JPH0577218B2 - - Google Patents
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- JPH0577218B2 JPH0577218B2 JP18161086A JP18161086A JPH0577218B2 JP H0577218 B2 JPH0577218 B2 JP H0577218B2 JP 18161086 A JP18161086 A JP 18161086A JP 18161086 A JP18161086 A JP 18161086A JP H0577218 B2 JPH0577218 B2 JP H0577218B2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 18
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
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Description
(産業上の利用分野)
本発明はアナログ電圧をデジタル値へ変換する
アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)に関
するもので、さらには直並列型A/D変換器と呼
ばれるA/D変換器に関するものである。 (従来の技術) 従来の直並列型A/D変換器として第3図に挙
げるものが知られている(昭和60年度電子通信学
会総合全国大会予稿集437“直並列型A/D変換方
式の検討”)。 第3図は1段目が4ビツト並列型A/D変換器
の例であり、以下この例で動作を説明する。 入力電圧VINはまず1段目の4ビツト並列型
A/D変換器でA/D変換され上位4ビツトが出
力される。このときスイツチは閉じていて演算増
幅器の出力電圧は反転入力端子と接続されこの点
は仮想接地となつているので基準電圧Vrefになつ
ておりキヤパシタCF上には電荷は存在しない。
またスイツチS0〜S15は入力端子へ接続されてお
り、キヤパシタC0〜C15にはC(Vref−VIN)の電
荷が蓄えられる。ここでキヤパシタC0〜C15は等
しい容量値Cをもつ。次にスイツチが開きその後
スイツチS0〜S15は入力電圧に応じた1段目の各
コンパレータの出力に応じて基準電圧か接地へ接
続する。ただしS0とS1はその時は常に基準電圧へ
接続される。入力電圧VINが0から3/32Vrefまで
の間はS2〜S15はすべて接地側へ接続しており、
そのためCFには次式で与えられる電荷QFが存在
する。 QF=16C(Vref−VIN)−14CVref =2CVref−16CVIN ……(1) このとき演算増幅器の出力電圧V0は次式を満
たす。 QF=CF(Vref−V0) ……(2) CF=2Cであるので(1)式と(2)式よりV0は次のよ
うになる。 V0=8VIN(ただし0VIN<3/32Vref) ……(3) 次に入力電圧が3/32Vrefから5/32Vrefの間では
S2が基準電圧、S3〜S15が接地へ接続されている。 従つて、(1)、(2)式と同様に QF=3CVref−16CVIN=CF(Vref−V0) ……(4) ∴V0=8VIN−1/2Vref(3/32VrefVIN<5/32Vre
f(5) 次に入力電圧が5/32Vrefから7/32Vrefの間では
S2とS3が基準電圧、S4〜S15が接地へ接続し(4)と
同様な式を解くことによつてV0は V0=8VIN−Vref(5/32VrefVIN<7/32Vref)……(
6) となる。以下入力電圧が1/16Vref毎に基準電圧へ
接続するスイツチが1つずつ増え、入力電圧が
2n−3/32Vrefから2n−1/32Vrefでは演算増幅器の出 力電圧V0は次のようになる。 V0=8VIN−n−2/2Vref ……(7) 2n−3/32VrefVIN<2n−1/32Vref、 n=2、3、4……16 入力電圧が29/32VrefからVrefではS0〜S15のす
べてのスイツチが基準電圧へ接続され、出力電圧
V0は次のようになる。 V0=8VIN−7Vref(29/32VrefVINVref ……(8) (3)式、(5)式、(6)式、(7)式、(8)式から演算増幅器
の出力電圧V0の範囲は次のようになる。 0V0<1/4Vref(0VIN<1/32Vref) ……(9) 1/4VrefV0<3/4Vref(1/32VrefVIN<31/3
2Vref) ……(10) 3/4VrefV0Vref(31/32VrefVINVref)……1
1 2段目の並列型A/D変換器はこの演算増幅器
