JPH0578767A - 高耐摩耗性アルミニウム青銅合金、該合金を用いた摺動部材 - Google Patents
高耐摩耗性アルミニウム青銅合金、該合金を用いた摺動部材Info
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- JPH0578767A JPH0578767A JP3241457A JP24145791A JPH0578767A JP H0578767 A JPH0578767 A JP H0578767A JP 3241457 A JP3241457 A JP 3241457A JP 24145791 A JP24145791 A JP 24145791A JP H0578767 A JPH0578767 A JP H0578767A
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Abstract
ミニウム青銅合金の提供する。 【構成】重量でAl:7〜12%、Mn:1.5〜5.5
%、Si:0.45〜2.7%および残部が実質的にCu
よりなり、該合金組織中にMn−Si化合物が分散して
おり、伸び率が5%以下の耐摩耗性アルミニウム青銅合
金。 【効果】一般のアルミニウム青銅合金(JIS−ALB
C2)に比べて、耐焼付き性、耐摩耗性が2倍以上優れ
ている。
Description
合金に係り、油圧機械、工作機械等の各種産業機械にお
ける機械構造用鋼、工具鋼等の摺動部と摺動する摺動部
材として好適なアルミニウム青銅合金に関する。
歯車、軸受、ウォームホイール等には、一般に銅合金が
用いられている。これは摺動部を構成する部材が炭素
鋼、Cr−Mo鋼、はだ焼鋼等の機械構造用鋼あるいは
軸受鋼、高速度鋼等の工具鋼同志ではともがね摺動によ
る摩耗が大きくなるためである。さらに、部品に要求さ
れる特性に応じて銅合金が使い分けられている。
される歯車、ウォームホイールなどには高力黄銅やアル
ミニウム青銅、焼付きにくいこと並びにかじりにくいこ
とが要求される軸受には青銅やりん青銅が用いられてい
る。さらに、高強度、高耐摩耗性の要求から、Cu−Z
n系合金にMn−Si化合物を晶出分散したもの(特許
第882216号公報)、Cu−Al系合金にFe−S
i化合物を晶出分散したもの(特許第1189793号
公報)が提案されている。しかし、これらも耐摩耗銅合
金として十分とは云えず、更に高性能の合金の出現が望
まれている。
の冷間加工用ダイス材料として高硬度耐摩耗性アルミニ
ウム青銅合金(特許第1374020号公報)が提案さ
れている。これは過共析のAl(12%以上)を含み、
かつ、高Mn組成(Mn:6%以上)であるため、機械
的性質の伸び(伸び率約3%以下)が小さく、産業機械
の摺動部材としては不向きである。
靱性(伸び率5%以上)と高耐摩耗性とを兼ね備えたア
ルミニウム青銅合金を提供することにある。
部材として高耐摩耗性の摺動部材を提供することにあ
る。
明の要旨は、Cu−Al系合金にMn−Si化合物を晶
出分散することで高靱性と高耐摩耗性を実現したもの
で、重量でAl:7〜12%、Mn:1.5〜5.5%、
Si:0.45〜2.7%、不純物:0.5%以下、残部
が実質的にCuよりなり、MnとSiとの金属間化合物
が分散していることを特徴とする耐摩耗性アルミニウム
青銅合金にある。
ましい。また、前記合金にはZn:2%以下、Pb:1
%以下、Cr、V、Ti、Zrの一種以上を合計で1%
以下、不純物0.5%以下(主としてFe、Ni)を含
有することができる。
称され、アブレシブな摩耗に対しては優れた性質を有す
るが、凝着し易いためにかじりを生じ易いと云う欠点が
ある。しかし、前記本発明の組成の合金は、これを解消
することができる。これは、Cu−Al系合金の固溶体
中にMn−Si化合物が晶出して、摩耗に対し高い抵抗
力を有するためである。
−Al系合金に対して有効に発揮させるためには、次の
点を考慮することが重要である。
金を凝固する過程で固溶体中に晶出するが、そのMn−
Si化合物が過共晶組成領域(初晶として存在する領
域)のとき耐摩耗性が改善される。
金の伸びが低下するので、前記過共晶組成領域が得られ
