JP2528736Y2 - 包装機における圧縮装置 - Google Patents

包装機における圧縮装置

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JP2528736Y2
JP2528736Y2 JP1991039961U JP3996191U JP2528736Y2 JP 2528736 Y2 JP2528736 Y2 JP 2528736Y2 JP 1991039961 U JP1991039961 U JP 1991039961U JP 3996191 U JP3996191 U JP 3996191U JP 2528736 Y2 JP2528736 Y2 JP 2528736Y2
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JP
Japan
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rotating machine
compression
conveyor
upper conveyor
speed
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Application number
JP1991039961U
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English (en)
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JPH04132006U (ja
Inventor
修治 長谷川
俊一 山下
雅明 白石
紳二 今池
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、梱包設備の技術分野
で利用され、特に、包装機における圧縮装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】新聞等の被包装物を取り扱う包装機は、
自由状態に積み重ねられた被包装物を小さくまとめるた
めの圧縮装置を備えている。
【0003】この圧縮装置は、通常、圧縮コンベヤもし
くは圧縮平板がシリンダ等の昇降機構によって昇降駆動
をすることにより、被包装物が自由状態の積み重ね高さ
から包装処理に適した高さまで圧縮されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、シリンダ等の
昇降機構による圧縮装置は、構造が簡単で被包装物を一
定の力で押え付けることができるという反面、被包装物
が所定の圧縮高さに達しているか否かを知るために、た
とえば、圧縮コンベヤの圧縮力を検出して圧縮完了を確
認することにより、圧縮作業の高速化を図ろうとして
も、シリンダ等の昇降機構では、圧縮コンベヤの下降速
度や下降高さの微小な変化が検知できないという問題が
あった。
【0005】この考案は、このような従来の事情から見
て、圧縮装置の駆動手段として回転機を適用するととも
に、この回転機の回転速度の変化を信号で取り出して、
この回転速度が所定値に到達することによって圧縮完了
が正確に検知できるようにした包装機における圧縮装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の包装機におけ
る圧縮装置は、多数枚に積み重ねられた被包装物が、上
側コンベヤおよび下側コンベヤでなる圧縮コンベヤによ
り、自由高さから包装高さまで、圧縮される包装機にお
いて、上記上側コンベヤに圧縮装置が設けられ、この圧
縮装置は、上側コンベヤの昇降機構に連結されたサーボ
モータ等の回転機と、この回転機に連結されたエンコー
ダと、このエンコーダの積算速度の低下を速度指令信号
に処理するための中央処理装置と、この速度指令信号に
より回転機を停止させるためのサーボアンプ等の主制御
器とからなるものである。
【0007】
【作用】被包装物が自由高さから包装高さに近づくまで
は、上側コンベヤが所定速度で下降し、その速度信号
が、エンコーダから中央処理装置に帰還される。
【0008】その後、上側コンベヤが包装高さに到達す
ると、速度信号の著しい減速変化が検出され、この速度
信号の変化が中央処理装置で処理されて、回転機が停止
することにより、被包装物の圧縮完了が速やかに確認さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の一実施例につき図面を参照
して説明する。
【0010】図1に示す圧縮装置1は、多数枚に積み重
ねられた被包装物Wが包装機(全体の図示省略)の上側
コンベヤ2および下側コンベヤ3でなる圧縮コンベヤ4
により自由高さHから包装高さLまで圧縮するために、
上側コンベヤ2に設けられたものである。
【0011】すなわち、圧縮装置1は上側コンベヤ2の
昇降機構5に連結されたサーボモータ等の回転機6と、
この回転機6に連結されたエンコーダ7と、このエンコ
ーダ7の積算速度の低下を速度指令信号Bに処理するた
めの中央処理装置9と、この速度指令信号Bにより回転
機6を停止させるためのサーボアンプ等の主制御器8と
からなっている。
【0012】上側コンベヤ2は、対なるプーリー2a
(前方が駆動側)に無端ベルト2bが掛け渡されてい
て、フレーム(図示省略)を介して昇降ビーム10に保
持されている。
【0013】下側コンベヤ3は、対なるプーリー3a
(前方が駆動側)に無端ベルト3bが掛け渡されてい
て、フレーム(図示省略)を介して床上に固定されてお
り、被包装物Wが下側コンベヤ3と上側コンベヤ2で圧
縮されるとともに、この圧縮された状態で前方の次工程
(包装工程)に送り出されるようになされている。
【0014】昇降機構5は、上側コンベヤ2を下側コン
ベヤ3に対して昇降させることにより、被包装物Wの圧
