JP3061427U - 飲料缶の飲み口 - Google Patents
飲料缶の飲み口Info
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- drinking
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 課題はプルトップ式円筒形金属製飲料缶に確
実に装着することができ、格納が容易で実用的な飲料缶
の飲み口を提供することである。それによって、缶の開
口部で生じた泡を、液体を広げることによって鎮め、飲
みやすくて味感を損ねず、熱い飲料でもヤケドをしなく
てすむという生活上の利便性を得るものである。 【解決手段】 プラスチック又は金属あるいは紙を素材
とした、円弧状の装着部分11と樋状の導水部分10で
構成された飲料缶の飲み口を金属製飲料缶20の缶蓋縁
の外溝21を挟み込む形で装着する。英文字のCの形状
をなす円弧状の装着部分11の弾性変形により缶蓋縁の
外溝を掴むように密着し容易には脱落しない。また、引
き抜く時も同様の弾性変形を経て旧状に復するため自在
の脱着が可能である。これにより、全円周に嵌めこむよ
りも確実に装着され、飲料の漏れも防いで飲料を快適に
飲むという課題を解決することができる。
実に装着することができ、格納が容易で実用的な飲料缶
の飲み口を提供することである。それによって、缶の開
口部で生じた泡を、液体を広げることによって鎮め、飲
みやすくて味感を損ねず、熱い飲料でもヤケドをしなく
てすむという生活上の利便性を得るものである。 【解決手段】 プラスチック又は金属あるいは紙を素材
とした、円弧状の装着部分11と樋状の導水部分10で
構成された飲料缶の飲み口を金属製飲料缶20の缶蓋縁
の外溝21を挟み込む形で装着する。英文字のCの形状
をなす円弧状の装着部分11の弾性変形により缶蓋縁の
外溝を掴むように密着し容易には脱落しない。また、引
き抜く時も同様の弾性変形を経て旧状に復するため自在
の脱着が可能である。これにより、全円周に嵌めこむよ
りも確実に装着され、飲料の漏れも防いで飲料を快適に
飲むという課題を解決することができる。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、プルトップ蓋式の円筒形金属製飲料 缶に容易に脱着でき、飲料を飲みやすくすることができる飲料缶の飲み口に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】 一般に、ビール、ジュース、お茶等の飲料を封入した円筒 形金属製飲料缶が普及しているが、大部分は缶の上蓋にプルトップと称する開口 のための金具が付いているタイプである。この金具を用いて缶の上部に開口部を 作り、缶の縁と開口部に直接口を当て飲料を飲むか、又は、コップ等の別の容器 に飲料を移し替えて飲む飲み方が従来の方法であった。
【0003】 しかしながら、飲料がビールやコーラ等の発泡飲料である場合には、図1で示 す缶の開口部23が狭いため、缶の縁と開口部に直接口を当て飲料を飲むと出口 付近で泡が生じて飲みにくく、そのため味を損ねるという欠点があった。また、 飲料が熱いコーヒーやお茶の場合には直接熱い金属に口唇を当ててヤケドをする ケースもあった。もし、開口部を大きくすると金属の縁で口唇を切る危険性があ るので開口部を大きくできないという技術的問題もあった。したがって、従来の 飲み方では特に老人や子供、身体が不自由な人には不便な点が多かった。
【0004】 すでに所見される考案として、円筒形の付属品を取り付ける発想も見受けられ たが、飲料缶の缶縁に密着して飲料漏れを防ぐための機能上の精度に問題があり 、実用的とは言えなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする課題は、プルトップ式 円筒形金属製飲料缶に確実に装着することができ、格納が容易で実用的な飲料缶 の飲み口を提供することである。それによって、缶の開口部で生じた泡を、液体 を広げることによって鎮め、飲みやすくて味感を損ねず、熱い飲料でもヤケドを しなくてすむという生活上の利便性を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 第1の考案は、図1、図2、図3及び図4 に示すようにプラスチック又は金属あるいは紙を素材とした、円弧状の装着部分 11と樋状の導水部分10で構成された飲料缶の飲み口を金属製飲料缶20の缶 蓋縁の外溝21を挟み込む形で、飲料缶の開口部23の側より装着する。図1で 説明すると、英文字のCの形状をなす円弧状の装着部分11の弧の内直径aは缶 蓋縁の外溝21の直径と同一であるが、円弧の周長を缶蓋縁の外溝の全周の二分 の一より長く設計しているため、円弧状の装着部分11の両端間の距離bはaよ り短い。したがって、図1の矢印のように平行に装着する際、円弧状の装着部分 11の両端が缶蓋縁の外溝に当たると距離bは弾性変形により一旦缶蓋縁の外溝 21の直径aの距離に開くが、飲料缶の最大径である直径部分を通過するとbの 距離に戻り、図3及び図4のように円弧状の装着部分11は缶蓋縁の外溝を掴む ように密着し容易には脱落しない。また、図2で示すように円弧状の装着部分1 1の中央部を缶蓋縁の外溝21に当て、矢印の方向から押し込めば両端は缶蓋縁 22に当たって一旦広がるが弾性復元力により缶蓋縁の外溝21の位置で収まり 同様の結果を得る。図5に図3におけるc-c’断面の詳細を示す。また、引き 抜く時も同様の弾性変形を経て旧状に復するため自在の脱着が可能である。缶蓋 縁の外溝の全周の二分の一より長い円弧の周の長さは素材の弾力度によって決定 される。これにより、全円周に嵌めこむよりも確実に装着され緩みがなく、飲料 の漏れも防げることになる。図7は本考案を装着した飲料缶を傾けて人が飲む角 度にした場合に飲料40が樋状の導水部分10の中に広がり課題を解決している 様子を示している。
【0007】 第2の考案は、プルトップ蓋式の円筒形金属製飲料缶の缶蓋縁の外溝を挟み込 む形で装着できるように形成した円弧状の装着部分11を、図6のように180 度上下反転させて缶縁に装着させることによって、樋状の導水部分10が飲料缶 の本体外板に密着してかさばらずに格納できるように樋状の導水部分を形成する ことにある。使用者は料飲の際に本考案の飲み口をこの状態から取り外し、18 0度上下反転させて図4、図7のように装着して使用する。第2の考案の方法に より本考案である飲み口を飲料缶の本体に付属格納させて販売することが可能と なる。図8は異なる形状の飲料缶30に応用した本考案の例である。
