JPH0578626A - マーキングフイルム - Google Patents

マーキングフイルム

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JPH0578626A
JPH0578626A JP24133091A JP24133091A JPH0578626A JP H0578626 A JPH0578626 A JP H0578626A JP 24133091 A JP24133091 A JP 24133091A JP 24133091 A JP24133091 A JP 24133091A JP H0578626 A JPH0578626 A JP H0578626A
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JP
Japan
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weight
polymer
acrylic
monomer
parts
Prior art date
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JP24133091A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kato
年男 加藤
Yuichi Kogo
勇一 向後
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】剥離や膨れの起きないマーキングフィルムを得
る。 【構成】アクリル酸ブチル/酢酸ビニル/アクリル酸/
アクリル酸2−ヒドロキシエチル4元共重合体にイソシ
アネート系架橋剤を添加したものを離型紙上に塗布し乾
燥した後、ポリ塩化ビニルフィルムにラミネートして転
写したもの。離型紙を剥して被着体に貼り付ける。 【効果】長期間に亘り剥離や膨れの起きないマーキング
フィルムが得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広告ステッカー類や表
示用ステッカー類などに用いられるマーキングフィルム
に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−47751号公報にはポリ塩
化ビニルからなる基材層と、アクリルポリマーとからな
るマーキングが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマーキングフィ
ルムは、車両、航空機、船舶等のボディに接着しても、
洗浄あるいはマーキングフィルム上への塗装等により、
フィルムが剥離したり、ふくれができる、または各種プ
ラスチック成型物に貼付した際、成型物からの発生ガス
でふくれができ、見栄えが悪くなるという欠点を有して
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記実状に
鑑みて鋭意検討したところ、粘着剤としてアクリルポリ
マーとカルボン酸ビニルエステルポリマーとの混合物及
び/又はアクリルモノマーとカルボン酸ビニルエステル
モノマーとの共重合ポリマーを用いたマーキングフィル
ムが上記課題を解決することを見い出し本発明を完成す
るに至った。
【0005】即ち本発明は、ポリ塩化ビニルからなる基
材層(A)と、アクリルモノマーとカルボン酸ビニルエ
ステルモノマーを必須成分として重合せしめた共重合ポ
リマーからなる粘着剤層(B1)とからなるマーキング
フィルム及びポリ塩化ビニルからなる基材層(A)と、
アクリルモノマーを必須成分として重合せしめたポリマ
ーとカルボン酸ビニルエステルモノマーを必須成分とし
て重合せしめたポリマーとの混合物からなる粘着剤層
(B2)とからなるマーキングフィルムを提供するもの
である。
【0006】本発明のマーキングフィルムは車両、航空
機、船舶等のボディに貼付した後、洗浄、塗装等の操作
を加えても、また各種プラスチック成型物に貼付しても
剥がれ、ふくれが発生しないという特徴を有するもので
ある。
【0007】本発明の基材層(A)で使用するプラスチ
ックフィルム基材は、ポリ塩化ビニルである。本発明に
おいてポリ塩化ビニルとは、塩化ビニルを必須成分とし
て重合せしめたものを言い、それの単独重合体であって
もそれと共重合可能な単量体との共重合体であってもよ
い。
【0008】基材は、ポリ塩化ビニル単独であってもよ
いが、必要に応じより基材を強靱にするために、ポリウ
レタン樹脂、(メタ)アクリル樹脂等をポリ塩化ビニル
に添加したものを基材として用いても良い。
【0009】ポリ塩化ビニル基材として、塩化ビニルを
必須成分として重合せしめたものを用いる場合には、柔
軟性、耐候性、経済性に優れる点で、可塑化されたポリ
塩化ビニルが好ましい。
【0010】ポリ塩化ビニルを可塑化する際に用いる可
塑剤としては、公知慣用のものがいずれも使用できる
が、例えばジオクチルフタレート、ジブチルフタレート
等のジアルキルエステル、アジピン酸/ブタンジオール
縮合ポリエステル等のポリエステル系可塑剤、エポキシ
化大豆油、エポキシ化ポリブタジェン等のエポキシ系可
塑剤等が挙げられる。
【0011】そのほか、基材を製造するに当たっては、
必要に応じて金属石鹸、顔料、充填剤、難燃剤、芳香
剤、滑剤、界面活性剤、撥水剤、撥油剤等の公知慣用の
添加剤を併用してもよい。
