JPH0577003U - 包装機の圧縮装置 - Google Patents
包装機の圧縮装置Info
- Publication number
- JPH0577003U JPH0577003U JP1596492U JP1596492U JPH0577003U JP H0577003 U JPH0577003 U JP H0577003U JP 1596492 U JP1596492 U JP 1596492U JP 1596492 U JP1596492 U JP 1596492U JP H0577003 U JPH0577003 U JP H0577003U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaged
- upper conveyor
- predetermined distance
- compression device
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】圧縮装置の圧縮速度を被包装物に近づくまでは
高速度となし、圧縮装置が被包装物に接近した所定位置
まで下降すると、予め設定された微速の圧縮速度により
被包装物の適正な圧縮加工を可能とする。 【構成】被包装物Wを支承する下側コンベヤ22の上方
に上側コンベヤ23が配置されてなる包装機のこの上側
コンベヤ23に設けられた圧縮装置1であって、この圧
縮装置1は、昇降駆動モータ7を備えて前記上側コンベ
ヤ23に連結された昇降手段2と、この昇降手段2によ
り上側コンベヤ23と被包装物Wとの相互距離が所定距
離Dとなったとき、所定距離検出信号Aを出力する検出
手段3と、この検出手段3からの所定距離検出信号Aに
基づき、前記昇降手段2の昇降駆動モータ7に対して減
速指令信号Bを出力する制御器4とからなることを特徴
としている。
高速度となし、圧縮装置が被包装物に接近した所定位置
まで下降すると、予め設定された微速の圧縮速度により
被包装物の適正な圧縮加工を可能とする。 【構成】被包装物Wを支承する下側コンベヤ22の上方
に上側コンベヤ23が配置されてなる包装機のこの上側
コンベヤ23に設けられた圧縮装置1であって、この圧
縮装置1は、昇降駆動モータ7を備えて前記上側コンベ
ヤ23に連結された昇降手段2と、この昇降手段2によ
り上側コンベヤ23と被包装物Wとの相互距離が所定距
離Dとなったとき、所定距離検出信号Aを出力する検出
手段3と、この検出手段3からの所定距離検出信号Aに
基づき、前記昇降手段2の昇降駆動モータ7に対して減
速指令信号Bを出力する制御器4とからなることを特徴
としている。
Description
【0001】
この考案は、梱包設備に利用される包装機の圧縮装置に関するものである。
【0002】
日刊新聞等の被包装物を取り扱う包装機は、自由状態に積み重ねられた被包装 物を小さくまとめるための圧縮装置を備えている。
【0003】 この圧縮装置は、従来、圧縮コンベヤもしくは圧縮平板にシリンダ等の昇降機 構が連結されたものであって、この昇降機構の下降駆動により被包装物が自由状 態の積み重ね高さから包装処理に適した高さまで圧縮されていた。
【0004】
しかし、シリンダ等の昇降機構による圧縮装置は、構造が簡単で被包装物を高 速度で圧縮することができるという反面、この高速圧縮をするために、包装機が 大きく振動したり、被包装物が荷くずれをおこしたりする。また、この被包装物 の最上部に載せた宛名紙が所定の位置から移動するか、しわがよることによって 宛名の読取りができなくなったりして包装品の品質低下を招くだけでなく、包装 不良品の再包装をするためのムダ時間によって包装機の作業効率を大きく妨げる という問題があった。
【0005】 この考案は、このような従来の事情から見て、圧縮装置の圧縮速度を被包装物 に近づくまでは高速度で下降し、圧縮装置が被包装物に接近した所定位置まで下 降すると、予め設定された微速の圧縮速度により被包装物の適正な圧縮加工がな されるようにした包装機の圧縮装置を提供することを目的としている。
【0006】
この考案の包装機の圧縮装置は、被包装物を支承する下側コンベヤの上方に上 側コンベヤが配置されてなる包装機のこの上側コンベヤに設けられた圧縮装置で あって、この圧縮装置は、昇降駆動モータを備えて前記上側コンベヤに連結され た昇降手段と、この昇降手段により上側コンベヤと被包装物との相互距離が所定 距離となったとき、所定距離検出信号を出力する検出手段と、この検出手段から の所定距離検出信号に基づき、前記昇降手段の昇降駆動モータに対して減速指令 信号を出力する制御器とからなるものである。
【0007】
昇降手段の下降駆動によって上側コンベヤが被包装物に接近し、上側コンベヤ と被包装物との相互距離が所定距離になると、検出手段から所定距離検出信号が 出力される。
【0008】 この所定距離検出信号に基づいて制御器から昇降手段の昇降駆動モータに対し 、減速指令信号が出力されることにより、上側コンベヤは、連続して減速しなが ら微速下降をなし、被包装物は荷くずれすることなく宛名紙も位置ずれをおこさ ないで圧縮される。
【0009】
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 図1に示す圧縮装置1は、多数部の新聞等を積み重ねた被包装物Wを包装する 包装機(全体の図示省略)に適用されるもので、この実施例では、バラ積みの被 包装物Wを受け入れてその荷姿を整えながら圧縮する第一コンベヤ21に圧縮装 置1が設けられた場合について説明する。
【0011】 すなわち、第一コンベヤ21において、被包装物Wを支承する下側コンベヤ2 2の上方に上側コンベヤ23が配置され、この上側コンベヤ23に圧縮装置1が 設けられている。24は上側コンベヤ23の駆動装置である。
