JPH0578972U - ディストリビューター換気孔キャップ構造 - Google Patents

ディストリビューター換気孔キャップ構造

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JPH0578972U
JPH0578972U JP2811592U JP2811592U JPH0578972U JP H0578972 U JPH0578972 U JP H0578972U JP 2811592 U JP2811592 U JP 2811592U JP 2811592 U JP2811592 U JP 2811592U JP H0578972 U JPH0578972 U JP H0578972U
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JP
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ventilation hole
cap
expansion chamber
passage
atmosphere opening
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JP2811592U
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忠弘 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディストリビューター内部への水の侵入を良
好に防ぐことのできる換気孔キャップの提供を目的とす
る。 【構成】 ディストリビューターキャップ1に形成され
た換気孔2の外側に覆設される換気孔キャップ3内に
は、大気開放通路4と仕切部9を介し区画されて内部接
続通路8が形成され、下方には連通状に拡張室5が形成
され、この拡張室5の排出口6には排出管7が接続され
ており、排出管7および排出口6および拡張室5の断面
積は、前記大気開放通路4の断面積よりも大径に形成さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ディストリビューターの換気孔キャップの改良に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、図2に示すように、ディストリビューターのディストリビューターキャ ップ1には、ディストリビューター内部の換気を行なうために換気孔2が形成さ れており、この換気孔2の外側には換気孔キャップ51が覆設されており、換気 孔キャップ51内には、前記換気孔2と連通し、端部を大気に開放した大気開放 通路52が形成されており、従来構造においては、換気孔キャップ51の前記大 気開放通路52の部分に水がかかると、水は大気開放通路52を通り換気孔2内 を通ってディストリビューターキャップ1の内部に侵入し、ディストリビュータ ーキャップ内の電極およびローターの配電電極に付着し、2次電圧がリークして しまいエンジンの不調またはエンストが生ずるという問題点があった。
【0003】 また、図3に示すようなディストリビューターキャップ55においては、前記 換気孔2と直交状に大気開放通路56が形成されているが、このような大気開放 通路56にあっても、やはり水が換気孔2内に侵入してしまうという問題点があ った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、ディストリビュータ ー内部への水の侵入を良好に防ぐことのできる換気孔キャップを提供せんことを 目的とし、その要旨は、ディストリビューターキャップに形成された換気孔の外 側に覆設される大気開放通路を有する換気孔キャップであって、該換気孔キャッ プ内には、前記大気開放通路と仕切部を介し区画された前記換気孔と連通する内 部接続通路と、該内部接続通路および前記大気開放通路の下端に連通し下部に排 出口を有する拡張室とが形成され、前記排出口には下方側へ向けて排出管が接続 されているとともに、前記拡張室,前記排出口,前記排出管の各断面積は前記大 気開放通路の断面積よりも大径に形成されていることである。
【0005】
【作用】
換気孔キャップ内に形成された大気開放通路は拡張室と連通しており、大気開 放通路から水が侵入した場合、水は拡張室内に溜まり、排出口を通って排出管か ら良好に外部に排出され、換気孔と連通する内部接続通路側への水の侵入が良好 に防がれて、ディストリビューター内部への水の侵入を良好に防止することがで きる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、換気孔キャップの断面構成図であり、ディストリビューターキャップ 1には換気用の換気孔2が形成されており、この換気孔2の外側には換気孔キャ ップ3が覆設されている。 この換気孔キャップ3には、端部を大気に開放した大気開放通路4が形成され ており、本例ではこの大気開放通路4に対し、仕切部9を介して区画状に前記換 気孔2と連通する内部接続通路8が並設されている。この内部接続通路8の下端 と前記大気開放通路4の下端はその下方側に形成された拡張室5に連通されてお り、前記仕切部9の下端はこの拡張室5内へ垂下されている。拡張室5の下部に は排出口6が形成されており、この排出口6には下方側へ向けて排出管7が接続 されている。本例では拡張室5および排出口6および排出管7の断面積は、前記 大気開放通路4の断面積よりも大径に形成されたものとなっている。
【0007】 このような構造において、換気孔キャップ3に水がかかり、前記大気開放通路 4を通り内部に水が侵入した場合、侵入した水は拡張室5に溜められて、拡張室 5から排出口6を通り、排出管7を介し外部に排出される。この場合、拡張室5 および排出口6および排出管7は前記大気開放通路4よりも大径に形成されてい るため、大気開放通路4から侵入する水量に比べて、排出管7から排出される水 量の方が大であるため、拡張室5内に溜まる水の水位は低いものであり、そのた め、水が上方の内部接続通路8側へ上昇して侵入することがなく、換気孔2側へ 水が侵入することが防がれる。なお、仕切部9は拡張室5内へ垂下されて形成さ れているため、大気開放通路4から内部接続通路8側へ水が回り込むことがなく 、内部に侵入した水を良好に外部に排出させて、換気孔2側への侵入を防ぎ、デ ィストリビューター内の電極等に水が付着することを良好に防止することができ る。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、ディストリビューターキャップに形成された換気孔の外側に覆設さ れる大気開放通路を有する換気孔キャップであって、該換気孔キャップ内には、 前記大気開放通路と仕切部を介し区画された前記換気孔と連通する内部接続通路 と、該内部接続通路および前記大気開放通路の下端に連通し下部に排出口を有す る拡張室とが形成され、前記排出口には下方側へ向けて排出管が接続されている とともに、前記拡張室,前記排出口,前記排出管の各断面積は前記大気開放通路 の断面積よりも大径に形成されていることにより、大気開放通路から水が侵入し ても、侵入した水は拡張室を経て、排出管から外部へ良好に排出することができ 、水が換気孔側へ侵入することを良好に阻止することができ、ディストリビュー ター内部への水の侵入がなく、ディストリビューター内の電極等に水が付着する ことによるエンジン不調等の発生を良好に防止し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】換気孔キャップの断面構成図である。
【図2】従来の換気孔キャップの断面構成図である。
【図3】従来の換気孔キャップの断面構成図である。
【符号の説明】
1 ディストリビューターキャップ 2 換気孔 3 換気孔キャップ 4 大気開放通路 5 拡張室 6 排出口 7 排出管 8 内部接続通路 9 仕切部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディストリビューターキャップに形成さ
    れた換気孔の外側に覆設される大気開放通路を有する換
    気孔キャップであって、 該換気孔キャップ内には、 前記大気開放通路と仕切部を介し区画された前記換気孔
    と連通する内部接続通路と、該内部接続通路および前記
    大気開放通路の下端に連通し下部に排出口を有する拡張
    室とが形成され、 前記排出口には下方側へ向けて排出管が接続されている
    とともに、 前記拡張室,前記排出口,前記排出管の各断面積は前記
    大気開放通路の断面積よりも大径に形成されていること
    を特徴とするディストリビューター換気孔キャップ構
    造。
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