JPH0577744A - パワーステアリング装置 - Google Patents
パワーステアリング装置Info
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- JPH0577744A JPH0577744A JP4053708A JP5370892A JPH0577744A JP H0577744 A JPH0577744 A JP H0577744A JP 4053708 A JP4053708 A JP 4053708A JP 5370892 A JP5370892 A JP 5370892A JP H0577744 A JPH0577744 A JP H0577744A
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- Japan
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- fluid
- conduit
- valve
- orifice
- power steering
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/065—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by specially adapted means for varying pressurised fluid supply based on need, e.g. on-demand, variable assist
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/08—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
- B62D5/083—Rotary valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポンプからの余分な流体を最小のエネルギ損
失でリザーバに戻すパワーステアリング装置を提供する
ことにある。 【構成】 本発明のパワーステアリング装置10はパワ
ーステアリングモータ20とパワーステアリングバルブ
18と戻し導管38とオリフイス50とバイパスバルブ
40とを備える。ステアリングモータ20は車輪にこれ
ら車輪を操舵するように接続可能である。ステアリング
バルブ18は中立位置と起動位置とを有する。戻し導管
は流体をステアリングバルブからリザーバに向ける。オ
リフイスは戻し導管に配置され、バイパスバルブはオリ
フイスを通る圧力降下に応じて制御される。
失でリザーバに戻すパワーステアリング装置を提供する
ことにある。 【構成】 本発明のパワーステアリング装置10はパワ
ーステアリングモータ20とパワーステアリングバルブ
18と戻し導管38とオリフイス50とバイパスバルブ
40とを備える。ステアリングモータ20は車輪にこれ
ら車輪を操舵するように接続可能である。ステアリング
バルブ18は中立位置と起動位置とを有する。戻し導管
は流体をステアリングバルブからリザーバに向ける。オ
リフイスは戻し導管に配置され、バイパスバルブはオリ
フイスを通る圧力降下に応じて制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輌のための液圧パワー
ステアリング装置に関する。
ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来技術】車輌の典型的な液圧パワーステアリング装
置はエンジン駆動の液圧流体ポンプを備え、このポンプ
は液圧流体リザーバに連通して接続された入口ポートを
有する。このポンプは、主導管を介してパワーステアリ
ングバルブに流通して接続された出口ポートを有する。
この典型的な車輌の液圧パワーステアリング装置は、
又、操舵すべき車輪に作動連結されたパワーステアリン
グモータを有する。ステアリングバルブが起動されたと
き、このバルブは流体の流れをポンプからパワーステア
リングモータに向ける。次いで、このパワーステアリン
グモータは車輪を操舵するように作動する。パワーステ
アリングバルブは中央が開放したバルブであって、この
バルブはポンプからの流体の流れをこのステアリングバ
ルブを通してリザーバに戻す中立位置を有する。
置はエンジン駆動の液圧流体ポンプを備え、このポンプ
は液圧流体リザーバに連通して接続された入口ポートを
有する。このポンプは、主導管を介してパワーステアリ
ングバルブに流通して接続された出口ポートを有する。
この典型的な車輌の液圧パワーステアリング装置は、
又、操舵すべき車輪に作動連結されたパワーステアリン
グモータを有する。ステアリングバルブが起動されたと
き、このバルブは流体の流れをポンプからパワーステア
リングモータに向ける。次いで、このパワーステアリン
グモータは車輪を操舵するように作動する。パワーステ
アリングバルブは中央が開放したバルブであって、この
バルブはポンプからの流体の流れをこのステアリングバ
ルブを通してリザーバに戻す中立位置を有する。
【0003】パワーステアリングポンプは車輌のエンジ
ンによって駆動される。ある公知の液圧パワーステアリ
ング装置は、又、バイパスバルブを含み、このバイパス
バルブは流体を主導管からリザーバにバイパスする。通
常、オリフイスが主導管に配置されて流体の量がこのオ
リフイスを通して変化するにつれて変化する流体圧信号
を形成する。このオリフイスからの流体圧信号はバイパ
スバルブの作動を制御するためにバイパスバルブに連通
する。このバイパスバルブは余分な流体量をポンプから
リザーバに指向するように制御される。米国特許第4,
691,797号はバイパスバルブを有する典型的な液
圧パワーステアリング装置を開示している。
ンによって駆動される。ある公知の液圧パワーステアリ
ング装置は、又、バイパスバルブを含み、このバイパス
バルブは流体を主導管からリザーバにバイパスする。通
常、オリフイスが主導管に配置されて流体の量がこのオ
リフイスを通して変化するにつれて変化する流体圧信号
を形成する。このオリフイスからの流体圧信号はバイパ
スバルブの作動を制御するためにバイパスバルブに連通
する。このバイパスバルブは余分な流体量をポンプから
リザーバに指向するように制御される。米国特許第4,
691,797号はバイパスバルブを有する典型的な液
圧パワーステアリング装置を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き従
来技術ではポンプからの余分な流体が中央開放のステア
リングバルブを通して流れるとき、例えば車輌が非ステ
アリング状態にあるときモータやポンプの駆動力(馬
力)が不必要に消費されてしまうという欠点があった。
又、バイパスバルブが余分な流体をポンプからリザーバ
に向けるとき、この余分な流体はステアリングバルブを
通して流れず、このためポンプやモータの馬力消費を最
小にするようにしているが、この場合にも尚、馬力消費
に限度があった。
来技術ではポンプからの余分な流体が中央開放のステア
リングバルブを通して流れるとき、例えば車輌が非ステ
アリング状態にあるときモータやポンプの駆動力(馬
力)が不必要に消費されてしまうという欠点があった。
又、バイパスバルブが余分な流体をポンプからリザーバ
に向けるとき、この余分な流体はステアリングバルブを
通して流れず、このためポンプやモータの馬力消費を最
小にするようにしているが、この場合にも尚、馬力消費
に限度があった。
【0005】本発明の目的は上述の如き従来技術の欠点
を改善したパワーステアリング装置を提供することにあ
る。
を改善したパワーステアリング装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は次の如き構成を有する。
め、本発明は次の如き構成を有する。
【0007】パワーステアリングモータが車輪を操舵す
るようにこれら車輪に作動連絡される。このモータは2
つの室に分割するピストンを有する。一つの室が加圧さ
れるとき、ピストンは一方向に軸方向に移動して車輪を
一方向に操舵する。他の室が加圧されるとき、ピストン
は他方向に軸方向に移動して車輪を他方向に操舵する。
るようにこれら車輪に作動連絡される。このモータは2
つの室に分割するピストンを有する。一つの室が加圧さ
れるとき、ピストンは一方向に軸方向に移動して車輪を
一方向に操舵する。他の室が加圧されるとき、ピストン
は他方向に軸方向に移動して車輪を他方向に操舵する。
【0008】パワーステアリングポンプがリザーバと連
通する入口ポートと主導管を介して中央開放のパワース
テアリングバルブと連通する出口ポートとを有する。こ
のパワーステアリングバルブは、このバルブを通して流
体が流れ、且つ流体を第一の戻し導管を通してリザーバ
に戻す中立位置を有する。このステアリングバルブは、
流体をこのバルブを介してステアリングモータの一つの
室に向け、且つ流体を他の室からこのバルブを介して第
二の戻し導管を通してリザーバに向ける起動位置を有す
る。
通する入口ポートと主導管を介して中央開放のパワース
テアリングバルブと連通する出口ポートとを有する。こ
のパワーステアリングバルブは、このバルブを通して流
体が流れ、且つ流体を第一の戻し導管を通してリザーバ
に戻す中立位置を有する。このステアリングバルブは、
流体をこのバルブを介してステアリングモータの一つの
室に向け、且つ流体を他の室からこのバルブを介して第
二の戻し導管を通してリザーバに向ける起動位置を有す
る。
【0009】オリフイスが第一の戻し導管に配置され
る。バイパスバルブが流体を主導管からリザーバにバイ
パスする。このバイパスバルブは第一の戻し導管に配置
されたオリフイスを横切る圧力降下を指示する流体圧信
号に応答して制御される。このバイパスバルブは、オリ
フイスを通る流量割合がステアリングおよび非ステアリ
ング状態中に予め定められた比較的低い一定値に維持さ
れるように流体圧信号によって制御される。オリフイス
を通る流量割合が一定値に維持されるので流体は車輌の
非ステアリング状態においてステアリングバルブを通し
て比較的低い流量割合で流れる。
