JPH0576446A - 飲料用ストロー - Google Patents

飲料用ストロー

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JPH0576446A
JPH0576446A JP14411591A JP14411591A JPH0576446A JP H0576446 A JPH0576446 A JP H0576446A JP 14411591 A JP14411591 A JP 14411591A JP 14411591 A JP14411591 A JP 14411591A JP H0576446 A JPH0576446 A JP H0576446A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポリプロピレン等の樹脂製の二重管式ストロー
においてその強度と剛性をアップし、製造加工がし易
く、原材料を少なくし、コストダウンを図り、又、着色
させてパックや飲料との色の組み合わせを良くし、デザ
イン性を高める。 【構成】外管6' と内管8' の少なくともいづれか一方
のポリプロピレン等の素材に滑石(タルク)を1.5%
〜6%の範囲で混入すると共に所定の顔料等の着色剤を
も混入させ、強度,剛性,耐熱性を向上させると共に滑
石(タルク)の暗色をカバーし、積極的に好ましい色に
帯色させる。 【効果】素材の押し出し成形とテーパ部やストッパの成
形加工に際し、強度と剛性を高め、しかも、薄肉化し、
製品精度を高め、良好な保形性を有し、コストダウンが
図れ、廃棄物の焼却処理の発熱を抑止し、需要者に対し
色調による調整を高めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、所定のブロック状の
紙製等のパック内に収納された牛乳やジュース等の飲料
を該パックに添着されて吸飲用に供されるストローの構
造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、生活が豊かになると、市民
生活も多様化され、飲食も家庭内や通常のレストラン,
食堂に限ることなく、所謂ファーストフードやスナッ
ク,パブ等に於ける簡易な摂食の態様が広まり、市民生
活のバリエーションを豊かに、且つ、便利なものにして
いる。
【0003】而して、スーパーマーケット等の店舗の自
動販売機等に於いて簡易な牛乳やジュース等の飲料を入
手してインスタント的に摂食するに、図3に示す様な、
例えば、紙製等のキュービックタイプのパック1内に所
定量収納されている飲料をその上部隅部分の吸引口2に
対し保健衛生上密封してあるアルミ箔等の膜3を突き破
って内部の飲料を吸引する樹脂製等のストロー4を用い
るに、使い勝手が良いように該ストロー4を可及的に長
い長さにするべくパック1 の側面の対角線方向、或い
は、縦方向にシール材5を介して接着材により、或い
は、溶着(加熱,ホットメルト等により)一体化させた
態様が広く定着している。
【0004】そして、使用に際してはシール材5を剥し
てストロー4を取り外し、その先端を吸引口2のアルミ
箔の膜3を突き破って内部に臨ませ吸飲するようにして
いる。
【0005】しかしながら、近時、小サイズのパック1
が出回るようになると、その側面の対角線状に添着する
ストロー4の長さには吸飲時に充分内部に臨ませる長さ
にし難いところから、図4に示す様に、外管6に対し膜
3を突き破るべく先端の開口部を斜切した開口部7を形
成した内管8を進退スライド自在にした二重管方式のス
トロー9が研究開発されて実用に供されるようになり、
パック1の側面に熱溶着一体化する時には内管8を外管
6内に相対スライドし、縮小姿勢にしてパック1の側面
に一体化熱溶着し、吸飲時には内管8を外管6に対して
スライドし、引き伸し、所定長さにして該内管8の斜切
された開口部7をして膜3を突き破り内部に臨ませて吸
引して所定の摂食を行うようにされていた。
【0006】更には、かかる態様に更に改良が加えられ
て正しい状態での吸飲姿勢で外管6の基端の吸引口から
の吸引に際し、外管6と内管8のつなぎ目部分からのエ
ア漏れを防ぐべく、内管8の基端部にラッパ状の拡開テ
ーパ部を設け、外管6の先端部分にも対応する先細テー
パ部を設けてシール性を向上し、又、外管の基端部分に
