JPH0575619A - 通信網制御装置 - Google Patents

通信網制御装置

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JPH0575619A
JPH0575619A JP23794191A JP23794191A JPH0575619A JP H0575619 A JPH0575619 A JP H0575619A JP 23794191 A JP23794191 A JP 23794191A JP 23794191 A JP23794191 A JP 23794191A JP H0575619 A JPH0575619 A JP H0575619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication network
transmission frame
terminal
trn
terminal equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP23794191A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Adachi
修 足立
Kazunori Hoshi
和徳 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH0575619A publication Critical patent/JPH0575619A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不定形通信網とTRN規格の端末とをネット
ワーク構成した場合において、不定形通信網上でのコリ
ジョン発生により送信フレームが消失しても、致命的エ
ラー発生との判断によるリング初期化処理を回避し通信
効率を高める。 【構成】 不定形通信網のノード装置とトークン・リン
グ・ネットワーク規格の端末とをインターフェースする
通信網制御装置において、端末からの送信フレームを一
時記憶するメモリ6を設け、端末から送信フレームを不
定形通信網に送出した後一定時間内にこの不定形通信網
から応答がないときには送信フレームをメモリ6から読
出して端末に折り返させる折り返し経路16を形成し、
送信フレームが不定形通信網上でコリジョンなどにより
消失しても、この折り返し経路16を通して送信フレー
ムを端末に折り返すことで、リング障害の発生との判断
を回避できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカル・エリア・ネ
ットワーク(LAN)に代表される、マルチメディア通
信に適用可能な通信網制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信網としては種々のも
のがあるが、その一つとして、生体の神経細胞のアナロ
ジーによるマルチチャネルの格子状通信網が特開昭63
−74349号公報に示されている。これは、多入力一
出力信号の通信制御要素をノードとして多結合構造に接
続して不定形通信網(LADERNET=LatticeDyn
amic Architecture Network) を構成し、各ノードで
はデジタル信号を先着順論理により転送する通信網形態
をとっている。
【0003】この格子状通信網は、多くの利点を持つ
が、特に次の点で優れている。一つは、多結合構造のた
めネットワーク・トポロジーの自由度が高いことであ
る。従って、フォルト・トレランシー(耐故障性)が高
いものとなる。即ち、網の一部に障害があっても他のル
ートで通信が適切に確保される。第二に、先着順論理に
より通信の度に最適な通信経路(最短パス)が選択され
ることである。また、このシステムは、ノードにおいて
同時に複数の接続チャネルを確立するマルチチャネル方
式をとり、効率的に全二重通信を確立するものである。
よって、本システムは例えばOSI(開放型システム間
相互接続)の物理層及びネットワーク層に効果的に適用
される。
【0004】また、他のネットワークシステムとして、
リングトポロジーなるIEEE802.5のトークン・
リング・ネットワーク(TRN=Token ring networ
k) がある。このTRNのアルゴリズムの概要は省略す
るが、全ての端末の同期がとられていること、フリー・
トークン(いうなれば、送信権を示すチケット)を得た
端末のみが送信が行えること、メッセージ情報は送信端
末に戻ってきて正しく受信されたかの確認ができるこ
と、等のセキュリティ機能に優れたものである。また、
高トラフィック時のスループット‐ディレイ特性にも優
れている。
【0005】ここに、TRNの場合、フリー・トークン
がネットワークを1周するまで待たないと送信を開始で
きず、送信待ち時間が長くなりやすい。また、TRNは
システムの拡張によりパフォーマンスが低下する。即
ち、TRNでは端末の数が増えるとフリー・トークンが
回って来るのに要する時間が長くなり、同時に、トラフ
ィックも高くなるので、より時間の長いものとなる。ま
た、TRNは中心のリングが故障した時には大きなダメ
ージを受けるもので、フォルト・トレランシーの低いも
のである。これに対して、前述した不定形通信網は、他
の特徴として、アドレス概念を持たないもので、いうな
