JPH0577615B2 - - Google Patents

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JPH0577615B2
JPH0577615B2 JP1140966A JP14096689A JPH0577615B2 JP H0577615 B2 JPH0577615 B2 JP H0577615B2 JP 1140966 A JP1140966 A JP 1140966A JP 14096689 A JP14096689 A JP 14096689A JP H0577615 B2 JPH0577615 B2 JP H0577615B2
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JP
Japan
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retainer
molded
mold
arm
support
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Application number
JP1140966A
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English (en)
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JPH0226838A (ja
Inventor
Ei Boorin Jeemuzu
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RIBATEI GURASU CO
Original Assignee
RIBATEI GURASU CO
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Filing date
Publication date
Application filed by RIBATEI GURASU CO filed Critical RIBATEI GURASU CO
Publication of JPH0226838A publication Critical patent/JPH0226838A/ja
Publication of JPH0577615B2 publication Critical patent/JPH0577615B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/30Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
    • C03B9/34Glass-blowing moulds not otherwise provided for
    • C03B9/353Mould holders ; Mould opening and closing mechanisms
    • C03B9/3532Mechanisms for holders of half moulds moving by rotation about a common vertical axis
    • C03B9/3535Mechanisms for holders of half moulds moving by rotation about a common vertical axis with the half moulds parallel upon opening and closing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はガラス器具形成装置、特に、3対以
上のモールド半部を有する装置上の各モールド半
部対に加えられるモールドを閉じる力を等しくす
るためのシステムに関するものである。
〔発明の背景〕
この発明は特に、3対または4対のモールド半
部の各対を適正に閉じることが困難であるよう
な、米国特許第3472639号、同第3586491号、同第
3607207号、同第3617232号、同第4448600号、同
第4449996号、及び同第4486215号に示されている
型の個別セクシヨン(IS)型「3ゴブ(triple−
gob)」または「4ゴブ(quadruple−gob)」式ガ