ストッパを形成させて外管6に対する内管8の抜け止め
を防止するような実用品も出回るようになってきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
二重管方式のストロー9に於いては吸飲に際し、内管8
の先端の斜切された開口部7により膜3を突き破る場合
に、該膜3がアルミ箔等の相当の強度や張力を有してい
る場合には、外管と内管のジョイントを介しての接合態
様から強度,剛性が不充分で折り曲ったりする虞がある
ことから、外管,内管共に所定肉厚にして充分な強度と
剛性を保持させるようにしているが、量産体制にあって
は使用する内外管の素材のポリプロピレン等の樹脂の使
用量が多く、不良品等の歩留りを考慮すると相当量の素
材を用いることになり、コスト高になる不利点があっ
た。
【0008】これに対処するに、特定の強度や剛性を有
する樹脂を用いることも考えられるが、コスト的に見合
わない不具合があり、又、押し出し成形に際しての断面
の真円が均一で再現性があるように保証出来難い難点が
あり、又、後工程でのテーパ部やストッパ部の成形加工
がし難い等がある不都合さがあり、又、近時廃棄物の焼
却処理に際しての焼却炉の耐熱性を悪くするような高発
熱処理態様になるというマイナス点があった。
【0009】而して、樹脂製の産業廃棄物の焼却処理の
際の高熱発生等に対処するに炭酸カルシウムを素材に混
入させて発熱性を低下させると共に強度をアップする技
術もあるが、当該技術を飲料用のストローに援用する
と、酢酸検出反応等の点から食品衛生法に抵触すること
から導入は出来ず、又、易加工性の点から導入になじま
ないものであった。
【0010】ここで、出願人において、ストローの樹脂
素材に混入する添加剤として強度,剛性をアップし、し
かも、廃棄物の焼却処理にも充分にかなう技術を年来種
々研究開発して食品衛生法にも何ら支障のない技術を模
索していたものであるが、ストローは飲料吸引に供せら
れるものであることから、単に、上述問題点がクリアー
されるばかりでなく、婦人,子供等の需要者の嗜好性や
見栄え上のデザイン等の観点も無視出来ず、これらを全
て満足し得る技術が鋭意なされてはいたが、充分にクリ
アー出来るものがなかった。
【0011】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づくストローの材質的,デザイン的構造の問題点を解
決すべき技術的課題とし、ポリプロピレン等の樹脂素材
に強度,剛性アップの添加剤を混入し、最適サイズであ
りながら、充分な強度,剛性を有し、これにより量産に
伴う資材量の削減をも図ることが出来、そのうえ、押し
出しや成形等の点で充分な易加工性があり、歩留り良
く、製品精度を高め、製品に対する信頼度を向上させ、
しかも、需要者にとり嗜好性や意匠性をも満足させるこ
とが出来るようにして食品製造産業における取り扱い技
術利用分野に益する優れた飲料用ストローを提供せんと
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、二重管方式の飲料用ス
トローにおいて、相対スライドにより伸縮自在にされた
外管と内管のいづれか一方、或いは、双方に対しそのポ
リプロピレン等の樹脂素材に滑石(タルク)を所定量添
加混入し(設計によっては添加せず、在来態様同様に素
材のままにし)所定の押し出し成形を行って外管内管と
し、混入する滑石(タルク)は素材に対し1.5〜6%
の範囲で混入し、充分な強度と剛性を有させ、押し出し
成形に際し、構造的に充分な強度と剛性を有し、薄肉化
を図るようにし、又、真円性を再現性良く保持させるこ
とが出来るようにし、更に、後の成形加工に於ける開口
部におけるテーパ部やストッパ等を精度良く形成し、正
確な設計通りの成形にし、素材を歩留り良く用いて資材
量を抑制し、コストダウンを図れるようにし、又、摂食
に際しては内管の先端の開口部の斜切部分によるパック
の吸引口の膜に対する突き刺しによる破断時の開口にお
いても曲りや中折れ等がなく、内部に臨ませることが出
来るようにしたことを基幹とし、更に、滑石(タルク)
が灰色、乃至、それに近い暗色を帯びていることから外
管と内管の一方、或いは、双方に摂食具としての色合い
の良くない感触を需要者が受けるデザイン上の不具合を
