JPH0575755A - 電子黒板 - Google Patents

電子黒板

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JPH0575755A
JPH0575755A JP4047619A JP4761992A JPH0575755A JP H0575755 A JPH0575755 A JP H0575755A JP 4047619 A JP4047619 A JP 4047619A JP 4761992 A JP4761992 A JP 4761992A JP H0575755 A JPH0575755 A JP H0575755A
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characters
character
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JP4047619A
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Yamamoto
勝久 山本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボード上の画像の印刷時に、会議の場所や名
称、コピー禁止等の任意の文字・記号等の情報、および
/または色指定の情報が付加できるようにして、印刷さ
れた画像の保管の際の分類や整理等を容易にする。 【構成】 文字等の入力手段と、入力された文字等の処
理手段と、記憶手段と、記憶されている文字・記号を画
像出力の一部に付加して出力する手段を備え、自動的あ
るいは選択的に画像に文字等を付加する。 【効果】 会議の場所や名称等の情報が付加されるの
で、他の種類の出力画像と混在していても、その分類・
整理を正確に行うことができる上、コピー禁止等を付加
すれば極秘資料の管理も確実に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、筆記具でボード上に
記載された画像を印刷する機能を備えた電子黒板の改良
に係り、特に、ボード上の画像の印刷時に、会議の場所
や名称、コピー禁止等の任意の文字・記号等の情報の付
加と、特殊感熱紙等を使用した複数色のカラー印刷(コ
ピー)とを可能にして、印刷された画像(出力画像)の
保管の際の分類や整理等を容易にした電子黒板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、筆記具でボード上に記載され
た画像をスキャナで読み取り、印刷装置で出力する機能
を有する電子黒板は公知である。この電子黒板は、ユー
ザの手書き入力画像の他に、印刷装置で印字する際に付
加可能な情報として、日付け、時刻の印字機能を備えて
いる。
【0003】しかし、この場合に付加可能なデータは、
日付け、時刻の情報であって、文字を入力する手段は備
えていない。そのため片仮名や平仮名、アルファベッ
ト、漢字、記号等を入力することはできない。
【0004】また、従来から、特殊感熱紙等を使用し
て、例えば赤と黒の2色のカラー印刷(コピー)が可能
な電子黒板も、知られている。しかしながら、従来のカ
ラー印刷が可能な電子黒板でも、文字・記号等を付加し
て入力し、出力(印字)の際に、付加された文字・記号
等を原稿と共に出力する機能を備えた電子黒板は、存在
していない。すなわち、印字の際に、付加情報に対して
色を指定する機能を備えた電子黒板は、知られていな
い。
【0005】図12は、従来の電子黒板における要部構
成の一例を示す斜視図である。図において、1はボード
部、2はシート駆動部、3は読み取り部、4は操作パネ
ル、5は表示部、6は印字装置を示す。
【0006】電子黒板は、この図12に示すように、例
えばホワイトボード等からなるボード部1に、手描きに
よって文字や図形等を書くと、その画像が読み取り部3
によってイメージ情報に変換され、印字装置6により印
字される。また、操作パネル4には、各種のキーが設け
られており、コピー枚数等のセットや、日付け、時刻の
情報の出力の有無などの指示を行う。表示部5は、コピ
ー枚数や、日付け、時刻、ガイダンス表示等の表示手段
である。
【0007】この従来の電子黒板では、ボード部1上に
記載された画像を印刷装置6で出力する際、ボード部1
上の画像に、日付け、時刻を自動的あるいは選択的に、
画像出力に付加して出力する機能を備えている。ところ
が、日付けや時刻を除けば、印刷装置6によって出力す
ることが可能な情報は、ボード部1上に記載された画像
だけである。
【0008】したがって、例えば、ある会議において説
明のためにボード上に描かれた画像を印刷装置6で出力
して出力画像(用紙上に印刷した画像)で保管する場合
に、どこの会議室で行った会議であるかを示す会議の場
所や、どのような内容の会議であるかを示す会議の名称
などの情報は、画像を出力する前に、ボード上に手描き
して付加する必要がある。このような会議の場所や名称
などが記載されていない場合には、他の種類の出力画像
と混在していると、分類やデータの整理に大変な手間が
かかる、という不都合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
電子黒板におけるこのような不都合、すなわち、ボード
上に描かれた画像以外には、日付けや時刻等の情報のみ
の出力が可能であり、会議の場所とか名称等の文字を付
加して出力することができないので、その後の分類や整
理に手間がかかる、という不都合を解決し、従来の出力