【0012】基材そのものの製造方法も特に制限される
ものではなく、例えばカレンダー成形法、溶融押出成形
法、キャスティング成形法のいずれもが採用できる。な
かでも、成形後の収縮が少ない極薄基材とするために
は、キャスティング成形法が好ましい。特にポリ塩化ビ
ニルを可塑剤中に分散させたペースト状物をキャスティ
ングするゾルキャスト成形法が好ましい。
【0013】ゾルキャスト成形法は、ポリ塩化ビニル、
可塑剤、必要に応じて希釈用溶剤、顔料、耐熱安定剤、
紫外線吸収剤等を混合せしめたペースト状物をコンマコ
ーター、コンマリバースコーター、ナイフコーター、リ
バースロールコーター等の塗工機で工程紙にキャストし
た後、これを180〜220℃に加熱し、これらを溶融
均一化させ後、冷却して基材とする方法である。本発明
で用いる基材は、単層であっても異なるポリ塩化ビニル
との複層であってもよい。
【0014】フィルム基材の厚さは、特に制限されるも
のではなく用途によって異なるが、20〜200μmの
範囲が好ましく、25〜100μmの範囲が特に好まし
い。本発明のマーキングフィルムは、粘着剤層(B)
が、アクリルモノマーとカルボン酸ビニルエステルモノ
マーとを必須成分として重合せしめた共重合ポリマー層
(B1)であるか、アクリルモノマーを必須成分として
重合せしめたポリマーとカルボン酸ビニルエステルを必
須成分として重合せしめたポリマーとの混合物層
(B2)である点に特徴があり、このような粘着剤を使
用したマーキングフィルムは、車両等のボディ、成形物
等に貼付した時の剥がれふくれ等の発生がない。 上記
層(B1)及び(B2)を形成する粘着剤のうち、前者は
アクリルモノマーの重合単位とカルボン酸ビニルエステ
ルモノマーの重合単位とを一分子中に両方有するポリマ
ーであり、後者はアクリルモノマーの重合体とカルボン
酸ビニルエステルモノマーの重合体との混合物である。
【0015】上記前者の共重合ポリマーは、アクリルモ
ノマーとカルボン酸ビニルエステルモノマーとを必須成
分として重合せしめればよい。この際のアクリルモノマ
ーとしては、例えば(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルと(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸
ヒドロキシアルキルエステル等が挙げられる。
【0016】(メタ)アクリル酸アルキルエステルとし
てはアルキル基の炭素数が1〜12のモノマーを使用す
ることができる。具体的には、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イ
ソプロピル、アクリル酸nブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸sec−ブチル、アクリル酸n−ペンチ
ル、アクリル酸イソペンチル、アクリル酸2−メチルブ
チル、アクリル酸nオクチル、アクリル酸イソオクチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n−ノ
ニル、アクリル酸ラウリル、メタアクリル酸メチル、メ
タアクリル酸エチル、メタアクリル酸n−ブチル、メタ
アクリル酸イソブチル、メタアクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタアクリル酸ラウリル等が挙げられる。
【0017】またカルボン酸成分としては、例えばアク
リル酸、メタアクリル酸の他にイタコン酸、フマル酸、
無水マレイン酸等が挙げられる。(メタ)アクリル酸ヒ
ドロキシアルキルエステル成分としては、アクリル酸2
ヒドロキシエチル、メタアクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタアクリル酸ヒ
ドロキシプロピル等を使用することができる。
【0018】特に好適なアクリルモノマーとしてはアク
リル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソ
ブチル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸n−ノニル、メタアクリル酸n
−ブチル、メタアクリル酸イソブチル、メタアクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸、メタアクリル酸、ア
クリル酸2−ヒドロキシエチル、メタアクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル等が挙げられる。
【0019】一方、カルボン酸ビニルエステルモノマー
としては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バ
ーサチック酸ビニル、ベオバ等が挙げられる。共重合ポ
リマーとしては、(メタ)アクリル酸エステル、カルボ
ン酸ビニルエステルを必須成分として含み、これに(メ
タ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シアルキルエステルを共重合すればよ良いが、マーキン
グフィルムとしての性能を考慮すると、(メタ)アクリ
ル酸を含む方が好ましく、またイソシアネート系架橋剤
を使用する系では(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキ
