JPH0578620A - 内装用基材の裏板面における取付部材の固定方法 - Google Patents
内装用基材の裏板面における取付部材の固定方法Info
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- JPH0578620A JPH0578620A JP26721391A JP26721391A JPH0578620A JP H0578620 A JPH0578620 A JP H0578620A JP 26721391 A JP26721391 A JP 26721391A JP 26721391 A JP26721391 A JP 26721391A JP H0578620 A JPH0578620 A JP H0578620A
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Abstract
の裏板面に接着剤で強固に固着する。 【構成】 金属製のブラケット,取付金具類等の取付部
材1を内装用基材2の裏板面にあてがい固定するのにあ
たり、内装用基材2の裏板面と相対する取付部材1の板
面に抜き穴4を設け、その抜き穴4の周回り板面と内装
用基材2の裏板面との対向面間に接着剤3の充填硬化用
空間5を設け、取付部材1を固着する接着剤3を取付部
材1の板面に盛上げ硬化させ、且つ、前記抜き穴4を通
して該接着剤3を抜き穴4の周回り板面と内装用基材2
の裏板面との間の空間5内に充填硬化させて、取付部材
1を内装用基材2の裏板面に固着する。
Description
やドアインナーパネル等のような内装用基材の裏板面に
金属製のブラケットや取付金具類等の取付部材をあてが
い固定するのに適用される内装用基材の裏板面における
取付部材の固定方法に関するものである。
ト等を取付部材(以下、「ブラケット1」という。)と
して、ルーフパネル等の如き内装用基材(以下、「ルー
フパネル2」という。)の裏板面にあてがい固定するの
にあたってはリベット止めやバーリング止めが適用され
ている。然し、その各止め手段ではブラケット1が金属
製のものであると腐食して剥れ出す虞れがある。また、
リベット等の打込み跡がルーフパネル2の表面側に生
じ、これに表皮材を被せてもリベット等の打込み跡に応
じた跡目線が現出するのを避け得ない。
に露呈させないためには、ブラケット1を接着剤で固定
することが考えられる。然し、ルーフパネル2の裏板面
と相対するブラケット1の板面に接着剤を唯単に付着す
るだけでは十分満足できる固着力を持たせられないか
ら、ブラケット1に嵌込み固定される他部材からの剪断
作用が加わるとブラケット1が簡単に剥れてしまう虞れ
がある。
表面側に打込み跡等を露呈させないよう、金属製ブラケ
ット等の取付部材を接着剤で内装用基材の裏面側に固定
しても十分な固着力が得られる内装用基材の裏板面にお
ける取付部材の固定方法を提供することを目的とする。
内装用基材の裏板面における取付部材の固定方法におい
ては、金属製のブラケット,取付金具類等の取付部材を
内装用基材の裏板面にあてがい固定するのにあたり、内
装用基材の裏板面と相対する取付部材の板面に抜き穴を
設け、その抜き穴の周回り板面と内装用基材の裏板面と
の対向面間に接着剤の充填硬化用空間を設け、取付部材
を固着する接着剤を取付部材の板面に盛上げ硬化させ、
且つ、前記抜き穴を通して該接着剤を抜き穴の周回り板
面と内装用基材の裏板面との間の空間内に充填硬化させ
て、取付部材を内装用基材の裏板面に固着するようにさ
れている。また、同請求項2に係る取付部材の固定方法
においては、抜き穴の周縁に反上げ部を設けて、接着剤
の充填硬化用空間を形成するようにされている。また、
同請求項3に係る取付部材の固定方法においては抜き穴
と対応位置する凹溝を内装用基材の裏板面に設けて接着
剤の充填硬化用空間を形成し、同請求項4に係る取付部
材の固定方法においては凹溝を抜き穴よりも平面的に大
きな面積に形成するようにされている。
は、内装用基材の裏板面と相対する取付部材の板面との
対向面間に接着剤の充填硬化用空間を設け、その空間内
に接着剤の厚肉な内部硬化層を形成するから、この内部
硬化層が取付部材から作用する剪断力に十分耐えられる
ことにより取付部材を内装用基材の裏板面に強固に固着
することができる。
法では、接着剤の充填硬化用空間を取付部材の反上げ部
で取るから当該空間を簡単に形成できるばかりでなく、
反上げ部を空間に充填硬化された接着剤の内部硬化層で
埋込み保持できるから取付部材と接着剤との接合固着も
強固なものになる。
充填硬化用空間を内装用基材の裏板面に設ける凹溝で取
るから、請求項2と同様に当該空間を簡単に形成できる
と共に、接着剤のアンカー効果で内装用基板との接合固
着を強固なものにできる。この接着剤の充填効果用空間
を凹溝で取る場合、同請求項4に係る取付部材の固定方
法では凹溝を抜き穴よりも平面的に大きな面積に形成す
るから、上述した接着剤のアンカー効果をより増大する
ことができる。
部材の取付方法は金属製のブラケットや取付金具等を取
付部材1とし、その取付部材1を車輛内装用のルーフパ
ネルやドアインナーパネル等のような内装用基材2の裏
板面に接着剤3で固着するのに適用されている。これら
車輛の内装用基材2は木質或いはABS樹脂で形成さ
れ、表面側には皮,ファブリック等の表皮材が被着され
ている。
基材2の裏板面と相対する取付部材1の板面に抜き穴4
を設け、その抜き穴4の周回り板面と内装用基材2の裏
板面との対向面間に接着剤3の充填硬化用空間5を設け
ることが行われている。この取付部材1を内装用基材2
の裏板面に固定するには接着剤3を取付部材1の板面に
盛上げて外部硬化層3aを形成し、抜き穴4を介して空
間5の内部に接着剤3を充填硬化することにより内部硬