る添加量は極力少なくする。
中では棒状に晶出(化合物構造:Mn5Si3の六方晶)
するが、合金の伸びの低下を防止するためには、塊状に
晶出させ、それを微細化する。
ついて説明する。
7%未満では鋳造のままで機械部品としての目標強度4
0kgf/mm2を満足せず、12%を超えるとγ2相が
析出するため脆弱となり、機械用部材として実用に不向
きとなる。特に8〜11%、最も8.0〜9.0%が好ま
しい。
に分散し、耐摩耗性向上のための必須元素である。特
に、Cu−Al固溶体中に晶出する化合物はX線マイク
ロアナライザによる分析結果から化学量論組成でMn5
Si3に近いものであることが判明した。この化合物は
重量比でMn:Si≒3.25:1である。
晶で晶出することが望まれるが、Cu−Al合金の場合
必要なMn−Si化合物量は2%以上であり、純Cu、
Cu−Sn、Cu−Zn合金の24%、10%、3%に
比べて添加量は比較的小量でよい。本発明においては、
Mnは1.5〜5.5%、Siは0.45〜2.7%でよ
い。特に、引張り強度と耐摩耗性との両面からは、Mn
は3.8〜5.4%およびSiは1.0〜2.0%が好まし
い。
上するが、7.2%を超えると合金の伸びが目標の5%
を達成できなくなる。従って、Mnが5.5%のとき、
Siは1.7%以下でよい。しかし、Mn−Si化合物
(化学量論組成のMn5Si3)の形成に必要な量より過
剰のSi(固溶Si)を1%以下含むことは耐摩耗性お
よび強度の向上に有利に作用する。従って、本発明では
Siを最大2.7%まで含むことができる。
合物の形成および固溶Si量との関係から、Mn/Si
は1〜3.25より2.0〜3.0が望ましい。特に、S
iの固溶量は伸び率を下げるので、全部がMn5Si3を
作るとし、残ったSiが固溶するものとして計算で求め
るられる値が1.0%以下とする。特に、0.01〜0.
6%が好ましく、より0.1〜0.6%が好ましく、最も
0.3〜0.5%が好ましい。
のであり、特に、潤滑油のきれ易い状況下での耐摩耗性
の確保には有効である。添加量は1%以下で十分であ
り、それより多くなると合金の機械的強度の低下につな
がる。従って、0.2〜0.6%が好ましい。
た、鋳造時の湯流れも改善する効果がある。更に、合金
の摺動下でのなじみ性を改善する効果があるが、2%を
超えると摺動特性の低下を招く。従って、0.5〜1.5
%が好ましい。
イ化物)を形成する。これらの元素は強度を高める効果
があり、CrおよびVはMn−Si化合物を微細化する
作用がある。しかし、これらの量が合計で1%を超える
と靱性を低下させる。0.05〜0.5%が好ましい。
容できる。特に、FeはMn−Si化合物に固溶して該
化合物を微細化する作用がある。しかし、前記許容量を
超えると融点の高いFe−Si化合物が生成し、鋳造性
が悪くなる。また、NiはMn−Si化合物の生成を抑
制する作用があるので少ないほうがよい。不純物として
も0.01〜0.1%が好ましい。
アルミニウム青銅合金と同様に溶解鋳造法により製造さ
れる。しかし、大気溶解法では、酸素、水素等のガスを
溶湯中に巻き込むため、出湯前にスラグの除去並びに不
活性ガス(例えば窒素ガス)または不活性ガスとフッ化
物との混合ガス(例えばN2+NaFガス)による溶湯
の脱ガスのためのバブリングを行った後、鋳造する。こ
れらによって鋳造欠陥のない鋳物を得ることができる。
を施すことは有意義であり、これらによって晶出したM
n−Si化合物粒子が微細化された半加工品が得られ
る。溶解鋳造合金のMn−Si化合物粒子の大きさは、
主として凝固完了温度以上の温度領域における冷却速度
に依存し、冷却速度が遅いほど粒子が大きくなり易い。
よって、機械的強度、耐摩耗性等を向上させることがで
きる。
る。
一例を、また表2にその機械的特性を示す。
と、まずCuを溶解後Mn、Siを添加し、最後にAl
を添加して均一溶湯にした。その後、脱スラグ、溶湯中
に窒素ガスを吹き込みバブリングによる脱ガスを行い、
あらかじめ形成した砂型に鋳込み凝固させた。鋳込み温
度は1150℃であり、溶解炉はエレマ炉、ルツボは黒
鉛を用いた。鋳塊の大きさは直径50mm×長さ200
