JPH0576215U - 苗載台における苗マット押え体取付構造 - Google Patents

苗載台における苗マット押え体取付構造

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JPH0576215U
JPH0576215U JP1577492U JP1577492U JPH0576215U JP H0576215 U JPH0576215 U JP H0576215U JP 1577492 U JP1577492 U JP 1577492U JP 1577492 U JP1577492 U JP 1577492U JP H0576215 U JPH0576215 U JP H0576215U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、苗載台における苗マット押え体取
付構造を簡単にした。 【構成】 苗載台(42)の苗取出し部(52A) の上方に複数
個の苗マット押え体(57)を配設した苗マット押え体取付
構造において、同苗マット押え体(57)を取付体枠(58)に
対して上下スライド可能に装着すると共に、同苗マット
押え体(57)の上下動を途中で規制する規制部材(72)を設
けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、苗載台上に具備する苗マット押え体の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、苗載台上に苗マットを載置して、同苗マットの滑り落ちを止めるための 苗マット押え体を設ける手段としては図9に示すものが存在する。
【0003】 そして、図9に示す苗マット押え体100 の取付構造は、複数本の取付枠101 に 対して、横枠102 を掛渡しながら連結した固定部103 を上下高さ調節可能に装着 して、同横枠102 に苗マット押え杆104を連結するものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記苗マット押え体100 の取付構造においては、苗マット押え体10 0 の高さを調節する時に、同苗マット押え体100 を固定する固定部103 を解除す ると、苗マット押え体100 の自重により、余分に降下してしまうので、調整が完 了するまで作業者が支持する必要があり、したがって、苗マット押え体100 の調 整が円滑にできないものであった。
【0005】 また、苗マット押え体100 を固定する固定部103 が複数個あるために、同苗マ ット押え体100 の大幅な上下調節ができないものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、苗載台の苗取出し部の上方に、複数個の苗マット押え体を配設した 苗マット押え体取付構造において、同苗マット押え体を取付枠に対して上下スラ イド可能に装着すると共に、同苗マット押え体の上下動を途中で規制する規制部 材を設けたことを特徴とする苗載台における苗マット押え体取付構造を提供せん とするものである。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明すると、図1に示すAは乗用田植 機であり、同乗用田植機Aは、自走可能な走行部1の後方に植付部2を昇降リン ク機構3を介して連結し、同植付部2を昇降用油圧シリンダ4により昇降可能と している。
【0008】 走行部1は、図1及び図2に示すように、機体フレーム10上の前部にエンジン 11を設け、後部に運転部12を設けている。
【0009】 そして、機体フレーム10の後部下側に、ミッションケース13をエンジン11に連 動連結して取付けている。
【0010】 また、機体フレーム10の前部下側には左右横外側方に向けてそれぞれ左右フロ ントアクスルケース15,15 を突設し、同ケース15,15 の先端に前車輪16,16 を取 付けている。19はフロントアクスルケース15とミッションケース13とを連動連結 している伝動軸である。
【0011】 また、機体フレーム10の後部には、リヤアクスルケース17をミッションケース 13に連動連結して取付け、同ケース17の左右側面にそれぞれ後車輪18,18 を取付 けている。
【0012】 また、20は床面、変速ガイド、フェンダー、座席取付板20a 等を兼用するケー シング体であり、FRP等の高剛性を有する合成樹脂により一体成形して、機体 フレーム10上に張設している。
【0013】 また、21はボンネットであり、エンジン11と、後述する運転部12のステアリン グシャフト23をカバーしている。
【0014】 また、上記した運転部12はエンジン11の直後にステアリングシャフト23を立設 し、同シャフト23の上端にハンドル24を取付ける一方、同ハンドル24の直後方に 位置する座席取付板20a 上に座席25を載置している。
