JPH0577951B2 - - Google Patents

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JPH0577951B2
JPH0577951B2 JP59126709A JP12670984A JPH0577951B2 JP H0577951 B2 JPH0577951 B2 JP H0577951B2 JP 59126709 A JP59126709 A JP 59126709A JP 12670984 A JP12670984 A JP 12670984A JP H0577951 B2 JPH0577951 B2 JP H0577951B2
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JP
Japan
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temperature
storage
compartment
food
compartments
Prior art date
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Application number
JP59126709A
Other languages
English (en)
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JPS616571A (ja
Inventor
Tokio Hotsuta
Masao Ito
Shinan Oogoshi
Setsuo Matsumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS616571A publication Critical patent/JPS616571A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は貯蔵室内を所定の冷却装置によつて冷
却して食品を保存する貯蔵庫に関する。
(ロ) 従来技術 従来此種貯蔵庫は例えば実開昭58−22678号公
報に冷凍冷蔵庫として示されている。該公報では
通常+3℃乃至+5℃で冷却される冷蔵室内に貯
蔵室を形成して、そこを例えば冷蔵室温度よりも
低い+1℃等に冷却してこの貯蔵室内に比較的腐
敗の速い食品を収納する様にしているが、依然食
品の保存期間は短い。一方、冷凍室(通常−20℃
等に冷却される。)内に食品を収納して凍結せし
めるものでは長期間の保存は達成されるものの、
野菜や果物等の保存には適さず、また調理の際、
解凍せねばならず、その際食品の風味が損われて
しまう欠点を有している。
そこで近来、食品を氷温貯蔵温度で貯蔵する方
法が考えられている。この氷温貯蔵温度とは氷点
下ではあるが食品が凍結する寸前の温度帯であ
り、この温度で食品を貯蔵する事により、バクテ
リアの繁殖を抑制し、比較的長期間保存でき、し
かも凍結させないので食品の風味が損われない利
点がある。(ここで食品は擬固点降下によつて通
常氷点では凍結しない。)しかし乍ら、この氷温
貯蔵温度は一般に食品の種類例えば野菜、肉及び
魚、或いは果物等によつて異なる為、ある種類の
食品の氷温貯蔵温度に貯蔵室温度を設定した場
合、他の種類の食品の収納時にはそれが凍結して
しまう等の危険性がある。
(ハ) 発明の目的 本発明は食品の種類によつてそれぞれに適した
氷温貯蔵温度に冷却される複数の区画室を有した
貯蔵庫を提供する事にある。
(ニ) 発明の構成 本発明は外箱、内箱及び両箱間に充填した断熱
材等によつて構成した断熱箱体の貯蔵室内に複数
の区画室を形成し、所定の冷却装置によつて各区
画室を冷却すると共に、これら各室の温度をそれ
ぞれ間接若しくは直接感知して各室の温度をそれ
ぞれ制御する温度制御装置を準備して、これによ
り各区画室の温度を野菜、肉及び魚、或いは果物
等の食品の種類によつてそれぞれに対応する氷温
貯蔵温度にそれぞれ冷却維持する様にした貯蔵庫
を構成したものである。
(ホ) 実施例 図面によつて実施例を説明する。第1図は本発
明による貯蔵庫1の断面図を示し、第2図は貯蔵
庫1の斜視図を示している。2は前方に開口せる
外箱3と、この外箱3内に間隔を存して組み込ん
だこれも前方開口の内箱4と両箱3,4間に充填
した断熱材5とより構成した断熱箱体である。内
箱4は後部より一体に開口縁まで膨出せしめら
れ、両側及び後方に開口した溝を形成して断熱材
5が同様に充填される上下一対の仕切部分6,7
を有しており、これによつて内箱4内は上下に三
