JPH0577115U - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JPH0577115U
JPH0577115U JP2650792U JP2650792U JPH0577115U JP H0577115 U JPH0577115 U JP H0577115U JP 2650792 U JP2650792 U JP 2650792U JP 2650792 U JP2650792 U JP 2650792U JP H0577115 U JPH0577115 U JP H0577115U
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work
hook
chain
arm
transfer device
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JP2650792U
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博治 川崎
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Fuji Oozx Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークがフックから脱落するのを防止し、ワ
ークを安定して搬送する。 【構成】 ワーク(9)が上向き走行部(2a)に沿っ
て搬送されるとき、係合孔(24)を挟んでフック(20)
の短い方の腕部(22a)の一側面にワークの拡径部(9
b)が、また長い方の腕部(22b)の他側面の係合孔
(24)下縁部にワーク(9)の軸部(9a)が係止され
る。しかし、フック(20)は、両腕部(22a)(22b)が
チェーンと平行な板面を有する肉薄の平板により形成さ
れているので、垂直軸に対するワーク(9)()の吊下げ
角は小、すなわち垂直に近い角度となるので、ワーク
(9)はフック(20)から脱落することなく、安定して
フック(20)に支持されて搬送される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は軸部の一端に拡径部が連設されたワークを搬送するのに好適なワーク 搬送装置、特に無端回走するチェーンに止着され、ワークを支持して搬送するフ ックの形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、エンジンバルブのような軸部の一端に拡径部が連設された棒状のワー クを大量に生産する場合において、ある前工程を終えて排出されるワークは、次 の工程の所要の位置に連続的に搬送させる必要があり、図4はその従来のワーク 搬送装置(1)を示している。
【0003】 (2)は無端状のチェーンで、適宜の駆動手段(図示略)により、複数のスプ ロケット(3)〜(7)にガイドされて、矢印方向に回走させられるようになっ ている。
【0004】 (8)は、その進行方向(矢印)に対して、前側が短く、後側が長い前後1対 の腕部(8a)(8b)を有するワーク搬送用のフックであって、やや厚みのある 帯板材をU字状に折曲して形成され、チェーン(2)の側方に直交状に突出する ようにして、かつチェーン(2)の長手方向に所定間隔を置いて固着されている 。
【0005】 搬送装置(1)におけるチェーン(2)の水平回走部分の一部の上方には、ワ ーク供給ライン(図示せず)から送られてきた軸部(9a)の一端に傘状の拡径 部(9b)が連設されたエンジンバルブ、すなわちワーク(9)を供給する供給 シュート(10)が設けられている。
【0006】 供給シュート(10)は先端側から横向き傾斜部(11a)水平直線部(11b)お よび下向き傾斜部(11c)が順次連設された1対の互いに平行な案内杆(11)よ り構成されている。
【0007】 水平直線部(11b)は、その間に形成される案内路(12)が、チェーン(2) と平行をなし、フック(8)における短い方の腕部(8a)の外側でかつ、長い 方の腕部(8b)の先端部の回走軌跡の直上に位置するようにしてある。
【0008】 横向き傾斜部(11a)は、水平直線部(11b)の前端側を水平を保ちながら、 チェーン(2)の進行方向に向かって漸次チェーン(2)に接近するように横向 き傾斜し、供給シュート(10)の出口端に前端が開口する短寸の水平部(11d) が延出するように折曲されている。
【0009】 水平部(11d)は、フック(8)における短い方の腕部(8a)の走行軌跡の 上方に位置するとともに、その開口部の寸法は短い方の腕部(8a)の長さと同 等か若干小となるようにしてある。
【0010】 チェーン(2)が回走すると待機中のワーク(9)は、その拡径部(9b)の 下面がフック(8)の長い方の腕部(8b)の前面と当接して後押しされ、水平 直線部(11b)上を前方に移動する。
【0011】 横向き傾斜部(11a)に達したワーク(9)は拡径部(9b)の下面が横向き 傾斜部(11a)の案内杆(11)を摺動しながらチェーン(2)に向かって側方移 動し、図3に想像線で示す両腕部(8a)(8b)の中央形成される係合孔(8c )内に軸部(9a)が位置し、かつ拡径部(9b)が両腕部(8a)(8b)によ り支持される。
【0012】 この後、供給シュート(10)における出口端、すなわち水平部(11d)より外 れたワーク(9)は、フック(8)上にわずかに落下し、拡径部(9b)がフッ ク(8)に完全に支持された状態でほぼ垂直の上向き走行部(2a)に入り、さ らに水平走行部(2b)を経て次工程の機械加工ラインに送られる。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のフック(8)にあっては、やや厚みのある帯板材を折 曲して形成してあるため、フック(8)が上向き走行部(2a)に位置した場合 に、図4に示す左右方向の厚さT1が大きいので、ワーク(9)の垂直搬送時に おける垂直軸(L)に対するワーク(9)の吊下げ角(θ1)が大きくすなわち 水平に近い状態となり、特に拡径部(9b)の外径が大きい場合には、重心が拡 径部(9b)側に移行するためにワーク(9)がフック(8)から脱落するおそ れが大きいという問題点があった。
【0014】 本考案は上記問題点を解消すべくなされたものであって、上向き搬送時に、ワ ークがフックから脱落するのを防止し、ワークを安定して搬送しうるようにした ワーク搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、一部に上向き走行部を有する回走軌跡に 沿って無端回走するようにしたチェーンに、該チェーンの側方に延出し、かつ進 行方向に対して前側が短く、後側が長い二又状の腕部を有するフックを止着し、 軸部の一端に拡径部が連設されたワークを、前記拡径部を上方とし、かつ前記軸 部をフックの両腕部間に形成された係合孔に係合させることによりフックに支持 させて、前記回走軌跡に沿って搬送するようにしたワーク搬送装置において、前 記フックの少なくとも両腕部を、板面がチェーンと平行をなす肉薄の平板により 形成したことを特徴としたものである。
