JPH0577877B2 - - Google Patents

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JPH0577877B2
JPH0577877B2 JP59203394A JP20339484A JPH0577877B2 JP H0577877 B2 JPH0577877 B2 JP H0577877B2 JP 59203394 A JP59203394 A JP 59203394A JP 20339484 A JP20339484 A JP 20339484A JP H0577877 B2 JPH0577877 B2 JP H0577877B2
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signal
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counter
capacitor
input
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JP59203394A
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Michasu Moritsugu
Norihito Tokura
Koichi Mori
Norihiko Nakamura
Tatsuo Kobayashi
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
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Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0577877B2 publication Critical patent/JPH0577877B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/06Other installations having capacitive energy storage
    • F02P3/08Layout of circuits
    • F02P3/0876Layout of circuits the storage capacitor being charged by means of an energy converter (DC-DC converter) or of an intermediate storage inductance
    • F02P3/0884Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は主に自動車用内燃機関に適用される繰
返し容量放電式の点火装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、点火時期ごとに極めて短い周期で複数の
スパークを適当な期間中連続して発生させて高速
時の点火エネルギーおよび低速時の放電持続時間
を確保するため、第1のスイツチング素子の導通
により直流電源より点火コイルの1次コイルを介
してコンデンサを充電して点火コイルの2次側に
高電圧を発生させ、かつこのコンデンサの充電電
荷を第2スイツチング素子の導通により点火コイ
ルの1次コイルを介して放電させて点火コイルの
2次コイルに高電圧を発生させ、上記両スイツチ
ング素子を点火時期ごとに所定のタイミングで一
定時間交互に導通させるものがある(例えば、特
開昭59−54772号公報)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、上述した従来のものでは、直流電源
の端子間に第1、第2のスイツチング素子が直列
接続されることになるので、これら両スイツチン
グ素子がノイズ等によつて同時に導通すると、直
流電源が短絡されてしまうという問題がある。 また、両スイツチング素子が点火時期ごとに一
定時間交互に導通するので、高速時の点火電源の
負担が増大するという問題がある。 そこで本発明は、両スイツチング素子が万一、
同時に導通しても直流電源の短絡を防止し、かつ
高速時の点火電源の負担を軽減するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 そのため本発明は、直流電源よりDC−DCコン
