JPH0389629A - アナログ―デジタルコンバータ - Google Patents
アナログ―デジタルコンバータInfo
- Publication number
- JPH0389629A JPH0389629A JP22586589A JP22586589A JPH0389629A JP H0389629 A JPH0389629 A JP H0389629A JP 22586589 A JP22586589 A JP 22586589A JP 22586589 A JP22586589 A JP 22586589A JP H0389629 A JPH0389629 A JP H0389629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- converter
- changed
- input
- analog
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 22
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 10
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【v!1要】
MO3LSIで実現されるアナログ−デジタルコンバー
タに関し、 アナログ−デジタルコンバータの動作電源の電圧範囲と
同一の電圧範囲を持つ広い範囲のアナログ入力電圧を入
力でき、この広い範囲のアナログ入力電圧を高精度・高
速にデジタル値に変換することができるアナログ−デジ
タルコンバータを提供することを目的とし、 入力電圧の電圧レベルを変更する電圧変換器と、少なく
とも前記電圧変換器により変更された変更電圧と基準電
圧とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果を
記憶する記憶手段と、前記電圧変換器により変更された
変更電圧を次の電圧変換のために一時保持する保持手段
と、アナログ入力電圧と前記保持手段が保持した変更電
圧の一方を前記入力電圧として、少なくとも前記電圧変
換器に切替え入力する切替手段と、前記アナログ入力電
圧を入力電圧として入力した後は前記保持手段が保持し
た変更電圧が入力されるように前記切替手段を制御する
とともに、前記電圧変換器及び保持手段の変更電圧の出
力タイミングを制御し前記電圧変換器の変更電圧を逐次
前記比較手段にて比較させる制御手段とからなるアナロ
グ−デジタルコンバータにおいて、 前記電圧変換器を、前記アナログ入力電圧のレベルを、
同アナログ入力電圧に対する変更電圧が電圧変換器の動
作電源の正常動作電圧範囲に減衰するように変更する減
衰手段と、前記変更電圧のレベルを、前記比較手段の比
較結果に基づき前記正常動作電圧範囲で変更するレベル
変更手段とから構成した。 [産業上の利用分野] 本発明はMO3LSIで実現されるアナログ−デジタル
コンバータに係り、詳しくは循環比較型アナログ−デジ
タルコンバータに関するものである。 近年、産業機器及び民生機器等の高度化に伴い、高精度
・高速で安価なアナログ−デジタルコンバータ(以下、
A/Dコンバータという)が要求されている。特にマイ
クロコントローラへの高精度・高速なA/Dコンバータ
内蔵の要求が強い。 マイクロコントローラはMO5LSIで構成されており
、その動作電源は5ボルト及びOボルトの2本となって
いる。このため、MO3LSI上に5ボルト及びOボル
トの2つの電源で動作し、高範囲、高精度及び高速にA
/D変換が可能なA/Dコンバータを構成する必要があ
る。
タに関し、 アナログ−デジタルコンバータの動作電源の電圧範囲と
同一の電圧範囲を持つ広い範囲のアナログ入力電圧を入
力でき、この広い範囲のアナログ入力電圧を高精度・高
速にデジタル値に変換することができるアナログ−デジ
タルコンバータを提供することを目的とし、 入力電圧の電圧レベルを変更する電圧変換器と、少なく
とも前記電圧変換器により変更された変更電圧と基準電
圧とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果を
記憶する記憶手段と、前記電圧変換器により変更された
変更電圧を次の電圧変換のために一時保持する保持手段
と、アナログ入力電圧と前記保持手段が保持した変更電
圧の一方を前記入力電圧として、少なくとも前記電圧変
換器に切替え入力する切替手段と、前記アナログ入力電
圧を入力電圧として入力した後は前記保持手段が保持し
た変更電圧が入力されるように前記切替手段を制御する
とともに、前記電圧変換器及び保持手段の変更電圧の出
力タイミングを制御し前記電圧変換器の変更電圧を逐次
前記比較手段にて比較させる制御手段とからなるアナロ
グ−デジタルコンバータにおいて、 前記電圧変換器を、前記アナログ入力電圧のレベルを、
同アナログ入力電圧に対する変更電圧が電圧変換器の動
作電源の正常動作電圧範囲に減衰するように変更する減
衰手段と、前記変更電圧のレベルを、前記比較手段の比
較結果に基づき前記正常動作電圧範囲で変更するレベル
変更手段とから構成した。 [産業上の利用分野] 本発明はMO3LSIで実現されるアナログ−デジタル
コンバータに係り、詳しくは循環比較型アナログ−デジ
タルコンバータに関するものである。 近年、産業機器及び民生機器等の高度化に伴い、高精度
・高速で安価なアナログ−デジタルコンバータ(以下、
A/Dコンバータという)が要求されている。特にマイ
クロコントローラへの高精度・高速なA/Dコンバータ
内蔵の要求が強い。 マイクロコントローラはMO5LSIで構成されており
、その動作電源は5ボルト及びOボルトの2本となって
