JPH0576909A - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
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- JPH0576909A JPH0576909A JP26525791A JP26525791A JPH0576909A JP H0576909 A JPH0576909 A JP H0576909A JP 26525791 A JP26525791 A JP 26525791A JP 26525791 A JP26525791 A JP 26525791A JP H0576909 A JPH0576909 A JP H0576909A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- rolls
- rolling
- rolling mill
- roll supporting
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/02—Rolling stand frames or housings; Roll mountings ; Roll chocks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/16—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2203/00—Auxiliary arrangements, devices or methods in combination with rolling mills or rolling methods
- B21B2203/22—Hinged chocks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/16—Adjusting or positioning rolls
- B21B31/20—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】上下ロール１０、１３を弾性を有する１つのロ
ール支持部材５により回転自在に支持し、プリロード付
与手段１によりロール支持部材５を弾性変形させて機械
的ながたつきを除去すると共に、圧延に必要な上下ロー
ル１０、１３の面圧の調整を行うことを特徴とする圧延
機。 【効果】上下ロール１０、１３の面圧を必要以上に高く
することなく圧延機の機械的ながたつきを除去できるの
で上下ロール１０、１３の寿命が長い。また、１つのロ
ール支持部材５により上下ロール１０、１３を支持する
ので上下ロール１０、１３の位置精度が高く、高精度の
圧延ができる。さらに、１つのロール支持部材５により
上下ロール１０、１３を支持するので上下ロール１０、
１３の交換及び調整が容易である。
ール支持部材５により回転自在に支持し、プリロード付
与手段１によりロール支持部材５を弾性変形させて機械
的ながたつきを除去すると共に、圧延に必要な上下ロー
ル１０、１３の面圧の調整を行うことを特徴とする圧延
機。 【効果】上下ロール１０、１３の面圧を必要以上に高く
することなく圧延機の機械的ながたつきを除去できるの
で上下ロール１０、１３の寿命が長い。また、１つのロ
ール支持部材５により上下ロール１０、１３を支持する
ので上下ロール１０、１３の位置精度が高く、高精度の
圧延ができる。さらに、１つのロール支持部材５により
上下ロール１０、１３を支持するので上下ロール１０、
１３の交換及び調整が容易である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の圧延用のロール
により金属細線等を圧延して製造する圧延機に係わり、
特に細い線径の線材を圧延するのに用いて好適な圧延機
に関するものである。
により金属細線等を圧延して製造する圧延機に係わり、
特に細い線径の線材を圧延するのに用いて好適な圧延機
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、金属細線等を製造する手段と
して、所望の形状の穴が形成された固定ダイスを利用し
た伸線機や、複数の圧延用のロールを組み合わせて所望
の形状を形成して金属細線等を圧延により製造する圧延
機等が用いられている。