バータを介して前置コンデンサを充電し、第1の
スイツチング素子の導通により前置コンデンサよ
り点火コイルの1次コイルの第1の部分を介して
コンデンサを充電し、かつこのコンデンサの充電
電荷を第2のスイツチング素子の導通により点火
コイルの1次コイルの第2の部分を介して放電さ
せ、さらに、両スイツチング素子を所定のタイミ
ングで交互に導通するように通電信号を発生する
と共に、この通電信号の1点火時期ごとの回数を
機関回転数に反比例するように制御するものであ
る。 〔作用〕 これにより、両スイツチング素子は点火コイル
の1次コイルの第1、第2の部分を介して直流電
源の端子間の接続され、かつ高速時の放電持続時
間がほぼ一定のクランク角度幅に制御される。 〔実施例〕 本発明の一実施例を示す第1図において、1は
例えばバツテリ等に代表される直流電源、2はエ
ンジンキースイツチで、運転時には閉成し、停止
時には開となるものである。3はバツテリ電圧
(例えば12V)を約200Vに昇圧する公知のDC−
DCコンバータで、4はDC−DCコンバータ3の
出力エネルギーを蓄え、後述する過渡的な大電流
に備える前置コンデンサである。 51は磁性材より成る点火時期検出用のシグナ
ルロータで、エンジン回転数の1/2の回転数で同
期して回転するデイストリビユータシヤフトにと
りつけられており、気筒数に対応しただけの突起
部52を有している。ピツクアツプ53は点火時
期検出用のものであり、磁性材からなる磁芯53
1のまわりに巻装されたコイル533と永久磁石
432とから構成され、シグナルロータ51の突
起部52がピツクアツプ53の磁芯531と対向
した時に閉磁路が形成される様に配置される。 シグナルロータ51とピツクアツプ53の位相
関係は、図示しないがエンジン回転数、負荷に応
じて適当に変化するようになつており、最適な点
火時期が得られるようになつている。 整形回路6はピツクアツプ53の出力信号を波
形整形し、点火時期に対応した「1」レベル(以
下、単に「1」と記す)の信号を出力する回路で
ある。第1図装置における整形回路6の詳細が第
2図に示される。抵抗611,612、コンデン
サ613で設定されたバイアス電圧Vbが端子6
01を介してピツクアツプ53のコイル533の
一端に印加される。このバイアス電圧Vbはさら
にコンパレータ614の反転入力端子に基準電圧
として印加される。コンパレータ614の非反転
入力端子は端子602を介してコイル533の他
端に接続されており、コイル533の起電力の正
負に応じてコンパレータ614の出力には「1」、
または「0」レベル(以下、単に「0」と記す)
の信号が発生する。 コンパレータ614の出力から非反転入力端子
に抵抗615を介して正帰還がかけられており、
この正帰還回路はヒステリシスをもつシユミツト
トリガの機能を有するためノイズに対して誤動作
を防止する効果がある。コンパレータ614の出
力はインバータ616で反転されて端子603を
介して点火時期信号として出力される。 7は放電時間設定回路で、整形回路6で得られ
た点火時期信号から一定の放電角(アークアング
ル)11.25°に相当する時間の間放電させるよう制
御する信号を発生する回路である。 放電時間設定回路1の詳細を第3図に示す。こ
の第3図に於いて、701は整形回路6で発生し
た点火時期信号の入力端子で、711は公知の
NPNトランジスタで、そのベース端子には抵抗
712,713を介して点火時期信号が入力され
ており、そのコレクタ端子に点火時期信号の反転
信号が得られる様になつている。715はシユミ
ツトトリガ付きの2入力NANDゲート(東芝製
TC4093BP)で、その入力の一方はトランジスタ
711のコレクタ端子に、他方はプルアツプされ
ているので、その出力は、点火時期信号となる。
716は10進カウンタ(東芝製TC4017BP)で、
そのクロツク端子Cには先ほどのNANDゲート
715の出力が入力されているので、Q0端子に
は、クランクアングルで180°の間“1”となるパ
ルス幅信号が得られる。カウンタ716のリセツ
ト端子Rにはカウンタ716のQ4出力が入力さ
れており、点火時期信号を4回カウントする毎に
リセツトする様になつている。717は約100K
Hzのクロツクジエネレータである。718はバイ
ナリカウンタ(東芝製TC404OBP)で、そのク
ロツク端子Cにクロツクジエネレータ717の
100KHzのクロツクが入力されている。719は
