JPH0577512A - プリンタの位置計数信号発生回路 - Google Patents
プリンタの位置計数信号発生回路Info
- Publication number
- JPH0577512A JPH0577512A JP23812891A JP23812891A JPH0577512A JP H0577512 A JPH0577512 A JP H0577512A JP 23812891 A JP23812891 A JP 23812891A JP 23812891 A JP23812891 A JP 23812891A JP H0577512 A JPH0577512 A JP H0577512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- count pulse
- signal
- position count
- rectangular wave
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャリッジ等の正確な位置検出を行う。
【構成】 一方の矩形波位置検出信号の立ち上がりおよ
び立ち下がりエッジで位置カウントパルスを出力する位
置カウントパルス発生回路１を有し、他方の矩形波位置
出欲信号レベルにより位置カウントパルスの発生エッジ
に対応した位置カウントパルスの選択を行う選択回路を
有し、位置計数用の加算位置カウントパルスあるいは減
算位置カウントパルスを出力する。
び立ち下がりエッジで位置カウントパルスを出力する位
置カウントパルス発生回路１を有し、他方の矩形波位置
出欲信号レベルにより位置カウントパルスの発生エッジ
に対応した位置カウントパルスの選択を行う選択回路を
有し、位置計数用の加算位置カウントパルスあるいは減
算位置カウントパルスを出力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、位置スケールと位置検
出手段を備えたプリンタの位置計数信号発生回路に関す
る。
出手段を備えたプリンタの位置計数信号発生回路に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ドットマトリックスで文字あるいはビッ
トイメージを印刷するプリンタにおいて、インパクトワ
イヤピンあるいはインクジェットノズルあるいは発熱素
子を印字ヘッドに用いているシリアルタイプのプリンタ
はコストパフォーマンスが優れているため、広く一般に
普及している。それらのプリンタには、ヘッド固定台あ
るいは印刷用紙の位置検出を行うために光学的あるいは
磁気的な位置スケールとスケール位置を読み取る手段が
装備され、検出手段の出力信号により印字位置の管理や
モータ等の駆動源の速度制御を行っている。図６に示す
ように検出信号としては、電気的にほぼ９０゜位相のず
れたほぼ５０％デューテイーの２つの矩形波検出信号が
用いられ、このＥＮＡ、ＥＮＢ信号により位置検出を行
っている。位置計数回路にはアップダウンカウンタが用
いられ、ＥＮＡ、ＥＮＢ信号どちらか一方の信号を位置
計数に用い立ち上がりエッジで生成された位置カウント
パルスを他方の信号レベルにより例えば信号レベルが”
Ｈ”の場合はカウンタの加算、”Ｌ”の場合はカウンタ
の減算を行って位置計数をしていた。
トイメージを印刷するプリンタにおいて、インパクトワ
イヤピンあるいはインクジェットノズルあるいは発熱素
子を印字ヘッドに用いているシリアルタイプのプリンタ
はコストパフォーマンスが優れているため、広く一般に
普及している。それらのプリンタには、ヘッド固定台あ
るいは印刷用紙の位置検出を行うために光学的あるいは
磁気的な位置スケールとスケール位置を読み取る手段が
装備され、検出手段の出力信号により印字位置の管理や
モータ等の駆動源の速度制御を行っている。図６に示す
ように検出信号としては、電気的にほぼ９０゜位相のず
れたほぼ５０％デューテイーの２つの矩形波検出信号が
用いられ、このＥＮＡ、ＥＮＢ信号により位置検出を行
っている。位置計数回路にはアップダウンカウンタが用
いられ、ＥＮＡ、ＥＮＢ信号どちらか一方の信号を位置
計数に用い立ち上がりエッジで生成された位置カウント
パルスを他方の信号レベルにより例えば信号レベルが”
Ｈ”の場合はカウンタの加算、”Ｌ”の場合はカウンタ
の減算を行って位置計数をしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の位置計
数方法によると、モータ等の駆動源の駆動方向が反転し
た場合、位置スケールの同一位置において矩形波検出信
号の立ち上がりと立ち下がりエッジが反転するため、電
気的な立ち上がりエッジで両方向の計数を行い制御した
場合機械的な位置が１矩形波検出距離の１／２ずれると