いる。このため、MO3LSI上に5ボルト及びOボル
トの2つの電源で動作し、高範囲、高精度及び高速にA
/D変換が可能なA/Dコンバータを構成する必要があ
る。
従来、MO3LSI上で実現されているA/Dコンバー
タとして循環比較型A/Dコンバータといわれるものが
ある。これは第6図に示すように、入力電圧Vlと比較
電圧Vfとを比較して比較結果A(1又はO)を出力す
るコンパレータlと、コンパレータ1の比較結果Aをデ
ジタル変換値の最上位ビットより順次記憶するシフトレ
ジスタ2と、コンパレータ1の比較結果Aに基づいて入
力端子Vlの電圧レベルを変換する電圧変換器3と、電
圧変換器3より出力された変更電圧vOを次の電圧変換
のために一時保持するサンプリングホールド回路4と、
アナログ入力電圧AVと前記サンプリングホールド回路
4に保持された変更電圧vOとを切替えて入力電圧Vl
としてコンパレータl及び電圧変換器3に入力する切替
スイッチ5とにより構成されている。 そして、まず、切替スイフチ5をアナログ電圧入力側X
に切替えてアナログ入力電圧AVを入力電圧Vlとして
入力し、コンパレータlにより入力電圧vIと比較電圧
Vfとを比較して比較結果A(1又は0)を出力し、シ
フトレジスタ2にその比較結果Aをデジタル変換値の最
上位ビット(MSB)として記憶させる。 一方、アナログ入力電圧AVを入力電圧Vlとして入力
した電圧変換器3は前記比較結果Aとこの入力電圧Vl
(=AV)とを用いて以下の式(1)に基づく変更
電圧vOをサンプリングホールド回路4に出力し、同ホ
ールド回路4にて一時保持させる。 VO=2V I−A・VR・・・ (1)なお、VRは
基準電圧である。 次に、切替スイッチ5を変更電圧入力側Yに切替えて変
更電圧V○を新たな入力端子VIとして入力し、コンパ
レータ1によりその入力電圧VIと比較電圧Vfとを比
較して比較結果A(1又は0〉を出力し、シフトレジス
タ2にその比較結果Aをデジタル変換値の第23Bとし
て記憶させる。 電圧変換器3は前記と同様にこの比較結果Aと入力電圧
Vlとを用い、前記式Tl)に基づく新たな変更電圧■
0をサンプリングホールド回路4に出力する。 以後、シフトレジスタ2にデジタル変換値の最下位ピッ
) (LSB)が記憶されるまで、前記と同様にしてサ
ンプリングホールド回路4に一時保持された変更電圧V
Oを入力端子Vtとして入力し、コンパレータlによる
比較結果Aの出力及び電圧変換器3による電圧変換を行
なうようになっている。 [発明が解決しようとする課題] ところで、入力電圧Vlに対して弐(11に従った変更
電圧vOを出力する電圧変換器3はコンデンサ(容量)
とMOSオペアンプで構成されている。 そして、その動作電源をA V cc 、 −A V
ccとし、基準電圧VRをA V ccと等しくし、入
力電圧VlにA V cc〜−A V ccの電圧を印
加した場合、前記式+1)から明らかなように出力電圧
VOが理論上、AVcc〜−A V ccの値をとるこ
とになる。動作電源の2分の1 (AVcc/2〜−A
Vcc/2)以上の変更電圧VOとなる入力電圧VI(
アナログ入力電圧AV)はMOSオペアンプの特性上変
換できない。 即ち、電圧変換器3は、例えば動作電源がAVcc〜−
A V ccの場合、アナログ入力電圧がA V cc
/2〜−A V cc / ’lの電圧範囲を越えると
正常に変換できなくなる。従って、従来のA/Dコンバ
ータではA/Dコンバータの動作電源の電圧範囲と同一
の電圧範囲を持つアナログ入力電圧を入力することがで
きないという問題点があった。 このような問題点は2つのコンパレータを用い、異なる
2つの比較電圧と入力電圧Vlとを比較して、その2つ
の比較結果に基づいて電圧変換器3の変更電圧VOを制
御する、いわゆる三値制御による循環比較型A/Dコン
バータにおいても同様な問題を有していた。 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
って、その目的はアナログ−デジタルコンバータの動作
電源の電圧範囲と同一の電圧範囲を持つ広い範囲のアナ
ログ入力電圧を入力でき、この広い範囲のアナログ入力
電圧を高精度・高速にデジタル値に変換することができ
るアナログ−デジタルコンバータを提供することにある
。 [課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。 電圧変換器11は減衰手段12とレヘル変更手段13と
からなり、入力端子がアナログ入力端子の場合にはその
電圧範囲が同電圧変換器11の動作電源の正常動作電圧
範囲に減衰するようにアナログ入力電圧を変更し、入力
電圧が同電圧変換器11による変更電圧である場合には
減衰された正常動作電圧範囲内で変更電圧のレベルを変
更する。 比較手段14は少なくとも電圧変換器11により変更さ
れた変更電圧と比較電圧とを比較する。記憶手段15は
比較手段14の比較結果を記憶する。 保持手段16は電圧変換器11により変更された変更電
圧を次の電圧変換のために一時保持する。 切替手段17はアナログ入力電圧と保持手段16が保持
した変更電圧の一方を入力電圧として、少なくとも電圧
変換器11に切替え入力する。 制御手段18は最初に電圧変換器11に入力される入力
電圧がアナログ入力電圧となるように、以降、電圧変換
器11に入力される入力電圧が保持手段16に保持され
た変更電圧となるように切替手段17を切替制御すると
ともに、保持手段16への変更電圧の保持及び保持手段
16からの変更電圧の出力を制御し、さらに電圧変換器
11による入力電圧の電圧レベル変更を制御する。 る。 [作用1 アナログ−デジタル変換時において、最初に、制御手段
18にて切替手段17がアナログ入力側に切替えられて
