JPH0577926A - ガイド部材付き部品供給装置 - Google Patents
ガイド部材付き部品供給装置Info
- Publication number
- JPH0577926A JPH0577926A JP14228091A JP14228091A JPH0577926A JP H0577926 A JPH0577926 A JP H0577926A JP 14228091 A JP14228091 A JP 14228091A JP 14228091 A JP14228091 A JP 14228091A JP H0577926 A JPH0577926 A JP H0577926A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- guide member
- bracket
- guide
- fixed
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 進退式の供給ロッドの軸線上に磁石によって
部品を一時係止する形式のものにおいて、磁石の固定と
ガイド部材の取付けを簡素化された構造で高精度の下に
行なう。 【構成】 ガイド管１０の外側面にブラケット２２を固
定し、それにねじ込んで貫通させたボルト２３によって
磁石１７をガイド管の取付面に押付けて固定し、前記ブ
ラケットに所要の変形を付与して駆動手段２５を取付
け、ガイド部材２７をこの駆動手段に結合したことを特
徴としている。
部品を一時係止する形式のものにおいて、磁石の固定と
ガイド部材の取付けを簡素化された構造で高精度の下に
行なう。 【構成】 ガイド管１０の外側面にブラケット２２を固
定し、それにねじ込んで貫通させたボルト２３によって
磁石１７をガイド管の取付面に押付けて固定し、前記ブ
ラケットに所要の変形を付与して駆動手段２５を取付
け、ガイド部材２７をこの駆動手段に結合したことを特
徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、進退式の供給ロッド
の軸線上に磁石によって部品を一時係止する形式の分野
で利用される。
の軸線上に磁石によって部品を一時係止する形式の分野
で利用される。
【０００２】
【従来の技術】進退式の供給ロッドの軸線上に磁石によ
って部品を一時係止し、供給ロッドの進出で部品を磁石
から離隔させて目的個所へ供給するものが知られてい
る。ところが、部品が一時係止個所へ進入して来る際の
ガイド部材は、前記磁石の取付構造とは全く別構造のも
のとされている。
って部品を一時係止し、供給ロッドの進出で部品を磁石
から離隔させて目的個所へ供給するものが知られてい
る。ところが、部品が一時係止個所へ進入して来る際の
ガイド部材は、前記磁石の取付構造とは全く別構造のも
のとされている。
【０００３】
【発明が解決しょうとする問題点】上述のように磁石と
ガイド部材との取付構造が別々なものとして設置されて
いると、構造的に複雑となり、ガイド部材の作動精度を
向上させるためにも好しくない。
ガイド部材との取付構造が別々なものとして設置されて
いると、構造的に複雑となり、ガイド部材の作動精度を
向上させるためにも好しくない。
【０００４】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は以上
のような問題点を解決するために提供されたもので、進
退式の供給ロッドの軸線上に磁石によって部品を一時係
止する形式のものにおいて、供給ロッドのガイド管の外
測部に固定したブラケットにボルトをねじ込んで貫通さ
せて前記磁石をガイド管の取付面に押付けて固定し、前
記ブラケットに所要の変形を施して駆動手段を取付け、
これによって部品進入時のガイド部材を進退させるよう
に構成したことを特徴とし、ガイド部材が進出した状態
の所へ部品が磁石で吸引されながら進入して来て部品が
磁石で一時係止され、その後、ガイド部材が後退し、次
いで供給ロッドが進出して部品を保持し、そのままさら
に進出して部品を目的の個所、たとえば溶接の相手方で
ある鋼板部品へ供給される。
のような問題点を解決するために提供されたもので、進
退式の供給ロッドの軸線上に磁石によって部品を一時係
止する形式のものにおいて、供給ロッドのガイド管の外
測部に固定したブラケットにボルトをねじ込んで貫通さ
せて前記磁石をガイド管の取付面に押付けて固定し、前
記ブラケットに所要の変形を施して駆動手段を取付け、
これによって部品進入時のガイド部材を進退させるよう
に構成したことを特徴とし、ガイド部材が進出した状態
の所へ部品が磁石で吸引されながら進入して来て部品が
磁石で一時係止され、その後、ガイド部材が後退し、次
いで供給ロッドが進出して部品を保持し、そのままさら
に進出して部品を目的の個所、たとえば溶接の相手方で
ある鋼板部品へ供給される。
【０００５】
【実施例】以下、図示の実施例にしたがって本発明を詳
しく説明する。ここで扱われている部品１は小径部２、
大径部３、通孔４および溶着用の突起５を有する円筒状