【0008】
【考案の実施の形態】 本考案の実施の形態例について説明すると、市販 の円筒形金属製飲料缶の出荷時に本考案を装着して販売するか、または、通常に 飲料缶を販売する際に付属品として販売又は提供する形態になる。
【0009】
【実施例】 実際に市販されているプルトップ式円筒形金属製飲料缶は、 コーラ、ジュース、お茶等用の大口径とその小口径、及びビール用の数種類が大 部分を占めている。したがって、本考案を数種類製作するだけでも大部分の飲料 缶に対応できるので大量生産が可能となり、安価な普及品として販売店での販売 や自動販売機での供給が可能となる。また、素材として、生物分解性のプラスチ ック等で製作すれば、いわゆる使い捨てとしての用途でも環境への悪影響が少な い。
【0010】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるため、プルトップ式金属 製飲料缶に容易に装着することができ、ビールやコーラ等の発泡飲料を飲みやす くし、味感を損ねず、また熱い飲料でもヤケドをしなくてすむ飲料缶の飲み口を 提供できる。また、口唇を直接缶に接触させることがないので衛生面でも好まし い。したがって、従来の飲み方では不便な点が多かった特に老人や子供、身体が 不自由な人はもとより、一般の利用者にも利便性が大きい。
【図1】 円筒形金属製飲料缶に本考案を装着する方法
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】 一部を省略した円筒形金属製飲料缶に本考案
を装着する別の方法を示す側面図である
を装着する別の方法を示す側面図である
【図3】 円筒形金属製飲料缶に本考案を装着した使用
形態を示す平面図である。
形態を示す平面図である。
【図4】 円筒形金属製飲料缶に本考案を装着した使用
形態を示す側面図である。
形態を示す側面図である。
【図5】 図3における一部を省略したc-c’断面図
である。
である。
【図6】 一部を省略した円筒形金属製飲料缶に本考案
を格納した使用形態を示す側面図である。
を格納した使用形態を示す側面図である。
【図7】 円筒形金属製飲料缶に本考案を装着した使用
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
【図8】 異なる形状の飲料缶に本考案を応用した例を
示す側面図である。
示す側面図である。
10 樋状の導水部分 11 円弧状の装着部分 20 プルトップ蓋式の円筒形金属製飲料缶 21 缶蓋縁の外溝 22 缶蓋縁 23 缶の開口部 30 異なる形状の飲料缶 40 飲料 a 円弧状の装着部分11の弧の内直径 b 円弧状の装着部分11の両端間の距離
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (2)
- 【請求項1】 プルトップ蓋式の円筒形金属製飲料缶2
0の缶蓋縁の外溝21を英文字Cの形で挟み込むように
形成した、円弧状の装着部分11と樋状の導水部分10
で構成されることを特徴とする、プラスチック又は金属
あるいは紙を素材とする飲料缶の飲み口。 - 【請求項2】 プルトップ蓋式の円筒形金属製飲料缶2
0の缶蓋縁の外溝21を英文字Cの形で挟み込むように
形成した円弧状の装着部分11を、図6のように180
度上下反転させて缶縁に装着させることによって、樋状
の導水部分10が飲料缶の本体外板に密着し、かさばら
ずに格納できるように構成されることを特徴とする、プ
ラスチック又は金属あるいは紙を素材とする飲料缶の飲
み口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000637U JP3061427U (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 飲料缶の飲み口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999000637U JP3061427U (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 飲料缶の飲み口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3061427U true JP3061427U (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=43195202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999000637U Expired - Fee Related JP3061427U (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 飲料缶の飲み口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061427U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012096822A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Hiroyuki Matsumura | 注ぎ口用具 |
WO2018080119A1 (ko) * | 2016-10-25 | 2018-05-03 | 박제찬 | 캔음료 섭취용 가이드 |
-
1999
- 1999-02-15 JP JP1999000637U patent/JP3061427U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012096822A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Hiroyuki Matsumura | 注ぎ口用具 |
WO2018080119A1 (ko) * | 2016-10-25 | 2018-05-03 | 박제찬 | 캔음료 섭취용 가이드 |
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