【0012】 圧縮装置1は、後述の昇降駆動モータ7を備えて前記上側コンベヤ23に連結 された昇降手段2と、この昇降手段2により上側コンベヤ23と被包装物Wとの 相互距離が所定距離Dとなったとき、所定距離検出信号Aを出力する検出手段3 と、この検出手段3からの所定距離検出信号Aに基づき、前記昇降手段2の昇降 駆動モータ7に対して減速指令信号Bを出力する制御器4とからなっている。
【0013】 前記昇降手段2は、一対のプーリー5a,5bに掛け渡した無端状の昇降ベル ト6と、前記プーリー5aと昇降駆動モータ7の出力プーリー8とに掛け渡した 無端状の伝動ベルト9とからなり、前記昇降ベルト6はアタッチメント10等を 介して上側コンベヤ23に連結されている。
【0014】 前記検出手段3は、たとえば反射形光センサーが適用されていて、投光器の光 が前記所定距離Dで被包装物Wから反射して受光器に到達するように設定可能と なされている。
【0015】 前記制御器4は、検出手段3からの所定距離検出信号Aを減速指令信号Bに処 理するためのもので、たとえば制御回路(CPUユニット)とサーボアンプを組 合せたものが適用される。
【0016】 次に、上記実施例の作用について説明する。
【0017】 図2において、下側コンベヤ22に被包装物Wが進入すると、この被包装物W が被包装物検出手段(図示省略)によって検出され、この被包装物検出信号に基 づいて昇降手段2の駆動モータ7が下降駆動を開始する。
【0018】 この下降駆動によって上側コンベヤ23が被包装物Wに接近(図2の実線位置 )し、上側コンベヤ23と被包装物Wとの相互距離が、予め設定された所定距離 Dと匹敵すると、検出手段3の投光器から出される光が被包装物Wの上面で反射 して受光器に到達し、所定距離検出信号Aを出力する。
【0019】 この所定距離検出信号Aに基づいて制御器4から昇降手段2の昇降駆動モータ 7に対して減速指令信号Bが出力されることにより、上側コンベヤ23が減速下 降を開始する。
【0020】 上側コンベヤ23は連続して減速しながら下降し、被包装物Wに接触すると、 微速下降で荷くずれや宛名紙の位置ずれをおこすことなく被包装物Wを圧縮して (図3参照)停止する。
【0021】 その後、上側コンベヤ23が上昇して原位置(図2の鎖線位置)に復帰すると 、下側コンベヤ22の前送り駆動によって被包装物Wが第二コンベヤ(図示省略 )側に送り出される。
【0022】 なお、この実施例では圧縮装置1が包装機の第一コンベヤ21に設けられた場 合について述べたが、これに代えて圧縮装置1を第二コンベヤにも設けることも できる。
【0023】
この考案の包装機の圧縮装置は、下側コンベヤに支承させた被包装物を圧縮す る上側コンベヤが、被包装物に近づくまでは高速で下降移動をなし、その後、被 包装物に近づいたことが検出手段で検出されると、直ちに、下降移動が減速され て被包装物が微速で圧縮されるようになされたものであるから、圧縮加工の高速 化が可能となって、しかも、包装機の振動が小さくなり、さらに、被包装物の荷 くずれや宛名紙のしわより等が解消されて包装品の品質と包装機の作業効率とが 著しく向上するという優れた利点がある。
【図1】包装機の圧縮装置の概要図である。
【図2】圧縮装置の作用を説明する概要図である。
【図3】圧縮装置の作用を説明する概要図である。
1 圧縮装置 2 昇降手段 3 検出手段 4 制御器 7 昇降駆動モータ 22 下側コンベヤ 23 上側コンベヤ W 被包装物 A 所定距離検出信号 B 減速指令信号 D 所定距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山下 俊一 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産業機械事業部内 (72)考案者 島田 穣 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産業機械事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】 被包装物を支承する下側コンベヤの上方
に上側コンベヤが配置されてなる包装機のこの上側コン
ベヤに設けられた圧縮装置であって、 この圧縮装置は、昇降駆動モータを備えて前記上側コン
ベヤに連結された昇降手段と、 この昇降手段により上側コンベヤと被包装物との相互距
離が所定距離となったとき、所定距離検出信号を出力す
る検出手段と、 この検出手段からの所定距離検出信号に基づき、前記昇
降手段の昇降駆動モータに対して減速指令信号を出力す
る制御器とからなることを特徴とする包装機の圧縮装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1596492U JPH0577003U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 包装機の圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1596492U JPH0577003U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 包装機の圧縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577003U true JPH0577003U (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=11903408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1596492U Pending JPH0577003U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 包装機の圧縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0577003U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004026166A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Sansyu Sangyo Co Ltd | 圧搾梱包機における圧搾力制御システム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223775A (en) * | 1975-08-18 | 1977-02-22 | Nichiro Kogyo Kk | Bale pressing device |
