JPH0575942B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0575942B2 JPH0575942B2 JP15775281A JP15775281A JPH0575942B2 JP H0575942 B2 JPH0575942 B2 JP H0575942B2 JP 15775281 A JP15775281 A JP 15775281A JP 15775281 A JP15775281 A JP 15775281A JP H0575942 B2 JPH0575942 B2 JP H0575942B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- circulation path
- pump
- liquid
- absorption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 68
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 29
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 29
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷媒ブローダウンを自動的に行なう吸
収冷凍機に関する。
収冷凍機に関する。
一般に吸収冷凍機は吸収液から冷媒を加熱分離
する際冷媒に少量の吸収剤が混入することは避け
得ない。そのために、吸収冷凍機を長期間運転す
ると、冷媒循環路を循環する冷媒中に吸収剤が蓄
積されて吸収冷凍機の能力低下を来す原因とな
る。そこで、吸収剤濃度の高くなつた冷媒を吸収
液中に戻し新たな冷媒を循環路に取り入れる所謂
冷媒ブローダウンを行なう必要がある。
する際冷媒に少量の吸収剤が混入することは避け
得ない。そのために、吸収冷凍機を長期間運転す
ると、冷媒循環路を循環する冷媒中に吸収剤が蓄
積されて吸収冷凍機の能力低下を来す原因とな
る。そこで、吸収剤濃度の高くなつた冷媒を吸収
液中に戻し新たな冷媒を循環路に取り入れる所謂
冷媒ブローダウンを行なう必要がある。
従来、冷媒ブローダウンを人間の手作業で行な
つていたのであるが、本発明は、冷媒への吸収剤
混入度合に応じて冷媒ポンプの駆動電流が変化す
ることに着目し、駆動電流の検出装置で該電流を
検出し、この電流が設定値を越えたとき前記検出
装置によつて弁を開き、冷媒循環路中の冷媒を側
路管を介して吸収液循環路の吸収液へブローダウ
ンする簡便な構成で、人手を要すことなく自動的
に冷媒ブローダウンを行なうことを目的としたも
のである。
つていたのであるが、本発明は、冷媒への吸収剤
混入度合に応じて冷媒ポンプの駆動電流が変化す
ることに着目し、駆動電流の検出装置で該電流を
検出し、この電流が設定値を越えたとき前記検出
装置によつて弁を開き、冷媒循環路中の冷媒を側
路管を介して吸収液循環路の吸収液へブローダウ
ンする簡便な構成で、人手を要すことなく自動的
に冷媒ブローダウンを行なうことを目的としたも
のである。
以下、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図面は本発明を二重効用吸収冷凍機に使用した
実施例を示すものであり、ガスバーナ等の加熱器
１で吸収液を加熱する高温再生器２、該再生器の
冷媒蒸気の凝縮潜熱を利用して吸収液から冷媒を
加熱分離する低温再生器３、凝縮器４、蒸発器５
と吸収器６とで構成する低圧容器７、低温熱交換
器８および高温熱交換器９を主な構成機器とし、
これらの機器は冷媒ポンプ１０を有し冷媒液溜め
１１や冷媒分配器１２等で成る冷媒循環路１３、
冷媒液流下管１４、冷媒蒸気管１５、吸収液ポン
プ１６を有する稀液管１７、中間液管１８および
濃液管１９で接続されて吸収冷凍機を構成してい
る。そして、低圧容器７の吸収器６、吸収液ポン
プ１６、高温再生器２、高温熱交換器９、低温再
生器３及び低温熱交換器８等を配管接続して吸収
液循環路を構成している。
実施例を示すものであり、ガスバーナ等の加熱器
１で吸収液を加熱する高温再生器２、該再生器の
冷媒蒸気の凝縮潜熱を利用して吸収液から冷媒を
加熱分離する低温再生器３、凝縮器４、蒸発器５