れば、“所定のアルゴリズムを持つケーブル”であり、
フリー・プロトコルの特徴を持つため、各種プロトコル
の端末の接続が可能である。よって、TRNの端末につ
いても不定形通信網に接続してシステム構成すれば、T
RNの欠点を解消し、不定形通信網の利点を持たせたト
ークン・リング・ネットワークの世界を開くことが期待
できる。
【0006】もっとも、単純にTRNの端末をそのまま
不定形通信網に接続することはできず、少なくとも接続
された端末から不定形通信網が全くTRNのプロトコル
のLANに見えるインターフェース装置が必要であり、
このためTAU(TRNadaptive unit) をインターフ
ェースとして用いた装置が本出願人により種々提案され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、TRN端末
を不定形通信網に接続することにより、TRNの世界で
は起きることのなかったコリジョンが発生するようにな
る。TAUではコリジョンを検出すると、送信フレーム
も受信フレームもともに遮断することになる。この結
果、コリジョンが発生すると送信端末には送信フレーム
が返ってこないことになる。通常のTRNの世界では、
このようなことは発生しないので、発生した場合には致
命的なエラー(リング障害)として扱われ、端末はリン
グを初期化するなどの複雑な処理に入ってしまい、通信
効率が著しく低下するものとなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、不定形通信網のノード装置とトークン・リング・ネ
ットワーク規格の端末とをインターフェースする通信網
制御装置において、前記端末からの送信フレームを一時
記憶するメモリを設け、前記端末から送信フレームを不
定形通信網に送出した後一定時間内にこの不定形通信網
から応答がないときに前記送信フレームを前記メモリか
ら前記端末に折り返させる折り返し経路を形成した。
【0009】この際、請求項2記載の発明では、一定時
間を、トークン・リング・ネットワーク規格におけるT
RRの時間とした。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、送信フレームが
不定形通信網上でコリジョンなどにより消失して一定時
間内に端末に返ってこないときには、端末がリングの初
期化に入る前に、折り返し経路によりこの送信フレーム
をこの端末に折り返すので、リング障害の発生との判断
を回避でき、不要なリング初期化処理による通信効率の
悪化が防止される。
【0011】特に、請求項2記載の発明によれば、TR
R以内に応答がない場合に送信フレームの折り返し処理
を行なわせることにより、端末が致命的エラーを判断す
る直前まで通常通り通信を行なわせることができるの
で、一層通信効率が高まる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図2はTRN端末と不定形通信網との接続例を示
し、TRN規格の複数のTRN端末1は複数のノード装
置2を備えた不定形通信網3と、通信網制御装置なるT
AU4をインターフェースとして接続されている。
【0013】ここに、各TAU4の構成例を図1に示
す。まず、TRN端末1からの入力信号についてビット
同期をとるPLL5が設けられ、その出力信号なる入力
フレームを一時的に記憶するメモリとしてのFIFO
(ファースト・イン・ファースト・アウト)6が設けら
れている。このFIFO6から不定形通信網3に対して
出力される。また、不定形通信網3からの入力信号につ
いてビット同期をとるPLL7が設けられ、その出力信
号なる入力フレームを一時的に記憶するFIFO8が設
けられている。このFIFO8からTRN端末1に対し
て出力される。また、不定形通信網3からの入力信号は
一方ではTRN信号の入力を検出するためのキャリア検
出部9に入力され、さらに、PLL7の出力はアドレス
検出部10、アドレス比較部11に順に入力されてい
る。ついで、前記FIFO8の出力側にはフリートーク
ンジェネレータ12が設けられ、出力セレクタ13によ
りFIFO8とフリートークンジェネレータ12との出
力が選択的にTRN端末1に出力される。これらの各部
はシーケンサ14により制御される。
【0014】また、本実施例では、TRN端末1からの
送信フレームのタイプを識別する入力信号識別部15が
PLL5の出力側に設けられている。この入力信号識別
部15はフリートークンとフレームとを識別する他、送
信フレームがリング管理のためのMACフレームかnon
−MACフレーム かを識別するものである。また、前
記FIFO6の出力側は不定形通信網3に対する通常の
経路とは別に、FIFO8は経ずに出力セレクタ13か
らTRN端末1側へ折り返すための折り返し経路16が
形成されている。
【0015】このような構成において、TRN端末1か
らの入力信号は入力信号識別部15でフリートークンと
フレームとの識別がなされ、さらには、MACフレーム
の識別がなされる。入力信号識別部15による識別の結
果、MACフレームであれば他の通常のフレームとは区
別されて書込まれる。他のフレーム(non−MACフレ
ーム )は通常通り不定形通信網3側に出力される。
【0016】一方、不定形通信網3からの入力信号はP
LL7でビット同期をとられたあと、FIFO8に一時
的に記憶される。これと並行して、アドレス検出部10