画像上に、任意の文字や記号等を付加して出力すると共
に、必要に応じ、これらの付加された文字や記号等をカ
ラーで出力することができるようにして、出力画像の分
類や整理を容易にした電子黒板を提供することを第1の
目的とする(請求項1の発明)。
【0010】また、特殊感熱紙等を使用した複数色のカ
ラー印刷(コピー)、例えば、赤黒2色のコピーを可能
にした電子黒板で、付加された文字や記号について、特
に重要な意味をもつ文字や記号を、目につき易い赤色で
印字できるようにして、コピー原稿の管理を容易にした
電子黒板を提供することを第2の目的とする(請求項2
の発明)。
【0011】さらに、これらの文字や記号を、コピー時
に付加するか否かが選択できるようにして、必要に応じ
て、この機能が使用できるようにした電子黒板を提供す
ることを第3の目的とする(請求項3の発明)。その上
に、これらの機能を低コストで実現するために、文字や
記号の入力処理を行うのに必要なメモリを、例えばRO
Mカード等の外部記憶装置として利用できるようにし
て、1台当りのコストを低減させた電子黒板を提供する
ことを第4の目的とする(請求項4の発明)。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
筆記具でボード上に記載された画像をスキャナで読み取
り、印刷装置で出力する機能を有する電子黒板におい
て、一定数の文字・記号を入力する文字等の入力手段
と、入力された文字・記号を表示する文字等の表示手段
と、入力された文字・記号を処理する文字等の処理手段
と、入力された文字・記号を記憶する文字等の記憶手段
と、該文字等の記憶手段に記憶されている文字・記号を
画像出力の一部に付加して出力する出力手段、とを備え
た構成である。
【0013】第2に、上記第1の電子黒板において、特
殊感熱紙等を使用して複数色のカラー印刷を出力する手
段と、入力された文字・記号を出力する際の色を指定す
る色指定手段と、文字等の記憶手段として、前記色指定
手段によって指定された文字・記号と色の各情報を記憶
する文字等の記憶手段と、該文字等の記憶手段に記憶さ
れている文字・記号と色との情報によって画像の一部に
該当する色の文字・記号を付加して出力する出力手段、
とを備えた構成である。
【0014】第3に、上記第1または第2の電子黒板に
おいて、文字等の記憶手段に記憶されている文字・記号
を出力するか否かを選択する出力選択手段を備えた構成
である。
【0015】第4に、上記第1から第3の電子黒板にお
いて、入力された文字・記号を処理する文字等の処理手
段として、外部記憶装置に記憶された文字等の処理手段
と、前記外部記憶装置を接続する外部記憶装置接続手
段、とを備え、前記外部記憶装置の接続時に、文字等の
記憶手段へ文字パターンで記憶させることにより、非接
続時に画像出力の一部に付加して出力することを可能に
した構成である。
【0016】
【作用】この発明では、画像出力に、従来の日付けや時
刻の情報の他に、分類や整理に必要な情報、例えば、会
議室や会議等の名称、コピー禁止等の任意の文字を付加
して印字できるようにしている。図2は、この発明の電
子黒板によって作成される画像出力の一例を示す図であ
る。図において、A1は日付け・時刻印字エリア、A2
は文字印字エリア、A3は読み取り画像印字エリアを示
す。
【0017】すでに述べたように、従来の電子黒板で
は、図2に示す読み取り画像印字エリアA3の他に、日
付け・時刻印字エリアA1が設けられているだけで、そ
れ以外の文字の情報は出力することができなかった。
【0018】この発明の電子黒板では、出力画像に文字
印字エリアA2が設けられており、このエリアA2に、
例えば、「本社4F第3会議室」とか、「販売促進会
議」、あるいは「コピー禁止」のように、出力画像の分
類や整理に必要な文字や記号等の出力が可能である。し
たがって、この出力された画像(用紙)を見れば、その
出力画像が、どこの場所で行われた会議であるか、ある
いはどのような内容の会議であるか、等について簡単か
つ正確に知ることができる(請求項1の発明)。
【0019】また、特殊感熱紙等を使用した赤黒2色そ
の他複数色のカラー印刷(コピー)を可能にして、記載
事項の内の特に重要な文字や記号を、例えば赤色でコピ
ーすることにより、見落し等による不都合が生じないよ
うにして、一層有用な電子黒板が得られるようにしてい
る(請求項2の発明)。
【0020】さらに、これらの文字や記号等の出力は、
出力画像の内容によっては、必ずしも常に必要とは限ら
ない。そのために、付加可能な文字や記号等の出力の有
無が選択できるようにして、一層有用な電子黒板が得ら
れるようにしている(請求項3の発明)。
【0021】その上、例えば、その電子黒板を所定の場
所に一旦設置した後は、その都度、場所を示す文字や記
号等の入力は不要である。そこで、文字や記号等の処理
機能を取外し可能に構成することにより、同一種類の複
数個の電子黒板での共用を可能にして、コストダウンを
計っている(請求項4の発明)。
【0022】
【実施例1】次に、この発明の電子黒板について、図面
を参照しながら、その実施例を詳細に説明する。この実
施例は、請求項1から請求項3の発明に対応している。
【0023】すでに述べたように、この発明の電子黒板
では、日付けや時刻等の他に、任意の文字や記号の付加
が可能であり、しかも、付加した文字や記号に対して出
力時の色を指定することも可能にして、文字や記号とそ
の色の情報の入力操作と、登録操作とが行われる。理解
を容易にするために、この発明の電子黒板について、操
