JPH0577174U - 電線・ケーブルの牽引ロープ巻取りドラム - Google Patents

電線・ケーブルの牽引ロープ巻取りドラム

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JPH0577174U
JPH0577174U JP1846692U JP1846692U JPH0577174U JP H0577174 U JPH0577174 U JP H0577174U JP 1846692 U JP1846692 U JP 1846692U JP 1846692 U JP1846692 U JP 1846692U JP H0577174 U JPH0577174 U JP H0577174U
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JP
Japan
Prior art keywords
tow rope
winding drum
surface fastener
piece
electric wire
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Pending
Application number
JP1846692U
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English (en)
Inventor
誠二 日野
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取りドラムに牽引ロープの始端を固着する
際、その固着作業をスムースにし得る。 【構成】 巻取りドラム1の胴部2表面にその軸方向全
長に亘る面ファスナー4を取付ける。その面ファスナー
4の上側片4bを所要長さ剥ぎ取り、面ファスナー4の
両片4a、4b間に牽引ロープaの始端を挿し入れ、面
ファスナー4の一片4bを他片4aに止着し、面ファス
ナー4でもって牽引ロープa始端を巻取りドラム1に固
着する。このとき、巻取機のトラバーサ、すなわち牽引
ロープaの始端がどの位置にあっても、面ファスナー4
の一片4bの剥取り量によって固着位置に対応し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電線・ケーブル(以下単にケーブルと言う。)を管路内に敷設す る際に使用する電線・ケーブルの牽引ロープ巻取りドラムに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
ケーブルを管路内に敷設するには、先ずパイロットロープの先端にシャトルコ ックを取付け、このシャトルコックを、敷設する管路長両端の一方のマンホール から圧搾空気で他方のマンホールに向って管路内に飛ばし管路にパイロットロー プを導入する。つぎに、このパイロットロープに牽引ロープを繋ぎ前記パイロッ トロープを引取ることにより管路内に牽引ロープを導入する。
【0003】 一方、他方のマンホール近くには対のエンドレスチェーンを対向させた引取り 機及び巻取機を備え、牽引ロープが管路内を通り抜け、他方のマンホールから導 出すれば、引取り機のエンドレスチェーン間に導き、そのチェーン走行によって 牽引ロープを引き取る。このとき、牽引ロープにケーブルを繋ぎ、その牽引ロー プの引き取りにつれてそのケーブルを管路内に導き敷設する。他方のマンホール から引き出された牽引ロープは上記巻取機の巻取りドラムに巻き取られる。
【0004】 ところで、牽引ロープは、その両端に互いに対応するコネクターが設けられた 、通常100m程度のものを上記管路長に応じた長さにコネクターを介して繋い だものである。一方、その牽引ロープの上記巻取りドラムは、運搬性等の面から その単位長を巻き取る大きさにしてある。このため、上記巻取り作用は、その単 位長の牽引ロープごとに行われ、その都度、巻取りドラムを交換して行う。
【0005】 その新たな巻取りドラムへの巻取り時、牽引ロープの始端を巻取ドラムに固定 しなければならないが、従来、その始端を巻取りドラムの鍔部の巻始め口に挿入 し紐締め等の種々の手段で止着しており、その作業が煩わしかった。
【0006】 また、牽引ロープの終端が巻取りドラムに来たとき、その終端が鍔近くにある とはかぎらず、むしろ胴部中央にあることが多い、すなわち、巻取機のトラバー サは胴部中央にあることが多い。このため、つぎの牽引ロープの始端は胴部中央 にあることとなり、それを鍔部の巻始め口に導き止着することは、牽引ロープを 引っぱる等の作業を必要とし、上記紐等の締結に加えて作業の煩わしさを増して いる。
【0007】 本考案は、以上の点に鑑み、巻取機のトラバーサがどのような位置にあろうと 、牽引ロープの始端を巻取ドラムに容易に固定し得るようにすることを課題とす る。
【0008】
【課題解決の手段】
上記の課題を解決するために、本考案にあっては、巻取りドラム胴部表面にそ の軸方向全長に亘る面ファスナーを取付けてなる構成としたのである。
【0009】
【作用】
このように構成する本考案に係る巻取りドラムは、面ファスナーの上側一片を 所要長さ剥ぎ取り、その面ファスナーの両片間に牽引ロープの始端を挿し入れ、 面ファスナーの一片を他片に止着し、面ファスナーでもって牽引ロープ始端を巻 取りドラムに止着する。
【0010】 このとき、巻取機のトラバーサ、すなわち牽引ロープの始端がどの位置にあっ ても、面ファスナーの一片の剥取り量によって止着位置に対応し得る。
【0011】
【実施例】
1は本考案にかかる巻き取りドラムで、胴部2と鍔部3、3から成り、胴部2 に面ファスナー4(通称、マジックファスナー:登録商標)が貼り付けられてい る。
【0012】 この巻取りドラム1の使用は、引き取られている牽引ロープaのコネクタbが 巻取りドラム1に到来すると、コネクタbの接続を外し、巻取機上の巻取りドラ ム1を新しいものと取り替える。取り替えが終れば、図1、図2に示すように、 面ファスナー4の上側片4bを剥し、牽引ロープaの始端を面ファスナー4の上 側片4bと下側片4aの間に挿入し、図3に示すように上側片4bをもとに戻し 、両片4a、4bを止着して牽引ロープaを固定する。
【0013】 この間、引取り機は止まることなく引き取って、牽引ロープaは地面上に畜線 されており、前記牽引ロープaの始端固定が終わると、トルクモータ駆動の巻取 機を始動する。その始めは、前記畜線部分の巻取りのため、その負荷が小さく早 く巻取られる。この時、図4乃至図6に示すように、牽引ロープaを手を添える などによってクロスターンさせて巻き始め端が滑らないようにする。この作用時 は、巻取機の駆動は手で行うのが好ましく、始端が確実に固定されたのち、自動 運転にするとよい。
【0014】
【効果】
以上の説明からわかるように本考案によれば、電線・ケーブルの管路内敷設の 際に使用される牽引ロープの巻取りが、トラバーサの位置に関係なくドラムの幅 のどの位置でも、随意にスムースに実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図
【図2】同実施例の作用説明図
【図3】同実施例の作用説明図
【図4】同実施例の作用説明図
【図5】同実施例の作用説明図
【図6】同実施例の作用説明図
【符号の説明】
a 牽引ロープ b コネクタ 1 巻取りドラム 2 胴部 3 鍔部 4 面ファスナー 4a 面ファスナーの下側片 4b 面ファスナーの上側片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部表面にその軸方向全長に亘る面ファ
    スナーを取付けてなることを特徴とする電線・ケーブル
    の牽引ロープ巻取りドラム。
JP1846692U 1992-03-31 1992-03-31 電線・ケーブルの牽引ロープ巻取りドラム Pending JPH0577174U (ja)

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