JPH057819A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH057819A
JPH057819A JP16164691A JP16164691A JPH057819A JP H057819 A JPH057819 A JP H057819A JP 16164691 A JP16164691 A JP 16164691A JP 16164691 A JP16164691 A JP 16164691A JP H057819 A JPH057819 A JP H057819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
coating
decompression chamber
bead
reduced pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16164691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kunii
斉 国井
Itaru Hanawa
格 塙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH057819A publication Critical patent/JPH057819A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/06Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work

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  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 減圧チャンバーを有するビード塗布装置にお
いて、減圧チャンバーのサイドプレートの上部が可撓性
樹脂よりなり、該樹脂部がバックロールまたはウェブに
接するようにしたことを特徴とする塗布装置、またはバ
ックロールの両サイドにベアリング等によりフリーに回
転する部分を設け、減圧チャンバーのサイドプレートが
該フリー部分に接していることを特徴とする塗布装置に
より達成。 【効果】 減圧チャンバーを有するビード塗布装置にお
いて、減圧チャンバーサイドとウェブの間からの空気の
流入を抑制することにより塗布故障を抑制できる塗布装
置の提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減圧チャンバーを有す
るビード塗布装置に関し、詳しくはあばら状むら故障発
生の少ない塗布装置に関する。
【0002】
【発明の背景】ビード塗布装置の例としては、スライド
ビード塗布あるいは押し出し塗布装置が知られている。
一般にビード塗布においては、その塗布機先端(リップ
部)とウェブ(可撓性長尺支持体)との間に形成される
ビードと称する塗布液溜まりを介して、ウェブ上に1層
あるいは複数の塗布液層が同時に塗布される。
【0003】このようなビード塗布においてはビードの
安定性が塗布の安定性に大きな影響をもつ。ビードの安
定性は種々な因子、例えば塗布液物性(濃度、粘度、表
面張力等)、塗布条件(速度、コーター間隙、流量等)
等により影響される。
【0004】このようなビード塗布装置、例えばスライ
ドビード塗布装置は、ハロゲン化銀写真感光材料の塗布
装置として広く使用されている。近時、ハロゲン化銀写
真感光材料は鮮鋭性等性能向上および生産性向上のため
高速、薄膜塗布の要請が強い。
【0005】このような高速、薄膜塗布はビードの安定
に対してはますます難しい条件であり、しかも故障に対
して非常に厳しく、塗布の安定性が強くもとめられてい
る。
【0006】このようなビード安定のために、ビードの
上下に圧力差、具体的には下方に減圧する方法が広く用
いられている。このためにビード塗布においては上流側
(塗布前側)に減圧チャンバーを設ける。ここで、この
減圧チャンバーの一部がウェブと接触した時合、ウェブ
にスリキズがついたり、ウェブの削りカスが発生してし
まう。
【0007】これらによる塗布故障の発生を防ぐため、
ウェブと減圧チャンバーとの間には、通常100〜1000μ
の隙間があけられている。
【0008】この隙間には、ウェブ上流側の隙間と両サ
イドの隙間とがある。
【0009】まず、ウェブ上流側の隙間は、減圧チャン
バー内の負圧と、外気との差圧により、この隙間を通っ
て、風が吹き込む原因となる。もしこの風が強すぎると
ビードを乱す場合があり、この風により、ビードが巾手
で乱れると、その結果スジ状故障、縦ムラ状故障が発生
する。
【0010】このため例えば実開昭60-193269号にはウ
ェブの進行方向の前部(塗布上流側)のバックロールと
減圧チャンバーとの間に、巾方向にロールを設けること
によりこの隙間を実質的に無くす方法が開示されてい
る。
【0011】また、特開昭61-11173号には減圧チャンバ
ーの上流側にラビリンスシールを設けることにより安定
な高減圧を得る方法が開示されている。
【0012】これらの技術はともに前記塗布故障の抑制
に効果があることがわかっている。
【0013】しかしながら、減圧チャンバーはサイドに
も同様にウェブとの間に隙間があり、この隙間よりの空
気の流入による減圧状態の乱れにより塗布層の巾手サイ
ドにあばら状むら故障が発生するという問題がある。
【0014】図5はこの様なサイドの隙間に起因するあ
ばら状むら故障の発生状況の1例を示す説明図である。
【0015】このため例えば特開昭55-3860号には減圧
チャンバーを塗布巾手に3分割し、両サイドの減圧を強
めビードのサイドからの切れを防ぎ、ビードの安定をは
かる方法が開示されているが、この方法は装置的に複雑
となり、減圧度の調整が難しいという問題がある。
【0016】
【発明の目的】上記のような問題に対し、本発明の目的
は減圧チャンバーを有するビード塗布装置において、減
圧チャンバーサイドとウェブの間からの空気の流入を抑
制することにより塗布故障を抑制できる塗布装置を提供
することである。
【0017】
【発明の構成】本発明の上記目的は、減圧チャンバーを
有するビード塗布装置において、減圧チャンバーのサイ
ドプレートの上部が可撓性樹脂よりなり、該樹脂部がバ
ックロールまたはウェブに接するようにしたことを特徴
とする塗布装置、またはバックロールの両サイドにベア
リング等によりフリーに回転する部分を設け、減圧チャ
ンバーのサイドプレートが該フリー部分に接しているこ