作時の手順とその動作を説明する。
【0024】図3は、この発明の電子黒板における操作
パネルの一例を示す図である。図において、K1〜K1
2はキー、DSPは表示エリア、LED1とLED2は
発光ダイオードを示す。
【0025】操作パネルには、この図3に示すように、
キーK1〜K12と、表示エリアDSPとが設けられて
いる。これらのキーK1〜K12の配列や機能、表示エ
リアDSP等は、その他の構成も可能であり、この操作
パネルに限定されるものではない。各キーK1〜K12
の機能は、例えば次のとおりである。
【0026】文字登録キーK1は、文字入力モードを設
定する機能と、文字を登録する機能とを有している。日
時設定キーK2は、日時の情報を付加する際に使用され
る。選択キーK3は、この発明による「文字登録」と従
来と同様の「日時設定」とを選択する機能、および、色
の情報を選択する機能を有している(請求項2と請求項
3の発明)。モードキーK4は、文字入力モードが設定
された状態で、「かな漢字変換」や「ひらがな」、「カ
タカナ」等の各モードを選択する機能を有している。
【0027】確認キーK5は、ユーザが確認したとき、
その旨を指示するキーで、文字入力時には、後出の図6
や図7で述べる機能も有している。実行キーK6は、実
行を指示するキーである。送りキーK7と、戻しキーK
8は、表示エリアDSPの項目の選択時等に、その移動
方向を指示する機能を有するキーである。
【0028】濃度キーK9とK10は、コピーの濃度を
調節するキーであり、操作パネルをタッチパネルで構成
したときは、コピー中には、このキーK9とK10の位
置にコピー枚数を表示することができる。コピースター
トキーK11は、コピーのスタートを指示する。クリア
キーK12は、訂正のための取り消しを指示するキーで
ある。
【0029】ユーザは、選択キーK3の押下によって、
この発明による「文字登録」と従来と同様の「日時設
定」とを選択する。ボード部1に描画された画像のみを
出力する第1の出力方法の他に、この画像の出力時に、
従来と同様に日付け・時刻の情報を付加する第2の出力
方法と、この発明による文字・記号の情報を付加する第
3の出力方法と、日付け・時刻の情報およびこの発明に
よる文字・記号の情報を付加する第4の出力方法があ
る。
【0030】そのために、選択キーK3は、例えば1回
の押下毎に、「第4の出力方法」→「第3の出力方法」
→「第2の出力方法」→「第1の出力方法」→「第4の
出力方法」→……のように、予め設定された順序で出力
方法を切り換える。この場合に、文字登録キーK1の上
方の発光ダイオードLED1と、日時設定キーK2の上
方の発光ダイオードLED2が、それに対応して点灯さ
れる。
【0031】すなわち、第4の出力方法(日付け・時刻
および文字・記号の情報の付加)のときは、両方のダイ
オードLED1,LED2が点灯され、第3の出力方法
(文字・記号の情報の付加)のときは、ダイオードLE
D1のみが、また、第2の出力方法(日付け・時刻の情
報の付加)のときは、ダイオードLED2のみが、それ
ぞれ点灯され、さらに、第1の出力方法(付加情報な
し)のときは、いずれも点灯されない。
【0032】したがって、ダイオードLED1,LED
2は、「両方点灯」→「LED1点灯」→「LED2点
灯」→「両方消灯」→「両方点灯」→……のように、出
力方法に対応して点灯制御されることになる。以上のよ
うにして、4つの出力方法の内の1つを選択する。な
お、初期状態では、例えば、第1の出力方法が選択され
て、両方のダイオードLED1,LED2は共に消灯さ
れているとする。なお、この状態で、日時設定キーK2
を押下すると、従来と同様に、日付け、時刻の情報だけ
が選択されて付加される。
【0033】この発明の電子黒板では、文字や記号等を
新たに入力するときは、文字登録キーK1の上方の発光
ダイオードLED1が点灯された状態(第3と第4の出
力方法)で、文字登録キーK1を押下する(その詳細に
ついては、後で説明する)。また、表示エリアDSPに
は、選択された出力方法に対応して、次のような画面が
表示される。
【0034】図4は、図3の操作パネル上の表示エリア
DSPについて、各出力方法における表示例を示す図
で、(1) は通常表示、(2) は日付け・時刻設定の表示、
(3) はコピー中の表示、(4) は文字入力時(登録時)の
表示、(5) は登録文字確認時の表示、(6) は入力された
文字パターンを印字する際の色の指定時における表示を
示す。図において、C1は入力文字表示エリア、C2は
選択可能文字表示エリアを示す。
【0035】第1の出力方法、すなわち、ボード部1に
描画された画像のみを出力する方法のときは、この図4
(1) に示す通常表示が行われる。また、第2の出力方
法、すなわち、日付け・時刻の情報を付加する出力方法
のときは、図4(2) に示す日付け・時刻設定の表示が行
われる。コピー中には、図4(3) に示すコピー中の表示
が行われる。
【0036】これに対して、第3または第4の出力方法
が選択された状態で、操作パネル上の文字登録キーK1
が押下されると(1回目)、文字入力モードとなり、表
示エリアDSPには、図4(4) に示すような作業画面が
表示される。文字・記号の入力操作が終了し、再度(2
回目)、文字登録キーK1が押下されると、文字登録モ
ードとなり、表示エリアDSPには、図4(5) に示すよ
うな登録文字確認の表示が行われる。
【0037】次に、この発明の電子黒板について、文字
登録時のキー操作と、その動作を説明する。電子黒板の
ように、文字入力操作の使用頻度が低い装置では、操作
