JPH0577347A - シート - Google Patents
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- JPH0577347A JPH0577347A JP3159261A JP15926191A JPH0577347A JP H0577347 A JPH0577347 A JP H0577347A JP 3159261 A JP3159261 A JP 3159261A JP 15926191 A JP15926191 A JP 15926191A JP H0577347 A JPH0577347 A JP H0577347A
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- JP
- Japan
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- sheet
- coating layer
- slip
- parts
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】発泡性マイクロカプセルを含有する塗布層を支
持体に設けたシートに関し、特に品質の経時的な安定
性、耐久性の改良された防滑性シート又は皮革様シート
を提供する。 【構成】支持体に発泡性マイクロカプセルと接着剤を基
本成分とする塗布層を設けたシートにおいて、該塗布層
中に老化防止剤を含有させたことを特徴とするシート。
持体に設けたシートに関し、特に品質の経時的な安定
性、耐久性の改良された防滑性シート又は皮革様シート
を提供する。 【構成】支持体に発泡性マイクロカプセルと接着剤を基
本成分とする塗布層を設けたシートにおいて、該塗布層
中に老化防止剤を含有させたことを特徴とするシート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡性マイクロカプセ
ルを含有する塗布層を支持体に設けたシートに関し、特
に品質の経時的な安定性、耐久性が改良された防滑性シ
ート又は皮革様シート等に関するものである。
ルを含有する塗布層を支持体に設けたシートに関し、特
に品質の経時的な安定性、耐久性が改良された防滑性シ
ート又は皮革様シート等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発泡性マイクロカプセルを含有する塗布
層を紙等の支持体に設けたシートは、防滑性シート(例
えば、特開昭62─33633)や皮革様シートとして
従来よく知られている。このようなシートの塗工層用塗
料に使用される接着剤としては、合成ゴム系(スチレン
・ブタジエン系、アクリロニトリル・ブタジエン系、メ
チルメタクリレート・ブタジエン系等)、エチレン・酢
酸ビニル系、アクリル酸エステル系、塩化ビニル系等が
知られている(特開平2─198831)。
層を紙等の支持体に設けたシートは、防滑性シート(例
えば、特開昭62─33633)や皮革様シートとして
従来よく知られている。このようなシートの塗工層用塗
料に使用される接着剤としては、合成ゴム系(スチレン
・ブタジエン系、アクリロニトリル・ブタジエン系、メ
チルメタクリレート・ブタジエン系等)、エチレン・酢
酸ビニル系、アクリル酸エステル系、塩化ビニル系等が
知られている(特開平2─198831)。
【0003】一般に、このようなシートにあっては接着
剤量は通常塗料固形分中30〜95%使用されるが、こ
の様に通常の紙加工、フィルム加工に比べて接着剤含有
率が高いとシート上での接着剤の劣化が塗工層の劣化に
つながり、例えば防滑性シートにあっては防滑性の低下
となって現れたり、皮革様シートにあっては皮革様の風
合が無くなるといった問題があった。即ち、例えば防滑
性シートをホット・カーペットの下に敷いて使用した場
合、熱により劣化して防滑性が低下する。或いは屋外で
使用した場合には光により劣化して防滑性が低下すると
いった問題があった。
剤量は通常塗料固形分中30〜95%使用されるが、こ
の様に通常の紙加工、フィルム加工に比べて接着剤含有
率が高いとシート上での接着剤の劣化が塗工層の劣化に
つながり、例えば防滑性シートにあっては防滑性の低下
となって現れたり、皮革様シートにあっては皮革様の風
合が無くなるといった問題があった。即ち、例えば防滑
性シートをホット・カーペットの下に敷いて使用した場