の出力電圧を入力としてA/D変換する。 (3)〜(8)式を書き換えると次のようになる。
アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)に関
するもので、さらには直並列型A/D変換器と呼
ばれるA/D変換器に関するものである。 (従来の技術) 従来の直並列型A/D変換器として第3図に挙
げるものが知られている(昭和60年度電子通信学
会総合全国大会予稿集437“直並列型A/D変換方
式の検討”)。 第3図は1段目が4ビツト並列型A/D変換器
の例であり、以下この例で動作を説明する。 入力電圧VINはまず1段目の4ビツト並列型
A/D変換器でA/D変換され上位4ビツトが出
力される。このときスイツチは閉じていて演算増
幅器の出力電圧は反転入力端子と接続されこの点
は仮想接地となつているので基準電圧Vrefになつ
ておりキヤパシタCF上には電荷は存在しない。
またスイツチS0〜S15は入力端子へ接続されてお
り、キヤパシタC0〜C15にはC(Vref−VIN)の電
荷が蓄えられる。ここでキヤパシタC0〜C15は等
しい容量値Cをもつ。次にスイツチが開きその後
スイツチS0〜S15は入力電圧に応じた1段目の各
コンパレータの出力に応じて基準電圧か接地へ接
続する。ただしS0とS1はその時は常に基準電圧へ
接続される。入力電圧VINが0から3/32Vrefまで
の間はS2〜S15はすべて接地側へ接続しており、
そのためCFには次式で与えられる電荷QFが存在
する。 QF=16C(Vref−VIN)−14CVref =2CVref−16CVIN ……(1) このとき演算増幅器の出力電圧V0は次式を満
たす。 QF=CF(Vref−V0) ……(2) CF=2Cであるので(1)式と(2)式よりV0は次のよ
うになる。 V0=8VIN(ただし0VIN<3/32Vref) ……(3) 次に入力電圧が3/32Vrefから5/32Vrefの間では
S2が基準電圧、S3〜S15が接地へ接続されている。 従つて、(1)、(2)式と同様に QF=3CVref−16CVIN=CF(Vref−V0) ……(4) ∴V0=8VIN−1/2Vref(3/32VrefVIN<5/32Vre
f(5) 次に入力電圧が5/32Vrefから7/32Vrefの間では
S2とS3が基準電圧、S4〜S15が接地へ接続し(4)と
同様な式を解くことによつてV0は V0=8VIN−Vref(5/32VrefVIN<7/32Vref)……(
6) となる。以下入力電圧が1/16Vref毎に基準電圧へ
接続するスイツチが1つずつ増え、入力電圧が
2n−3/32Vrefから2n−1/32Vrefでは演算増幅器の出 力電圧V0は次のようになる。 V0=8VIN−n−2/2Vref ……(7) 2n−3/32VrefVIN<2n−1/32Vref、 n=2、3、4……16 入力電圧が29/32VrefからVrefではS0〜S15のす
べてのスイツチが基準電圧へ接続され、出力電圧
V0は次のようになる。 V0=8VIN−7Vref(29/32VrefVINVref ……(8) (3)式、(5)式、(6)式、(7)式、(8)式から演算増幅器
の出力電圧V0の範囲は次のようになる。 0V0<1/4Vref(0VIN<1/32Vref) ……(9) 1/4VrefV0<3/4Vref(1/32VrefVIN<31/3
2Vref) ……(10) 3/4VrefV0Vref(31/32VrefVINVref)……1
1 2段目の並列型A/D変換器はこの演算増幅器
の出力電圧を入力としてA/D変換する。 (3)〜(8)式を書き換えると次のようになる。
【表】
だだしΔV=1/16Vref
2段目のA/D変換も1段目と同じ基準電圧Vref
を用いて接地とVrefの範囲でA/D変換するの
で、(12)式をみるとわかるように1段目の2LSBの
範囲で2段目のA/D変換を実行する。従つて1
段目のA/D変換の出力とLSBと2段目のA/
D変換結果のMSBとは同じ桁となり1ビツト重
ねて変換することになりそのため加算器が必要と
なる。(12)式のような動作をするためにスイツチS0
〜S15を切替えるのは1段目のコンパレータの出
力であるが、1ビツト重ねて変換することでコン
パレータのオフセツト電圧として1段目の並列型
A/D変換器の分解能の1/2LSBまで許容でき
る。 以上従来技術として2段構成の直並列型A/D
変換器について述べたが演算増幅器とキヤパシ
タ・アレイおよび並列型A/D変換器の組を付加
することによつて3段構成の直並列型A/D変換
器を構成することも可能であり、さらに多段の構