性よりもコストの方が重視される傾向があるので、ワー
ドプロセッサ等に比べて簡易な文字処理装置を使用す
る。
【0038】例えば、第3または第4の出力方法が選択
された状態で、操作パネル上の文字登録キーK1を押下
(1回目)すると、文字入力モードになり、図4(4) に
示すような作業画面が表示される。この文字入力モード
では、文字の入力方法、いわゆる入力モードとして、
「かな漢字変換モード」、「ひらがなモード」、「カタ
カナ・モード」および「アルファベット・モード」の4
つのモードを選択することができる。
【0039】これら4つのモードは、モードキーK4の
押下毎に、順次選択される。例えば、初期モードで、
「かな漢字変換モード」が設定されるとすれば、このモ
ードキーK4を1回押下すると、次の「ひらがなモー
ド」になる。すなわち、「かな漢字変換モード」→「ひ
らがなモード」→「カタカナ・モード」→「アルファベ
ット・モード」→「かな漢字変換モード」→「ひらがな
モード」→……のように、予め決定された順序で選択さ
れることになる。
【0040】この場合に、「かな漢字変換モード」で
は、「ひらがな」の入力によって文字列の情報を入力
し、例えば選択キーK3によって漢字変換を行う。文字
や記号の入力操作は、次のようにして行う。
【0041】「ひらがな」や「カタカナ」は、例えば5
0音順に表示され、また、「アルファベット」は、アル
ファベット順に表示される、というように、文字等の順
序が予め決定されている。なお、濁音や半濁音も、対応
する文字の後に配列されているとする。また、かな文字
やアルファベットの他に、数字や記号等を用意しておく
ことも可能であり、適当な順序で配列しておく。この現
在入力可能な文字は、図4(4) の選択可能文字表示エリ
アC2に表示される。
【0042】この選択可能文字表示エリアC2の文字
は、送りキーK7と、戻しキーK8とによって配列の順
次で前後に変更され、任意の文字や記号の選択が可能に
なる。図4(4) の場合には、選択可能文字表示エリアC
2には「ぎ」が表示されているので、実行キーK6を押
下すると、黒三角で挾まれた入力文字表示エリアC1に
「ぎ」が入力される。
【0043】なお、「かな漢字変換モード」では、「ひ
らがな」を入力した後、例えば実行キーK6によって入
力文字表示エリアC1に入力された「ひらがな」の文字
列の漢字変換を行い、1つの候補漢字を表示する。表示
された候補漢字が異なるときは、実行キーK5の代り
に、例えば選択キーK3を押すと、次の候補漢字が表示
される。所望の候補漢字が表示された状態で、実行キー
K6を押下すると、その候補漢字が確定して入力され
る。
【0044】以上の文字入力の操作と処理は、通常のワ
ードプロセッサ等の場合と、基本的には同じである。入
力文字表示エリアC1に所望の文字や記号が入力され、
入力操作が終了すると、再び、文字登録キーK1を押下
(2回目)する。このようにして、例えば、「本社4F
第3会議室」のような文字パターンの登録が行われる
(請求項1の発明)。
【0045】この場合に、特殊感熱紙等を使用し複数色
のカラー印刷(コピー)が可能な電子黒板では、文字パ
ターンの登録を行った後に、その文字パターンを印刷す
る際の色の指定を行う(請求項2の発明)。
【0046】例えば、赤黒の2色の場合には、初期設定
として、黒が指定されるようにしておく。先の図4(5)
では、3種類の文字列情報が登録され、その後に色が指
定された状態を示している。
【0047】色の指定は、図4(6) のようにして行う。
一連の文字からなる1種類の文字パターンの登録後、図
3の表示エリアDSPには、この図4(6) に示す画面が
表示される。赤黒の2色の場合には、選択キーK3の1
回の押下毎に、「色の指定:黒」と「色の指定:赤」と
が、交互に表示される。
【0048】なお、3色以上のカラー印刷を行う電子黒
板の場合にも、予め設定された順序で、順次、選択可能
な色が変化される。そして、所望の色が表示された状態
で、確認キーK5を押下すれば、その時点の色の情報が
指定され、その文字パターンの印字時の色が登録され
る。
【0049】その上に、この発明では、登録時および出
力時に選択可能な文字列の種類は、必ずしも1種類に限
定されない。図4(5) には、3種類の文字列情報が登録
された状態を示している。複数種類の文字列情報を登録
したときは、これらの内から複数の種類、例えば3種類
までの文字パターンを、同一の画像に付加して出力する
ことができる(図2の文字印字エリアA2のサイズと、
登録可能な最大文字数とによって決定される)。
【0050】先に述べた赤黒の2色の場合には、複数の
種類の文字パターンを、それぞれ指定した色で、同一の
画像に付加して出力することができる。出力時に選択す
る文字列情報(登録された文字列情報)には、番号等の
検索情報が付与されるので、その選択に際しても、送り
キーK7と戻しキーK8とによって、所望の文字列情報
を指定することができる。
【0051】例えば、登録された情報が3種類のとき
は、1→2→3→1→2→……の順序で変化されるの
で、前または後の種類の選択が可能になる。なお、図示
されていないが、現在選択可能な文字列情報あるいは番
号は、反転表示等によって他の項目と区別できるように
表示される。
【0052】所望の文字列情報が反転表示等で指示され
た状態で、確認キーK5を押下すれば、その番号の文字
列情報と、指定された色の情報とが指定される。なお、
これらの文字列情報や色の情報は、コードデータとして
保持される。以上に述べたこの発明の電子黒板は、次の