して、所望の形状の穴が形成された固定ダイスを利用し
た伸線機や、複数の圧延用のロールを組み合わせて所望
の形状を形成して金属細線等を圧延により製造する圧延
機等が用いられている。
【０００３】従来の、固定ダイスを利用した伸線機は固
定ダイスに形成された穴に金属材料を通して引き抜くよ
うにして所望の形状の金属線材等を得るので、固定ダイ
スに形成された穴と金属材料との摩擦を低減し、固定ダ
イスに形成された穴の摩耗を防ぐためにも潤滑剤が必要
である。
定ダイスに形成された穴に金属材料を通して引き抜くよ
うにして所望の形状の金属線材等を得るので、固定ダイ
スに形成された穴と金属材料との摩擦を低減し、固定ダ
イスに形成された穴の摩耗を防ぐためにも潤滑剤が必要
である。
【０００４】一方、従来の、複数のロールを組み合わせ
て金属細線等を圧延により製造する圧延機は圧延に必要
な圧力と複数のロールの機械的ながたつきを除去するた
めの圧力とを複数のロールの外周面を圧着することによ
り得ていた。
て金属細線等を圧延により製造する圧延機は圧延に必要
な圧力と複数のロールの機械的ながたつきを除去するた
めの圧力とを複数のロールの外周面を圧着することによ
り得ていた。
【０００５】近来、強力な靭性、磁性、耐食性、耐熱性
等を有する特殊合金金属の開発が進み、これらの特殊合
金金属を加工して金属細線等を得る圧延機等の開発が要
求されるようになった。
等を有する特殊合金金属の開発が進み、これらの特殊合
金金属を加工して金属細線等を得る圧延機等の開発が要
求されるようになった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の、固定
ダイスを利用した伸線機は固定ダイスに形成された穴に
金属材料を通して引き抜くようにして所望の形状の金属
線材等を得るので、強力な靭性を有する上述の特殊合金
金属を加工する際に引張応力が過大になり、加工能率が
低い。さらに、固定ダイスを利用した伸線機では、金属
線材に与えられる過大な引張応力により特殊合金金属が
変質したり、加工途中に金属線材が破断することもあ
る。
ダイスを利用した伸線機は固定ダイスに形成された穴に
金属材料を通して引き抜くようにして所望の形状の金属
線材等を得るので、強力な靭性を有する上述の特殊合金
金属を加工する際に引張応力が過大になり、加工能率が
低い。さらに、固定ダイスを利用した伸線機では、金属
線材に与えられる過大な引張応力により特殊合金金属が
変質したり、加工途中に金属線材が破断することもあ
る。
【０００７】また、上述した従来の、複数の圧延用のロ
ールを用いる圧延機は金属線材の圧延と、複数のロール
の機械的ながたつきを除去するために複数のロールの外
周面を圧着するようにしたので、金属線材の圧延に必要
な圧力以上の過大な力がロールに与えられる。従って、
このロールは上記過大な力に対応できる材質及び形状が
求められ、ロールの小型化にはある程度の制限がある。
また、ロールの外周面には常に圧力が与えられているの
でロールの摩耗や変形の問題もある。
ールを用いる圧延機は金属線材の圧延と、複数のロール
の機械的ながたつきを除去するために複数のロールの外
周面を圧着するようにしたので、金属線材の圧延に必要
な圧力以上の過大な力がロールに与えられる。従って、
このロールは上記過大な力に対応できる材質及び形状が
求められ、ロールの小型化にはある程度の制限がある。
また、ロールの外周面には常に圧力が与えられているの
でロールの摩耗や変形の問題もある。
【０００８】本発明は、金属線材の圧延加工時に、金属
が変質したり、加工途中に金属線材が破断することな
く、所望の金属線材を正確に圧延することができ、さら
に圧延用のロールに過大な力を与える事なく、より小型
の圧延機を提供することを目的とする。
が変質したり、加工途中に金属線材が破断することな
く、所望の金属線材を正確に圧延することができ、さら
に圧延用のロールに過大な力を与える事なく、より小型
の圧延機を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明による圧延機は、
上述の課題を解決するために、 少なくとも２つの圧延
用ロールと、上記少なくとも２つのロールの外周面を互
いに対向させた状態でそれぞれのロールを回転自在に支
持するロール支持部材と、上記ロール支持部材と上記ロ
ールとの機械的ながたつきを除去するために、上記ロー