化層3bを形成する。
して取付部材1を内外硬化層3a,3bで接着保持でき
ると共に、内部の硬化層3bが十分な肉厚を持って内装
用基材2の裏板面に接着するから取付部材1より作用す
る剪断力にも耐えられるよう強固に固着できる。
固定方法を示すものであり、この実施例においては接着
剤3の充填硬化用空間5が抜き穴4の周縁に設ける反上
げ部6で形成されている。その反上げ部6は抜き穴4の
周回り板面を若干打ち出すことにより簡単に形成でき、
また、この縁部が接着剤3の硬化層3a,3b内に曲率
を持って埋め込まれるから取付部材1と接着剤3との接
合がより強固なものになる。
の固定方法を示すものであり、この実施例においては接
着剤3の充填硬化用空間5が内装用基板2の裏板面に設
ける凹溝7で形成されている。この凹溝7は平面的な面
積で抜き穴4よりも大きく形成され、空間5の内部に充
填硬化させる内部硬化層3bの接着面積を大きくすると
共にアンカー効果を発揮することにより、内装用基材2
に強固に固着されている。
付部材1を内装用基材2に強固に固着できるが、両者を
共に適用すれば、取付部材1をより強固に接着固定する
ことができる。
裏板面における取付部材の固定方法では、金属製等の材
質に拘らず如何る材質の取付部材でも木質,ABS樹脂
製等の内装用基材に接着剤で強固に固着でき、その内装
用基材の表面側を体裁上損なうのも防げる。
おける取付部材の固定方法を示す説明図である。
を示す説明図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 金属製のブラケット,取付金具類等の取
付部材を内装用基材の裏板面にあてがい固定するのにあ
たり、内装用基材の裏板面と相対する取付部材の板面に
抜き穴を設け、その抜き穴の周回り板面と内装用基材の
裏板面との対向面間に接着剤の充填硬化用空間を設け、
取付部材を固着する接着剤を取付部材の板面に盛上げ硬
化させ、且つ、前記抜き穴を通して該接着剤を抜き穴の
周回り板面と内装用基材の裏板面との間の空間内に充填
硬化させて、取付部材を内装用基材の裏板面に固着する
ようにしたことを特徴とする内装用基材の裏板面におけ
る取付部材の固定方法。 - 【請求項2】 上記抜き穴の周縁に反上げ部を設けて、
接着剤の充填硬化用空間を形成するようにしたことを特
徴とする請求項1の取付部材の固定方法。 - 【請求項3】 上記抜き穴と対応位置する凹溝を内装用
基材の裏板面に設けて、接着剤の充填硬化用空間を形成
するようにしたことを特徴とする請求項1の取付部材の
固定方法。 - 【請求項4】 上記凹溝を抜き穴よりも平面的に大きな
面積に形成するようにしたことを特徴とする請求項3の
取付部材の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03267213A JP3086826B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 内装用基材の板裏面における取付部材の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03267213A JP3086826B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 内装用基材の板裏面における取付部材の固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578620A true JPH0578620A (ja) | 1993-03-30 |
JP3086826B2 JP3086826B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=17441713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03267213A Expired - Fee Related JP3086826B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 内装用基材の板裏面における取付部材の固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086826B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002235853A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-23 | Inax Corp | リベット留め構造及び止水用キャップ |
JP2008175328A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材用支持具 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP03267213A patent/JP3086826B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002235853A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-23 | Inax Corp | リベット留め構造及び止水用キャップ |
JP2008175328A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材用支持具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3086826B2 (ja) | 2000-09-11 |
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