成も原理的には可能である。 (発明が解決しようとする問題点) 前に(従来の技術)の項で述べた直並列型A/
D変換器をCMOS技術でIC化するには他のデバ
イスとの整合性を考えると単一5V電源が有利で
ある。 一方、2段目のA/D変換器の入力は演算増幅
器の出力電圧であり、この値は(従来の技術)の
項で述べた1段目が4ビツト並列型A/D変換器
の例では(9)〜(11)式のような範囲をとる。入力電圧
が1/32Vref以上の場合、演算増幅器の出力電圧は
(10)式、(11)式で与えられるように1/4Vref以上であ
るが、入力電圧VINが0から1/32Vrefとなつた場
合演算増幅器の出力電圧V0は(3)式、(9)式で与え
られるようにV0=8VINとなつて0から1/4Vrefの
範囲となる。これを一般的にすると、1段目がn1
ビツト並列型A/D変換器の場合、入力電圧VIN
と演算増幅器の出力電圧V0の範囲には次のよう
な関係が成り立つ。 0VIN<1/2n1+1Vref0V0<1/4Vref、 V0=2n1-1VIN (13) 1/2n1+1VrefVIN<(1−1/2n1+1)Vref 1/4VrefV0<3/4Vref ……(14) (1−1/2n1+1)VrefVINVref 3/4VrefV0Vref ……(15) このような直並列型A/D変換器をMOS技術
を用い5V単一電源でIC化しようとすると次のよ
うな問題が存在する。すなわち、入力電圧VINが
0に近い場合、演算増幅器の出力電圧V0も0に
近くなり、演算増幅器の出力段を構成する
MOSFETが飽和領域からはずれ、(13)式が正確に
成り立たなくなる。 このことを具体的な例で考えてみる。 演算増幅器として第4図に示すものを考える
と、出力段のMOSFETMが飽和領域であるため
には出力電圧はV0Vg−VTでなくてはならな
い。ここでVgはMのゲート電圧、VTはMOSFET
のしきい値電圧である。一方、8ビツトの直並列
型A/D変換器で1段目が4ビツト並列型A/D
変換器の例で基準電圧が2.56V、入力電圧が
0.02Vであれば演算増幅器の出力電圧は(13)式から
0.16Vとなる。したがつて、MのVg−VT0.16V
となるようにしなければならない。この場合で
は、注意深く設計すれば可能と思われるが、より
高精度なA/D変換器ではV0Vg−VTとするの
が困難になる。たとえば1段目の4ビツト並列型
A/D変換器を用いて3段構成にした10ビツト直
並列型A/D変換器の場合、基準電圧を2.56Vに
すれば1LSBは0.0025Vとなり入力電圧が0.005V
のときに演算増幅器の出力電圧は0.04Vでなくて
はならない。Vg−VT0.04Vとするのは実際には
かなり困難である。さらに高精度なものを考える
と不可能になる。このように、従来技術のままで
は、単一電源を用いて接地電圧に近い入力電圧を
高精度にA/D変換するのは不可能である。 (発明の目的) 以上の点に鑑み、本発明の目的は、単一電源に
おいて接地電圧に近い入力電圧でも高い精度でア
ナグロ電圧をデジタル値へ変換できる直並列型
A/D変換器を提供することである。 (問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決するために本発明の提供す
る手段は:入力電圧をアナログからデジタルへ変
換する第1の並列型A/D変換器と、前記第1の
並列型A/D変換器の変換結果を再びアナログ値
に変換して入力電圧から差し引きその値をある定
められた値だけ倍増して出力する演算部分と、前
記演算部分の出力電圧をアナログからデジタルへ
変換する第2の並列型A/D変換器と、前記第1
の並列型A/D変換器の出力結果と前記第2の並
列型A/D変換器の出力結果を加算あるいは減算
する処理部とを備えた直並列型A/D変換器にお
いて: 前記演算部分が、正転入力端子が基準電圧に接
続され反転入力端子が第1の節点に接続され前記
第1の節点と出力端子との間に並列に第1のスイ
ツチと第1のキヤパシタが接続された演算増幅器
と、前記第1の並列型A/D変換器の分解能をn1
ビツトとすると一端が共通に前記第1の節点に接
続され他端がそれぞれ入力端子と前記基準電圧と
接地とを切替える第2から第(2n1+1)の2n1個
のスイツチに接続された第2から第(2n1+1)
の2n1個のキヤパシタと、一端が前記第1の節点
に接続され他端が前記基準電圧と接地とを切替え
る第(2n1+2)のスイツチに接続された(2n1+
2)のキヤパシタとからなり、前記第1のキヤパ
シタの値を2cとすると前記第2から第(2n1+1)
の2n1個のキヤパシタの値はそれぞれCであり; 前記演算部分の動作は“1”の部分が重なり合
わない第1と第2のクロツクで制御され、前記第