図1に示す機能ブロックによって実現される。
【0053】図1は、この発明の電子黒板について、そ
の制御部における要部構成の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。図において、11はCPU、12は駆動
部、13は読み取り画像記憶部、14はデータ記憶部
(フォントデータ・辞書・かな漢字変換プログラム記憶
部)、15は登録文字記憶部、16は操作部、17は読
み取り部、18は表示部、19は表示データ記憶部、2
0は印字部、21は計時部を示す。
【0054】この図1に示すこの発明の電子黒板は、主
として、データ記憶部14と登録文字記憶部15とが付
加された点が、従来と異なっており、それに伴って、図
3に示した操作部16のキーの機能や、図4に関連して
説明したような画面を表示する表示部18も、多少変更
されている。
【0055】付加されたデータ記憶部14には、フォン
トデータや辞書、かな漢字変換プログラム等が記憶され
ている。また、このデータ記憶部14は、ROMカード
等のメモリ手段で構成することも可能であり、この場合
には、電子黒板の本体部から取り外しが可能であるよう
に構成することもできる(請求項4の発明)。
【0056】登録文字記憶部15には、入力された文字
列情報がコードデータで記憶され、先に述べた操作によ
って特定の画像の出力時(印字時)に付加が指定されて
いれば、その画像データと共に印字部20へ送出され
て、先の図2に示した文字印字エリアA2に印字され
る。なお、登録文字記憶部15は、読み取り画像記憶部
13と共通のメモリを使用することも可能である。
【0057】図5は、この発明の電子黒板において、出
力方法の選択時の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。図において、#1〜#15はステップを示
す。ステップ#1で、選択キーK3の押下について監視
し、押下されたことを検知すると、次のステップ#2へ
進み、第4の出力方法を設定する。
【0058】次のステップ#3で、ダイオードLED
1,LED2を点灯させる。なお、表示エリアDSP
は、図4(1) の通常の表示になっている。ステップ#4
で、キー入力の有無を監視し、もし、キー入力があれ
ば、次のステップ#5で、キーの種類を判断する。
【0059】もし、文字登録キーK1の入力であれば、
ステップ#6へ進み、表示エリアDSPに、図4(4) に
示した作業画面を表示する。また、選択キーK3の入力
であれば、次のステップ#7へ進み、第3の出力方法を
設定する。次のステップ#8で、ダイオードLED1の
みを点灯状態に保持し、LED2を消灯する。
【0060】同様に、次のステップ#9で、キー入力の
有無を監視し、もし、キー入力があれば、次のステップ
#10で、キーの種類を判断する。もし、文字登録キー
K1の入力であれば、先のステップ#6へ進み、表示エ
リアDSPに、図4(4) に示した作業画面を表示する。
【0061】また、選択キーK3の入力であれば、次の
ステップ#11で、第2の出力方法を設定する。ステッ
プ#12へ進み、ダイオードLED1を消灯し、代りに
LED2を点灯状態にする。
【0062】同様に、ステップ#13で、選択キーK3
の押下について監視し、押下されたことを検知すると、
次のステップ#14へ進み、第1の出力方法を設定す
る。ステップ#15で、ダイオードLED2を消灯し、
再び、先のステップ#1へ戻り、以下同様の処理を繰り
返えす。
【0063】以上のステップ#1〜#15の処理によっ
て、この発明の電子黒板における出力方法が選択され
る。次に、文字登録のキー操作と、その動作について説
明する。
【0064】図6から図8は、この発明の電子黒板につ
いて、文字登録時における主要な処理の流れを示すフロ
ーチャートである。図において、#21〜#58はステ
ップを示し、また、は図6と図7の接続部、は図7
と図8の接続部を示す。
【0065】これらの図6から図8のフローは、第3ま
たは第4の出力方法が選択された状態で、操作パネル上
の文字登録キーK1が押下された場合の処理について示
している。ステップ#21で、文字登録キーK1の押下
について監視し、押下されたことを検知すると、ステッ
プ#22で、文字入力モードを設定し、次のステップ#
23で、表示エリアDSPに、図4(4) に示すような作
業画面を表示する。
【0066】この初期状態では、ステップ#24で、例
えば、「かな漢字変換モード」が設定される。ステップ
#25で、キー入力の有無について監視し、キー入力を
検知すると、次のステップ#26で、モードキーK4で
あるかどうか判断する。もし、モードキーK4であれ
ば、ステップ#27で、「ひらがなモード」に変更す
る。モードキーK4でなければ、ステップ#36へ進
む。
【0067】次のステップ#28で、キー入力の有無に
ついて監視し、キー入力を検知すると、次のステップ#
29で、モードキーK4であるかどうか判断する。も
し、モードキーK4であれば、ステップ#30で、「カ
タカナ・モード」に変更する。モードキーK4でなけれ
ば、ステップ#36へ進む。
【0068】次のステップ#31で、キー入力の有無に
ついて監視し、キー入力を検知すると、次のステップ#
32で、モードキーK4であるかどうか判断する。も
し、モードキーK4であれば、ステップ#33で、「ア
ルファベット・モード」に変更する。モードキーK4で
なければ、ステップ#36へ進む。
【0069】次のステップ#34で、キー入力の有無に
ついて監視し、キー入力を検知すると、次のステップ#