mmで重量は約3kgである。
合金にMn−Si化合物が均一分散したものである。こ
れは、各種産業用機械の摺動部材に要求される靱性に対
しても、伸び率で5%以上と満足すべき値を示した。
比を1.96〜3.10の範囲で変えるとともに、Mn5
Si3として計算し、固溶Si量を約0.2%として、C
u−9%Alに添加し、Mn−Si化合物を晶出分散し
た鋳物のMn量と伸び率との関係を示す。
い伸びは減少する。特に、Mn量が5.5%を超えると
伸び率5%を満足しなくなるので、摺動部材への適用は
素材の特性をよく見て選定する必要がある。
真に基づく組織の模式図を示す。この模式図(倍率40
0倍に相当)の白地部分がα相、黒地部分がβ相を示
す。この2相素地に塊状のMn−Si化合物(斜線部)
が均一に分散している。該Mn−Si化合物の粒子の大
きさは20〜30μmのものが多く観察された。
Znの場合、Alと同様にβ相が増加し、Cr、V、T
i、Zrの場合、Mn−Si化合物が微細化する傾向を
示す。Pbの場合は、組織的に変化はなく、素地に固溶
しないため数μm以下の大きさで点存する形となる。
ら30mm×30mm×5mmの板状試料を採取し、無
潤滑下で合金の耐焼付き性を評価した。評価方法は板状
試料に軸受鋼球(SUJ−2、直径10mm)を押付
け、速度8mm/sで往復動の摩擦試験を行い、摩擦係
数が急激に上昇(目安:摩擦系数が0.5以上)する荷
重および摺動回数で耐焼付き性を評価した。ここで、往
復動は40mm/1ストロークであり、荷重100gで
200回摺動後も摩擦係数に変化が見られない場合は、
荷重を200g,300gと順次上げて測定した。
す。一般のアルミニウム青銅合金No.1(JIS A
LBC2)およびCu−Zn系合金にMn−Si化合物
を分散した耐摩耗性高力黄銅合金No.2は、荷重10
0gの摩擦初期で焼付きが生じた。これらの比較例に対
して、本実施例の合金No.4〜No.7は優れた耐焼
付き性を示している。
耗性を示す。この測定には直径10mm×長さ25mm
の円柱状固定試片を銅合金で作成し、これを120mm
×15mm×10mmの炭素鋼(JIS S45C)か
らなる可動片上に押圧し、タービン潤滑油中で往復摺動
させて、摩擦距離に対する該合金の摩耗量を測定した。
面圧は500kgf/cm2、摺動速度は0.2m/sと
した。
ミニウム青銅合金(No.4,No.8)の耐摩耗性
は、一般的なアルミニウム青銅合金(No.1)および
耐摩耗性高力黄銅合金(No.2)をはるかに上回るも
のであった。摺動部材としては、摺動相手材の摩耗が軽
減できても長寿命につながる。比較例である合金No.
1の相手材の摩耗量は、摩擦距離5kmで10mgであ
ったのに対して、本実施例のNo.4では上記No.1
の約1/2、No.8では約1/5と格段に低減できる
ことも分かった。
な一応用例について説明する。図5は本発明合金を用い
た減速機の構造を示す一部断面斜視図である。図から明
らかなように、減速機の主たる構成部分は、ウォーム1
の歯車とウォームホイール2の歯車とが噛み合う部分で
ある。ウォームホイール2にはホイールボス3が装着さ
れ、更にホイール軸6が装着されている。
明合金を、ウォーム1の歯車には浸炭焼入れしたはだ焼
鋼(JIS SCM415)とを組合せて性能試験を実
施した。その結果、比較材として用いた市販の高力黄銅
やアルミニウム青銅に比べてその摩耗量は1/2以下
で、本発明合金が耐摩耗性に極めて優れていることが分
かった。
例するが、本合金をウォームホイール2の歯車の直径が
100mmから500mmのものに適用した場合の性能
試験を実施したが、上記と同様に摩耗量は少なく、耐焼
付き性も優れていることを確認した。
は、ホイールボス3を鋳造時の中子とし、ウォームホイ
ール2の合金を外周に設けた鋳型で鋳造する、いわゆる
鋳ぐるみ法によって行うのがコスト的にも有利である。
主要部品の側断面図である。該部品は、ウォームホイー
ル12に取付けられたはね10、ガイドメタル11およ
びテーブル13から構成されている。饅頭の原料である
混練粉は、ウォームホイール12の回転に伴い矢印方向
に吐出される。このときガイドメタル11(固定)とウ