ル支持部材を弾性変形させて上記ロールを所定の位置に
位置決めするプリロード付与手段とをそれぞれ備えたこ
とを特徴とする。
上述の課題を解決するために、 少なくとも２つの圧延
用ロールと、上記少なくとも２つのロールの外周面を互
いに対向させた状態でそれぞれのロールを回転自在に支
持するロール支持部材と、上記ロール支持部材と上記ロ
ールとの機械的ながたつきを除去するために、上記ロー
ル支持部材を弾性変形させて上記ロールを所定の位置に
位置決めするプリロード付与手段とをそれぞれ備えたこ
とを特徴とする。
【００１０】
【実施例】以下に本発明による圧延機を図面を参照して
説明する。
説明する。
【００１１】図１は、本発明による圧延機の要部である
圧延部２８の側面図である。略箱型形状のロール支持部
材５のロール収容部８に軸受１８及び軸１６、１７を介
して上ロール１０及び下ロール１３が回転自在に支持さ
れている。上ロール１０と下ロール１３とが互いに接離
する方向にロール支持部材５に弾性を与えるようにこの
ロール支持部材５の略中央部にはスリット６が略水平に
形成される。このロール支持部材５を固定ねじ２７によ
りロールハウジング９に固定し、このロールハウジング
９の上部に設けられたプリロード付与手段１によりロー
ル支持部材５を矢印ａ方向に押圧する。なお、プリロー
ド付与手段１によるロール支持部材５の変形量ｅはロー
ル支持部材５の弾性変形の範囲内である。
圧延部２８の側面図である。略箱型形状のロール支持部
材５のロール収容部８に軸受１８及び軸１６、１７を介
して上ロール１０及び下ロール１３が回転自在に支持さ
れている。上ロール１０と下ロール１３とが互いに接離
する方向にロール支持部材５に弾性を与えるようにこの
ロール支持部材５の略中央部にはスリット６が略水平に
形成される。このロール支持部材５を固定ねじ２７によ
りロールハウジング９に固定し、このロールハウジング
９の上部に設けられたプリロード付与手段１によりロー
ル支持部材５を矢印ａ方向に押圧する。なお、プリロー
ド付与手段１によるロール支持部材５の変形量ｅはロー
ル支持部材５の弾性変形の範囲内である。
【００１２】この実施例において、プリロード付与手段
１は、押圧ねじ２を矢印ａ方向にねじ込むことにより押
圧部材３を介してロール支持部材５を押圧するように構
成されている。なお、押圧ねじ２が不測に移動しないよ
うにロックナット４により押圧ねじ２は固定される。
１は、押圧ねじ２を矢印ａ方向にねじ込むことにより押
圧部材３を介してロール支持部材５を押圧するように構
成されている。なお、押圧ねじ２が不測に移動しないよ
うにロックナット４により押圧ねじ２は固定される。
【００１３】そして、プリロード付与手段１の押圧によ
りロール支持部材５が矢印ａ方向に付勢され、上ロール
１０の外周面１１と下ロール１３の外周面１４とが当接
すると共にロール支持部材５の弾性変形により上下ロー
ル１０、１３を含む圧延部２８を構成するロール支持部
材５及びロールハウジング９の機械的ながたつきが除去
される。
りロール支持部材５が矢印ａ方向に付勢され、上ロール
１０の外周面１１と下ロール１３の外周面１４とが当接
すると共にロール支持部材５の弾性変形により上下ロー
ル１０、１３を含む圧延部２８を構成するロール支持部
材５及びロールハウジング９の機械的ながたつきが除去
される。
【００１４】なお、本発明による圧延機の圧延部２８
は、図１において上下ロール１０、１３が矢印ｂ方向に
回転して、図示されていない被圧延材料を圧延して図中
ロール支持部材５のスリット６の形成されている左側か
ら右側の透孔７へ送るように構成されている。
は、図１において上下ロール１０、１３が矢印ｂ方向に
回転して、図示されていない被圧延材料を圧延して図中
ロール支持部材５のスリット６の形成されている左側か
ら右側の透孔７へ送るように構成されている。
【００１５】図２は、本発明による圧延機２９の圧延部
２８の正面図である。ロール支持部材５に回転自在に支
持される上下ロール１０、１３はそれぞれに駆動力が伝
達されるように構成されている。圧延機２９の駆動軸２
４の一端はロールハウジング９の軸受２１に支持され、
下ロール１３の軸１７の一端と、この駆動軸２４の一端
とで駆動力伝達部２０を構成する。この駆動力伝達部２
０は駆動軸２４の一端に凹溝を形成し、軸１７の一端に
凸部を形成し、これらの凹溝と凸部とを係合して駆動力