室に区画されている。内箱4の区画された三室内
にはそれぞれアルミニウム等の熱良導部材にて構
成された前方開口のケース8,9,10が組み込
まれ、これらケース8,9,10の内部にそれぞ
れ連通しない区画室11,12,13が形成され
る。ケース8,9,10はそれぞれ内箱4の内面
或いは仕切部分6,7と所定の間隔を存し、開口
縁のフランジをそれぞれ内箱4の前部及び仕切部
分6,7前部に当接して固定されており、これに
よつてケース8,9,10の周囲に外部に連通し
ないそれぞれ独立した冷気通路14,15,16
が構成される。
各区画室9,10,11の前方開口はガラス板
或いは透明合成樹脂板等によつて構成した別々の
内扉17,18,19によつてそれぞれ開閉自在
に閉塞されると共に、断熱箱体2の前方開口はそ
の開口縁にヒンジ20によつて回動自在に枢支さ
れた断熱外扉21によつて開閉自在に閉塞され
る。22は外扉21内面周囲に取り付けられ、外
扉21閉塞時に外箱3の開口縁に密接するシール
材としてのガスケツトである。内箱4の底壁及び
背壁の断熱材5側には内部に上下に冷気通路24
とそれと連通して底部に冷却室23を構成するダ
クト部材25が取り付けられており、冷気通路2
4は内箱4背壁の区画室11,12,13それぞ
れの後方に位置する部分に形成した吐出口26,
27,28によつて冷気通路14,15,16と
それぞれ連通している。冷気室23は内箱4底部
前端に形成した吸入口29によつて冷気通路16
と連通し、更に、冷気通路14,15の下部にそ
れぞれ開口した吸入口30,31と吸入口29近
傍の冷却室23内に開口する吐出口32を連通す
る帰還通路33によつて冷気通路14,15と連
通している。
冷却室23内には電動圧縮機35と共に冷媒サ
イクルを構成する冷却器36が収納設置せられ、
更に冷気循環用の送風機37が設けられる。この
送風機37によつて冷却器36によつて冷却され
た冷気は上方に加速され、吐出口26,27,2
8より冷気通路14,15,16内にそれぞれ吐
出されて内部を循環し、ケース8,9,10の壁
面よりそれぞれ区画室11,12,13内を間接
冷却した後、それぞれ吸入口30,31,29よ
り冷却室23に帰還する循環をする。吐出口2
6,27,28からの冷気吐出量はそれを開閉す
るキープソレノイド型の電磁ダンパー39,4
0,41によつてそれぞれ開閉制御される。
第3図は各室11,12,13の温度制御装置
(TC)の電気回路を示している。Aは区画室11
の温度制御部分を示しており、42は区画室11
内の温度を検出してそれに比例して出力の変化す
る温度検出装置でその出力は増幅器43を介して
比較器44及び45の(+)入力端子及び(−)
入力端子にそれぞれ入力され、比較器44の
(−)入力端子には上限温度設定回路46の出力
が入力され、比較器45の(+)入力端子には下
限温度設定回路47の出力が入力される。比較器
44,45の出力はそれぞれフリツプフロツプ4
8のセツト端子Sとリセツト端子Rに入力され、
フリツプフロツプ48の出力QはORゲート70
に入力されORゲート70の出力にはリレースイ
ツチ49のコイル49Aが接続される。リレース
イツチ49の接点94Bはコイル49Aに通電さ
れて閉じるもので、モータ37M,35Mの並列
回路と電源ACに対して直列に接続される。フリ
ツプフロツプ48の出力Qは、又、微分回路53
を経てNPN型トランジスタ54のベースに接続
される。出力Qは更にインバータ55と微分回路
56を経てNPN型トランジスタ57のベースに
接続され、トランジスタ57のコレクタはPNP
型トランジスタ58のベースに接続される。トラ
ンジスタ54,58のコレクタと電源VCC間に電
磁ダンバー39のコイル39Aが接続され、トラ
ンジスタ58のエミツタ及びトランジスタ57の
コレクタには電源VDDが接続される。電源VDD
電源VCCとVDD>VCCの関係であり、コイル39A
に図中実線矢印方向に電流が流れて電磁ダンパー
39は吐出口26を開き、破線矢印方向に流れて
吐出口26を閉じる。上限温度設定回路46は区
画室11の温度が−1℃の時の増幅器43の出力
に相当する出力を発生し、下限温度設定回路47
は同様に−2℃に相当する出力を発生しておりこ
れによつて区画室11は平均−1.5℃に冷却維持
される。この−1.5℃はりんご等果物類の氷温貯
蔵温度である。
B及びCはそれぞれ区画室12及び13の温度
制御部分で図中Aと同一符号のものは同一の作用
を成すものである。Bに於いて50は区画室12
の温度検出装置である。また51は上限温度設定
回路で区画室12の温度で−0.5℃時の増幅器4
3の出力を発生し、下限温度設定回路52は同様