なくすべく、顔料等の着色剤を所定量滑石(タルク)と
共に素材に混入させ需要者の嗜好や好みを阻害しないよ
うに帯色させたデザインにし、更に、外管と内管の組み
付け時の取り扱いにも利便性があるようにした技術的手
段を講じたものである。
【0013】
【実施例】次に、この出願の発明の1実施例を図1,図
2に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0014】尚、図3,図4と同一態様部分は同一符号
を用いて説明するものとする。
【0015】10はこの出願の発明の発明の飲料用スト
ローであり、相対的に伸縮スライドする外管6' と内管
8' とよりなる二重管方式のものであり、その素材は基
材としてのポリプロピレンに滑石(タルク)を該素材の
1.5%〜6%混入する態様を基幹とし、設計により更
に顔料等の着色剤を所定量混入するものであり、かかる
素材を在来態様同様に押し出し成形によりパイプ状に成
形する。
【0016】而して、当該成形に際し素材に滑石(タル
ク)を1.5%〜6%混入する理由としては各パイプの
肉厚,断面の真円性等の寸法精度を再現性良く、均一に
する必要があることから、又、使用後の廃棄物として焼
却処理されるに際しての焼却炉の高温発熱を抑止するに
助勢し得るべき範囲とされるものであって、設計肉厚,
真円精度を保ち、しかも、パック1の膜3の突き刺し等
の際の抵抗に対する充分な強度,剛性を得るに必要な範
囲であり、在来態様のポリプロピレン等の樹脂素材のみ
を用いる場合に比し肉厚において、10〜15%薄く出
来、結果的に原材料の削減につながり、又、成形工程に
おける温度幅が大きくとれることから成形装置の耐久性
にプラスし、製造温度とのバランスを最適に保て、形成
温度調整が簡単になり、又、作業環境保全にプラスする
面があり、作業工程でのテーパ部やストッパ部の成形に
おいて、強度,剛性の向上により、又、耐熱向上により
均一な製品精度が得られ、外管6' と内管8' の組み付
けの際の取り扱い性も良好になり、1.5%以下では強
度,剛性が増加せず、6%を超えると、強度,剛性が強
すぎて不測の衝撃荷重が印加された場合には折損や破損
のトラブルが生じ易くなり、又、弾力性にも欠けてくる
きらいがあるからである。
【0017】このようにしてポリプロピレンの樹脂素材
に滑石(タルク)を1.5〜6%混入して外管6' 、及
び、内管8' を押し出し成形する。
【0018】尚、外管6' と内管8' のいづれか一方を
ポリプロピレンの樹脂素材のみにして滑石(タルク)を
混入させない態様も採用可能であることは勿論のことで
ある。
【0019】この際、前述した如く、内管8' はパック
1の吸引口2の膜3を突き刺して破断する際の抵抗等に
より内管8' については混入率を上限の6%近くにし、
外管6' についてはその混入率を1.5%近くにする選
択的な混入率を採ることも可能である。
【0020】そして、押し出し成形後には外管6' につ
いてこの先端の開口部については先細テーパ部11を形
成し、中途部によりリング状のV溝11' を形成し、基
端側の開口部にはストッパの絞り部12を形成させ、
又、内管8' については先端開口部7を斜切し、基端側
には外管6' の先端先細テーパ部11に対して面当接す
るラッパ型の末広がりのテーパ部13を加熱成形加工す
る。
【0021】而して、これらの成形加工は上述した如
く、滑石(タルク)混入により強度,剛性がアップする
うえに、その肉厚が薄くされていることから加熱成形加
工が設計通りにし易く、又、成形後の保形性も充分に確
保され、信頼性に富む製品精度を保つことが出来る。
【0022】そして、滑石(タルク)の素材への混入に
際しこの出願の発明においては所定量の顔料等の着色剤
を混入させることにより、先述した滑石(タルク)の混
入による該滑石(タルク)自体の灰色がかった暗色状帯
色のストロー10への現出を阻止し、所望のカラー状の
外管6' ,内管8' とすることが出来る。
【0023】勿論、外管6' ,内管8' のいづれか一
方、或いは、双方を着色剤により帯色させることは設計
変更の範囲内であり、又、いづれか一方に着色剤を混入
させないで基材の素材のまま、即ち、ポリプロピレンの
み、或いは、ポリプロピレンに滑石(タルク)を混入し
たままの状態の所謂ツートンカラータイプ等にし、パッ