ラス器具形成装置におけるモールドを閉じるため
の圧力を等しくするためのシステムに関するもの
である。問題になることの1つは、対をなすモー
ルド半部に加えられるモールドを閉じる圧力が大
きく異なつてしまい、いくつかのモールド半部に
は過大な圧力がかかり、他のものには不充分な圧
力しか加えられないことであつた。
〔発明の概要〕
この発明のいくつかの目的の1つは、3対(ま
たはそれ以上)のモールド半部を有し、モールド
半部の各対に加えられるモールドを閉じるための
圧力を実質的に等しくする装置が設けられた前述
した型のガラス器具形成装置を提供することであ
り、また、信頼性がありかつ耐久性のある圧力均
一化装置を提供することであり、また、経済的な
製造を可能にする比較的簡単な設計の装置を提供
することである。
一般的に言えば、この発明は、開位置と閉位置
との間で互いに接近しまた離れる方向に動くよう
に各々が第1の全体として垂直な軸に枢支された
一対の支持体と、各支持体に支持された少なくと
も3つの成形部材からなる組であつて、各支持体
上の各成形部材が他方の支持体上の1つの成形部
材と関係づけられていて、支持体が上記閉位置に
あるとき、一方の支持体上の各成形部材が他方の
支持体上の成形部材とメート(対応部分が互いに
ぴつたりと合うこと)して、ガラス製品を形成す
るための成形キヤビテイを形成する組をなす成形
部材とを備える型のガラス器具形成装置に実施さ
れるもので、各組の成形部材を保持するための保
持構体が各支持体上に設けられていることを特徴
とする。この保持構体は、それぞれの組の成形部
材のうちの1つまたはそれ以上の成形部材を保持
する第1の保持器と、この第1の保持器及びこれ
に保持された上記1またはそれ以上の成形部材が
第2の垂直軸を中心に枢動し得るようにこの第1
の保持器をそれぞれの支持体に取付ける手段と、
それぞれの組の成形部材のうちの残りの成形部材
を保持する第2の保持器と、この第2の保持器及
びこれに保持された上記残りの成形部材が、第1
の保持器とそれによつて保持された上記1または
それ以上の成形部材に対して、第3の垂直軸を中
心に枢動し得るように上記第2の保持器を第1の
保持器上に取付ける手段とを備えている。支持体
がその閉位置に移動し、それぞれの成形部材が対
応するものとメートすると、保持構体の第1と第
2の保持器及びこれらの保持器によつて保持され
た成形部材はそれぞれ第2と第3の軸を中心に回
動して最終位置にくるようにされ、この最終位置
では実質的に同じ閉止圧力が各対をなすメートし
た成形部材に加えられる。上記各支持体がモール
ド・アームの形をとり、各モールド・アーム上の
上記保持構体の第1の保持器の上記第2の軸が、
上記モールド・アームが閉じられた時のこれらの
モールド・アームを横切つて延びる同じほぼ垂直
な平面内に位置されており、上記保持構体の第2
の保持器の上記第3の軸が上記垂直な面の互いに
反対の側でこの面から実質的に等距離の位置に配
置されている。
〔詳細な説明〕
次に、図面を参照してこの発明を説明するが、
各図を通じて、同じ参照符号は同じ部分を示す。
以下、この発明を個別セクシヨン型の巡環動作
を行うガラス器具形成装置の個別おクシヨンの
「モールド・サイド」と呼ばれる部分、即ち、そ
のセクシヨンのパリソン・サイドまたはブラン
ク・サイド上に形成されたパリソンまたはブラン
クの吹込み成形により最終製品、例えば、びんに
成形する部分に実施した場合について説明する
が、セクシヨンのブランク・モールド・サイドに
も実施することは可能である。図示のように、こ
こに説明するガラス器具成形装置のセクシヨンは
3ゴブ(3ガラス種)セクシヨンと称される型の
ものであり、1回に3本のびんを形成するための
3対の成形部材1,3及び5を有し、各部材がモ
ールド半部を形成している。しかし、この発明は
4対以上の成形部材を有するガラス器具成形装
置、例えば、4ゴブ(4ガラス種)セクシヨンに
も応用し得ることは理解されよう。第1の対の2
つの成形部材は1A,1Bで表わし、第2の対の
2つの成形部材は3A,3B、第3の対の2つの
成形部材は5Aと5Bで示されている。成形部材
の組を構成する3個の成形部材、1A,3A及び
5Aは第1のモールド・アーム7Aの形の支持体
によつて支持され、成形部材の別の組を構成する
3個の成形部材1B,3B及び5Bは第2のモー