を伝達するようにしてある。
２８の正面図である。ロール支持部材５に回転自在に支
持される上下ロール１０、１３はそれぞれに駆動力が伝
達されるように構成されている。圧延機２９の駆動軸２
４の一端はロールハウジング９の軸受２１に支持され、
下ロール１３の軸１７の一端と、この駆動軸２４の一端
とで駆動力伝達部２０を構成する。この駆動力伝達部２
０は駆動軸２４の一端に凹溝を形成し、軸１７の一端に
凸部を形成し、これらの凹溝と凸部とを係合して駆動力
を伝達するようにしてある。
【００１６】一方、上ロール１０への駆動力の伝達は、
駆動軸２４のギヤ２３によりギヤ２２を回転駆動してこ
のギヤ２２の軸２５の一端と上ロール１０の軸１６の一
端とで構成される駆動力伝達部１９により行われる。な
お、この駆動力伝達部１９は上述の駆動力伝達部２０と
同様の構造になっている。また、ギヤ２２の軸２５は一
端が軸受２１に、他端が軸受２６にそれぞれ支持されて
いる。
駆動軸２４のギヤ２３によりギヤ２２を回転駆動してこ
のギヤ２２の軸２５の一端と上ロール１０の軸１６の一
端とで構成される駆動力伝達部１９により行われる。な
お、この駆動力伝達部１９は上述の駆動力伝達部２０と
同様の構造になっている。また、ギヤ２２の軸２５は一
端が軸受２１に、他端が軸受２６にそれぞれ支持されて
いる。
【００１７】そして、上下ロール１０、１３の外周面１
１、１４にはそれぞれ圧延用溝１２、１５が形成され、
上下ロール１０、１３が所定の位置に調整された際に、
それらの圧延用溝１２、１５により所定の形状が得られ
るように構成されている。この実施例において上下ロー
ル１０、１３の外径とギヤ２２、２３のピッチ円とが等
しいのでロール支持部材５を圧延機２９に取り付けてプ
リロード付与手段１により調整を行うと上下ロール１
０、１３の軸ピッチとギヤ２２、２３の軸ピッチとが一
致する。また、プリロード付与手段による調整前におい
て上ロール１０の軸芯とギヤ２２の軸芯とは一致してい
ないが、駆動力伝達部１９のはめあい公差により上ロー
ル１０の軸芯とギヤ２２の軸芯とのずれが吸収される。
１、１４にはそれぞれ圧延用溝１２、１５が形成され、
上下ロール１０、１３が所定の位置に調整された際に、
それらの圧延用溝１２、１５により所定の形状が得られ
るように構成されている。この実施例において上下ロー
ル１０、１３の外径とギヤ２２、２３のピッチ円とが等
しいのでロール支持部材５を圧延機２９に取り付けてプ
リロード付与手段１により調整を行うと上下ロール１
０、１３の軸ピッチとギヤ２２、２３の軸ピッチとが一
致する。また、プリロード付与手段による調整前におい
て上ロール１０の軸芯とギヤ２２の軸芯とは一致してい
ないが、駆動力伝達部１９のはめあい公差により上ロー
ル１０の軸芯とギヤ２２の軸芯とのずれが吸収される。
【００１８】なお、この実施例の圧延機では、上下ロー
ル１０、１３の調整前のギャップが０．０２〜０．０３
５ｍｍであり、駆動力伝達部１９、２０のはめあい公差
が０．０５ｍｍに設定されている。
ル１０、１３の調整前のギャップが０．０２〜０．０３
５ｍｍであり、駆動力伝達部１９、２０のはめあい公差
が０．０５ｍｍに設定されている。
【００１９】図３は上下ロール１０、１３と被圧延材料
３０との関係を概略的に示す図である。上下ロール１
０、１３はそれぞれ矢印ａ方向に付勢されると共に矢印
ｂ方向に回転駆動される。そして、被圧延材料３０が矢
印ｄ方向に送られると共に上下ロール１０、１３の外周
面１１、１４に形成された圧延用溝１２、１５により圧
延加工される。なお、矢印ｃは圧延加工時に発生する反
力である。しかし、被圧延材料３０が上下ロール１０、
１３の間に無い場合、矢印ｃの方向には上下ロール１
０、１３の所定の圧着力に対する反力しか発生しない。
３０との関係を概略的に示す図である。上下ロール１
０、１３はそれぞれ矢印ａ方向に付勢されると共に矢印
ｂ方向に回転駆動される。そして、被圧延材料３０が矢
印ｄ方向に送られると共に上下ロール１０、１３の外周
面１１、１４に形成された圧延用溝１２、１５により圧
延加工される。なお、矢印ｃは圧延加工時に発生する反
力である。しかし、被圧延材料３０が上下ロール１０、
１３の間に無い場合、矢印ｃの方向には上下ロール１
０、１３の所定の圧着力に対する反力しか発生しない。
【００２０】通常、この種の圧延機で直径が０．３〜
０．５ｍｍの細い金属線材を製造する場合、圧延機を数
