JPH057778U - 土砂回収用マニピユレータアーム - Google Patents

土砂回収用マニピユレータアーム

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JPH057778U
JPH057778U JP5252491U JP5252491U JPH057778U JP H057778 U JPH057778 U JP H057778U JP 5252491 U JP5252491 U JP 5252491U JP 5252491 U JP5252491 U JP 5252491U JP H057778 U JPH057778 U JP H057778U
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foreign matter
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sediment
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sewer tunnel
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努 栗田
博司 下山
隆夫 松本
徹夫 重信
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人力により吸込ホースを取扱う重労働を無く
す。また土砂回収作業を安全に行う。さらに搬送不可能
な異物の吸い込みを防止する。 【構成】 移動台車1を下水道トンネル16内に移動さ
せるときに,中空のアーム本体2〜10を三次元方向に
屈曲,変位させ,土砂吸込口10とそれに設けた異物吸
込防止用網11とを下水道トンネル内に堆積した土砂に
当てがって,異物等を除去する一方,異物除去後の土砂
を中空のアーム本体10〜3→吸引ホース12を経て下
水道トンネル外へ吸引,回収する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,下水道トンネル内に堆積した土砂を除去する際等に使用する土砂回 収用マニピユレータアームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,下水道トンネル内に堆積した土砂の清掃作業は,図4に示すように吸込 ポンプ車21を下水道トンネル16外の地上に設置し,同吸込ポンプ車21に取 付けた吸引ホース22の先端部に取付けた吸込口23を作業員が持って,下水道 トンネル16内へ入り,この吸引ホース22の吸込口23を移動させながら土砂 14を下水道トンネル16外へ吸引排出して,回収している。なお15は下水道 トンネル16内を流れる汚水である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の土砂回収作業には,次の問題があった。即ち,吸込ホース22の吸 込口23を下水道トンネル16内の土砂回収地点まで移動させる必要があるが, 吸込ホース22は非常に重くて,その作業は重労働である。 また下水道トンネル内は,暗く,足元が悪くて,危険である。また回収中,搬 送不可能な異物を吸い込んだ場合には,その都度,逆流させて,排出させる必要 がある。
【0004】 本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり, その目的とする処は,人力 により吸込ホースを取扱う重労働を無くすことができる。また土砂回収作業を安 全に行うことができる。さらに搬送不可能な異物の吸い込みを防止できる土砂回 収用マニピユレータアームを提供しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために,本考案の土砂回収用マニピユレータアームは, 三次元方向に屈曲,変位可能な中空のアーム本体と,同アーム本体の先端部に設 けた土砂吸込口と,同土砂吸込口に設けた異物吸込防止用網とを具えている。
【0006】
【作用】
本考案の土砂回収用マニピユレータアームは前記のように構成されており,移 動台車を下水道トンネル内に移動させるときに,中空のアーム本体を三次元方向 に屈曲,変位させ,土砂吸込口とそれに設けた異物吸込防止用網とを下水道トン ネル内に堆積した土砂に当てがって,異物等を除去する一方,異物除去後の土砂 を中空のアーム本体内を経て下水道トンネル外へ吸引,回収する。
【0007】
【実施例】
次に本考案の土砂回収用マニピユレータアームを図1,2,3に示す一実施例 により説明すると,図1,2の1が移動台車,2が同移動台車1に矢印A方向へ の移動を可能に取付けたスライド軸,3が第1回転軸(第1関節),4が中空の 第1アーム本体で,同第1アーム本体4が上記第1回転軸3を介して上記スライ ド軸2に矢印B方向への回転を可能に取付けられている。
【0008】 5が第2回転軸(第2関節),6が中空の第2アーム本体で,同第2アーム本 体6が第2回転軸5を介して第1アーム本体4に矢印C方向への回転を可能に取 付けられている。 7が第3回転軸(第3関節),8が中空の第3アーム本体で,同第3アーム本 体8が第3回転軸7を介して第2アーム本体6に矢印D方向への回転を可能に取 付けられている。