ルド・アーム7Bの形の支持体によつて支持され
ており、これらのモールド・アームは閉位置と開
位置の間で互いに接近しあるいは離れる方向に揺
動できるように、第1の固定した全体として垂直
な軸A1上に枢支されている。閉位置において
は、第1図に示すように、成形部材1Aと1B、
3Aと3B、5Aと5Bが互いに閉じて合わさつ
て、閉じられた成形部材の各対中でブランクの吹
込み成形によつてびんを形成できるようにし、ま
た、開位置においては、第2図に示すように、各
成形部材対の2つの成形部材は互いに離れて、そ
の間にブランクを配置し、あるいは、完成したび
んをその間から取出すことが可能となる。モール
ド・アーム7Aと7Bは、ガラス器具形成装置の
個別セクシヨンの基盤(図示せず)の上面から上
方に延びる垂直なシヤフト9上に枢支されてお
り、びんの成形を行うためにモールド・アームを
開位置と閉位置との間で周期的に揺動させるため
の適当な周知の機構が設けられている。各モール
ド・アーム7A,7Bは全体として水平な上部延
長部11とこの上部延長部から間隔を置いて配置
された全体として水平な下部延長部13とを備え
ている。
成形部材1A,1B,3A,3B,5A,5B
の各々はモールド半部を構成し、このモールド半
部は、形成されるべきびんの形状に応じた形状の
キヤビテイが形成されており、2つのモールド半
部が互いに移動して閉位置に来た時に、2つのモ
ールド半部のキヤビテイがびんの壁部とネツク部
の形状を規定するようにされている。周知のよう
に、各対の2つのモールド半部は、その底部にお
いてモールド底部部材16で閉じられている。び
んの底はモールド底部部材16に対接して形成さ
れ、モールド半部が開くと、びんはこのモールド
底部部材16上に支持されている。各モールド半
部はその底部から上方に延びる17で示すような
空気通路を有し、これらの空気通路の各々はその
上端で外気に連通しており、そのモールド半部を
冷却するために空気が空気通路を通りその上端か
ら外へ出ることができるようになつている。
この発明によれば、各組を構成する成形部材
は、全体としてそれぞれ21と23で示す上部及
び下部モールド保持構体によつてそれぞれのモー
ルド・アーム7Aと7B上に保持される。各モー
ルド・アーム上の上部保持構体21は、垂直軸A
2を中心に回動し得るようにモールド・アームの
上部延長部11に取付けられている第1の上部保
持器25と、第3の垂直軸A3上で回動できるよ
うに第1の上部保持器25上に取付けられた第2
の上部保持器27とを備えている。各モールド・
アーム上の下部保持構体23も上部構体21と同
様の構造で、軸A2上で枢動できるようにモール
ド・アームの下部延長部13の下側に取付けられ
た第1の下部保持器29と、軸A3上で回動でき
るように第1の下部保持器29上に取付けられた
第2の下部保持器31とを備えている。上部及び
下部保持構体21と23の第1の上部及び下部保
持器25と29は、成形部材のそれぞれの組の中
の1つの成形部材(例えば、モールド・アーム7
A上の成形部材1Aとモールド・アーム7B上の
成形部材5B)を、その成形部材が軸A2を中心
にして回動できるように保持するようにされてお
り、また、上部及び下部保持構体の第2の上部及
び下部保持器27と31は、各組の残りの成形部
材(例えば、モールド・アーム7A上の成形部材
3Aと5A及びモールド・アーム7B上の成形部
材1Bと3B)を、その成形部材が軸A3を中心
に回動できるように保持する。
モールド・アーム7A上の上部及び下部保持構
体21と23の構造はモールド・アーム7Bの上
部及び下部保持構体21と23と同じであるが、
それぞれの向きは、第1図に示すように、互いに
逆となるようにすることが好ましい。従つて、そ
の場合は、各モールド・アーム上の第1の上部及
び下部保持器25と29の枢軸A2は、モール
ド・アームが閉位置にある時にこれらのモール
ド・アームを横切る方向に延びる同じほぼ垂直な
平面P(第1図)内に位置し、また、第2の上部
及び下部保持器27と31のそれぞれの枢軸A3
は平面Pから互いに逆の方向に実質的に等しい距
離に配置されている。この構成によれば、モール
ド・アーム7Aと7Bが閉位置にあると、モール
ド・アーム7A上の第1の上部及び下部保持器2
5,29により保持された成形部材1Aは、モー
ルド・アーム7B上の第2の上部及び下部保持器
27,31により保持された成形部材1Bとメー