アナログ入力電圧が電圧変換器11に入力され、減衰手
段12によりそのアナログ入力電圧の電圧範囲が同電圧
変換器11の動作電源の正常動作電圧範囲に減衰するよ
うにアナログ入力端子のレベルが変更される。アナログ
入力電圧が入力された以降、制御手段18にて切替手段
17は変更電圧入力側に切替えられ、変更電圧が電圧変
換器11に入力され、レベル変更手段13により比較手
段14の比較結果に基づいてその入力電圧の電圧レベル
が変更される。 従って、アナログ入力端子の電圧範囲を電圧変換器11
の動作電源の電圧範囲であって、電圧変換器11が正常
に電圧変換を行なうことができる正常動作電圧範囲に減
衰させることができ、電圧変換器11の動作電源の電圧
範囲と同一の電圧範囲をもつアナログ入力電圧をデジタ
ル値に高精度・高速に変換することができる。 [実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第2〜4図に従っ
て説明する。 第2図は本発明を三値制御による循環比較型A/Dコン
バータに具体化した一実施例を示す概略構成図、第3図
は電圧変換器を示す電気回路図、第4図は電圧変換器の
作用説明図であり、第1図と同様のit威については同
一の符号を付して説明する。 第2図に示すように、電圧変換器11の入力側には切替
スイッチ17が接続され、このスイッチ17にて電圧変
換器11はアナログ入力電圧AV又は同電圧変換器11
にて変更された変更電圧VOを入力電圧Vlとして入力
する。!圧変換器11の出力側には保持手段としてのサ
ンプリングホールド回路16が接続され、電圧変換器1
1の出力電圧VOを一時保持する。 又、比較手段としての2つのコンパレータ14a。 14bは互いに並列に接続され、両コンパレータ14a
、14bの非反転入力端子には入力電圧Vlが、一方、
反転入力端子にはそれぞれ比較電圧9AVcc/16.
7AVcc/16が入力されている。そして、コンパレ
ータ14aは比較電圧9AVcc/16と入力電圧Vl
との大きさを比較し、入力電圧vrが比較電圧9AVc
c/15以上であると比較結果A1として「1」を出力
し、比較電圧9AVcc/16未満であると「0」を出
力するようになっている。又、コンパレータ14bは入
力電圧Vlが比較電圧?AVcc/16以上であると比
較結果A2として「1」を出力し、比較電圧7AVcc
/16未満であると「0」を出力するようになっている
。 第3図は電圧変換器11を示し、並列に接続された9つ
の容量が等しいコンデンサ01〜C9及びスイッチ21
〜33からなるスイソチトキャバシタ回路と、全コンデ
ンサ01〜C9に接続されたオペアンプ34とから構成
されている。オペアンプ34には動作電源として単電源
AVccが用いられ、非反転入力端子にはAVcc/2
が入力されている。又、同アンプ34の出力端子と反転
入力端子との間には出力電圧VOを負帰還させるための
帰還スイッチ35が設けられている。 制御回路18は外部よりAD変換スタート信号を入力し
、まず、電圧変換器11に入力される入力端子Vlがア
ナログ入力電圧AVとなるように切替スイッチ17をア
ナログ入力端Xに切替える。 又、制御回路18は電圧変換器11の帰還スイッチ35
を閉路させて出力電圧VOを負帰還させるとともに、各
スイッチ21〜33を切替えてコンデンサ01〜C4に
入力電圧Vlとしてアナログ入力電圧AVを、コンデン
サC5,C6に電源A V ccを、コンデンサC7〜
C9にOポルトの電圧を印加させるようになっている。 この後、制御回路18は帰還スイッチ35を開路させる
とともに、各スイッチ21〜33を切替えてコンデンサ
01〜C8にオペアンプ34の出力電圧■Oを、コンデ
ンサC9にOボルトの電圧を印加させる1うになってい
る。従って、電圧変換器11にょ4アナログ入力電圧A
V (=VI)に対する電圧♂換時の変更電圧■0はオ
ペアンプ34の反転入力端子の電圧が常にAVcc/2
であって、全コンデンサ01〜C9の電荷の総和が保存
されること力ら、コンデンサの容量をCOとすると、C
o(4VI −2AVcc +AVcc−3AVcc/
2)=CO(8VO−4AVcc −AVcc/2)と
なり、これを整理して、 VO=(2VI+AVcc)/4 m (2)を
得る。即ち、アナログ入力端子AV(=VI)の電圧範
囲をオペアンプ34の動作電源の電圧範囲A V cc
〜0ボルトと同一とした場合、第4図に示すようにアナ
ログ入力電圧AVの電圧範囲を3AVcc/4〜AVc
c/4に減衰させることを意味し、この電圧範囲は単電
源A V ccのオペアンプ34が正常に電圧変換を行
なうことができる正常動作電圧範囲となる。即ち、デジ
タル変換したいアナログ入力電圧AVを最大、オペアン
プ34の動作電源と同じ範囲まで入力することが可能と
なる。 そして、制御回路18は電圧変換器11により変換され
た出力電圧vOをサンプリングホールド回路16に保持
させるようになっている。 次に、制御回路18は電圧変換器11による2回目以降
の電圧変換時に電圧変換器11に大刀される入力電圧V
lがサンプリングホールド回路16に保持された前回の
変更電圧voとなるように切替スイッチ17を変更電圧
入力側Yに切替え、サンプリングホールド回路16がら
前回の変更電圧■0を入力電圧Vlとして出力させる。 このとき、制御回路18は両コンパレータ14a。 14bより出力される比較結果AI、A2の組合わせに
基づいてデジタル変換値の各ビット値Bを以下の表のよ
うに決定し、シフトレジスタよりなるA/Dコンバータ
データレジスタ15にその各ビット値Bを最上位ピッ)
(MSB)より順次格納する。 即ち、入力電圧Vl≧9AVcc/16のときビット値