る。バイパスバルブが流体を主導管からリザーバにバイ
パスする。このバイパスバルブは第一の戻し導管に配置
されたオリフイスを横切る圧力降下を指示する流体圧信
号に応答して制御される。このバイパスバルブは、オリ
フイスを通る流量割合がステアリングおよび非ステアリ
ング状態中に予め定められた比較的低い一定値に維持さ
れるように流体圧信号によって制御される。オリフイス
を通る流量割合が一定値に維持されるので流体は車輌の
非ステアリング状態においてステアリングバルブを通し
て比較的低い流量割合で流れる。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、車輌の車輪14,16を
操舵するのを補助するパワーを供給する本発明に係る液
圧パワーステアリング装置10が示されている。このパ
ワーステアリング装置10は図示しないステアリングホ
イール(ハンドル)を回転するのに応じて車輪14,1
6を旋回するように作動可能である液圧パワーステアリ
ング機構12を備えている。
操舵するのを補助するパワーを供給する本発明に係る液
圧パワーステアリング装置10が示されている。このパ
ワーステアリング装置10は図示しないステアリングホ
イール(ハンドル)を回転するのに応じて車輪14,1
6を旋回するように作動可能である液圧パワーステアリ
ング機構12を備えている。
【0011】以下、本発明の構成について順次、述べて
いく。
いく。
【0012】ポンプ 液圧パワーステアリングポンプ26が加圧流体を流体の
リザーバ28からパワーステアリング機構12に供給す
る。このパワーステアリングポンプ26は、通常、車輌
のエンジン(図示せず)によって駆動される一定の排出
量のポンプである。好ましくは、このポンプ26はビッ
カース(Vickers)VT7シリーズポンプである。この
ポンプは、例えば、最低のエンジン速度で駐車する際
に、運転手の力を緩和可能なレベルで車輌を操舵するの
に十分な加圧流体をステアリングモータに供給する排出
量を有するように設定されている。この結果、高いエン
ジン速度でポンプ26は過剰な加圧流体をステアリング
モータに供給する可能性を有する。このポンプ26の入
り口ポートは流体導管29を介してリザーバ28と連通
している。ポンプ26の出口ポートは主流体導管34を
介してパワーステアリング機構12、圧力リリーフバル
ブ45および流量(フロー)分割バイパスバルブ40に
連通している。流体導管29および流体導管34を含む
本発明に用いられる流体導管はエアロクイップ(Aeroqu
ip)によって製造されるのが好ましい。パワーステアリ
ング機構12は、中心開放のパワーステアリング方向制
御バルブ18および液圧パワーステアリング20を備え
ている。この制御バルブ18は任意の公知の形態に構成
することができるが、米国特許第4,872,393号
に開示された構成できることが好ましい。この制御バル
ブ18は主流体導管34と戻し流体導管38とに連通し
ている。この戻し流体導管38は流体を制御バルブ18
からリザーバ28に向ける。
リザーバ28からパワーステアリング機構12に供給す
る。このパワーステアリングポンプ26は、通常、車輌
のエンジン(図示せず)によって駆動される一定の排出
量のポンプである。好ましくは、このポンプ26はビッ
カース(Vickers)VT7シリーズポンプである。この
ポンプは、例えば、最低のエンジン速度で駐車する際
に、運転手の力を緩和可能なレベルで車輌を操舵するの
に十分な加圧流体をステアリングモータに供給する排出
量を有するように設定されている。この結果、高いエン
ジン速度でポンプ26は過剰な加圧流体をステアリング
モータに供給する可能性を有する。このポンプ26の入
り口ポートは流体導管29を介してリザーバ28と連通
している。ポンプ26の出口ポートは主流体導管34を
介してパワーステアリング機構12、圧力リリーフバル
ブ45および流量(フロー)分割バイパスバルブ40に
連通している。流体導管29および流体導管34を含む
本発明に用いられる流体導管はエアロクイップ(Aeroqu
ip)によって製造されるのが好ましい。パワーステアリ
ング機構12は、中心開放のパワーステアリング方向制
御バルブ18および液圧パワーステアリング20を備え
ている。この制御バルブ18は任意の公知の形態に構成
することができるが、米国特許第4,872,393号
に開示された構成できることが好ましい。この制御バル
ブ18は主流体導管34と戻し流体導管38とに連通し
ている。この戻し流体導管38は流体を制御バルブ18
からリザーバ28に向ける。
【0013】パワーステアリングモータ パワーステアリングモータ20の構造は変えることがで
きる。図2を参照すると、図示されたパワーステアリン
グモータ20はこのパワーステアリングモータの室を2
つの室37,39に分割するピストン30を備えてい
る。このピストン30はラック歯31(図1)を有し、
このラック歯はセクタシャフト35に配置されたギヤ歯
33に噛合う。このセクタシャフト35は、車輌のステ
アリングリンク22を介して車輪14,16に作動連結
されてこのセクタシャフトの回転に応じて車輪14,1
6を旋回(操舵)する。ステアリングリンク22は公知
であり且つ図1に概略的に示されている。
きる。図2を参照すると、図示されたパワーステアリン
グモータ20はこのパワーステアリングモータの室を2
つの室37,39に分割するピストン30を備えてい
る。このピストン30はラック歯31(図1)を有し、
このラック歯はセクタシャフト35に配置されたギヤ歯
33に噛合う。このセクタシャフト35は、車輌のステ
アリングリンク22を介して車輪14,16に作動連結
されてこのセクタシャフトの回転に応じて車輪14,1
6を旋回(操舵)する。ステアリングリンク22は公知
であり且つ図1に概略的に示されている。
【0014】ピストン30が加圧流体の下に一方向に軸
方向に移動するとき、セクタシャフト35は一方向に回
転されて車輪14,16を一方向に旋回する。ピストン
30が他の方向に軸方向に移動するとき、セクタシャフ
ト35は他の方向に回転されて車輪14,16を他の方
向に旋回する。本発明に用いられる好ましいパワーステ
アリングモータの一例が米国特許第4,872,393
号に開示されている。リリーフバルブ 導管34は、又、圧力リリーフバルブ45の入口ポート
に連通している。このリリーフバルブ45は公知の構造
にすることができ、且つ流体導管46を通して導管34
から導かれる流体圧信号によって開放状態に向かって押
圧される。導管34内の流体圧が増大するとき、導管4
6の流体圧が増大する。付勢ばね47がリリーフバルブ
45を閉位置に向かって押圧する。
方向に移動するとき、セクタシャフト35は一方向に回
転されて車輪14,16を一方向に旋回する。ピストン
30が他の方向に軸方向に移動するとき、セクタシャフ
ト35は他の方向に回転されて車輪14,16を他の方
向に旋回する。本発明に用いられる好ましいパワーステ
アリングモータの一例が米国特許第4,872,393
号に開示されている。リリーフバルブ 導管34は、又、圧力リリーフバルブ45の入口ポート
に連通している。このリリーフバルブ45は公知の構造
にすることができ、且つ流体導管46を通して導管34
から導かれる流体圧信号によって開放状態に向かって押
圧される。導管34内の流体圧が増大するとき、導管4
6の流体圧が増大する。付勢ばね47がリリーフバルブ
45を閉位置に向かって押圧する。
【0015】導管34内の流体圧が所定の流体圧以上に
増大すると、導管46の流体圧がリリーフバルブ45を
ばね47の付勢力に抗して開位置に押圧するのに十分な
値以上に増大する。リリーフバルブ45が開位置になる
とき、流体が導管34からリリーフバルブ45の出口ポ
ートに流れて導管34内の圧力を逃す。リリーフバルブ
45の出口ポート導管38に連通する。このリリーフバ
ルブ45は導管34内の圧力を逃してこの導管34内に
過剰の流体圧が生じないようにする。
増大すると、導管46の流体圧がリリーフバルブ45を
ばね47の付勢力に抗して開位置に押圧するのに十分な
値以上に増大する。リリーフバルブ45が開位置になる
とき、流体が導管34からリリーフバルブ45の出口ポ
ートに流れて導管34内の圧力を逃す。リリーフバルブ
45の出口ポート導管38に連通する。このリリーフバ
ルブ45は導管34内の圧力を逃してこの導管34内に
過剰の流体圧が生じないようにする。
【0016】バイパスバルブ 導管34は、又、公知の構造の流量(流れ)分割バイパ
スバルブ40の入口ポートに連通している。このバイパ
スバルブの出口ポートは導管29を介してリザーバ28
に連通している。付勢ばね42がバイパスバルブ40を
閉位置に向って押圧する。
スバルブ40の入口ポートに連通している。このバイパ
スバルブの出口ポートは導管29を介してリザーバ28
に連通している。付勢ばね42がバイパスバルブ40を
閉位置に向って押圧する。
【0017】流体導管41が導管38とバイパスバルブ
40との間に連通している。この導管41は流体圧信号
を導いてバイパスバルブ40を開くように押圧する。こ
の導管41内の流体圧信号は導管38内の流体圧によ
る。この導管41内の流体圧信号は、導管38内の流体
圧が増大するとき増大し、導管38内の流体圧が減少す
るとき減少する。
40との間に連通している。この導管41は流体圧信号
を導いてバイパスバルブ40を開くように押圧する。こ
の導管41内の流体圧信号は導管38内の流体圧によ
る。この導管41内の流体圧信号は、導管38内の流体
圧が増大するとき増大し、導管38内の流体圧が減少す
るとき減少する。
【0018】バイパスバルブ40が開位置にあるとき、
流体が導管34からバイパスバルブ40を介して導管2
9に向ってリザーバ28の中に入る。バイパスバルブが
全閉位置にあるとき、バイパスバルブ40は、流体を導
管34から導管29に流さないようにする。
流体が導管34からバイパスバルブ40を介して導管2
9に向ってリザーバ28の中に入る。バイパスバルブが
全閉位置にあるとき、バイパスバルブ40は、流体を導
管34から導管29に流さないようにする。
【0019】オリフイス50、好ましくはベンチュリオ
リフイスが戻し流体導管38に配置されている。好まし