ト(衝合)し、モールド・アーム7Aの第2の上
部及び下部保持器27,31により保持された成
形部材3Aは、モールド・アーム7B上の第2の
上部及び下部保持器27,31に保持された成形
部材3Bとメートし、また、モールド・アーム7
A上の第2の上部及び下部保持器27,31によ
つて保持された成形部材5Aは、モールド・アー
ム7B上の第1の上部及び下部保持器25,29
によつて保持された成形部材5Bとメートする。
モールド・アーム7Aと7B上の第1の上部保
持器25は実質的に同一の部品として製造され、
矩形断面を有する平坦なバー39を備えている
(第5図参照)。このバー39は、各モールド・ア
ームの上部延長部11上でバーのほぼ中央部にお
いて、肩付きボルト41の形の枢軸部材により枢
支されている。肩付きボルト41は、バー39と
モールド・アームの上部延長部11中の円筒状孔
49と51内にプレス嵌めされたブツシング4
3,45,47を貫通して下方に延びるボルト軸
部42を持つている(第4図)。このようにして、
保持器25は軸A2を中心にしてほぼ水平な面内
で、後述するように、ある範囲内で回動する。ボ
ルト軸部42は、保持器バー39とモールド・ア
ームの上部延長部11との間に配置された適当な
耐摩耗材料製の耐摩耗板55と係合する肩53を
持つように形成されている。ボルト軸部42の下
端にナツト57が締めつけられて、上部保持器2
5をモールド・アームに保持する。ボルトのヘツ
ドの下側面とボルトの肩53との間の距離は、ナ
ツトを締めつけた時に保持器25が軸A2上で自
由に回動できるようにするために、バー39の厚
さよりも幾らか大きくされている。保持器のバー
39は、各成形部材をその上端で保持するため
に、その一端に弧状のフランジ61を備えている
(第5図参照)。フランジ61は成形部材の壁部の
湾曲に一致するような湾曲が与えられており、取
外し可能な位置決めブロツク63を受入れるため
のノツチ62が設けられている。位置決めブロツ
ク63は成形部材のリムRに設けられた対応する
ノツチにも受入れられて、成形部材が上部モール
ド支持部材25に対して正確に位置決めされるよ
うになつている。成形部材のリムRはフランジ6
1の上縁部の、位置決めブロツク63の両側の部
分と係合するような形状とされ、それによつて、
成形部材は第1図に示す位置にしつかりと保持さ
れる。
モールド・アーム7Aと7B上の第2の上部保
持器27も同じ構造であることが好ましく、
各々、第1の上部保持器25のバー39よりかな
り小さな金属プレート71を含む。プレート71
は、保持器25のバー39の周縁側部から内側へ
延びる比較的深い水平の凹所73中に受入れられ
ている。この凹所73の高さは、プレート71の
凹所への嵌合が比較的小さな間隙を残した嵌合と
なるように、プレート71の厚さよりも僅かに大
きくされている。プレート71は、軸A3を中心
にして、バー39に対してほぼ水平な面内で(後
述するように、ある限界内で)回動できるよう
に、バー39とプレート71に設けられた垂直の
孔77,79を貫通して延びるピン75により上
部保持器バー39に取付けられている。ピン75
は、第5図及び第6図に示すように、バー39と
ピン75に設けられた孔83と85を整列させて
これに水平に挿入した抜取り可能な保持用合くぎ
81によつて、定位置に保持されている。プレー
ト71中の孔79には耐摩耗材料製のブツシング
91がプレス嵌めされている。プレート71は、
それぞれの対の成形部材をその上端部で保持する
ために、一方の側部に一対の弧状フランジ93と
95を備えている。フランジ93と95は成形部
材の形状と一致するような湾曲形状とされてお
り、かつ、上部保持器25のフランジ61と同じ
寸法、形状及び垂直位置を持つ。前に述べた位置
決めブロツク63と同様の位置決めブロツクが、
成形部材をフランジ93と95上で正確に位置決
めするために、フランジ93と95中のノツチ9
7中に取外し可能に取付けられている。
各モールド・アーム7A,7Bの下部延長部1
3の下側に取付けられた第1の下部保持器29は
第1の上部保持器25と同様で、ほぼ矩形の断面
を有する長く、比較的厚い平坦なバー99を有
し、このバー99は、その中央で、肩付きボルト
101の形の枢軸部材により下部モールド・アー
ム延長部13に枢支されている。ボルト101の
ボルト軸部102は、後述するように、ある限界