ルエステルをも共重合したほうが良い。
【0020】さらには、これらと共重合可能なモノマー
類、例えば、スチレン、(メタ)アクリロニトリル、
(メタ)アクリルアミド、アクリル酸グリシジル、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド等を併用しても良
い。
【0021】アクリルモノマーとカルボン酸ビニルモノ
マーの共重合割合は、特に制限されるものではないが、
アクリルモノマー100重量部当たりカルボン酸ビニル
5〜100重量部が好ましく、特に15〜30重量部が
好ましい。この範囲であると、粘着性が適当であり好ま
しい。
【0022】ポリマーを製造する方法としては公知慣用
の方法がいずれも採用できるが、通常触媒の存在下、3
0〜150℃で30分〜24時間重合せしめればよい。
重合形態は、例えば溶液重合、エマルジョン重合、懸濁
重合等いずれの方法でも良いが、マーキングフィルムに
要求される性能を考慮すると溶液重合が最も好適であ
る。
【0023】上記後者の混合物は、アクリルモノマーと
カルボン酸ビニルモノマーとを個別に重合せしめて混合
したものである。アクリルポリマーとカルボン酸ビニル
ポリマーーの配合割合は、特に制限されるものではない
が、アクリルポリマー100重量部当たりカルボン酸ビ
ニルポリマー5〜100重量部が好ましく、特に15〜
30重量部が好ましい。この範囲であると、粘着性が適
当であり好ましい。
【0024】アクリルモノマーの重合単位とカルボン酸
ビニルエステルモノマーの重合単位とを一分子中に両方
有するポリマーを用いる前者の粘着剤と、アクリルモノ
マーの重合体とカルボン酸ビニルエステルモノマーの重
合体との混合物を用いる後者の粘着剤とを比べれば、ア
クリル成分とカルボン酸ビニルエステルとの相溶性が良
好でより粘着性を発現しやすく、あとで混合する手間が
必要ない点で前者の粘着剤が好ましい。
【0025】勿論、前者の共重合ポリマーと後者の混合
物とを混合して用いてもよい。また、上記した粘着剤に
ロジン、変性ロジン、ロジンエステル、石油樹脂、テル
ペンフェノール樹脂、アルキルフェノール樹脂等の粘着
付与剤を添加して使用することもできる。
【0026】また、上記粘着剤は必要に応じ、架橋して
用いることができる。この手法は、(メタ)アクリル酸
ヒドロキシアルキルエステル等の活性水素含有モノマー
を重合単位として有するような前記アクリルポリマーな
いしは共重合ポリマーを用いる際に特に有効である。
【0027】架橋剤としては、例えばイソシアネート、
金属キレート、エポキシ化合物、メラミン樹脂等が挙げ
られる。架橋剤の使用量は、特に制限されないが、通常
ポリマー固形分100重量部当たり0.5〜10重量部
である。
【0028】粘着剤層(B)の厚さは用途により異なる
が15μm〜60μmの範囲が好ましい。マーキングフ
ィルムの製造方法は、特に制限されず公知慣用の方法が
いずれも採用できるが、例えば粘着剤を離型紙上に塗布
乾燥させた後、基材フィルムに転写することにより製造
することができる。
【0029】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 実施例1 (ア)基材フィルムの製造
【0030】
【表1】 上記表−1の配合物をラボミキサーで十分攪拌混合の
後、真空脱泡機(真空度70mmHg)で十分脱泡した
塩化ビニル樹脂組成物を得た。これを加熱溶融した後、
厚さが40μmになるようにキャスティングし、基材フ
ィルムを得た。 (イ)粘着剤の合成 アクリル酸n−ブチル200重量部、アクリル酸エチル
160重量部、アクリル酸34重量部、アクリル酸2−
ヒドロキシエチル6重量部とを混合し、この混合物の1
00重量部、ベンゾイルパーオキサイド1重量部、酢酸
エチル400重量部、トルエン200重量部を攪拌機、
冷却器のついたフラスコに仕込み75℃に加熱し重合を
開始させた。次に75℃で残りの上記混合物300重量
部を3時間かけて滴下し、さらに10時間保ち重合さ
せ、アクリルポリマー溶液を得た。これは不揮発分3
9.9重量%、粘度4900cpsであった。
【0031】別のフラスコに酢酸ビニル100重量部、
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル2重量部、メチ
ルアルコール150重量部を仕込んで、65℃で18時
間重合させて酢酸ビニルポリマーを得た。
【0032】上記2種類のポリマー溶液をアクリルポリ
マー/酢酸ビニルポリマーの不揮発分重量比4/1とな
る様に混合して不揮発分39.8重量%、粘度6600
cpsのポリマー混合物を得た。
【0033】上記混合物の不揮発分100重量部にイソ
シアネート系架橋剤〔バーノックD−750 大日本イ
ンキ化学工業(株)製〕1.5重量部を加え、十分混合
した後、乾燥後の塗布量が30g/m2になるように離
型紙に塗布、80℃で2分乾燥し、前記の基材フィルム
とラミネートして、マーキングフィルムを得た。
【0034】作成したマーキングフィルムを7cm×1
5cmの大きさに切断し、30cm×30cm、厚さ1
mmのポリカーボネート板に2kgのゴムローラーで圧
着した。これを23℃、65%RHで24時間養生した
後、40℃の雰囲気中に7日間保存しマーキングフィル
ムの表面状態を観察した。その結果を、表−2に示し
た。尚、表−2において評価はそれぞれ、◎:表面状態