合、熱により劣化して防滑性が低下する。或いは屋外で
使用した場合には光により劣化して防滑性が低下すると
いった問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決し、品質の経時的安定性、耐久性に優れたシート
を提供するものである。
を解決し、品質の経時的安定性、耐久性に優れたシート
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、支持体に発泡性
マイクロカプセルと接着剤を基本成分とする塗布層を設
けたシートにおいて、該塗布層中に老化防止剤を含有さ
せたことを特徴とするシートである。
マイクロカプセルと接着剤を基本成分とする塗布層を設
けたシートにおいて、該塗布層中に老化防止剤を含有さ
せたことを特徴とするシートである。
【0006】
【作用】本発明において使用される老化防止剤として
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤などが挙げられる。即
ち、酸化防止剤としては、例えばパラフェニレンジアミ
ン誘導体、ケトン/アミン縮合物、アルデヒド/アミン
縮合物、ナフチルアミン類、ジフェニルアミン類、ジア
リルアミン類等のアミン誘導体、モノフェノール類、ポ
リフェノール類、ビスフェノール類、チオビスフェノー
ル類等のフェノール誘導体、その他チオ尿素系、亜リン
酸エステル系、イミダゾール系、アジン系等の化合物を
例示でき、これらの物を併用することもできる。
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤などが挙げられる。即
ち、酸化防止剤としては、例えばパラフェニレンジアミ
ン誘導体、ケトン/アミン縮合物、アルデヒド/アミン
縮合物、ナフチルアミン類、ジフェニルアミン類、ジア
リルアミン類等のアミン誘導体、モノフェノール類、ポ
リフェノール類、ビスフェノール類、チオビスフェノー
ル類等のフェノール誘導体、その他チオ尿素系、亜リン
酸エステル系、イミダゾール系、アジン系等の化合物を
例示でき、これらの物を併用することもできる。
【0007】また、紫外線吸収剤としては、サリチル酸
エステル類,ベンゾトリアゾール類、ベンゾフェノン類
等を例示でき、これらの物を併用することもできる。
エステル類,ベンゾトリアゾール類、ベンゾフェノン類
等を例示でき、これらの物を併用することもできる。
【0008】これらの老化防止剤は単独或いは複数の混
合物として塗布層中に添加して使用され、その添加量
は、使用する老化防止剤の種類、接着剤の種類により異
なり一概には言えないが通常接着剤に対し0.01〜5
重量%、好ましくは0.1〜2重量%添加される。ま
た、上記の老化防止剤は水に分散したエマルジョン或い
は有機溶剤に溶解した溶液の形態で使用される。これら
の形態を得る為に用いられる乳化剤、有機溶剤は一般的
に知られたものが用いられ、また方法も例えばエマルジ
ョンを得るにはボールミル、サンドミル等従来公知の方
法を用いられる。
合物として塗布層中に添加して使用され、その添加量
は、使用する老化防止剤の種類、接着剤の種類により異
なり一概には言えないが通常接着剤に対し0.01〜5
重量%、好ましくは0.1〜2重量%添加される。ま
た、上記の老化防止剤は水に分散したエマルジョン或い
は有機溶剤に溶解した溶液の形態で使用される。これら
の形態を得る為に用いられる乳化剤、有機溶剤は一般的
に知られたものが用いられ、また方法も例えばエマルジ
ョンを得るにはボールミル、サンドミル等従来公知の方
法を用いられる。
【0009】本発明に使用される発泡性マイクロカプセ
ルは、例えば芯物質としてn−ブタン、i−ブタン、ペ
ンタン、ネオペンタンの様な低沸点の炭化水素を内包
し、壁膜剤として塩化ビニリデン、アクリロニトリル、
メチルメタクリレートの様な(メタ)アクリル酸エステ
ル、スチレンの様な芳香族ビニル化合物を主成分とする
熱可塑性樹脂を使用したマイクロカプセル、例えば市販
の松本マイクロスフェアF−30、F−50、F−80
(松本油脂製)、エクスパンセルWU−642、WU−
551、WU−462(エクスパンセル社製/スウェー
デン国)が例示できる。
ルは、例えば芯物質としてn−ブタン、i−ブタン、ペ
ンタン、ネオペンタンの様な低沸点の炭化水素を内包
し、壁膜剤として塩化ビニリデン、アクリロニトリル、
メチルメタクリレートの様な(メタ)アクリル酸エステ