内で下部保持器29が軸A2を中心にして回動で
きるように、モールド・アームの下部延長部13
とバー99中の孔109と111に嵌めされたブ
ツシング103,105,107を貫通してい
る。ボルト軸部102は、保持器バー99と下部
モールド・アーム延長部13との間に配置された
下部モールド・アーム延長部13との間に配置さ
れた耐摩耗板115の下側と係合する肩113が
形成されている。ボルト軸部102の上端に締付
けられたナツト117が下部保持器29をモール
ド・アームに保持する。ボルト101の頭とボル
トの肩113との間の距離は、ナツトを締付けた
時、下部保持器29が軸A2を中心に自由に枢動
できるように、保持器29の厚さよりいくらか大
きくされている。保持器バー99はその一端に、
対応する成形部材の形状に一致する湾曲形状を有
する弧状フランジ119を持つ。成形部材はこの
フランジの上縁部上に係止するようにされた出張
りL(第4図)を有し、これにより、成形部材は
その下端近傍で保持される。
第2の下部保持器31は第2の上部保持器27
と同様に、ピン125によつて軸A3を中心に回
動できるように下部保持器バー99中の水平凹所
123に収容されている比較的薄いプレート12
1を有している。ピン125はバー99に設けら
れた垂直の孔127とプレート121中の孔13
1にプレス嵌めされているブツシング129とを
貫通している。ピン125は保持器バー99とピ
ン125に設けた孔137と139を整列させて
それに挿入したほぼ水平な抜取り可能な合くぎ1
35により定位置に保持される。プレート121
は、一方の側部に、成形部材の各対をその下端近
傍で支持するために成形部材の各対に設けられた
出張りと係合する一対の弧状フランジ143と1
45を持つている。これらのフランジ143と1
45は第1の下部保持器29のフランジ119と
同じ寸法、形状及び垂直位置を持つ。
モールド・アーム7Aと7Bの第1の上部及び
下部保持器25と29及び第2の上部及び下部保
持器27と31の回動範囲は、成形部材の揺動を
小さくしてその安定性を高めるために、比較的小
さくすることが好ましい。成形部材の揺動が大き
すぎると、成形部材が適正位置から外れてしまう
可能性があるためである。保持器の回動範囲を小
さくすることは次のようにして行われる。
上部及び下部モールド・アーム延長部11と1
3に対する第1の上部及び下部保持器25と29
の回動は各モールド・アーム7Aと7Bに1つず
つ設けられている比較的長い停止ピン151,1
52により制限される。第7図に示すように、モ
ールド・アーム7Aの停止ピン151は上部保持
器バー39、モールド・アームの上部延長部1
1、下部延長部13及び下部保持器バー99のそ
れぞれを貫通し、互いに整列させられた孔15
3,155,157及び159を垂直に貫通して
延びている。ピン151の直径はこれらの孔の直
径より小さく、第1の上部及び下部保持器25と
29が軸A2を中心に制限された範囲で回動でき
るに充分な環状空隙(クリアランス)163,1
65,167及び169がピンとそれぞれの孔と
の間に形成される。これらの空隙は、保持器25
と29が、例えば、約2°の範囲内で枢動できるに
充分な大きさとすることができる。ピン151は
上部保持器バー39の上面上に載置されたピンヘ
ツド171を有し、ピン151の下端の止めピン
173によつて定位置に保持されている。停止ピ
ン151は保持器25と29に対する保持器27
と31の回動運動は制限しない。
第8図に示すモールド・アーム7Bに関する停
止ピン152はピン151と同様に作用する。ピ
ン152は、上部保持器バー39、上部保持器プ
レート71、上部モールド・アーム延長部11、
下部モールド・アーム延長部13、下部保持器バ
ー99及び下部保持器プレート121のそれぞれ
に設けられ、互いに整列させられている孔17
5,177,179,181,183及び185
中を垂直に延びている。ピン152の直径は、こ
れらの孔との間に環状の空隙187,189,1
91,193,195及び197が形成されるよ
うに、これらの孔の直径よりも小さくされてい
る。空隙187,191,193及び195は保
持器25と29が軸A2を中心にしてある制限さ
れた範囲(例えば、2°)内で回動できるに充分な
ものとされている。空隙189と197は他の空
隙より大きくされているが、これは、停止ピン1
