JPH057793Y2 - - Google Patents

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JPH057793Y2
JPH057793Y2 JP18215983U JP18215983U JPH057793Y2 JP H057793 Y2 JPH057793 Y2 JP H057793Y2 JP 18215983 U JP18215983 U JP 18215983U JP 18215983 U JP18215983 U JP 18215983U JP H057793 Y2 JPH057793 Y2 JP H057793Y2
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JP
Japan
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circuit
mark
output
display
time
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、通話時間を表示する機能を付加した
電話装置の改良に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来、この種の装置として、例えば第1図に示
す如きものがある。すなわち、この装置は、液晶
表示器1と、マイクロプロセツサを主制御部とし
た備えた表示制御回路2とを有している。そし
て、この表示制御回路2により、先ず待受時には
切換スイツチ3を接点aに切換え、これによりタ
イマ回路4で計時された現在の時間情報を表示駆
動回路5を介して前記液晶表示器1に表示する。
一方、ハンドセツトがオフフツクされて直流ルー
プが閉結されたことがループ検出回路6で検出さ
れると、切換スイツチ3を接点bに切換えるとと
もにタイマ回路7をリセツトしたのちスタートさ
せ、その計時時間を前記液晶表示器1に表示す
る。しかして、呼出時間の表示が行なわれる。ま
た、この状態で相手電話機が応答して電話回線8
の極性が反転され、このことが極性反転検出回路
9で検出されると、切換スイツチ3を接点cに切
換えるとともにタイマ回路7をリセツトしたのち
再スタートさせ、その計時時間を直流ループが開
放となるかもしくは極性が再び反転して元の状態
に戻るまで液晶表示器1に表示する。しかして、
通話時間の表示がなされる。そして、上記呼出時
間および通話時間は、呼出しおよび通話の終了
後、一定期間(例えば8秒程度)そのまま表示さ
れ、この表示が終了すると切換スイツチ3は接点
aに切換わり、以後表示器1には現在の時間が表
示される。
したがつて、このような装置であれば、相手電
話機が長期間応答しない場合に、その経過時間を
知つて再呼出しを行なう際の目安にすることがで
き、また通話終了後に通話に要した時間を確認す
ることで通話料金の算出等に役立てることができ
る。
〔背景技術の問題点〕
ところが、このような従来の装置は、呼出時間
および通話時間を同一の形態で表示しているため
に、不慣れな場合にその表示時間の意味が分かり
難かつたり、またたとえ不慣れではない場合でも
誤認識することがあつて、使用し難かつた。
〔考案の目的〕
本考案は、呼出時間および通話時間の区別を容
易にし、如何なる使用者にも正確に認識させ得る
ようにした電話装置を提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
本考案は、現在の時刻を計時する第1の計時回
路と、通話に関連する複数種類の時間経過を計時
する第2の計時回路と、上記第1の計時回路の出
力と上記第2の計時回路の出力とを択一的に切換
えて出力する切換回路と、この切換回路から出力
された上記第1の計時回路の出力または上記第2
の計時回路の出力を表示する表示器と、回線の直
流ループ閉結を検出するループ検出回路と、回線
直流電位の極性反転を検出する極性反転検出回路
とを備え、さらに第1のマーク発生手段と、第2
のマーク発生手段と、表示制御手段とを備える。
そして、上記第1のマーク発生手段により、上
記ループ検出回路による直流ループ検出に応じて
呼出中であることを示す第1のマークを発生し、
かつ上記第2のマーク発生手段により、上記呼出
中に上記極性反転検出回路により回線直流電位の
極性反転が検出され通話路が形成されたことに伴
い第2のマークを発生する。
またさらに、上記表示制御手段により、回線の
直流ループの非閉結期間には、上記切換回路を上
記第1の計時回路側に切換えてその出力を上記表
示器に表示させ、かつ回線の直流ループ閉結期間
には、上記切換回路を上記第2の計時回路側に切
換えてその出力を上記表示器に表示させるととも
