JPH059649Y2 - - Google Patents

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JPH059649Y2
JPH059649Y2 JP3989688U JP3989688U JPH059649Y2 JP H059649 Y2 JPH059649 Y2 JP H059649Y2 JP 3989688 U JP3989688 U JP 3989688U JP 3989688 U JP3989688 U JP 3989688U JP H059649 Y2 JPH059649 Y2 JP H059649Y2
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heat
tube
water
outer tube
resistant material
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  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高炉等内に計測センサー等を挿入する
際の耐熱保護筒に関するものである。
(従来の技術) 従来において高炉等内に計測センサー等を挿入
する際には主として水冷式の保護筒が用いられて
いる。
しかしこの水冷式の保護筒は炉内にて破損等の
事故が生じると炉内温度に与える影響が大きく強
度な構造にする必要があるため構造が大型であり
高価であつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は以上の従来の問題を解決し構造が小型
であり及び安価な計測センサー等の耐熱保護筒の
提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は以上の目的達成のために 1 耐熱材料で作られた外管と、給水口と連結し
前記外管内に装着された保水性を有する耐熱材
料の中管と、該中管内に装着された耐熱材料の
内管と、該内管内に形成され計測センサー等を
収容し冷却用ガス流路を構成する空洞部と、前
記外管の先端部に固定され耐熱材料で作られた
ヘツドと、前記外管及び前記ヘツドの少くとも
一方に設けられた小孔とからなる計測センサー
等の耐熱保護筒を提供するものである。
(作用) (1) 本考案の保護筒は実用新案登録請求の範囲に
記載した構成であり、特に水を浸透させた保水
性を有する耐熱材料の中管により断熱するため
水冷式と比較して小型である。
(2) 本考案の保護筒は同上の構成であり、特に使
用時において給水口より保水性を有する耐熱材
料の中管に水を供給すれば断熱性が更に向上す
る。
(3) 本考案の保護筒は同上の構成であり、特に内
管内に冷却用ガス流路を有するため計測センサ
ー等を収容した空洞部内の温度上昇は測定に必
要な時間内押えることができる。
(実施例) 以下本考案の計測センサー等の耐熱保護筒を図
面に示す実施例に従い説明する。
第1図及び第2図は本考案の保護筒を示し、該
保護筒1はステンレス等の耐熱材料で作られ小孔
3が設けられた外管2を有する。
該外管2内には給水口6と連結し保水性を有す
る耐熱材料で作られた中管(例えば保水性を有す
る構造を持つ紙管)4が装着され、該中管4内に
はステンレス等の耐熱材料で作られた内管5が装
着される。
次に内管5内には計測センサー等を収容し冷却
用ガス流路を構成する空洞部9が形成されること
になる。
次に前記外管2の先端部には断熱材12を介し
てステンレス等の耐熱材料で作られたヘツド11
が固定される。
一方前記空洞部9はN2ガス等の供給口である
ガス供給口13及び排出口であるガス排出口15
に接続される。
次に前記内管5の基部にはシール容器16内に
おいてシール17が装着されている。
又シール容器16にはフアイバー等固定金具1
8が装着されている。
以上の実施例に示した本考案の計測センサー等
の耐熱保護筒の作用を使用方法と共に次に示す。
すなわち空洞部9内に例えば測温センサー、グ
ラスフアイバーカメラ等が装着された状態で保護
筒1は高炉等の炉壁を通過して炉内に挿入され
る。
挿入時の先端部の強度はヘツド11により確保
される。
この際ガス供給口13から供給されたN2ガス
等の冷却ガスは空洞部9を通過する際計測センサ
ー等を冷却しながらその後ガス排出口15から排
出されている。
この冷却ガスはグラスフアイバーカメラにより
ガス排出口15より炉内状況を観察する場合ガス
粉塵等が空洞部9内に侵入し測定を妨害するのを
防ぐパージ効果も果たすのである。
炉内への保護筒1の挿入により外管2から熱が
