JPH0576160B2 - - Google Patents

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JPH0576160B2
JPH0576160B2 JP11060890A JP11060890A JPH0576160B2 JP H0576160 B2 JPH0576160 B2 JP H0576160B2 JP 11060890 A JP11060890 A JP 11060890A JP 11060890 A JP11060890 A JP 11060890A JP H0576160 B2 JPH0576160 B2 JP H0576160B2
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JP
Japan
Prior art keywords
seasoning
time
ray tube
ray
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11060890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0412498A (ja
Inventor
Shigeru Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP11060890A priority Critical patent/JPH0412498A/ja
Publication of JPH0412498A publication Critical patent/JPH0412498A/ja
Publication of JPH0576160B2 publication Critical patent/JPH0576160B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、X線装置におけるX線管の曝射安定
性を向上させるために、実使用前に実施するシー
ズニング(エージングともいう)を制御する装置
に関する。
(従来の技術) 一般に、X線CTスキヤナ等のX線装置に用い
られるX線管内は真空度が高いほど曝射安定性が
良好となる。ところが、実際にはX線管内に活性
ガスが発生し、特に使用頻度が多いとき、或いは
長時間使用しなかつたときに、その発生量が顕著
となる。このため、高い真空度が保たれないこと
が多い。
そこで、X線管に低い管電圧を印加して、アノ
ードを実使用最大値前後の温度まで加熱し、X線
管内に発生した活性ガスを放散する操作、いわゆ
るシーズニングを定期的に行なうことでX線管内
の真空度を高めている。
従来において、このようなシーズニング操作
は、オペレータが使用頻度に基づいて頃合いを見
計いながら行なつていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の方法では、放
電多発時において適正な時期でのシーズニングの
機会を逸することがあり、その結果、曝射安定性
が悪いままにX線を曝射してしまうことがあつ
た。
また、シーズニングを行なうには一定の時間
(約1時間)を要するため、X線の曝射停止を余
儀なくされることもあり、円滑なX線曝射ができ
ないという欠点がある。このため、臨床中などに
は、シーズニングを行なえば充分使用できるX線
管を放電などの発生により、臨時に中断するとい
うような問題があつた。
この発明はこのような従来の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、
シーズニングを行なうタイミングをオペレータに
通知することのできるシーズニング制御装置を提
供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、X線管の
放電頻度を監視する放電監視手段と、前記放電頻
度が所定回数に達したとき、或いは、一定期間以
上放電されないことが検出されたときに、シーズ
ニングを行なう旨の指示を報知する報知手段と、
を有することが特徴である。
また、X線管の使用開始時刻を設定するタイマ
を設け、該タイマは前記使用開始時刻の所定時間
だけ前に経時信号を出力し、この経時信号と前記
シーズニングを行なう旨の指示がともに与えられ
たときに自動でシーズニングを開始すべく制御す
ることが特徴である。
(作用) 上述の如く構成すれば、X線管の放電頻度が所
定回数に達したとき、或いは、一定期間以上放電
されないときに、シーズニングを行なう旨の指示
がオペレータに報知される。これによつて、オペ
レータは適切な時期にシーズニングを開始するこ
とができるようになる。
また、予めタイマに使用開始時刻を設定する
と、シーズニングが必要なときに、この開始時刻
から所定時間だけ前にシーズニングが自動的に開
始される。従つて、使用開始時刻には既にシーズ
ニングは終了している。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。同図に示すX線管モニタ1は、X線管2の放
電回数、及び曝射休止時間を検出するものであ
り、予め上限値となる放電回数、及び曝射休止時
間が設定されている。そして、X線管2の放電回
数が設定された放電回数に達した時、又は曝射し
ない時間が設定された曝射休止時間に達したとき
にシーズニングを報知する旨の信号(以下、シー
ズニング信号という)を計算機システイン3及び
他の報知手段に出力するようになつている。
計算機システム3は、オペレータからX線管2
の使用開始時刻が設定されると、この時刻までに
ウオームアツプ、又はシーズニングを終了させ使
用準備を備えるべく制御するものであり、タイマ
部4と、切換部5と、ウオームアツプ制御部6
と、シーズニング制御部7から構成されている。
タイマ部4は、予め設定されたX線管2の使用
開始時刻の所定時間だけ前(例えば1時間前)
に、切換部5へ経時信号を送出するように動作す
る。
切換部5は、前記した経時信号が与えられ、か
つ、X線管モニタ1からシーズニング信号が与え
られないときに、ウオームアツプ制御部6にフオ
ームアツプ指令信号を出力する。また、経時信号
が与えられ、かつ、シーズニング信号が与えられ
ると、シーズニング制御部7にシーズニング指令
信号を出力するように動作する。
ウオームアツプ制御部6は、ウオームアツプ指