くは、このオリフイス50は、イートン(Eaton)BB
シリーズ・パワーステアリングポンプの一つの部品であ
る。流体導管49がバイパスバルブ40と導管38に配
置されたオリフイス50との間に連通している。導管4
9は流体圧信号をバイパスバルブ40に導いてバイパス
バルブ40の作動を制御する。導管49の流体圧信号の
大きさはオリフイス50を通る流体の流量割合に基く。
導管49内の流体圧信号は大気圧より低い。ベンチュリ
オリフイス50のボンチュリ効果のために、導管49内
の流体圧信号はオリフイス50を通る流量割合が減少す
るとき増大し、オリフイス50を通る流量割合が増大す
るとき減少する。導管49内の流体圧信号が減少すると
き、バイパスバルブ40は開位置に向って一層容易に移
動することができる。従って、オリフイス50を通る流
量割合が増大するとき、バイパスバルブ40は開位置に
向って一層容易に移動することができる。認識されるべ
きことは、導管49内の流体圧信号と導管41内の流体
圧信号は共に変化してバイパスバルブ40に作用する。
ポンプ26について上述したように流体の流れは、常
に、車輌を最低のエンジン速度で操舵するのに必要な量
に一致するか又はそれ以上になる。このため、高いエン
ジン速度はパワーステアリングに必要な量以上の流量を
発生する。この過剰な流量は小さな力で緩やかなステア
リング速度が必要な高速において過大になる。この余分
な流量はリザーバ28に戻されなければならない。本発
明は過剰(余分)な流量を最小のエネルギ損失でリザー
バ28に戻すことを目的とする。
リフイスが戻し流体導管38に配置されている。好まし
くは、このオリフイス50は、イートン(Eaton)BB
シリーズ・パワーステアリングポンプの一つの部品であ
る。流体導管49がバイパスバルブ40と導管38に配
置されたオリフイス50との間に連通している。導管4
9は流体圧信号をバイパスバルブ40に導いてバイパス
バルブ40の作動を制御する。導管49の流体圧信号の
大きさはオリフイス50を通る流体の流量割合に基く。
導管49内の流体圧信号は大気圧より低い。ベンチュリ
オリフイス50のボンチュリ効果のために、導管49内
の流体圧信号はオリフイス50を通る流量割合が減少す
るとき増大し、オリフイス50を通る流量割合が増大す
るとき減少する。導管49内の流体圧信号が減少すると
き、バイパスバルブ40は開位置に向って一層容易に移
動することができる。従って、オリフイス50を通る流
量割合が増大するとき、バイパスバルブ40は開位置に
向って一層容易に移動することができる。認識されるべ
きことは、導管49内の流体圧信号と導管41内の流体
圧信号は共に変化してバイパスバルブ40に作用する。
ポンプ26について上述したように流体の流れは、常
に、車輌を最低のエンジン速度で操舵するのに必要な量
に一致するか又はそれ以上になる。このため、高いエン
ジン速度はパワーステアリングに必要な量以上の流量を
発生する。この過剰な流量は小さな力で緩やかなステア
リング速度が必要な高速において過大になる。この余分
な流量はリザーバ28に戻されなければならない。本発
明は過剰(余分)な流量を最小のエネルギ損失でリザー
バ28に戻すことを目的とする。
【0020】パワーステアリングバルブ このステアリングバルブあるいは制御バルブ18は外方
スリーブ部材19および内方コア部材21(図2〜図4
に概略的に示されている)を備えている。このコア部材
21はスリーブ部材19の内側に配置され且つスリーブ
部材19と同心である。トーションバー23がコア部材
21とスリーブ部材19との間に作用する。スリーブ部
材19はピストン30に接続され、且つボールの作用お
よびピストン30とスリーブ部材19との間のねじ連結
32(図1に概略図示)によってピストン30の軸方向
移動時に回転可能である。
スリーブ部材19および内方コア部材21(図2〜図4
に概略的に示されている)を備えている。このコア部材
21はスリーブ部材19の内側に配置され且つスリーブ
部材19と同心である。トーションバー23がコア部材
21とスリーブ部材19との間に作用する。スリーブ部
材19はピストン30に接続され、且つボールの作用お
よびピストン30とスリーブ部材19との間のねじ連結
32(図1に概略図示)によってピストン30の軸方向
移動時に回転可能である。
【0021】コア部材21はステアリングホイール(図
示せず)の手動回転時に回転される入力シャフト11に
取付けられている。この入力シャフト11が回転された
とき、トーションバー23が捩れてコア部材21がスリ
ーブ部材19に対して回転する。ステアリングバルブ1
8の構造と作用とは米国特許第4,942,803号に
開示されている。
示せず)の手動回転時に回転される入力シャフト11に
取付けられている。この入力シャフト11が回転された
とき、トーションバー23が捩れてコア部材21がスリ
ーブ部材19に対して回転する。ステアリングバルブ1
8の構造と作用とは米国特許第4,942,803号に
開示されている。
【0022】スリーブ部材19は、このスリーブ部材を
半径方向に貫通する複数の等間隔に配置された通路51
〜58を有する。コア部材21は、このコア部材の外周
に円周方向に間隔をあけて配置された複数の軸方向に延
びる溝61〜68を有する。これら溝61〜68と通路
51〜58とは後述する複数の流路を形成するように協
働する。スリーブ部材19の4つの通路51〜54は公
知の方法で導管34と連通し、この導管はポンプ26の
出口ポートと連通している。簡略化のため図面は導管3
4と連通する通路51のみを示している。スリーブ部材
19の2つの通路55,56は公知の方法で導管29と
連通し、この導管はリザーバ28と連通している。簡略
化のため図面は導管29と連通する通路55のみを示し
ている。スリーブ部材19の2つの流体通路57,58
は公知の方法で導管38と連通し、この導管はオリフイ
ス50を介してリザーバ28と連通している。簡略化の
ため図面は導管38と連通する通路57のみを示してい
る。
半径方向に貫通する複数の等間隔に配置された通路51
〜58を有する。コア部材21は、このコア部材の外周
に円周方向に間隔をあけて配置された複数の軸方向に延
びる溝61〜68を有する。これら溝61〜68と通路
51〜58とは後述する複数の流路を形成するように協
働する。スリーブ部材19の4つの通路51〜54は公
知の方法で導管34と連通し、この導管はポンプ26の
出口ポートと連通している。簡略化のため図面は導管3
4と連通する通路51のみを示している。スリーブ部材
19の2つの通路55,56は公知の方法で導管29と
連通し、この導管はリザーバ28と連通している。簡略
化のため図面は導管29と連通する通路55のみを示し
ている。スリーブ部材19の2つの流体通路57,58
は公知の方法で導管38と連通し、この導管はオリフイ
ス50を介してリザーバ28と連通している。簡略化の
ため図面は導管38と連通する通路57のみを示してい
る。
【0023】コア部材21の2つの溝61,62は、公
知の方法で導管15を介してパワーステアリングモータ
20の室37と連通している。簡略化のため図面は室3
7と連通する溝62のみを示している。コア部材21の
2つの溝63,64は、公知の方法で導管17を介して
パワーステアリングモータ20の室39と連通してい
る。簡略化のため、図面は室39と連通する溝64のみ
を示している。コア部材21の2つの溝65,68の夫
々はスリーブ部材19の通路57と連通状態に接続可能
である。コア部材21の2つの溝66,67の夫々はス
リーブ部材19の通路58と連通状態に接続可能であ
る。
知の方法で導管15を介してパワーステアリングモータ
20の室37と連通している。簡略化のため図面は室3
7と連通する溝62のみを示している。コア部材21の
2つの溝63,64は、公知の方法で導管17を介して
パワーステアリングモータ20の室39と連通してい
る。簡略化のため、図面は室39と連通する溝64のみ
を示している。コア部材21の2つの溝65,68の夫
々はスリーブ部材19の通路57と連通状態に接続可能
である。コア部材21の2つの溝66,67の夫々はス
リーブ部材19の通路58と連通状態に接続可能であ
る。
【0024】コア部材21の溝65〜68は8つのテー
パ付き圧力調整制御縁71〜78を有する。図示のため
これら縁71〜78は図面に誇張して示されている。こ
れら縁71〜78の夫々はコア部材21に設けられた溝
とスリーブ部材19に設けられた関連する通路との間の
突然の閉鎖を避けるためにテーパが設けられている。縁
71は通路52と溝66との間に配置され、縁72は溝
66と通路58との間に配置されている。縁73は通路
58と溝67との間に配置され、縁74は溝67と通路
53との間に配置されている。縁75は通路54と溝6
8との間に配置され、縁76は溝68と通路57との間
に配置されている。縁77は通路57と溝65との間に
配置され、縁78は溝65と通路51との間に配置され
ている。溝61〜64の夫々の縁は変形でき、例えばテ
ーパを設けないようにすることができる。
パ付き圧力調整制御縁71〜78を有する。図示のため
これら縁71〜78は図面に誇張して示されている。こ
れら縁71〜78の夫々はコア部材21に設けられた溝
とスリーブ部材19に設けられた関連する通路との間の
突然の閉鎖を避けるためにテーパが設けられている。縁
71は通路52と溝66との間に配置され、縁72は溝
66と通路58との間に配置されている。縁73は通路
58と溝67との間に配置され、縁74は溝67と通路
53との間に配置されている。縁75は通路54と溝6
8との間に配置され、縁76は溝68と通路57との間
に配置されている。縁77は通路57と溝65との間に
配置され、縁78は溝65と通路51との間に配置され
ている。溝61〜64の夫々の縁は変形でき、例えばテ
ーパを設けないようにすることができる。
【0025】ステアリングバルブの中立状態 車輌のエンジンが停止したときポンプ26は導管34を
通して何らの流体も供給せず、バイパスバルブ40は閉
じられ、リリーフバルブ45も閉じられ、ステアリング
バルブ18は図2に示す如く、中立位置にある。車輌の