52が第1の上部及び下部保持器25と29に対
する第2の上部及び下部保持器27と31の回動
運動を制限することを目的とするものではないた
めである。ピン152は上部保持器バー39の上
面上に載置されたヘツド201を有し、また、そ
の下端の止めピン203によつて定位置に保持さ
れている。
上述したように、停止ピン151と152は、
モールド・アーム7Aと7B上における保持器2
5と29とに対する保持器27と31の回動運動
を制限するものではない。この回動制限作用は別
の方法で行われる。保持器25に対する保持器2
7の回動は、保持器バー39上に形成された面2
05に保持器27の位置決めブロツク63が係合
することにより、比較的小さな範囲(例えば、
2°)に限定される。(従つて、面205は保持器
27の回動を制限する手段を構成する。)同様に、
保持器29に対する保持器31の回動は保持器3
1上のフランジ143と145と保持器バー99
の縁部207との係合によつて比較的小さな範囲
(例えば、2°)に制限される。(従つて、縁部20
7が保持器31の回動を制限する手段を構成す
る。) 各モールド・アーム上の第1の上部保持器25
はその両端部の近くに2つの貫通孔153と17
3とを有し、また、各モールド・アーム上の第1
の下部保持器29はその両端の近くに、2つの貫
通孔159と181とを備えている。このように
すると、第1図と第2図に示すように、これらの
保持器25,29をモールド・アーム7Aと7B
のいずれにも互換的に使用できることになる。
動作を説明すると、以上の説明からわかるよう
に、モールド・アーム7A,7Bが第1図に示す
位置に閉じると、それぞれの第1の上部及び下部
保持器25,29と第2の上部及び下部保持器2
7,31とによつて保持された成形部材が、それ
ぞれの軸A2とA3を中心に回動して最終位置に
くる。この位置では、成形部材の3対の各々に加
えられる閉成力は実質的に等しくなる。これは、
モールド・アーム7A上の成形部材1A,3A,
5Aがモールド・アーム7B上の成形部材1B,
3B,5Bと独立して回動し得るということだけ
でなく、各モールド・アーム上の少なくとも1つ
の成形部材が同じモールド・アーム上の他の成形
部材から独立して回動できるということによつて
も達成される。モールドの3対全ての間の閉じる
圧力を等しくすることにより、全ての成形部材が
対応する成形部材と適切にメートして、ガラス器
具形成動作中、閉じられた状態を保持することが
可能となる。成形部材を閉じる力を等しくするた
めに必要な回動の範囲は大きくある必要はなく、
所要の効果を達成するためには、全ての成形部材
が少なくともある程度の制限された量だけ回動で
きればよい。
経済性の面及び部品の交換可能性という点から
は、一方のモールド・アーム上の上部及び下部保
持構体21と23の構造が他方のモールド・アー
ム上の上部及び下部保持構体の構造と同じである
ことが好ましい。そして、各モールド・アームに
は、2つではなく、保持構体を1つだけ設けるよ
うにしてもよく、その場合は、その1つの保持構
体はモールド・アームの上部及び下部延長部11
と13の間に取付けられる。保持構体を1つしか
用いない場合は、ある程度の変更が必要となろ
う。例えば、成形部材を支持するフランジはその
高さを大きくして、それに取付ける成形部材に必
要な安定性を与えるようにすることが好ましい。
以上述べたことから、この発明のいくつかの目
的が達成され、他の有用な効果が得られることが
理解されよう。
この発明の範囲から外れることなく、上述した
構成に対して多くの変形が可能なので、明細書及
び図面で説明した全ての事項は例示であつて、発
明をこれに限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、閉位置にあるこの発明による成形部
材保持構体を取付けた一対のモールド・アームを
有するガラス器具形成装置の平面図、第2図は、
理解を容易にするために成形部材を除いて示す第
1図と同様のモールド・アームの開位置における
平面図、第3図は、第2図における線3−3に沿
う、上部及び下部モールド保持構体を備えた一方
のモールド・アームの正面図、第4図は、第2図
の線4−4に沿う断面図、第5図は、上部及び下
部モールド保持構体の分解斜視図、第6図は、第
2図の線6−6に沿う断面図、第7図は、第2図
の線7−7に沿う断面図、第8図は、第2図の線
