JPH057670Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH057670Y2
JPH057670Y2 JP1986044553U JP4455386U JPH057670Y2 JP H057670 Y2 JPH057670 Y2 JP H057670Y2 JP 1986044553 U JP1986044553 U JP 1986044553U JP 4455386 U JP4455386 U JP 4455386U JP H057670 Y2 JPH057670 Y2 JP H057670Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
magnetic sensor
main body
output
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986044553U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62156069U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986044553U priority Critical patent/JPH057670Y2/ja
Publication of JPS62156069U publication Critical patent/JPS62156069U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH057670Y2 publication Critical patent/JPH057670Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車や家屋内に無断で侵入しよう
とするのを防止するための無断侵入防止装置に関
するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来より、盗難防止のために扉の無断開動を検
出し得る装置として、相対移動可能な磁気センサ
ーと永久磁石とから成る振動検知部と、この振動
検知部の出力により作動して警報出力を出力する
警報出力部と、前記警報出力部の作動を停止させ
る停止スイツチとより構成された装置が、例えば
実公昭48−32628号や実公昭54−25986号などによ
り知られている。
しかしながら、例えば前者の実公昭48−32628
号で開示された装置では、扉側と本体側とに磁石
と磁気センサーとを分けて取付ける必要があり、
例えば自動車のドアの無断開動を検出するための
後付け装置としては実用的ではない。又、後者の
実公昭54−25986号で開示された装置では、磁石
が磁気センサーに相当するコイルの中心に出退移
動自在にスプリングで保持されており、前記コイ
ルの軸心方向の振動でなければ効果的に検出する
ことが出来ない。従つて、使用時の取付け方向が
限定されるばかりでなく、振動方向が一定しない
対象物には効果的に活用することが出来ない。
(問題点を解決するための技術的手段) 本考案は上記従来の問題点を解消するためにな
されたものであつて、その特徴を後述する実施例
の参照符号を付して述べると、相対移動可能な磁
気センサー(ホール素子7など)と永久磁石8と
から成る振動検知部1と、この振動検知部1の出
力により作動して警報出力を出力する警報出力部
9と、外部から容易に視認し難しい状態で設けら
れ前記警報出力部9の作動を停止させる停止スイ
ツチ12とより構成された無断侵入防止装置であ
つて、前記永久磁石8はリング状とし、前記磁気
センサー(ホール素子7など)は前記リング状永
久磁石8の略中央位置に配置し、これら永久磁石
8と磁気センサー(ホール素子7など)の内、一
方を本体に固定すると共に、他方は、前記リング
状永久磁石8の軸心に沿うように一端が本体に固
定された1本のスプリング6の遊端に取付けた点
にある。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、振動検知部1は、本体基部
2、筒状のケース3及び取付け板4を有する本体
5と、本体5内において、本体基部2に一端が固
定された1本のコイルスプリング6の遊端に取付
けられたホール素子7と、このホール素子7が略
中心位置に位置するようにケース3に先端部に取
付けられたリング状の永久磁石8とより構成され
ている。
前記振動検知部1は、取付け板4の穴を利用し
て自動車のドアの内側に第1図の姿勢で取付けら
れる。トランジスタや集積回路からなる警報出力
部9が本体基部2の空間2a内に設けられてお
り、前述のホール素子7との間は電線7aおよび
スプリング6を介して電気的に接続され、また、
外部とは電線9aによつて接続されている。
第2図に示すように、警報出力部9は、ホール
素子7の出力を増幅して設定値に達したときに検
知信号を発すると共にその状態を保持する検知回
路10と、この検知回路10からの検知信号によ
つて警報信号を出力する出力回路11とよりなつ
ている。
停止スイツチ12は、自動車の車外から操作可
能で且つ外部からは容易に視認し難しい場所、例
えばバンパーの裏側などに取付けられており、バ
ツテリー13からの電源供給をオンオフする。ス
ピーカ14は、車外へ警報音を拡声するように取
付けられている。
次に、上述のように構成された無断侵入防止装
置の作用を説明する。
自動車の運転者が自動車から離れる際に、ドア
を閉めてロツクした後で停止スイツチ12をオン
(通電状態)にしておく。何者かが車内に侵入し
ようとしてドアに振動を与えると、ドアに取付け
られた振動検知部1が振動し、ホール素子7はス
プリング6によつて永久磁石8に対して揺動し、
これによつてホール素子7を通過する永久磁石8
からの磁束が増加するので、これを検知回路10
が検知して検知信号を出力し、出力回路11によ
つてスピーカ14から警報音を発するのである。
侵入しようとした何者かは、未だドアを開けて
いないので、警報音に驚いて以降の作業を中止し
て退散するか、または運転車などに発見されるこ
ととなる。したがつて、自動車の車内への無断侵
入が未然に防止されるとともに、ドアの錠や窓ガ
ラスなどが破壊されることも未然に防止されるの
である。
運転者が自動車に乗車する際には、ドアを開け
る前にあらかじめ停止スイツチ12をオフとして
おき、警報出力部9の作動を停止させておけばよ
い。
上述の実施例において、スプリング6の強さお
よび長さは、ホール素子7ができるだけ大きく揺
動するようなものとしておけばよい。またそのた
めに、ホール素子7に適当な重量の重鎮を取付け
ておいてもよい。ホール素子7と永久磁石8との
取付けを逆にしてもよい。ホール素子7に変えて
磁気抵抗素子、リードスイツチなどでもよい。
又、検知回路10としては、ホール素子7からの
出力が変化することを検知して検知信号を出力す
るようにしてもよく、この際に、適当なフイルタ
ー回路を設けて地面からの振動や風による振動な
どを検知しないようにしておくことが望ましい。
出力回路11に代えて、またはこれとともに、検
知信号によつて作動し警報電波を発する発信機を
設け、遠隔地でこの警報電波を発信するようにし
てもよい。
上述の実施例では振動検知部1を自動車のドア
に取付けた例について説明したが、トランクルー
ム、エンジンルーム、またはボンネツトなどに取
付けてもよく、また自動車以外に、例えば家屋や