と吸収器６とで構成する低圧容器７、低温熱交換
器８および高温熱交換器９を主な構成機器とし、
これらの機器は冷媒ポンプ１０を有し冷媒液溜め
１１や冷媒分配器１２等で成る冷媒循環路１３、
冷媒液流下管１４、冷媒蒸気管１５、吸収液ポン
プ１６を有する稀液管１７、中間液管１８および
濃液管１９で接続されて吸収冷凍機を構成してい
る。そして、低圧容器７の吸収器６、吸収液ポン
プ１６、高温再生器２、高温熱交換器９、低温再
生器３及び低温熱交換器８等を配管接続して吸収
液循環路を構成している。
２０は前記低圧容器７下部と冷媒循環路１３と
を接続する側路管で、該側路管には開閉弁２１が
設けてある。２２は前記冷媒ポンプ１０の駆動電
流検出装置で、該装置により前記開閉弁２１を開
閉操作する。
を接続する側路管で、該側路管には開閉弁２１が
設けてある。２２は前記冷媒ポンプ１０の駆動電
流検出装置で、該装置により前記開閉弁２１を開
閉操作する。
而して、吸収冷凍機を運転すると、前記両再生
器２，３において冷媒蒸気が吸収液から加熱分離
される際少量の吸収剤が冷媒蒸気中に混入するこ
とは避けられずそのまま凝縮器４に送られて液冷
媒となり、該液冷媒は冷媒流下管１４を経て冷媒
液溜め１１に達し、冷媒循環路１３を流れて一部
が蒸発器５で気化し残りが再び冷媒器溜め１１に
戻る。そして液冷媒は冷媒循環路１３を繰返し循
環するうちに吸収剤含有率が漸次増加して粘度お
よび比重が増して行き、液冷媒の流動抵抗等が大
きくなつて前記冷媒ポンプ１０への負荷が増大す
る。
器２，３において冷媒蒸気が吸収液から加熱分離
される際少量の吸収剤が冷媒蒸気中に混入するこ
とは避けられずそのまま凝縮器４に送られて液冷
媒となり、該液冷媒は冷媒流下管１４を経て冷媒
液溜め１１に達し、冷媒循環路１３を流れて一部
が蒸発器５で気化し残りが再び冷媒器溜め１１に
戻る。そして液冷媒は冷媒循環路１３を繰返し循
環するうちに吸収剤含有率が漸次増加して粘度お
よび比重が増して行き、液冷媒の流動抵抗等が大
きくなつて前記冷媒ポンプ１０への負荷が増大す
る。
ところで、冷媒ポンプ１０の駆動には単相又は
三相誘導モータが使用されており、該モータは負
荷の変動に伴なつて駆動電流が変化する傾向があ
るので、冷媒ポンプ１０の駆動電流と冷媒の吸収
剤含有率とは相関性を有する。
三相誘導モータが使用されており、該モータは負
荷の変動に伴なつて駆動電流が変化する傾向があ
るので、冷媒ポンプ１０の駆動電流と冷媒の吸収
剤含有率とは相関性を有する。
而して、前記冷媒ポンプ１０の駆動電流が設定
値を越えたとき前記検出装置２２により開閉弁２
１を開いて冷媒循環路１３を循環している冷媒を
側路管２０より吸収液循環路の低圧容器７底部の
吸収液へブローダウンし、冷媒ポンプ１０の駆動
電流が設定値以下になると開閉弁２１を閉じて通
常の運転に戻す。
値を越えたとき前記検出装置２２により開閉弁２
１を開いて冷媒循環路１３を循環している冷媒を
側路管２０より吸収液循環路の低圧容器７底部の
吸収液へブローダウンし、冷媒ポンプ１０の駆動
電流が設定値以下になると開閉弁２１を閉じて通
常の運転に戻す。
尚、２３は前記冷媒液溜め１１に設けた液面制
御器で、冷媒液溜め１１の水位が下限設定域に達
したときには、冷媒ポンプ１０の駆動を停止して
該ポンプのキヤビテーシヨンを防止すると共に液
冷媒を前記冷媒液溜め１１に貯溜する。
御器で、冷媒液溜め１１の水位が下限設定域に達
したときには、冷媒ポンプ１０の駆動を停止して
該ポンプのキヤビテーシヨンを防止すると共に液
冷媒を前記冷媒液溜め１１に貯溜する。
すなわち、本発明は、前記冷媒循環路１３中の
液冷媒の吸収剤含有率が高まるに伴なつて冷媒ポ
ンプ１０の駆動電流が増大する現象を利用して、
吸収剤含有率の高い液冷媒を吸収液に戻し、常時
吸収剤含有率の低い液冷媒を前記循環路１３に流
すようにしたものである。
液冷媒の吸収剤含有率が高まるに伴なつて冷媒ポ
ンプ１０の駆動電流が増大する現象を利用して、
吸収剤含有率の高い液冷媒を吸収液に戻し、常時
吸収剤含有率の低い液冷媒を前記循環路１３に流
すようにしたものである。
尚亦、前記開閉弁２１に代えて制御弁を設け、
該制御弁を冷媒ポンプ１０の駆動電流の変化に応
じて開度調整して冷媒ブローダウンを行なつても
良い。