縮処理がなされるものであって、昇降ビーム10の両端
部に連結された昇降伝動手段11,12と、この各昇降
伝動手段11,12の入力側(下側)に貫通して連結さ
れた中間軸13と、この中間軸13に連結された入力側
伝動手段14と、対なるビームガイド15とからなって
いる。
【0015】昇降伝動手段11は、対なるプーリー11
aに無端ベルト11bが掛け渡され、また昇降伝動手段
12は対なるプーリー12aに無端ベルト12bが掛け
渡されたものである。
【0016】入力側伝動手段14は、中間軸13に設け
られたシーブ13aと、回転機6のシーブ6aと、この
両者に掛け渡された無端ベルト16とからなっている。
【0017】中央処理装置9は、エンコーダ7から帰還
される速度信号Aが上側コンベヤ2の正常な下降動作に
見合ったものであれば、主制御器8に対して速度指令信
号Bを入力することがなく、エンコーダ7から帰還され
る速度信号Aが著しく低速となる圧縮完了状態に至る
と、主制御器8に速度指令信号Bを入力して回転機6と
ともに上側コンベヤ2が停止するようになされている。
【0018】次に、上記実施例の作用について説明す
る。
【0019】中央処理装置9には、予め、エンコーダ7
からの速度信号Aが大きく低下したときの速度指令信号
Bの出力動作を記憶させておく。
【0020】まず、主制御器8の起動指令信号が回転機
6に入力されると、回転機6の回転動作は、昇降機構5
を介して上側コンベヤ2の下降動作に変換される。この
とき、上側コンベヤ2は、回転機6が中央処理装置9か
らの速度指令信号Bを受けていないから所定速度で下降
する。
【0021】上側コンベヤ2が被包装物Wに当接して、
この被包装物Wを包装高さLに圧縮する近傍位置まで下
降すると、回転機6の回転速度が除々に低下する。
【0022】その後、上側コンベヤ2の下降動作が継続
され、被包装物Wが圧縮されるに従って、回転機6およ
びエンコーダ7の回転速度が大きく低下するとき、この
回転速度に見合ったエンコーダ7からの速度信号Aが中
央処理装置9に記憶させた値に到達すると、この速度信
号Aが中央処理装置9で処理されて速度指令信号Bとし
て主制御器8に入力されることにより、回転機6が停止
し、上側コンベヤ2の圧縮動作完了が確認される。
【0023】
【考案の効果】この考案の包装機における圧縮装置は、
被包装物を圧縮する包装機の上側コンベヤが、昇降機構
を介して、回転機に連結され、この回転機の回転速度
が、回転機に連結されたエンコーダから速度信号として
中央処理装置に帰還されるとともに、この速度信号の大
きな変化が中央処理装置で速度指令信号に処理され、こ
の速度指令信号が主制御器に入力されて回転機が停止す
るようになされたことにより、被包装物の圧縮完了が正
確に、しかも速やかに検出できるから圧縮作業の高速化
ができるという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮装置の主要部を示す斜視図である。
【図2】圧縮装置の制御動作を説明する回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮装置 2 上側コンベヤ 3 下側コンベヤ 4 圧縮コンベヤ 5 昇降機構 6 回転機 7 エンコーダ 8 主制御器 9 中央処理装置 B 速度指令信号 H 自由高さ L 包装高さ W 被包装物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 今池 紳二 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和 工業株式会社 産業機械事業部内 (56)参考文献 特開 昭63−281924(JP,A) 特公 昭61−59968(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚に積み重ねられた被包装物が、上
    側コンベヤおよび下側コンベヤでなる圧縮コンベヤによ
    り、自由高さから包装高さまで、圧縮される包装機にお
    いて、前記上側コンベヤに圧縮装置が設けられ、この圧
    縮装置は、上側コンベヤの昇降機構に連結されたサーボ
    モータ等の回転機と、この回転機に連結されたエンコー
    ダと、このエンコーダの積算速度の低下を速度指令信号
    に処理するための中央処理装置と、この速度指令信号に
    より回転機を停止させるためのサーボアンプ等の主制御
    器とからなることを特徴とする包装機における圧縮装
    置。
JP1991039961U 1991-05-30 1991-05-30 包装機における圧縮装置 Expired - Lifetime JP2528736Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04132006U JPH04132006U (ja) 1992-12-07
JP2528736Y2 true JP2528736Y2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=31921107

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159968A (ja) * 1984-08-30 1986-03-27 Fujitsu Ltd 画像縮小方式
JPS63281924A (ja) * 1987-05-13 1988-11-18 Nichiro Kogyo Kk ダンボ−ルケ−ス束二本掛け機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04132006U (ja) 1992-12-07

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