に上記第1のマークを表示させ、さらにこの第1
のマーク表示中に上記回線直流電位の極性反転が
検出され通話路が形成されると、上記第2の計時
回路を一旦リセツトしたのちその出力を表示器に
表示させるとともに上記第2のマークを表示させ
るようにしたものである。
〔考案の実施例〕
第2図は、本考案の一実施例における電話装置
の回路ブロツク図である。なお、同図において前
記第1図と同一部分には同一符号を付して詳しい
説明は省略する。
本実施例装置が前記第1図の装置と構成を異に
するところは、互いに異なるマーク情報を発生す
る2個のマーク発生器11,12を設け、これら
のマーク発生器11,12から発生されたマーク
情報を、表示制御回路2の指示に従つて前記切換
スイツチ3と連動する切換スイツチ13で選択し
たのち、マーク表示用の表示駆動回路14を介し
て液晶表示器1に表示するようにした点である。
したがつて、このような構成であれば、次のよ
うに表示動作が行なわれる。すなわち、第3図の
フローチヤートに示す如く表示制御回路2は、先
ず待受時にはタイマ回路(TIM1)4をオン状態
として計時を行なわせるとともに、各切換スイツ
チ3,13をそれぞれ接点aに切換設定する。し
たがつて、液晶表示器1には、例えば第4図aに
示す如くタイマ回路4で計時された現在の時間が
表示される。なお、このとき、マーク情報は表示
されない。そして、表示制御回路2は、この待受
期間中にループ検出回路6の出力を監視し、この
出力が到来しない限り上記現在の時間の表示を継
続する。
さて、この状態で、例えば使用者がハンドセツ
トを持ち上げると、この操作により直流ループが
閉結されてループ検出回路6から検出出力が発生
される。そうすると表示制御回路2は、先ずタイ
マ回路(TIM2)7をリセツトしたのち計時動作
を開始させ、かつ切換スイツチ3,13を接点b
に切換える。この結果、液晶表示器1には上記タ
イマ回路7の計時時間、つまり呼出時間と、これ
に付加された形状で呼出しであることを表わすマ
ークとがそれぞれ表示される。第4図bはその表
示状態の一例を示すものである。すなわち、この
呼出期間に表示されるマークは、相手電話機の状
態、つまり電話機本体にハンドセツトを載置した
オンフツク状態を表わしたものとしている。そし
て、この呼出期間中に表示制御回路2は、極性反
転検出回路9から検出出力が発生されるか否を監
視し、検出出力が発生されなければ、次の制御動
作を行なう。すなわち、呼出しを途中で放棄する
場合に備えてループ検出回路6の出力を監視し、
もし上記放棄操作がなされた場合には、その時点
でタイマ回路7の計時動作を停止させる。そし
て、この停止させた呼出時間、つまり呼出合計時
間を8秒間継断して表示させ、この表示期間が経
過すると、第3図に示す如く切換スイツチ3,
13を接点aに復帰させ、以後前記待受時の動作
を行なう。なお、上記呼出合計時間の表示期間
(8秒)中に、使用者がオフフツク操作してこれ
によりループ検出回路6から検出出力が発生され
た場合には、その時点で第3図に示す如くタイ
マ回路7をリセツトして再スタートさせ、以後先
に述べた呼出時間の表示制御動作を行なう。
ところで、上記呼出期間中に相手電話機がハン
ドセツトを取り上げて応答し、これにより極性反
転回路9から反転検出出力が発生されると、表示
制御回路2はこの時点でタイマ回路7をリセツト
して再スタートさせ、かつ切換回路3,13を接
点cに切換える。このため、以後表示器1には、
例えば第4図cに示す如く通話時間とこれに付加
される形態で通話状態であることを示すマークと
がそれぞれ表示される。このとき、マークとして
は電話機本体からハンドセツトが外された状態を
示すものが表示される。そして、表示制御回路2
は、この通話期間中にループ検出回路6の出力お
よび極性反転回路9の出力をそれぞれ監視し、い
ずれか一方が発生された時点で、通話が終了した
ものと見做してタイマ回路7の計時動作を停止さ
せる。そして、この停止させた通話時間をそのま
ま8秒間継続して表示させ、この期間が経過した
のち切換スイツチ3,13をそれぞれ接点aに切
換復旧させて以後前記待受時における制御動作に
移行する。なお、上記通話時間の表示期間(8
秒)中に、オフフツク操作がなされた場合には、
その時点で上記通話時間の表示を放棄して先に述
べた呼出し時の制御動作に移行する。
このような装置であれば、表示器1には、呼出
時間および通話時間とともにそのときの状態を表
わすマークが表示されるので、たとえ使用者が不
慣れであつたとしても、このマークを確認するこ
とにより容易に電話機の状態を知ることができ、
この結果上記呼出時間および通話時間を正確に区
別することができる。したがつて、ただ単に時間
のみを表示する場合に比べて、サービス性を一層