1のスイツチは前記第1のクロツクが“1”の期
間閉じて“0”の期間開き、前記第2と第3のス
イツチは前記第2のクロツクが“0”の期間前記
入力端子へ接続し“1”の期間前記基準電圧へ接
続され、前記第4から第2n1+1までの(2n1−
2)個のスイツチは前記第2のクロツクが“0”
の期間前記入力端子へ接続し“1”の期間では前
記第1の並列型A/D変換器を構成する比較器の
出力に応じてスイツチが切替えられ前記基準電圧
をVrefとすると入力電圧が接地電圧から3/2n1+1 Vrefまではすべて接地へ接続され、入力電圧が
3/2n1+1Vrefから5/2n1+1Vrefまでは1個のスイツチ
が 基準電圧へ接続され残り(2n1−3)個のスイツ
チは接地へ接続され、入力電圧が5/2n1+1Vrefから 7/2n1+1Vrefまでは2個のスイツチが基準電圧へ接 続され残り(2n1−4)個のスイツチは接地へ接
続され、以下入力電圧が1/2n1Vref大きくなる毎に 基準電圧へ接続されるスイツチが一つずつ増加
し、入力電圧が2n1+1−3/2n1+1Vref以上ではすべて基 準電圧へ接続され、前記第(2n1+2)のスイツ
チは入力電圧が1/2n1+1Vref以上では常に第1の定 電圧源へ接続され入力電圧が接地から1/2n1+1Vref の間では前記第1のクロツクが“1”であれば前
記第1の定電圧源に接続され前記第2のクロツク
が“1”であれば第2の定電圧源に接続され、前
記第1の定電圧源の電圧値が前記第2の定電圧源
の電圧値より大きいことを特徴とする。 (発明の原理および実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。これは1段目と2段目に4ビツト並列型
A/D変換器を用いた例である。第2図は第1図
実施例を動作させるクロツクを示すタイミング図
である。以下第1図と第2図に基づいて説明す
る。第1図において従来技術と異なる本実施例の
特徴はキヤパシタCPとスイツチSPである。スイ
ツチSPは2つの電圧端子V1とV2を切替わる。V1
とV2は定電圧でV1>V2であれば任意の値に選べ
る。SPとCP以外のスイツチおよびキヤパシタは
従来技術と同様の動作をする。即ち第1のクロツ
クφ1が“1”になる期間T1ではSrが閉じS0〜S15
は入力端子へ接続される。φ1が“0”になると
S1は開く。第2のクロツクφ2が“1”になる期
間T2ではS0とS15は(従来の技術)の項で説明し
たのと同じ条件で基準電圧Vrefと接地とを切替わ
る。 スイツチSPは、入力電圧が1/2n1+1Vrefより大き い場合には(n1は1段目のA/D変換器の分解能
であり、第1図の例ではn1=4である)φ1、φ2
の“1”、“0”にかかわらず常にV1に接続され
ている。したがつて入力電圧が1/2n1+1Vrefより大 きい場合にはキヤパシタCP上の電荷は常に変わ
らないので、演算増幅器の出力電圧V0には影響
を与えず、(従来の技術)で示した(10)式、(11)式、
(12)式の第2番目以下の式、また(発明が解決しよ
うとする問題点)で示した(14)式、(15)式が成り立
つ。 次に本発明の目的である入力電圧が1/2n1+1Vref より小さい場合スイツチSPは期間T1ではV1へ接
続されているが期間T2ではV2へ接続される。従
つてキヤパシタCP上の電荷は期間T1及びT2で、 Qp1=CP(Vref−V1)(T1) ……(16) Qp2=CP(Vref−V2)(T2) ……(17) となる。期間T1ではSrが閉じているので演算増
幅器の出力はVrefである。V1>V2であるので期
間T2ではQP2とQP1の差 Qp2−Qp1=CP(V1−V2) ……(18) だけCP上に増加する。C0〜C15に接続されている
スイツチS0〜S15は従来と同様に動作するのでC0
〜C15上の電荷は、従来の場合と変化がない。し
たがつて(Qp2−Qp1)の電荷はCF上から移動し、
それによつて演算増幅器の出力電圧V0′は従来の
値とは異なり(13)式で表わされる従来の値V0との
差(V0−V0′)をΔV0とすると次式が成り立つ。 Qp2−Qp1=CFΔV0 ……(19) ∴ΔV0=CP/CF(V1−V2) ……(20) ∴ΔV0′=2n1-1VIN+CP/CF(V1−V2) ……(21) ∴CP/CF(V1−V2)V0′ <1/4Vref+CP/CF(V1−V2) ……(22) (21)式をみるとわかるように演算増幅器の出
力電圧は(20)式で表わされる量だけ上昇するのでこ
の量を適当に選べば演算増幅器の出力段の
MOSFETが飽和領域からはずれるという事は起
こらなくなり入力電圧が接地電圧付近でも高精度