事務所のドアなどに取付けて用いてもよい。又、
停止スイツチ12は、外部から見える箇所であつ
てもそれが停止スイツチであるとは気が付かない
ような状態にカムフラージユしておいてもよい。
(考案の作用及び効果) 以上のように本考案の無断侵入防止装置によれ
ば、振動検知部を構成する永久磁石はリング状と
し、磁気センサーは前記リング状永久磁石の略中
央位置に配置し、これら永久磁石と磁気センサー
の内、一方を本体に固定すると共に、他方は、前
記リング状永久磁石の軸心に沿うように一端が本
体に固定された1本のスプリングの遊端に取付け
たので、振動方向が前記スプリングの長さ方向で
ない限り、他の如何なる方向の振動であつても前
記スプリングの遊端で支持されている磁気センサ
ー又は永久磁石が容易且つ確実に揺動して、本体
に固定されている方のリング状永久磁石又は磁気
センサーに対し遠近方向に相対移動することにな
る。
従つて、僅かな振動であつても且つ振動方向が
一定していなくとも、その振動を前記磁気センサ
ーが受ける磁束密度の変化で確実に検出すること
が出来る。
このような本考案の装置によれば、扉側と本体
側とに磁石と磁気センサーとを分けて取付ける必
要がなく、例えば自動車のドアにのみ振動検知部
を取付ければ良いので、後付け装置として活用し
易いものでありながら、取付け方向が限定される
ことが少なく、振動方向が一定しない対象物にも
効果的に活用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
振動検知部の縦断側面図、第2図は本考案装置の
電気回路を示すブロツク図である。 1……振動検知部、5……本体、6……スプリ
ング、7……ホール素子(磁気センサー)、8…
…リング状永久磁石、9……警報出力部、12…
…停止スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対移動可能な磁気センサーと永久磁石とから
    成る振動検知部と、この振動検知部の出力により
    作動して警報出力を出力する警報出力部と、外部
    から容易に視認し難しい状態で設けられ前記警報
    出力部の作動を停止させる停止スイツチとより構
    成された無断侵入防止装置であつて、前記永久磁
    石はリング状とし、前記磁気センサーは前記リン
    グ状永久磁石の略中央位置に配置し、これら永久
    磁石と磁気センサーの内、一方を本体に固定する
    と共に、他方は、前記リング状永久磁石の軸心に
    沿うように一端が本体に固定された1本のスプリ
    ングの遊端に取付けて成ることを特徴とする無断
    侵入防止装置。
JP1986044553U 1986-03-26 1986-03-26 Expired - Lifetime JPH057670Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986044553U JPH057670Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986044553U JPH057670Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62156069U JPS62156069U (ja) 1987-10-03
JPH057670Y2 true JPH057670Y2 (ja) 1993-02-25

Family

ID=30862474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986044553U Expired - Lifetime JPH057670Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057670Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441779B1 (ko) * 2001-01-04 2004-07-27 김철성 자기저항형 진동센서 및 이를 이용한 진동 측정 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832628U (ja) * 1971-08-23 1973-04-20
JPS5425986U (ja) * 1977-07-25 1979-02-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832628U (ja) * 1971-08-23 1973-04-20
JPS5425986U (ja) * 1977-07-25 1979-02-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62156069U (ja) 1987-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4584569A (en) Motion sensitive security system
US4656458A (en) Motion sensor
US4996515A (en) Apparatus for suppressing automobile anti-theft arm/disarm system
EP1366963A3 (en) Anti-theft system for vehicles having remote-controlled engine starting function
US6236307B1 (en) Vehicle lock and alarm
JPH057670Y2 (ja)
US6433677B1 (en) Vehicle security system siren and associated method
JPS58113726A (ja) 振動感知装置
US4749056A (en) Sensor of the theft and the like of an automobile
US6963272B1 (en) Vehicle security system shock sensing siren and associated methods
JP2000219104A (ja) 車両用盗難防止装置
US5530419A (en) Ambient pressure controlled automobile alarm
WO1989002380A1 (en) Self contained locking vehicle alarm
US20210225157A1 (en) Smart Relay Car Alarm System
JP3231360B2 (ja) 盗難警報装置
JPH0143359B2 (ja)
JP3894090B2 (ja) 車上盗難警報装置
JP3219608B2 (ja) 自動車用盗難防止装置
JPH021158Y2 (ja)
JP2001315619A (ja) 車両盗難警報システム
JPH0133397Y2 (ja)
JPH0219334Y2 (ja)
JPH0710470Y2 (ja) 盗難防止装置
JP3122912U (ja) 自動車盗難警報錠
BR202022004473U2 (pt) Sensor universal de rastreabilidade de abertura de porta de veículos automotores