高め、使い易い電話装置を提供することができ
る。また本実施例では、マークとして電話機本体
に対するハンドセツトのオン、オフ状態を表わし
たものとしたので、如何なる使用者であつても一
見しただけで、電話機の状態を認識することがで
きる利点がある。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、待受時に表示される現在の時間に
も何らかのマークを付加してもよい。また、上記
実施例では、マイクロプロセツサを使用した表示
制御回路を設けた場合について示したが、その他
の各種通話制御用として別途マイクロプロセツサ
を使用している場合には、このマイクロプロセツ
サにて表示制御を行なうようにしてもよい。その
他、マークの種類や表示形態(例えば点滅させ
る)、回路構成等についても、本考案の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、少なくと
も呼出時間および通話時間とともにそのときの状
態を表わすマークを表示するようにしたことによ
つて、呼出時間および通話時間の区別を容易にし
て、如何なる使用者にも正確に認識させ得る電話
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における電話装置の構成を示す回
路ブロツク図、第2図〜第4図a〜cは本考案の
一実施例を示すもので、第2図は電話装置の構成
を示す回路ブロツク図、第3図は同装置の表示制
御回路の動作を示すフローチヤート、第4図a〜
cはそれぞれ表示状態を示す模式図である。 1……液晶表示器、2……表示制御回路、3,
13……切換スイツチ、4,7……タイマ回路、
5,14……表示駆動回路、6……ループ検出回
路、8……電話回線、9……極性反転検出回路、
11,12……マーク発生回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 現在時刻および通話時間を計時回路出力に応じ
    て表示する機能を有する電話装置において、 現在の時刻を計時する第1の計時回路と、 通話に関連する複数種類の時間経過を計時する
    第2の計時回路と、 前記第1の計時回路の出力と前記第2の計時回
    路の出力とを択一的に切換えて出力する切換回路
    と、 この切換回路から出力された前記第1の計時回
    路の出力または前記第2の計時回路の出力を表示
    する表示器と、 回線の直流ループ閉結を検出するループ検出回
    路と、 回線直流電位の極性反転を検出する極性反転検
    出回路と、 前記ループ検出回路による直流ループ検出に応
    じて、呼出中であることを示す第1のマークを発
    生する第1のマーク発生手段と、 前記呼出中に前記極性反転検出回路により回線
    直流電位の極性反転が検出され通話路が形成され
    たことに伴い第2のマークを発生する第2のマー
    ク発生手段と、 回線の直流ループの非閉結期間には、前記切換
    回路を前記第1の計時回路側に切換えてその出力
    を前記表示器に表示させ、かつ回線の直流ループ
    閉結期間には、前記切換回路を前記第2の切換回
    路側に切換えてその出力を前記表示器に表示させ
    るとともに前記第1のマークを表示させ、さらに
    この第1のマーク表示中に前記回線直流電位の極
    性反転が検出され通話路が形成されると、前記第
    2の計時回路を一旦リセツトしたのちその出力を
    表示器に表示させるとともに前記第2のマークを
    表示させる表示制御回路とを具備したことを特徴
    とする電話装置。
JP18215983U 1983-11-28 1983-11-28 電話装置 Granted JPS6090963U (ja)

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JP18215983U JPS6090963U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 電話装置

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JP18215983U JPS6090963U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 電話装置

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JPS6090963U JPS6090963U (ja) 1985-06-21
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