3入力のANDゲート(東芝製TC4073BP)で、
721,722はバイナリカウンタ(東芝製
TC4520BP)で、カウンタ721,722はカス
ケード接続されている。738はNOTゲート
(東芝製TC4069UBP)で、ANDゲート719の
入力はカウンタ718のQ5出力、カウンタ71
6のQ0出力、そしてカウンタ722のQ3出力を
NOTゲート738で反転させた信号が入力され
ており、このANDゲート719の出力はカウン
タ721のクロツク端子Cに入力されている。カ
ウンタ716のQ0出力はクランクアングルで180°
の間“1”となる信号であるので、カウンタ72
1,722は、クランクアングル180°の間のカウ
ントを進めることとなる。ただし、カウンタ72
2のQ3出力が立上ると同時にカウントが禁止さ
れるので、カウンタ721,722のカウント結
果は最大128となる。723,724はラツチ
(東芝製TC4042BP)で、それぞれのデータ端子
D1乃至D4には、先程のカウンタ721,722
のQ0乃至Q3が入力されており、そのクロツク端
子Cの入力信号が立下ると同時にカウンタ72
1,722のカウント結果をラツチし、それぞれ
のQ1乃至Q4出力に出力する。720は、10進カ
ウンタ(東芝製TC4017BP)で、そのクロツク端
子Cには、先程のクロツクジエネレータ717の
100KHzの出力が入力され、リセツト端子Rには
先程のカウンタ716のQ0出力が入力されてお
り、この信号が立下るとカウント動作する。カウ
ンタ720のQ2出力はラツチ723,724の
クロツク端子Cに入力されており、ラツチ72
3,724のラツチ信号となる。またカウンタ7
20のQ4出力はカウンタ721,722のリセ
ツト端子Rに入力されており、カウンタ721,
722をリセツトする。カウンタ720のQ6
力はクロツクイネイブル端子Eに入力されてお
り、Q2,Q4出力が、1回ずつしか発生しないよ
うにしている。727は、NOTゲート(東芝製
TC4069UBP)、731は2入力NORゲート(東
芝製TC4001BP)で、NORゲート731の一方
の入力端子には、トランジスタ711、NAND
ゲート715を介した点火時期信号をNOTゲー
ト727で反転した信号が入力され、他方の入力
端子には点火時期信号を抵抗728、コンデンサ
729で1〜2μs遅らせた信号が入力されており、
結果的にNORゲート731の出力は、点火時期
信号の立上りで立上り、1〜2μs“1”となつた後
立下る信号となる。725,726はプリセツタ
ブルダウンタウンタ(東芝製TC4029BP)で、こ
れらはカスケード接続されている。これらのカウ
ンタ725,726のロード端子Lには、先程の
NORゲート731の出力が入力されており、一
方、これらのカウンタ725,726のA乃至D
端子には、先程のラツチ723,724のQ1
至Q4がそれぞれ入力されており、カウンタ72
5,726は、ロード端子Lに“1”が入ると同
時にラツチ723,724でラツチされた結果
Q1乃至Q4をプリセツトする。一方、カウンタ7
25,726のクロツク端子Cにはカウンタ71
8のQ1出力が入力されており、先程のプリセツ
ト値からダウンカウントを開始する。カウンタ7
26のキヤリアウト出力C0には、このプリセツ
ト値をカウント終了すると同時に立下る信号が発
生する。732はDフリツプフロツプ(東芝製
TC4013BP)、733はNOTゲート(東芝製
TC4069UBP)で、Dフリツプフロツプ732の
クロツク端子Cには点火時期信号が、リセツト端
子Rには、カウンタ726のキヤリアウト出力
C0がNOTゲート733を介して入力されている
ので、そのQ出力には、点火時期信号の立上りで
立上り、カウンタ726のキヤリアウト出力C0
の信号が立下ると同時に立下るパルス幅信号が出
力される。734はNPNトランジスタで、Dフ
リツプフロツプ732のQ出力を抵抗735,7
36を介してそのベース端子に入力している。7
02は出力端子で、トランジスタ734のコレク
タ端子が抵抗737を介して接続されており、放
電時間信号を出力する。 8は、トリガ信号発生回路で、放電時間設定回
路7で得られた放電時間信号が“1”の間、
100μs毎に繰返す互いに180°位相の異なるトリガ
信号を発生する。 このトリガ信号発生回路を詳細に示す第4図に
於いて、801は、放電時間設定回路7で得られ
た放電時間信号の入力端子である。811は