エンジンが低速でエンジンアイドリング中の如く、非ス
テアリング中、ポンプ26は流体を導管34に出力し、
ステアリングバルブ18は中立位置になる。
通して何らの流体も供給せず、バイパスバルブ40は閉
じられ、リリーフバルブ45も閉じられ、ステアリング
バルブ18は図2に示す如く、中立位置にある。車輌の
エンジンが低速でエンジンアイドリング中の如く、非ス
テアリング中、ポンプ26は流体を導管34に出力し、
ステアリングバルブ18は中立位置になる。
【0026】図2を参照すると、ステアリングバルブ1
8の中立位置において、流体は通路51から縁78を横
切って溝65の中に流れ、次いで縁77を横切って通路
57の中に流れる。流体は、又、通路54から縁75を
横切って溝68の中に流れ、次いで、縁76を横切って
通路57の中に流れる。流体は通路52から縁71を横
切って溝66の中に流れ、次いで、縁72を横切って通
路58の中に流れる。流体は、又、通路53から縁74
を横切って溝67の中に流れ、次いで、縁73を横切っ
て通路58の中に流れる。次いで、流体は通路57,5
8から導管38およびオリフイス50を通してリザーバ
28の中に流れる。
8の中立位置において、流体は通路51から縁78を横
切って溝65の中に流れ、次いで縁77を横切って通路
57の中に流れる。流体は、又、通路54から縁75を
横切って溝68の中に流れ、次いで、縁76を横切って
通路57の中に流れる。流体は通路52から縁71を横
切って溝66の中に流れ、次いで、縁72を横切って通
路58の中に流れる。流体は、又、通路53から縁74
を横切って溝67の中に流れ、次いで、縁73を横切っ
て通路58の中に流れる。次いで、流体は通路57,5
8から導管38およびオリフイス50を通してリザーバ
28の中に流れる。
【0027】又、ステアリングバルブ18の中立位置に
おいて、溝61,63は通路55に連通し、溝62,6
4は通路56に連通している。通路55,56が導管2
9を介してリザーバ28に連通しているのでパワーステ
アリングモータ20の室37,39は互いに連通し且つ
リザーバ28に連通している。流体が導管38およびオ
リフイス50を通して流れると、圧力信号がバイパスバ
ルブ40に連通される。ばね42の付勢力に連結された
これらの信号はバイパスバルブ40を開放して導管34
から導管29を通してリザーバ28の中に入る流体をバ
イパスする。例えば、600RPMのエンジンアイドル
速度において、バイパスバルブ40を通る流体の流量割
合は、好ましくは1分間当り約3.1ガロン(GPM)
であるが、オリフイス50を通る流体の流量割合は、好
ましくは約0.9GPMの予め定められた低い一定割合
になる。オリフイス50を通る流量割合が非ステアリン
グ状態において、エンジンアイドル中に、比較的低くな
るのでステアリングバルブ18を通る流量割合は比較的
低い。車輌のエンジン速度がステアリングバルブ18の
中立位置において増大するとき、ポンプ26の速度は増
大する。従って、導管38およびオリフイス50を通る
流量は増大する。このため、導管49の流体圧信号が減
少し、且つ導管41の流体圧信号は増大する。車輌のエ
ンジン速度が減少するときポンプ26の速度は減少す
る。従って、導管38およびオリフイス50を通る流量
割合は減少する。このため、導管49の流体圧信号は増
大し、導管41の流体圧信号は減少する。バイパスバル
ブ40は導管41,49の流体圧信号およびばね42の
付勢力によって制御されて車輌のエンジン速度が増大し
たり減少したりするにつれてオリフイス50を通して
0.9GPMの所定の低い一定の流量割合を維持する。
おいて、溝61,63は通路55に連通し、溝62,6
4は通路56に連通している。通路55,56が導管2
9を介してリザーバ28に連通しているのでパワーステ
アリングモータ20の室37,39は互いに連通し且つ
リザーバ28に連通している。流体が導管38およびオ
リフイス50を通して流れると、圧力信号がバイパスバ
ルブ40に連通される。ばね42の付勢力に連結された
これらの信号はバイパスバルブ40を開放して導管34
から導管29を通してリザーバ28の中に入る流体をバ
イパスする。例えば、600RPMのエンジンアイドル
速度において、バイパスバルブ40を通る流体の流量割
合は、好ましくは1分間当り約3.1ガロン(GPM)
であるが、オリフイス50を通る流体の流量割合は、好
ましくは約0.9GPMの予め定められた低い一定割合
になる。オリフイス50を通る流量割合が非ステアリン
グ状態において、エンジンアイドル中に、比較的低くな
るのでステアリングバルブ18を通る流量割合は比較的
低い。車輌のエンジン速度がステアリングバルブ18の
中立位置において増大するとき、ポンプ26の速度は増
大する。従って、導管38およびオリフイス50を通る
流量は増大する。このため、導管49の流体圧信号が減
少し、且つ導管41の流体圧信号は増大する。車輌のエ
ンジン速度が減少するときポンプ26の速度は減少す
る。従って、導管38およびオリフイス50を通る流量
割合は減少する。このため、導管49の流体圧信号は増
大し、導管41の流体圧信号は減少する。バイパスバル
ブ40は導管41,49の流体圧信号およびばね42の
付勢力によって制御されて車輌のエンジン速度が増大し
たり減少したりするにつれてオリフイス50を通して
0.9GPMの所定の低い一定の流量割合を維持する。
【0028】更に詳細にのべると、オリフイス50を通
る流量割合が0.9GPMの所定の低い一定割合以下に
減少すると、バイパスバルブ40はより閉位置に移動す
る。バイパスバルブ40が一層閉位置に移動するとき、
主導管34を通る流量割合は増大する。主導管34を通
る流量割合が増大するとき、オリフイス50を通る流量
割合が増大する。従って、主導管34を通る流量割合は
増大してオリフイス50を通る流量割合が減少すると
き、0.9GPMの所定の低い一定割合にオリフイス5
0を通る割合を維持する。
る流量割合が0.9GPMの所定の低い一定割合以下に
減少すると、バイパスバルブ40はより閉位置に移動す
る。バイパスバルブ40が一層閉位置に移動するとき、
主導管34を通る流量割合は増大する。主導管34を通
る流量割合が増大するとき、オリフイス50を通る流量
割合が増大する。従って、主導管34を通る流量割合は
増大してオリフイス50を通る流量割合が減少すると
き、0.9GPMの所定の低い一定割合にオリフイス5
0を通る割合を維持する。
【0029】オリフイス50を通る流量割合が0.9G
PMの所定の低い一定割合以上に増大すると、バイパス
バルブ40は一層開位置に移動する。バイパスバルブ4
0がより開位置に移動するとき、主導管34を通る流量
割合が減少する。主導管34を通る流量割合が減少する
とき、オリフイス50を通る流量割合は減少する。従っ
て、主導管34を通る流量割合が減少してオリフイス5
0を通る流量割合が増大するとき、0.9GPMの所定
の低い一定の割合にオリフイス50を通る流量を維持す
る。好ましくは、流体をバイパスバルブ40を通してバ
イパスすることができる最大流量割合は19.1GPM
である。エンジン速度が非ステアリング状態において増
大するか又は減少するにつれてオリフイス50を通る
0.9GPMの所定の低い一定の流量割合を維持するこ
とによってステアリングバルブ18を通して送られる流
量は所定の低い一定の流量割合に維持される。
PMの所定の低い一定割合以上に増大すると、バイパス
バルブ40は一層開位置に移動する。バイパスバルブ4
0がより開位置に移動するとき、主導管34を通る流量
割合が減少する。主導管34を通る流量割合が減少する
とき、オリフイス50を通る流量割合は減少する。従っ
て、主導管34を通る流量割合が減少してオリフイス5
0を通る流量割合が増大するとき、0.9GPMの所定
の低い一定の割合にオリフイス50を通る流量を維持す
る。好ましくは、流体をバイパスバルブ40を通してバ
イパスすることができる最大流量割合は19.1GPM
である。エンジン速度が非ステアリング状態において増
大するか又は減少するにつれてオリフイス50を通る
0.9GPMの所定の低い一定の流量割合を維持するこ
とによってステアリングバルブ18を通して送られる流
量は所定の低い一定の流量割合に維持される。
【0030】一方向のステアリング 車輌のステアリングホイールが一方向に回転されたと
き、典型的には、トーションバー23が捩れてコア部材
21がスリーブ部材19に対して一方向に回転する。図
3を参照すると、コア部材21およびスリーブ部材19
は、図2に示されたステアリングバルブ18の中立位置
におけるコア部材とスリーブ部材との相対位置に比べて
互いに異なる位置にある。図3に示されたコア部材21
は図2に示された中立位置からスリーブ部材19に対し
て時計方向に回転される。
き、典型的には、トーションバー23が捩れてコア部材
21がスリーブ部材19に対して一方向に回転する。図
3を参照すると、コア部材21およびスリーブ部材19
は、図2に示されたステアリングバルブ18の中立位置
におけるコア部材とスリーブ部材との相対位置に比べて
互いに異なる位置にある。図3に示されたコア部材21
は図2に示された中立位置からスリーブ部材19に対し
て時計方向に回転される。
【0031】コア部材21が図2の位置から図3の位置
に移動するとき、コア部材21の溝63,64は、スリ
ーブ部材19の通路55,56と夫々連通したままであ
る。パワーステアリングモータ20の室39は通路5
5,56を介して導管29に連通する溝63,64と連
通している。この導管29がリザーバ28に連通してい
るのでパワーステアリングモータ20の室39は、コア
部材21が図3の位置にあるとき、リザーバ28に接続
される。
に移動するとき、コア部材21の溝63,64は、スリ
ーブ部材19の通路55,56と夫々連通したままであ
る。パワーステアリングモータ20の室39は通路5
5,56を介して導管29に連通する溝63,64と連
通している。この導管29がリザーバ28に連通してい
るのでパワーステアリングモータ20の室39は、コア
部材21が図3の位置にあるとき、リザーバ28に接続
される。
【0032】又、コア部材21が図2の位置から図3の
位置に移動するとき、コア部材21の溝61,62はス