【0009】 9が第4回転軸(第4関節),10が吸込口部で,同吸込口部10が第4回転 軸9を介して第3アーム本体8に矢印E方向への回転を可能に取付けられている 。また11が同吸込口部10の先端部に取付けた異物吸込防止用網である。 図3は,上記第3回転軸7(及び他の回転軸3,5,9)の詳細を示している 。中空の第2アーム本体6を第3回転軸7に固定し,第3アーム本体8を軸受及 びシール材7aを介して第3回転軸7に回転可能に取付け,モータ7b及び減速 機7cを第3回転軸7内に固定し,同減速機7cの出力軸を第3アーム本体8に 固定しており,モータ7bの回転を減速機7cを介し第3アーム本体8に伝えて ,同第3アーム本体8を図2の矢印E方向に回転させるようになっている。
【0010】 12が上記第1回転軸3から下水道トンネル16外の吸込ポンプ車へ延びた吸 引ホースである。 次に前記図1,2,3に示す土砂回収用マニピユレータアームの作用を具体的 に説明する。移動台車1を下水道トンネル16内に移動させながら,下水道トン ネル16内に堆積した土砂14を土砂回収用マニピユレータアームを経て下水道 トンネル16外に設置した吸込ポンプ車へ吸引,回収する。
【0011】 即ち,スライド軸2により第1回転軸3を矢印A方向に移動させる。また第1 回転軸3により第1アーム本体4を矢印B方向に回転させる。また第2回転軸5 により第2アーム本体6を矢印C方向に回転させる。また第3回転軸7により第 3アーム本体8を矢印D方向に回転させる。さらに第4回転軸9により吸込口部 10を矢印E方向に回転させ,吸込口部10と異物吸込防止用網11とを下水道 トンネル16内に堆積した土砂14の先端部に当てがって,異物や大径の土砂塊 を異物吸込防止用網11により除去する一方,異物除去後の土砂14を吸込口部 10→第4回転軸9の中空部→第3アーム本体8の中空部→第3回転軸7の中空 部→第2アーム本体6の中空部→第2回転軸5の中空部→第1アーム本体4の中 空部→第1回転軸3の中空部→吸引ホース12→下水道トンネル16外の吸込ポ ンプ車へ吸引,回収する。
【0012】 この土砂回収作業は,移動台車1の移動とともに続行される。また上記矢印A 方向へのスライド,及び上記矢印B方向乃至矢印E方向への回転は,必要に応じ 行って,吸込口部10と異物吸込防止用網11とを下水道トンネル16内に堆積 した土砂14に当てがうようにする。
【0013】
【考案の効果】
本考案の土砂回収用マニピユレータアームは前記のように移動台車を下水道ト ンネル内に移動させるときに,中空のアーム本体を三次元方向に屈曲,変位させ ,土砂吸込口とそれに設けた異物吸込防止用網とを下水道トンネル内に堆積した 土砂に当てがって,異物等を除去する一方,異物除去後の土砂を中空のアーム本 体内を経て下水道トンネル外へ吸引,回収するので,人力により吸込ホースを取 扱う重労働を無くすことができる。
【0014】 また上記のように土砂の回収作業を自動的に行い,作業員が下水道トンネル内 に入る必要がなくて,土砂回収作業を安全に行うことができる。 また上記のように土砂吸込口に異物吸込防止用網を設けたので,搬送不可能な 異物の吸い込みを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる土砂回収用マニピユレータアー
ムの一実施例を示す側面図である。
【図2】同土砂回収用マニピユレータアームの斜視図で
ある。
【図3】同土砂回収用マニピユレータアームの回転軸
(関節)の詳細を示す縦断側面図である。
【図4】従来の下水道トンネル内の土砂清掃作業を示す
説明図である。
【符号の説明】
2〜9 アーム本体 2 スライド軸 3 第1回転軸 4 第1アーム本体 5 第2回転軸 6 第2アーム本体 7 第3回転軸 8 第3アーム本体 9 第4回転軸 10 吸込口部 11 異物吸込防止用網
フロントページの続き (72)考案者 松本 隆夫 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)考案者 重信 徹夫 千葉県千葉市多部田町758−43

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 三次元方向に屈曲,変位可能な中空のア
    ーム本体と,同アーム本体の先端部に設けた土砂吸込口
    と,同土砂吸込口に設けた異物吸込防止用網とを具えて
    いることを特徴とした土砂回収用マニピユレータアー
    ム。
JP1991052524U 1991-07-08 1991-07-08 土砂回収用マニピユレータアーム Expired - Fee Related JP2564389Y2 (ja)

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JPH057778U true JPH057778U (ja) 1993-02-02
JP2564389Y2 JP2564389Y2 (ja) 1998-03-09

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5917900A (ja) * 1982-07-20 1984-01-30 Fuji Electric Co Ltd 発電機の制御装置
JPS6411685A (en) * 1987-07-06 1989-01-17 Sumiyoshi Heavy Ind Cleaner in sewer pipe
JPH0231691U (ja) * 1988-08-18 1990-02-28

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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