とを特徴とする塗布装置により達成される。
【0018】以下、本発明について具体的に説明する。
【0019】図3は、スライドビード塗布装置3で前記
塗布上流側から減圧チャンバー10への空気流入を防ぐた
めの巾方向にロール12を配置した例を示す断面図であ
る。同図において、スロット5より供給された1または
複数の塗布液8はスライド面4を積層して流下し、塗布
装置先端のリップ部においてバックロール2に抱かれて
走行するウェブ1との間にビード7を形成し、ウェブ上
に塗布される。
【0020】このビードを下方に減圧して引っ張ること
によりビードを安定させるが、ロール12により塗布上流
側からの空気流入を防ぐのである。すなわちロール12は
ウェブ面に接触しつつウェブの走行速度に同調して回転
し、減圧チャンバーとの隙間を小さくすることができ
る。
【0021】図4は、ウェブ搬送方向と反対方向に空気
流をおこさせ、ビード下方側に負圧をもたらし、進行方
向からの空気の流入を防ぐタイプである。
【0022】これに対して図1は、本発明による減圧チ
ャンバーのサイドからの空気の流入を防ぐための減圧チ
ャンバーサイドの構造の1例を示す断面図である。同図
においては、減圧チャンバー10のサイド板11上部を可撓
性樹脂により作成し、同樹脂部をウェブまたはバックロ
ールに接することにより空気の流入を防ぐ方法を示す。
好ましくはバックロールである。尚、ここでの樹脂は空
気圧に耐え、ウェブあるいはバックロールに傷をつける
おそれのないものであれば特に限定しない。
【0023】図2は同じく本発明によるサイドからの空
気流入を防ぐバックロールの構造の1例を示す斜視図
で、バックロール2の両サイド(フリーロール)21をフ
リー回転できる構造にすることにより減圧チャンバーサ
イドとの接触を可能としてサイドからの空気の流入を防
ぐ方法である。
【0024】
【実施例】
(塗布条件) スライドビード塗布装置 ハロゲン化銀写真感光材料の感光性乳剤および保護膜層
の2層塗布 塗布液 粘度 cp 表面張力dyne/cm ウエット厚μm 乳剤 50 40 30 保護膜 30 25 20 塗布速度:100m/min 減圧度:-30mmAq ビード間隙:200mm (評価方法)塗布試料のあばら状むらの発生を目視で観察
し、下記5段階で評価した。
【0025】5:あばら状むらの発生がなく優れてい
る。
【0026】3:あばら状むらの発生はあるが比較的軽
微である。
【0027】1:あばら状むらの発生が多く実用不可で
ある。
【0028】(使用装置) A:従来の方法、サイドの隙間あり(比較例)。
【0029】B:本発明の可撓性樹脂サイド板(厚さ3
mmのテフロン)を有する減圧チャンバー使用、サイドの
隙間なし(本発明図1)。
【0030】C:本発明のバックロール(両サイド、フ
リーロール)を使用し、サイドの隙間なし(本発明図
2)。
【0031】また、進行方向の空気流入の影響を調べる
ため下記の減圧チャンバー使用を組み合わせた。
【0032】D:従来の減圧チャンバー:サイド及び進
行方向に隙間あり。
【0033】E:図3の進行方向にロールを有するタイ
プ。
【0034】F:図4に示す隙間対策を有する減圧チャ
ンバー。
【0035】 (結果) アバラむらのレベル D E F A 3〜1 3〜1 3〜1 B 5 5 5 C 5 5 5 この結果から本発明の装置によればあばら状むら故障は
激減し、進行方向に対する空気流入対策の影響もないこ
とがわかり、同対策を併用することが可能である。
【0036】さらにこの結果から減圧チャンバーを有す
る押し出しタイプの塗布装置にも有効に使用することが
できる。
【0037】
【発明の効果】本発明により、減圧チャンバーを有する
ビード塗布装置において、減圧チャンバーサイドとウェ
ブの間からの空気の流入を抑制することにより塗布故障
を抑制できる塗布装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の減圧チャンバーのサイド板の説明断面
【図2】本発明のバックロールの斜視図
【図3】ウェブと減圧チャンバーの間に設けたロールの
説明断面図
【図4】ウェブと減圧チャンバーの隙間対策の1例を示
す説明断面図
【図5】あばら状むら故障例を示す説明図
【符号の説明】
1 ウェブ 2 バックロール 3 スライドビード塗布装置 4 スライド面 5 スロット 7 ビード 8 塗布液 9 塗布膜 10 減圧チャンバー 11 可撓性樹脂板 12 ロール 21 バックロールのフリーロール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧チャンバーを有するビード塗布装置
    において、減圧チャンバーのサイドプレートの上部が可
    撓性樹脂よりなり、該樹脂部がバックロールまたはウェ
    ブに接するようにしたことを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 減圧チャンバーを有するビード塗布装置
    において、バックロールの両サイドにベアリング等によ
    りフリーに回転する部分を設け、減圧チャンバーのサイ
    ドプレートが該フリー部分に接していることを特徴とす
    る塗布装置。
JP16164691A 1991-07-02 1991-07-02 塗布装置 Pending JPH057819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16164691A JPH057819A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16164691A JPH057819A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 塗布装置

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JPH057819A true JPH057819A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15739144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16164691A Pending JPH057819A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 塗布装置

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