JPH064560Y2 - X線デイジタルサブトラクシヨン自動露出制御装置 - Google Patents
X線デイジタルサブトラクシヨン自動露出制御装置Info
- Publication number
- JPH064560Y2 JPH064560Y2 JP3367989U JP3367989U JPH064560Y2 JP H064560 Y2 JPH064560 Y2 JP H064560Y2 JP 3367989 U JP3367989 U JP 3367989U JP 3367989 U JP3367989 U JP 3367989U JP H064560 Y2 JPH064560 Y2 JP H064560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- automatic exposure
- exposure control
- control device
- photography
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Input (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はX線撮影の分野で利用される。
この考案はX線ディジタルサブトラクション自動露出制
御装置に関する。
御装置に関する。
[従来技術] X線ディジタル・サブトラクション・アンギオグラフィ
(DSA)装置は、造影剤注入前後のX線差分画像(サ
ブトラクション像)、とくに血管像を表示し、X線TV
装置を備えている。
(DSA)装置は、造影剤注入前後のX線差分画像(サ
ブトラクション像)、とくに血管像を表示し、X線TV
装置を備えている。
従来より、X線ディジタルサブトラクション装置では、
試行錯誤的にX線のテストばく射をくり返して最適な強
さのテレビ信号を得たのち、サブトラクションのための
画像収集を行つている。
試行錯誤的にX線のテストばく射をくり返して最適な強
さのテレビ信号を得たのち、サブトラクションのための
画像収集を行つている。
一方、X線シネ撮影では被写体厚に応じて撮影管電圧、
撮影パルス幅等を変化させる自動露出制御方式が広く普
及している。
撮影パルス幅等を変化させる自動露出制御方式が広く普
及している。
[考案が解決しようとする課題] そこで、自動露出制御装置についてX線シネ撮影に付設
されているものをX線ディジタルサブトラクション装置
に利用できないか提案されている。
されているものをX線ディジタルサブトラクション装置
に利用できないか提案されている。
現在、X線シネ撮影で行われている自動露出方式はシネ
撮影で1パルスごとに照射されるX線量や1パルスの照
射時間に対して有効な制御が行われるように感度等が調
整されている。
撮影で1パルスごとに照射されるX線量や1パルスの照
射時間に対して有効な制御が行われるように感度等が調
整されている。
これに対して、DSAではシネ撮影より少ない線量を照
射したり、1パルスあたりの照射時間をシネ撮影より格
段長くしてデータを収集する場合がある。このため、現
状のシネ撮影自動露出制御方式をそのまま利用すること
ができない。
射したり、1パルスあたりの照射時間をシネ撮影より格
段長くしてデータを収集する場合がある。このため、現
状のシネ撮影自動露出制御方式をそのまま利用すること
ができない。
この考案の目的は、この課題を解決できる、X線ディジ
タルサブトラクション自動露出制御装置を提供するこで
ある。
タルサブトラクション自動露出制御装置を提供するこで
ある。
[課題を解決するための手段] 前記した目的は、X線シネ撮影用自動露出制御装置と、
DSA撮影の各収集モードについてTV画面もしくは単
位時間当りの標準被写体に対する最適X線条件(管電圧
KV、管電流撮影時間積mAs)データのメモリを有す
るコンピュータシステムと、DSA上と同一mAsとな
るようシネ撮影上のパルス幅および管電流を算出する演
算手段と、この算出パルス幅により実被写体に応じたシ
ネ撮影用自動露出制御装置を動作させて実パルス幅とK
V補正値を検出する手段と、補正されたKV値およびD
SA用に記憶されているmAs値によりDSA収集動作
をスタートさせる切替え手段とを具備することにより、
達成される。
DSA撮影の各収集モードについてTV画面もしくは単
位時間当りの標準被写体に対する最適X線条件(管電圧
KV、管電流撮影時間積mAs)データのメモリを有す
るコンピュータシステムと、DSA上と同一mAsとな
るようシネ撮影上のパルス幅および管電流を算出する演
算手段と、この算出パルス幅により実被写体に応じたシ
ネ撮影用自動露出制御装置を動作させて実パルス幅とK
V補正値を検出する手段と、補正されたKV値およびD
SA用に記憶されているmAs値によりDSA収集動作
をスタートさせる切替え手段とを具備することにより、
達成される。
[作用] DSAで収集モードに応じてTV画面1フレームもしく
は単位時間あたり必要な管電流時間積mAsを記憶する
メモリを含み、これを読み出してシネ撮影条件に換算す
る手段を有するコンピュータシステムと、さらにシネパ
ルス幅制御を行うフォトタイマ(自動露出制御装置)
と、実パルス幅と換算パルス幅の差から管電圧KVを補
正制御する回路からなる。また、撮影開始時にシネ撮影
モードでKVを補正した後、DSA収集モードに切替え
るための時間計測部およびモード切替部をもつ。
は単位時間あたり必要な管電流時間積mAsを記憶する
メモリを含み、これを読み出してシネ撮影条件に換算す
る手段を有するコンピュータシステムと、さらにシネパ
ルス幅制御を行うフォトタイマ(自動露出制御装置)
と、実パルス幅と換算パルス幅の差から管電圧KVを補
正制御する回路からなる。また、撮影開始時にシネ撮影