BはrlJ、9AVcc/16>Vl≧7AV cc/
16のときビットBは「0」、そして7AVCC/1
6>Vlのときビット値Bは「−I」となる。 そして、制御回路18は2回目以降の電圧変換時におい
ても、まず、帰還スイッチ35を閉路させて出力電圧V
Oを負帰還させるとともに、各スイッチ21〜33を切
替えてコンデンサC1〜C8に入力電圧VIとしてサン
プリングホールド回路16が保持した前回の変更電圧V
○を印加させるとともに、コンデンサC9に基準電圧V
Rを印加させるようになっている。この後、帰還スイッ
チ35を回路させるとともに、各スイッチ21〜33を
切替えてコンデンサC1〜C4に出力電圧VOを、コン
デンサC5,C6に電源A V ccを、コンデンサC
7に0ボルトの電圧をそれぞれ印加するようになってい
る。又、この時、前記ビット(1FBが「−1」の場合
にはコンデンサC8,C9にそれぞれ0ボルトの電圧を
印加し、ビット値Bが「0」の場合にはコンデンサc8
に0ボルト。 コンデンサC9に基準電圧VRの電圧を印加し、さらに
ビット値Bが「1」の場合には両コンデンサC8,C9
にそれぞれ基準電圧VRを印加するようになっている。 従って、電圧変換器11による前回の変更電圧VO(=
VI)に対する新たな変更電圧V○は、オペアンプ34
の反転入力端子の電圧が常にAVcc/2であって、全
コンデンサc1〜c9の電荷の総和が保存されることか
ら、コンデンサの容量をCOとすると、 Co(8VI −4AVcc +VR−^Vcc/2)
= Co (4VO2AVcc −AVcc/2 +
x )(x ; 0. −VR,−2VRO)イずれか
)となり、これを整理して、 νO= (8VI−2AVcc +VR−x)/4=
(8VI−2AVcc −B−VR)/4 ・
・・ (3)尚、Bは両コンパレータ14a、14bの
比較結果AI、A2の組合わせに基づくビット値である
。 即ち、2回目以降の電圧変換時における入力電圧VI(
前回の変更電圧VO)は3AVcc≧VI≧AVcc/
4であり、基準電圧vR≦AvCCであるため、VOm
ax、VOminはそれぞれVOmax≦(8VI −
3AVcc) /4 = 3^Vcc/4VO+++i
n≧(8VI −AVcc)/4 = AVcc/4と
なり、2回目以降の電圧変換時における変更電圧vOも
第4図に示すようにオペアンプ34の正常動作電圧範囲
に減衰された電圧範囲3AVcc/4〜A V cc
/ 4内でその電圧レベルが変更されることとなる。 上記のように、本実施例のA/Dコンバータではアナロ
グ−デジタル変換を行なうに際して、アナログ入゛力電
圧AVをその電圧範囲がオペアンプ34の動作msの電
圧範囲A V cc〜0ボルトにおける正常動作電圧範
囲3AVcc/4〜AVcc/4に減衰するように変更
した後、その変更電圧VOをオペアンプ34の正常動作
電圧範囲3 A V cc /4〜A V cc /
4内でレベル変更するようにしたので、電圧変換器11
の動作電源の電圧範囲A V cc〜0ボルトと同一の
電圧範囲をもつ広い範囲のアナログ入力電圧AVのデジ
タル変換を高精度に行なうことができる。これにより、
例えば、5ボルト及び0ボルトの2本の動作電源で動作
するMO3LSI上に5〜0ボルトの電圧範囲を持つア
ナログ入力電圧を変換可能なアナログ−デジタルコンバ
ータを内蔵することができる。 尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば第5図に示すように、サンプリングホールド回路1
6に代えて別の電圧変換器36を設け、交互にレベル変
更させるとともに、その交互にレベル変更された変更電
圧VOを交互に選択し、コンパレータ14a、14bに
入力して変換スピードの高速化を図ったA/Dコンバー
タに応用してもよい。この場合、別の電圧変換器36は
前記式(2)に従ったレベル変更は行なわず、式(3)
に従ったレベル変更のみを行なうようにしている。 尚、38はコントロールステータスレジスタである。 [発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、アナログデジタル
コンバータの動作電源の電圧範囲と同一の電圧範囲を持
つ広い範囲のアナログ入力電圧を入力でき、この広い範
囲のアナログ入力電圧を高精度・高速にデジタル値に変
換することができる優れた効果がある。
タとして循環比較型A/Dコンバータといわれるものが
ある。これは第6図に示すように、入力電圧Vlと比較
電圧Vfとを比較して比較結果A(1又はO)を出力す
るコンパレータlと、コンパレータ1の比較結果Aをデ
ジタル変換値の最上位ビットより順次記憶するシフトレ
ジスタ2と、コンパレータ1の比較結果Aに基づいて入
力端子Vlの電圧レベルを変換する電圧変換器3と、電
圧変換器3より出力された変更電圧vOを次の電圧変換
のために一時保持するサンプリングホールド回路4と、
アナログ入力電圧AVと前記サンプリングホールド回路
4に保持された変更電圧vOとを切替えて入力電圧Vl
としてコンパレータl及び電圧変換器3に入力する切替
スイッチ5とにより構成されている。 そして、まず、切替スイフチ5をアナログ電圧入力側X
に切替えてアナログ入力電圧AVを入力電圧Vlとして
入力し、コンパレータlにより入力電圧vIと比較電圧
Vfとを比較して比較結果A(1又は0)を出力し、シ
フトレジスタ2にその比較結果Aをデジタル変換値の最
上位ビット(MSB)として記憶させる。 一方、アナログ入力電圧AVを入力電圧Vlとして入力
した電圧変換器3は前記比較結果Aとこの入力電圧Vl
(=AV)とを用いて以下の式(1)に基づく変更
電圧vOをサンプリングホールド回路4に出力し、同ホ