に−1.5℃の出力を発生している。40Aは電磁
ダンパー40のコイルで実線矢印方向に流れて吐
出口27を開き、破線矢印方向に流れて吐出口2
7を閉じるもので回路はAと同様に接続され、フ
リツプフロツプ48の出力QもORゲート70に
入力される。これによつて区画室12は平均−1
℃で冷却維持される。これは肉や鮮魚類の氷温貯
蔵温度である。
第3図Cは区画室13の温度を感知する同様の
温度検出装置60と上下限温度設定回路61,6
に及び電磁ダンパー41のコイル41Aを有して
これも第3図Aと同様に接続され、フリツプフロ
ツプ48の出力QもORゲート70に入力され
る。電磁ダンパー41は同様に実線矢印方向に流
れて吐出口28を開き、破線矢印方向に流れて吐
出口28を閉じる。また、上限温度設定回路61
は区画室13温度が0℃時の増幅器43の出力に
相当する出力を発生し、下限温度設定回路62は
−1℃に相当する出力を発生している。これによ
つて区画室13は平均−0.5℃で冷却維持される
事になる。この−0.5℃は野菜類の氷温貯蔵温度
である。
従つて区画室11を果物室、12を肉魚室、1
3を野菜室と表示する等してそれぞれの室内に果
物、肉や魚、野菜を区分けして収納する事によ
り、それぞれ凍結せしめる事無く比較的長期間保
存する事が出来る。然も、各区画室11,12,
13の温度をそれぞれ感知する温度検出装置4
2,50,60を設けて各室の温度を制御するの
で比較的狭い各種類の氷温貯蔵温度に各室の温度
を良好に維持出来る。更に実施例では電磁ダンパ
ー39,40,41の何れかが開いた時には電動
圧縮機35や送風機37等から成る冷却装置が作
動するので室内が冷却不足となる事は無く、ま
た、各室は間接冷却であるので収納した食品が乾
燥せず、面に各室は相互に断熱されており、各室
別々の内扉を設けた事によつて温度管理は更に適
切なものとなる。
(ヘ) 発明の効果 本発明によれば貯蔵庫の貯蔵室内に複数の区画
室を構成し、それぞれ食品の種類によりそれぞれ
に対応した氷温貯蔵温度に冷却する為、食品を凍
結させずに風味を損う事なく比較的長期間保存す
る事が出来る。従つて食品の種類によつて区分け
してそれぞれ区画室に収納すればそれぞれに適し
た氷温貯蔵温度で食品を冷却出来る。更に各室の
温度をそれぞれ感知する温度検出装置を有する温
度制御装置によつて各室の温度を制御するので温
度管理の向上によつて食品の保存性は更に良好と
なる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すもので、第1図は
貯蔵庫の側断面図、第2図は貯蔵庫の斜視図、第
3図は温度制御装置の電気回路図である。 1……貯蔵庫、2……断熱箱体、11,12,
13……区画室、35……電動圧縮機、36……
冷却器、37……送風機、42,50,60……
温度検出装置、TC……温度制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外箱、内箱及び該両箱間に充填した断熱材等
    によつて構成した断熱箱体の貯蔵室内に複数の区
    画室を形成し、所定の冷却装置によつて前記各室
    を冷却すると共に、前記各室の温度をそれぞれ間
    接若しくは直接感知して各室の温度をそれぞれ制
    御する温度制御装置を設け、該温度制御装置は前
    記各区画室の温度を野菜、肉及び魚、或いは果物
    等食品の種類によつてそれぞれに対応する氷温貯
    蔵温度にそれぞれ冷却維持する如く構成した貯蔵
    庫。
JP12670984A 1984-06-19 1984-06-19 貯蔵庫 Granted JPS616571A (ja)

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JP12670984A JPS616571A (ja) 1984-06-19 1984-06-19 貯蔵庫

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JP22369094A Division JP2642879B2 (ja) 1994-09-19 1994-09-19 貯蔵庫

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JPS616571A JPS616571A (ja) 1986-01-13
JPH0577951B2 true JPH0577951B2 (ja) 1993-10-27

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