【0015】 また、30は、座席25の左側方の配設した変速レバー、31はボンネット21の左側 面より上方に突出させた副変速レバー、32は座席25の右側に配設した植付部昇降 レバー、33はボンネット21の左側方に配設したクラッチペダル、34はボンネット 21の右側方に配設したブレーキペダルである。
【0016】 また、植付部2は図1に示すように、昇降リンク機構3の後下部に植付ミッシ ョンケース40の前端を左右揺動自在に取付け、同ケース40の下方にフロート41を 取付け、同ケース40の上方に苗載台42を取付け、同ケース40の後端部に植付爪43 を取付けている。44は、ミッションケース13と、植付ミッションケース40との間 に介設した伝動軸である。
【0017】 また、昇降リンク機構3は、機体フレーム10の後部の上下側にそれぞれトップ リンク51A の前端と左右ロアリンク45,45 の前端をそれぞれ枢軸51a,51a により 上下回動自在に枢支し、同トップリンク51A の後端と左右ロアリンク45,45 の後 端との間に昇降リンク機構側ヒッチ部61A を介設し、同ヒッチ部61A を植付部2 の前部に立設した植付側ヒッチ部49に着脱自在に連設している。
【0018】 そして、左右ロアリンク45,45 の前端には、それぞれ左右昇降用アーム46,46 を立上り状に立設し、両アーム46,46 の上端間と、機体フレーム10の中途部との 間に昇降用油圧シリンダ4を介設すると共に、両アーム46,46 の上端間と左右ロ アリンク45,45 の後端との間に連結ロッド48,48 を介設している。
【0019】 また、図3及び図4において、50は苗載台42の下端部42-1の裏面位置に配設す る下向き凹状の苗台支持レールで、四角形状の支持枠51上に左右方向移動自在に 載置されている。
【0020】 52は支持枠51に一体的に連結する苗取出板で、植付爪43を作動させるための切 欠溝53を設けている。54は苗載台42上の苗マット55を間歇的に縦送りして下側の 苗取出板52側へ供給する縦搬送装置である。
【0021】 56は苗載台42を横方向に区切る仕切り用リブで、同仕切り用リブ56の上部で、 かつ、苗取出し部52A の上方位置には苗マット押え体57を配設している。58は仕 切り用リブ56に固定する取付枠で、複数個の苗マット押え杆59を取付けた横枠60 を上下スライド可能に装着している。
【0022】 また、苗マット押え杆59は側面よりみて略く字状に折曲している。
【0023】 61は取付枠58の基部板、62は固定部、63は取付枠58に固着する上下スライド案 内板である。
【0024】 64は上下スライド案内板63に設ける長孔状の案内溝で、下部には上下三段に丸 孔部65,66,67を形成している。
【0025】 68は前記苗マット押え杆59の基部を横枠60に固定する固定板、69は固定ボルト である。
【0026】 70は横枠60の左右両端を取付枠58の上下スライド案内板63に取付ける取付ピン で、同取付ピン70には横枠60を押圧付勢するバネ体71を装着している。そして、 同取付ピン70は、下端を上下スライド案内板63の案内溝64に嵌合しながら横枠60 全体を上下にスライド自在としている。
【0027】 72は苗マット押え体57の上下動を途中で規制する規制部材であって、ピン状に 形成されていると共に、上記案内溝64の丸孔部65,66,67のいずれかに選択的に嵌 装できるようにしている。73はバネ体、74は規制部材72の段部に設ける小径部、 75は大径部である。
【0028】 本考案の実施例は上記のように構成されており、苗載台42上に苗マット55を供 給する場合は、取付枠58に装着する苗マット押え体57を上方へスライドさせる。
【0029】 そして、苗マット押え杆59と苗載台42との隙間を大きくして解除した状態にし て苗マット55を上部より供給する。
【0030】 次に、苗マット押え体57の上下高さを規制する規制部材72をセットするが、こ の場合は、同規制部材72を上下スライド案内板63の案内溝64に設ける丸孔部65,6 6,67のいずれかに嵌合する。そして、同規制部材72を案内溝64に沿って降下させ る。
【0031】 したがって、同規制部材72が上側の丸孔部65に嵌められた場合は、規制部材72 が上位にセットされる。これにより、苗載台42上の苗マット55が植付可能状態に セットされるものである。
【0032】 以上の如く、上記実施例によれば、苗載台42の苗取出し部52A の上方に複数個 の苗マット押え体57を配設した苗マット押え体取付構造において、同苗マット押 え体57を取付枠58に対して上下スライド可能に装着すると共に、同苗マット押え 体57の上下動を途中で規制する規制部材72を設けたものであるから、苗マット押 え体57の上下動が容易であって、かつ、同苗マット押え体57の保持構造が簡単で ある。