ールド回路4にて一時保持させる。 VO=2V I−A・VR・・・ (1)なお、VRは
基準電圧である。 次に、切替スイッチ5を変更電圧入力側Yに切替えて変
更電圧V○を新たな入力端子VIとして入力し、コンパ
レータ1によりその入力電圧VIと比較電圧Vfとを比
較して比較結果A(1又は0〉を出力し、シフトレジス
タ2にその比較結果Aをデジタル変換値の第23Bとし
て記憶させる。 電圧変換器3は前記と同様にこの比較結果Aと入力電圧
Vlとを用い、前記式Tl)に基づく新たな変更電圧■
0をサンプリングホールド回路4に出力する。 以後、シフトレジスタ2にデジタル変換値の最下位ピッ
) (LSB)が記憶されるまで、前記と同様にしてサ
ンプリングホールド回路4に一時保持された変更電圧V
Oを入力端子Vtとして入力し、コンパレータlによる
比較結果Aの出力及び電圧変換器3による電圧変換を行
なうようになっている。 [発明が解決しようとする課題] ところで、入力電圧Vlに対して弐(11に従った変更
電圧vOを出力する電圧変換器3はコンデンサ(容量)
とMOSオペアンプで構成されている。 そして、その動作電源をA V cc 、 −A V
ccとし、基準電圧VRをA V ccと等しくし、入
力電圧VlにA V cc〜−A V ccの電圧を印
加した場合、前記式+1)から明らかなように出力電圧
VOが理論上、AVcc〜−A V ccの値をとるこ
とになる。動作電源の2分の1 (AVcc/2〜−A
Vcc/2)以上の変更電圧VOとなる入力電圧VI(
アナログ入力電圧AV)はMOSオペアンプの特性上変
換できない。 即ち、電圧変換器3は、例えば動作電源がAVcc〜−
A V ccの場合、アナログ入力電圧がA V cc
/2〜−A V cc / ’lの電圧範囲を越えると
正常に変換できなくなる。従って、従来のA/Dコンバ
ータではA/Dコンバータの動作電源の電圧範囲と同一
の電圧範囲を持つアナログ入力電圧を入力することがで
きないという問題点があった。 このような問題点は2つのコンパレータを用い、異なる
2つの比較電圧と入力電圧Vlとを比較して、その2つ
の比較結果に基づいて電圧変換器3の変更電圧VOを制
御する、いわゆる三値制御による循環比較型A/Dコン
バータにおいても同様な問題を有していた。 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
って、その目的はアナログ−デジタルコンバータの動作
電源の電圧範囲と同一の電圧範囲を持つ広い範囲のアナ
ログ入力電圧を入力でき、この広い範囲のアナログ入力
電圧を高精度・高速にデジタル値に変換することができ
るアナログ−デジタルコンバータを提供することにある
。 [課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。 電圧変換器11は減衰手段12とレヘル変更手段13と
からなり、入力端子がアナログ入力端子の場合にはその
電圧範囲が同電圧変換器11の動作電源の正常動作電圧
範囲に減衰するようにアナログ入力電圧を変更し、入力
電圧が同電圧変換器11による変更電圧である場合には
減衰された正常動作電圧範囲内で変更電圧のレベルを変
更する。 比較手段14は少なくとも電圧変換器11により変更さ
れた変更電圧と比較電圧とを比較する。記憶手段15は
比較手段14の比較結果を記憶する。 保持手段16は電圧変換器11により変更された変更電
圧を次の電圧変換のために一時保持する。 切替手段17はアナログ入力電圧と保持手段16が保持
した変更電圧の一方を入力電圧として、少なくとも電圧
変換器11に切替え入力する。 制御手段18は最初に電圧変換器11に入力される入力
電圧がアナログ入力電圧となるように、以降、電圧変換
器11に入力される入力電圧が保持手段16に保持され
た変更電圧となるように切替手段17を切替制御すると
ともに、保持手段16への変更電圧の保持及び保持手段
16からの変更電圧の出力を制御し、さらに電圧変換器
11による入力電圧の電圧レベル変更を制御する。 る。 [作用1 アナログ−デジタル変換時において、最初に、制御手段
18にて切替手段17がアナログ入力側に切替えられて
アナログ入力電圧が電圧変換器11に入力され、減衰手
段12によりそのアナログ入力電圧の電圧範囲が同電圧
変換器11の動作電源の正常動作電圧範囲に減衰するよ
うにアナログ入力端子のレベルが変更される。アナログ
入力電圧が入力された以降、制御手段18にて切替手段
17は変更電圧入力側に切替えられ、変更電圧が電圧変
換器11に入力され、レベル変更手段13により比較手
段14の比較結果に基づいてその入力電圧の電圧レベル
が変更される。 従って、アナログ入力端子の電圧範囲を電圧変換器11
の動作電源の電圧範囲であって、電圧変換器11が正常
に電圧変換を行なうことができる正常動作電圧範囲に減
衰させることができ、電圧変換器11の動作電源の電圧
範囲と同一の電圧範囲をもつアナログ入力電圧をデジタ
ル値に高精度・高速に変換することができる。 [実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第2〜4図に従っ
て説明する。 第2図は本発明を三値制御による循環比較型A/Dコン
バータに具体化した一実施例を示す概略構成図、第3図
は電圧変換器を示す電気回路図、第4図は電圧変換器の
作用説明図であり、第1図と同様のit威については同
一の符号を付して説明する。 第2図に示すように、電圧変換器11の入力側には切替
スイッチ17が接続され、このスイッチ17にて電圧変
換器11はアナログ入力電圧AV又は同電圧変換器11
にて変更された変更電圧VOを入力電圧Vlとして入力