モードでKVを補正した後、DSA収集モードに切替え
るための時間計測部およびモード切替部をもつ。
シネ撮影とDSAではX線条件が異なるので同じ制御系
では自動露出制御ができない。メモリにDSAで必要な
KVおよびmAsを記憶させ、CPUによってこれをシ
ネ撮影相当のmA×sec(管電流時間積)に変換した
上で、短い時間でX線のテストばく射的にシネ自動制御
を行う。
では自動露出制御ができない。メモリにDSAで必要な
KVおよびmAsを記憶させ、CPUによってこれをシ
ネ撮影相当のmA×sec(管電流時間積)に変換した
上で、短い時間でX線のテストばく射的にシネ自動制御
を行う。
この後、DSA収集モードに切替えて最適X線条件でD
SAデータ収集が行われる。
SAデータ収集が行われる。
[実施例] この考案の好適な実施例は、図面に基づいて説明され
る。
る。
第1図はその1実施例を示した要部ブロツク図である。
CPU10は、DSA自動露出選択スイッチ15によっ
てDSA自動露出モードが設定されていれば、さらにD
SA収集モード設定スイッチ13によってコンティニュ
アスモード、シリアルモード、パルモードなどから選択
された1つのDSAの収集モードを知る。
てDSA自動露出モードが設定されていれば、さらにD
SA収集モード設定スイッチ13によってコンティニュ
アスモード、シリアルモード、パルモードなどから選択
された1つのDSAの収集モードを知る。
また、CPUは、収集モードに応じてあらかじめメモリ
12に記憶している標準被写体に対する最適X線条件
(管電圧KV、管電流時間積mAs)のデータを読み出
す。
12に記憶している標準被写体に対する最適X線条件
(管電圧KV、管電流時間積mAs)のデータを読み出
す。
例えば、X線を連続して照射してTV1画面ごとにデー
タ収集するコンティニュアスモードでは、被写体(アク
リ20cm)に対して管電圧60KV、管電流100mA
でTV信号の強度が最適になるよう調整しているので、
第2図に図示説明しているようにTV1フレーム当り6
0KVで100mA×33ms=3.3mAsが最適X
線条件になる。秒当り30フレームが走査すると、1フ
レームにつき33msとなる。
タ収集するコンティニュアスモードでは、被写体(アク
リ20cm)に対して管電圧60KV、管電流100mA
でTV信号の強度が最適になるよう調整しているので、
第2図に図示説明しているようにTV1フレーム当り6
0KVで100mA×33ms=3.3mAsが最適X
線条件になる。秒当り30フレームが走査すると、1フ
レームにつき33msとなる。
CPU10は演算手段を有し、フォトマル5、フォトタ
イマ回路7、KV補正回路9からなる従来のシネ撮影自
動制御装置によって被写体2に応じた管電圧を設定する
ために、メモリ12から読み出した標準被写体に対する
最適X線条件をシネ撮影条件用に変換する。
イマ回路7、KV補正回路9からなる従来のシネ撮影自
動制御装置によって被写体2に応じた管電圧を設定する
ために、メモリ12から読み出した標準被写体に対する
最適X線条件をシネ撮影条件用に変換する。
DSAコンティニュアスモードに対して前示例により6
0KV、33mAsがメモリ12から読み出されてい
る。これと同等のKV、mAsをシネ撮影のパルス状X
線条件として、第3図に図示説明されているように、6
0KV、33mA、10msにCPU10の演算手段に
より変換される。
0KV、33mAsがメモリ12から読み出されてい
る。これと同等のKV、mAsをシネ撮影のパルス状X
線条件として、第3図に図示説明されているように、6
0KV、33mA、10msにCPU10の演算手段に
より変換される。
第2図と第3図とでは、TV1フレーム当り照射される
X線量は同じである。第3図のように変換されたX線条
件は現状のシネ撮影自動露出制御系で制御できる線量、
パルス幅である。
X線量は同じである。第3図のように変換されたX線条
件は現状のシネ撮影自動露出制御系で制御できる線量、
パルス幅である。
ハンドスイッチ(SW)17が操作されると、CPU1
0は上記のように求めたKV、mA、パルス幅をそれぞ
れKV補正回路9、X線高電圧発生装置(HV)6、タ
イマ8に出力すると共に、入出力制御回路16に対して
フォトタイマ回路7にフォトタイマ有効信号、KV補正
回路9にKV補正ON信号を出させる。
0は上記のように求めたKV、mA、パルス幅をそれぞ
れKV補正回路9、X線高電圧発生装置(HV)6、タ
イマ8に出力すると共に、入出力制御回路16に対して
フォトタイマ回路7にフォトタイマ有効信号、KV補正
回路9にKV補正ON信号を出させる。
この後、X線管1からパルス状X線が照射され、被写体
2を透過して被写体2に対して適切なX線照射されるよ
うフォトタイマ回路7がX線遮断を行う。KV補正回路
9は、シネ撮影用に変換され、CPU10がタイマ8に
対して設定していたパルス幅と実際に照射されたパルス
幅の差に応じてCPU10から設定されていたKVを補
正する。
2を透過して被写体2に対して適切なX線照射されるよ
うフォトタイマ回路7がX線遮断を行う。KV補正回路
9は、シネ撮影用に変換され、CPU10がタイマ8に
対して設定していたパルス幅と実際に照射されたパルス
幅の差に応じてCPU10から設定されていたKVを補
正する。
一方、ハンドSW17の操作の時点から計時回路11が
時間を計測し、KV補正回路9によるKV補正が安定し
た頃にCPU10に対してDSA収集スタート信号を出
す。なお、このタイミングは据付時の調整で決められ
る。
時間を計測し、KV補正回路9によるKV補正が安定し
た頃にCPU10に対してDSA収集スタート信号を出
す。なお、このタイミングは据付時の調整で決められ
る。
CPU10はこの信号をうけてフォトタイマ回路7に対