8−8に沿う断面図である。 A1……第1の軸、7A,7B……支持体(モ
ールド・アーム)、1A,1B,3A,3B,5
A,5B……成形部材、21……保持構体、25
……第1の保持器、27……第2の保持器、75
……第2の保持器を第1の保持器に取付ける手
段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開位置と閉位置との間で互いに離れまた接近
    する方向に揺動し得るように、各々が第1のほぼ
    垂直な軸に枢支されている一対の支持体と、この
    支持体の各々に支持された少なくとも3つの成形
    部材からなる成形部材の組であつて、各支持体上
    の各成形部材が他方の支持体上の成形部材に対し
    て、上記支持体が上記閉位置にある時、一方の支
    持体上の成形部材と他方の支持体上の成形部材が
    メートしてガラス製物品を成形するための成形キ
    ヤビテイが形成されるように関係づけられている
    上記成形部材の組と、これらの成形部材の各組を
    保持するために各支持体上に設けられている少な
    くとも1つの保持構体とを含み、 上記保持構体は、 それぞれの成形部材の組の1またはそれ以上の
    成形部材を保持するための第1の保持器と、 この第1の保持器とこれによつて保持された上
    記1またはそれ以上の成形部材がそれぞれの支持
    体に対して第2の垂直な軸上で枢動し得るよう
    に、上記第1の保持器を上記支持体上に取り付け
    る手段と、 それぞれの成形部材の組の残りの成形部材を保
    持するための第2の保持器と、 この第2の保持器とこれによつて保持された上
    記残りの成形部材とが第3の垂直な軸上で、上記
    第1の保持器とこれによつて保持された上記1ま
    たはそれ以上の成形部材とに対して枢動し得るよ
    うに、上記第2の保持器を上記第1の保持器に取
    付ける手段と、 を含み、 上記一対の支持体が上記閉位置に移動し、それ
    ぞれの成形部材が移動してメート関係にくると、
    上記保持構体の第1と第2の保持器とこれによつ
    て保持された成形部材が、メートしている各対の
    成形部材に対してこれらの成形部材を閉じる実質
    的に同じ圧力が加えられる最終位置へ、それぞれ
    の上記第2の第3の軸を中心に枢動するようにさ
    れており、 上記各支持体がモールド・アームの形をとり、
    各モールド・アーム上の上記保持構体の第1の保
    持器の上記第2の軸が、上記モールド・アームが
    閉じられた時のこれらのモールド・アームを横切
    つて延びる同じほぼ垂直な平面内に位置されてお
    り、上記保持構体の第2の保持器の上記第3の軸
    が上記垂直な面の互いに反対の側でこの面から実
    質的に等距離の位置に配置されている、 ガラス器具成形装置。 2 各モールド・アーム上の上記保持構体の第1
    の保持器が1つの成形部材を保持し、各モール
    ド・アーム上の上記保持構体の第2の保持器が一
    対の成形部材を保持し、上記モールド・アームが
    閉位置にある時、一方のモールド・アーム上の保
    持構体の第1の保持器によつて保持された成形部
    材が他方のモールド・アーム上の保持構体の第2
    の保持器により保持された一対の成形部材の中の
    一方の成形部材とメートし、上記一方のモール
    ド・アーム上の保持構体の第2の保持器によつて
    保持された成形部材が他方のモールド・アーム上
    の保持構体の第1の保持器によつて保持された成
    形部材とこの他方のモールド・アーム上の保持構
    体の第2の保持器によつて保持された上記一対の
    成形部材の中の他方の成形部材とにメートするよ
    うにされた、請求項1に記載の装置。 3 モールド・アーム上の保持構体の上記第1の
    保持器が同一の部品として形成され、モールド・
    アーム上の保持構体の上記第2の保持器が同一の
    部品として形成されている、請求項2に記載の装
    置。 4 各保持構体の第1の保持器が、それぞれのモ
    ールド・アーム上に枢支された比較的平坦なバー
    であつて、その外周縁からほぼ水平内方に延びる
    凹所を有するものを含み、各保持構体の上記第2