する。!圧変換器11の出力側には保持手段としてのサ
ンプリングホールド回路16が接続され、電圧変換器1
1の出力電圧VOを一時保持する。 又、比較手段としての2つのコンパレータ14a。 14bは互いに並列に接続され、両コンパレータ14a
、14bの非反転入力端子には入力電圧Vlが、一方、
反転入力端子にはそれぞれ比較電圧9AVcc/16.
7AVcc/16が入力されている。そして、コンパレ
ータ14aは比較電圧9AVcc/16と入力電圧Vl
との大きさを比較し、入力電圧vrが比較電圧9AVc
c/15以上であると比較結果A1として「1」を出力
し、比較電圧9AVcc/16未満であると「0」を出
力するようになっている。又、コンパレータ14bは入
力電圧Vlが比較電圧?AVcc/16以上であると比
較結果A2として「1」を出力し、比較電圧7AVcc
/16未満であると「0」を出力するようになっている
。 第3図は電圧変換器11を示し、並列に接続された9つ
の容量が等しいコンデンサ01〜C9及びスイッチ21
〜33からなるスイソチトキャバシタ回路と、全コンデ
ンサ01〜C9に接続されたオペアンプ34とから構成
されている。オペアンプ34には動作電源として単電源
AVccが用いられ、非反転入力端子にはAVcc/2
が入力されている。又、同アンプ34の出力端子と反転
入力端子との間には出力電圧VOを負帰還させるための
帰還スイッチ35が設けられている。 制御回路18は外部よりAD変換スタート信号を入力し
、まず、電圧変換器11に入力される入力端子Vlがア
ナログ入力電圧AVとなるように切替スイッチ17をア
ナログ入力端Xに切替える。 又、制御回路18は電圧変換器11の帰還スイッチ35
を閉路させて出力電圧VOを負帰還させるとともに、各
スイッチ21〜33を切替えてコンデンサ01〜C4に
入力電圧Vlとしてアナログ入力電圧AVを、コンデン
サC5,C6に電源A V ccを、コンデンサC7〜
C9にOポルトの電圧を印加させるようになっている。 この後、制御回路18は帰還スイッチ35を開路させる
とともに、各スイッチ21〜33を切替えてコンデンサ
01〜C8にオペアンプ34の出力電圧■Oを、コンデ
ンサC9にOボルトの電圧を印加させる1うになってい
る。従って、電圧変換器11にょ4アナログ入力電圧A
V (=VI)に対する電圧♂換時の変更電圧■0はオ
ペアンプ34の反転入力端子の電圧が常にAVcc/2
であって、全コンデンサ01〜C9の電荷の総和が保存
されること力ら、コンデンサの容量をCOとすると、C
o(4VI −2AVcc +AVcc−3AVcc/
2)=CO(8VO−4AVcc −AVcc/2)と
なり、これを整理して、 VO=(2VI+AVcc)/4 m (2)を
得る。即ち、アナログ入力端子AV(=VI)の電圧範
囲をオペアンプ34の動作電源の電圧範囲A V cc
〜0ボルトと同一とした場合、第4図に示すようにアナ
ログ入力電圧AVの電圧範囲を3AVcc/4〜AVc
c/4に減衰させることを意味し、この電圧範囲は単電
源A V ccのオペアンプ34が正常に電圧変換を行
なうことができる正常動作電圧範囲となる。即ち、デジ
タル変換したいアナログ入力電圧AVを最大、オペアン
プ34の動作電源と同じ範囲まで入力することが可能と
なる。 そして、制御回路18は電圧変換器11により変換され
た出力電圧vOをサンプリングホールド回路16に保持
させるようになっている。 次に、制御回路18は電圧変換器11による2回目以降
の電圧変換時に電圧変換器11に大刀される入力電圧V
lがサンプリングホールド回路16に保持された前回の
変更電圧voとなるように切替スイッチ17を変更電圧
入力側Yに切替え、サンプリングホールド回路16がら
前回の変更電圧■0を入力電圧Vlとして出力させる。 このとき、制御回路18は両コンパレータ14a。 14bより出力される比較結果AI、A2の組合わせに
基づいてデジタル変換値の各ビット値Bを以下の表のよ
うに決定し、シフトレジスタよりなるA/Dコンバータ
データレジスタ15にその各ビット値Bを最上位ピッ)
(MSB)より順次格納する。 即ち、入力電圧Vl≧9AVcc/16のときビット値
BはrlJ、9AVcc/16>Vl≧7AV cc/
16のときビットBは「0」、そして7AVCC/1
6>Vlのときビット値Bは「−I」となる。 そして、制御回路18は2回目以降の電圧変換時におい
ても、まず、帰還スイッチ35を閉路させて出力電圧V
Oを負帰還させるとともに、各スイッチ21〜33を切
替えてコンデンサC1〜C8に入力電圧VIとしてサン
プリングホールド回路16が保持した前回の変更電圧V
○を印加させるとともに、コンデンサC9に基準電圧V
Rを印加させるようになっている。この後、帰還スイッ
チ35を回路させるとともに、各スイッチ21〜33を
切替えてコンデンサC1〜C4に出力電圧VOを、コン
デンサC5,C6に電源A V ccを、コンデンサC
7に0ボルトの電圧をそれぞれ印加するようになってい
る。又、この時、前記ビット(1FBが「−1」の場合
にはコンデンサC8,C9にそれぞれ0ボルトの電圧を
印加し、ビット値Bが「0」の場合にはコンデンサc8
に0ボルト。 コンデンサC9に基準電圧VRの電圧を印加し、さらに
ビット値Bが「1」の場合には両コンデンサC8,C9
にそれぞれ基準電圧VRを印加するようになっている。 従って、電圧変換器11による前回の変更電圧VO(=
VI)に対する新たな変更電圧V○は、オペアンプ34
の反転入力端子の電圧が常にAVcc/2であって、全
コンデンサc1〜c9の電荷の総和が保存されることか
ら、コンデンサの容量をCOとすると、 Co(8VI −4AVcc +VR−^Vcc/2)