してフォトタイマ無効にし、KV補正回路9に対してK
Vの補正をロックする信号を出力するよう入出力制御回
路16に指令する。
してフォトタイマ無効にし、KV補正回路9に対してK
Vの補正をロックする信号を出力するよう入出力制御回
路16に指令する。
CPU10は、この後DSAデータ収集で設定するX線
条件(コンティニュアスモードで100mAの連続X
線、KVはKV補正回路9によって補正された後ロック
された値)をX線高電圧発生装置6、KV補正回路9、
タイマ8に設定してデータ収集スタートをDSA本体1
4に対して指令する。これにより、イメージインテンシ
ファイア(II)3、TVカメラ4を介して得られたTV
映像の画像処理が行われる。
条件(コンティニュアスモードで100mAの連続X
線、KVはKV補正回路9によって補正された後ロック
された値)をX線高電圧発生装置6、KV補正回路9、
タイマ8に設定してデータ収集スタートをDSA本体1
4に対して指令する。これにより、イメージインテンシ
ファイア(II)3、TVカメラ4を介して得られたTV
映像の画像処理が行われる。
[効果] この考案によれば、DSA検査に要する時間が短くてす
むため、被検者および術者の負担が軽減される。
むため、被検者および術者の負担が軽減される。
第1図はこの考案の1実施例を示した要部ブロツク図、
第2図はTV1フレーム当りのmAs値計算説明図、第
3図は同じ線量によるパルス幅計算説明図である。 10と12はコンピュータシステム、7と8と9はシネ
撮影自動露出制御装置、16は入出力ないし切替え制御
回路である。
第2図はTV1フレーム当りのmAs値計算説明図、第
3図は同じ線量によるパルス幅計算説明図である。 10と12はコンピュータシステム、7と8と9はシネ
撮影自動露出制御装置、16は入出力ないし切替え制御
回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05G 1/60 1/64 R 8119−4C
Claims (1)
- 【請求項1】X線シネ撮影用自動露出制御装置と、DS
A撮影の各収集モードについてTV画面もしくは単位時
間当りの標準被写体に対する最適X線条件(管電圧K
V、管電流撮影時間積mAs)データのメモリを有する
コンピュータシステムと、DSA上と同一mAsとなる
ようシネ撮影上のパルス幅および管電流を算出する演算
手段と、この算出パルス幅により実被写体に応じたシネ
撮影用自動露出制御装置を動作させて実パルス幅とKV
補正値を検出する手段と、補正されたKV値およびDS
A用に記憶されているmAs値によりDSA収集動作を
スタートさせる切替え手段とを具備していることを特徴
とする、X線ディジタルサブトラクション自動露出制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3367989U JPH064560Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | X線デイジタルサブトラクシヨン自動露出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3367989U JPH064560Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | X線デイジタルサブトラクシヨン自動露出制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02124700U JPH02124700U (ja) | 1990-10-15 |
JPH064560Y2 true JPH064560Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31537536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3367989U Expired - Lifetime JPH064560Y2 (ja) | 1989-03-23 | 1989-03-23 | X線デイジタルサブトラクシヨン自動露出制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064560Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312040A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | General Electric Co <Ge> | 医用イメージング装置のための露出を制御する方法及びシステム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6906905B2 (ja) * | 2016-06-29 | 2021-07-21 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | X線診断装置 |
-
1989
- 1989-03-23 JP JP3367989U patent/JPH064560Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312040A (ja) * | 2005-05-03 | 2006-11-16 | General Electric Co <Ge> | 医用イメージング装置のための露出を制御する方法及びシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02124700U (ja) | 1990-10-15 |
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