リーブ部材19の通路52,54と夫々連通するように
切換わる。パワーステアリングモータ20の室37は、
コア通路21が図3の位置にあるとき通路52,54を
介して導管34に連通する溝61,62と連通する。導
管34がポンプ26の出口ポートと連通しているのでパ
ワーステアリングモータ20の室37はポンプ26の出
口ポートに接続される。従って、パワーステアリングモ
ータ20の室37はコア部材21が図3の位置にあると
き比較的高い流体圧になる。
位置に移動するとき、コア部材21の溝61,62はス
リーブ部材19の通路52,54と夫々連通するように
切換わる。パワーステアリングモータ20の室37は、
コア通路21が図3の位置にあるとき通路52,54を
介して導管34に連通する溝61,62と連通する。導
管34がポンプ26の出口ポートと連通しているのでパ
ワーステアリングモータ20の室37はポンプ26の出
口ポートに接続される。従って、パワーステアリングモ
ータ20の室37はコア部材21が図3の位置にあると
き比較的高い流体圧になる。
【0033】コア部材21およびスリーブ部材19が図
3の位置にあるときに室37が比較的高い流体圧にあり
且つ室39が、比較的低い流体圧にあるのでピストン3
0は右方(図3で見て)に軸方向に移動する。ピストン
30が右方に軸方向に移動するとき、車輪14,16は
車輌のステアリング22を介して相応する方向に回転さ
れる。ピストン30が右方に軸方向に移動するにつれて
スリーブ部材19は、米国特許第4,942,803号
に示された如きピストン30とスリーブ部材19との間
のボール・ねじ連結32の作用のためにコア部材21に
対して従属態様で回転する。
3の位置にあるときに室37が比較的高い流体圧にあり
且つ室39が、比較的低い流体圧にあるのでピストン3
0は右方(図3で見て)に軸方向に移動する。ピストン
30が右方に軸方向に移動するとき、車輪14,16は
車輌のステアリング22を介して相応する方向に回転さ
れる。ピストン30が右方に軸方向に移動するにつれて
スリーブ部材19は、米国特許第4,942,803号
に示された如きピストン30とスリーブ部材19との間
のボール・ねじ連結32の作用のためにコア部材21に
対して従属態様で回転する。
【0034】又、コア部材21が図3に示された位置に
移動するとき、導管38の流体圧は減少し、又、導管4
1の流体圧が減少する。これは、パワーステアリングモ
ータ20による導管38と連通している通路51〜54
からの流体要求のために生ずる。従って、オリフイス5
0を通る流体は減少する。この結果、バイパスバルブ4
0に作用する力はバイパスバルブ40をより閉鎖状態に
向って押圧する。バイパスバルブ40がより閉鎖状態に
向って押圧されるとき、ステアリングバルブ18を通し
てパワーステアリングモータ20に流れる流体の流量割
合は増加し、少量の流体がバイパスバルブ40を通して
導管29にバイパスされる。これは、導管38の流体圧
およびオリフイス50を通る流量割合を増加し、この結
果、オリフイス50を通る流量割合が0.9GPMの所
定の低い一定の値に維持される。コア部材21が図2の
位置から図3の位置に移動するとき、室37の流体圧、
コア部材21の溝61,62の流体圧およびスリーブ部
材19の通路51〜54の流体圧は、溝61,62の夫
々の縁がテーパにされている如く調節(加減)されてい
ないので殆ど同じ流体圧にある。同時に、流体は調節縁
71〜78を横切って流れ続ける。調節縁71〜78を
横切る流体流は導管38およびオリフイス50を通って
リザーバ28に流れる流体流と同じである。オリフイス
50を通る流体流が0.9GPMの所定の低い一定の値
に維持されるので調節縁71〜78を横切る流体流は、
又、0.9GPMに維持される。従って、調節縁71〜
78を横切る流体流は、コア部材21が図2の位置から
図3の位置に移動するときに0.9GPMに維持され
る。
移動するとき、導管38の流体圧は減少し、又、導管4
1の流体圧が減少する。これは、パワーステアリングモ
ータ20による導管38と連通している通路51〜54
からの流体要求のために生ずる。従って、オリフイス5
0を通る流体は減少する。この結果、バイパスバルブ4
0に作用する力はバイパスバルブ40をより閉鎖状態に
向って押圧する。バイパスバルブ40がより閉鎖状態に
向って押圧されるとき、ステアリングバルブ18を通し
てパワーステアリングモータ20に流れる流体の流量割
合は増加し、少量の流体がバイパスバルブ40を通して
導管29にバイパスされる。これは、導管38の流体圧
およびオリフイス50を通る流量割合を増加し、この結
果、オリフイス50を通る流量割合が0.9GPMの所
定の低い一定の値に維持される。コア部材21が図2の
位置から図3の位置に移動するとき、室37の流体圧、
コア部材21の溝61,62の流体圧およびスリーブ部
材19の通路51〜54の流体圧は、溝61,62の夫
々の縁がテーパにされている如く調節(加減)されてい
ないので殆ど同じ流体圧にある。同時に、流体は調節縁
71〜78を横切って流れ続ける。調節縁71〜78を
横切る流体流は導管38およびオリフイス50を通って
リザーバ28に流れる流体流と同じである。オリフイス
50を通る流体流が0.9GPMの所定の低い一定の値
に維持されるので調節縁71〜78を横切る流体流は、
又、0.9GPMに維持される。従って、調節縁71〜
78を横切る流体流は、コア部材21が図2の位置から
図3の位置に移動するときに0.9GPMに維持され
る。
【0035】他方向のステアリング 車輌のステアリングホイールが他方向に回転されたと
き、典型的に、トーションバー23が他方向に捩れてコ
ア部材21がスリーブ部材19に対して他方向に回転す
る。図4を参照すると、コア部材21およびスリーブ部
材19は、図2に示す如きステアリングバルブ18の中
立位置におけるコア部材21およびスリーブ部材19の
相対位置に比べて互いに異なる位置にある。図4に示す
如く、コア部材21は図2に示された中立位置からスリ
ーブ部材19に対して反時計方向に回転される。
き、典型的に、トーションバー23が他方向に捩れてコ
ア部材21がスリーブ部材19に対して他方向に回転す
る。図4を参照すると、コア部材21およびスリーブ部
材19は、図2に示す如きステアリングバルブ18の中
立位置におけるコア部材21およびスリーブ部材19の
相対位置に比べて互いに異なる位置にある。図4に示す
如く、コア部材21は図2に示された中立位置からスリ
ーブ部材19に対して反時計方向に回転される。
【0036】コア部材21が図2の位置から図4の位置
に移動するとき、コア部材21の溝61,62はスリー
ブ部材19の通路55,56と夫々連通する。パワース
テアリングモータ20の室37は、通路55,56を介
して導管29に連通する溝61,62と連通する。導管
29がリザーバ28と連通するのでパワーステアリング
モータ20の室37はコア部材21が図4の位置にある
とき、リザーバ28に接続される。
に移動するとき、コア部材21の溝61,62はスリー
ブ部材19の通路55,56と夫々連通する。パワース
テアリングモータ20の室37は、通路55,56を介
して導管29に連通する溝61,62と連通する。導管
29がリザーバ28と連通するのでパワーステアリング
モータ20の室37はコア部材21が図4の位置にある
とき、リザーバ28に接続される。
【0037】又、コア部材21が図2の位置から図4の
位置に移動するとき、コア部材21の溝63,64は、
スリーブ部材19の通路51,53と夫々連通するよう
に切換わる。ステアリングモータ20の室39は、コア
部材21が図4の位置にあるとき、通路51,53を介
して導管34に連通する溝63,64と連通する。導管
34がポンプ26の出口ポートと連通するのでパワース
テアリングモータ20の室39はポンプ26の出口ポー
トに接続され、従って、コア部材21が図4の位置にあ
るとき比較的高い流体圧になる。
位置に移動するとき、コア部材21の溝63,64は、
スリーブ部材19の通路51,53と夫々連通するよう
に切換わる。ステアリングモータ20の室39は、コア
部材21が図4の位置にあるとき、通路51,53を介
して導管34に連通する溝63,64と連通する。導管
34がポンプ26の出口ポートと連通するのでパワース
テアリングモータ20の室39はポンプ26の出口ポー
トに接続され、従って、コア部材21が図4の位置にあ
るとき比較的高い流体圧になる。
【0038】コア部材21およびスリーブ部材19が図
4の位置にあるときに室39が比較的高い流体圧にな
り、且つ室37が比較的低い流体圧になるのでピストン
30は左方(図4で見て)に軸方向に移動する。ピスト
ン30が左方に軸方向に移動するとき、車輪14,16
は車輌のステアリングリンク22を介して相応する方向
に回転される。ピストン30が左方に軸方向に移動する
につれてスリーブ部材19は、米国特許第4,942,
803号に示された如きピストン30とスリーブ部材1
9との間のボール・ねじ連結32の作用のためにコア部
材21に対して従属態様で回転する。
4の位置にあるときに室39が比較的高い流体圧にな
り、且つ室37が比較的低い流体圧になるのでピストン
30は左方(図4で見て)に軸方向に移動する。ピスト
ン30が左方に軸方向に移動するとき、車輪14,16
は車輌のステアリングリンク22を介して相応する方向
に回転される。ピストン30が左方に軸方向に移動する
につれてスリーブ部材19は、米国特許第4,942,
803号に示された如きピストン30とスリーブ部材1
9との間のボール・ねじ連結32の作用のためにコア部
材21に対して従属態様で回転する。
【0039】バイパスバルブ40は、コア部材21が図
2に示された位置から図4に示された位置に移動すると
き、オリフイス50を通る0.9GPMの所定の低い一
定の流量割合を維持するように制御される。ステアリン
グバルブ18が図2の位置から図4の位置に移動された
ときオリフイス50を通る0.9GPMの所定の低い一
定の流量割合を維持するバイパスバルブ40の作動およ
び制御は、ステアリングバルブ18が図2の位置から図
3の位置に移動されるときにオリフイス50を通る0.