いった欠点や、図５に示すように電気角で３６０゜ある
１周期の矩形波検出信号を９０゜ずつ分割した４つのゾ
ーンのどこで反転するかにより、無効エッジの計数ある
いは有効エッジの再計数が発生し計数の誤りが生ずると
いった別の欠点もあった。
数方法によると、モータ等の駆動源の駆動方向が反転し
た場合、位置スケールの同一位置において矩形波検出信
号の立ち上がりと立ち下がりエッジが反転するため、電
気的な立ち上がりエッジで両方向の計数を行い制御した
場合機械的な位置が１矩形波検出距離の１／２ずれると
いった欠点や、図５に示すように電気角で３６０゜ある
１周期の矩形波検出信号を９０゜ずつ分割した４つのゾ
ーンのどこで反転するかにより、無効エッジの計数ある
いは有効エッジの再計数が発生し計数の誤りが生ずると
いった別の欠点もあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタの位置
計数信号発生回路は、プリンタの位置検出機構に位置ス
ケールと位置検出手段を備え、この位置検出手段よりデ
ューテイーがほぼ５０％で位相が電気角でほぼ９０゜ず
れた２つの矩形波位置検出信号が出力される位置検出方
法において、一方の矩形波位置検出信号の立ち上がりお
よび立ち下がりエッジで位置カウントパルスを出力する
位置カウントパルス発生手段と、他方の矩形波位置出力
信号レベルにより前記位置カウントパルスの発生エッジ
に対応した前記位置カウントパルスの選択手段を備え、
前記位置カウントパルスの発生エッジに応じて位置計数
用の加算位置カウントパルスあるいは減算位置カウント
パルスを出力することを特徴とする。
計数信号発生回路は、プリンタの位置検出機構に位置ス
ケールと位置検出手段を備え、この位置検出手段よりデ
ューテイーがほぼ５０％で位相が電気角でほぼ９０゜ず
れた２つの矩形波位置検出信号が出力される位置検出方
法において、一方の矩形波位置検出信号の立ち上がりお
よび立ち下がりエッジで位置カウントパルスを出力する
位置カウントパルス発生手段と、他方の矩形波位置出力
信号レベルにより前記位置カウントパルスの発生エッジ
に対応した前記位置カウントパルスの選択手段を備え、
前記位置カウントパルスの発生エッジに応じて位置計数
用の加算位置カウントパルスあるいは減算位置カウント
パルスを出力することを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明のプリンタの位置計数信号発生回路によ
れば、位置検出手段よりデューテイーがほぼ５０％で位
相が電気角でほぼ９０゜ずれた２つの矩形波位置検出信
号が出力される位置検出方法において、位置スケールの
１周期の矩形波位置検出信号単位に位置の計数が可能と
なる。
れば、位置検出手段よりデューテイーがほぼ５０％で位
相が電気角でほぼ９０゜ずれた２つの矩形波位置検出信
号が出力される位置検出方法において、位置スケールの
１周期の矩形波位置検出信号単位に位置の計数が可能と
なる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を１実施例にしたがって説明す
る。図１に位置カウントパルス発生回路を示す。図中１
は矩形波位置検出信号の立ち上がりおよび立ち下がりエ
ッジ部における位置カウントパルス発生回路である。矩
形波位置検出信号ＥＮＡを波形整形回路３で波形整形し
たＥＮＡ’信号とＥＮＡ’信号を抵抗１１とコンデンサ
１２の時定数回路とインバータ４により反転した信号の
論理積をとり、ＥＮＡ信号立ち上がり時の位置カウント
パルスＵＰＳ信号とＥＮＡ信号立ち下がり時の位置カウ
ントパルスＤＰＳ信号を出力している。矩形波位置検出
信号のエッジ部における位置カウントパルスは図３に示
すようにＥＮＡ’信号を入力し外部クロックを用い同期
微分回路によっても発生できる。同期微分回路を用いた
場合はクロックの１周期中に発生する矩形波位置検出信
号のチャタリングをキャンセルできるという長所もあ
る。２は位置カウントパルスの選択手段である論理積回
路である。図２の信号タイミング説明図により加算位置
カウントパルス信号ＵＮＴＣＰおよび減算位置カウント
パルス信号ＵＮＴＤＰの発生動作を示す。ＥＮＡ信号と
ＥＮＢ信号はほぼ９０゜位相がずれるため図２に示すよ
うにＥＮＡ信号の立ち上がりおよび立ち下がりエッジに
対するＥＮＢ信号のレベルはモータ等の駆動源の回転方
向により正転時と反転時で異なる。ＥＮＡ信号の角エッ
ジに対するＥＮＢ信号の信号レベルは検出手段である位
置スケールと位置検出期の取り付けにより機械的に決定
されており、その関係がずれることはない。本実施例の
場合は正転時のＥＮＡ信号の立ち上がりエッジで出力さ
れた位置カウントパルスに対してＥＮＢ信号は”Ｈ”レ
