JPH0576011B2 - - Google Patents

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JPH0576011B2
JPH0576011B2 JP669088A JP669088A JPH0576011B2 JP H0576011 B2 JPH0576011 B2 JP H0576011B2 JP 669088 A JP669088 A JP 669088A JP 669088 A JP669088 A JP 669088A JP H0576011 B2 JPH0576011 B2 JP H0576011B2
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JP
Japan
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purge gas
observation window
window
tip
flow rate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP669088A
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English (en)
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JPH01183620A (ja
Inventor
Hirokazu Haga
Mikiji Yasuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Priority to JP669088A priority Critical patent/JPH01183620A/ja
Publication of JPH01183620A publication Critical patent/JPH01183620A/ja
Publication of JPH0576011B2 publication Critical patent/JPH0576011B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高温炉内等の高温雰囲気中に於て使
用されるフアイバスコープ等を保護するためパー
ジ機構を備えた光フアイバ用プローブに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般にこの種光フアイバ用プローブの構造は、
観察用窓表面にパージガスを噴出させて、高温雰
囲気中の粉塵を吹き飛ばして、該観察用窓の前方
をクリーンに保つ構成である。さらに、このパー
ジガスは、フアイバスコープ先端近傍の冷却作用
も兼ねている。
ところで、例えばプローブ先端部に照明ランプ
を有する場合にはこのランプからの発熱が多く、
このランプを冷却するため、上述の粉塵を吹き飛
ばすに要する流量以上の流量を、プローブの中に
送り込まねばならない。あるいは、(高温雰囲気
としては種々の条件のものがあるが、)粉塵が少
なくて比較的クリーンであるが輻射熱量が著しく
多い場合にも、同様に、プローブを冷却するた
め、粉塵を吹き飛ばすに要する流量以上の流量
を、プローブの中に送り込まねばならない。
従来の光フアイバ用プローブは、観察用窓部の
開口方向にパージガスを噴出させる構造を採つて
いるため、観察用窓部から前方へ、粉塵を吹き飛
ばすに必要な量をはるかに越えた多量のエアーや
窒素ガス等のパージガスが、強く噴出し、被観察
部まで冷却してしまつて、高温の使用状況下での
被観察部の観察が出来ないという問題が生じた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、観察用窓表面にパージガスを周囲か
ら噴出させる流路部を備えた観察用窓部を有し、
該窓部の開口方向と相違する方向に、上記パージ
ガスの余剰分を噴出させる逃がし孔部を開設し
た。
〔作用〕
観察用窓部の開口方向(前方)に、被観察部が
存在するが、余剰分のパージガスは、この開口方
向とは相違する方向へ噴出させ、窓部開口方向
(前方)へは、粉塵を吹き飛ばすに必要な適正流
量を噴出させることが可能となり、被観察部の温
度を低下させることを防止している。
〔実施例〕
以下、図示の実施例を詳説する。
第1図に於て、1はフアイバ用プローブであ
り、側視用プローブの場合を例示し、具体的には
冷却管Cを備える。該冷却管Cは、仮想線で示す
ようにフアイバスコープ2にかぶせてこれを高温
雰囲気から保護する。
Hはこの冷却管Cの先端であつて、観察用窓部
3及び照明用窓部4を備えている。また、冷却管
Cは先端Hを除く略全長にわたつて、外筒体5
と、これに内嵌される内筒体6と、から成る。
即ち、外筒体5の先端部に、軸心直交方向に開
口した孔部7,8を有するヘツド部9が固着さ
れ、上記内筒体6の先端部が収納される内筒体先
端収納部7aと、タングステンハロゲンランプ等
からなる照明ランプ10が収納されるランプ収納