【0033】 また、苗マット押え体57は規制部材72により所定の位置に簡単にセットするこ とができるので調整作業が容易となるものである。
【0034】 しかも、規制部材72を上下に調整中であっても、苗マット押え体57が自重で滑 り落ちるようなことがなく、したがって、規制部材72の上下移動が容易である。
【0035】 また、苗マット押え体57を上方に移動させて開放状態とする場合は、ワンタッ チにて操作が可能である。
【0036】 次に、図5から図9に示す苗載台のシュー構造について説明すると、図5及び 図6において、80は苗台支持レールで、シュー81を介して支持枠82上に摺動可能 に載置されている。83は苗台支持レール80の中間部に設けるグリス給油口で、弾 性体の蓋84を嵌装している。85は蓋84に設ける十字状の切込溝であって、グリス を給油する場合は、同切込溝85にグリスガンを押し込んで給油が可能としている 。
【0037】 また、上記蓋84は切込溝85が常時閉じ状態を保つので泥水の侵入を防止する構 造となっている。
【0038】 また、図7及び図8において、86はシュー81の上面に設けるグリス溜りで、下 側摺動面87に向けて細管88を設けている。89はシュー81を苗台支持レール80に連 結する連結部である。
【0039】 したがって、上記実施例によれば、シュー81にグリス溜り86を設けてグリスの 補給を可能にして、かつ、苗台支持レール80の注油穴90をグリスにて塞ぐことが できるので泥水の侵入を防止できるものである。
【0040】 また、グリス溜り86のグリスは、細管88を通って徐々に下側摺動面87側へ給油 されるために日持ちがよいものである。
【0041】 また、従来においては、図10及び図11に示す如く、給油口が存在しなくて 給油が不可能であったり、また、グリス給油口があっても、同給油口が露出した 状態に配設されていて泥水が侵入していたが、上記実施例においては、グリスニ ップルなどが不要であると共に、注油口の構造が簡単に形成されながら、泥水の 侵入を確実に防水することができるものである。
【0042】
【考案の効果】
本考案によれば、苗載台の苗取出し部の上方に複数個の苗マット押え体を配設 した苗マット押え体取付構造において、同苗マット押え体を取付枠に対して上下 スライド可能に装着すると共に、同苗マット押え体の上下動を途中で規制する規 制部材を設けたものであるから、苗マット押え体の上下調節操作が容易であると 共に、苗マット押え体を上方側に移動させて開放状態とする場合も、これをワン タッチで操作できるものである。
【0043】 しかも、規制部材の位置変更が容易であって、全体として構造が簡単で田植作 業を能率的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗載台を具備する乗用田植機の側面図。
【図2】同田植機の平面図。
【図3】本考案に係る苗マット押え体取付構造を示す側
面図。
【図4】同要部平面図。
【図5】他の実施例を示すもので、苗台支持レール部の
要部の断面正面図。
【図6】同平面図。
【図7】シュー部の構造を示す断面正面図。
【図8】同斜視図。
【図9】苗マット押え体の従来構造を示す概略平面図。
【図10】従来形の苗台支持レール部の構造を示す概略
正面図。
【図11】同苗台支持レール部の概略正面図。
【符号の説明】
42 苗載台 52A 苗取出し部 57 苗マット押え体 58 取付枠 72 規制部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載台(42)の苗取出し部(52A) の上方
    に、複数個の苗マット押え体(57)を配設した苗マット押
    え体取付構造において、同苗マット押え体(57)を取付枠
    (58)に対して上下スライド可能に装着すると共に、同苗
    マット押え体(57)の上下動を途中で規制する規制部材(7
    2)を設けたことを特徴とする苗載台における苗マット押
    え体取付構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193714U (ja) * 1985-05-23 1986-12-02
JPH0234114U (ja) * 1988-08-30 1990-03-05

Patent Citations (2)

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JPS61193714U (ja) * 1985-05-23 1986-12-02
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