ベルであり、反転時のＥＮＡ信号の立ち下がりエッジで
出力された位置カウントパルスに対してＥＮＢ信号は”
Ｈ”レベルとなっている。この関係から図１の２に示す
選択回路に応じた位置カウントパルスであるＵＮＴＣＰ
信号とＵＮＴＤＰ信号出力される。従って、図４に示す
ように位置計数回路４０の加算入力であるＵＰ端子に位
置カウントパルス発生回路５０からの加算位置カウント
パルス信号ＵＮＴＵＰを、また、減算入力であるＤＯＷ
Ｎ端子に減算位置カウントパルス信号ＵＮＴＤＰを入力
することにより、位置スケールの機械的な１周期に加算
減算の計数値が対応した位置計数がなされる。位置系数
値はデータバスを介して、プリンタ制御回路６０に読み
込まれプリンタの位置管理および速度、加速度の制御が
行われる。
る。図１に位置カウントパルス発生回路を示す。図中１
は矩形波位置検出信号の立ち上がりおよび立ち下がりエ
ッジ部における位置カウントパルス発生回路である。矩
形波位置検出信号ＥＮＡを波形整形回路３で波形整形し
たＥＮＡ’信号とＥＮＡ’信号を抵抗１１とコンデンサ
１２の時定数回路とインバータ４により反転した信号の
論理積をとり、ＥＮＡ信号立ち上がり時の位置カウント
パルスＵＰＳ信号とＥＮＡ信号立ち下がり時の位置カウ
ントパルスＤＰＳ信号を出力している。矩形波位置検出
信号のエッジ部における位置カウントパルスは図３に示
すようにＥＮＡ’信号を入力し外部クロックを用い同期
微分回路によっても発生できる。同期微分回路を用いた
場合はクロックの１周期中に発生する矩形波位置検出信
号のチャタリングをキャンセルできるという長所もあ
る。２は位置カウントパルスの選択手段である論理積回
路である。図２の信号タイミング説明図により加算位置
カウントパルス信号ＵＮＴＣＰおよび減算位置カウント
パルス信号ＵＮＴＤＰの発生動作を示す。ＥＮＡ信号と
ＥＮＢ信号はほぼ９０゜位相がずれるため図２に示すよ
うにＥＮＡ信号の立ち上がりおよび立ち下がりエッジに
対するＥＮＢ信号のレベルはモータ等の駆動源の回転方
向により正転時と反転時で異なる。ＥＮＡ信号の角エッ
ジに対するＥＮＢ信号の信号レベルは検出手段である位
置スケールと位置検出期の取り付けにより機械的に決定
されており、その関係がずれることはない。本実施例の
場合は正転時のＥＮＡ信号の立ち上がりエッジで出力さ
れた位置カウントパルスに対してＥＮＢ信号は”Ｈ”レ
ベルであり、反転時のＥＮＡ信号の立ち下がりエッジで
出力された位置カウントパルスに対してＥＮＢ信号は”
Ｈ”レベルとなっている。この関係から図１の２に示す
選択回路に応じた位置カウントパルスであるＵＮＴＣＰ
信号とＵＮＴＤＰ信号出力される。従って、図４に示す
ように位置計数回路４０の加算入力であるＵＰ端子に位
置カウントパルス発生回路５０からの加算位置カウント
パルス信号ＵＮＴＵＰを、また、減算入力であるＤＯＷ
Ｎ端子に減算位置カウントパルス信号ＵＮＴＤＰを入力
することにより、位置スケールの機械的な１周期に加算
減算の計数値が対応した位置計数がなされる。位置系数
値はデータバスを介して、プリンタ制御回路６０に読み
込まれプリンタの位置管理および速度、加速度の制御が
行われる。
【０００７】
【発明の効果】以上のように、本発明のプリンタの位置
計数信号発生回路によれば、位置検出手段よりデューテ
イーがほぼ５０％で、位相が電気角でほぼ９０゜ずれた
２つの矩形波位置検出信号が出力される位置検出方法に
おいて、位置スケールの１周期の矩形波位置検出信号単
位に位置の計数がなされ、正確な位置計数が可能とな
る。
計数信号発生回路によれば、位置検出手段よりデューテ
イーがほぼ５０％で、位相が電気角でほぼ９０゜ずれた
２つの矩形波位置検出信号が出力される位置検出方法に
おいて、位置スケールの１周期の矩形波位置検出信号単
位に位置の計数がなされ、正確な位置計数が可能とな
る。
【図１】本発明のプリンタの位置計数信号発生回路図。
【図２】図１の信号タイミング説明図。
【図３】矩形波位置検出信号のエッジ部における位置カ
ウントパルス発生回路図。
ウントパルス発生回路図。
【図４】位置計数制御ブロック図。
【図５】位置スケールの機械的位置関係と矩形波位置検
出信号のゾーン説明図。
出信号のゾーン説明図。
【図６】従来の矩形波位置検出信号の電気的説明図。
１ 位置カウントパルス発生回路 ２ 選択回路 ３ 波形整形回路 ４ インバータ
Claims (1)
- 【請求項１】 プリンタの位置検出機構に位置スケール
と位置検出手段を備え、この位置検出手段よりデューテ
イーがほぼ５０％で位相が電気角でほぼ９０゜ずれた２
つの矩形波位置検出信号が出力される位置検出方法にお
いて、一方の矩形波位置検出信号の立ち上がりおよび立
ち下がりエッジで位置カウントパルスを出力する位置カ