    の保持器が上記凹所に受入れられるほぼ水平なプ
    レートを含み、上記第2の保持器を上記第2の保
    持器に取付ける手段が、上記第2の保持器が上記
    第3の垂直軸上で枢動できるようにするために上
    記バーと上記プレート中に整列して設けられた垂
    直な孔を貫通して延びる枢軸部材を含むものであ
    る、請求項3に記載の装置。 5 上記支持体上の保持構体の上記第1の保持器
    が同一の部品として形成され、上記支持体上の保
    持構体の上記第2の保持器が同一の部品として形
    成されている、請求項1に記載の装置。 6 保持構体の上記第1の保持器がそれぞれの支
    持体上に枢支された比較的平坦なバーであつてそ
    の外周縁からほぼ水平内方に延びる凹所を有する
    ものを含み、保持構体の第2の保持器が上記凹所
    に受入れられるほぼ水平のプレートを含み、上記
    第2の保持器を上記第1の保持器に取付ける手段
    が、上記第2の保持器が上記第3のほぼ垂直な軸
    上で枢動できるようにするために上記バーと上記
    プレート中に整列して設けられた垂直な孔を貫通
    して延びる枢軸部材を含むものである、請求項1
    に記載の装置。 7 さらに、上記第1の保持器の上記第2の軸上
    の枢動を比較的小さな範囲の運動に制限する手段
    を含む、請求項1に記載の装置。 8 さらに、上記第2の保持器の上記第3の軸上
    の枢動を比較的小さな範囲の運動に制限する手段
    を含む、請求項7に記載の装置。 9 上記第1の保持器の枢動を制限する手段が上
    記保持器とそれぞれの支持体とに設けられた垂直
    に整列した孔を貫通して延びるピンを含み、この
    ピンは上記第2の軸上における上記第1の保持器
    の制限された枢動運動のみを許容する環状空隙を
    このピンと上記第1の保持器中の上記孔の壁との
    間に形成するように、上記第1の保持器中の孔の
    直径よりも小さな直径を有するものである、請求
    項7に記載の装置。
JP1140966A 1988-06-06 1989-06-01 ガラス器具形成装置 Granted JPH0226838A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US202977 1980-11-03
US07/202,977 US4853023A (en) 1988-06-06 1988-06-06 Glassware forming machine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226838A JPH0226838A (ja) 1990-01-29
JPH0577615B2 true JPH0577615B2 (ja) 1993-10-27

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ID=22751974

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JP1140966A Granted JPH0226838A (ja) 1988-06-06 1989-06-01 ガラス器具形成装置

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EP (1) EP0345933B1 (ja)
JP (1) JPH0226838A (ja)
AU (1) AU598971B2 (ja)
CA (1) CA1324259C (ja)
DE (1) DE68926869T2 (ja)
MX (1) MX165465B (ja)

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US4853023A (en) 1989-08-01
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AU598971B2 (en) 1990-07-05
JPH0226838A (ja) 1990-01-29
EP0345933A1 (en) 1989-12-13

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