ォームホイール12(可動)は無潤滑状態で面接触され
ている。
ル12は軸受鋼(JISSUJ−2)で、ガイドメタル
11はアルミニウム青銅(JIS AlBC−2)が用
いられていた。しかし、ウォームホイール12とガイド
メタル11との接触面で焼付きが発生するため、その使
用寿命はせいぜい8〜48時間であった。本発明の合金
をガイドメタル11に適用したところ、その使用寿命を
250時間以上に向上することができた。
潤滑油または潤滑剤の使用には制限がある。また、摺動
部材の摩耗粉等の混入も避けねばならない。こうした点
からも本発明の合金は、無潤滑でも優れた特性を有して
いるので好適な材料である。
よび押出し材の製造法の一例について説明する。
直径350mm×長さ250mmの金型鋳造材を製造し
た。
を施し、次いで680〜880℃で鍛造して直径220
mm,鍛練比2.5の鍛造材を作製した。これから押出
素材直径200mm×長さ600mmを採取し、押出加
工を施した。押出温度は850〜860℃、押出圧力は
110〜280kgf/cm2であり、押出後の直径が
26mmの棒状素材を作製した。これらの加工素材はい
ずれもMn−Si化合物が分割されて微細化されるが、
耐摩耗性は鋳造部材と同等の性能を有する。
のアルミニウム青銅、Cu−Zn系合金にMn−Si化
合物を分散した耐摩耗性銅合金に比べ、伸び率が5%以
下で優れた高耐摩耗性を有する。
例えば歯車、軸受、ウォームホイールなどに適用するこ
とにより、該機械の寿命を向上することができる。
のMn量と機械的伸び率との関係を示すグラフである。
である。
棒グラフある。
との関係を示すグラフである。
である。
る。
ールボス、4…ケース、5…オイル供給口、6…ホイー
ル軸、10…はね、11…ガイドメタル、13…テーブ
ル。
Claims (7)
- 【請求項1】重量でAl:7〜12%、Mn:1.5〜
5.5%、Si:0.45〜2.7%、および残部が実質
的にCuよりなり、MnとSiとの金属間化合物が分散
していることを特徴とする耐摩耗性アルミニウム青銅合
金。 - 【請求項2】重量でAl:7〜12%、Mn:3.8〜
5.4%、Si:0.45〜2.7%および残部が実質的
にCuよりなり、MnとSiとの金属間化合物が分散し
ていることを特徴とする耐摩耗性アルミニウム青銅合
金。 - 【請求項3】重量でAl:7〜12%、Mn:1.5〜
6.0%、Si:0.45〜3.0%、および残部が実質
的にCuよりなり、Mn/Si比が1〜3.25であ
リ、伸び率が5%以上であることを特徴とする耐摩耗性
アルミニウム青銅合金。 - 【請求項4】重量でAl:7〜12%、Mn:1.5〜
5.5%、Si:0.45〜2.7%、Zn:2%以下、
Pb:1%以下、Cr、V、Ti、Zrの一種以上を合
計で1%以下および残部が実質的にCuよりなり、か
つ、Mn/Si比が1〜3.25であることを特徴とす
る耐摩耗性アルミニウム青銅合金。 - 【請求項5】重量でAl:7〜12%、Mn:3.8〜
5.4%、Si:0.45〜2.7%、Zn:2%以下、
Pb:1%以下、Cr、V、Ti、Zrの一種以上を合
計で1%以下および残部が実質的にCuよりなり、か
つ、Mn/Si比が1〜3.25であることを特徴とす
る耐摩耗性アルミニウム青銅合金。 - 【請求項6】産業機器の鋼材からなる摺動部と摺動され
る摺動部材であって、該摺動部材が重量でAl:7〜1
2%、Mn:1.5〜5.5%、Si:0.45〜2.7%
および残部が実質的にCuよりなり、該合金組織中にM
nとSiとの金属間化合物が分散している耐摩耗性アル
ミニウム青銅合金により構成されていることを特徴とす
る摺動部材。 - 【請求項7】産業機器の鋼材からなる摺動部と摺動され
る摺動部材であって、該摺動部材が重量でAl:7〜1
2%、Mn:3.8〜5.4%、Si:0.45〜2.7%
および残部が実質的にCuよりなり、該合金組織中にM
nとSiとの金属間化合物が分散し、その伸び率が5%
以上である耐摩耗性アルミニウム青銅合金により構成さ
れていることを特徴とする摺動部材。
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