9GPMの所定の低い一定の流量割合を維持するバイパ
スバルブ40の上述した作動および制御と同じである。
2に示された位置から図4に示された位置に移動すると
き、オリフイス50を通る0.9GPMの所定の低い一
定の流量割合を維持するように制御される。ステアリン
グバルブ18が図2の位置から図4の位置に移動された
ときオリフイス50を通る0.9GPMの所定の低い一
定の流量割合を維持するバイパスバルブ40の作動およ
び制御は、ステアリングバルブ18が図2の位置から図
3の位置に移動されるときにオリフイス50を通る0.
9GPMの所定の低い一定の流量割合を維持するバイパ
スバルブ40の上述した作動および制御と同じである。
【0040】コア部材21が図2の位置から図4の位置
に移動するとき、ステアリングモータ20の室37の流
体圧、コア部材21の溝63,64の流体圧およびスリ
ーブ部材19の通路51〜54の流体圧は、溝63,6
4の夫々の縁がテーパの如く調節(緩和あるいは加減)
されていないので略同じ流体圧になる。同時に、流体が
調節縁71〜78を横切って流れ続ける。これら調節縁
71〜78を横切って流れる流体量は導管38およびオ
リフイス50を通ってリザーバ28に流れる流体量と同
じである。オリフイス50を通る流体量が0.9GPM
の所定の低い一定値に維持されるので調節縁71〜78
を横切る流体量も0.9GPMに維持される。従って、
これら調節縁71〜78を横切る流量は、コア部材21
が図2の位置から図4の位置に移動するとき0.9GP
Mに維持される。
に移動するとき、ステアリングモータ20の室37の流
体圧、コア部材21の溝63,64の流体圧およびスリ
ーブ部材19の通路51〜54の流体圧は、溝63,6
4の夫々の縁がテーパの如く調節(緩和あるいは加減)
されていないので略同じ流体圧になる。同時に、流体が
調節縁71〜78を横切って流れ続ける。これら調節縁
71〜78を横切って流れる流体量は導管38およびオ
リフイス50を通ってリザーバ28に流れる流体量と同
じである。オリフイス50を通る流体量が0.9GPM
の所定の低い一定値に維持されるので調節縁71〜78
を横切る流体量も0.9GPMに維持される。従って、
これら調節縁71〜78を横切る流量は、コア部材21
が図2の位置から図4の位置に移動するとき0.9GP
Mに維持される。
【0041】作動特徴 車輌のパワーステアリング装置10はある独特な有利な
作動特徴を有する。例えば、このパワーステアリング装
置10は比較的低い馬力消費を有する。これは、ポンプ
26が非ステアリングのときにステアリングバルブ18
を通る好ましくは0.9GPMのみの流体を排出するこ
とになる。このことは、米国特許第4,768,605
号に示されたステアリング装置に比べてステアリングバ
ルブに常に約4GPMの一定流量を提供することを企図
していることである。非ステアリングの時ステアリング
バルブ18を通して0.9GPMのみの流体が流れるの
でポンプ26を横切る圧力降下は低く、ポンプ26によ
って消費される馬力の大きさは比較的小さい。更に、パ
ワーステアリング装置10を通る流体によって発生する
ノイズは、非ステアリング時、ステアリングバルブ18
を通して0.9GPMのみの流体が流れるので最少化さ
れる。
作動特徴を有する。例えば、このパワーステアリング装
置10は比較的低い馬力消費を有する。これは、ポンプ
26が非ステアリングのときにステアリングバルブ18
を通る好ましくは0.9GPMのみの流体を排出するこ
とになる。このことは、米国特許第4,768,605
号に示されたステアリング装置に比べてステアリングバ
ルブに常に約4GPMの一定流量を提供することを企図
していることである。非ステアリングの時ステアリング
バルブ18を通して0.9GPMのみの流体が流れるの
でポンプ26を横切る圧力降下は低く、ポンプ26によ
って消費される馬力の大きさは比較的小さい。更に、パ
ワーステアリング装置10を通る流体によって発生する
ノイズは、非ステアリング時、ステアリングバルブ18
を通して0.9GPMのみの流体が流れるので最少化さ
れる。
【0042】パワーステアリング装置10は、又、ステ
アリングホイールの回転化に応じてステアリングバルブ
18に可変の流量割合を供給するように機能する。例え
ば、ステアリングホイールの回転割合が増大するにつれ
て導管38の圧力は、ステアリングモータ20による流
体要求のために減少する傾向にある。従って、オリフイ
ス50を通る流量割合が減少するようになる。この結
果、バイパスバルブ40に作用する力はバイパスバルブ
40を閉じる傾向にあり、これによってステアリングバ
ルブ18への流量を増大し、この結果、導管38を通る
流量は一定に維持される。これは、米国特許第4,76
8,605号に示されたステアリング装置に比べて、ス
テアリングホイールをいかに早く回転させるかに拘らず
一定の流量をステアリングバルブに供給するように作動
することになる。
アリングホイールの回転化に応じてステアリングバルブ
18に可変の流量割合を供給するように機能する。例え
ば、ステアリングホイールの回転割合が増大するにつれ
て導管38の圧力は、ステアリングモータ20による流
体要求のために減少する傾向にある。従って、オリフイ
ス50を通る流量割合が減少するようになる。この結
果、バイパスバルブ40に作用する力はバイパスバルブ
40を閉じる傾向にあり、これによってステアリングバ
ルブ18への流量を増大し、この結果、導管38を通る
流量は一定に維持される。これは、米国特許第4,76
8,605号に示されたステアリング装置に比べて、ス
テアリングホイールをいかに早く回転させるかに拘らず
一定の流量をステアリングバルブに供給するように作動
することになる。
【0043】ステアリング中、オリフイス50を通る流
量割合は、ステアリングホイールの角速度、即ち、ステ
アリングホイールを回転する速度、従って、コア部材2
1をスリーブ部材19に対して回転する速度に無関係に
0.9GPMの所定の低い一定値のままである。これ
は、コア部材21およびスリーブ部材19がステアリン
グホイールの回転早さに拘らず所要のステアリング負荷
のために同じ相対位置に移動するために生ずる。このこ
とは、(1)通路51〜54から調節縁71〜78を横
切る流量割合の合計が0.9GPMのままであるため
(2)通路51〜54とステアリングモータ20の加圧
室との間に調節縁がないので通路51〜54とモータ2
0の加圧室との間の圧力降下が最小であるために生ず
る。パワーステアリング装置10は、又、米国特許第
4,768,605号に示されたステアリング装置に比
べて、パーキング中ステアリング力を減少するように働
く。このパワーステアリング装置10において、調節縁
71〜78の近くの流れ領域は比較的小さい。従って、
トーションバー23は調節縁71〜78の近くの流れ領
域を制限する僅かな量だけねじれば良く、このため、所
要のステアリング負荷のために通路51〜54の圧力を
増大せしめる。これは、又、米国特許第4,768,6
05号に示されたステアリング装置に比べてレスポンス
時間を減少する。
量割合は、ステアリングホイールの角速度、即ち、ステ
アリングホイールを回転する速度、従って、コア部材2
1をスリーブ部材19に対して回転する速度に無関係に
0.9GPMの所定の低い一定値のままである。これ
は、コア部材21およびスリーブ部材19がステアリン
グホイールの回転早さに拘らず所要のステアリング負荷
のために同じ相対位置に移動するために生ずる。このこ
とは、(1)通路51〜54から調節縁71〜78を横
切る流量割合の合計が0.9GPMのままであるため
(2)通路51〜54とステアリングモータ20の加圧
室との間に調節縁がないので通路51〜54とモータ2
0の加圧室との間の圧力降下が最小であるために生ず
る。パワーステアリング装置10は、又、米国特許第
4,768,605号に示されたステアリング装置に比
べて、パーキング中ステアリング力を減少するように働
く。このパワーステアリング装置10において、調節縁
71〜78の近くの流れ領域は比較的小さい。従って、
トーションバー23は調節縁71〜78の近くの流れ領
域を制限する僅かな量だけねじれば良く、このため、所
要のステアリング負荷のために通路51〜54の圧力を
増大せしめる。これは、又、米国特許第4,768,6
05号に示されたステアリング装置に比べてレスポンス
時間を減少する。
【0044】第二の実施例 本発明の他の実施例は図5に概示されている。図5に示
された実施例は図1〜図4に示された実施例と略同じで
あり、図5には図1〜図4の部品と同様の部品には
“a”を付して同様の符号で示してある。