の鉄製のものである。部品１は送給管６から供給されて
来るもので、送給管は部品１の形状に合わせて図５のご
とく小幅部７と大隔部８から構成された通路断面とされ
ている。供給ロッド９はガイド管１０内に摺動可能な状
態で挿入され、大径の主ロッド１１がガイド管１０内に
摺接し、小径のガイドロッド１２が通孔４を貫通するよ
うになっており、両者１１と１２との境界部に押出面１
３が形成してある。そして、該ロッド９は図示されてい
ないエアシリンダで進退するようになっている。送給管
６の先端部とガイド管１０の先端部は両者を直交させて
衝き合わせたような状態で、すなわち図１や図４に見ら
れるような合致のさせ方で溶接がなされている。ガイド
管１０の突片１４にはストッパ面１５が形成され、送給
管６の上画部には供給ロッド９の通孔１６が明けられて
いる。
しく説明する。ここで扱われている部品１は小径部２、
大径部３、通孔４および溶着用の突起５を有する円筒状
の鉄製のものである。部品１は送給管６から供給されて
来るもので、送給管は部品１の形状に合わせて図５のご
とく小幅部７と大隔部８から構成された通路断面とされ
ている。供給ロッド９はガイド管１０内に摺動可能な状
態で挿入され、大径の主ロッド１１がガイド管１０内に
摺接し、小径のガイドロッド１２が通孔４を貫通するよ
うになっており、両者１１と１２との境界部に押出面１
３が形成してある。そして、該ロッド９は図示されてい
ないエアシリンダで進退するようになっている。送給管
６の先端部とガイド管１０の先端部は両者を直交させて
衝き合わせたような状態で、すなわち図１や図４に見ら
れるような合致のさせ方で溶接がなされている。ガイド
管１０の突片１４にはストッパ面１５が形成され、送給
管６の上画部には供給ロッド９の通孔１６が明けられて
いる。
【０００６】磁石（ここでは永久磁石を図示した）１７
は厚い板１８の孔に磁石片１９をはめ込んだ状態とさ
れ、その両側は被覆板２０でカバーがされている。ガイ
ド管１０の突片１４には磁石１７が押付けられる取付面
２１が形成され、ガイド管１０の外側面に溶接したブラ
ケット２２にボルト２３をねじ込んで貫通させてある。
すなわち、取付面２１に磁石１７を密着させ、ボルト２
３を締付けることによって磁石１７が取付面２１に対し
て押付けられて固定が図られているのである。ブラケッ
ト２２は図示のように所要の変形が施されて取付片２４
が設けられ、ここに駆動手段であるエアシリンダ２５が
固定されている。そのピストンロッド２６には板材をＵ
字型に形成したガイド部材２７が固定され、この部材２
７が送給管６の端部に明けた出口孔２８に進出している
ときには、右方から移動して来る部品１の一部を載せて
磁石１７やストッパ面１５に部品１をガイドするのであ
る。ガイド部材２７を止確に進退させるために一対のガ
イド片２９が送給管６の両側面に固定され、ガイド片２
９の両縁を受入れるガイド溝３０が形成されている。な
お、ガイド片２９の停止位置を決めるためにストッパ片
３１が出口孔２８の所に溶接してある。また、ガイド片
２９はＵ字型ではなく、平板状であってもよい。
は厚い板１８の孔に磁石片１９をはめ込んだ状態とさ
れ、その両側は被覆板２０でカバーがされている。ガイ
ド管１０の突片１４には磁石１７が押付けられる取付面
２１が形成され、ガイド管１０の外側面に溶接したブラ
ケット２２にボルト２３をねじ込んで貫通させてある。
すなわち、取付面２１に磁石１７を密着させ、ボルト２
３を締付けることによって磁石１７が取付面２１に対し
て押付けられて固定が図られているのである。ブラケッ
ト２２は図示のように所要の変形が施されて取付片２４
が設けられ、ここに駆動手段であるエアシリンダ２５が
固定されている。そのピストンロッド２６には板材をＵ
字型に形成したガイド部材２７が固定され、この部材２
７が送給管６の端部に明けた出口孔２８に進出している
ときには、右方から移動して来る部品１の一部を載せて
磁石１７やストッパ面１５に部品１をガイドするのであ
る。ガイド部材２７を止確に進退させるために一対のガ
イド片２９が送給管６の両側面に固定され、ガイド片２
９の両縁を受入れるガイド溝３０が形成されている。な
お、ガイド片２９の停止位置を決めるためにストッパ片
３１が出口孔２８の所に溶接してある。また、ガイド片
２９はＵ字型ではなく、平板状であってもよい。
【０００７】図１に部品１がないものと仮定して作動説
明をすると、ガイド片２９がストッパ片３１に当たり、
また、供給ロッド９も最も後退した位置にある。この状
態の所へ部品１が右方から送られて来ると、部品の大径
部３の両側がガイド部材２７上を摺動し、図１実線のご
とくストッパ面１５や磁石１７で受止められ、部品の一
時係止がなされる。次いでエアシリンダ２５の作動でガ
イド部材２７が図２の位置まで後退してから、供給ロッ
ド９が進出しガイドロッド１２が通孔４を貫通して押出
面１３が部品１の上面に当たると、部品１は磁石１７の
吸引力に抗して下方へ押下げられ、相手方部品である鋼