PNPトランジスタで、放電時間信号が抵抗81
2,813を介してそのベースに入力されてい
る。815はNOTゲート(東芝製
TC4069UBP)、819は2入力NORゲート(東
芝製TC4001BP)で、NOTゲート815の入力
端子は、先程のトランジスタ811のコレクタと
接続されている。NORゲート819の一方の入
力端子には抵抗816、コンデンサ817、抵抗
818を介してトランジスタ811のコレクタが
導かれており、他方の入力端子にはNOTゲート
815の出力が入力されている。従つてNORゲ
ート819の出力には放電時間信号の立上りに同
期して立上り、1〜2μsec“1”となつた後立下る
パルスが発生する。822はクロツクジエネレー
タで、200KHzのクロツクを発生する。820は
バイナリカウンタ(東芝製TC4040BP)で、その
リセツト端子RにはNORゲート819の出力が
導かれ、クロツク端子Cには先程の200KHzのク
ロツクが入力されている。821は10進カウンタ
(東芝製TC4017BP)で、そのリセツト端子Rに
はカウンタ820のリセツト端子Rとともに
NORゲート819の出力が入力されており、こ
れら2つのカウンタ820,821の同期をとつ
ている。カウンタ821のクロツク端子Cにはカ
ウンタ820のQ2出力、すなわち50KHzが入力さ
れている。従つてカウンタ821のQ0出力、Q5
出力には100μs毎に繰返す互いに180°位相の異な
るパルスが発生する。一方823は2入力の
ANDゲート(東芝製TC4081BP)で、その一方
の入力端子にはNOTゲート815で放電時間信
号を反転した信号が入力されており、他方の入力
端子には、カウンタ821のQ9出力が入力され
ている。ANDゲート823の出口はカウンタ8
21のクロツクイネイブル端子Eに入力されてい
る。これは、放電時間信号が立下り、しかも、カ
ウンタ821のQ9が立上つた時点でカウンタ8
21のカウント動作を停止させる役目をする。8
24,827はワンシヨツトマルチ(東芝製
TC4528BP)で、それぞれの+Tr端子には先程
のカウンタ821のQ0,Q5出力が入力されてい
る。これらの信号に応じてワンシヨツトマルチ8
24,827は外付抵抗826、コンデンサ82
5、抵抗829、コンデンサ828の時抵抗で決
定されるパルス幅信号(約20μs)をQ出力に出力
する。830はNPNトランジスタ、833は
PNPトランジスタで、ワンシヨツトマルチ82
4のQ出力を電流増幅する。836はNPNトラ
ンジスタ、839はPNPトランジスタで、ワン
シヨツトマルチ827のQ出力を増幅する。80
2,803は夫々トリガ信号発生回路8の出力端
子で、それぞれの端子には、ワンシヨツトマルチ
824,827のQ出力が電流増幅されてトリガ
信号S(A)、S(B)となつて出力される。 第1のサイリスタ13はそのアノードがコンデ
ンサ4の正極端子に接続され、そのカソードが点
火コイル16の1次コイル161の一端に接続さ
れる。こサイリスタ13のゲートにはトリガ信号
発生回路8からトリガ信号S(A)が絶縁用のパルス
トランス14を介し、さらにダイオード131、
抵抗132、コンデンサ133、抵抗134から
なるノイズ防止回路を経て供給される。共振用コ
ンデンサ15は点火コイル16の1次コイル16
1,162の中点タツプに接続される。このサイ
リスタ13によつてコンデンサ4、サイリスタ1
3、1次コイル161、共振用コンデンサ15か
らなる1つの閉回路が形成される。 サイリスタ20はそのアノードが1次コイル1
62の一端に接続され、そのカソードが共振用コ
ンデンサ15の一端(GND)に接続される。サ
イリスタ20のゲートにはトリガ信号発生回路8
からトリガ進行S(B)がパルストランス21を介
し、さらにダイオード201、抵抗202,20
4、コンデンサ203からなるノイズ防止回路を
経て供給される。このサイリスタ20によつて1
次コイル162、サイリスタ20、共振用コンデ
ンサ15からなる他の1つの閉回路が形成され
る。 点火コイル16は1次コイル161,162、
2次コイル163、コア164からなる。1次コ
イル161,162と2次コイル163との巻数
比は100〜200程度に設定され、1次コイル16
1,162は同一方向に巻いてある。1次コイル
161,162、2次コイル1163はコア16
4を介して磁気的に結合しており、1次コイル1
61,162に発生する電圧を昇圧して2次コイ