された実施例は図1〜図4に示された実施例と略同じで
あり、図5には図1〜図4の部品と同様の部品には
“a”を付して同様の符号で示してある。
【0045】図5を参照すると、ステアリングバルブ1
8aは中立位置に示されている。制御可能な流量制御弁
90が導管97と連通する一例を有する。この導管97
は導管98を介してステアリングバルブ18aに連通し
ている。流体がステアリングバルブ18aから導管98
の中に流れ、次いで導管97の中に流れて流量制御弁9
0に流れ、導管99の中に流れてオリフイス50aに流
れる。流量制御弁90の他側は導管91を通してオリフ
イス92に連通する。このオリフイスは導管29aを介
してリザーバ28aに連通する。このオリフイス92は
オリフイス50aと同じサイズである。流量制御弁90
の開放位置において、流体は導管97から流量制御弁9
0およびオリフイス92を介してリザーバ28aに流れ
る。流量制御弁90の完合閉位置において、導管97か
ら流量制御弁90およびオリフイス92を通してリザー
バ28aへの流れはない。
8aは中立位置に示されている。制御可能な流量制御弁
90が導管97と連通する一例を有する。この導管97
は導管98を介してステアリングバルブ18aに連通し
ている。流体がステアリングバルブ18aから導管98
の中に流れ、次いで導管97の中に流れて流量制御弁9
0に流れ、導管99の中に流れてオリフイス50aに流
れる。流量制御弁90の他側は導管91を通してオリフ
イス92に連通する。このオリフイスは導管29aを介
してリザーバ28aに連通する。このオリフイス92は
オリフイス50aと同じサイズである。流量制御弁90
の開放位置において、流体は導管97から流量制御弁9
0およびオリフイス92を介してリザーバ28aに流れ
る。流量制御弁90の完合閉位置において、導管97か
ら流量制御弁90およびオリフイス92を通してリザー
バ28aへの流れはない。
【0046】この流量制御弁90は、電子制御モジュー
ル93からのライン95の電気的出力信号に応答して制
御される。この電子制御モジュール93からのライン9
5上の出力信号は車速センサ94からのライン96上の
速度信号に応答して与えられる。車速センサ94からの
ライン96上の速度信号は車輌の接地速度を表示する。
従って、流量制御弁90は車輌の接地速度に応答して制
御される。流量制御弁90は、車輌の接地速度が零にな
るとき全開位置になる。この流量制御弁90は車輌の接
地速度が増大するにつれてより閉位置に徐々に移動す
る。この流離制御弁90は、車輌の接地速度が所定の速
度値以上になるときその全閉位置になる。ステアリング
バルブ18aが中立位置にあり且つ流量制御弁90が全
開位置にあるとき、即ち車輌の接地速度が零のとき、流
体は導管97から流量制御弁90およびオリフイス92
を通ってリザーバ28aに、好ましくは0.9GPMの
所定の流量割合で流れる。同時に、導管99およびオリ
フイス50aを通ってリザーバ28aに流れる流量割合
は0.9GPMの所定の低い一定値に維持される。ステ
アリングバルブ18aから導管98を通る流量は、導管
98を通り流量制御弁90に流れる流量と導管99を通
りオリフイス50aに流れる流量との総和である。従っ
て、ステアリングバルブ18aを通る流量割合は、ステ
アリングバルブ18aが中立位置にあり且つ流量制御弁
90が全開位置にあるとき1.8GPMになる。
ル93からのライン95の電気的出力信号に応答して制
御される。この電子制御モジュール93からのライン9
5上の出力信号は車速センサ94からのライン96上の
速度信号に応答して与えられる。車速センサ94からの
ライン96上の速度信号は車輌の接地速度を表示する。
従って、流量制御弁90は車輌の接地速度に応答して制
御される。流量制御弁90は、車輌の接地速度が零にな
るとき全開位置になる。この流量制御弁90は車輌の接
地速度が増大するにつれてより閉位置に徐々に移動す
る。この流離制御弁90は、車輌の接地速度が所定の速
度値以上になるときその全閉位置になる。ステアリング
バルブ18aが中立位置にあり且つ流量制御弁90が全
開位置にあるとき、即ち車輌の接地速度が零のとき、流
体は導管97から流量制御弁90およびオリフイス92
を通ってリザーバ28aに、好ましくは0.9GPMの
所定の流量割合で流れる。同時に、導管99およびオリ
フイス50aを通ってリザーバ28aに流れる流量割合
は0.9GPMの所定の低い一定値に維持される。ステ
アリングバルブ18aから導管98を通る流量は、導管
98を通り流量制御弁90に流れる流量と導管99を通
りオリフイス50aに流れる流量との総和である。従っ
て、ステアリングバルブ18aを通る流量割合は、ステ
アリングバルブ18aが中立位置にあり且つ流量制御弁
90が全開位置にあるとき1.8GPMになる。
【0047】車輌の接地速度が増大するにつれて流量制
御弁90はより閉位置に移動し、流量制御弁90を通る
流量割合は0.9GPMから減少する。同時に、導管9
9およびオリフイス50aを通ってリザーバ28aに流
れる流量割合は0.9GPMの所定の低い一定値に維持
される。従って、ステアリングバルブ18aを通る流量
割合は、ステアリングバルブ18aが中立位置にあり且
つ流量制御弁90がより閉位置に移動するとき1.8G
PMから減少する。
御弁90はより閉位置に移動し、流量制御弁90を通る
流量割合は0.9GPMから減少する。同時に、導管9
9およびオリフイス50aを通ってリザーバ28aに流
れる流量割合は0.9GPMの所定の低い一定値に維持
される。従って、ステアリングバルブ18aを通る流量
割合は、ステアリングバルブ18aが中立位置にあり且
つ流量制御弁90がより閉位置に移動するとき1.8G
PMから減少する。
【0048】ステアリングバルブ18aが中立位置にあ
り、流量制御弁90がその全閉位置にあるとき、即ち、
車輌の接地速度が所定の速度値以上になるとき、流体は
導管97から流量制御弁90およびオリフイス92を通
ってリザーバ28aには流れない。同時に、導管99お
よびオリフイス50aを通してリザーバ28aに流れる
流量割合は0.9GPMの所定の低い一定値に維持され
る。流体が導管97を通して流れないのでステアリング
バルブ18aから導管98を通して流れる流量割合は導
管99を通してオリフイス50aに流れる流量割合と同
じである。従って、ステアリングバルブ18aを通る流
量割合は、ステアリングバルブ18aが中立位置にあり
且つ流量制御弁が全閉位置にあるとき0.9GPMにな
る。
り、流量制御弁90がその全閉位置にあるとき、即ち、
車輌の接地速度が所定の速度値以上になるとき、流体は
導管97から流量制御弁90およびオリフイス92を通
ってリザーバ28aには流れない。同時に、導管99お
よびオリフイス50aを通してリザーバ28aに流れる
流量割合は0.9GPMの所定の低い一定値に維持され
る。流体が導管97を通して流れないのでステアリング
バルブ18aから導管98を通して流れる流量割合は導
管99を通してオリフイス50aに流れる流量割合と同
じである。従って、ステアリングバルブ18aを通る流
量割合は、ステアリングバルブ18aが中立位置にあり
且つ流量制御弁が全閉位置にあるとき0.9GPMにな
る。
【0049】上述から明らかになることは、車輌の低速
度において、調節縁71a〜78aを超えてステアリン
グバルブ18aを通し、又、導管98を通る流量割合
は、図5の実施例では図1〜図4の実施例におけるより
も高いことである。この結果、図5の実施例のコア部材
21aが図1〜図4の実施例のコア部材21よりも大き
く移動する必要がなく調節縁71a〜78aを横切って
所望の圧力降下を形成するためにパーキング中ステアリ
ング力が小さくて済む。従って、図5の実施例のトーシ
ョンバー23aはステアリング負荷のために図1〜図4
の実施例のトーションバー23に比べて大きく捩られる
必要がない。
度において、調節縁71a〜78aを超えてステアリン
グバルブ18aを通し、又、導管98を通る流量割合
は、図5の実施例では図1〜図4の実施例におけるより
も高いことである。この結果、図5の実施例のコア部材
21aが図1〜図4の実施例のコア部材21よりも大き
く移動する必要がなく調節縁71a〜78aを横切って
所望の圧力降下を形成するためにパーキング中ステアリ
ング力が小さくて済む。従って、図5の実施例のトーシ
ョンバー23aはステアリング負荷のために図1〜図4
の実施例のトーションバー23に比べて大きく捩られる
必要がない。
【0050】又、パーキング中、図1〜図4の実施例と
同じステアリング力を図5の実施例に維持することが必
要なら、大きなばね定数のトーションバーを図5の実施