= Co (4VO2AVcc −AVcc/2 +
x )(x ; 0. −VR,−2VRO)イずれか
)となり、これを整理して、 νO= (8VI−2AVcc +VR−x)/4=
(8VI−2AVcc −B−VR)/4 ・
・・ (3)尚、Bは両コンパレータ14a、14bの
比較結果AI、A2の組合わせに基づくビット値である
。 即ち、2回目以降の電圧変換時における入力電圧VI(
前回の変更電圧VO)は3AVcc≧VI≧AVcc/
4であり、基準電圧vR≦AvCCであるため、VOm
ax、VOminはそれぞれVOmax≦(8VI −
3AVcc) /4 = 3^Vcc/4VO+++i
n≧(8VI −AVcc)/4 = AVcc/4と
なり、2回目以降の電圧変換時における変更電圧vOも
第4図に示すようにオペアンプ34の正常動作電圧範囲
に減衰された電圧範囲3AVcc/4〜A V cc
/ 4内でその電圧レベルが変更されることとなる。 上記のように、本実施例のA/Dコンバータではアナロ
グ−デジタル変換を行なうに際して、アナログ入゛力電
圧AVをその電圧範囲がオペアンプ34の動作msの電
圧範囲A V cc〜0ボルトにおける正常動作電圧範
囲3AVcc/4〜AVcc/4に減衰するように変更
した後、その変更電圧VOをオペアンプ34の正常動作
電圧範囲3 A V cc /4〜A V cc /
4内でレベル変更するようにしたので、電圧変換器11
の動作電源の電圧範囲A V cc〜0ボルトと同一の
電圧範囲をもつ広い範囲のアナログ入力電圧AVのデジ
タル変換を高精度に行なうことができる。これにより、
例えば、5ボルト及び0ボルトの2本の動作電源で動作
するMO3LSI上に5〜0ボルトの電圧範囲を持つア
ナログ入力電圧を変換可能なアナログ−デジタルコンバ
ータを内蔵することができる。 尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば第5図に示すように、サンプリングホールド回路1
6に代えて別の電圧変換器36を設け、交互にレベル変
更させるとともに、その交互にレベル変更された変更電
圧VOを交互に選択し、コンパレータ14a、14bに
入力して変換スピードの高速化を図ったA/Dコンバー
タに応用してもよい。この場合、別の電圧変換器36は
前記式(2)に従ったレベル変更は行なわず、式(3)
に従ったレベル変更のみを行なうようにしている。 尚、38はコントロールステータスレジスタである。 [発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、アナログデジタル
コンバータの動作電源の電圧範囲と同一の電圧範囲を持
つ広い範囲のアナログ入力電圧を入力でき、この広い範
囲のアナログ入力電圧を高精度・高速にデジタル値に変
換することができる優れた効果がある。
第1図は本発明の原理説明図、
第2図は本発明を三値制御による循環比較型A/Dコン
バータに具体化した一実施例を示す概略構成図、 第3図は電圧変換器を示す電気回路図、第4図は電圧変
換器の作用説明図、 第5図は別の実施例を示す概略構成図、第6図は従来の
アナログ−デジタルコンバータを示す概略構成図である
。 図において、 11は電圧変換器、 工2は減衰手段、 13はレベル変換手段、 14は比較手段、 15は記憶手段、 16は保持手段、 17は切替手段、 18は制御手段である。
バータに具体化した一実施例を示す概略構成図、 第3図は電圧変換器を示す電気回路図、第4図は電圧変
換器の作用説明図、 第5図は別の実施例を示す概略構成図、第6図は従来の
アナログ−デジタルコンバータを示す概略構成図である
。 図において、 11は電圧変換器、 工2は減衰手段、 13はレベル変換手段、 14は比較手段、 15は記憶手段、 16は保持手段、 17は切替手段、 18は制御手段である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力電圧の電圧レベルを変更する電圧変換器(11
)と、 少なくとも前記電圧変換器(11)により変更された変
更電圧と比較電圧とを比較する比較手段(14)と、 前記比較手段(14)の比較結果を記憶する記憶手段(
15)と、 前記電圧変換器(11)により変更された変更電圧を次
の電圧変換のために一時保持する保持手段(16)と、 アナログ入力電圧と前記保持手段(16)が保持した変
更電圧の一方を前記入力電圧として、少なくとも前記電
圧変換器(11)に切替え入力する切替手段(17)と
、 前記アナログ入力電圧を入力電圧として入力した後は前
記保持手段(16)が保持した変更電圧が入力されるよ
うに前記切替手段(17)を制御するとともに、前記電
圧変換器(11)及び保持手段(16)の変更電圧の出
力タイミングを制御し前記電圧変換器(11)の変更電
圧を逐次前記比較手段(14)にて比較させる制御手段
(18)と からなるアナログ−デジタルコンバータにおいて、前記
電圧変換器(11)は、 前記アナログ入力電圧のレベルを、同アナログ入力電圧
に対する変更電圧が電圧変換器(11)の動作電源の正
常動作電圧範囲に減衰するように変更する減衰手段(1
2)と、 前記変更電圧のレベルを、前記比較手段(14)の比較
結果に基づき前記正常動作電圧範囲で変更するレベル変