ウントパルス発生手段と、他方の矩形波位置出力信号レ
ベルにより前記位置カウントパルスの発生エッジに対応
した前記位置カウントパルスの選択手段を備え、前記位
置カウントパルスの発生エッジに応じて位置計数用の加
算位置カウントパルスあるいは減算位置カウントパルス
を出力することを特徴とするプリンタの位置計数信号発
生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23812891A JPH0577512A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | プリンタの位置計数信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23812891A JPH0577512A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | プリンタの位置計数信号発生回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577512A true JPH0577512A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17025602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23812891A Pending JPH0577512A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | プリンタの位置計数信号発生回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577512A (ja) |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP23812891A patent/JPH0577512A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4345263A (en) | Recording apparatus | |
| US4602882A (en) | Control system of serial printer | |
| JPH05177878A (ja) | プリンタの印字制御方法及び装置 | |
| US4031992A (en) | Printing device | |
| JP2797728B2 (ja) | パルスジェネレータの波形処理回路 | |
| JP3645708B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH0684079B2 (ja) | ドット位置ずれ補正回路 | |
| JPH0577512A (ja) | プリンタの位置計数信号発生回路 | |
| US4425844A (en) | Home pulse compensation for multiple speed line printer | |
| US4384520A (en) | Device for controlling solenoids of high speed printer | |
| JPS5859860A (ja) | ドツトプリンタ装置 | |
| US5147143A (en) | Printer carriage homing mechanism | |
| WO1985003036A1 (en) | Position indicator means for an electrically controlled device such as a printer | |
| JP3582750B2 (ja) | 記録装置 | |
| KR100210353B1 (ko) | 프린터의 정밀인쇄제어장치 | |
| JP3126236B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH0899439A (ja) | ワイヤドットレコーダ | |
| JP4160949B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH09136465A (ja) | タイミングパルス発生装置 | |
| JPH057191B2 (ja) | ||
| JPS6127745Y2 (ja) | ||
| JP2001146054A (ja) | 記録装置 | |
| JPH10315559A (ja) | プリントヘッド位置制御装置 | |
| JPS6354556B2 (ja) | ||
| JP4366066B2 (ja) | 記録装置の制御方法と記録装置 |