伝わつて来るがこの熱はまず中管4において遮断
される。
すなわち中管4は給水口6より水を流入させ、
水を浸透させているので高熱になつたとき水蒸気
を発生し気化熱により吸熱するため断熱効果を有
するのである。
中管4から発生する水蒸気は外管2の小孔3か
ら外部に放出される。
次に万一中管4の断熱効果が低下した場合でも
内管5は空洞部9を流れる冷却ガスにより冷却さ
れているので空洞部9内つまりそこに収納される
計測センサー等への熱の伝達は測定に必要な時間
内最小限に押える事ができる。
この様にして空洞部9の温度上昇は測定に必要
な時間内は押えられることになる。
又図示の実施例の様にシール17を有する場合
には高炉等内の有毒加圧ガスの外部漏出が防止さ
れる。
以上の実施例において中管4から発生する水蒸
気は外管2の小孔3から外部に放出されるが第3
図に示すようにヘツド11部に小孔3を設け、断
熱材(この場合は気孔性を有する成型体)12を
通過させ水蒸気溜り部19を介して該小孔3から
放出してもよい。
更に外管2及びヘツド11の両方に小孔3を設
ければ水蒸気の放出は一層向上するのである。
次に中管の温度を熱電対(図示せず)等で測定
し一定温度以上になつたら給水口より水を補給す
る方法も考えられる。
第4図は本考案の他の保護筒を示し、該保護筒
1はヘツド11にヘツド孔20を有する。
該ヘツド孔20にはキヤツプ21がその基部2
3において引き抜き容易に嵌着される。
キヤツプ21の先端部22にはその先端面及び
周面に開口するガズ排出口25,26が設けられ
る。
該ガス排出口25,26は基部23の入口孔2
4を介してヘツド11のヘツド孔20に連通す
る。
以上の保護筒1は使用時にはキヤツプ21のガ
ス排出口25,26から冷却ガスを排出しながら
炉内に挿入される。
炉内の測定ポイントに達したら保護筒1は引き
戻されるがその際キヤツプ21は炉内の装入物に
かみ込まれてヘツド11から引き抜かれて外れて
炉内に残される。
これによりヘツド孔20が開かれて空洞部9に
装着されたグラスフアイバーカメラから炉内状況
が観察されるのである。
(考案の効果) 本考案の計測センサー等の耐熱保護筒の実施例
は以上の通りでありその効果を次に列記する。
(1) 本考案の保護筒は実用新案登録請求の範囲に
記載した構成であり、特に水を浸透させた保水
性を有する耐熱材料の中管により断熱するため
水冷式と比較して小型である。
(2) 本考案の保護筒は同上の構成であり、特に使
用時において給水口より保水性を有する耐熱材
料の中管に水を供給すれば断熱性が更に向上す
る。
(3) 本考案の保護筒は同上の構成であり、特に内
管内に冷却用ガス流路を有するため計測センサ
ー等を収容した空洞部内の温度上昇は測定に必
要な時間内押えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の保護筒の縦断面図、第2図は
第1図−断面図、第3図は同上保護筒の他の
ヘツドの縦断面図、第4図は本考案の他の保護筒
の先端部の縦断面図。 1……保護筒、2……外管、3……小孔、4…
…中管、5……内管、6……給水口、7……栓
管、9……空洞部、11……ヘツド、12……断
熱材、13……ガス供給口、15……ガス排出
口、16……シール容器、17……シール、18
……フアイバー等固定金具、19……水蒸気溜り
部、20……ヘツド孔、21……キヤツプ、22
……先端部、23……基部、24……入口孔、2
5……ガス排出口、26……ガス排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱材料で作られた外管と、給水口と連結し前
    記外管内に装着された保水性を有する耐熱材料の
    中管と、該中管内に装着された耐熱材料の内管
    と、該内管内に形成され計測センサー等を収容し
    冷却用ガス流路を構成する空洞部と、前記外管の
    先端部に固定され耐熱材料で作られたヘツドと、
    前記外管及び前記ヘツドの少くとも一方に設けら
    れた小孔とからなる計測センサー等の耐熱保護
    筒。
JP3989688U 1988-03-26 1988-03-26 Expired - Lifetime JPH059649Y2 (ja)

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JP5899567B2 (ja) * 2012-09-19 2016-04-06 トヨタ自動車株式会社 温度計測装置及び温度計測方法

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