ル、スチレンの様な芳香族ビニル化合物を主成分とする
熱可塑性樹脂を使用したマイクロカプセル、例えば市販
の松本マイクロスフェアF−30、F−50、F−80
(松本油脂製)、エクスパンセルWU−642、WU−
551、WU−462(エクスパンセル社製/スウェー
デン国)が例示できる。
【0010】接着剤としては、水性系として塗布する場
合には、ラテックス系バインダー、水溶性バインダー、
非水性系として塗布する場合には、油溶性バインダーが
使用される。また、電子線或いは紫外線で硬化する場合
には、エチレン性不飽和結合を有するモノマー、オリゴ
マー或いはプレポリマーが使用される。
合には、ラテックス系バインダー、水溶性バインダー、
非水性系として塗布する場合には、油溶性バインダーが
使用される。また、電子線或いは紫外線で硬化する場合
には、エチレン性不飽和結合を有するモノマー、オリゴ
マー或いはプレポリマーが使用される。
【0011】ここで使用されるラテックス系バインダー
としては、スチレン・ブタジエン系ラテックス、アクリ
ロニトリル・ブタジエン系ラテックス、メチルメタクリ
レート・ブタジエン系ラテックス、アクリル酸エステル
系ラテックス、酢酸ビニル系ラテックス、塩化ビニル系
ラテックス、及びこれらにアクリル酸の如き官能基を含
有させたものが挙げられる。
としては、スチレン・ブタジエン系ラテックス、アクリ
ロニトリル・ブタジエン系ラテックス、メチルメタクリ
レート・ブタジエン系ラテックス、アクリル酸エステル
系ラテックス、酢酸ビニル系ラテックス、塩化ビニル系
ラテックス、及びこれらにアクリル酸の如き官能基を含
有させたものが挙げられる。
【0012】また、水溶性バインダーとしては、ゼラチ
ン、カゼイン等のプロテイン類、エーテル化澱粉、エス
テル化澱粉、酸化澱粉等の澱粉類、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース
類、アルギン酸ソーダ、アラビヤゴム等の多糖類の如き
水溶性天然高分子化合物、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリル酸、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミ
ド、マレイン酸共重合体等の如き水溶性合成高分子化合
物が挙げられる。
ン、カゼイン等のプロテイン類、エーテル化澱粉、エス
テル化澱粉、酸化澱粉等の澱粉類、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース
類、アルギン酸ソーダ、アラビヤゴム等の多糖類の如き
水溶性天然高分子化合物、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリル酸、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミ
ド、マレイン酸共重合体等の如き水溶性合成高分子化合
物が挙げられる。
【0013】さらに、油溶性バインダーとしては、各種
ロジン、コーパル、ダルマン等の天然樹脂、エチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、セルロースアセテートプロピオネー
ト、重合ロジン、エステルガム等の半合成樹脂、フェノ
ール樹脂メラミン樹脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、石油
樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリウレタン、エポ
キシ樹脂等の合成樹脂が挙げられる。
ロジン、コーパル、ダルマン等の天然樹脂、エチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、セルロースアセテートプロピオネー
ト、重合ロジン、エステルガム等の半合成樹脂、フェノ
ール樹脂メラミン樹脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、石油
樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリウレタン、エポ
キシ樹脂等の合成樹脂が挙げられる。
【0014】また、電子線或いは紫外線で硬化するエチ
レン性不飽和結合を有するモノマー、オリゴマー、プレ
ポリマーとしては、各種単官能、多官能の(メタ)アク