JPS5237062B2 (ja) * | 1973-06-01 | 1977-09-20 | ||
JPS60228227A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-13 | 新明和工業株式会社 | 圧縮包装機 |
JPS6159968A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-27 | Fujitsu Ltd | 画像縮小方式 |
JPS6410388B2 (ja) * | 1983-06-23 | 1989-02-21 | Toyoda Gosei Kk | |
JPH02307799A (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-20 | Mutoh Ind Ltd | 自動作画装置における筆記具昇降制御方法 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP1596492U patent/JPH0577003U/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237062B2 (ja) * | 1973-06-01 | 1977-09-20 | ||
JPS5223775A (en) * | 1975-08-18 | 1977-02-22 | Nichiro Kogyo Kk | Bale pressing device |
JPS6410388B2 (ja) * | 1983-06-23 | 1989-02-21 | Toyoda Gosei Kk | |
JPS60228227A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-13 | 新明和工業株式会社 | 圧縮包装機 |
JPS6159968A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-27 | Fujitsu Ltd | 画像縮小方式 |
JPH02307799A (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-20 | Mutoh Ind Ltd | 自動作画装置における筆記具昇降制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004026166A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Sansyu Sangyo Co Ltd | 圧搾梱包機における圧搾力制御システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5284003A (en) | Machine for conditioning product in a sealed bag | |
US5628614A (en) | Continuous motion stacking apparatus and methods | |
CN215710133U (zh) | 一种瓦楞纸箱自动码垛装置 | |
US3772972A (en) | Stacker | |
JPH0577003U (ja) | 包装機の圧縮装置 | |
ES2048345T3 (es) | Dispositivo de apilamiento y desapilamiento. | |
CN212173836U (zh) | 一种码垛机的整理机构 | |
CN111170002A (zh) | 一种低克重高强度瓦楞纸箱生产用自动上料装置 | |
CN210479235U (zh) | 一种蜂窝纸箱的打包装置 | |
JP2528736Y2 (ja) | 包装機における圧縮装置 | |
CN112551034A (zh) | 一种袋装物料自动码垛装置 | |
JPH0597119A (ja) | 包装品の半重ね集積装置 | |
JP2722138B2 (ja) | 包装機における圧縮装置 | |
KR950003093Y1 (ko) | 골판적재장치 | |
CN219381774U (zh) | 一种包装盒加工压痕装置 | |
CN216004017U (zh) | 一种滚筒输送机送料用间歇式隔挡装置 | |
JP2901782B2 (ja) | 梱包材料の把持ハンド | |
CN216735105U (zh) | 一种新型铝箔袋饮品包装机 | |
CN214652487U (zh) | 一种包装箱自动生产线上料装置 | |
CN109205331A (zh) | 用于拆垛、分配的设备及其作业方法 | |
CN218317480U (zh) | 一种木板包装折叠装置 | |
CN218945684U (zh) | 一种具有防呆检测装置的彩箱分拣设备 | |
CN210553333U (zh) | 用于制袋机的接料设备 | |
CN212711563U (zh) | 一种集成上料和分料的提升机 | |
JPH0640406A (ja) | 板状物品の箱詰め装置 |