ル163から出力する。2次コイル163はその
一端が設置(GND)され、その他端が高電圧を
各気筒に分配するデイストリビユータ22の中心
電極に接続される。 デイストリビユータ22は周知の構成によるも
のであり、エンジン回転数の2分の1の回転数で
同期して回転するシヤフトと一体に回転する分配
用ロータ23により所定の気筒に配設された点火
ギヤツプ241,242,243,244にハイ
テンシヨンコード251,252,253,25
4を通して高電圧を分配する。 次に第1図装置の動作について説明する。 第5図は、第1図装置の各部信号波形であり、
それぞれ1はコイル533の起電圧、2はピツク
アツプ53の出力電圧、3は整形回路6の出力電
圧である点火時期信号、4は放電時間設定回路7
のカウンタ716のQ0出力信号、5はカウンタ
721のクロツク入力信号、6はカウンタ720
のQ2出力信号でラツチ信号であり、7はカウン
タ720のQ4出力信号でリセツト信号である。
8はカウンタ725,726のロード信号、9は
カウンタ726のキヤリアウト信号、10はDフ
リツプフロツプ732のQ出力信号で、放電時間
信号である。11はトリガ信号発生回路8のカウ
ンタ820のリセツト信号、12はカウンタ82
1のQ0出力信号、13はカウンタ821のQ5
力信号、14はワンシヨツトマルチ824のQ出
力信号、すなわちトリガ信号S(A)、15はワンシ
ヨツトマルチ827の出力信号、すなわちトリガ
信号S(B)である。 まず、エンジンキースイツチ2をオンにする
と、DC−DCコンバータ3に直流電源1から+
12Vの直流電圧が供給されてここで+200Vに昇
圧され、この200Vの直流電圧はコンデンサ4に
常時蓄えられる。 エンジンの回転に応じてシグナルロータ51が
回転し、ピツクアツプ53のコイル533に第5
図1に示す波形をした起電力が発生する。この起
電力の正から負に切り替る点が点火時期である。
コイル533は整形回路6によつてバイアス電圧
Vbでバイアスされているため、ピツクアツプ5
3の出力電圧は第5図2に示すようにコイル53
3の発生電位がバイアス電圧Vbだけもち上がつ
た値となる。この信号は整形回路6で整形され、
第5図3に示す点火時期で「1」に立上る信号と
なる。 点火時期信号は、放電時間設定回路7に入力さ
れトランジスタ711、NANDゲート715を
介してカウンタ716のクロツク端子Cに入力さ
れる。これにより、カウンタ716のQ0出力は
第5図4に示す様にクランクアングルで180°の間
“1”となる信号となる。一方、クロツクジエネ
レータ717で得られた100KHzのクロツクは、
カウンタ718で分周されそのQ5出力は、先程
のカウンタ716のQ0出力と共にANDゲート7
19を介して第5図5に示す信号となつてカウン
タ721のクロツク端子Cに入力されカウントさ
れる。カウンタ721と722はカスケード接続
されているので、最大256までカウント可能で
あるが、NOT738を用いて最大128までの
カウントで禁止している。カウンタ721,72
2のカウント結果は、ラツチ723,724のデ
ータ端子に入力される。カウンタ720のリセツ
ト端子Rにはカウンタ716のQ0出力が入力さ
れており、クロツク端子Cには100KHzのクロツ
クが入力されているので、カウンタ720のQ2
出力、Q4出力にはカウンタ716のQ0出力が
“0”になつて、約20μsおよび40μs後にパルスが
発生する。このQ2出力は、ラツチ723,72
4のラツチ信号、Q4出力は、カウンタ721,
722のリセツト信号となる。このQ2出力とQ4
出力を第5図6,7に示す。このようにして、カ
ウンタ721,722でカウントした結果はラツ
チ723,724でラツチされ、プリセツタブル
ダウンカウンタ725,726のプリセツト値と
なる。一方、カウンタ725,726はカスケー
ド接続されており、カウンタ725のクロツク端
子Cには、カウンタ718のQ1出力が入力され
ている。カウンタ725,726のロード端子L
には、点火時期信号の立上りに同期して立上るパ
ルス幅1〜2μsの信号が入力されており、この信
号により、カウンタ725,726はカウントを
開始し、プリセツト値をカウントし終つたら、カ
ウンタ726のキヤリアウト端子C0の信号が立
下る。このキヤリアウト信号を第5図9に示す。
Dフリツプフロツプ732のクロツク端子Cには
点火時期信号が、リセツト端子Rには、NOTゲ