更手段(13)と からなることを特徴とするアナログ−デジタルコンバー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22586589A JPH0389629A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | アナログ―デジタルコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22586589A JPH0389629A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | アナログ―デジタルコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0389629A true JPH0389629A (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=16836061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22586589A Pending JPH0389629A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | アナログ―デジタルコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0389629A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2012210013B2 (en) * | 2011-01-26 | 2017-02-23 | Megmilk Snow Brand Co., Ltd. | Sense-improving agent |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP22586589A patent/JPH0389629A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2012210013B2 (en) * | 2011-01-26 | 2017-02-23 | Megmilk Snow Brand Co., Ltd. | Sense-improving agent |
AU2012210013C1 (en) * | 2011-01-26 | 2017-06-01 | Megmilk Snow Brand Co., Ltd. | Sense-improving agent |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7903018B2 (en) | Analog/digital converter assembly and corresponding method | |
US5426431A (en) | Analog/digital converter | |
US20090184857A1 (en) | A/d converting apparatus | |
US4994808A (en) | Pipelined analog to digital converter with summing and comparator functions occurring in parallel for each bit | |
US20070194964A1 (en) | Digital-to-analog converter using capacitors and operational amplifier | |
US4983969A (en) | Successive approximation analog to digital converter | |
EP0289081A1 (en) | Digital-to-analog converter | |
US5355135A (en) | Semi-flash A/D converter using switched capacitor comparators | |
EP1201035A1 (en) | Capacitor array | |
US6965258B2 (en) | Sample-and-hold with no-delay reset | |
US6140949A (en) | Trimming algorithm for pipeline A/D converter using integrated non-linearity measurement | |
US4983974A (en) | Analog-to-digital conversion by varying both inputs of a comparator utilizing successive approximation | |
JPH0389629A (ja) | アナログ―デジタルコンバータ | |
JP3782911B2 (ja) | Adコンバータ回路 | |
JP4357709B2 (ja) | パイプライン型a/dコンバータ | |
US4668936A (en) | Untrimmed 12 bit monotonic all capacitive A to D converter | |
US4905006A (en) | Digital-to-analog converter | |
JPS6177430A (ja) | アナログ・デジタル変換器 | |
JP2705585B2 (ja) | 直並列型アナログ/ディジタル変換器 | |
JP3130007B2 (ja) | 逐次比較型a/dコンバータ回路 | |
JP3344524B2 (ja) | D/aコンバータ | |
JPH0758912B2 (ja) | 高速セトリングd/a変換器 | |
JPH0577218B2 (ja) | ||
JPH08204561A (ja) | サブレンジング型a/d変換器 | |
Chang | Fast D/A and A/D converters |