35で、モードキーK4であるかどうか判断する。も
し、モードキーK4であれば、先のステップ24へ戻
り、「かな漢字変換モード」に変更する。
【0070】以上のステップ#26,#29,#32,
#35で判断した結果、モードキーK4でないときは、
ステップ#36(図7)で、キーの種類について判断す
る。もし、送りキーK7もしくは戻しキーK8であれ
ば、ステップ#37で、選択可能文字表示エリアC2の
文字を、その後もしくはその前の文字に変更して、ステ
ップ#40へ進む。
【0071】また、選択キーK3であれば、ステップ#
38へ進み、現在、選択可能文字表示エリアC2に表示
されている文字を、入力文字表示エリアC1へ入力し
て、ステップ#40へ進む。クリアキーK12であれ
ば、ステップ#39へ進み、現在、入力文字表示エリア
C1に表示されている文字の内の1文字を消去して、ス
テップ#40へ進む。
【0072】実行キーK6であれば、ステップ#41へ
進み、現在、入力文字表示エリアC1に表示されている
「ひらがな」を「漢字」に変換して、画面上に表示す
る。次のステップ#42で、次のキー入力について監視
し、キー入力があれば、ステップ#43で、キーの種類
について判断する。
【0073】もし、選択キーK3であれば、ステップ#
44へ進み、現在、入力文字表示エリアC1に表示され
ている「候補漢字」を次の「候補漢字」に変更して、再
び、先のステップ#42へ戻る。また、選択キーK3で
なければ、ステップ#45へ進み、実行キーK6である
かどうか判断する。
【0074】もし、実行キーK6であれば、ステップ#
46へ進み、現在の「候補漢字」を確定し、ステップ#
47で、次のキー入力について監視する。キー入力があ
れば、ステップ#48で、文字登録キーK1であるかど
うか判断する。
【0075】もし、文字登録キーK1であれば、次のス
テップ#49で、文字登録モードとなり、表示エリアD
SPには、図4(5) に示すような登録文字確認の表示が
行われる。この図4(5) では、3種類の文字列が入力さ
れた状態を示しているが、実際には、1文字列が入力さ
れる毎に表示される。
【0076】ステップ#50で、次のキー入力について
監視し、キー入力があれば、ステップ#51で、確認キ
ーK5であるかどうか判断する。もし、確認キーK5で
あれば、次のステップ#52(図8)で、変換された漢
字等の文字列情報のコードデータを登録文字記憶部15
に記憶させる。以上のステップ#21〜#52の処理に
よって、この発明の電子黒板による文字の登録が行われ
る。
【0077】次に、赤黒2色コピーが可能な電子黒板に
おいて、入力した文字の出力の際の色指定の処理に進
む。先のステップ#52で、入力文字の登録を完了した
後に、ステップ#53へ進み、自動的に色指定モードが
設定される。
【0078】ステップ#54で、次のキー入力について
監視し、キー入力があれば、ステップ#55で、選択キ
ーK3であるかどうか判断する。もし、選択キーK3で
あれば、次のステップ#56で、色の指定を行う。ま
た、選択キーK3でなければ、ステップ#57へ進み、
確認キーK5であるかどうか判断する。
【0079】もし、確認キーK5であれば、ステップ#
58で、その色の指定を、すでに登録されている文字デ
ータに付加して登録文字記憶部15に記憶させる。以上
のステップ#53〜#58の処理によって、この発明の
電子黒板による出力の際の色指定が行われる。なお、こ
のステップ#53〜#58の処理は、請求項2と請求項
3の発明の場合に行われる。
【0080】以上に詳細に説明したように、この発明の
電子黒板では、ボード上に記載した画像を印刷装置へ出
力する際に、黒板で使用した画像が、どの会議室のもの
であるか、あるいはその会議の名称などを示す文字や記
号を付加して、コピー画像上に同時に記録することがで
きる(請求項1の発明)。したがって、その後の分類や
整理時に、従来のように、手書きで記入する必要がな
く、しかも、他の出力コピーが混在していても、正確か
つ容易に管理することが可能になる。
【0081】また、例えば、「コピー厳禁」とか「CO
NFIDENTIAL」等の文字を赤色で出力すれば、
正確かつ見易い文字で記載されるので、従来の赤色マー
カーなどによる手書き文字に比べて、見落しなどの発生
する可能性が少なくなる(請求項2の発明)。さらに、
これらの文字や記号は、その画像の出力時に自動的に付
加されて印刷されるので、書類の整理時に、正確な分類
や管理を行うことができると共に、このような文字・記
号が不要のコピーには、付加された文字・記号が出力さ
れないように、機能を選択することもできる(請求項3
の発明)。
【0082】
【実施例2】次に、この発明の電子黒板について、他の
実施例を説明する。この実施例は、主として請求項4の
発明に対応しているが、請求項1から請求項3の発明に
も関連している。
【0083】図9は、この発明の電子黒板について、そ
の要部構成の一実施例を示す斜視図である。図における
符号は図12と同様であり、また、7はROMカード挿
入口を示す。この図9に示す実施例では、従来例として
示した先の図12の電子黒板に、ROMカード挿入口7
が付加されている。その他の構成は、図12と同様であ
る。
【0084】次の図10は、図1に示したデータ記憶部
14をROM化した状態について、そのデータの内容を
概念的に示す図である。入力された文字・記号を処理す
る文字等の処理手段は、図1に示したデータ記憶部14
に記憶されているフォントデータ・辞書・かな漢字変換
プログラムによって構成される。
【0085】そこで、この図10に示すように、外部記