極めて良好、○:表面状態良好、△:わずかに膨れあ
り、×:膨れが目立つ、を示すものとする。 比較例1 酢酸ビニルポリマー溶液を用いずアクリルポリマー溶液
のみを用い、同様の架橋剤を用いた以外は、塗布量等の
条件も実施例1と同様にしてマーキングフィルムを得、
マーキングフィルムの表面状態を観察した。その結果
を、表−2に示した。 実施例2 アクリル酸n−ブチル280重量部、酢酸ビニル80重
量部、アクリル酸36重量部、アクリル酸2−ヒドロキ
シエチル4重量部とを混合し、この混合物の100重量
部、ベンゾイルパーオキサイド2重量部、酢酸エチル3
00重量部、トルエン300重量部を用いた以外は、実
施例1と同様なアクリルポリマー溶液の製造条件で共重
合ポリマー溶液を得た。
【0035】得られた共重合ポリマー溶液は、不揮発分
38.5重量%、粘度4500cpsであった。酢酸ビ
ニルポリマー溶液を用いず共重合ポリマー溶液のみを用
い、架橋剤を1重量部とした以外は、塗布量等の条件も
実施例1と同様にしてマーキングフィルムを得、マーキ
ングフィルムの表面状態を観察した。その結果を、表−
2に示した。 実施例3 アクリル酸2−エチルヘキシル220重量部、酢酸ビニ
ル148重量部、アクリル酸32重量部とを混合し、こ
の混合物の100重量部、2,2’−アゾビスイソブチ
ロニトリル2重量部、酢酸エチル480重量部、トルエ
ン120重量部を予め仕込み、後に上記混合物300重
量部を滴下する様にした以外は、実施例2と同様にして
重合体を得た。この重合体は、不揮発分37.2重量
%、粘度6800cpsであった。
【0036】この重合体の不揮発分100重量部にメラ
ミン樹脂系架橋剤(スーパーベッカミンJ−820−6
0 大日本インキ化学工業(株)製)1重量部を加え、
十分混合した後、実施例1と同様にして基材フィルムに
ラミネートして、マーキングフィルムを得た。
【0037】このマーキングフィルムを実施例1と同様
にして、表面状態を観察した。その結果を、表−2に示
した。
【0038】
【表2】 表−2からわかる様に、本発明のマーキングフィルム
は、従来のものの様な剥離や、膨れがないことがわか
る。
【0039】本発明のマーキングフィルムは、必要に応
じて、着色したり、エンボス加工したり、光散乱性を付
与したり、所望の大きさや形状に切断して意匠性が要求
される各種用途に使用できる。
【0040】具体的には、例えば自動車、船舶、航空
機、建築物、看板、コンテナー等の表面に貼りつけて使
用できる。
【0041】
【発明の効果】本発明のマーキングフィルムは、粘着剤
層として、アクリルポリマーとカルボン酸ビニルエステ
ルポリマーとの混合物及び/又はアクリルモノマーとカ
ルボン酸ビニルエステルモノマーとの共重合ポリマーを
用いているので、アクリルポリマーのみからなる従来の
粘着剤層を有するマーキングフィルムを用いた際の様な
剥離や膨れが極めて起こりにくいという格別顕著な効果
を演奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JHT 6770−4J JLE 6770−4J G09F 3/10 A 7028−5G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリ塩化ビニルからなる基材層(A)
    と、アクリルモノマーとカルボン酸ビニルエステルモノ
    マーを必須成分として重合せしめた共重合ポリマーから
    なる粘着剤層(B1)とからなるマーキングフィルム。
  2. 【請求項2】 共重合ポリマーが、(メタ)アクリル酸
    アルキルエステルと、カルボン酸ビニルエステルとを必
    須成分として重合せしめた共重合ポリマーである請求項
    1記載のマーキングフィルム。
  3. 【請求項3】 共重合ポリマーが、(メタ)アクリル酸
    及び/又は(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエス
    テルとの共重合体である請求項2記載のマーキングフィ
    ルム
  4. 【請求項4】 共重合ポリマーが、アクリルモノマー1
    00重量部当たりカルボン酸ビニルエステルモノマーを
    5〜100重量部用いて重合せしめたものである請求項
    1記載のマーキングフィルム。
  5. 【請求項5】 ポリ塩化ビニルからなる基材層(A)
    と、アクリルモノマーを必須成分として重合せしめたポ
    リマーとカルボン酸ビニルエステルモノマーを必須成分
    として重合せしめたポリマーとの混合物からなる粘着剤
    層(B2)とからなるマーキングフィルム。
JP24133091A 1991-09-20 1991-09-20 マーキングフイルム Pending JPH0578626A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011033844A1 (ja) * 2009-09-15 2011-03-24 綜研化学株式会社 粘着剤組成物
JP2016210863A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 サイデン化学株式会社 マーキングフィルム用粘着剤組成物、その製造方法及びマーキングフィルム

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