ート733でカウンタ726のキヤリアウト信号
を反転させた信号が入力されており、Q出力には
第5図10に示す様な、点火時期信号に同期して
立上り、カウンタ726のキヤリアウト信号に同
期して立下るパルス幅信号が出力される。ところ
で、カウンタ721,722でカウントした数
と、カウンタ725,726でカウントした数は
同数であり、カウントしたクロツクの周波数比は
1:16である。また、カウンタ721,722で
カウントした時間は180℃Aであるので、Dフリ
ツプフロツプ732のQ出力のパルス幅は、 180÷16=11.25℃ (A) となる。ただし、パルス幅は、2.56msecを越え
ることはない。この信号が、放電時間信号とし
て、トランジスタ734で電流増幅されて端子7
02から出力され、トリガ信号発生回路8に導か
れる。 トリガ信号発生回路8に入力された放電時間信
号は、NOTゲート815、NORゲート819お
よび抵抗816,818、コンデンサ817で構
成される回路でパルス幅1〜2μsecの信号に変換
され、カウンタ820とカウンタ821のリセツ
ト信号となる。一方、カウンタ820のクロツク
端子Cには、クロツクジエネレータ822で得ら
れた200KHzのクロツクが入力されており、カウ
ンタ820のQ2出力には50KHzの信号が出力され
る。この信号はカウンタ821のクロツク信号と
なり、カウンタ821のQ0出力、Q5出力には約
100μsec繰返す180°位相のずれた信号が発生する。
一方、カウンタ821のクロツクイネイブル端子
Eには、ANDゲート823を介してQ9出力と、
放電時間信号の反転信号が入力されているので、
放電時間信号が立上り、Q9出力が立上つた時点
で、カウント動作を禁止する。すなわち、カウン
タ821のQ0出力、Q5出力には、放電時間信号
のパルス幅に対応したパルス数が発生し、しかも
Q5出力で必ず終了する様になつている。カウン
タ821のQ0出力と、Q5出力の信号を夫々第5
図12,13に示す。 このQ0出力信号、Q5出力信号は、ワンシヨツ
トマルチ824,827をトリガし、所定パルス
幅の信号をQ出力端子に出力する。この様子を第
5図14,15に示す。これらの信号は夫々サイ
リスタ13、サイリスタ20のゲートトリガ信号
S(A)、S(B)としてトランジスタ830,833及
びトランジスタ836,839により電流増幅さ
れて端子802,803より出力される。 このゲートトリガ信号S(A)、S(B)は、先の放電
時間信号のパルス幅に対応した数だけ発生し、
100μsec毎に発生する。放電時間信号は、11.25℃
A一定であるので、時間にすると、エンジン回転
数に逆比例することになる。例えば、エンジン回
転数6000rpmでは、0.31msec、1000rpmでは1.87
msecとなり、最大2.56msecである。従つて、ゲ
ートトリが信号S(A)、S(B)の数は、エンジン回転
数に逆比例することになり、最大13回ずつであ
る。 次に高圧発生部の動作を説明する。第6図は本
実施例における各部の信号を第5図よりも時間的
に拡大して示した波形図である。第6図におい
て、それぞれ1はトリガ信号S(A)、2はトリガ信
号S(B)、3はコンデンサ15の端子電圧、4はサ
イリスタ13のカソード電圧、5はサイリスタ1
3の通電電流、6はサイリスタ20のアノード電
圧、7はサイリスタ20の通電電流の波形をあら
わす。 第6図1に示すトリガ信号S(A)はパルストラン
ス14、ノイズ防止回路を介してサイリスタ13
をトリガする。同様に第6図2に示すトリガ信号
S(B)はパストランス21、ノイズ防止回路を介し
てサイリスタ20をトリガする。 まず、サイリスタ13がトリガされてオンとな
ると、コンデンサ4、サイリスタ13、1次コイ
ル161、コンデンサ15からなる閉回路に電流
が流れる。このとき、コンデンサ4の容量はコン
デンサ15の容量に比べて十分に大きいので、コ
ンデンサ4を一定電圧(200V)の電源と考える
ことができる。また、1次コイル161の抵抗と
サイリスタ13の抵抗とからなる回路の抵抗分は
十分に小さいため、この第1の閉回路はコンデン
サ15の容量C(例えば1μF)と1次コイルのイ
ンダクタンスL((例えば100μH)とで決まる条件
で共振する。 共振時の電流は第1図におけるコンデンサ4の
正極端子、サイリスタ13、1次コイル161、
コンデンサ15、コンデンサ4の接地極端子の方