憶装置の一種であるROMに、フォントデータ・辞書・
かな漢字変換プログラムを格納する。この図10に示し
たようなROMを、電子黒板のROMカード挿入口7へ
挿入すれば、先の実施例で詳しく述べた操作と同様の操
作が可能になる。
【0086】しかしながら、特定の場所に設置された電
子黒板の場合には、設置位置を示す文字や記号等の情報
は、一度入力して記憶させておけば、その後の入力操作
は不要となるケースが多い。
【0087】そこで、この実施例では、入力された文字
・記号を処理する文字等の処理手段を、着脱自在に構成
している。この場合には、文字列情報の登録時に、図1
の登録文字記憶部15へ、文字データをフォントデータ
によりイメージ展開した状態で記憶させておく。また、
ROMカードが挿入されていないときは、新規の文字入
力の受け付けを禁止し、次の図11のようなメッセージ
を表示する。
【0088】図11は、この発明の電子黒板において、
ROMカードが挿入されていない場合のメッセージの一
例を示す図である。
【0089】ROMカードが挿入されていない状態で、
先の図3の操作パネル上で、文字登録キーK1が押下さ
れると、表示エリアDSPに、この図11のような入力
不可を示すメッセージが表示される。図1のCPU11
は、ROMカードの挿入の有無をチェックする。すなわ
ち、電子黒板の電源が投入されると、CPU11は、文
字登録キーK1が入力されたときは、図11のような入
力不可を示すメッセージを表示する。
【0090】また、すでに述べたように、ROMカード
が挿入された状態で、図1の登録文字記憶部15へ、イ
メージ展開された文字データが記憶されているときは、
その文字情報を付加して出力することが可能になる。も
し、この登録文字記憶部15に、イメージ展開された文
字データが記憶されていなければ、文字を付加して出力
するか否かの選択は意味がないので、文字を付加するか
否かの選択機能は動作せず、従来と同様に、何も付加さ
れない状態の画像が出力される。
【0091】なお、以上の実施例では、挿脱自在な外部
記憶装置として、ROMを使用する場合について説明し
た。しかし、外部記憶装置はこの実施例に限定されるも
のではなく、その他の公知の外部記憶装置を使用するこ
とも可能である。
【0092】以上のように、一般に、電子黒板の設置場
所を示す文字(例えば、会社名、事業所名、会議室名)
は、一度設置した後は、頻繁に書き書える必要がない。
この第2の実施例では、文字等の入力処理に必要なメモ
リは、取り脱し可能な外部記憶装置(例えば、ROMカ
ード等)として用意している。そのため、複数個の同種
類の電子黒板で共用することが可能となり、1台当りの
コストは、その分だけ低減される。
【0093】
【発明の効果】請求項1から請求項4の発明では、従来
の日付けや時刻の情報の他に、分類や整理に必要な情
報、例えば、会議室や会議の名称、コピー禁止等の任意
の文字や記号等を入力し、ボード上の画像の出力時に自
動的に付加して出力(コピー)することができる。した
がって、請求項1の発明によれば、例えば、電子黒板の
設置場所を示す文字や、「月例〇〇会議」のような文字
をコピーに付加しておけば、後で行う書類の整理時に、
他の同様な電子黒板の出力画像と混在している場合で
も、コピーに付加された文字を見れば、その原稿が、ど
こで行われた会議の資料であるか、あるいはどのような
内容の会議であるか、を一目で判断できるので、その分
類・整理を容易かつ正確に行うことができる。また、例
えば、「Do not copy」のような文字を自動
付加しておけば、会議の出席者等の一部の人にのみに配
布された極秘資料であることが判るので、機密文書の流
出を容易に防止することができる。
【0094】請求項2の発明によれば、特殊感熱紙等を
使用した複数色のカラー印刷(コピー)が可能になり、
ボード上の画像の出力時に、任意の文字や記号等を指定
した色を自動的に付加してコピーすることができる。し
たがって、「Donot copy」や「CONFID
ENTIAL」のような文字を、例えば赤色で付加して
おけば、コピー原稿を見る人に対して注意を促すことが
できると共に、請求項1の発明と同様に、不注意による
極秘資料や機密文書等の流出を容易に防止することがで
きる。
【0095】請求項3の発明によれば、上記の入力した
文字を、出力時に自動的に付加して出力する機能の使用
は、ユーザが選択することができるので、必要なときの
み、使用することによって、利用範囲が一層拡大され
る。
【0096】請求項4の発明では、一度入力した文字デ
ータを記憶させるメモリ手段だけを設けておけば、個々
の電子黒板に、文字入力の処理に必要なフォントデータ
・辞書・かな漢字変換プログラムを記憶させるROM等
の外部記憶装置は、常時設けておく必要がないので、コ
ストを低くすることが可能になる。すなわち、文字入力
処理に必要なフォントデータ・辞書・かな漢字変換プロ
グラム等は、外部記憶装置を媒体として他の同一機種で
共有(共用)が可能であるから、複数個の電子黒板を使
用する場合に、トータルコストを低くすることができ
る、等の多くの優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子黒板について、その要部構成の
一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の電子黒板によって作成される画像出
力の一例を示す図である。
【図3】この発明の電子黒板における操作パネルの一例
を示す図である。
