JPH0119004Y2 - - Google Patents

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JPH0119004Y2
JPH0119004Y2 JP11944684U JP11944684U JPH0119004Y2 JP H0119004 Y2 JPH0119004 Y2 JP H0119004Y2 JP 11944684 U JP11944684 U JP 11944684U JP 11944684 U JP11944684 U JP 11944684U JP H0119004 Y2 JPH0119004 Y2 JP H0119004Y2
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hot water
refrigerant
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circuit
temperature
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は給湯機、詳しくは、貯湯槽と、圧縮
機、凝縮器、膨張機構、蒸発器を順次接続する冷
媒回路とを備え、該冷媒回路の加熱能力を利用し
て前記貯湯槽の温水を加熱するごとくした給湯機
に関する。
(従来技術) 上記のごとく構成する給湯機は実開昭57−
193174号公報に記載されており、このものを第6
図に基づいて概略説明すると、貯湯槽51を設け
る一方、圧縮機52、凝縮器53、膨張機構5
4、蒸発器55を順次接続し、単一冷媒(例えば
冷媒R22)を封入してなる冷媒回路を設け、前
記凝縮器53を前記貯湯槽51内に配設して、こ
の1系統の冷媒回路の運転により前記給湯機内の
温水を低温域から高温域まで加熱するごとくなし
ている。尚、56は給水管、57は給湯管であ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来のものにおいて高温湯を得るた
めには、通常、前記冷媒回路に高沸点冷媒(例え
ば冷媒R114)を封入する必要があるが、かく
しながら、前記冷媒回路に前記高沸点冷媒に比し
て低沸点の冷媒(例えば冷媒R22)を封入した
場合と同じ冷凍能力(加熱能力)を得ようとする
と、前記圧縮機52の容量をアツプして冷媒循環
量を増大しなければならず、動力損失や、前記圧
縮機52の振動、騒音が全体に大きくなる欠点が
あつた。
しかして、本考案の目的は高沸点冷媒と低沸点
冷媒とをそれぞれ封入する独立した2系統の冷媒
回路を設け、加熱する温水の温度により前記2系
統の冷媒回路の運転を選択できるようにすること
により、前記各圧縮機の個々の容量を小容量に
し、振動、騒音を小さくできながら、前記貯湯槽
の温水を低温域から高温域まで効率良く加熱でき
るごとくなす点にある。
(問題点を解決するための手段) しかして、本考案の構成を第1図に基づいて説
明すると、貯湯槽1を設ける一方、、それぞれ圧
縮機7,11、凝縮器8,12、膨張機構9,1
3、蒸発器10,14を順次接続して、互いに独
立した2系統の第1、第2冷媒回路A,Bを設
け、前記第1、第2凝縮器8,12における冷媒
の凝縮潜熱を利用して前記貯湯槽1の温水を加熱
するごとく成すと共に、前記第1冷媒回路Aに高
沸点冷媒を封入し、かつ、前記第2冷媒回路Bに
低沸点冷媒を封入する一方、前記第1冷媒回路A
の運転開始温水温度を前記第2冷媒回路Bの運転
停止温水温度の近傍に設定して、これら冷媒回路
A,Bを発停制御する制御手段40を設けたので
ある。
尚、前記制御手段40としては、第5図に示す
ごとく前記第1、第2圧縮機7,11の駆動制御
を行う各サーモスタツト20,22を用いてもよ
いし、第3、第4図に示すごとく、マイクロコン
ピユータから成る制御手段40を用いるなどして
もよい。
また、前記各冷媒回路A,Bの各凝縮器8,1
2により前記貯湯槽1の温水を加熱するための構
成は、第1図及び第2図に示すごとく、前記各凝
縮器8,12を前記貯湯槽1に内設するようにし
てもよいし、第3図及び第4図に示すごとく前記
貯湯槽1外に配設してもよい。
(作用) しかして、前記貯湯槽1内の温水温度が低い場
合には、前記第2冷媒回路Bのみを運転すること