例に用いることができる。大きいばね定数のトーション
バーが図5の実施例に用いられると、大きいステアリン
グ力が車輌の高速で必要となり、これはある車輌には望
ましい。
同じステアリング力を図5の実施例に維持することが必
要なら、大きなばね定数のトーションバーを図5の実施
例に用いることができる。大きいばね定数のトーション
バーが図5の実施例に用いられると、大きいステアリン
グ力が車輌の高速で必要となり、これはある車輌には望
ましい。
【0051】発明の効果 本発明によれば、上述の如く、流体がステアリングバル
ブを通して比較的低い流量割合で流れる時、ステアリン
グバルブを通る流量割合のため、ポンプ等の馬力消費が
比較的低い。従って、オリフイスを通る流量割合を比較
的低い一定の所定値に維持することによってエンジン駆
動ポンプによる馬力消費は相対的に低い値になるという
利点がある。
ブを通して比較的低い流量割合で流れる時、ステアリン
グバルブを通る流量割合のため、ポンプ等の馬力消費が
比較的低い。従って、オリフイスを通る流量割合を比較
的低い一定の所定値に維持することによってエンジン駆
動ポンプによる馬力消費は相対的に低い値になるという
利点がある。
【図1】本発明に係る車輌の液圧パワーステアリング装
置の概略図。
置の概略図。
【図2】起動可能なステアリングバルブを中立位置で示
す図1のパワーステアリング装置の概略図。
す図1のパワーステアリング装置の概略図。
【図3】ステアリングバルブを異なる位置で示す図2と
同様の概略図。
同様の概略図。
【図4】図3と同様の概略図。
【図5】本発明に係るパワーステアリング装置の他の実
施例の概略図。
施例の概略図。
10:パワーステアリング装置、 14,16:車輪、 18:ステアリングバルブ、 19:スリーブ部
材、 20:ステアリングモータ、 21:コア部材、 26:ポンプ、 28:リザーバ、 30:ピストン、 37,39:室 40:バイパスバルブ、 45:リリーフバル
ブ、 47:ばね, 50:オリフイス、 57,58:通路、 63,64,65,
66,67,68:溝 71〜78:調節縁
材、 20:ステアリングモータ、 21:コア部材、 26:ポンプ、 28:リザーバ、 30:ピストン、 37,39:室 40:バイパスバルブ、 45:リリーフバル
ブ、 47:ばね, 50:オリフイス、 57,58:通路、 63,64,65,
66,67,68:溝 71〜78:調節縁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (14)
- 【請求項1】 操舵すべき車輪に接続されて該車輪を操
舵するパワーステアリングモータと、流体のリザーバ
と、該リザーバと連通する入口および出口を有するポン
プと、流体を前記リザーバに通す中立位置と流体を前記
パワーステアリングモータとリザーバとに通す起動位置
とに移動可能なパワーステアリングバルブと、流体を前
記ポンプの出口から前記パワーステアリングバルブに導
く主導管手段と、前記パワーステアリングバルブがその
中立位置と起動位置とにあるとき、流体を前記パワース
テアリングバルブから前記リザーバに導く戻し導管手段
と、流体を前記主導管手段から前記リザーバにバイパス
するバイパスバルブと、前記戻し導管手段に配置された
オリフイスと、該オリフイスを横切る圧力降下に応答し
て前記バイパスバルブを制御する制御手段とを備えて成
るパワーステアリング装置。 - 【請求項2】 前記戻し導管手段が前記パワーステアリ
ングバルブ、リザーバおよびバイパスバルブに連通する
第一の導管と、前記パワーステアリングバルブおよびリ
ザーバに連通する第二の導管とを含み、前記オリフイス
は前記第一の導管に配置されて前記第一の導管を通る流
体の流量が一定に維持できるように前記バイパスバルブ
を制御し、前記パワーステアリングバルブは前記ステア
リングモータから前記第二の導管に流体を向けて前記リ
ザーバに流すための通路を有する請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は前記バイパスバルブと前
記オリフイスとの間に連通して前記バイパスバルブを制
御するように流体圧信号を導く制御流体導管を含み、該
流体導管の流体圧信号の大きさは前記オリフイスを通る
流体量の関数として変化し、該制御流体導管の流体圧信
号は前記オリフイスを通る流体量が減少するときに増大
し、且つオリフイスを通る流体量が増大するときに減少
する請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 前記オリフイスがベンチュリオリフイス
から成る請求項2記載の装置。 - 【請求項5】 前記パワーステアリングバルブがスリー
ブ部材と、該スリーブ部材内に該スリーブ部材と同心に
配置されたコア部材とを含み、前記スリーブ部材とコア
部材とは互いに回転可能である請求項2記載の装置。 - 【請求項6】 前記スリーブ部材は該スリーブ部材を半
径方向に貫通する複数の等間隔に配置された通路を有
し、前記コア部材は該コア部材の外周に円周方向に間隔
をあけて配置された複数の軸方向に延びる溝を有し、該
コア部材の溝とスリーブ部材の通路とは前記パワーステ
アリングバルブを通る複数の流体路を形成するために協
働する請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 前記コア部材の前記溝の幾つかは調節
(加減)縁を有し、該調節縁を超えて流体が前記主導管
手段から前記戻し導管手段の第一の導管に流れる請求項
6記載の装置。 - 【請求項8】 操舵すべき車輪に接続可能であって該車
輪に接続されたとき車輪を操舵し且つピストンと該ピス
トンの両側の第一および第二の流体室とを有するパワー
ステアリングモータと、流体のリザーバと、該リザーバ
と連通する入口および出口を有するポンプと、前記パワ
ーステアリングバルブを介し第一の通路を通してリザー
バに流体を流す中立位置と起動位置との間を移動可能な
パワーステアリングバルブと、前記ホンプの出口からパ
ワーステアリングバルブに流体を導く主導管手段と、前
記パワーステアリングバルブがその中立位置および起動
位置にあるとき、流体を前記第一の通路から前記リザー
バに導く第一の戻し導管と、第二の戻し導管と、流体を
前記主導管手段から前記リザーバにバイパスするバイパ
スバルブと、前記第一の戻し導管に配置されたオリフイ
スと、前記第一の通路および第一の戻し導管を通して一
定の流れが維持できるように前記オリフイスを横切る圧
力降下に応答して前記バイパスバルブを制御する手段と
を備えて成り、前記起動位置において、(i)流体が前
記ステアリングバルブを介し前記第一の通路を通じて前
記リザーバに流れ、(ii)流体が前記ステアリングバル
ブを介し第二の通路を通して前記ステアリングモータの
一つの室に流れ、(iii)流体が前記ステアリングバル
ブを介し第三の通路を通して前記ステアリングモータの
他の室から流れ、前記第二の戻し導管は流体を前記第三
の通路から前記リザーバへ導くことを特徴とするパワー
ステアリング装置。 - 【請求項9】 前記ステアリングバルブはスリーブ部材
と該スリーブ部材の内側に該スリーブ部と同心に配置さ
れたコア部材とを含み、前記スリーブ部材とコア部材と
は互いに回転可能である請求項8記載の装置。 - 【請求項10】 前記スリーブ部材は該スリーブ部材を
半径方向に貫通する複数の等間隔に配置された通路を有
し、前記コア部材は該コア部材の外周に円周方向に間隔
をあけて配置された複数の軸方向に延びる溝を有し、該
溝と前記通路とは前記第一、第二および第三の通路を形
成するように協働する請求項9記載の装置。 - 【請求項11】 前記コア部材の溝は調節縁を有し、該
調節縁を超えて流体が前記第一の通路を通って前記第一
の戻し導管に流れる請求項10記載の装置。 - 【請求項12】 前記コア部材の溝の幾つかは非調節縁
を有し、該非調節縁を超えて流体が前記第二の通路を通
って前記ステアリングモータの一つの室に流れる請求項
11記載の装置。 - 【請求項13】 前記オリフイスに平行な第二のオリフ
イスと開位置と閉位置との間に移動可能であって前記第
二のオリフイスを通る流体の流量を制御する流量制御弁
と、前記第二のオリフイスを通る流体の流量を制御する
ように前記流量制御弁を制御する車輌速度検出手段とを
有する請求項8記載の装置。 - 【請求項14】 前記車輌速度検出手段は車速が増加す
るにつれて前記第二のオリフイスを通る流量を減少する
ように車速の増加に従って前記流量制御弁を閉じる手段
を備えている請求項13記載の装置。
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