なA/D変換が可能となる。ただし、2段目の
A/D変換器は(21)式で表わされる電圧を入力
電圧とするのでA/D変換した結果からは(20)式に
相当するデジタル値を減算しなければならない。
これは、1段目のコンバレータの出力を用いてデ
ジタル処理部で実行する。具体的な数字をあては
めてみる。余分な電源を付加する必要のないよう
に、V1=Vref、V2=0とし、CF=2cとする。CP
としてこのシステムでの単位容量Cを選ぶと(20)式
〜(22)式は次のようになる。 ΔV0=1/2Vref ……(23) ΔV0′=2n1-1VIN+1/2Vref……(24) 1/2VrefV0′<3/4Vref……(25) このようにすると演算増幅器の出力電圧は
(25)式のようになり入力電圧の値にかかわらず
高精度なA/D変換が可能となる。ただしこの場
合、2段目のA/D変換の結果から1/2Vrefに相
当する量を減算しなくてはならない。 (発明の効果) 以上述べたように、本発明を用いることによ
り、従来技術では実現困難な、0に近いような低
いアナログ電圧でも高い精度でデジタル値へ変換
できる直並列型A/D変換器を提供できる。
を用いて接地とVrefの範囲でA/D変換するの
で、(12)式をみるとわかるように1段目の2LSBの
範囲で2段目のA/D変換を実行する。従つて1
段目のA/D変換の出力とLSBと2段目のA/
D変換結果のMSBとは同じ桁となり1ビツト重
ねて変換することになりそのため加算器が必要と
なる。(12)式のような動作をするためにスイツチS0
〜S15を切替えるのは1段目のコンパレータの出
力であるが、1ビツト重ねて変換することでコン
パレータのオフセツト電圧として1段目の並列型
A/D変換器の分解能の1/2LSBまで許容でき
る。 以上従来技術として2段構成の直並列型A/D
変換器について述べたが演算増幅器とキヤパシ
タ・アレイおよび並列型A/D変換器の組を付加
することによつて3段構成の直並列型A/D変換
器を構成することも可能であり、さらに多段の構
成も原理的には可能である。 (発明が解決しようとする問題点) 前に(従来の技術)の項で述べた直並列型A/
D変換器をCMOS技術でIC化するには他のデバ
イスとの整合性を考えると単一5V電源が有利で
ある。 一方、2段目のA/D変換器の入力は演算増幅
器の出力電圧であり、この値は(従来の技術)の
項で述べた1段目が4ビツト並列型A/D変換器
の例では(9)〜(11)式のような範囲をとる。入力電圧
が1/32Vref以上の場合、演算増幅器の出力電圧は
(10)式、(11)式で与えられるように1/4Vref以上であ
るが、入力電圧VINが0から1/32Vrefとなつた場
合演算増幅器の出力電圧V0は(3)式、(9)式で与え
られるようにV0=8VINとなつて0から1/4Vrefの
範囲となる。これを一般的にすると、1段目がn1
ビツト並列型A/D変換器の場合、入力電圧VIN
と演算増幅器の出力電圧V0の範囲には次のよう
な関係が成り立つ。 0VIN<1/2n1+1Vref0V0<1/4Vref、 V0=2n1-1VIN (13) 1/2n1+1VrefVIN<(1−1/2n1+1)Vref 1/4VrefV0<3/4Vref ……(14) (1−1/2n1+1)VrefVINVref 3/4VrefV0Vref ……(15) このような直並列型A/D変換器をMOS技術
を用い5V単一電源でIC化しようとすると次のよ
うな問題が存在する。すなわち、入力電圧VINが
0に近い場合、演算増幅器の出力電圧V0も0に
近くなり、演算増幅器の出力段を構成する
MOSFETが飽和領域からはずれ、(13)式が正確に
成り立たなくなる。 このことを具体的な例で考えてみる。 演算増幅器として第4図に示すものを考える
と、出力段のMOSFETMが飽和領域であるため
には出力電圧はV0Vg−VTでなくてはならな
い。ここでVgはMのゲート電圧、VTはMOSFET
のしきい値電圧である。一方、8ビツトの直並列
型A/D変換器で1段目が4ビツト並列型A/D
変換器の例で基準電圧が2.56V、入力電圧が
0.02Vであれば演算増幅器の出力電圧は(13)式から
0.16Vとなる。したがつて、MのVg−VT0.16V
となるようにしなければならない。この場合で
は、注意深く設計すれば可能と思われるが、より
高精度なA/D変換器ではV0Vg−VTとするの
が困難になる。たとえば1段目の4ビツト並列型
A/D変換器を用いて3段構成にした10ビツト直
並列型A/D変換器の場合、基準電圧を2.56Vに
すれば1LSBは0.0025Vとなり入力電圧が0.005V
のときに演算増幅器の出力電圧は0.04Vでなくて