台直列に配置して次第に細い金属線材を得るようにす
る。
０．５ｍｍの細い金属線材を製造する場合、圧延機を数
台直列に配置して次第に細い金属線材を得るようにす
る。
【００２１】図４は本発明による圧延機のロール支持部
材５の歪量と、機械的ながたつきを除去するためのプリ
ロードと圧延用のロールの面圧との加圧力の関係を示す
グラフである。
材５の歪量と、機械的ながたつきを除去するためのプリ
ロードと圧延用のロールの面圧との加圧力の関係を示す
グラフである。
【００２２】本発明による圧延機では弾性を有する１つ
のロール支持部材５により上下ロール１０、１３を支持
するようにして、機械的ながたつきを除去するためのプ
リロードをロール支持部材５の弾性により得るようにし
たので、ロール面圧とプリロードとをそれぞれ調整する
ことができる。
のロール支持部材５により上下ロール１０、１３を支持
するようにして、機械的ながたつきを除去するためのプ
リロードをロール支持部材５の弾性により得るようにし
たので、ロール面圧とプリロードとをそれぞれ調整する
ことができる。
【００２３】図５は従来の圧延機のロール支持部材の歪
量（従来の圧延機では上下ロールはそれぞれ独立したロ
ール支持部材に支持され、ここで言う歪量とは独立した
ロール支持部材の移動量である）と、機械的ながたつき
を除去するためのプリロードと圧延用のロールの面圧と
の加圧力の関係を示すグラフである。
量（従来の圧延機では上下ロールはそれぞれ独立したロ
ール支持部材に支持され、ここで言う歪量とは独立した
ロール支持部材の移動量である）と、機械的ながたつき
を除去するためのプリロードと圧延用のロールの面圧と
の加圧力の関係を示すグラフである。
【００２４】従来の圧延機では上下ロールが接触した時
点からプリロードが発生するので機械的ながたつきを除
去するために必要なプリロードの加圧力を得ようとする
とロール面圧が必要以上に高くなり、ロールの寿命が短
くなる。
点からプリロードが発生するので機械的ながたつきを除
去するために必要なプリロードの加圧力を得ようとする
とロール面圧が必要以上に高くなり、ロールの寿命が短
くなる。
【００２５】
【発明の効果】本発明による圧延機は弾性を有する１つ
のロール支持部材により複数の圧延用のロールを支持し
て、ロール支持部材の弾性変形により上記ロールの位置
決めとロール支持部材及び圧延機の機械的ながたつきを
除去するプリロードを与えるようにしたので、プリロー
ドとロールの接触によるロール面圧とをそれぞれ調整す
ることができロールに必要以上の面圧を与えずロールの
寿命を長くすることができる。また、複数のロールを１
つのロール支持部材により支持するのでロールの位置精
度が高く、特に細い線径の金属線材を圧延することがで
きる。さらに、複数のロールを１つのロール支持部材に
より支持するので、ロールの交換が容易である。しか
も、プリロード及びロールの面圧の調整をプリロード付
与手段によって簡単に調整でき、いったん調整されたプ
リロード及びロールの面圧が圧延機の機械的な振動によ
り狂うことも無い。
のロール支持部材により複数の圧延用のロールを支持し
て、ロール支持部材の弾性変形により上記ロールの位置
決めとロール支持部材及び圧延機の機械的ながたつきを
除去するプリロードを与えるようにしたので、プリロー
ドとロールの接触によるロール面圧とをそれぞれ調整す
ることができロールに必要以上の面圧を与えずロールの
寿命を長くすることができる。また、複数のロールを１
つのロール支持部材により支持するのでロールの位置精
度が高く、特に細い線径の金属線材を圧延することがで
きる。さらに、複数のロールを１つのロール支持部材に
より支持するので、ロールの交換が容易である。しか
も、プリロード及びロールの面圧の調整をプリロード付
与手段によって簡単に調整でき、いったん調整されたプ
リロード及びロールの面圧が圧延機の機械的な振動によ
り狂うことも無い。
【図１】本発明による圧延機の要部である圧延部の側面
図である。
図である。
【図２】本発明による圧延機の圧延部の正面図である。
【図３】上下ロールと被圧延材料との関係を概略的に示
す図である。
す図である。
【図４】本発明による圧延機のプリロードとロールの面
圧との関係を示すグラフである。
圧との関係を示すグラフである。
【図５】従来の圧延機のプリロードとロールの面圧との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