及びアドレス比較部11では自己のTRN端末1のアド
レスと入力フレームの宛先アドレスとを比較し、一致す
る場合には、TRN端末1からのフリートークンを受信
したらTAU4が持つ水晶のクロックによりFIFO8
から入力フレームを読出し、出力セレクタ13を経てT
RN端末1に出力する。
【0017】不定形通信網3からの入力フレームがない
場合に、TRN端末1からフリートークンを受取ったと
きには出力セレクタ13はフリートークンジェネレータ
12からのフリートークンをTRN端末1に送出する。
そして、アドレスが一致した場合には、TRN端末1は
そのフレームを取り込みながらTAU4に送り返してく
る。TAU4は直ちにこのフレームを不定形通信網3に
出力する。即ち、送信側のTAU4が個別アドレスの送
信フレームを送信すると、ある一定時間以内にこの送信
フレームは宛先となるTRN端末1でコピーされて不定
形通信網3上を戻ってくる。
【0018】ここに、ある一定時間以内にこの送信フレ
ームがTRN端末1に戻ってこない場合には不定形通信
網3上で発生したコリジョンなどによりこの送信フレー
ムが途中で消滅してしまったと考えられるので、シーケ
ンサ14はこの送信フレームをFIFO6より読出して
折り返し経路16、出力セレクタ13を経て送信元のT
RN端末1に折り返す。このように端末がリングの初期
化に入る前に、折り返し経路16によりこの送信フレー
ムをこのTRN端末1に折り返すので、リング障害の発
生との判断を回避でき、不要なリング初期化処理による
通信効率の悪化が防止される。
【0019】特に、送信フレームの応答の有無の判定時
間を、TRN規格のTRR(Timer、Return to Repe
at)の時間以内とし、このTRR以内に応答がない場合
に送信フレームの折り返し処理を行なわせるようにすれ
ば、TRN端末1が致命的エラーを判断する直前まで通
常通り通信を行なわせることができるので、一層通信効
率が高まるものとなる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述したように、トークン・
リング・ネットワーク規格の端末からの送信フレームを
一時記憶するメモリを設け、この端末から送信フレーム
を不定形通信網に送出した後一定時間内にこの不定形通
信網から応答がないときにこの送信フレームをメモリか
ら読出して端末に折り返させる折り返し経路を形成した
ので、送信フレームが不定形通信網上でコリジョンなど
により消失した場合であっても、リング障害の発生との
判断を回避することができ、不要なリング初期化処理に
よる通信効率の悪化を防止できる。
【0021】特に、請求項2記載の発明によれば、TR
R以内に応答がない場合に送信フレームの折り返し処理
を行なわせるようにしたので、端末が致命的エラーを判
断する直前まで通常通り通信を行なわせることができる
ため、一層通信効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】TRN/不定形通信網の基本的接続例を示す模
式図である。
【符号の説明】
1 トークン・リング・ネットワーク規格の端末 2 ノード装置 3 不定形通信網 4 通信網制御装置 6 メモリ 16 折り返し経路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不定形通信網のノード装置とトークン・
    リング・ネットワーク規格の端末とをインターフェース
    する通信網制御装置において、前記端末からの送信フレ
    ームを一時記憶するメモリを設け、前記端末から送信フ
    レームを不定形通信網に送出した後一定時間内にこの不
    定形通信網から応答がないときに前記送信フレームを前
    記メモリから前記端末に折り返させる折り返し経路を形
    成したことを特徴とする通信網制御装置。
  2. 【請求項2】 一定時間を、トークン・リング・ネット
    ワーク規格におけるTRRの時間としたことを特徴とす
    る請求項1記載の通信網制御装置。
JP23794191A 1991-09-18 1991-09-18 通信網制御装置 Pending JPH0575619A (ja)

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JP23794191A JPH0575619A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 通信網制御装置

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JPH0575619A true JPH0575619A (ja) 1993-03-26

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ID=17022733

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JP23794191A Pending JPH0575619A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 通信網制御装置

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