JPH0445335Y2 - - Google Patents

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JPH0445335Y2
JPH0445335Y2 JP1985204732U JP20473285U JPH0445335Y2 JP H0445335 Y2 JPH0445335 Y2 JP H0445335Y2 JP 1985204732 U JP1985204732 U JP 1985204732U JP 20473285 U JP20473285 U JP 20473285U JP H0445335 Y2 JPH0445335 Y2 JP H0445335Y2
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JP
Japan
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peak value
displacement angle
pulse motor
video signal
imaging surface
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JP1985204732U
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JPS62198766U (ja
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、X線テレビ装置の分野で利用され
る。
本考案は、デジタルサブトラクシヨン アンギ
オグラフイ(DSA)及びI.I.(イメージインテンシ
フアイア)−TV系を用いた他のデジタルラジオ
グラフイに適用可能なX線テレビ用光学絞り自動
制御装置に関する。
(ロ) 従来技術 イメージインテンシフアイア−X線テレビ系を
用いたDSA装置において、テレビカメラ出力ビ
デオ信号レベルを適正値にコントロールするため
に、X線条件をコントロールする方式と、イメー
ジインテンシフアイア(I.I)出力面とTV撮像管
撮像面との間の光学絞りをコントロールする方式
とがある。後者を自動制御する方式は、一般にオ
ートアイリスと呼ばれている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 オートアイリスにおいてその制御は、実際の
DSA撮影前にテスト的にX線を曝射して、その
結果のビデオ信号レベルと適正値を比較して絞り
量をコントロールするフイードバツク制御であ
る。
ところが、その絞りを駆動する部分、例えばモ
ータの変位角と絞りの口径、あるいはTVカメラ
の入出力特性はそれぞれの関係が非線形性である
ので、一度の絞り補正だけでビデオ信号レベルを
目的値に制御することは困難である。つまり多数
回の補正が必要である。
そのため、テスト曝射の時間が長くなるので撮
影以外のX線管負荷が増え、撮影時にX線管を有
効利用出来ない。さらに、被検者にとつて本来不
必要なX線の被ばく線量も増える結果となる。
本考案は目的は、パルスモータ変位角と絞りの
口径との関係及びTVカメラの入出力間の特性が
それぞれ非線形性であることも考慮し、一度の絞
り補正でビデオ信号レベルを目的とする値に制御
し、その結果としてテスト曝射期間を短縮し、テ
スト曝射時におけるX線管負荷を低減し、撮影時
にX線管を有効利用できること、及びテスト曝射
における被検者の被曝線量も低減することが可能
な、X線テレビ用光学絞り自動制御装置を提供す
ることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 前記した目的は、光学系のまたはX線テレビカ
メラレンズ内部の光学絞りを駆動するパルスモー
タと、このパルスモータを制御するオートアイリ
スドライバと、テストばく射時にテレビカメラの
出力ビデオ信号の少くとも1フレーム内のピーク
値を検出するピーク値検出回路と、光量比対パル
スモータ変位角及びビデオ信号レベルピーク値対
撮像面照度の各特性表が書き込まれているメモリ
と、CPUとを具備し、CPUが前記ピーク値検出
回路の出力ピーク値Vtestに対応する撮像面照度
Etest及び目的とするビデオ信号ピーク値Voに対
応する撮像面照度Eoをメモリから読み出し、ま
たテストばく射時にプリセツトされているパルス
モータ変位角Niθにおける撮像面に到達する光量
Itestと変位角0における光量Iopenとの比
(Itest/Iopen)を読み出し、これらの読み出し
値からパルスモータ変位角0と目的のビデオ信号
レベルを与える光量との比(Io/Iopen)を演算
し、この値より目的のモータ変位角Noθをメモリ
から読み出してその信号をオートアイリスドライ
バへ転送させることにより、達成される。
(ホ) 作用 X線テストばく射中の2つ実測値であるビデオ
信号ピーク値とパルスモータ変位角、既に与えら
れている2つの設定量であるモータ変位角0とビ
デオ信号目標値、さらにこれらの値により換算さ
れる2つの特性表である光量比対パルスモータ変
位角とビデオ信号レベルピーク対撮像面照度とを
利用し、とくに2つの特性表はメモリに記憶させ
ておき、これにアクセス可能なCPUにより目的
のモータ変位角が関数演算され、オートアイリス
ドライバに出力される。
(ヘ) 実施例 本考案の好適な実施例は、図面に基づいて説明
される。
第1図はその1実施例を示している要部回路ブ
ロツク図である。
本考案による自動絞り制御機構は、CCU(カメ
ラコントロールユニツト)11の出力ビデオ信号
電圧の1フレーム間のピーク値を検出する回路1
と、パルスモータによる絞り10の駆動部2と、
パルスモータをコントロールするオートアイリス
ドライバ3と、光量比対パルスモータ変位角及び
ビデオ信号レベルピーク値対撮像面照度特性表を
記憶しておくメモリ4と、ピーク値検出回路1か
らデータを読み出したり、またメモリ4よりデー
タを読み出したり、オートアイリスドライバ3に
命令を送る等の働きをするCPU5から構成され
る。
なお、6はX線管、7は被検者、8はI.I、9
は撮像管、10は光学絞り、11はCCU、12