部8aに、該ヘツド部9の内部が区画されてい
る。そして、孔部7,8の開口端に夫々窓ガラス
11,11が固着され、前記観察用窓部3及び照
明用窓部4が形成される。
この窓ガラス11の孔部7,8への取付けは、
第7図に示すように、孔部7,8の外方側を大径
雌ネジ部12としてこれに外周に雄ネジ部を有す
る押えリング13を螺着して、該窓ガラス11を
挾着保持する。そして、孔部7,8の段付部1
4、及び押えリング13の当接面15には、第8
図に示すように、円周2箇所の押え突部16,1
6を残して、全て切欠いて流路部17を形成す
る。特に第7図に示すように押えリング13側の
流路部17の間隙寸法Tは十分に小さく設定し
て、エアーや窒素ガス等のパージガスGの噴出速
度を増加して、少ない流量にかかわらず十分な粉
塵吹き飛ばし効果を得る。
しかして、外周体5は内径側から順次同心状に
配設された第1管5a・第2管5b・第3管5c
から構成され、基端の冷却水入口孔18から入つ
た冷却水は矢印のように流れてヘツド部9に達
し、ヘツド部9に形成された詳細省略の流路を通
つて後に、折返して、逆に同図矢印のように流れ
て、冷却水出口孔19から流出し、冷却管1が冷
却される。また、第1管5aと内筒体6との円筒
状間隙には、基端のパージガス入口孔20から流
入したパージガスGが流れて、先端Hに到達す
る。
ところで、ヘツド部9の最先端面壁21には、
パージガスGの余剰分G3を軸心方向へ噴出させ
る逃がし孔部22を開設する。第1図の実施例で
は、流量調整自在のバルブ23を最先端面壁21
に付設し、このバルブ23の開口度調整可能な孔
部が上記逃がし孔部22に相当している。
ここで、パージガス入口孔20から供給される
流量をG0、観察用窓部3・照明用窓部4から噴
出する流量をG1,G2とすれば、上記逃がし孔部
22から噴出する余剰分流量G3は、次式にて示
される。つまり、 G3=G0−G1−G2 …… となる。
一般に外部の高温雰囲気からの輻射熱が窓部
3,4のガラス11,11を通して入射し、さら
に照明ランプ10はかなり発熱するため、この冷
却用として十分な供給流量G0を必要とする。
しかし、雰囲気によつては高温ではあるが比較
的クリーンな場合−粉塵が少ない場合−がある。
このような場合には、窓部3,4からのパージガ
ス流量G1,G2を少量に設定して、被観察部Aに
対し、窓部3,4から噴出したパージガスGが当
つて被観察部Aを冷やすことのないようにする。
バルブ23を設けた第1図の実施例では、粉塵
の多少、被観察部Aと窓部3,4との距離に対応
して、余剰分流量G3を調整出来る利点があると
いえる。
なお内筒体6の先端部には、傾斜状反射ミラー
28が付設されて、側視用フアイバスコープとさ
れる。
次に、第2図と第3図は他の実施例を示す。即
ち、プローブ1を構成する冷却管Cの先端Hのヘ
ツド部9の先端面に、大き目の孔24を貫設する
と共に、これにボルト25等によつて、パージガ
スの余剰分G3を噴出させる複数個の小孔から成
る逃がし孔部22を備えた排気板26を、固着す
る。
図例のようにボルト25等にて排気板26を着
脱自在に固着すれば、雰囲気等の使用条件によつ
て、余剰分流量G3を変更容易であり、これに伴
つて、窓部3,4からの噴出流量G1,G2を調整
可能となる。またランプ10の交換修理にこの孔
24を兼用可能となる利点も有する。なお第2図
ではランプ10コード配管27が外筒体5の第1
管5aに内筒体6と共に挿入される。それ以外の
構成は第1図と同様である。
次に第4図に示すさらに別に実施例では、前述
の実施例の照明ランプ10が省略された構造であ
る。即ち、冷却管Cの先端Hには、観察用窓部3
のみが設けられ、その内部の収納部7aに内筒体
6の先端が収納される。この窓部3の開口する方
向と相違する異方向−即ち軸心先端方向−に、パ
ージガスGの余剰分G3を噴出させる逃がし孔部
22を開設する。図例では冷却水路先端部29を
形成する最先端面壁21に排気板26を固着し、
又は、該最先端面壁21自体に孔部22を開設し
て排気板部を形成して、パージガス余剰分G3
噴出させる。(なお第4図ではヘツド部9の冷却
水の流れる流路の一部が明らかに図示されてい
る。)そして、この実施例では次式が成立する。
G3=G0−G1 …… さらに、第5図と第6図は別の実施例であつ
て、プローブ1が直視用水冷却管Cを備えている
場合を示し、先端Hのヘツド部9は、直視形フア
イバスコープ2の先端収納部30を軸心に円形孔
として有し、観察用窓部3は該ヘツド部9の先端
面に設けられる。窓ガラス11の前方の粉塵を吹
き飛ばすパージガスは矢印G1のように噴出する。
余剰分噴出逃がし孔部22は、軸心と直交する
方向−径方向−に開設され、特に、ヘツド部9に
多数形成された冷却水小孔部31,32を避けて
設けられる。勿論この逃がし孔部22を複数本の
孔にて構成しても自由である。この実施例に於て
も、上記式が成立する。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず設計