リル酸エステル類、ポリエステルアクリレート、ポリウ
レタンアクリレート等従来公知の化合物が挙げられる。
レン性不飽和結合を有するモノマー、オリゴマー、プレ
ポリマーとしては、各種単官能、多官能の(メタ)アク
リル酸エステル類、ポリエステルアクリレート、ポリウ
レタンアクリレート等従来公知の化合物が挙げられる。
【0015】これらの樹脂のなかでもガラス転移点が4
0℃以下、好ましくは20℃以下のものが防滑性に優れ
るので望ましい。
0℃以下、好ましくは20℃以下のものが防滑性に優れ
るので望ましい。
【0016】発泡性マイクロカプセルの添加量は、通
常、接着剤に対して1〜90重量%、好ましくは3〜5
0重量%、より好ましくは5〜30重量%になる様に配
合される。
常、接着剤に対して1〜90重量%、好ましくは3〜5
0重量%、より好ましくは5〜30重量%になる様に配
合される。
【0017】発泡性マイクロカプセル含有塗料には、必
要に応じて更に摩擦角を制御する:インキ受理性を
良くする:静電気による印刷トラブルを防止する:
ブロッキング防止等の目的の為に、シリカ,水酸化アル
ミニウム、炭酸カルシウム、カオリン、酸化チタン、プ
ラスチックピグメント等の顔料、ポリエチレンワックス
等の離型剤、界面活性剤、分散剤、帯電防止剤、消泡
剤、着色剤、蛍光染料等の助剤を必要に応じて添加する
こともできる。本発明で使用される発泡性マイクロカプ
セル含有塗液は、例えば水や有機溶剤等の媒体に発泡性
マイクロカプセル及び必要により顔料等の助剤を添加
し、更に接着剤を添加して調製される。
要に応じて更に摩擦角を制御する:インキ受理性を
良くする:静電気による印刷トラブルを防止する:
ブロッキング防止等の目的の為に、シリカ,水酸化アル
ミニウム、炭酸カルシウム、カオリン、酸化チタン、プ
ラスチックピグメント等の顔料、ポリエチレンワックス
等の離型剤、界面活性剤、分散剤、帯電防止剤、消泡
剤、着色剤、蛍光染料等の助剤を必要に応じて添加する
こともできる。本発明で使用される発泡性マイクロカプ
セル含有塗液は、例えば水や有機溶剤等の媒体に発泡性
マイクロカプセル及び必要により顔料等の助剤を添加
し、更に接着剤を添加して調製される。
【0018】本発明で使用される支持体としては、紙、
合成紙、フィルム、不織布等が適宜使用される。支持体
への塗液の塗布には、例えばバーコーター、エアーナイ
フコーター、グラビアコーター、ロールコーター、シル
クスクリーン印刷機等公知の方法が使用される。発泡性
マイクロカプセル含有塗液の塗布量は、一般には防滑効
果とコストの面から乾燥後の塗布量が1〜30g/
m2 、好ましくは3〜25g/m2 程度になる様に調整
される。
合成紙、フィルム、不織布等が適宜使用される。支持体
への塗液の塗布には、例えばバーコーター、エアーナイ
フコーター、グラビアコーター、ロールコーター、シル
クスクリーン印刷機等公知の方法が使用される。発泡性
マイクロカプセル含有塗液の塗布量は、一般には防滑効
果とコストの面から乾燥後の塗布量が1〜30g/
m2 、好ましくは3〜25g/m2 程度になる様に調整
される。
【0019】マイクロカプセルの発泡は、通常、カプセ
ル塗料を基材に塗布する際の乾燥段階で行われるが、場
合によってはコーター等による再加熱或いは印刷工程中
の加熱によっても行うことができる。その際の加熱温度
は、使用するカプセル壁膜のガラス転移点や処理時間等
により異なり、一概に言えないが、前記市販のカプセル
の場合は90〜170℃に設定するのが好ましい。加熱
方法としては、熱風、熱ロール、赤外線ヒーター、マイ
クロ波等従来公知の方法を使用できる。
ル塗料を基材に塗布する際の乾燥段階で行われるが、場
合によってはコーター等による再加熱或いは印刷工程中
の加熱によっても行うことができる。その際の加熱温度
は、使用するカプセル壁膜のガラス転移点や処理時間等
により異なり、一概に言えないが、前記市販のカプセル
の場合は90〜170℃に設定するのが好ましい。加熱
方法としては、熱風、熱ロール、赤外線ヒーター、マイ
クロ波等従来公知の方法を使用できる。
【0020】なお、支持体と発泡性マイクロカプセル含
有塗液の密着性が不充分な場合には、支持体に予めプラ
イマー処理を施しておくのが望ましい。
有塗液の密着性が不充分な場合には、支持体に予めプラ
イマー処理を施しておくのが望ましい。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。また、特に断らない限り、例中の部及び%はそれ