により、高沸点冷媒を用いた冷媒回路に比して小
さな容量の圧縮機11を用いて所望の冷凍能力を
効率よく発揮させられ、しかも、前記温水温度が
高くなつた時だけ前記第1冷媒回路Aを運転する
ことにより、前記温水を所望の高温まで加熱でき
ながら全体に動力損失、振動、騒音を小さくでき
るのである。
(実施例) イ 以下、第1図に基づいて第1実施例を説明す
る。
第1図において、1は貯湯槽で、該貯湯槽1に
市水などを供給する給水管2及び、先端側に蛇口
3をもつ給湯管4とを接続している。尚、5は前
記給水管2から供給される水を前記貯湯槽1の底
部に案内する案内筒、6は前記貯湯槽1の貯留水
面を設定するボールタツプであり、また、Pは前
記給湯管4に介装するポンプ、Sは前記ポンプP
を発停制御する圧力スイツチである。
また、Aは第1圧縮機7、第1凝縮器8、第1
膨張機構9、第1蒸発器10を順次接続し、高沸
点冷媒を封入してなる第1冷媒回路であり、Bは
第2圧縮機11、第2凝縮器12、第2膨張機構
13、第2蒸発器14を順次接続し、低沸点冷媒
を封入してなる第2冷媒回路である。そして、前
記高沸点冷媒としては例えば冷媒R114を用い
るのであり、低沸点冷媒としては例えば冷媒R2
2を用いるのである。更に、低沸点冷媒を用いた
第2冷媒回路Bの冷凍能力を高沸点冷媒を用いた
第1冷媒回路Aの冷凍能力より大きく設定してお
くのである。尚、第1、第2冷媒回路A,Bにお
いて、15,16はアキユムレータ、17,18
は前記蒸発器10,14に付設するフアンであ
る。
そして、前記貯湯槽1における上部温水域に前
記第1冷媒回路Aの前記第1凝縮器8を配設する
と共に、下部温水域に前記第2冷媒回路Bの前記
第2凝縮器12を配設するのである。
また、前記第1、第2冷媒回路A,Bの運転制
御を行う制御手段40は第5図に示すごとく、電
源線(○注,m)間に、第1圧縮機7のモータ(図
示せず)駆動制御用の第1電磁開閉器19と2段
サーモスタツト20との直列回路及び、前記第2
圧縮機11のモータ(図示せず)駆動制御用の第
2電磁開閉器21とサーモスタツト22との直列
回路を設け、かつ、前記2段サーモスタツト20
を55℃(運転開始温水温度)より低温で開路し、
55℃より以上で閉路し、かつ、85℃以上で開路す
るごとくなすと共に、前記サーモスタツト22を
55℃(運転停止温水温度)より低温で閉路し、55
℃以上で開路するごとく設定して構成するのであ
り、かくして、温水温度が低温である場合は前記
第2冷媒回路Bのみを運転し、温水温度が55℃以
上の高温になつた時のみ第1冷媒回路Aを運転す
るごとくなすのである。尚、前記制御手段40に
おいて、第1冷媒回路Aの運転開始温水温度を第
2冷媒回路Bの運転停止温水温度と同じに設定す
る必要は必ずしもなく、前記第1冷媒開路Aの運
転開始温水温度を前記第2冷媒回路Bの運転停止
温水温度以下で、この近傍の値に設定しておけば
よいのである。
また、第1図中、20aは前記2段サーモスタ
ツト20の温水温度の検出部、22aは前記サー
モスタツト22の温水温度の検出部である。
次に以上のごとく構成する給湯機の作用を説明
する。
前記貯湯槽1の温水温度が全体に55℃より低温
の場合は、前記2段サーモスタツト20が開路し
ていると共に、前記サーモスタツト22が閉路し
て前記第2冷媒回路Bのみが運転される。
かくして、前記第2冷媒回路Bは低沸点冷媒を
封入しているから、高沸点冷媒を封入した冷媒回
路に比して、小容量の圧縮機11を用いながら同
等の冷凍能力が効率よく発揮できるのであり、し
かも、前記したごとく圧縮機11の容量が小さく
て済むから該圧縮機11に起因する振動、騒音も
小さく抑制できるのである。
そして、前記第2冷媒回路Bの運転により、前
記貯湯槽1の下部域における温水温度が55℃以上
になると、前記サーモスタツト22が開路して前
記第2冷媒回路Bが停止するのであり、また、上
部域の温水温度が55℃以上になると前記2段サー
モスタツト20が閉路して前記第1冷媒回路Aが
駆動するのである。
しかして、前記第1冷媒回路Aには高沸点冷媒
を封入したから、凝縮圧力を殊更に高くすること
なく、前記貯湯槽1の温水を効率よく所望の温度
(85℃)まで加熱できるのである。
なお、前記第1冷媒回路Aの第1凝縮器8は第
1図に破線で示したごとく前記貯湯槽1の底部域