ク1内に収納する飲料との組み合せ色を調整したり、該
パック1にシール材5を介して一体溶着する際のその組
み合せ等に応じて着色剤の一方を選択し、その量による
色調,濃淡を図ること等も勿論設計変更の範囲内であ
る。
【0024】そして、製造されたストロー10は図3に
示す在来態様同様に、パック1の側面の対角線上等にシ
ール材5により熱溶着一体化して出荷する。
【0025】したがって、使用者においては当該図3に
示す在来態様同様に、パック1からシール材5を剥離し
てストロー10を取り出し内外管6' ,8' を相対的に
所定にスライドさせて伸長させ内管8' の斜切された先
端開口部7を膜3に突き刺して内部に臨ませるが、その
際内管8' は勿論のこと、外管6' においても、素材に
滑石(タルク)が混入されていることにより充分な強
度,剛性を有し、刺し込み抵抗があっても、折れたり、
曲ったりせず、ストレート状を保持し、又、外管6' 内
に内管8' が刺し込み抵抗によってスライドバックして
も、該内管8' の基端側のラッパ状のテーパ部13が外
管6' の基端側のストッパ12に係合して所謂抜け落ち
等は生ぜず、この点からもストレート状が保持され、
又、外管6'の基端側のテーパ部13の周辺リング状部
分が内管8' の内面に摺接スライドすることから、伸縮
時のシール性を保持し、且つ、その摺動抵抗によりスラ
イドバックは起き難いものである。
【0026】そして、飲料の吸飲に際しては内管8' が
外管6' に対し充分に伸長姿勢にされ、両者のテーパ部
11,13が面当接して密着することから、内外気のリ
ーク等はなく、確実に吸引がなされ、又、パック1内で
ゴボゴボ等という異音発生等の不快な現象も生じない。
【0027】そして、不測にして内管8' が外管6' 内
をスライドバックするとしても、内管8' のテーパ部1
3が外管6' の内面にリング状に密接している状態が現
出されることから、内外気のリークが生ぜず、吸引作用
は確実に保持される。
【0028】そして、その間、統計,調査等のデータに
より、予め外管6' ,内管8' のいづれか一方、或い
は、双方が所定の帯色状態に形成されていることによ
り、需要者は滑石(タルク)のグレー等の暗色に対する
不快感を持つことなく、飲料と調和された色調での好ま
しい感覚で吸飲を行うことが出来る。
【0029】又、店舗等に於いて陳列するに際しても、
ストロー10の色彩がパック1や内部の飲料とアンバラ
ンスな色調にならないことから商品価値を下げることは
なく、又、製造工程での外管6' と内管8' との相対重
層による組み付けに際しての双方の取り間違い等が生じ
ないものである。
【0030】尚、この出願の発明の実施態様は上述実施
例に限るものでないことは勿論であり、例えば、三重管
タイプのストローにも適用可能であり、又、シングルタ
イプのストローは勿論のこと、パック等に一体化しない
レストランや食卓で用いるストローに対しても用いるこ
とは勿論のことである。
【0031】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に牛乳やジュース等のパック飲料の吸飲に供される樹脂
製のストローに於いて、その素材としてポリプロピレン
等の素材に滑石(タルク)が所定量混入されることによ
り本来的にその強度,剛性,耐熱性がアップし、初期押
し出し成形における真円度や薄肉厚化等が設計通りにさ
れ、又、テーパ部やストッパ等の二次的成形加工に際し
ても設計通りの精度で加工がなされることから、製品の
薄肉化による素材の資材量を少なく出来、低コスト化が
図れるという優れた効果が奏される。
【0032】又、製品も薄肉化出来るにもかかわらず、
充分な強度と剛性が保てることからパックの吸引口のア
ルミ箔等の膜を破断する際の抵抗等があっても曲折や破
損等が生ぜず、ストレート状の充分な保形性が得られ、
二重管タイプの外管と内管の相対スライドよる伸縮に際
しても、充分な強度を保持出来、同様に折れ曲り等が生
じないという効果もある。
【0033】又、成形時に薄肉化がされても成形後に経
時的に変形することがなく、それだけ、製品に対する信
頼度を保持することが出来るという優れた効果が奏され
る。
【0034】そして、滑石(タルク)混入により強度,
剛性がアップして、又、廃棄物としての焼却処理に際し
ても、焼却炉の高温化を防止し、製品自体の耐熱性も向