ぞれ重量部、及び重量%を示す。
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。また、特に断らない限り、例中の部及び%はそれ
ぞれ重量部、及び重量%を示す。
【0022】実施例1 発泡性マイクロカプセル含有塗料として下記組成の塗料
を調製し、米坪が120g/m2 の着色クラフト紙の表
面に乾燥重量が25g/m2になるようにバーコーター
で塗布し、140℃で乾燥して防滑性シートを得た。
を調製し、米坪が120g/m2 の着色クラフト紙の表
面に乾燥重量が25g/m2になるようにバーコーター
で塗布し、140℃で乾燥して防滑性シートを得た。
【0023】〔老化防止剤分散物─1〕 フェノール系酸化防止剤(スミライザーGA−80:住
友化学製) 30部 セルロース系増粘剤(セロゲンWS−C:第一工業製薬
製) 1部 水 70部 上記分散物をサンドミルで処理した。
友化学製) 30部 セルロース系増粘剤(セロゲンWS−C:第一工業製薬
製) 1部 水 70部 上記分散物をサンドミルで処理した。
【0024】〔発泡性マイクロカプセル含有塗料〕 発泡性マイクロカプセル(商品名:エクスパンセルWU
−642、エクスパンンセル社製) 10部 スチレン・ブタジエンラテックス(商品名:P−9Y8
6、住友ノーガタック社製、固形分濃度=49%) 1
45部 水酸化アルミニウム(商品名:ハイジライトH−42、
昭和電工製)19部 アニオン系帯電防止剤(商品名:ケミスタット612
0、三洋化成製)5部 老化防止剤分散物─1 1部 水 105部
−642、エクスパンンセル社製) 10部 スチレン・ブタジエンラテックス(商品名:P−9Y8
6、住友ノーガタック社製、固形分濃度=49%) 1
45部 水酸化アルミニウム(商品名:ハイジライトH−42、
昭和電工製)19部 アニオン系帯電防止剤(商品名:ケミスタット612
0、三洋化成製)5部 老化防止剤分散物─1 1部 水 105部
【0025】比較例1 実施例1において、老化防止剤分散物−1を使用しなか
った以外は実施例1と同様にして防滑性シートを得た。
った以外は実施例1と同様にして防滑性シートを得た。
【0026】実施例2 〔老化防止剤分散物─2〕 フェノール系酸化防止剤(商品名:スミライザーTP−
D、住友化学製)15部 紫外線吸収剤(商品名:スミソーブ110、住友化学
製) 15部 セルロース系増粘剤(商品名:セロゲンWS−C、第一
工業製薬製) 1部 水 70部 上記分散物をサンドミル処理した。
D、住友化学製)15部 紫外線吸収剤(商品名:スミソーブ110、住友化学
製) 15部 セルロース系増粘剤(商品名:セロゲンWS−C、第一
工業製薬製) 1部 水 70部 上記分散物をサンドミル処理した。
【0027】〔発泡性マイクロカプセル含有塗料〕 発泡性マイクロカプセル(商品名:エクスパンセルWU
−642、エクスパンセル社製) 10部 スチレン・ブタジエンラテックス(商品名:L−785
0、固形分濃度=48%、旭化成社製) 90部 水酸化アルミニウム(商品名:ハイジライトH−42、
昭和電工製)49部 老化防止剤分散物−2 1部 水 105部 上記組成の発泡性マイクロカプセル含有塗料を、50g
/m2 のクラフト紙の表面に乾燥重量が20g/m2 に
なる様にバーコーターで塗布し、140℃で乾燥して防
滑性シートを得た。
−642、エクスパンセル社製) 10部 スチレン・ブタジエンラテックス(商品名:L−785
0、固形分濃度=48%、旭化成社製) 90部 水酸化アルミニウム(商品名:ハイジライトH−42、
昭和電工製)49部 老化防止剤分散物−2 1部 水 105部 上記組成の発泡性マイクロカプセル含有塗料を、50g
/m2 のクラフト紙の表面に乾燥重量が20g/m2 に
なる様にバーコーターで塗布し、140℃で乾燥して防
滑性シートを得た。
【0028】比較例−2 実施例2において、老化防止剤分散物−2を使用しなか
った以外は実施例2と同様にして防滑性シートを得た。
った以外は実施例2と同様にして防滑性シートを得た。
【0029】かくして得られた4種類の防滑性シートに
ついて、下記の方法による過酷な条件を付加することに
よる耐久性を、摩擦角を測定して判定した。なお、得ら
れた結果を表1に示した。 (条件) :70℃の恒温槽中に2週間放置 :晴天日に屋外で防滑面を10時間暴露 なお、摩擦角の測定は、J.TAPPI紙パルプ試験法