向に流れ、先のCとLを用いて次の(1)式であらわ
される正弦波状となる。
【化】 また1次コイル161に発生する電圧は(2)式の
ようになる。 VL=Vcos1/√LCt ……(2) コンデンサ15に加わる電圧は(3)式のようにな
る。 Vc=V(1−cos1/√LCt)……(3) サイリスタ13はi>0のときにのみオン状態
を持続するが、i≦0となると転流してオフ状態
となる。 このように、第1図装置においては、1次コイ
ル、コンデンサ、スイツチング素子、および直流
電源を含む回路に(1)式に示した振動電流が流れる
ため、サイリスタ13は自動的に転流するので、
特別に転流回路を付加する必要がなくなる。 前記の(1)式でiが零となる時間t1は t1=π√ ……(4) となり、このときサイリスタ13はオフとなり、
そのとき(2)式であらわされるコンデンサ15の電
圧(DC−DCコンバータの電圧(200V)の2倍、
すなわち400Vとなつてホールドされる。 次に、サイリスタ20がトリガされた場合につ
いて説明する。サイリスタ20がオンとなると、
コンデンサ15、1次コイル162、サイリスタ
20からなる閉回路が形成され、コンデンサ15
に蓄えられた電荷はコンデンサ15の上側端子、
1次コイル162、サイリスタ20、コンデンサ
15の下側端子の方向に流れ、このときの電流値
は(5)式のようになる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明においては、第1、第
2のスイツチング素子が点火コイルの1次コイル
の第1、第2の部分を介して直流電源の端子間に
接続されるから、両スイツチング素子がノイズ等
により万一、同時に導通したとしても直流電源が
短絡されるのを防止することができると共に、高
速時の放電持続時間がほぼ一定のクランク角度幅
に制御されるから、高速時の点火電源の負担を軽
減することができるのみならず、高速ではコンデ
ンサの充放電回数を減らすことによりDC−DCコ
ンバータの出力エネルギーを前置コンデンサに十
分蓄えることができ、1点火時期ごとの1回目の
コンデンサの充放電エネルギーを十分確保するこ
とができて、1点火時期ごとの最初の点火プラグ
での火花放電で確実な着火を得ることができると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す電気回路
図、第2図は第1図図示装置における整形回路の
詳細な電気回路図、第3図は第1図図示装置にお
ける放電時間設定回路の詳細な電気回路図、第4
図は第1図図示装置におけるトリガ信号発生回路
の詳細な電気回路図、第5図は第1図図示装置に
おける各部波形図、第6図は第1図図示装置にお
ける各部波形を第5図よりもさらに時間的に拡大
した波形図である。 3……DC−DCコンバータ、4……コンデン
サ、7……制御回路をなす放電時間設定回路、8
……トリガ信号発生回路、13……第1のスイツ
チング素子をなす第1のサイリスタ、15……共
振用コンデンサ、16……点火コイル、161,
162……1次コイル、163……2次コイル、
241〜244……点火ギヤツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流電圧を発生する直流電源、 この直流電源の電圧を昇圧するDC−DCコンバ
    ータ、 このDC−DCコンバータの出力エネルギーを蓄
    える前置コンデンサ、 1次コイルと2次コイルとを有し該1次コイル
    が中間タツプにより2つの部分に分割される点火
    コイル、 該2次コイルに接続される点火ギヤツプ、 該1次コイルの中間タツプに接続されるコンデ
    ンサ、 該1次コイルの第1の部分、該コンデンサ、及
    び該前置コンデンサとともに閉回路を構成する第
    1のスイツチング素子、 該1次コイルの第2の部分、および該コンデン
    サとともに閉回路を構成する第2のスイツチング
    素子、 該第1のスイツチング素子、および該第2のス
    イツチング素子が所定のタイミングで交互に導通
    するように通電信号を発生する信号発生回路、 および外部から到来する点火指示信号に従つて
    動作し、1点火時期ごとの前記通電信号の回数を
    機関回転数に反比例する様制御する制御回路を具
    備した内燃機関の点火装置。
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