はDSA装置である。
本考案による絞り補正のタイミングの例示図が
第4図に示されている。
図示のように、撮影時と同一条件でテスト曝射
を行う。この曝射は撮像管の立ち上がり特性から
約4フレーム行なわれ、ビデオ信号が安定した時
点の1フレーム間のピーク値Vtestをピーク値検
出回路1で検出する。
また、テスト時にプリセツトされているパルス
モータ変位角は、ni.θ(ni:整数、θ:一定単位
ステツプ角)でえられる。
ここで、目的とするビデオ信号電圧ピーク値
Voとすると、第2図のTable2(ビデオ信号電
圧ピーク値対撮像面照度特性表)からVtest及び
Voに対応する撮像面照度Etest及びEoが求まる。
また、第2図のTable1(パルスモータ変位角
光量比、基準は変位0の点)の特性表より、変位
角niθ時の撮像面に到達する光量Itestと変位0で
の光量Iopenとの比、Itest/Iopenが求まる。
以上のデータから次式(1)を用いて目的ビデオ信
号レベルを与える光束IoとIopenの比を求める。
Io/Iopen= Itest/Iopen×Io/Itest= Itest/Iopen×Eo/Etest ……(1) (ここで、Eo/Etest=Io/Itestである。) 求めたIo/IopenよりTable1から対応する変
位角noθが求められる。
以上の動作をCPU5、メモリ4及びピーク値
検出回路1にて行う。その後、CPU5からオー
トアイリスドライバ3へ信号を送り、変位角が
noθとなるようにパルスモータを回転させる。
新しい絞り値がセツトされた後、ビデオ信号レ
ベルの適正確認のために再度X線曝射し、信号レ
ベル確認後、DSAのシーケンスに入る。
本考案は、DSAのみならずI.I.とX線TV系を
用いたデジタルラジオグラフイ全般にわたつて適
用される。
(ト) 効果 本考案によれば、絞り補正の精度が高いと共に
X線テスト曝射期間が短縮され、その結果被検者
の被曝線量が低減され、またそのテスト曝射時の
X線管負荷も低減されることにより、撮影時にX
線管を有効利用できるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示している要部回
路ブロツク図、第2図は本考案によるメモリに書
き込まれる特性表、第3図は撮像面照度分布図、
第4図は本考案による絞り補正タイミング例示図
である。 1はビデオ信号ピーク値検出回路、2は絞り駆
動部、3はオートアイリスドライバ、4はメモ
リ、5はCPUである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学系のまたはX線テレビカメラレンズ内部の
    光学絞りを駆動するパルスモータと、このパルス
    モータを制御するオートアイリスドライバと、テ
    ストばく射時にテレビカメラの出力ビデオ信号の
    少くとも1フレーム内のピーク値を検出するピー
    ク値検出回路と、光量比対パルスモータ変位角及
    びビデオ信号レベルピーク値対撮像面照度の各特
    性表が書き込まれているメモリと、CPUとから
    なり、CPUは前記ピーク値検出回路の出力ピー
    ク値Vtestに対応する撮像面照度Etest及び目的と
    するビデオ信号ピーク値Voに対応する撮像面照
    度Eoをメモリから読み出し、またテストばく射
    時にプリセツトされているパルスモータ変位角
    Niθにおける撮像面に到達する光量Itestと変位角
    0における光量Iopenとの比(Itest/Iopen)を
    読み出し、これらの読み出し値からパルスモータ
    変位角0と目的のビデオ信号レベルを与える光量
    との比(Io/Iopen)を演算し、この値より目的
    のモータ変位角Noθをメモリから読み出してその
    信号をオートアイリスドライバへ転送させること
    を特徴とする、X線テレビ用光学絞り自動制御装
    置。
JP1985204732U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0445335Y2 (ja)

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JP1985204732U JPH0445335Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP1985204732U JPH0445335Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Publications (2)

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JPS62198766U JPS62198766U (ja) 1987-12-17
JPH0445335Y2 true JPH0445335Y2 (ja) 1992-10-26

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ID=31170726

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JP1985204732U Expired JPH0445335Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985195A (ja) * 1982-11-08 1984-05-17 Hitachi Medical Corp X線透視撮影装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985195A (ja) * 1982-11-08 1984-05-17 Hitachi Medical Corp X線透視撮影装置

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JPS62198766U (ja) 1987-12-17

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