【図4】図3の操作パネル上の表示エリアDSPについ
て、各出力方法における表示例を示す図である。
【図5】この発明の電子黒板において、出力方法の選択
時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】この発明の電子黒板において、文字登録時の主
要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】この発明の電子黒板において、文字登録時の主
要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】この発明の電子黒板において、文字登録時の主
要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】この発明の電子黒板について、その要部構成の
一実施例を示す斜視図である。
【図10】図1に示したデータ記憶部14をROM化し
た状態について、そのデータの内容を概念的に示す図で
ある。
【図11】この発明の電子黒板において、ROMカード
が挿入されていない場合のメッセージの一例を示す図で
ある。
【図12】従来の電子黒板における要部構成の一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
7 ROMカード挿入口 11 CPU 12 駆動部 13 読み取り画像記憶部 14 データ記憶部 15 登録文字記憶部 16 操作部 17 読み取り部 18 表示部 19 表示データ記憶部 20 印字部 21 計時部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具でボード上に記載された画像をス
    キャナで読み取り、印刷装置で出力する機能を有する電
    子黒板において、 一定数の文字・記号を入力する文字等の入力手段と、 入力された文字・記号を表示する文字等の表示手段と、 入力された文字・記号を処理する文字等の処理手段と、 入力された文字・記号を記憶する文字等の記憶手段と、 該文字等の記憶手段に記憶されている文字・記号を画像
    出力の一部に付加して出力する出力手段、 とを備えたことを特徴とする電子黒板。
  2. 【請求項2】 請求項1の電子黒板において、 特殊感熱紙等を使用して複数色のカラー印刷を出力する
    手段と、 入力された文字・記号を出力する際の色を指定する色指
    定手段と、 文字等の記憶手段として、前記色指定手段によって指定
    された文字・記号と色の各情報を記憶する文字等の記憶
    手段と、 該文字等の記憶手段に記憶されている文字・記号と色と
    の情報によって画像の一部に該当する色の文字・記号を
    付加して出力する出力手段、 とを備えたことを特徴とする電子黒板。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の電子黒板にお
    いて、 文字等の記憶手段に記憶されている文字・記号を出力す
    るか否かを選択する出力選択手段を備えたことを特徴と
    する電子黒板。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の電子黒板におい
    て、 入力された文字・記号を処理する文字等の処理手段とし
    て、外部記憶装置に記憶された文字等の処理手段と、 前記外部記憶装置を接続する外部記憶装置接続手段、 とを備え、 前記外部記憶装置の接続時に、文字等の記憶手段へ文字
    パターンで記憶させることにより、非接続時に画像出力
    の一部に付加して出力することを可能にしたことを特徴
    とする電子黒板。
JP4047619A 1991-06-05 1992-02-04 電子黒板 Pending JPH0575755A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15982091 1991-06-05
JP3-159820 1991-06-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0575755A true JPH0575755A (ja) 1993-03-26

Family

ID=15701968

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4047619A Pending JPH0575755A (ja) 1991-06-05 1992-02-04 電子黒板

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JP (1) JPH0575755A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024424A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Hitachi Electronics Service Co Ltd 現在時刻書込み機能付ホワイトボード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005024424A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Hitachi Electronics Service Co Ltd 現在時刻書込み機能付ホワイトボード

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