令信号が与えれると実際にX線高電圧装置(不図
示)を駆動させ、X線管2をウオームアツプさせ
るように制御するものである。同様に、シーズニ
ング制御部7は、シーズニング指令信号が与えら
れると実際にX線高電圧装置を駆動させ、X線管
2をシーズニングさせるように制御するものであ
る。
次に、本実施例の作用について説明する。
X線管モニタ1には予め、シーズニングを行な
うまでの放電回数、及び曝射休止時間が設定され
る。そして、X線管2による放電が開始される
と、このX線管モニタ1では放電回数をカウント
し、設定された回数(例えば3回)に達すると、
シーズニング信号を出力し、図示しないランプや
ブザー等の報知手段でオペレータに報知する。
また、長時間X線管2の放電が行なわれず、設
定された曝射休止時間を越えた場合にも、同様に
報知手段によつてオペレータに報知する。
これによつて、オペレータはシーズニングが必
要であることを認知し、昼休みや臨床終了後等の
適切な時期を見計らつて円滑にシーズニングを行
なうことができる。
一方、X線管2の使用を開始する以前に、オペ
レータが計算機システム3のタイマ部4に開始時
刻を設定すると、該タイマ部4は開始時刻から所
定時間(シーズニング所要時間よりも長い時間)
だけ前に切換部5に経時信号を出力する。
このとき、X線管モニタ1からシーズニング信
号が出力されていると、切換部5はシーズニング
制御部7にシーズニング指令信号を出力する。こ
れによつて実際にシーズニングが開始されるの
で、使用開始時には既にシーズニングは終了して
おり、直ちに安定なX線の曝射が可能となる。
このようにして、本実施例では、X線管モニタ
1でX線管2の放電を監視しているので、シーズ
ニングが必要なときには直ちにこれをオペレータ
に報知することができる。その結果、オペレータ
はシーズニングを忘れることはなく好適な時期に
シーズニングを行なうことができるようになる。
また、予めX線管2の使用開始時刻を設定すれ
ばこの開始時刻には既にシーズニングが終了して
いるので、直ちにX線の曝射を開始することがで
きるようになり、操作性が著しく向上する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明では、シーズニン
グが必要なときにはこれがオペレータに報知され
るので、シーズニングを行なう機会を逸すること
はなく、適切な時期にシーズニングを行なうこと
ができる。その結果、従来のようにX線曝射の停
止を余儀なくされる等の問題は解消される。
また、予めX線管の使用開始時刻を設定すると
シーズニングが必要な場合には、この開始時刻の
所定時間だけ前に自動的にシーズニングが開始さ
れる。従つて、使用開始時刻には既にシーズニン
グが終了しており、直ちにX線の曝射を開始する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。 1……X線管モニタ、2……X線管、4……タ
イマ部、5……切換部、7……シーズニング制御
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 X線管の放電頻度を監視する放電監視手段
    と、 前記放電頻度が所定回数に達したときに、シー
    ズニングを行なう旨の指示を報知する報知手段
    と、 を有することを特徴とするX線装置におけるシー
    ズニング制御装置。 2 X線管の放電頻度を監視する放電監視手段
    と、 前記X線管から一定期間以上放電されないこと
    が検出されたときに、シーズニングを行なう旨の
    指示を報知する報知手段と、 を有することを特徴とするX線装置におけるシー
    ズニング制御装置。 3 X線管の使用開始時刻を設定するタイマを設
    け、該タイマは前記使用開始時刻の所定時間だけ
    前に経時信号を出力し、この経時信号と前記シー
    ズニングを行なう旨の指示がともに与えられたと
    きに自動でシーズニングを開始すべく制御する請
    求項1又は2記載のX線装置におけるシーズニン
    グ制御装置。
JP11060890A 1990-04-27 1990-04-27 X線装置におけるシーズニング制御装置 Granted JPH0412498A (ja)

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JP11060890A JPH0412498A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 X線装置におけるシーズニング制御装置

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JP11060890A JPH0412498A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 X線装置におけるシーズニング制御装置

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JPH0412498A JPH0412498A (ja) 1992-01-17
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JP11060890A Granted JPH0412498A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 X線装置におけるシーズニング制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045626A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ct装置

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JP4868806B2 (ja) * 2005-09-21 2012-02-01 株式会社東芝 X線装置

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JPH0412498A (ja) 1992-01-17

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