JPH0577647U - ダンパ - Google Patents

ダンパ

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JPH0577647U
JPH0577647U JP2317892U JP2317892U JPH0577647U JP H0577647 U JPH0577647 U JP H0577647U JP 2317892 U JP2317892 U JP 2317892U JP 2317892 U JP2317892 U JP 2317892U JP H0577647 U JPH0577647 U JP H0577647U
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JP
Japan
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sensor plate
hub
magnetic material
mass body
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Pending
Application number
JP2317892U
Other languages
English (en)
Inventor
宏一 荻島
Original Assignee
エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハブ1に弾性体2を介して質量体3を接続
し、センサープレート4を有するダンパについて、成形
および組付けを容易にする。 【構成】 ハブ1または質量体3とセンサープレート4
を非磁性体により一体成形し、この一体成形品に比較的
小型の部品である磁性体製の被検知体7を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車エンジンのクランクシャフト等各種の回転駆動系に生起され る振動を吸収減衰するダンパの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図5に示すように、ハブ1に弾性体2を介して質量体3を接続する とともにハブ1にセンサープレート4を嵌着したトーショナルダンパが知られて いる。ハブ1および質量体3はそれぞれ磁性体である鋳鉄により成形され、弾性 体2は所定のゴム状弾性材により成形されている。センサープレート4は磁性体 により環状に成形され、図6に示すように、その外周縁に磁気センサ(図示せず )に対して被検知部として作用する所要数(図は一つのみを示している)の突起 5を有している。またこのダンパはスリーブ6を有しており、ブッシュタイプに 属するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術には、比較的大型の部品であるセンサープレート4が単品として 構成されているために、その成形およびハブ1に対する組付けが厄介であるとい う問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、ハブに弾性体を介して質量体を接続 し、前記ハブまたは前記質量体を非磁性体製とし、非磁性体製とした前記ハブま たは前記質量体と非磁性体製のセンサープレートを一体成形し、前記センサープ レートに磁性体製の被検知体を取り付けたダンパを提供する。
【0005】
【作用】 ハブまたは質量体とセンサープレートを非磁性体により一体成形し、これによ りハブまたは質量体とセンサープレートを一体化する。またセンサープレートを 非磁性体製としたことに伴って従来の突起に代わるものとしてセンサープレート に磁性体製の被検知体を取り付ける。
【0006】
【実施例】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0007】 図1および図2に示すように、ハブ1とセンサープレート4が非磁性体である アルミニウムにより一体成形され、ハブ1の外周にスリーブ6が嵌着され、スリ ーブ6に弾性体2を介して鋳鉄製の質量体3が接続されている。センサープレー ト4の外周縁に磁性体であるコバルト製または鋳鉄その他の鉄製の被検知体7が 所要数(図は一つのみを示している)取り付けられている。 上記構成のダンパは、ハブ1とセンサープレート4をアルミニウムにより一体 成形し、この一体成形品に比較的小型の部品である被検知体7を取り付けたため に、その成形およびセンサープレート4に対する組付けが従来より容易である効 果がある。
【0008】 センサープレート4に被検知体7を取り付ける手段には様々なものが考えられ る。具体例は次のとおりである。 イ)図1および図2に示したように、被検知体7を断面略コ字形の厚みのある ものとし、これをセンサープレート4の外周縁に外周側からカチコミする。セン サープレート4の外周縁には予め位置決め用の凹部8を形成しておく。 ロ)図3および図4に示すように、被検知体7をセンサープレート4と同じ厚 さの略台形とし、センサープレート4の外周縁に同じ形状の凹部9を形成し、被 検知体7をこの凹部9に嵌合する。 ハ)部分メッキによる。 ニ)部分溶射による。
【0009】 尚、図示はしないが、質量体3とセンサープレート4を非磁性体により一体成 形してこのセンサープレート4に磁性体製の被検知体7を取り付けることも可能 である。
【0010】
【考案の効果】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、ハブまたは質量体とセンサープレート を非磁性体により一体成形し、この一体成形品に比較的小型の部品である磁性体 製の被検知体を取り付けることにしたために、従来技術と比較して成形および組 付けを容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るダンパの半裁断面図
【図2】図1におけるA方向矢視図
【図3】本考案の他の実施例に係るダンパの半裁断面図
【図4】図3におけるB方向矢視図
【図5】従来例に係るダンパの半裁断面図
【図6】図5におけるC方向矢視図
【符号の説明】
1 ハブ 2 弾性体 3 質量体 4 センサープレート 5 突起 6 スリーブ 7 被検知体 8,9 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ1に弾性体2を介して質量体3を接
    続し、前記ハブ1または前記質量体3を非磁性体製と
    し、非磁性体製とした前記ハブ1または前記質量体3と
    非磁性体製のセンサープレート4を一体成形し、前記セ
    ンサープレート4に磁性体製の被検知体7を取り付けた
    ダンパ。
JP2317892U 1992-03-19 1992-03-19 ダンパ Pending JPH0577647U (ja)

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JP2317892U JPH0577647U (ja) 1992-03-19 1992-03-19 ダンパ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157861A (en) * 1981-03-24 1982-09-29 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd Torque transmission wheel
JPS6121917B2 (ja) * 1981-01-13 1986-05-29 Fumio Usui

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121917B2 (ja) * 1981-01-13 1986-05-29 Fumio Usui
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Effective date: 19990629