉体1の面を拡開する場合、左右対称位置の各
扉部2が相互に折畳まれた後その全体は更に左右縦基部
4のアングル空間部3の位置に拡開収納される。従っ
て、このように構成した扉体1によれば、各種如何なる
防音室構成のものにもこれを適用できることは勿論、名
扉部2全体の気密性が保持され防音効果を一層発揮で
き、又、防音室周囲の工場内通路等の邪魔にならず且つ
何ら特別に広いスペースを必要とすることもなく扉部全
面がコンパクトに拡開される構造となっているので、機
器類の保修点検、出し入れ等の能率向上を図ることがで
きる。 次に、本発明の防音パネル体11は、多孔質板13を枠部
12に装着した後、支持用片14を折曲げて多孔質板を裏面
から支持するのに好都合であり、多孔質板を掃除したり
又は内蔵されている防音材を交換等する際には元の状態
に折返して使用する。 更に、本発明の防音室Aは、該防音室周囲の側面に防
音処理を施した扉21或いはパネルとして装着される構造
物の適当な位置に切欠容易な透明樹脂材等からなる窓部
22を設けてなるので、該窓部22を適時切欠するだけで、
室内に収置される機器類の種類に応じて諸種加工用とし
ての材料を室外から室内に供給する場合の材料供給用切
欠口を従来の如く何らの苦労もなく簡易に設けることが
できる。 〔本発明の効果〕 以上詳述した本発明によれば、防音室の扉体全面を簡
易に拡開自在な構造としたと共に防音パネル裏面の多孔
質板の着脱を容易になし得る構造とし、更に室内には収
置される機器類の種類に応じて諸種加工用としての材料
を室外から室内に供給する場合の材料供給用切欠口を簡
易に設けることができるような防音室構造としたことに
より、新規且つ斬新で極めて有用な防音室と防音室用扉
体及び防音パネル体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は適宜状態の防音室に装着された扉件の正面図、
第2図は第1図中のX−X線断面図、第3図(a)は防
音室天井部に装着された防音パネル体裏面の平面図、第
3図(b)は第3図(a)のA−A線切断部の端面図、
第4図は防音室測面図である。 図中の主な符号 1……扉体 3……アングル空間部 4……縦基部 11……防音パネル体 13……多孔質板 14……多孔質板の支持用片 22……窓部 A……防音室

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.防音処理が施されてなる周囲の各構成部より形成さ
    れる防音室周囲側面に配設され防音処理を施した扉21或
    いは防音パネルとして用いられる構造物の適用位置に、
    縦横の各種サイズに切欠容易な透明樹脂材等からなる単
    数又は複数の窓部22を前記扉21の下半身部分に位置して
    設けて成ることを特徴とする防音室。 2.左右に拡開し左右対称位置に異なる横幅サイズをも
    って形成され且つ相互を蝶番等にて連結した二枚以上複
    数枚の防音処理済の各扉部2を設けて成る扉体1と、前
    記複数枚の各扉部が折畳まれた厚さと同じか又はそれ以
    上の厚さ空間となるようなアングル空間部3を形成し防
    音室の骨組み部材になると共に前記左右扉部の端部を蝶
    番等にて装着するようにした左右の各縦基部4とを有し
    て成ることを特徴とする防音室用扉体。 3.前記特許請求の範囲第2項に記載の各扉部2の横幅
    サイズは、縦基部4に装着される扉部の横幅をそれ以外
    の扉部の横幅よりも大きく構成してなる特許請求の範囲
    第2項記載の防音室用扉体。 4.左右に拡開し左右対称位置に異なる横幅サイズをも
    って形成され且つ相互を蝶番等にて連結した二枚以上複
    数枚の防音処理済の各扉部2を設けて成る扉体1と、前
    記複数枚の各扉部が折畳まれた厚さと同じか又はそれ以
    上の厚さ空間となるようなアングル空間部3を形成し防
    音室の骨組み部材になると共に前記左右扉部の端部を蝶
    番等にて装着するようにした左右の各縦基部4とを有し
    て成ることを特徴とする防音室用扉体を具備した防音
    室。 5.前記特許請求の範囲第4項に記載の各扉部2の横幅
    サイズは、縦基部4に装着される扉部の横幅をそれ以外
    の扉部の横幅よりも大きく横成してなる特許請求の範囲
    第4項記載の防音室用扉体を具備した防音室。
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