変更自由なことは勿論であり、冷却管Cが空冷の
みの冷却を用いる構成のものであつてもよく、あ
るいは、直視形フアイバスコープでかつ照明ラン
プを付設したものであつてもよい。また逃がし孔
部22は観察用窓部3の開口方向と相違する方向
であつて、被観察部Aに余剰分G3が当らなけれ
ば十分であるから、両者噴出方向が直角をなす以
外に、鋭角や鈍角をなすように設定することも、
自由である。さらに、光フアイバスコープに代
り、例えば、光フアイバ温度計のようなセンサー
を用いたものでも良いことは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明は、高温炉内等の高温雰囲気中で使用さ
れ、高温被観察部を高温の使用状況のままで観察
することが可能となつた。
即ち、雰囲気が高温ではあるが観察用窓部前方
が比較的クリーンである場合、又は、パージガス
による冷却流量は多く必要であるが観察用窓部3
(さらには照明用窓部4)からの噴出量は少なく
て済む場合に於て、供給されるパージガス流量
G0内の余剰分G3を逃がし孔部22から噴出させ、
適正な流量G1を観察用窓部3(また適正な流量
G2を照明用窓部4)から噴出させることが出来、
これに伴つて、観察用窓部3(さらには照明用窓
部4)の前方に位置する被観察部Aを、パージガ
スにて冷却することを防止出来る。また、パージ
ガスの流量を微妙に制御する場合も本プローブ構
造は有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面側面
図、第2図は他の実施例の断面側面図、第3図は
要部正面図、第4図は別の実施例の断面側面図、
第5図はさらに別の実施例の断面側面図、第6図
は第5図の−断面図、第7図は要部断面図、
第8図は同断面平面図である。 1……プローブ、2……フアイバスコープ、3
……観察用窓部、9……ヘツド部、22……逃が
し孔部、A……被観察部、C……冷却管、G,
G0,G1,G2……パージガス(流量)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 観察用窓表面にパージガスを周囲から噴出さ
    せる流路部を備えた観察用窓部を有し、該窓部の
    開口方向と相違する方向に、上記パージガスの余
    剰分を噴出させる逃がし孔部を開設したことを特
    徴とする光フアイバ用プローブ。
JP669088A 1988-01-14 1988-01-14 光ファイバ用プローブ Granted JPH01183620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP669088A JPH01183620A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 光ファイバ用プローブ

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JP669088A JPH01183620A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 光ファイバ用プローブ

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Publication Number Publication Date
JPH01183620A JPH01183620A (ja) 1989-07-21
JPH0576011B2 true JPH0576011B2 (ja) 1993-10-21

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ID=11645347

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JP669088A Granted JPH01183620A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 光ファイバ用プローブ

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US20050005717A1 (en) * 2003-07-10 2005-01-13 Pfizer Inc Probe holder
JP5075437B2 (ja) 2007-03-19 2012-11-21 オリンパス株式会社 内視鏡用冷却装置及び内視鏡装置
JP4861447B2 (ja) * 2009-04-01 2012-01-25 株式会社東芝 流体速度計測システムおよび流体速度計測方法
JP5603583B2 (ja) * 2009-09-29 2014-10-08 オリンパス株式会社 内視鏡
KR101432159B1 (ko) 2013-02-05 2014-08-20 에이피시스템 주식회사 온도측정 파이로미터의 교정 장치
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