JPH0630684Y2 - 自動販売機のカップ用蓋 - Google Patents
自動販売機のカップ用蓋Info
- Publication number
- JPH0630684Y2 JPH0630684Y2 JP1986196148U JP19614886U JPH0630684Y2 JP H0630684 Y2 JPH0630684 Y2 JP H0630684Y2 JP 1986196148 U JP1986196148 U JP 1986196148U JP 19614886 U JP19614886 U JP 19614886U JP H0630684 Y2 JPH0630684 Y2 JP H0630684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- cup
- vending machine
- cups
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動販売機において飲料、食品を搬出するの
に使用するカップに装着するための蓋に関する。
に使用するカップに装着するための蓋に関する。
粉末又はシロップの各種飲料原料を機械内で水、湯等と
調理混合してカップに注ぐ、いわゆるポストミックス式
のカップ自動販売機は、缶入り飲料に比較して味がよい
ため好んで利用される。従来このカップ入り飲料は購入
後その場で直ちに飲まれるのが通常であったが、近時こ
のカップを持ち帰って、或いは別の場所で飲用するとい
う場合も増加し、そのため持ち帰りに便利なように、機
械内で自動的にカップに蓋を装着してから搬出すること
も提案されている(実開昭57−46979号公報)。
このカップ自動販売機は、従来は粉末原料を使用したホ
ットアンドコールドコーヒーカップ自動販売機、シロッ
プを使用した炭酸清涼飲料用のコールドカップ自動販売
機など、原料による専用のカップ自動販売機が主であっ
たが、自動販売機の営業効率の向上、利用者の嗜好の多
様化に対応し得るように、専用カップ自動販売機からカ
ップコンビネーション自動販売機へ移行しつつある
(「富士時報」第58巻、第8号、511〜518ペー
ジ)。このカップコンビネーション自動販売機において
は、コーヒー、ジュース等各種の飲料がホット又はコー
ルドの形で提供できるようになっており、コーヒーとジ
ュース、又ホットとコールドでそれぞれ搬出される飲料
の量は異なり、通常6.5オンス、7オンス、9オンス及
び12オンス用の異なるサイズのカップが用意されてお
り、その各口の外径は、例えば6.5オンスホットカップ7
2.8mm、7オンスホットカップ72.9mm、7オンスコール
ドカップ70.1mm、9オンスコールドカップ76.8mm、12
オンスコールドカップ77.5mmとなっている。
調理混合してカップに注ぐ、いわゆるポストミックス式
のカップ自動販売機は、缶入り飲料に比較して味がよい
ため好んで利用される。従来このカップ入り飲料は購入
後その場で直ちに飲まれるのが通常であったが、近時こ
のカップを持ち帰って、或いは別の場所で飲用するとい
う場合も増加し、そのため持ち帰りに便利なように、機
械内で自動的にカップに蓋を装着してから搬出すること
も提案されている(実開昭57−46979号公報)。
このカップ自動販売機は、従来は粉末原料を使用したホ
ットアンドコールドコーヒーカップ自動販売機、シロッ
プを使用した炭酸清涼飲料用のコールドカップ自動販売
機など、原料による専用のカップ自動販売機が主であっ
たが、自動販売機の営業効率の向上、利用者の嗜好の多
様化に対応し得るように、専用カップ自動販売機からカ
ップコンビネーション自動販売機へ移行しつつある
(「富士時報」第58巻、第8号、511〜518ペー
ジ)。このカップコンビネーション自動販売機において
は、コーヒー、ジュース等各種の飲料がホット又はコー
ルドの形で提供できるようになっており、コーヒーとジ
ュース、又ホットとコールドでそれぞれ搬出される飲料
の量は異なり、通常6.5オンス、7オンス、9オンス及
び12オンス用の異なるサイズのカップが用意されてお
り、その各口の外径は、例えば6.5オンスホットカップ7
2.8mm、7オンスホットカップ72.9mm、7オンスコール
ドカップ70.1mm、9オンスコールドカップ76.8mm、12
オンスコールドカップ77.5mmとなっている。
またカップ内に収容した生めんを機械内で湯がきし、
湯、だし汁を注入して調理するめん類自動調理販売機に
おいても大小、或いは大中小といったサイズの異なるカ
ップを用意したものがあり、このようなめん類もその場
でではなく、持ち帰るとか別の場所で食することがあ
り、蓋を装着することが要望されている。
湯、だし汁を注入して調理するめん類自動調理販売機に