はならない。Vg−VT0.04Vとするのは実際には
かなり困難である。さらに高精度なものを考える
と不可能になる。このように、従来技術のままで
は、単一電源を用いて接地電圧に近い入力電圧を
高精度にA/D変換するのは不可能である。 (発明の目的) 以上の点に鑑み、本発明の目的は、単一電源に
おいて接地電圧に近い入力電圧でも高い精度でア
ナグロ電圧をデジタル値へ変換できる直並列型
A/D変換器を提供することである。 (問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決するために本発明の提供す
る手段は:入力電圧をアナログからデジタルへ変
換する第1の並列型A/D変換器と、前記第1の
並列型A/D変換器の変換結果を再びアナログ値
に変換して入力電圧から差し引きその値をある定
められた値だけ倍増して出力する演算部分と、前
記演算部分の出力電圧をアナログからデジタルへ
変換する第2の並列型A/D変換器と、前記第1
の並列型A/D変換器の出力結果と前記第2の並
列型A/D変換器の出力結果を加算あるいは減算
する処理部とを備えた直並列型A/D変換器にお
いて: 前記演算部分が、正転入力端子が基準電圧に接
続され反転入力端子が第1の節点に接続され前記
第1の節点と出力端子との間に並列に第1のスイ
ツチと第1のキヤパシタが接続された演算増幅器
と、前記第1の並列型A/D変換器の分解能をn1
ビツトとすると一端が共通に前記第1の節点に接
続され他端がそれぞれ入力端子と前記基準電圧と
接地とを切替える第2から第(2n1+1)の2n1個
のスイツチに接続された第2から第(2n1+1)
の2n1個のキヤパシタと、一端が前記第1の節点
に接続され他端が前記基準電圧と接地とを切替え
る第(2n1+2)のスイツチに接続された(2n1+
2)のキヤパシタとからなり、前記第1のキヤパ
シタの値を2cとすると前記第2から第(2n1+1)
の2n1個のキヤパシタの値はそれぞれCであり; 前記演算部分の動作は“1”の部分が重なり合
わない第1と第2のクロツクで制御され、前記第
1のスイツチは前記第1のクロツクが“1”の期
間閉じて“0”の期間開き、前記第2と第3のス
イツチは前記第2のクロツクが“0”の期間前記
入力端子へ接続し“1”の期間前記基準電圧へ接
続され、前記第4から第2n1+1までの(2n1−
2)個のスイツチは前記第2のクロツクが“0”
の期間前記入力端子へ接続し“1”の期間では前
記第1の並列型A/D変換器を構成する比較器の
出力に応じてスイツチが切替えられ前記基準電圧
をVrefとすると入力電圧が接地電圧から3/2n1+1 Vrefまではすべて接地へ接続され、入力電圧が
3/2n1+1Vrefから5/2n1+1Vrefまでは1個のスイツチ
が 基準電圧へ接続され残り(2n1−3)個のスイツ
チは接地へ接続され、入力電圧が5/2n1+1Vrefから 7/2n1+1Vrefまでは2個のスイツチが基準電圧へ接 続され残り(2n1−4)個のスイツチは接地へ接
続され、以下入力電圧が1/2n1Vref大きくなる毎に 基準電圧へ接続されるスイツチが一つずつ増加
し、入力電圧が2n1+1−3/2n1+1Vref以上ではすべて基 準電圧へ接続され、前記第(2n1+2)のスイツ
チは入力電圧が1/2n1+1Vref以上では常に第1の定 電圧源へ接続され入力電圧が接地から1/2n1+1Vref の間では前記第1のクロツクが“1”であれば前
記第1の定電圧源に接続され前記第2のクロツク
が“1”であれば第2の定電圧源に接続され、前
記第1の定電圧源の電圧値が前記第2の定電圧源
の電圧値より大きいことを特徴とする。 (発明の原理および実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。これは1段目と2段目に4ビツト並列型
A/D変換器を用いた例である。第2図は第1図
実施例を動作させるクロツクを示すタイミング図
である。以下第1図と第2図に基づいて説明す
る。第1図において従来技術と異なる本実施例の
特徴はキヤパシタCPとスイツチSPである。スイ
ツチSPは2つの電圧端子V1とV2を切替わる。V1
とV2は定電圧でV1>V2であれば任意の値に選べ
る。SPとCP以外のスイツチおよびキヤパシタは
従来技術と同様の動作をする。即ち第1のクロツ
クφ1が“1”になる期間T1ではSrが閉じS0〜S15
は入力端子へ接続される。φ1が“0”になると
S1は開く。第2のクロツクφ2が“1”になる期
間T2ではS0とS15は(従来の技術)の項で説明し
たのと同じ条件で基準電圧Vrefと接地とを切替わ
る。 スイツチSPは、入力電圧が1/2n1+1Vrefより大き い場合には(n1は1段目のA/D変換器の分解能