該制御弁を冷媒ポンプ１０の駆動電流の変化に応
じて開度調整して冷媒ブローダウンを行なつても
良い。
以上のように、本発明は、従来の吸収冷凍機に
開閉弁を有する側路管で冷媒循環路と低圧容器と
弁を有する側路管で冷媒循環路と吸収液循環路と
を接続し、冷媒ポンプの駆動電流が設定値を越え
たとき検出装置によつて弁を開く簡単な構成で冷
媒ブローダウンを行なうようにしたものであるか
ら、人手を要さずかつ装置が安価であり、実用上
極めて有益なものである。
開閉弁を有する側路管で冷媒循環路と低圧容器と
弁を有する側路管で冷媒循環路と吸収液循環路と
を接続し、冷媒ポンプの駆動電流が設定値を越え
たとき検出装置によつて弁を開く簡単な構成で冷
媒ブローダウンを行なうようにしたものであるか
ら、人手を要さずかつ装置が安価であり、実用上
極めて有益なものである。
図面は本発明吸収冷凍機の実施例を示す回路構
成説明図である。 ７……低圧容器、１０……冷媒ポンプ、１３…
…冷媒循環路、２０……側路管、２１……開閉
弁。
成説明図である。 ７……低圧容器、１０……冷媒ポンプ、１３…
…冷媒循環路、２０……側路管、２１……開閉
弁。
Claims (1)
- １ 冷媒ポンプを有する冷媒循環路と、少なくと
も吸収器及び再生器を配管接続して構成した吸収
液循環路とを備えた吸収冷凍機において、冷媒循
環路から吸収液循環路に至る弁付きの側路管と、
前記冷媒ポンプの駆動電流を検出する検出装置と
を備え、前記冷媒ポンプの駆動電流が設定値を越
えたとき前記検出装置によつて前記弁を開いて冷
媒を前記冷媒循環路から吸収液循環路に流し冷媒
ブローダウンを行なうようにしたことを特徴とす
る吸収冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15775281A JPS5860171A (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 吸収冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15775281A JPS5860171A (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 吸収冷凍機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5860171A JPS5860171A (ja) | 1983-04-09 |
| JPH0575942B2 true JPH0575942B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=15656566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15775281A Granted JPS5860171A (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 吸収冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5860171A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60162163A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-23 | 株式会社荏原製作所 | 吸収冷凍機 |
| JPS60162162A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-23 | 株式会社荏原製作所 | 吸収冷凍機 |
| JP2789951B2 (ja) * | 1992-08-12 | 1998-08-27 | ダイキン工業株式会社 | 吸収式冷凍機 |
-
1981
- 1981-10-02 JP JP15775281A patent/JPS5860171A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5860171A (ja) | 1983-04-09 |
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