おいても大小、或いは大中小といったサイズの異なるカ
ップを用意したものがあり、このようなめん類もその場
でではなく、持ち帰るとか別の場所で食することがあ
り、蓋を装着することが要望されている。
上述のように複数種類のサイズのカップが自動販売機内
に用意されている場合、各カップの口径は当然異なるか
ら、もし各カップに蓋を装着しようとすると、同じ数の
異なるサイズの蓋を用意しなければならない。したがっ
て販売信号に応じて搬出される各種のサイズのカップに
対応した蓋を自動的に搬出しなければならないから、カ
ップ及び蓋の自動搬出、装着機構は極めて複雑なものと
なり、実用化が困難とならざるを得ない。
に用意されている場合、各カップの口径は当然異なるか
ら、もし各カップに蓋を装着しようとすると、同じ数の
異なるサイズの蓋を用意しなければならない。したがっ
て販売信号に応じて搬出される各種のサイズのカップに
対応した蓋を自動的に搬出しなければならないから、カ
ップ及び蓋の自動搬出、装着機構は極めて複雑なものと
なり、実用化が困難とならざるを得ない。
本考案は、サイズの異なる複数種類のカップに対しでき
るだけ少種類で対応できるような蓋を得ることを目的と
するものである。
るだけ少種類で対応できるような蓋を得ることを目的と
するものである。
上述の目的を達成するため、本考案によれば、蓋の内側
に、サイズの異なるカップの開口部とそれぞれ嵌合する
直径の異なる複数のリング状係止部を同心状に形成し、
蓋の内側表面からの各リング状係止部の突出高さをほぼ
等しくする。
に、サイズの異なるカップの開口部とそれぞれ嵌合する
直径の異なる複数のリング状係止部を同心状に形成し、
蓋の内側表面からの各リング状係止部の突出高さをほぼ
等しくする。
本考案においては、一つの蓋の一側または両側に設けら
れた複数の係止部にそれぞれ異なるサイズのカップが嵌
合されるようになっており、選択されたカップに対し一
つの蓋の嵌合し得る係止部が選ばれて装着される。
れた複数の係止部にそれぞれ異なるサイズのカップが嵌
合されるようになっており、選択されたカップに対し一
つの蓋の嵌合し得る係止部が選ばれて装着される。
〔実施例〕 次に本考案の実施例を図面について説明する。
第1図、第2図は本考案の一実施例のそれぞれ断面図、
平面図で、蓋1には、その内側2に中心3を円の中心と
して直径aのリング状係止部4と直径bのリング状係止
部5とが同心円上に形成されている。リング状係止部4
は例えば7オンスのカップ6(破線で概略的に示す)、
リング状係止部5は例えば9オンスのカップ7の外側に
嵌まり込むようになっている。
平面図で、蓋1には、その内側2に中心3を円の中心と
して直径aのリング状係止部4と直径bのリング状係止
部5とが同心円上に形成されている。リング状係止部4
は例えば7オンスのカップ6(破線で概略的に示す)、
リング状係止部5は例えば9オンスのカップ7の外側に
嵌まり込むようになっている。
リング状係止部は蓋の表面より突出し、その蓋の内側2
の表面からの各突出高さはほぼ等しく、その方向は蓋の
中心の側に若干傾斜し、カップの口に押し込んだとき、
カップの口の外周縁に形成されたカール8を外側から包
むような形状にするのが有利である。
の表面からの各突出高さはほぼ等しく、その方向は蓋の
中心の側に若干傾斜し、カップの口に押し込んだとき、
カップの口の外周縁に形成されたカール8を外側から包
むような形状にするのが有利である。
上述の例では一つの蓋を2種類のサイズのカップに利用
できるものを示したが、2種類に限らず、3種類或いは
4種類でも可能である。また蓋の係止部はカップの外側
に嵌まり込むように形成したものを示したが、カップの
内側に嵌める式でもよい。
できるものを示したが、2種類に限らず、3種類或いは
4種類でも可能である。また蓋の係止部はカップの外側
に嵌まり込むように形成したものを示したが、カップの
内側に嵌める式でもよい。
小さいサイズのカップに適用した場合には、蓋の周辺部
がカップより突出するが、体裁がよくないということで
あれば第2図に示すように係止部4,5間に浅い切れ目
11を断続的に設け、蓋装着時にこの切れ目11に沿っ
て切断し、外周部を切り取ってもよい。
がカップより突出するが、体裁がよくないということで
あれば第2図に示すように係止部4,5間に浅い切れ目
11を断続的に設け、蓋装着時にこの切れ目11に沿っ
て切断し、外周部を切り取ってもよい。
本考案によれば、口径の異なる複数種類のカップに対し
蓋を共用できるから、極く僅かの種類(例えば1種類)
の蓋ですますことができ、各リング状係止部は蓋の内側
表面からほぼ同じ高さで突出しているから蓋の厚みを薄
くすることができ、かつ自動装着する場合の蓋の軸方向
に加えられる押圧力のストロークを各リング状係合部に