であり、第1図の例ではn1=4である)φ1、φ2
の“1”、“0”にかかわらず常にV1に接続され
ている。したがつて入力電圧が1/2n1+1Vrefより大 きい場合にはキヤパシタCP上の電荷は常に変わ
らないので、演算増幅器の出力電圧V0には影響
を与えず、(従来の技術)で示した(10)式、(11)式、
(12)式の第2番目以下の式、また(発明が解決しよ
うとする問題点)で示した(14)式、(15)式が成り立
つ。 次に本発明の目的である入力電圧が1/2n1+1Vref より小さい場合スイツチSPは期間T1ではV1へ接
続されているが期間T2ではV2へ接続される。従
つてキヤパシタCP上の電荷は期間T1及びT2で、 Qp1=CP(Vref−V1)(T1) ……(16) Qp2=CP(Vref−V2)(T2) ……(17) となる。期間T1ではSrが閉じているので演算増
幅器の出力はVrefである。V1>V2であるので期
間T2ではQP2とQP1の差 Qp2−Qp1=CP(V1−V2) ……(18) だけCP上に増加する。C0〜C15に接続されている
スイツチS0〜S15は従来と同様に動作するのでC0
〜C15上の電荷は、従来の場合と変化がない。し
たがつて(Qp2−Qp1)の電荷はCF上から移動し、
それによつて演算増幅器の出力電圧V0′は従来の
値とは異なり(13)式で表わされる従来の値V0との
差(V0−V0′)をΔV0とすると次式が成り立つ。 Qp2−Qp1=CFΔV0 ……(19) ∴ΔV0=CP/CF(V1−V2) ……(20) ∴ΔV0′=2n1-1VIN+CP/CF(V1−V2) ……(21) ∴CP/CF(V1−V2)V0′ <1/4Vref+CP/CF(V1−V2) ……(22) (21)式をみるとわかるように演算増幅器の出
力電圧は(20)式で表わされる量だけ上昇するのでこ
の量を適当に選べば演算増幅器の出力段の
MOSFETが飽和領域からはずれるという事は起
こらなくなり入力電圧が接地電圧付近でも高精度
なA/D変換が可能となる。ただし、2段目の
A/D変換器は(21)式で表わされる電圧を入力
電圧とするのでA/D変換した結果からは(20)式に
相当するデジタル値を減算しなければならない。
これは、1段目のコンバレータの出力を用いてデ
ジタル処理部で実行する。具体的な数字をあては
めてみる。余分な電源を付加する必要のないよう
に、V1=Vref、V2=0とし、CF=2cとする。CP
としてこのシステムでの単位容量Cを選ぶと(20)式
〜(22)式は次のようになる。 ΔV0=1/2Vref ……(23) ΔV0′=2n1-1VIN+1/2Vref……(24) 1/2VrefV0′<3/4Vref……(25) このようにすると演算増幅器の出力電圧は
(25)式のようになり入力電圧の値にかかわらず
高精度なA/D変換が可能となる。ただしこの場
合、2段目のA/D変換の結果から1/2Vrefに相
当する量を減算しなくてはならない。 (発明の効果) 以上述べたように、本発明を用いることによ
り、従来技術では実現困難な、0に近いような低
いアナログ電圧でも高い精度でデジタル値へ変換
できる直並列型A/D変換器を提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は第1図実施例に用いるクロツクを示すタ
イミング図、第3図は従来の直並列型A/D変換
器を示すブロツク図、第4図は直並列型A/D変
換器で用いられる演算増幅器の一例を示す回路図
である。
第2図は第1図実施例に用いるクロツクを示すタ
イミング図、第3図は従来の直並列型A/D変換
器を示すブロツク図、第4図は直並列型A/D変
換器で用いられる演算増幅器の一例を示す回路図
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力電圧をアナログからデジタルへ変換する
第1の並列型A/D変換器と、前記第1の並列型
A/D変換器の変換結果を再びアナログ値に変換
して入力電圧から差し引きその値をある定められ
た値だけ倍増して出力する演算部分と、前記演算
部分の出力電圧をアナログからデジタルへ変換す
る第2の並列型A/D変換器と、前記第1の並列
型A/D変換器の出力結果と前記第2の並列型
A/D変換器の出力結果を加算あるいは減算する
処理部とを備えた直並列型アナログ/デジタル変
換器において: 前記演算部分が、正転入力端子が基準電圧に接
続され反転入力端子が第1の節点に接続され前記
第1の節点と出力端子との間に並列に第1のスイ
ツチと第1のキヤパシタが接続された演算増幅器
と、前記第1の並列型A/D変換器の分解能をn1