板とかプロジェクション溶接機の固定電極上に供給され
るのである。
明をすると、ガイド片２９がストッパ片３１に当たり、
また、供給ロッド９も最も後退した位置にある。この状
態の所へ部品１が右方から送られて来ると、部品の大径
部３の両側がガイド部材２７上を摺動し、図１実線のご
とくストッパ面１５や磁石１７で受止められ、部品の一
時係止がなされる。次いでエアシリンダ２５の作動でガ
イド部材２７が図２の位置まで後退してから、供給ロッ
ド９が進出しガイドロッド１２が通孔４を貫通して押出
面１３が部品１の上面に当たると、部品１は磁石１７の
吸引力に抗して下方へ押下げられ、相手方部品である鋼
板とかプロジェクション溶接機の固定電極上に供給され
るのである。
【０００８】
【効果】本発明は、以上に述べたようなものであるか
ら、つぎのような効果がある。すなわち、ガイド管の外
側部に固定したブラケットに、磁石を固定する機能とガ
イド部材用の駆動手段を固定する機能を同時に果させる
ようにしたから、構造簡素化にとって非常に効果的であ
る。ブラケットはガイド管の外側面に溶接などによって
固定される形式であるから、ガイド管に形成した取付
面、磁石およびボルトなどの相対位置を正確に求めるこ
とができ、したがって磁石の固定も所定の位置に正しく
行なえる。さらに、ガイド部材は送給管の出口孔に対し
て精度よく開閉がなされなければならないのであるが、
本発明においては、ブラケットに駆動手段の取付けを依
存させてあるから、ガイド部材を任意の方向にしかも狂
うこともなく設置することができ、精度向上にとって著
しく有効である。
ら、つぎのような効果がある。すなわち、ガイド管の外
側部に固定したブラケットに、磁石を固定する機能とガ
イド部材用の駆動手段を固定する機能を同時に果させる
ようにしたから、構造簡素化にとって非常に効果的であ
る。ブラケットはガイド管の外側面に溶接などによって
固定される形式であるから、ガイド管に形成した取付
面、磁石およびボルトなどの相対位置を正確に求めるこ
とができ、したがって磁石の固定も所定の位置に正しく
行なえる。さらに、ガイド部材は送給管の出口孔に対し
て精度よく開閉がなされなければならないのであるが、
本発明においては、ブラケットに駆動手段の取付けを依
存させてあるから、ガイド部材を任意の方向にしかも狂
うこともなく設置することができ、精度向上にとって著
しく有効である。
【図１】装置全体を示す縦断測面図である。
【図２】図１のものを下から見て記載した平面図であ
る。
る。
【図３】図１の（３）−（３）断面図である。
【図４】ガイド管の部分的な立体図である。
【図５】図１の（５）−（５）断面図である。
９ 供給ロッド １７ 磁石 １ 部品 １０ ガイド管 ２２ ブラケット ２３ ボルト ２１ 取付面 ２５ 駆動手段 ２７ ガイド部材
Claims (1)
- 【請求項１】 進退式の供給ロッドの軸線上に磁石によ
って部品を一時係止する形式のものにおいて、供給ロッ
ドのガイド管の外側部に固定したブラケットにボルトを
ねじ込んで貫通させて前記磁石をガイド管の取付面に押
付けて固定し、前記ブラケットに所要の変形を施して駆
動手段を取付け、これによって部品進入時のガイド部材
を進退させるように構成したことを特徴とするガイド部
材付き部品供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14228091A JPH0577926A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | ガイド部材付き部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14228091A JPH0577926A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | ガイド部材付き部品供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577926A true JPH0577926A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=15311693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14228091A Pending JPH0577926A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | ガイド部材付き部品供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577926A (ja) |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP14228091A patent/JPH0577926A/ja active Pending
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