に配設して、前記貯湯槽1内の温水のすべてを85
℃まで加熱できるようにしてもよい。この場合
は、前記2段サーモスタツト20の検出部20a
も前記貯湯槽1の底部に設けるのである。
ロ 本考案の第2実施例を第2図に基づいて説明
する。
第2実施例と第1実施例との相違点は、第1冷
媒回路Aの第1蒸発器10を前記貯湯槽1の底部
域に配設して、第1冷媒回路Aの熱源を貯湯槽1
の前記底部域の温水とした点であり、かくするこ
とにより、給湯に使用される前記貯湯槽1の上部
の温水を迅速に所望の温度(85℃)まで高めるこ
とができるのである。尚、その他の点については
第1実施例と基本的に同様であるから説明を省略
する。
ハ 次に第3実施例を第3図に基づいて説明す
る。
この第3実施例と第1実施例との相違点は、第
3実施例が、 第1実施例のように前記第1、第2凝縮器
8,12を直接前記貯湯槽1内に配設するのでは
なく、前記各凝縮器8,12を前記貯湯槽1外に
設けて、それぞれ前記貯湯槽1の上部域、下部域
の温水を循環回路32,33介して前記各凝縮器
8,12に流通させて、前記温水を加熱するごと
くした点と、 前記第1、第2冷媒回路A,Bの各圧縮機
7,11を発停制御する制御手段40を通常のサ
ーモスタツトに換えて、マイクロコンピユータを
使用した制御手段40を用い、第1、第2実施例
と同様に作用するごとく構成した点である。
尚、P1はポンプ、40a,40bはそれぞれ
前記制御手段40の温水温度の検出部である。
ニ 更に第4実施例を第4図に基づいて説明す
る。第4実施例と第3実施例の相違点は、第1、
第2冷媒回路A,Bの各凝縮器対応部分8,12
を一まとめにして熱交換器35を形成し、該熱交
換器35に前記貯湯槽1の底部の温水を循環回路
36を介して流通させるごとくした点である。ま
た、このために、前記制御手段40の温水温度の
検出部40cを前記貯湯槽1の底部に一個設ける
ごとくなしている。
(考案の効果) 以上のごとく、本考案は貯湯槽1と、、それぞ
れ圧縮機7,11、凝縮器8,12、膨張機構
9,13、蒸発器10,14を順次接続した第
1、第2冷媒回路A,Bとを設ける一方、前記第
1冷媒回路Aに高沸点冷媒を封入すると共に、前
記第2冷媒回路Bに低沸点冷媒を封入し、該第1
冷媒回路Aの運転開始温水温度を前記第2冷媒回
路Bの運転開始温水温度より高くしたから、高温
の温水が得られ、かつ、全体に効率の良い運転が
行えながら、高沸点冷媒を封入した冷媒回路のみ
を用いる場合に比して、前記各圧縮機7,11の
容量を小さくでき、これら圧縮機7,11に起因
する振動、騒音も小さくできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の回路図、第2図
は第2実施例の回路図、第3図は第3実施例の回
路図、第4図は第4実施例の回路図、第5図は前
記第1実施例の運転制御回路の部分説明図、第6
図は従来例の回路図である。 1……貯湯槽、7……第1圧縮機、8……第1
凝縮器、9……第1膨張機構、10……第1蒸発
器、11……第2圧縮機、12……第2凝縮器、
13……第2膨張機構、14……第2蒸発器、4
0……制御手段、A……第1冷媒回路、B……第
2冷媒回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯湯槽1と、圧縮機7,11、凝縮器8,1
    2、膨張機構9,13、蒸発器10,14を順次
    接続して、互いに独立した2系統の第1、第2冷
    媒回路A,Bを形成し、前記第1、第2冷媒回路
    A,Bの前記各凝縮器8,12によつて前記貯湯
    槽1に貯留する温水を加熱するごとく成すと共
    に、前記第1冷媒回路Aに高沸点冷媒を封入し、
    かつ、前記第2冷媒回路Bに低沸点冷媒を封入す
    る一方、前記第1冷媒回路Aの運転開始温水温度
    を前記第2冷媒回路Bの運転停止温水温度の近傍
    に設定して、これら各冷媒回路A,Bを発停制御
    する制御手段40を設けたことを特徴とする給湯
    機。
JP11944684U 1984-07-31 1984-07-31 給湯機 Granted JPS6136256U (ja)

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