１ プリロード付与手段 ５ ロール支持部材 １０ 上ロール １３ 下ロール ２９ 圧延機
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも２つの圧延用ロールと、 上記少なくとも２つのロールの外周面を互いに対向させ
た状態でそれぞれのロールを回転自在に支持するロール
支持部材と、 上記ロール支持部材と上記ロールとの機械的ながたつき
を除去するために、上記ロール支持部材を弾性変形させ
て上記ロールを所定の位置に位置決めするプリロード付
与手段とをそれぞれ備えた圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3265257A JPH08242B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3265257A JPH08242B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576909A true JPH0576909A (ja) | 1993-03-30 |
| JPH08242B2 JPH08242B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17414718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3265257A Expired - Lifetime JPH08242B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08242B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5677838A (en) * | 1994-04-28 | 1997-10-14 | Nippondenso Co., Ltd. | Faulty operation prevention circuit of a computer |
| EP0872289A2 (de) * | 1997-04-19 | 1998-10-21 | Sms Schloemann-Siemag Aktiengesellschaft | Kassettenwalzgerüst für ein Duo-Walzenpaar |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4936560A (ja) * | 1972-08-08 | 1974-04-04 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP3265257A patent/JPH08242B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4936560A (ja) * | 1972-08-08 | 1974-04-04 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5677838A (en) * | 1994-04-28 | 1997-10-14 | Nippondenso Co., Ltd. | Faulty operation prevention circuit of a computer |
| EP0872289A2 (de) * | 1997-04-19 | 1998-10-21 | Sms Schloemann-Siemag Aktiengesellschaft | Kassettenwalzgerüst für ein Duo-Walzenpaar |
| EP0872289A3 (de) * | 1997-04-19 | 1999-05-26 | Sms Schloemann-Siemag Aktiengesellschaft | Kassettenwalzgerüst für ein Duo-Walzenpaar |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08242B2 (ja) | 1996-01-10 |
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