対して等しくすることができ、自動販売機内の蓋の収蔵
に要する容積が小さくなり、搬出の自動化が容易となる
ものである。
蓋を共用できるから、極く僅かの種類(例えば1種類)
の蓋ですますことができ、各リング状係止部は蓋の内側
表面からほぼ同じ高さで突出しているから蓋の厚みを薄
くすることができ、かつ自動装着する場合の蓋の軸方向
に加えられる押圧力のストロークを各リング状係合部に
対して等しくすることができ、自動販売機内の蓋の収蔵
に要する容積が小さくなり、搬出の自動化が容易となる
ものである。
第1図、第2図は本考案の実施例のそれぞれ断面図、平
面図である。 1……蓋、3……蓋の中心、4,5……係止部、6,7
……カップ。
面図である。 1……蓋、3……蓋の中心、4,5……係止部、6,7
……カップ。
Claims (1)
- 【請求項1】自動販売機の飲料搬出用カップに自動装着
するための蓋において、蓋の内側の同一表面上に、サイ
ズの異なるカップの開口部とそれぞれ嵌合する直径の異
なる複数のリング状係止部を同心状に形成し、蓋の内側
表面からの各リング状係止部の突出高さをほぼ等しくし
たことを特徴とする自動販売機のカップ用蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986196148U JPH0630684Y2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 自動販売機のカップ用蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986196148U JPH0630684Y2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 自動販売機のカップ用蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6399843U JPS6399843U (ja) | 1988-06-28 |
JPH0630684Y2 true JPH0630684Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31154702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986196148U Expired - Lifetime JPH0630684Y2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 自動販売機のカップ用蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630684Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012240770A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Toshiba Corp | 把持装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6146972B2 (ja) * | 2012-08-27 | 2017-06-14 | 誠 佐久間 | 飲料容器の飲みかけキャップ |
US11584573B2 (en) * | 2019-12-13 | 2023-02-21 | Cakeless Candle, LLC | System and device for supporting a candle on a drink cup |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538844Y2 (ja) * | 1975-03-20 | 1980-09-10 | ||
JPS61183835U (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-17 |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP1986196148U patent/JPH0630684Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012240770A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Toshiba Corp | 把持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6399843U (ja) | 1988-06-28 |
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