上し、そのうえ、食品安全基準等もクリアー出来るとい
う効果もある。
【0035】加えて、素材に滑石(タルク)と共に顔料
等の着色剤を混入させることにより強度,剛性,耐熱性
をアップする滑石(タルク)が灰色等の暗色を有してい
ても、ストローに該滑石(タルク)の灰色等の好ましく
ない色調を帯びさせることがなく、所望の色調を付与す
ることが出来、飲料やパックとの取り合いにおける色調
も選択的に調整することが出来、需要者にとって不快な
感じを与えず、幼児等にはむしろ好ましい色を提供する
ことが出来、商品価値を高めるという効果がある。
【0036】又、製造時に外管と内管の組み付けにおい
ても、取り間違いがないという利点があり、パックや食
器、或いは、飲料との色調の組み合せもデザイン的に良
好にすることが出来るという効果がある。
【0037】而して、滑石(タルク)の混入量について
は1.5%以下では強度,剛性を充分に出すことが出来
ず、6%以上ではこれらがオーバーになることから、
1.5%〜6%にすることにより確実に滑石(タルク)
混入のメリットをフルに発揮させることが出来るという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】1実施例の断面図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】ストローをパックに添着した概略斜視図であ
る。
【図4】従来技術に基づく二重管式ストローの斜視図で
ある。
【符号の説明】
6' 外管 8' 内管 7 開口部 13 テーパ部 12 ストッパ 10 ストロー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外管内に対し長手方向スライド自在に内管
    が挿入され、該内管の先端の開口部が斜切され後端開口
    部は外管内面に摺動するリング状縁部を有する拡開テー
    パ部に形成され、一方外管の先端開口部には内管の拡開
    テーパ部に面当接する先細テーパ部が形成され、又基端
    開口部には該内管の拡開テーパ部に係合するストッパが
    形成されている樹脂製の飲料用ストローにおいて、上記
    外管と内管の少なくとも一方の素材に滑石(タルク)が
    混入されていることを特徴とする飲料用ストロー。
  2. 【請求項2】上記滑石(タルク)の混入量が素材に対し
    その1.5〜6%の範囲にされていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の飲料用ストロー。
  3. 【請求項3】上記滑石(タルク)が内管の素材に対し混
    入されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の飲料用ストロー。
  4. 【請求項4】上記滑石(タルク)の混入量が6%近くに
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の飲料用ストロー。
  5. 【請求項5】上記滑石(タルク)が外管の素材に対し混
    入されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の飲料用ストロー。
  6. 【請求項6】上記滑石(タルク)の混入量が1.5%近
    くにされていることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    記載の飲料用ストロー。
  7. 【請求項7】外管内に長手方向スライド自在に内管が挿
    入され、該内管の先端の開口部が斜切され後端開口部は
    外管内面に摺動するリング状縁部を有する拡開テーパ部
    に形成され、一方外管の先端開口部には内管の拡開テー
    パ部に面当接する先細テーパ部が形成され、基端開口部
    には該内管の拡開テーパ部に係合するストッパが形成さ
    れている樹脂製の飲料用ストローにおいて、上記外管と
    内管の少なくとも一方の素材に滑石(タルク)が混入さ
    れ、更に着色剤が併せて混入されていることを特徴とす
    る飲料用ストロー。
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