No.31−79に準じて行った。数値が大きい程、摩擦
抵抗が大きい。
ついて、下記の方法による過酷な条件を付加することに
よる耐久性を、摩擦角を測定して判定した。なお、得ら
れた結果を表1に示した。 (条件) :70℃の恒温槽中に2週間放置 :晴天日に屋外で防滑面を10時間暴露 なお、摩擦角の測定は、J.TAPPI紙パルプ試験法
No.31−79に準じて行った。数値が大きい程、摩擦
抵抗が大きい。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】表1から分かるように本発明のシート
は、経時変化による品質劣化が無く、耐久性の良好なシ
ートであった。
は、経時変化による品質劣化が無く、耐久性の良好なシ
ートであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C09D 5/00 PPH 6904−4J (72)発明者 塩井 俊介 兵庫県尼崎市常光寺4丁目3番1号 神崎 製紙株式会社神崎工場内
Claims (1)
- 【請求項1】支持体に発泡性マイクロカプセルと接着剤
を基本成分とする塗布層を設けたシートにおいて、該塗
布層中に老化防止剤を含有させたことを特徴とするシー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159261A JPH0577347A (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159261A JPH0577347A (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577347A true JPH0577347A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=15689901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3159261A Pending JPH0577347A (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0577347A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0651033A3 (en) * | 1993-10-28 | 1996-09-04 | Rohm & Haas | Expandable coating composition. |
JPH10251977A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-22 | Heisei Polymer Co Ltd | オレフィンレザーの製造方法 |
US6726930B1 (en) | 1993-09-09 | 2004-04-27 | Penwest Pharmaceuticals Co. | Sustained release heterodisperse hydrogel systems for insoluble drugs |
JP2007118596A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート |
-
1991
- 1991-06-29 JP JP3159261A patent/JPH0577347A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0651033A3 (en) * | 1993-10-28 | 1996-09-04 | Rohm & Haas | Expandable coating composition. |
JPH10251977A (ja) * | 1997-03-11 | 1998-09-22 | Heisei Polymer Co Ltd | オレフィンレザーの製造方法 |
JP2007118596A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-05-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート |
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