ビツトとすると一端が共通に前記第1の節点に接
続され他端がそれぞれ入力端子と前記基準電圧と
接地とを切替える第2から第(2n1+1)の2n1個
のスイツチに接続された第2から第(2n1+1)
の2n1個のキヤパシタと、一端が前記第1の節点
に接続され他端が前記基準電圧と接地とを切替え
る第(2n1+2)のスイツチに接続された第(2n1
+2)のキヤパシタとからなり、前記第1のキヤ
パシタの値を2cとすると前記第2から第(2n1+
1)の2n1個のキヤパシタの値はそれぞれCであ
り; 前記演算部分の動作は“1”の部分が重なり合
わない第1と第2のクロツクで制御され、前記第
1のスイツチは前記第1のクロツクが“1”の期
間閉じて“0”の期間開き、前記第2と第3のス
イツチは前記第2のクロツクが“0”の期間前記
入力端子へ接続し“1”の期間前記基準電圧へ接
続され、前記第4から第2n1+1までの(2n1−
2)個のスイツチは前記第2のクロツクが“0”
の期間前記入力端子へ接続し“1”の期間では前
記第1の並列型A/D変換器を構成する比較器の
出力に応じてスイツチが切替えられ前記基準電圧
をVrefとすると入力電圧が接地電圧から3/2n1+1 Vrefまではすべて接地へ接続され、入力電圧が
3/2n1+1Vrefから5/2n1+1Vrefまでは1個のスイツチ
が 基準電圧へ接続され残り(2n1−3)個のスイツ
チは接地へ接続され、入力電圧が5/2n1+1Vrefから 7/2n1+1Vrefまでは2個のスイツチが基準電圧へ接 続され残り(2n1−4)個のスイツチは接地へ接
続され、以下入力電圧が1/2n1Vref大きくなる毎に 基準電圧へ接続されるスイツチが一つずつ増加
し、入力電圧が2n1+1−3/2n1+1Vref以上ではすべて基 準電圧へ接続され、前記第(2n1+2)のスイツ
チは入力電圧が1/2n1+1Vref以上では常に第1の定 電圧源へ接続され入力電圧が接地から1/2n1+1Vref の間では前記第1のクロツクが“1”であれば前
記第1の定電圧源に接続され前記第2のクロツク
が“1”であれば第2の定電圧源に接続され、前
記第1の定電圧源の電圧値が前記第2の定電圧源
の電圧値より大きいことを特徴とする直並列型ア
ナログ/デジタル変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18161086A JPS6337718A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | アナログ/デジタル変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18161086A JPS6337718A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | アナログ/デジタル変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6337718A JPS6337718A (ja) | 1988-02-18 |
JPH0577218B2 true JPH0577218B2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=16103813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18161086A Granted JPS6337718A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | アナログ/デジタル変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6337718A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1041824A (ja) * | 1996-07-26 | 1998-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | D/a変換器及びa/d変換器 |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP18161086A patent/JPS6337718A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6337718A (ja) | 1988-02-18 |
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