【0016】
【作用】
ワークが上向き走行部に沿って搬送されるとき、係合孔を挟んで、フックの短 い方の腕部の一側面にワークの拡径部が、また長い方の腕部の他側面の係合孔下 縁部にワークの軸部が係止される。 しかし、フックは、両腕部がチェーンと平行な板面を有する肉薄の平板により 形成されているので、垂直軸に対するワークの吊下げ角は小、すなわち垂直に近 い角度となるので、ワークはフックから脱落することなく、安定してフックに支 持されて搬送される。
【0017】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図1および図2に基づいて説明する。 なお、従来例に示した部材と同一の部材には同一符号を付して詳細な説明は省 略する。
【0018】 図中(20)は搬送用のフックを示し、取付部(21)および搬送部(22)より構 成されている。 取付部(21)は断面L字形の金属製薄板であってチェーン止着片(21a)およ び搬送部止着片(21b)よりなり、チェーン止着片(21a)が2つの有頭軸(23 )をもってチェーン(2)に止着されている。
【0019】 搬送部(22)は、前記搬送部(21)の止着片(21b)に固着され、かつ肉薄の 平面視U字形状の板面がチェーン(2)とほぼ平行をなしてチェーン(2)の側 方に延出する金属製板材により形成されている。
【0020】 ワーク搬送部(22)には、チェーン(2)の進行方向に対して前側が短く、後 側が長い1対の腕部(22a)(22b)が形成され、両腕部(22a)(22b)は同程度 の幅及び厚さ(T2)としてある。
【0021】 両腕部(22a)(22b)の間には、U字状の係合孔(24)が形成され、この係合 孔(24)にワーク(9)の頸部(9c)のわずかに下方を係合させてワーク(9 )を支持し、図2に示すように上向き走行部(2a)に沿ってワーク(9)を上 方へ搬送するようにしてある。 次に前記のものの作用につき説明する。
【0022】 ワーク(9)が上向き走行部(2a)に沿って搬送されるとき、ワーク(9) は、拡径部(9b)の一部が短い方の腕部(22a)の一側面に当接し、拡径部( 9b)寄りの頸部(9c)のやや下方が、係合孔(24)の下端であって、長い方 の腕部(22b)における前記腕部(22a)の当接点と反対側の側面の上縁部(22 c)に当接して係止され、ワーク(9)の軸部(9a)が斜め下方を向いてフッ ク(20)に吊支される。
【0023】 この吊支状態において、搬送部(22)の両腕部(22a)の厚さ(T2)は薄い ので、垂直軸(L)に対するワーク(9)の吊下げ角(θ2)は小、すなわち垂 直に近い角度となり、ワーク(9)はフック(20)から脱落することなく安定し てフック(20)によって支持されて搬送することができる。
【0024】
【考案の効果】
本考案によると、フックの少なくとも両腕部を、板面がチェーンと平行をなす 肉薄の平板により形成したことにより、両腕部間にワークの拡径部のすぐ下の軸 部を嵌合して、上向きに搬送する際のワークの吊下げ姿勢を、可及的に垂直に近 づけることができ、ワークをフックから脱落することなく、安定して支持するこ とができる。 また、フックを、板金のプレス加工だけで簡単に製造できるという利点もある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略斜視図である。
【図2】同じくワークの上向き搬送時の支持状態を示す
要部の拡大縦断面図である。
【図3】従来のワーク搬送装置の一例を示す概略斜視図
である。
【図4】同じくワークの上向き搬送時の支持状態を示す
要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
(1)ワーク搬送装置 (2)
チェーン (2a)上向き走行部 (2
b)水平走行部 (3)〜(7)スプロケット (8)
フック (8a)(8b)腕部 (9)
ワーク (9a)軸部 (9
b)拡径部 (9c)頸部 (10)
供給シュート (11)案内杆 (11
a)横向き傾斜部 (11b)水平直線部 (11
c)下向き傾斜部 (12)案内路 (20)
フック (21)取付部 (21
a)チェーン止着片 (21b)搬送部止着片 (22)
搬送部 (22a)(22b)腕部 (22
c)上縁部 (23)有頭軸 (24)
係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部に上向き走行部を有する回走軌跡に
    沿って無端回走するようにしたチェーンに、該チェーン
    の側方に延出し、かつ進行方向に対して前側が短く、後
    側が長い二又状の腕部を有するフックを止着し、軸部の
    一端に拡径部が連設されたワークを、前記拡径部を上方
    とし、かつ前記軸部をフックの両腕部間に形成された係
    合孔に係合させることによりフックに支持させて、前記
    回走軌跡に沿って搬送するようにしたワーク搬送装置に
    おいて、 前記フックの少なくとも両腕部を、板面がチェーンと平
    行をなす肉薄の平板により形成したことを特徴とするワ
    ーク搬送装置。
JP2650792U 1992-03-31 1992-03-31 ワーク搬送装置 Expired - Lifetime JP2560947Y2 (ja)

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JPH0577115U true JPH0577115U (ja) 1993-10-19
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098110A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Ishikawajima Inspection & Instrumentation Co 連続浸透探傷装置
CN108856133A (zh) * 2018-05-25 2018-11-23 张家港市科宇信超声有限公司 用于超声波清洗装置的上料机构

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CN108856133A (zh) * 2018-05-25 2018-11-23 张家港市科宇信超声有限公司 用于超声波清洗装置的上料机构

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JP2560947Y2 (ja) 1998-01-26

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